JP2003211776A - プリンタのヘッド圧調整装置 - Google Patents
プリンタのヘッド圧調整装置Info
- Publication number
- JP2003211776A JP2003211776A JP2002012268A JP2002012268A JP2003211776A JP 2003211776 A JP2003211776 A JP 2003211776A JP 2002012268 A JP2002012268 A JP 2002012268A JP 2002012268 A JP2002012268 A JP 2002012268A JP 2003211776 A JP2003211776 A JP 2003211776A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- print medium
- main body
- head body
- printer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Common Mechanisms (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 幅の異なるラベル連続体に頻繁に掛け替え
る場合でも、ヘッド圧をラベル連続体の幅に合わせて簡
単に調整できるようなプリンタのヘッド圧調整装置を提
供することを課題とする。 【解決手段】 帯状の被印字媒体Lをプラテンローラ
40とヘッド本体34で挟持する。そして、被印字媒体
Lの側端部に当接し、被印字媒体Lをヘッド本体34の
幅方向Wの中央部位に移動・位置決めする一対の被印字
媒体可動部6を設ける。更に、被印字媒体可動部6のヘ
ッド本体34の中央部位への移動・位置決めに連動し、
ヘッド本体34に対する押圧力を減衰させるヘッド本体
34の付勢手段8を備える。
る場合でも、ヘッド圧をラベル連続体の幅に合わせて簡
単に調整できるようなプリンタのヘッド圧調整装置を提
供することを課題とする。 【解決手段】 帯状の被印字媒体Lをプラテンローラ
40とヘッド本体34で挟持する。そして、被印字媒体
Lの側端部に当接し、被印字媒体Lをヘッド本体34の
幅方向Wの中央部位に移動・位置決めする一対の被印字
媒体可動部6を設ける。更に、被印字媒体可動部6のヘ
ッド本体34の中央部位への移動・位置決めに連動し、
ヘッド本体34に対する押圧力を減衰させるヘッド本体
34の付勢手段8を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にサーマルヘッ
ドを用いラベルに印字を施すプリンタのヘッド圧調整装
置に関する。
ドを用いラベルに印字を施すプリンタのヘッド圧調整装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラベルプリンタなどのプリンタに
搭載されたヘッド圧調整装置としては、例えば図3に示
されるようなものが知られている。
搭載されたヘッド圧調整装置としては、例えば図3に示
されるようなものが知られている。
【0003】このヘッド圧調整装置30は、主に、ヘッ
ドフレーム32と、図示せぬ発熱体が設けられたヘッド
本体34と、前記ヘッドフレーム32及びヘッド本体3
4間に挿入された一対のヘッドスプリング36a、36
bと、このヘッドスプリング36a、36bに対する押
圧力を各々加減する微調整ネジを備えた第1および第2
の圧力調整部38a、38bとから成り、このヘッド圧
調整装置30のヘッド本体34とプラテンローラ40と
の間に被印字媒体としてのラベル連続体Lを挟持し、搬
送しながらヘッド本体34を介して所望の印字をラベル
連続体Lに印字するようになっている。
ドフレーム32と、図示せぬ発熱体が設けられたヘッド
本体34と、前記ヘッドフレーム32及びヘッド本体3
4間に挿入された一対のヘッドスプリング36a、36
bと、このヘッドスプリング36a、36bに対する押
圧力を各々加減する微調整ネジを備えた第1および第2
の圧力調整部38a、38bとから成り、このヘッド圧
調整装置30のヘッド本体34とプラテンローラ40と
の間に被印字媒体としてのラベル連続体Lを挟持し、搬
送しながらヘッド本体34を介して所望の印字をラベル
連続体Lに印字するようになっている。
【0004】ところで、ヘッド本体34に対する押圧力
は、ヘッド本体34とプラテンローラ40との間に挟持
されたラベル連続体Lの文字や記号等の印字品質に重大
な影響を及ぼし、一般的に押圧力が大きいと印字する文
字や記号等の印字濃度は濃くなり、これとは逆に押圧力
が小さいと印字濃度は薄くなることが知られている。
は、ヘッド本体34とプラテンローラ40との間に挟持
されたラベル連続体Lの文字や記号等の印字品質に重大
な影響を及ぼし、一般的に押圧力が大きいと印字する文
字や記号等の印字濃度は濃くなり、これとは逆に押圧力
が小さいと印字濃度は薄くなることが知られている。
【0005】また、ヘッド本体34を介してラベル連続
体Lに同じ押圧力を掛けた場合、幅広のラベル連続体L
1に対する押圧力が幅狭のラベル連続体L2に対する押
圧力よりも減少することが知られており、このため、ラ
ベル連続体Lに印字される文字や記号等の印字品質を適
切な印字濃度にすべく、微調整ネジを備えた圧力調整部
38a、38bを調整してヘッド本体34全体の押圧力
を大きく若しくは小さくしたり、または、ラベル連続体
Lの幅方向Wにおける濃淡の印字ムラをなくすべく、第
1の圧力調整部38a(図3における左側のヘッド調整
部)及び第2の圧力調整部38b(図3における右側の
ヘッド調整部)の各々を別々に調整してヘッド本体34
に対する押圧力(ヘッド圧)の左右のバランスの均一化
を図ることが必要とされていた。
体Lに同じ押圧力を掛けた場合、幅広のラベル連続体L
1に対する押圧力が幅狭のラベル連続体L2に対する押
圧力よりも減少することが知られており、このため、ラ
ベル連続体Lに印字される文字や記号等の印字品質を適
切な印字濃度にすべく、微調整ネジを備えた圧力調整部
38a、38bを調整してヘッド本体34全体の押圧力
を大きく若しくは小さくしたり、または、ラベル連続体
Lの幅方向Wにおける濃淡の印字ムラをなくすべく、第
1の圧力調整部38a(図3における左側のヘッド調整
部)及び第2の圧力調整部38b(図3における右側の
ヘッド調整部)の各々を別々に調整してヘッド本体34
に対する押圧力(ヘッド圧)の左右のバランスの均一化
を図ることが必要とされていた。
【0006】しかしながら、特に、出力するラベル連続
体Lの種類が多数存在し、この複数種類のラベル連続体
Lを頻繁に掛け替えて印字出力するプリンタにあって
は、種類によってラベル連続体Lの幅が異なるため、幅
の異なるラベル連続体Lに掛け替えた都度、前述の圧力
調整が必要であり、時間が掛かり煩わしいという問題が
あった。
体Lの種類が多数存在し、この複数種類のラベル連続体
Lを頻繁に掛け替えて印字出力するプリンタにあって
は、種類によってラベル連続体Lの幅が異なるため、幅
の異なるラベル連続体Lに掛け替えた都度、前述の圧力
調整が必要であり、時間が掛かり煩わしいという問題が
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点に着目してなされたものであって、幅の異なる
ラベル連続体Lに頻繁に掛け替える場合でも、ヘッド圧
をラベル連続体Lの幅に合わせて簡単に調整できるよう
なプリンタのヘッド圧調整装置を提供することを課題と
する。
な問題点に着目してなされたものであって、幅の異なる
ラベル連続体Lに頻繁に掛け替える場合でも、ヘッド圧
をラベル連続体Lの幅に合わせて簡単に調整できるよう
なプリンタのヘッド圧調整装置を提供することを課題と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明に係るプリンタのヘッド圧調整装置は、被印
字媒体の側端部に当接し、被印字媒体をヘッド本体の幅
方向の中央部位に移動・位置決めする一対の被印字媒体
可動部と、この被印字媒体可動部のヘッド本体の中央部
位への移動・位置決めに連動し、ヘッド本体に対する押
圧力を減衰させるヘッド本体の付勢手段と、を備えるこ
とを特徴とする。また、上記付勢手段は、一対の被印字
媒体可動部の各々に一端部が回動自在に支持された第1
および第2のアームと、この第1および第2のアームの
他端部を互いに軸支する連結部と、この連結部と上記ヘ
ッド本体との間に設けられた押圧バネと、より成り、被
印字媒体可動部のヘッド本体の中央部位への移動・位置
決めに連動して連結部がヘッド本体から離間し、ヘッド
本体に対する押圧バネの押圧力を減衰させるようにでき
る。
め、本発明に係るプリンタのヘッド圧調整装置は、被印
字媒体の側端部に当接し、被印字媒体をヘッド本体の幅
方向の中央部位に移動・位置決めする一対の被印字媒体
可動部と、この被印字媒体可動部のヘッド本体の中央部
位への移動・位置決めに連動し、ヘッド本体に対する押
圧力を減衰させるヘッド本体の付勢手段と、を備えるこ
とを特徴とする。また、上記付勢手段は、一対の被印字
媒体可動部の各々に一端部が回動自在に支持された第1
および第2のアームと、この第1および第2のアームの
他端部を互いに軸支する連結部と、この連結部と上記ヘ
ッド本体との間に設けられた押圧バネと、より成り、被
印字媒体可動部のヘッド本体の中央部位への移動・位置
決めに連動して連結部がヘッド本体から離間し、ヘッド
本体に対する押圧バネの押圧力を減衰させるようにでき
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図2を参照し
て、本発明の好適な−実施の形態を説明する。なお、従
来と同様の部分については同一符号を付すに止め、重複
説明を省略する。
て、本発明の好適な−実施の形態を説明する。なお、従
来と同様の部分については同一符号を付すに止め、重複
説明を省略する。
【0010】図1および図2は、プラテンローラ40と
ヘッド圧調整装置2近辺の概略正面説明図であって、ヘ
ッド圧調整装置2は、主に、ヘッドフレーム4と、ヘッ
ド本体34と、被印字媒体可動部6と、前記ヘッド本体
34に対する付勢手段としての付勢力調整部8とより構
成されている
ヘッド圧調整装置2近辺の概略正面説明図であって、ヘ
ッド圧調整装置2は、主に、ヘッドフレーム4と、ヘッ
ド本体34と、被印字媒体可動部6と、前記ヘッド本体
34に対する付勢手段としての付勢力調整部8とより構
成されている
【0011】ヘッドフレーム4には、その内側に複数の
凹凸状の係合部10が形成されており、選択した溝部
(凹部)10aに後述する被印字媒体可動部6を係合す
ると、人の力により動かそうとしない限り動かないで選
択した位置に固定されるようになっている。なお、溝部
10a間は、所望のピッチ、例えば、0.5mmごとに
設定されている。
凹凸状の係合部10が形成されており、選択した溝部
(凹部)10aに後述する被印字媒体可動部6を係合す
ると、人の力により動かそうとしない限り動かないで選
択した位置に固定されるようになっている。なお、溝部
10a間は、所望のピッチ、例えば、0.5mmごとに
設定されている。
【0012】被印字媒体可動部6は、幅方向Wにおける
左右に、第1および第2の被印字媒体可動部材6a、6
bが配された構成となっており、図における上下方向の
ほぼ中央部位に後述する付勢力調整部8用の係合ピン1
2a、12bが各々設けられている。被印字媒体可動部
材6a、6bは幅方向Wで移動可能とされており、プラ
テンローラ40とヘッド本体34の間に挟持されたラベ
ル連続体Lの端側部に当接するよう移動すると、ラベル
連続体Lはヘッド本体34の幅方向Wにおける中央部位に
位置決めされるようになっている。また、被印字媒体可
動部材6a、6bの上端部は、前記ヘッドフレーム4の
係合部10の溝部10aに係合可能とされており、幅方
向Wにおける移動後、所望の溝部10aにて係合し固定
できるようになっている。なお、被印字媒体可動部材6
a、6bの下端部は、図示を省略してあるがヘッドフレ
ーム4の係合部10と同様の「凹凸状の係合部」を設け
てあり、前記上端部のヘッドフレーム4の係合部10と
下端部の図示省略の「係合部」とによって被印字媒体可
動部材6a、6bは幅方向Wの所望の位置に、より強固
に固定されるようになっている。なお、被印字媒体可動
部材6a、6b下端部の係合部(図示省略)は、摩擦抵
抗により止まるよう、例えば、ゴムのような弾力性のあ
る抵抗部材を配した係合部としてもよい。
左右に、第1および第2の被印字媒体可動部材6a、6
bが配された構成となっており、図における上下方向の
ほぼ中央部位に後述する付勢力調整部8用の係合ピン1
2a、12bが各々設けられている。被印字媒体可動部
材6a、6bは幅方向Wで移動可能とされており、プラ
テンローラ40とヘッド本体34の間に挟持されたラベ
ル連続体Lの端側部に当接するよう移動すると、ラベル
連続体Lはヘッド本体34の幅方向Wにおける中央部位に
位置決めされるようになっている。また、被印字媒体可
動部材6a、6bの上端部は、前記ヘッドフレーム4の
係合部10の溝部10aに係合可能とされており、幅方
向Wにおける移動後、所望の溝部10aにて係合し固定
できるようになっている。なお、被印字媒体可動部材6
a、6bの下端部は、図示を省略してあるがヘッドフレ
ーム4の係合部10と同様の「凹凸状の係合部」を設け
てあり、前記上端部のヘッドフレーム4の係合部10と
下端部の図示省略の「係合部」とによって被印字媒体可
動部材6a、6bは幅方向Wの所望の位置に、より強固
に固定されるようになっている。なお、被印字媒体可動
部材6a、6b下端部の係合部(図示省略)は、摩擦抵
抗により止まるよう、例えば、ゴムのような弾力性のあ
る抵抗部材を配した係合部としてもよい。
【0013】付勢力調整部8は、第1および第2のアー
ム14a、14bと、連結ピン16と、押圧バネ18と
を備えている。第1および第2のアーム14a、14b
はほぼ同じ長さで形成され、第1のアーム14aの一端
部は前記被印字媒体可動部6aの係合ピン12aに、ま
た、第2のアーム14bの一端部は前記被印字媒体可動
部6bの係合ピン12bに、各々回動自在に係合されて
いる。更に、第1および第2のアーム14a、14bの
他端部には図示しない嵌合孔があいており、この嵌合孔
(図示せず)を重ね合わせた状態で連結ピン16を嵌合
することにより連結部17が形成され、第1および第2
のアーム14a、14bは連結部17を回動支点とした
連結状態とされる。押圧バネ18は、一端部が連結ピン
16に、そして他端部が前記ヘッド本体34に、各々接
続された状態で連結部17とヘッド本体34間に介在し
てヘッド本体34のほぼ中央部に対し適宜な押圧力(付
勢力)を与えるようになっており、この押圧力によりヘ
ッド本体34を介してラベル連続体Lに適宜な押圧力が
付与される。
ム14a、14bと、連結ピン16と、押圧バネ18と
を備えている。第1および第2のアーム14a、14b
はほぼ同じ長さで形成され、第1のアーム14aの一端
部は前記被印字媒体可動部6aの係合ピン12aに、ま
た、第2のアーム14bの一端部は前記被印字媒体可動
部6bの係合ピン12bに、各々回動自在に係合されて
いる。更に、第1および第2のアーム14a、14bの
他端部には図示しない嵌合孔があいており、この嵌合孔
(図示せず)を重ね合わせた状態で連結ピン16を嵌合
することにより連結部17が形成され、第1および第2
のアーム14a、14bは連結部17を回動支点とした
連結状態とされる。押圧バネ18は、一端部が連結ピン
16に、そして他端部が前記ヘッド本体34に、各々接
続された状態で連結部17とヘッド本体34間に介在し
てヘッド本体34のほぼ中央部に対し適宜な押圧力(付
勢力)を与えるようになっており、この押圧力によりヘ
ッド本体34を介してラベル連続体Lに適宜な押圧力が
付与される。
【0014】なお、ヘッド圧調整装置2は、既知の手段
によりプラテンローラ40に対して接離自在とされ、ラ
べル連続体Lの装着時にはプラテンローラ40より離反
・退避してラべル連続体Lの装着がし易く、かつ、装着
後は先とは逆にプラテンローラ40に接近させると、所
定の位置でロックされるようになっている。
によりプラテンローラ40に対して接離自在とされ、ラ
べル連続体Lの装着時にはプラテンローラ40より離反
・退避してラべル連続体Lの装着がし易く、かつ、装着
後は先とは逆にプラテンローラ40に接近させると、所
定の位置でロックされるようになっている。
【0015】次に、ヘッド圧調整装置2の使用状態を説
明する。図1は幅広のラベル連続体L1を装着する場合
を示しており、一旦、プラテンローラ40よりヘッド圧
調整装置2を離反するとともに、被印字媒体可動部材6
a、6bを外側に広げてヘッド本体34とプラテンロー
ラ40との間にラベル連続体L1を挿通する。
明する。図1は幅広のラベル連続体L1を装着する場合
を示しており、一旦、プラテンローラ40よりヘッド圧
調整装置2を離反するとともに、被印字媒体可動部材6
a、6bを外側に広げてヘッド本体34とプラテンロー
ラ40との間にラベル連続体L1を挿通する。
【0016】次いで、ヘッド圧調整装置2をプラテンロ
ーラ40に接近させ、所定の位置でロックし、被印字媒
体可動部材6a、6bを両側から内側に向けて狭めなが
ら移動させてラベル連続体L1の側端部に当接させる。
ーラ40に接近させ、所定の位置でロックし、被印字媒
体可動部材6a、6bを両側から内側に向けて狭めなが
ら移動させてラベル連続体L1の側端部に当接させる。
【0017】被印字媒体可動部材6a、6bは、内側へ
向け移動すると等距離移動し、ラベル連続体Lをヘッド
本体34の幅方向Wにおける中央部位へ移動・位置決め
する。すなわち、被印字媒体可動部材6a、6bに係合
ピン12a、12bを介して付勢力調整部8の第1およ
び第2のアーム14a、14bの一端部が各々回動自在
に取り付けられており、更に、他端部が連結ピン16に
て連結された連結部17となっているため、被印字媒体
可動部材6a、6bをラベル連続体L1に当接するまで
移動すると、被印字媒体可動部材6a、6bは等距離移
動しながらラベル連続体Lをヘッド本体34の幅方向Wに
おける中央部位へ移動・位置決めするものである。
向け移動すると等距離移動し、ラベル連続体Lをヘッド
本体34の幅方向Wにおける中央部位へ移動・位置決め
する。すなわち、被印字媒体可動部材6a、6bに係合
ピン12a、12bを介して付勢力調整部8の第1およ
び第2のアーム14a、14bの一端部が各々回動自在
に取り付けられており、更に、他端部が連結ピン16に
て連結された連結部17となっているため、被印字媒体
可動部材6a、6bをラベル連続体L1に当接するまで
移動すると、被印字媒体可動部材6a、6bは等距離移
動しながらラベル連続体Lをヘッド本体34の幅方向Wに
おける中央部位へ移動・位置決めするものである。
【0018】被印字媒体可動部材6a、6bが内側へ移
動すると、第1および第2のアーム14a、14bが回
動し連結部17を図1における上方向に移動してヘッド
本体34より離間するため、連結部17に取り付けられ
た押圧バネ18は上方向へ引張られ、ヘッド本体34に
対する押圧力は減衰するが、被印字媒体可動部材6a、
6bがラベル連続体Lに当接するとそれ以上連結部17
は上昇しないで適宜の位置で止まる。このときのヘッド
本体34に対する押圧力は、ラベル連続体L1の幅に見
合う圧力となるよう設定されている。なお、被印字媒体
可動部材6a、6bは、ヘッドフレーム4の直近の溝部
(凹部)10aに上端部を係合し、固定する。
動すると、第1および第2のアーム14a、14bが回
動し連結部17を図1における上方向に移動してヘッド
本体34より離間するため、連結部17に取り付けられ
た押圧バネ18は上方向へ引張られ、ヘッド本体34に
対する押圧力は減衰するが、被印字媒体可動部材6a、
6bがラベル連続体Lに当接するとそれ以上連結部17
は上昇しないで適宜の位置で止まる。このときのヘッド
本体34に対する押圧力は、ラベル連続体L1の幅に見
合う圧力となるよう設定されている。なお、被印字媒体
可動部材6a、6bは、ヘッドフレーム4の直近の溝部
(凹部)10aに上端部を係合し、固定する。
【0019】図2は、図1より更に幅狭のラベル連続体
L2を装着する場合を示しており、プラテンローラ40
よりヘッド圧調整装置2を離反・退避し、ヘッド本体3
4とプラテンローラ40との間にラベル連続体L2を挿
通する。
L2を装着する場合を示しており、プラテンローラ40
よりヘッド圧調整装置2を離反・退避し、ヘッド本体3
4とプラテンローラ40との間にラベル連続体L2を挿
通する。
【0020】次いで、ヘッド圧調整装置2をプラテンロ
ーラ40に接近させ、所定の位置でロックし、被印字媒
体可動部材6a、6bを両側から内側に向けて更に狭め
ながら移動させてラベル連続体L2の側端部に当接させ
る。被印字媒体可動部材6a、6bが内側へ移動する
と、第1および第2のアーム14a、14bが回動し連
結部17を図1における位置より更に上方向に移動して
ヘッド本体34より離間するため、連結部17に取り付
けられた押圧バネ18はより上方向へ引張られ、ヘッド
本体34に対する押圧力は減衰する。被印字媒体可動部
材6a、6bがラベル連続体Lに当接するとそれ以上連
結部17は上昇しないで適宜の位置で止まる。このとき
のヘッド本体34に対する押圧力は、幅狭なラベル連続
体L2の幅に見合う圧力となるよう設定されている。
ーラ40に接近させ、所定の位置でロックし、被印字媒
体可動部材6a、6bを両側から内側に向けて更に狭め
ながら移動させてラベル連続体L2の側端部に当接させ
る。被印字媒体可動部材6a、6bが内側へ移動する
と、第1および第2のアーム14a、14bが回動し連
結部17を図1における位置より更に上方向に移動して
ヘッド本体34より離間するため、連結部17に取り付
けられた押圧バネ18はより上方向へ引張られ、ヘッド
本体34に対する押圧力は減衰する。被印字媒体可動部
材6a、6bがラベル連続体Lに当接するとそれ以上連
結部17は上昇しないで適宜の位置で止まる。このとき
のヘッド本体34に対する押圧力は、幅狭なラベル連続
体L2の幅に見合う圧力となるよう設定されている。
【0021】上述したように、付勢力調整部8と被印字
媒体可動部6とにより、ヘッド本体34の幅方向Wにお
ける中央部位へのラベル連続体Lの移動・位置決めが可
能であり、かつ、ラベル連続体Lの幅に見合う適宜な押
圧力がヘッド本体34に対し付与されるため、ラベル連
続体Lを頻繁に架け替える場合であっても、ラベル連続
体Lの幅に見合う印字品質を得るための面倒な押圧力調
整が不要となるものである。
媒体可動部6とにより、ヘッド本体34の幅方向Wにお
ける中央部位へのラベル連続体Lの移動・位置決めが可
能であり、かつ、ラベル連続体Lの幅に見合う適宜な押
圧力がヘッド本体34に対し付与されるため、ラベル連
続体Lを頻繁に架け替える場合であっても、ラベル連続
体Lの幅に見合う印字品質を得るための面倒な押圧力調
整が不要となるものである。
【0022】
【発明の効果】この発明に係るプリンタのヘッド圧調整
装置は、被印字媒体の側端部に当接し、被印字媒体をヘ
ッド本体の幅方向の中央部位に移動・位置決めする一対
の被印字媒体可動部を設けたので、被印字媒体のヘッド
本体の幅方向での位置決めが容易であり、かつ、被印字
媒体可動部のヘッド本体の中央部位への移動・位置決め
に連動してヘッド本体に対する押圧力を減衰させるヘッ
ド本体の付勢手段を設けたので、被印字媒体の幅に見合
う適宜な押圧力がヘッド本体に対し付与され、もって被
印字媒体の幅に見合う印字品質を得るための面倒な押圧
力調整が不要となるという効果がある。
装置は、被印字媒体の側端部に当接し、被印字媒体をヘ
ッド本体の幅方向の中央部位に移動・位置決めする一対
の被印字媒体可動部を設けたので、被印字媒体のヘッド
本体の幅方向での位置決めが容易であり、かつ、被印字
媒体可動部のヘッド本体の中央部位への移動・位置決め
に連動してヘッド本体に対する押圧力を減衰させるヘッ
ド本体の付勢手段を設けたので、被印字媒体の幅に見合
う適宜な押圧力がヘッド本体に対し付与され、もって被
印字媒体の幅に見合う印字品質を得るための面倒な押圧
力調整が不要となるという効果がある。
【図1】本発明の一実施の形態のヘッド圧調整装置の概
略正面説明図である。
略正面説明図である。
【図2】同、ヘッド圧調整装置の概略正面説明図であ
る。
る。
【図3】従来のヘッド圧調整装置の概略正面説明図であ
る。
る。
L、L1、L2 被印字媒体(ラベル連続体)
W 幅方向
2 ヘッド圧調整装置
4 ヘッドフレーム
6 被印字媒体可動部
6a 被印字媒体可動部材
6b 被印字媒体可動部材
8 付勢力調整部(付勢手段)
14a 第1のアーム(付勢手段)
14b 第2のアーム(付勢手段)
16 連結ピン(付勢手段)
17 連結部(付勢手段)
18 押圧バネ
34 ヘッド本体
40 プラテンローラ
Claims (2)
- 【請求項1】 帯状の被印字媒体をプラテンローラと
ヘッド本体で挟持し、このヘッド本体にて前記被印字媒
体に印字を施すプリンタにおいて、 上記被印字媒体の側端部に当接し、被印字媒体をヘッド
本体の幅方向の中央部位に移動・位置決めする一対の被
印字媒体可動部と、 この被印字媒体可動部のヘッド本体の中央部位への移動
・位置決めに連動し、上記ヘッド本体に対する押圧力を
減衰させるヘッド本体の付勢手段と、を備えることを特
徴とするプリンタのヘッド圧調整装置。 - 【請求項2】 上記付勢手段は、 上記一対の被印字媒体可動部の各々に一端部が回動自在
に支持された第1および第2のアームと、 この第1および第2のアームの他端部を互いに軸支する
連結部と、 この連結部と上記ヘッド本体との間に設けられた押圧バ
ネと、より成り、 上記被印字媒体可動部のヘッド本体の中央部位への移動
・位置決めに連動して上記連結部がヘッド本体から離間
し、ヘッド本体に対する押圧バネの押圧力を減衰させる
ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタのヘッド圧
調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002012268A JP2003211776A (ja) | 2002-01-22 | 2002-01-22 | プリンタのヘッド圧調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002012268A JP2003211776A (ja) | 2002-01-22 | 2002-01-22 | プリンタのヘッド圧調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003211776A true JP2003211776A (ja) | 2003-07-29 |
Family
ID=27649511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002012268A Pending JP2003211776A (ja) | 2002-01-22 | 2002-01-22 | プリンタのヘッド圧調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003211776A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6788326B2 (en) * | 2002-04-01 | 2004-09-07 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Thermal printer using recording papers different width-sizes |
JP2007245604A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Alps Electric Co Ltd | ラインプリンタ |
JP2012035569A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Toshiba Tec Corp | プリンタ |
EP2502751A1 (en) * | 2011-03-24 | 2012-09-26 | Seiko Instruments Inc. | Printer |
JP2018176713A (ja) * | 2017-04-13 | 2018-11-15 | セイコーエプソン株式会社 | ヘッド加圧機構およびテープ印刷装置 |
-
2002
- 2002-01-22 JP JP2002012268A patent/JP2003211776A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6788326B2 (en) * | 2002-04-01 | 2004-09-07 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Thermal printer using recording papers different width-sizes |
JP2007245604A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Alps Electric Co Ltd | ラインプリンタ |
JP2012035569A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Toshiba Tec Corp | プリンタ |
EP2502751A1 (en) * | 2011-03-24 | 2012-09-26 | Seiko Instruments Inc. | Printer |
CN102689522A (zh) * | 2011-03-24 | 2012-09-26 | 精工电子有限公司 | 打印机 |
US8692857B2 (en) | 2011-03-24 | 2014-04-08 | Seiko InstrumentsInc. | Printer |
CN102689522B (zh) * | 2011-03-24 | 2015-05-13 | 精工电子有限公司 | 打印机 |
JP2018176713A (ja) * | 2017-04-13 | 2018-11-15 | セイコーエプソン株式会社 | ヘッド加圧機構およびテープ印刷装置 |
JP7017078B2 (ja) | 2017-04-13 | 2022-02-08 | セイコーエプソン株式会社 | ヘッド加圧機構およびテープ印刷装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3154622B2 (ja) | サーマルプリンタ | |
JP2003211776A (ja) | プリンタのヘッド圧調整装置 | |
JP3082875B2 (ja) | サーマルプリンタ | |
JP2007168350A (ja) | サーマルプリンタ | |
US7889218B2 (en) | Head mechanism of thermal printer | |
JP3725952B2 (ja) | ラベルプリンタのヘッド圧可変装置 | |
JPH08169163A (ja) | プリンタ | |
KR102382104B1 (ko) | 감열식 프린터 | |
JP2005035109A (ja) | サーマルプリンタ | |
JP2004255730A (ja) | サーマルプリンタ | |
JPH06320829A (ja) | サーマルプリンタ | |
US11325405B2 (en) | Printer with print head and support having head spring that urges print head | |
JPS60214979A (ja) | 感熱記録装置 | |
JP4628859B2 (ja) | サーマルヘッド位置決め機構及びサーマルプリンタ | |
JPS5816866A (ja) | 感熱記録ヘツド取付装置 | |
US6031599A (en) | Photo printer with an adjustable thermal print head | |
JP3313003B2 (ja) | 印字装置 | |
JPH03208668A (ja) | サーマルプリンタ | |
JPS6347483Y2 (ja) | ||
JP4252782B2 (ja) | サーマルプリンタ | |
JPH0335563Y2 (ja) | ||
JP3438432B2 (ja) | サーマルヘッドの支持装置 | |
JPH05294034A (ja) | サーマルプリンタ・ドナーガイドローラ | |
JPH0541890Y2 (ja) | ||
JP4459929B2 (ja) | サーマルプリンタのサーマルヘッド支持機構 |