JP2003210893A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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Abstract
覆う蓋の状態を検知して蓋ロック動作を行うよう構成し
た洗濯機において、蓋開閉検知部の位置と蓋ロック位置
とをほぼ同じ位置にし、蓋ロックの誤動作を防止すると
ともに、操作表示部のデザインの自由度を向上する。 【解決手段】 洗濯兼脱水槽を開閉自在に覆う蓋の開閉
状態を蓋開閉検知部30により検知し、蓋ロックソレノ
イド31により蓋を閉状態にロックし、蓋がロックされ
ている状態を蓋ロック検知部32により検知する。蓋開
閉検知部30、蓋ロックソレノイド31および蓋ロック
検知部32を同一筐体内に配置し、蓋のロックを行うよ
う構成する。
Description
洗濯兼脱水槽を開閉自在に覆う蓋の状態を検知して蓋ロ
ック動作を行うよう構成した洗濯機に関するものであ
る。
に示すように構成していた。以下、その構成について説
明する。
に上枠2を取り付けて洗濯機本体を構成し、上枠2の前
面側上面部に操作パネル3を取り付けるよう構成してい
る。操作パネル3の裏面側に、運転条件を設定、表示す
る操作表示部4を設け、後面側上面部に、モータなどの
負荷を制御する制御部5を設け、操作表示部4と制御部
5との間をリード線6で接続している。
うに構成しており、制御部5は商用電源7を直流に変換
する直流電源8と、マイクロコンピュータなどで構成
し、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御する制
御手段9と、モータ10、給水弁11、排水弁12など
の負荷への通電を制御し、各負荷を駆動する負荷駆動回
路13、14、15などで構成している。
れも図示せず)を回転駆動するものであり、給水弁10
は洗濯兼脱水槽内に給水し、排水弁12は洗濯兼脱水槽
内の水を排出するものである。
電圧を供給し、制御部5を動作状態にする。また、制御
部5は、操作表示部4に電源供給線16を通して電源を
供給している。
する設定スイッチ17と、設定スイッチ17による設定
内容と運転状態を表示する表示部18と、上枠2に開閉
自在に設けた蓋19の開閉状態を検知する蓋開閉検知部
20と、マイクロコンピュータなどで構成した制御手段
21などで構成し、制御手段21と制御部5の制御手段
9とを信号線22で接続している。ここで、蓋開閉検知
部20は蓋191に設けられたマグネット23の位置を
検知することにより蓋19の開閉状態を検知するよう構
成している。
の内容を設定スイッチ17より設定すると、その設定内
容を表示部18に表示するとともに、設定した内容を操
作表示部4と電気的に接続した制御部5に信号線22を
通して伝達し、制御手段9は伝達された内容にしたがっ
て、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を実行するよう構
成している。水位検知手段24は洗濯兼脱水槽内の水位
を検知するものである。
り蓋19の閉状態を検知したとき、制御手段9により負
荷駆動回路26を介して、蓋ロックソレノイド27を動
作して蓋19をロックし、蓋ロック検知部28により蓋
19のロックの状態を検知し、その出力信号を信号線2
9を通して制御手段9に入力するよう構成している。
段9が動作状態になると、プログラムに従った洗い、す
すぎ、脱水の一連の行程を実行する。まず、洗い行程で
は、負荷駆動回路14を介して給水弁11を動作させ、
洗濯兼脱水槽内へ給水を開始する。水位検知手段22に
より洗濯兼脱水槽内の水位を検知し、所定水位を検知す
ると負荷駆動回路14により給水弁11の動作を停止し
て給水を停止する。
介してモータ10に通電し、モータ10の回転を撹拌翼
に伝達し、洗濯兼脱水槽内の衣類と水を撹拌する。この
撹拌動作を所定時間継続した後、制御手段9は負荷駆動
回路13によりモータ10を停止するとともに、負荷駆
動回路15を介して排水弁12を開き、洗濯兼脱水槽内
の水を排水する。このような動作を繰り返して洗いから
脱水までの一連の行程を実行する。
転している場合、蓋19が開いていると危険なので、蓋
19に設けたマグネット23の位置を蓋開閉検知部20
で検知し、蓋19が閉状態のとき、制御手段9により負
荷駆動回路26を介して、蓋ロックソレノイド27を動
作させて蓋19をロックし、蓋ロック検知部28により
蓋ロックの状態を検知し、蓋19が確実にロックされて
いる場合のみ、負荷駆動回路10によりモータ10を動
作させ、洗濯兼脱水槽の回転を行う。
来の構成では、蓋開閉検知部20は操作表示部4内に設
けているので、蓋19の開閉状態を検知する蓋開閉検知
部20の位置と蓋19をロックする蓋ロック部25の位
置とが空間的に離れてしまうため、蓋19がロックでき
ない状態にある場合でも蓋ロック動作を行い、次の行程
に進んでしまうという誤動作が生じる問題を有してい
た。
に設けていることにより、蓋ロックソレノイド27と蓋
開閉検知部20とを空間的に近づけるためには、操作表
示部4のデザインの自由度に制限が生じるという問題を
有していた。
で、蓋開閉検知部の位置と蓋ロック位置とをほぼ同じ位
置にし、蓋ロックの誤動作を防止するとともに、操作表
示部のデザインの自由度を向上することを目的としてい
る。
するために、洗濯兼脱水槽を開閉自在に覆う蓋の開閉状
態を蓋開閉検知部により検知し、蓋ロックソレノイドに
より蓋を閉状態にロックし、蓋がロックされている状態
を蓋ロック検知部により検知するよう構成し、蓋開閉検
知部、蓋ロックソレノイドおよび蓋ロック検知部を同一
筐体内に配置し、蓋のロックを行うよう構成したもので
ある。
ク位置とをほぼ同じ位置にでき、蓋ロックの誤動作を防
止できるとともに、操作表示部のデザインの自由度を向
上することができる。
は、洗濯兼脱水槽を開閉自在に覆う蓋の開閉状態を検知
する蓋開閉検知部と、前記蓋を閉状態にロックする蓋ロ
ックソレノイドと、前記蓋がロックされている状態を検
知する蓋ロック検知部とを備え、前記蓋開閉検知部、前
記蓋ロックソレノイドおよび前記蓋ロック検知部を同一
筐体内に配置し、前記蓋のロックを行うよう構成したも
のであり、蓋開閉検知部の位置と蓋ロック位置とをほぼ
同じ位置にでき、蓋ロックの誤動作を防止できるととも
に、操作表示部から蓋開閉検知部をなくしたことによ
り、操作表示部のデザインの自由度を向上することがで
きる。
記載の発明において、蓋開閉検知部と蓋ロック検知部の
出力信号を同じ信号線を介して、それぞれの状態を出力
する構成としたものであり、信号線の数が少なくてよい
ためリード線を削減することができ、コストを低減する
ことができる。
たは2に記載の発明において、蓋開閉検知部と蓋ロック
検知部の出力信号を操作表示部を介して制御部に出力
し、蓋のロックを行うよう構成したものであり、リード
線等を削減することができ、コストを低減することがで
きる。
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
に、蓋開閉検知部30は、洗濯兼脱水槽を開閉自在に覆
う蓋19の開閉状態を検知するもので、蓋19を閉状態
にロックする蓋ロックソレノイド31と、蓋19がロッ
クされている状態を検知する蓋ロック検知部32ととも
に同一筐体内に配置し、蓋ロック部33を構成してい
る。
出力は、それぞれ信号線34を介して、制御部35を構
成する制御手段36に入力し、制御手段36はマイクロ
コンピュータなどで構成し、それぞれの信号の状態に基
づき負荷駆動回路26を介して蓋ロックソレノイド31
を動作するよう構成している。
定する設定スイッチ17と、設定スイッチ17による設
定内容と運転状態を表示する表示部18と、マイクロコ
ンピュータなどで構成した制御手段38などで構成し、
制御手段38と制御部35の制御手段36とを信号線3
9で接続している。
の内容を設定スイッチ17より設定すると、その設定内
容を表示部18に表示するとともに、設定した内容を操
作表示部37と電気的に接続した制御部35に信号線3
9を通して伝達し、制御手段36は伝達された内容にし
たがって、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を実行する
よう構成している。他の構成は従来例と同じである。
参照しながら説明する。ステップ40にて脱水行程の動
作を開始すると、ステップ41にて蓋開閉検知部30に
より蓋19の開閉状態を検知し、信号線34を通して制
御部35へ入力する。ステップ42にて、制御手段36
により蓋19が閉じられているかを判断する。蓋19が
閉じられている場合はステップ43へ進み、蓋ロックソ
レノイド31を駆動する。ステップ42にて蓋19が閉
じられていないと判断した場合は、ステップ41に戻り
蓋19が閉じられるまで、蓋ロックソレノイド31を駆
動しない。
32により蓋19のロック状態を検知し、信号線34を
通じて制御部35に入力し、ステップ45にて制御手段
36により蓋19がロックされているかを判断する。蓋
19がロックされている状態であると判断した場合は、
洗濯兼脱水槽回転等の次行程に進む。蓋19がロックさ
れていない場合はステップ43に戻り、再び蓋ロックソ
レノイド31を駆動する。
しながら説明する。ステップ50にて脱水行程以外の動
作を開始すると、ステップ51にて蓋ロック検知部32
により蓋19のロック状態を検知し、信号線34を通じ
て制御部35に入力し、蓋19がロックされていない状
態である場合は、ステップ52へ進みその運転を継続す
る。
は、蓋ロックソレノイド31または蓋ロック検知部32
が故障していると判断し、ステップ53にて表示部18
に異常内容を表示(報知)する。
ソレノイド25がほぼ同じ位置に設置しているため、蓋
19の変形等による蓋開閉状態を誤って検知したことに
よる誤動作をなくすることができる。
を設けなくてもよいため、操作表示部37を蓋19の位
置に関係なく、洗濯機内のどの位置にでも自由に設置す
ることができるため、デザインの自由度を向上すること
ができる。
出力信号と蓋ロック検知部32の出力信号とを制御部3
5に入力しているが、操作表示部37に入力して操作表
示部37を介して制御部に出力させることにより、蓋ロ
ック部33と制御部36との間の距離に比べて、蓋ロッ
ク部33と操作表示部37との間の距離の方が短いた
め、リード線などのコストダウンを図ることができる。
部33aは、蓋開閉検知部30aと蓋ロック検知部32
aとをそれぞれスイッチで構成して直列に接続し、それ
ぞれのスイッチに並列に抵抗値が異なる抵抗R1、R2
を接続し、さらに直列に抵抗値が異なる抵抗R3を接続
し、この両端に直流電圧Vinを加え、抵抗R2、R3
の接続点から出力信号を取り出すよう構成している。
状態と、蓋開閉検知部30aおよび蓋ロック検知部32
aの状態との関係を(表1)に示している。
aの状態は、蓋が開状態のときはスイッチは開で、蓋が
閉状態のときはスイッチは閉であり、蓋ロック検知部3
2aの状態は、蓋がロックされている状態のときはスイ
ッチは閉で、蓋がロックされていない状態のときはスイ
ッチは開としている。
無により出力端子Voより得られる出力信号は(表2)
に示すようになる。
載を省略している。他の構成は上記実施例1と同じであ
る。
参照しながら説明する。ステップ40にて脱水行程の動
作を開始すると、ステップ41にて蓋開閉検知部30a
により蓋の開閉状態を検知し、蓋が閉状態で、出力信号
が(R3/(R2+R3))×Vinの場合、ステップ
42にて蓋が閉じられていると判断し、ステップ43へ
進み、蓋ロックソレノイド31を駆動する。
場合は、蓋ロック検知部32aが閉状態になるため、出
力信号はVinとなり、ステップ45にて蓋がロックさ
れている状態であると判断し、洗濯兼脱水槽回転等の次
行程に進む。ここで、出力信号の変化がない場合、すな
わち、出力信号が(R3/(R2+R3))×Vinの
ままの場合には、蓋がロックされていない状態であると
判断し、ステップ43に戻り、再度蓋ロックソレノイド
31を駆動する。
しながら説明する。ステップ50にて脱水行程以外の動
作を開始すると、ステップ51にて蓋ロック検知部32
aにより蓋のロック状態を検知する。ここで、蓋が開い
ているとき、正常な場合には蓋ロック検知部32aの状
態は開状態であり、出力信号は(R3/(R1+R2+
R3))×Vinとなり、ステップ51にて蓋がロック
されていないと判断し、ステップ52へ進みその運転を
継続する。
蓋がロック状態になった場合、蓋ロック検知部32aの
状態は開状態であり、出力信号が(R3/(R1+R
3))×Vinとなり、ステップ51にて異常状態であ
ると判断し、ステップ53にて表示部18に異常内容を
報知する。
ク検知部32aの出力信号を同じ信号線を介して、それ
ぞれの状態を出力することにより、蓋ロック部33aと
制御部35との間のリード線の本数を減少させることが
でき、コストを低減することができる。
発明によれば、洗濯兼脱水槽を開閉自在に覆う蓋の開閉
状態を検知する蓋開閉検知部と、前記蓋を閉状態にロッ
クする蓋ロックソレノイドと、前記蓋がロックされてい
る状態を検知する蓋ロック検知部とを備え、前記蓋開閉
検知部、前記蓋ロックソレノイドおよび前記蓋ロック検
知部を同一筐体内に配置し、前記蓋のロックを行うよう
構成したから、蓋開閉検知部の位置と蓋ロック位置とを
ほぼ同じ位置にでき、蓋をロックさせられない状態のと
き、蓋ロックソレノイドを動作させるという誤動作を防
止できるとともに、操作表示部から蓋開閉検知部をなく
したことにより、操作表示部のデザインの自由度を向上
することができる。
開閉検知部と蓋ロック検知部の出力信号を同じ信号線を
介して、それぞれの状態を出力する構成としたから、必
要となる信号線の数が少なくてよいためリード線を削減
することができ、コストを低減することができる。
開閉検知部と蓋ロック検知部の出力信号を操作表示部を
介して制御部に出力し、蓋のロックを行うよう構成した
から、必要となるリード線等を削減することができ、コ
ストを低減することができる。
図
ト
Claims (3)
- 【請求項1】 洗濯兼脱水槽を開閉自在に覆う蓋の開閉
状態を検知する蓋開閉検知部と、前記蓋を閉状態にロッ
クする蓋ロックソレノイドと、前記蓋がロックされてい
る状態を検知する蓋ロック検知部とを備え、前記蓋開閉
検知部、前記蓋ロックソレノイドおよび前記蓋ロック検
知部を同一筐体内に配置し、前記蓋のロックを行うよう
構成した洗濯機。 - 【請求項2】 蓋開閉検知部と蓋ロック検知部の出力信
号を同じ信号線を介して、それぞれの状態を出力する構
成とした請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項3】 蓋開閉検知部と蓋ロック検知部の出力信
号を操作表示部を介して制御部に出力し、蓋のロックを
行うよう構成した請求項1または2記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002013882A JP3861695B2 (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002013882A JP3861695B2 (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003210893A true JP2003210893A (ja) | 2003-07-29 |
JP3861695B2 JP3861695B2 (ja) | 2006-12-20 |
Family
ID=27650730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002013882A Expired - Fee Related JP3861695B2 (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3861695B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009061162A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-03-26 | Toshiba Corp | 洗濯機 |
JP2010094250A (ja) * | 2008-10-16 | 2010-04-30 | Panasonic Corp | 蓋ロック装置 |
JP2016158733A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
-
2002
- 2002-01-23 JP JP2002013882A patent/JP3861695B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009061162A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-03-26 | Toshiba Corp | 洗濯機 |
JP2010094250A (ja) * | 2008-10-16 | 2010-04-30 | Panasonic Corp | 蓋ロック装置 |
JP2016158733A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
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---|---|
JP3861695B2 (ja) | 2006-12-20 |
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