JP2003211384A - 螺子締結作業用のロボットハンド - Google Patents
螺子締結作業用のロボットハンドInfo
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- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
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Abstract
なシステムによって螺子締結作業を行なう場合に、螺子
締結トルクによってロボット本体の一部が弾性変形をし
て、確実な螺子締結が不可能になるのを防止する。 【解決手段】 ナット(雌螺子部)14に嵌合して回転
駆動するソケット13の回転駆動部11がプレート(支
持手段)9によって支持される。プレート9は、ロボッ
ト本体の出力端部であるフランジ7に対して衝撃緩和材
10を介して連結される。ボルト(雄螺子部)18を保
持するパレット(保持手段)16は、遊隙のある緩やか
な取付手段17を介してロボット本体のロボットベース
1に取り付けられる。プレート9とパレット16の間に
ノックピン20と円筒21からなる相対回転阻止機構2
2が設けられる。回転駆動部11の発生するトルクは相
対回転阻止機構22を介してプレート9へ戻り、ロボッ
トハンド8内で閉じる。
Description
ボットハンドに係り、特に、小型の卓上ロボットを使用
して組立作業を行なう場合に、組立作業に付帯する高負
荷の螺子締結作業を可能にするロボットハンドに関する
ものである。
1643号公報に、ロボットハンドのフレームに支持さ
れたエアシリンダによってハンマーを駆動することによ
り、予め目的の形状に沿って切り欠きを形成された厚い
鋼板の一部を打撃することによって鋼板の目的部分を打
ち抜く場合に、打撃の効果を高めて打撃回数を少なくす
ると共に、ハンマーの打撃によって発生する反力がロボ
ットハンドを支持しているロボットアームに伝わるのを
防止するために、鋼板を吸着することができる電磁石を
使用してロボットハンドのフレームを鋼板に固定すると
共に、このフレームをロボットアームに接続する部分に
緩衝用のばねを装着した産業ロボット用ハンドが記載さ
れている。
0−296421号公報には、プラズマ加工やレーザー
加工を行なうライン上で、ロボットアームによって支持
されたドリルによる穴明けのような機械加工をも同時に
行なうことができるように、ロボットアームの先端に支
持された取り付けベースに、機械加工のための加工ツー
ルの他に保持ツールを取り付けて、保持ツールによって
ワークを保持することにより、加工力の反力をワークと
共に保持ツールにより受けることによって高精度の機械
加工を可能にするシステムが記載されている。この場合
の保持ツールの例として、ワークに吸着する電磁石や真
空吸引装置、或いは、機械的にワークに係合するフック
機構を使用することができると記載されている。
はハンマーの打撃による鋼板の打ち抜き加工に関するも
のであり、第2の従来技術はドリルによる鋼板の穿孔を
例示していることから、開示されたこれらの従来技術は
いずれも穴開け加工に関するものと言うことができる。
従って、当然のことながら、穴開け加工とは全く異なる
作業である螺子締結作業を行なうロボットハンドにこれ
らの従来技術を適用しても、螺子締めによって発生する
トルクと反作用トルクをロボットハンドの内部で相殺し
て、ロボットアームやロボットベース等にトルクが伝達
されるのを防止するようなことはできない。螺子締めに
よって発生する大きいトルクをロボットハンドの内部で
相殺することができない場合には、トルクがロボット本
体の構造部分に伝達されることによってそれらの部分を
弾性変形させるので、本体構造の剛性が低い場合にはロ
ボットハンドの位置を正確に制御することができなくな
る。
の一つであるから、螺子締結作業による大きいトルクが
ロボット本体に伝達されてもロボットハンドの位置制御
に支障がないようにするためには、きわめて剛性の高い
ロボットアームやロボットベース等を有する大型のロボ
ットシステムを使用することが必要になる。従って、自
動車部品の組立作業を行なっている卓上ロボットのよう
な小型のロボットシステムによって、部品の組立作業に
併せて螺子締結作業を行なうような場合には、螺子締結
作業によるトルクがロボットアーム等の剛性の低い部分
に作用してその部分を弾性変形させるために、ロボット
ハンドの位置決めの精度が低下することから、剛性の低
いロボットシステムによって螺子締結作業を組立工程等
の付帯作業として確実に行なうことは一般に不可能であ
る。
ークの保持のために主として電磁石による吸着作用を利
用しているが、ワークが自動車部品としてよく使用され
る非磁性体の金属材料や樹脂材料である場合には電磁石
によるワークの保持手段は無効であるから、この意味で
も前述の従来技術を一般的に螺子締結作業に適用するこ
とは不可能であると言える。
卓上ロボットのように剛性の低いロボットアームやロボ
ットベースを有する小規模のロボットシステムを使用し
て、部品の組立を行なうような工程における付帯作業と
して螺子締結作業を行なう場合に、ロボットアームやロ
ボットベース等を含むロボットシステム全体の剛性を高
めなくても、螺子締結作業によって発生する大きいトル
ク或いは反作用トルクがロボット側へ伝達されないよう
に構成することによって、ロボットハンドの位置制御の
精度を高く維持して、確実に螺子締結を行なうことがで
きるような螺子締結作業用のロボットハンドを提供する
ことを目的としている。
ような小規模で剛性が高くなく安価なロボットシステム
の利用可能な作業の範囲を、一般的に言って高負荷作業
に属する螺子締結作業にまで広げることを目的としてい
る。本発明はまた、そのような螺子締結作業を行なうロ
ボットハンドにおいて、締結されるボルトやナット等の
螺子部材や、それらを支持するパレット等の材料が磁性
体以外のどのような固体の材料であっても、それらに対
して問題なく使用することができるような、新規な構成
のトルクの相殺手段を提供することを目的としている。
決するための手段として、特許請求の範囲の請求項1に
記載された通りの螺子締結作業用のロボットハンドを提
供する。
は、雄螺子部材と雌螺子部材のいずれか一方を回転駆動
するモーター及び減速機等を含む回転駆動手段と、ロボ
ット本体のフランジのようなロボットアームの末端に連
結されて回転駆動手段を支持する支持手段と、螺着され
る側の螺子部材をロボット本体の所定の靜止位置等に保
持する保持手段と、螺子締結を行なう時期に支持手段と
保持手段とを連結してそれらの間の相対回転を阻止する
相対回転阻止機構とを備えている。
部材の一方が他方に対して螺着される時に作用する螺子
締結トルクは、保持手段から相対回転阻止機構を経て回
転駆動手段の支持手段へ戻るために、トルクの伝達経路
がロボットハンド内で閉じて外部へ漏れ出るトルクの量
が少なくなる結果、ロボット本体の構造部分の剛性が十
分に大きくなくても、ロボットハンドからロボット本体
へ漏れ出るトルクによってロボット本体の一部、例え
ば、ロボットアームや支柱、ロボットベース等が弾性変
形して、ロボットハンドの位置を制御する精度が低下
し、正常な螺子締結が不可能になるという問題が避けら
れる。それによって、小型で剛性が小さい卓上ロボット
等を使用して高負荷の螺子締結作業を行なうことができ
る。
子部材の保持手段と、それに対向しているロボット本体
の静止部分との間に緩やかな取付手段を設けると、螺子
締結トルクが加えられた時に緩やかな取付手段の遊隙の
範囲内で保持手段が連れ回りをして、トルクの全てを相
対回転阻止機構を経て回転駆動手段の支持手段へ戻すの
で、保持手段からロボット本体側へ漏れ出るトルクの量
は実質的に零になる。従って、前述のような本発明の効
果が最大限に発揮される。
ロボットアームの末端と、ロボットハンドにおける回転
駆動手段の支持手段との間にゴムやばね等の衝撃緩和手
段を設けると、この衝撃緩和手段によって、螺子締結ト
ルクやその他の負荷力の大きさが急変した時に発生する
慣性トルク或いは慣性力が直接にロボットハンドからロ
ボット本体へ伝達されるのを防止することができる。従
って、ロボット本体の構造部分の剛性が低い場合でも、
衝撃的な慣性トルク或いは慣性力によってロボット本体
の構造部分が弾性変形するのを防止することができるの
で、ロボット本体の制御の精度を高く維持して、確実に
螺子締結作業を実行することができるようになる。
ら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。図
1は自動車部品の組立工程における付帯作業としての螺
子締結作業に使用するために、本発明を適用した小規模
な卓上ロボットのシステム全体の構成を略示したもの
で、1はロボットシステム全体の基盤としてのロボット
ベースを、2はロボットベース1の両側から垂直に立ち
上がる2本の支柱を、3は2本の支柱2の上端を橋絡す
るように取り付けられている横方向(紙面に対して垂直
な方向)に長い梁状部分3を、4は梁状部分3に沿って
横方向に移動可能な第1アームを、5は第1アーム4と
梁状部分3との間に設けられた横方向の摺動機構5をい
ずれも概括的に示している。
いるシャフト6は第2アームと言ってもよい部分であっ
て、シャフト6は第1アーム4に対して回転し得るばか
りでなく、その軸線方向に伸縮することによって突出長
さを変化することもできるようになっている。7はロボ
ットの出力端部としてのフランジを示しており、フラン
ジ7は、この実施例における螺子締結作業のためのロボ
ットハンド(概括的に参照符号8によって示す)との接
続部となっている。なお、第1アーム4やシャフト6を
介してフランジ7を作動させるための駆動機構や制御装
置等は、前述のロボットベース1、支柱2、梁状部分
3、或いは第1アーム4及び摺動機構5自体の内部等に
収容されている。
立工程における付帯作業としての螺子締結作業を行なう
ためのものであるが、その具体的な構造が図2及び図3
に示されている。概念図であるために僅かに変形されて
いる図1と比較すると図形が一致しない部分もあるが、
対応する部分には同じ参照符号を付している。ロボット
ハンド8はフランジ7に連結されるプレート9を備えて
いるが、図示された実施例の1つの特徴として、プレー
ト9とフランジ7との間には硬質のゴムや金属製のば
ね、或いは弾性のある合成樹脂等からなる衝撃緩和材1
0が介装されている。従って、ロボットハンド8におい
て負荷トルク又は負荷力が大きく変化する場合でも、そ
れによって発生する衝撃的な慣性力を衝撃緩和材10に
よって緩和して、フランジ7からシャフト6及びロボッ
ト本体の駆動機構等へ衝撃力を直接に伝達することがな
いので、駆動機構等が保護されて、特に剛性が高くなく
ても高い制御の精度を保持することができる。この衝撃
緩和材10は、例えば、ブロック状のゴムのようなもの
であっても、或いはコイルスプリングのようなものであ
ってもよい。
駆動部11が支持される。図示していないが、回転駆動
部11の内部にはモーターや減速機等が収容されてい
る。回転駆動部11から下方に向かって突出している回
転駆動軸12の末端には、螺子締結作業用のソケット1
3が一体的に形成されているか、或いは別体のものとし
て製作して取り付けられている。この実施例におけるソ
ケット13は袋形であって、螺子締結作業の際に被駆動
体となるナット(一般的には雌螺子部材)14と係合す
るために、その形状に合わせて6角形状や12角形状等
の内面15を備えている。
16が載置される。図示実施例における第2の特徴とし
て、パレット16をロボットベース1に対して完全には
固定しないで、所定の大きさの可動範囲(遊隙)を残す
ような取付手段、例えばロボットベース1側から突出す
る複数個の突起と、それらの突起を2mm程度の遊隙を
残して緩やかに受け入れるようにパレット16の底面に
形成した大き目の穴とによって、緩やかな取付手段17
を構成して、パレット16をロボットベース1に緩やか
に係合させている。それによってパレット16は、ロボ
ットベース1に対して僅かな角度だけ自由に回転するこ
とができるし、後述の相対回転阻止機構が係合する時に
ロボットベース1上で僅かにずれることもできる。
(一般的には雌螺子部材)14が螺着される相手のボル
ト(一般的には雄螺子部材)18が、パレット16に対
して回転しないように、しかし着脱容易なように装着さ
れる。図示実施例では、ボルト18の固定手段として、
パレット16に形成された複数個の突起19を示してい
る。これらの突起19がボルト18の下面に形成された
複数個の穴に嵌合するようになっている。ワークの一部
であるボルト18の固定手段としては、この他にも例え
ば、ボルト18の頭部が6角形状である場合に、その頭
部に嵌合するようにパレット16側の窪みの形状を6角
形状或いは12角形状に形成するというような手段をと
ってもよい。
も2本の先が尖ったノックピン20がプレート9から下
方に向かって突出している。ノックピン20はパレット
16上の対応する位置に設けられた円筒(一般的には
穴)21に挿入され得るようになっている。それによっ
て、ボルト18及びナット14に対するソケット13の
正確な位置決めが行なわれるだけでなく、ソケット13
を介してナット14を回転させる回転駆動軸12の螺子
締結トルクが作用した時に、パレット16及びボルト1
8の連れ回りが阻止される。なお、位置決め兼相対回転
阻止機構22として、図示実施例においては2本以上の
ノックピン20とそれらが係合する円筒21を用いてい
るが、この他にも例えば、パレット16側に2本以上の
ノックピン20を設けると共に、プレート9側に円筒2
1を設けるというように両者を入れ替えたもの等、色々
な変形をとり得る。
トシステムはこのように構成されているので、次にその
作動について説明する。図2に示したように、予め別の
ロボットハンドによるか或いは人手によって、ボルト1
8をパレット16上の所定の位置に載置し、更にナット
14をボルト18の上端に係合させた後に、第1アーム
4を梁状部分3上で横方向に摺動させるとか、第2アー
ムであるシャフト6を回転及び伸縮させることにより、
ロボットハンド8の部分をパレット16上へ移動させた
ところで降下させる。それによってノックピン20と円
筒21からなる位置決め兼相対回転阻止機構22が係合
するので、ソケット13は自動的に位置決めされて確実
にナット14と嵌合する。なお、パレット16のための
取付手段17には前述のように僅かな遊隙があって、パ
レット16がロボットベース1上で微動し得るので、円
筒21に対するノックピン20の無理のない係合と、ナ
ット14に対するソケット13の正確な位置決め及び係
合が容易に行なわれる。このようにしてセットされた状
態が図3に示されている。
モーター及び減速機を回転させて、回転駆動軸12及び
ソケット13を介してナット(雌螺子部材)14を回転
駆動する。それによって、ナット14は回転しながらボ
ルト(雄螺子部材)18に螺着され、或いは図示しない
何らかのものをボルト18に締結する。この際に回転駆
動軸12がナット14を回転させることによって、ボル
ト18とそれを支持しているパレット16も連れ回りを
しようとするが、パレット16の取付手段17において
は突起と穴の内面との間に2mm程度の遊隙が与えられ
ているため、それらが接触して駆動軸12のトルクがロ
ボットベース1へ伝達される前に、既に係合している相
対回転阻止機構22において反作用トルクが発生してパ
レット16の回転を阻止する。従って、遊隙のためにロ
ボットベース1へトルクが伝達されないので、ロボット
ベース1側、即ちロボット本体側の構造の剛性が低くて
もそれが変形する恐れはない。
したように、ボルト18に対してナット14を回転させ
る螺子締結トルクは、トルクの発生源である回転駆動部
11の図示しないモーターの回転軸から、減速機、回転
駆動軸12、ソケット13、ナット14、ボルト18、
パレット16、相対回転阻止機構22の円筒21及びノ
ックピン20を経てプレート9へ伝達される。プレート
9は回転駆動部11、従ってその内部に収容されたモー
ターのハウジングを支持しているため、トルクは図示し
ないモーターへ戻ることになる。このように、トルクの
伝達経路が小さいロボットハンド8の内部でループ状に
閉じているため、ナット14を締結するトルクや、その
反作用トルクがロボットハンド8の外部へ漏れ出ること
がない。
いとか、第1アーム4やその支持機構の剛性が小さくて
も、螺子締結トルクの作用によってそれらが弾性変形等
をする恐れがない。しかも、図示実施例においては、ロ
ボットの出力端部であるフランジ7とロボットハンド8
のプレート9との間に衝撃緩和材10が装着されている
ため、ロボットハンド8において螺子締結トルク或いは
負荷力の急変によって衝撃的な慣性力が発生しても、そ
れらの衝撃力が衝撃緩和材10によって緩和されるの
で、フランジ7とシャフト6を介してロボット本体の駆
動機構等へそのまま伝達されることがない。そのため、
ロボット本体の剛性が低くても、衝撃力によって制御精
度の低下等の問題を生じる恐れがない。
作業であっても、螺子締結トルクや衝撃力等がロボット
ハンド8からロボット本体側へ伝達されることがないの
で、卓上ロボットのような小規模で剛性の高くない安価
なロボットシステムにおいても高い精度を維持して確実
に螺子締結作業を行なうことができる。例えば、定格荷
重が2kgf程度の小型の卓上ロボットであっても、1
0N・mもの大きいトルクによる螺子締結作業が可能に
なる。
を含むロボットシステムの全体構成を略示した正面図で
ある。
ドとパレット側の状態を部分的に断面をとって示す正面
図である。
ドとパレット側の状態を部分的に断面をとって示す正面
図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 雄螺子部材と雌螺子部材を螺合させるた
めに前記螺子部材の一方を回転駆動する回転駆動手段
と、ロボット本体のロボットアームの末端に連結されて
前記回転駆動手段を支持している支持手段と、前記螺子
部材の他方を前記ロボット本体の所定の位置に保持する
保持手段と、螺子締結を行なう時期に前記支持手段と前
記保持手段とを連結してそれらの間の相対回転を阻止す
ることができる相対回転阻止機構とを備えていることを
特徴とする螺子締結作業用のロボットハンド。 - 【請求項2】 請求項1において、更に、前記保持手段
とそれに対向している前記ロボット本体の静止部分との
間に緩やかな取付手段が設けられていることを特徴とす
る螺子締結作業用のロボットハンド。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、更に、前記ロ
ボットアームの末端と前記支持手段との間に衝撃緩和手
段が設けられていることを特徴とする螺子締結作業用の
ロボットハンド。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
前記相対回転阻止機構が、前記支持手段と前記保持手段
の一方に設けられて他方に向かって突出する複数個のピ
ンと、前記支持手段と前記保持手段の他方に設けられて
前記ピンを受け入れる複数個の穴から構成されているこ
とを特徴とする螺子締結作業用のロボットハンド。 - 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれかにおいて、
前記緩やかな取付手段が、前記保持手段と前記ロボット
本体の静止部分の一方に設けられて他方に向かって突出
する複数個の突起と、前記保持手段と前記ロボット本体
の静止部分の他方に形成されて前記突起を緩やかに受け
入れる複数個の穴から構成されていることを特徴とする
螺子締結作業用のロボットハンド。 - 【請求項6】 請求項3ないし5のいずれかにおいて、
前記衝撃緩和手段が弾性のあるゴムからなることを特徴
とする螺子締結作業用のロボットハンド。 - 【請求項7】 請求項3ないし5のいずれかにおいて、
前記衝撃緩和手段がばねからなることを特徴とする螺子
締結作業用のロボットハンド。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかにおいて、
前記ロボット本体として、組立用の卓上ロボットが使用
されていることを特徴とする螺子締結作業用のロボット
ハンド。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002006089A JP3870787B2 (ja) | 2002-01-15 | 2002-01-15 | 螺子締結作業用のロボットハンド |
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DE10301237A DE10301237A1 (de) | 2002-01-15 | 2003-01-15 | Robotervorrichtung mit einer Roboterhand für Hochlastarbeit |
Applications Claiming Priority (1)
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JP3870787B2 JP3870787B2 (ja) | 2007-01-24 |
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