JP2003211041A - パネル端面塗装装置 - Google Patents

パネル端面塗装装置

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JP2003211041A
JP2003211041A JP2002008974A JP2002008974A JP2003211041A JP 2003211041 A JP2003211041 A JP 2003211041A JP 2002008974 A JP2002008974 A JP 2002008974A JP 2002008974 A JP2002008974 A JP 2002008974A JP 2003211041 A JP2003211041 A JP 2003211041A
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JP
Japan
Prior art keywords
panel
sponge roll
coating
paint
conveyor
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002008974A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kato
正弘 加藤
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネルの上面への塗料のはみ出しやパネル側
面からの塗料のタレを防止することができるパネル端面
塗装装置を得ること。 【解決手段】 パネルPを搬送するコンベア6と、該コ
ンベア6によって搬送されるパネルPの側面Lを塗布す
るために該側面Lに圧着しながら回転する塗布用スポン
ジロールと、該塗布用スポンジロール2に圧着しながら
回転する傾斜面8aを有する塗料供給用スポンジロール
7と、該塗料供給用スポンジロール7の前記傾斜面8a
と接触しながら供給される塗料Tを貯える塗料タンク1
1とを具備すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、家屋の壁面等を
形成するパネルの側面を塗装するパネル側面塗装装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパネルの側面の塗装は、
刷毛やロール等を使用して手作業で塗布していたが、大
量のパネルの側面を塗装する場合には以下に説明する装
置が使用されるに至っている。すなわち、パネル側面の
塗装装置100は、図1に示すように、コンベア6によ
って搬送されるパネルPの側方の位置に設置されている
ものであって、その従来技術の詳細を図4及び図5に基
づいて説明する。図4、図5において、パネルPの側面
Lには、円錐台スポンジロール30の上方に位置する傾
斜面31aが圧着しつつ当接しながら回転できるように
枠体4にその回転軸32を支柱33、支腕34を介して
固定されている。この円錐台スポンジロール30の下方
に位置する傾斜面31bは、コンベア6の側方の下方か
ら外方向に横に向って設けられている塗料タンク11の
塗料Tに浸漬するように配置されている。従って、パネ
ルPがコンベア6によって搬送方向に進行すると、それ
に伴って円錐台スポンジロール30も回転しながら塗料
TをパネルPの側面Lに転写する。転写後は塗料タンク
11内の塗料Tに直ぐに接触して付着し、再び側面Lと
接触して転写するという動作を連続的に繰り返してゆ
く。転写時に余った塗料Tの一部はコンベア6の下へこ
ぼれ落ちて塗料タンク11内へ戻されて再利用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、塗料タンク11の塗料Tを多く含んだ
円錐台スポンジロール30が約半回転後にパネルPの側
面Lに圧着するので塗料Tが多く付着して、側面Lから
の塗料タレやパネルP上面への塗料Tのはみ出しが生じ
る問題点がある。又、パネルPの側面Lと円錐台スポン
ジロール30の摩擦によって円錐台スポンジロール30
を回転させているので、コンベア6の速度の変化やパネ
ルPの側面Lと円錐台スポンジロール30の摩擦力の変
化によって塗布にムラが生じるという問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記事情に鑑
みてなされたものであって、その手段とするところは、
パネルを搬送するコンベアと、該コンベアによって搬送
されるパネルの側面を塗布するために該側面に圧着しな
がら回転する塗布用スポンジロールと、該塗布用スポン
ジロールに圧着しながら回転する傾斜面を有する塗料供
給用スポンジロールと、該塗料供給用スポンジロールの
前記傾斜面と接触しながら供給される塗料を貯える塗料
タンクとを具備したところにある。
【0005】又、前記パネルを搬送するコンベアの搬送
速度と、塗布用スポンジローラとの周速度が略等しい速
度であることにある。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態について以下
図2及び図3に基づいて説明する。尚、従来技術と同一
構成部材については同符号を用いてその説明を省略し、
異なるところについてのみ説明する。この発明の実施形
態であるパネル側面塗装装置1と前記従来技術の塗装装
置100と異なるところは、従来技術における円錐台ス
ポンジロール30とパネルPの側面Lの間に円柱形スポ
ンジロール2を介在させ、この円柱形スポンジロール2
によって、側面Lを塗布するようにしたことである。
【0007】円柱形スポンジロール2は、海綿や合成樹
脂等からなる柔軟性を有し且つ塗料をその内部に吸収し
て貯えられるスポンジを円柱形に成形したものの中心部
に回転軸3と一体の図外の芯材を入れたものである。一
方、この回転軸3は枠体4に固定されている駆動源5と
接続されていて、その回転速度は円柱形スポンジロール
2の周速度と前記コンベア6によるパネルPの搬送速度
とが略等しくなるように設定するとムラなく塗布するこ
とができるが、速度が異なっている場合であっても塗布
できるのでとくに限定されることはない。又、円柱形ス
ポンジロール2の長さはパネルPの側面Lの高さよりも
少し長い程度とする方が側面L全体を確実に塗布するこ
とができるので同じ長さとするよりもより好ましい。
【0008】前記円錐台スポンジロール30と同じ形状
を有する塗料供給用スポンジロール7は、その上方に位
置する傾斜面8aがほぼ垂直方向に立っている前記円柱
形スポンジロール2の外周面と密着するように枠体4に
設けた支柱9に回転自在に固定されている揺動腕10に
自由回転自在に固定されている。従って、円柱形スポン
ジロール2が前記駆動源5によって回転すると、その摩
擦力によって塗料供給用スポンジロール7も追随して回
転するようになっている。又、この塗料供給用スポンジ
ロール7の下方に位置する傾斜面8bは、円柱形スポン
ジロール2の下方位置で上方を開口して枠体4に固定し
ている塗料タンク11内の塗料Tに常時浸漬するように
設けられているので、上方に位置する傾斜面8aから円
柱形スポンジロール2を介してパネルPの側面Lに塗布
されることによって減じた塗料Tはこの塗料タンク11
から逐次補給されるようになっている。又、円柱形スポ
ンジロール2の側面Lへの塗布量以上の塗料Tが塗料供
給用スポンジロール7から供給された時には、下方へ落
下し塗料タンク11へ戻されるようになっている。塗料
供給用スポンジロール7の傾斜面8aの傾斜角度はとく
に限定されるものではないが45°前後が適当である。
傾斜面8aの長さは円柱形スポンジロール2の長さと同
一か少し長い程度が塗料Tの乗り移りが良好となる。
【0009】上記構成からなるこの発明のパネル側面の
塗装装置1によってパネルPの側面Lを塗布する動作に
ついて説明する。コンベア6によって搬送されるパネル
Pの側面Lに、円柱形スポンジローラ2の外周面が圧接
しながら回転するように円柱形スポンジローラ2の枠体
4に対する取付位置を調節する。又、コンベア6の搬送
速度と円柱形スポンジローラ2の周速度が略等しくなる
ように駆動源5の回転速度若しくは図外の動力伝達機構
を調節する。次に塗料供給用スポンジロール7の上方に
位置する傾斜面8aが円柱形スポンジローラ2の外周面
と密着するように支柱9に対する揺動腕10の取付角度
を調節する。
【0010】このような準備が整った後に、コンベア6
の図外の駆動源のスイッチ及び円柱形スポンジロール2
の駆動源5のスイッチを入れて、本塗装装置1の運転を
開始する。パネルPが本塗装装置1の前方に搬送されて
くると、円柱形スポンジロール2によってその側面Lが
塗布される。このとき、パネルPの側面Lの搬送速度と
円柱形スポンジローラ2の外周面の周速度が略等しい場
合には塗料供給用スポンジロール7の傾斜面8aから塗
料供給用スポンジロール7の傾斜面8aから円柱形スポ
ンジロール2に吸収されて含まれている塗料Tが均一に
側面Lに転写され塗布される。そして、塗料供給用スポ
ンジロール7の傾斜面8bが塗料タンク11の塗料Tに
浸漬することで絶えず塗料Tの供給を受けているので、
転写により減じた塗料Tは直ちに補給され、次の塗布に
備えられている。このときの塗料供給用スポンジロール
7の回転は、円柱形スポンジローラ2と適度の押圧力で
もって密着していることによる摩擦力によって特に駆動
源がなくても回転力が付与されるが、必要に応じて別途
の駆動源を設けることは自由である。
【0011】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなようにこの発
明のパネル側面の塗装装置によると、パネルの側面と塗
料タンクの塗料を供給する塗料供給用スポンジロールの
間にパネルの側面に塗料を圧着しつつ転写する円柱形ス
ポンジロールを介在させたので、塗料供給用スポンジロ
ールによって供給される塗料タンク内の塗料が多い場合
であっても、その適度の量だけの塗料が円柱形スポンジ
ローラに密着によって吸収され供給されるので、パネル
の側面への過剰な塗布がなくなり、その結果、塗料のタ
レや、パネル上面への塗料のはみ出しといった従来技術
の有していた問題点が解決される利点がある。
【0012】更に、パネルの搬送速度と円柱形スポンジ
ロールの周速度を略等しくした場合においては、パネル
の側面に塗料を均一に塗布できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明及び従来装置のコンベアに対する取付位
置の説明図。
【図2】本発明装置の要部の平面説明図。
【図3】本発明装置の要部の正面説明図。
【図4】従来装置の要部の平面説明図。
【図5】従来装置の要部の正面説明図。
【符号の説明】
1 パネル側面の塗装装置 2 円柱形スポンジロール(塗布用スポンジロール) 6 コンベア 7 塗料供給用スポンジロール 8a 傾斜面 11 塗料タンク P パネル L 側面 T 塗料

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルを搬送するコンベアと、該コンベ
    アによって搬送されるパネルの側面を塗布するために該
    側面に圧着しながら回転する塗布用スポンジロールと、
    該塗布用スポンジロールに圧着しながら回転する傾斜面
    を有する塗料供給用スポンジロールと、 該塗料供給用スポンジロールの前記傾斜面と接触しなが
    ら供給される塗料を貯える塗料タンクとを具備すること
    を特徴とするパネル側面の塗装装置。
  2. 【請求項2】 前記パネルを搬送するコンベアの搬送速
    度と、塗布用スポンジローラの周速度が略等しい速度で
    あることを特徴とする請求項1のパネル側面塗装装置。
JP2002008974A 2002-01-17 2002-01-17 パネル端面塗装装置 Pending JP2003211041A (ja)

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JP2002008974A JP2003211041A (ja) 2002-01-17 2002-01-17 パネル端面塗装装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101137183B1 (ko) 2009-09-15 2012-04-19 이기봉 장식판재 제조장치

Cited By (1)

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