JP2003209628A - 自動検針システム - Google Patents

自動検針システム

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JP2003209628A
JP2003209628A JP2002006205A JP2002006205A JP2003209628A JP 2003209628 A JP2003209628 A JP 2003209628A JP 2002006205 A JP2002006205 A JP 2002006205A JP 2002006205 A JP2002006205 A JP 2002006205A JP 2003209628 A JP2003209628 A JP 2003209628A
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network control
meter
reading system
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JP2002006205A
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Yuji Doi
祐治 土肥
Osamu Sekikawa
修 関川
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Sharp Corp
NTT Central Personal Communications Network Inc
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Sharp Corp
NTT Central Personal Communications Network Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザに検針結果などの情報を提示すること
が可能な自動検針システムを提供すること。 【解決手段】 自動検針システムは、屋外に配置される
端末網制御装置10と、屋内に配置される端末網制御装
置15とを含む。また、端末網制御装置15は、情報を
表示するための表示器12を含む。端末網制御装置15
は、端末網制御装置10から受信したガスメータ30の
検針結果などの情報を表示器12に表示するので、メー
タの検針結果などの情報をユーザに提示することが可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加入電話回線を利
用した自動検針システムに関し、特に、ガスメータ等の
状態を表示する端末網制御装置を含んだ自動検針システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ガスの使用量等を自動で検針する
自動検針システムが広く使用されている。一般に、この
ような自動検針システムにおいて使用される端末網制御
装置は屋外に設置される。その理由は、ガス機器等を設
置するときの工事や、ガス機器等が故障したときのメン
テナンスが容易になるからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、端末
網制御装置を屋外に設置することによって、業者の作業
性が向上する。その反面、ユーザは自宅にあるガス機器
等がいつ検針されたのか、現在のガスの使用量等がどれ
くらいなのかを全く知ることができないという問題点が
あった。すなわち、従来の自動検針システムは、業者の
ためのシステムであると言っても過言ではなかった。
【0004】そのため、ガス漏れなどの異常が発生して
供給弁が遮断された場合であっても、ユーザは直接その
原因を知ることができなかった。特に、ユーザが外出中
に供給弁が遮断された場合には、ユーザが帰宅してガス
を使おうとしてもガスが出ず、その原因も分からないた
めガス供給業者に電話して原因を確認した後、供給弁を
開けてガスを使用しなければならないといった問題点が
あった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、第1の目的は、ユーザに検針結果な
どの情報を提示することが可能な自動検針システムを提
供することである。
【0006】第2の目的は、システムの構成を簡単にす
ることが可能な自動検針システムを提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のある局面に従え
ば、屋外に配置される第1の端末網制御装置、屋内に配
置される第2の端末網制御装置および第1の端末網制御
装置に接続される検針用のメータを含んだ自動検針シス
テムであって、第2の端末網制御装置は、情報を表示す
るための表示手段を含み、第1の端末網制御装置は、少
なくともメータの検針結果を含んだ情報を第2の端末網
制御装置へ送信し、第2の端末網制御装置は、第1の端
末網制御装置から受信した情報を表示手段に表示する。
【0008】第2の端末網制御装置は、第1の端末網制
御装置から受信した情報を表示手段に表示するので、メ
ータの検針結果などの情報をユーザに提示することが可
能となる。
【0009】好ましくは、第1の端末網制御装置は、電
話回線を介してセンタに接続されるとともに、第2の端
末網制御装置と有線で接続され、メータから受信した検
針結果をセンタへ送信し、センタまたはメータから受信
した検針結果を第2の端末網制御装置へ送信する。
【0010】したがって、第2の端末網制御装置は、セ
ンタから表示手段に表示可能なデータ形式に変換された
検針結果を受信して、その情報を表示手段に表示するこ
とが可能となる。
【0011】さらに好ましくは、第1の端末網制御装置
はさらに、メータから受信した異常を示す情報をセンタ
へ送信し、センタから受信した異常を示す情報を第2の
端末網制御装置へ送信する。
【0012】したがって、第2の端末網制御装置は、セ
ンタから異常を示す情報を受信して、その情報を表示手
段に表示することが可能となる。
【0013】さらに好ましくは、第1の端末網制御装置
は、第2の端末網制御装置がループしたときに所定時間
待ち、所定時間内に所定の信号を受信した場合に第2の
端末網制御装置との間で通信を行なう。
【0014】したがって、第1の端末網制御装置は、第
2の端末網制御装置との間で通信を行なう否かを容易に
判定することが可能となる。
【0015】さらに好ましくは、第1の端末網制御装置
は、交換機に影響しない極短時間、数回のフッキングを
検出した場合に、第2の端末網制御装置との間で通信を
行う。
【0016】したがって、第1の端末網制御装置は、第
2の端末網制御装置との間で通信を行なう否かを容易に
判定することが可能となる。
【0017】さらに好ましくは、第1の端末網制御装置
は、交換機に影響しないレベルの半ループを検出した場
合に、第2の端末網制御装置との間で通信を行う。
【0018】したがって、第1の端末網制御装置は、第
2の端末網制御装置との間で通信を行なう否かを容易に
判定することが可能となる。
【0019】さらに好ましくは、第2の端末網制御装置
は、第1の端末網制御装置を介してセンタにダイヤル
し、第1の端末網制御装置がセンタから所定の応答を受
信した場合に、第1の端末網制御装置との間で通信を行
う。
【0020】したがって、第1の端末網制御装置は、第
2の端末網制御装置との間で通信を行なう否かを容易に
判定することが可能となる。
【0021】さらに好ましくは、自動検針システムはさ
らに、第2の端末網制御装置が有線で接続される第1の
端末網制御装置の端子に接続され、第1の端末網制御装
置にデータを設定する設定器を含む。
【0022】したがって、第1の端末網制御装置に専用
の端子を設けることなく、メータを接続した状態で第1
の端末網制御装置にデータを設定することが可能とな
る。
【0023】好ましくは、第2の端末網制御装置は、電
話回線を介してセンタに接続されるとともに、第1の端
末網制御装置と無線で通信を行ない、第1の端末網制御
装置から受信した検針結果をセンタへ送信し、センタま
たは第1の端末網制御装置から受信した検針結果を表示
手段に表示する。
【0024】したがって、第1の端末網制御装置は、第
2の端末網制御装置からコマンドが送出されるか否かを
検出する構成が不要となり、自動検針システムの構成を
簡単にすることが可能となる。
【0025】さらに好ましくは、第2の端末網制御装置
はコードレス電話親機であり、自動検針システムはさら
に、コードレス電話親機との間で無線によって通信を行
なうコードレス電話子機を含む。
【0026】したがって、コードレス電話に第1の端末
網制御装置を追加するだけで、自動検針システムを構築
することが可能となる。
【0027】さらに好ましくは、コードレス電話親機
は、ユーザのボタン操作によって第1の端末網制御装置
へコマンドを送信し、第1の端末網制御装置は、コード
レス電話親機から受信したコマンドに応じてメータを制
御する。
【0028】したがって、ユーザは屋内で屋外に配置さ
れたメータの制御を行なうことが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
の実施の形態1における自動検針システムの概略構成を
示すブロック図である。この自動検針システムは、端末
網制御装置10と、電話機13と、端末網制御装置10
と電話機13との間に接続される端末網制御装置15
と、ガスメータ30とを含む。端末網制御装置10およ
びガスメータ30は屋外に設置される。また、端末網制
御装置15は屋内に設置される。
【0030】このように、屋外に端末網制御装置10を
設け、さらに屋内に端末網制御装置15を設けた理由を
説明する。図2は、屋外に端末網制御装置10を設けず
に、屋内に設置された端末網制御装置15のみで自動検
針を行なう自動検針システムの一例を示す図である。図
2に示すように、屋外に設けられたガスメータ30から
ガスの使用量等の情報を取得するためには、端末網制御
装置15とガスメータ30とを直接接続する必要があ
る。そのため、壁の貫通工事が必要となり、ユーザに拒
絶される一因となる。このような理由から、本実施の形
態においては図1に示す構成が採られているが、ユーザ
に許容されるのであれば図2に示す構成であってもよ
い。なお、参照符号18は、AC(Alternating Curren
t)アダプタを示している。
【0031】再び、図1の説明に戻る。屋外に設置され
た端末網制御装置10は、ガスメータ30と有線で接続
される。さらに、端末網制御装置10は、電話回線11
と、電話回線の屋内配線19を介して端末網制御装置1
5とに接続される。また、屋内に設置された端末網制御
装置15は、電話機13と、電話回線の屋内配線19を
介して端末網制御装置10とに接続される。端末網制御
装置15は表示器12を有しており、端末網制御装置1
5はガスメータ30または図示しないセンタから情報を
収集して表示器12にその情報を表示する。
【0032】センタからの検針の場合には、端末網制御
装置10がガスメータ30の検針を行ない、その検針結
果をセンタへ伝送する。また、ガスメータ30に異常が
発生した場合には、端末網制御装置10がその情報をセ
ンタへ伝送する。これらの場合における端末網制御装置
15の動作例を以下に説明する。
【0033】(検針結果をセンタから収集する場合)セ
ンタから検針結果を収集する場合には、端末網制御装置
15が直接センタに接続して検針結果を収集し、その検
針結果を表示器12に表示する。この場合、センタは端
末網制御装置10からの検針結果を表示器12に表示で
きるデータ形式に変換し、端末網制御装置15から要求
があったときにそのデータを端末網制御装置15へ伝送
する。
【0034】(ガス漏れ等の異常発生の情報をセンタか
ら収集する場合)ガス漏れ等の異常が発生した場合に
は、端末網制御装置10がガスメータ30からの情報を
センタへ伝送する。このとき、センタは端末網制御装置
10からの情報を端末網制御装置15へ伝送する。端末
網制御装置15はセンタから情報を受信すると、表示器
12にその情報を表示する。なお、センタは端末網制御
装置10からの異常発生の情報を表示器12に表示でき
るデータ形式に変換し、そのデータを端末網制御装置1
5へ伝送する。
【0035】端末網制御装置10からセンタへ異常発生
の情報を伝送する場合、端末網制御装置10からの端末
発呼によって、センタとの間で通信が行なわれるが、端
末網制御装置10がDP(Dial Pulse)でダイヤルする
場合などのように、下流の機器に影響を与えるときは電
話回線の屋内配線19を切離し、それ以外の場合には電
話回線の屋内配線19を切離さずに通信を行なう。一
方、端末網制御装置15は、端末網制御装置10等の通
信状況をモニタしており、端末網制御装置10またはセ
ンタからのコマンドによって呼出される。
【0036】(ガスメータ30から直接情報を収集する
場合)屋内の端末網制御装置15がガスメータ30から
直接情報を収集する場合には、端末網制御装置15がル
ープを行なってコマンド等を屋外の端末網制御装置10
へ送信する。ループを行なうとは、数十Ωの抵抗値でシ
ョートすることであり、電話機13のオフフックに相当
する。端末網制御装置15がループすると、屋外の端末
網制御装置10はそれを検出して屋内の端末網制御装置
15から一定時間(0.5〜1秒程度)コマンド、特定
の電話番号等が送出されるのを待つ。
【0037】この間に、端末網制御装置10がDPまた
はPB(Push Button)のダイヤル信号を受信すれば、
電話回線11と屋内配線19とを電気的に接続する。一
方、この間に、端末網制御装置10がコマンド、特定の
電話番号等を受信すると、そのコマンド等の処理を行な
う。屋外の端末網制御装置10が屋内の端末網制御装置
15からガスメータ30の検針を示すコマンドを受信す
ると、端末網制御装置10がガスメータ30の検針を行
ない、その情報を屋内の端末網制御装置15へ伝送す
る。端末網制御装置15は、屋外の端末網制御装置10
から受信した情報を表示器12に表示して、検針データ
をユーザに提示する。
【0038】(屋外の端末網制御装置10との間で情報
を交換する場合)この場合も、端末網制御装置15がル
ープを行なってコマンド等を屋外の端末網制御装置10
へ送信する。端末網制御装置10が一定時間内にコマン
ドを受信すると、そのコマンドに応じた処理を行なって
屋内の端末網制御装置15へ処理結果を送信する。端末
網制御装置15は、屋外の端末網制御装置10から受信
した情報を表示器12に表示して、その情報をユーザに
提示する。
【0039】図3は、屋外の端末網制御装置10が、屋
内の端末網制御装置15からコマンドが送出されること
を認識する部分(以下、認識部と呼ぶ。)の構成例を示
すブロック図である。この認識部は、スイッチ51と、
信号処理回路53と、電話回線接続端子55と、屋内機
器接続端子56と、フォトカプラ57とを含む。
【0040】屋内の端末網制御装置15は、コマンドを
送出する前に交換機に影響しない極短時間、数回フッキ
ングを行なう。通常、スイッチ51はオンしており、数
回のフッキングに応じた信号が屋内機器接続端子56を
介してフォトカプラ57に与えられる。信号処理回路5
3はフォトカプラ57からの信号を受け、数回のフッキ
ングを検出することによって、屋内の端末網制御装置1
5からコマンドが送信されることを認識し、切替え信号
52によってスイッチ51をオフして屋内の端末網制御
装置15と電話回線11との接続を切断する。これによ
って、屋内の端末網制御装置15が屋外の端末網制御装
置10との間で通信を行なうことが可能となる。
【0041】また、屋内の端末網制御装置15は、コマ
ンドを送出する前に交換機に影響しない抵抗値で半ルー
プを行なうようにしても良い。半ループを行なうとは、
ループのときよりも高い抵抗値でショートすることであ
る。信号処理回路53はフォトカプラ57からの信号を
受け、半ループを検出することによって、屋内の端末網
制御装置15からコマンドが送信されることを認識し、
切替え信号52によってスイッチ51をオフして屋内の
端末網制御装置15と電話回線11との接続を切断す
る。これによって、屋内の端末網制御装置15が屋外の
端末網制御装置10との間で通信を行なうことが可能と
なる。
【0042】また、屋内の端末網制御装置15が端末網
制御装置10を介してセンタへ電話をかけ、センタから
の応答信号、コマンドなどによって端末網制御装置10
に起動をかけて、屋外の端末網制御装置10が屋内の端
末網制御装置15からコマンドが送出されることを認識
するようにしても良い。信号処理回路53がセンタから
の応答信号、コマンド等を検出することによって、屋内
の端末網制御装置15からコマンドが送信されることを
認識し、切替え信号52によってスイッチ51をオフし
て屋内の端末網制御装置15と電話回線11との接続を
切断する。これによって、屋内の端末網制御装置15が
屋外の端末網制御装置10との間で通信を行なうことが
可能となる。
【0043】図4は、屋外の端末網制御装置10に設定
器61を接続して、端末網制御装置10にデータを設定
する場合の自動検針システムの概略構成を示すブロック
図である。図3に示す構成と比較して、屋内機器接続端
子56に設定器61が接続される点のみが異なる。した
がって、重複する構成および機能の詳細な説明は繰返さ
ない。
【0044】屋内機器接続端子56に接続された設定器
61は、図3を用いて説明した方法によって屋外の端末
網制御装置10にコマンドを送出し、屋外の端末網制御
装置10にデータを設定することが可能となる。
【0045】従来は、設定器61を接続する端子として
専用の端子を設けたり、ガスメータ30を接続する端子
(図1に示すガスメータ30が接続される端子)を共用
したりして、屋外の端末網制御装置にデータを設定して
いた。しかし、端末網制御装置に専用の端子を設けた場
合には、コストアップになる。また、ガスメータ30を
接続する端子を共用する場合には、ガスメータ30を外
してその端子を使用する必要があるため手間がかかると
いった問題があった。さらには、端子にガスメータ30
を接続した状態でガスメータ30との間で通信を行なっ
て、配線や設定の確認を行なうことができないといった
問題があった。しかし、本実施の形態のように屋内機器
接続端子56に設定器61を接続することによって、こ
れらの問題が全て解消されることになる。
【0046】以上説明したように、本発明の実施の形態
1における自動検針システムによれば、屋外に設置され
た端末網制御装置10と屋内に設置された端末網制御装
置15との間で通信を行ない、屋内の端末網制御装置1
5に設けられた表示器12に情報を表示するようにした
ので、ユーザはガス使用量、支払い金額などの検針デー
タや、ガス漏れなどの情報を容易に知ることが可能とな
った。
【0047】また、屋外の端末網制御装置10と屋内の
端末網制御装置15とを屋内配線19により接続するよ
うにしたので、壁の貫通工事が不要となり、自動検針シ
ステムの設置が容易に行なえるようになった。
【0048】さらには、屋外の端末網制御装置10に設
けられた屋内機器接続端子56に設定器61を接続する
ことによって、端子にガスメータ30を接続した状態で
ガスメータ30との間で通信を行なって、配線や設定の
確認を行なうことが可能となった。
【0049】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2における自動検針システムの概略構成を示すブロ
ック図である。この自動検針システムは、端末網制御装
置31と、電話機13と、端末網制御装置31との間で
無線によって通信を行なう端末網制御装置32と、AC
アダプタ18と、ガスメータ30とを含む。端末網制御
装置31およびガスメータ30は屋外に設置される。ま
た、端末網制御装置32は屋内に設置される。
【0050】図1に示す実施の形態1における端末網制
御装置10および15は有線によって通信を行なった
が、実施の形態2における端末網制御装置31および3
2は無線によって通信を行なうものである。したがっ
て、図3を用いて説明したコマンドが送出されることを
検出する認識部が不要となり、端末網制御装置32はい
つでも端末網制御装置31にコマンドを送出することが
可能となる。
【0051】センタからの検針の場合には、端末網制御
装置32が屋外の端末網制御装置31に検針を指示する
コマンドを送出する。端末網制御装置31がガスメータ
30の検針を行ない、その検針結果を屋内の端末網制御
装置32へ送信する。端末網制御装置32は検針結果を
受信すると、電話回線11を介してセンタへその情報を
伝送するとともに、表示器12に検針結果を表示する。
これによって、ユーザはガスの使用量や支払い金額を知
ることができる。
【0052】また、センタから検針がない場合でも、定
期的に屋内の端末網制御装置32が屋外の端末網制御装
置31を介してガスメータ30から検針結果を受信する
ことによって、表示器12に時々刻々のガス使用量など
の情報を表示することができる。
【0053】また、ガスメータ30に異常が発生した場
合には、端末網制御装置31が屋内の端末網制御装置3
2にその情報を伝送する。端末網制御装置32はその情
報を受信すると、電話回線11を介してセンタへその情
報を伝送するとともに、表示器12にその情報を表示す
る。したがって、ユーザは異常が発生したことを直ちに
知ることができるようになる。
【0054】以上説明したように、本実施の形態におけ
る自動検針システムによれば、屋外の端末網制御装置3
1と屋内の端末網制御装置32との間の通信を無線で行
なうようにしたので、実施の形態1において説明した効
果に加えて、コマンドが送出されることを検出するため
の構成が不要となり、システムの構成を簡単にすること
が可能となった。
【0055】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
おける自動検針システムは、屋内に配置される端末網制
御装置にワイヤレス電話親機を使用し、電話機としてワ
イヤレス電話子機を使用したものである。
【0056】図6は、本発明の実施の形態3における自
動検針システムの概略構成を示すブロック図である。こ
の自動検針システムは、端末網制御装置31と、電話機
(ワイヤレス電話子機)20、端末網制御装置31との
間で無線によって通信を行なう、表示器16を有する端
末網制御装置(ワイヤレス電話親機)17と、ガスメー
タ30とを含む。端末網制御装置31およびガスメータ
30は屋外に設置される。また、端末網制御装置17は
屋内に設置される。
【0057】図5に示す実施の形態2における自動検針
システムと比較して、屋内の端末網制御装置17が屋外
の端末網制御装置31との間で無線で通信を行なうとと
もに、電話機(ワイヤレス電話子機)20との間でも無
線で通信を行なう点のみが異なる。したがって、重複す
る構成および機能の詳細な説明は繰返さない。
【0058】屋外の端末網制御装置31と屋内の端末網
制御装置17との間の通信で使用する周波数帯および通
信方式を、端末網制御装置17と電話機20との間の通
信で使用する周波数帯および通信方式とすることによっ
て、コードレス電話機(端末網制御装置17、電話機2
0)に屋外に配置される端末網制御装置31と追加する
だけで自動検針システムを構築することが可能となる。
【0059】また、端末網制御装置(ワイヤレス電話親
機)17のボタンを操作することによってコマンドを屋
外の端末網制御装置31に送信し、端末網制御装置31
がこのコマンドに応じてガスメータ30の検針や供給弁
の開閉の制御などを行なうようにしても良い。
【0060】以上説明したように、本実施の形態におけ
る自動検針システムによれば、屋内の端末網制御装置1
7としてコードレス電話の電話親機を使用し、電話機2
0としてコードレス電話の電話子機を使用するようにし
たので、実施の形態1において説明した効果に加えて、
自動検針システムをさらに安価に構築することが可能と
なった。
【0061】今回開示された実施の形態は、すべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請
求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味
および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図さ
れる。
【0062】
【発明の効果】本発明のある局面によれば、第2の端末
網制御装置が、第1の端末網制御装置から受信した情報
を表示手段に表示するので、メータの検針結果などの情
報をユーザに提示することが可能となった。
【0063】また、第1の端末網制御装置が、センタま
たはメータから受信した検針結果を第2の端末網制御装
置へ送信するので、第2の端末網制御装置は、センタか
ら表示手段に表示可能なデータ形式に変換された検針結
果を受信して、その情報を表示手段に表示することが可
能となった。
【0064】また、第1の端末網制御装置が、センタか
ら受信した異常を示す情報を第2の端末網制御装置へ送
信するので、第2の端末網制御装置は、センタから異常
を示す情報を受信して、その情報を表示手段に表示する
ことが可能となった。
【0065】また、第1の端末網制御装置が、第2の端
末網制御装置がループしたときに所定時間待ち、所定時
間内に所定の信号を受信した場合に第2の端末網制御装
置との間で通信を行なうので、第1の端末網制御装置
は、第2の端末網制御装置との間で通信を行なう否かを
容易に判定することが可能となった。
【0066】また、第1の端末網制御装置が、交換機に
影響しない極短時間、数回のフッキングを検出した場合
に、第2の端末網制御装置との間で通信を行うので、第
1の端末網制御装置は、第2の端末網制御装置との間で
通信を行なう否かを容易に判定することが可能となっ
た。
【0067】また、第1の端末網制御装置が、交換機に
影響しないレベルの半ループを検出した場合に、第2の
端末網制御装置との間で通信を行うので、第1の端末網
制御装置は、第2の端末網制御装置との間で通信を行な
う否かを容易に判定することが可能となった。
【0068】また、第2の端末網制御装置が、第1の端
末網制御装置を介してセンタにダイヤルし、第1の端末
網制御装置がセンタから所定の応答を受信した場合に、
第1の端末網制御装置との間で通信を行うので、第1の
端末網制御装置は、第2の端末網制御装置との間で通信
を行なう否かを容易に判定することが可能となった。
【0069】また、自動検針システムはさらに、第2の
端末網制御装置が有線で接続される第1の端末網制御装
置の端子に接続され、第1の端末網制御装置にデータを
設定する設定器を含むので、第1の端末網制御装置に専
用の端子を設けることなく、メータを接続した状態で第
1の端末網制御装置にデータを設定することが可能とな
った。
【0070】また、第2の端末網制御装置が、第1の端
末網制御装置と無線で通信を行なうので、第1の端末網
制御装置は、第2の端末網制御装置からコマンドが送出
されるか否かを検出する構成が不要となり、自動検針シ
ステムの構成を簡単にすることが可能となった。
【0071】また、第2の端末網制御装置はコードレス
電話親機であり、自動検針システムはさらに、コードレ
ス電話親機との間で無線によって通信を行なうコードレ
ス電話子機を含むので、コードレス電話に第1の端末網
制御装置を追加するだけで、自動検針システムを構築す
ることが可能となった。
【0072】また、コードレス電話親機は、ユーザのボ
タン操作によって第1の端末網制御装置へコマンドを送
信し、第1の端末網制御装置は、コードレス電話親機か
ら受信したコマンドに応じてメータを制御するので、ユ
ーザは屋内で屋外に配置されたメータの制御を行なうこ
とが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における自動検針シス
テムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】 屋外に端末網制御装置10を設けずに、屋内
に設置された端末網制御装置15のみで自動検針を行な
う自動検針システムの一例を示す図である。
【図3】 屋外の端末網制御装置10が、屋内の端末網
制御装置15からコマンドが送出されることを認識する
認識部の構成例を示すブロック図である。
【図4】 屋外の端末網制御装置10に設定器61を接
続して、端末網制御装置10にデータを設定する場合の
自動検針システムの概略構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態2における自動検針シス
テムの概略構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明の実施の形態3における自動検針シス
テムの概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10,15,31,32 端末網制御装置、11 電話
回線、12,16 表示器、13 電話機、17 ワイ
ヤレス電話親機、18 ACアダプタ、19屋内配線、
20 ワイヤレス電話子機、30 ガスメータ、51
スイッチ、53 信号処理回路、55 電話回線接続端
子、56 屋内機器接続端子、57フォトカプラ、61
設定器。
フロントページの続き (72)発明者 関川 修 埼玉県蕨市中央4−2−22 エヌ・ティ・ ティ中央テレコンネット株式会社内 Fターム(参考) 5K101 KK12 LL01 MM04 MM07 NN18 NN21

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外に配置される第1の端末網制御装
    置、屋内に配置される第2の端末網制御装置および前記
    第1の端末網制御装置に接続される検針用のメータを含
    んだ自動検針システムであって、 前記第2の端末網制御装置は、情報を表示するための表
    示手段を含み、 前記第1の端末網制御装置は、少なくとも前記メータの
    検針結果を含んだ情報を前記第2の端末網制御装置へ送
    信し、 前記第2の端末網制御装置は、前記第1の端末網制御装
    置から受信した情報を前記表示手段に表示する、自動検
    針システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の端末網制御装置は、電話回線
    を介してセンタに接続されるとともに、前記第2の端末
    網制御装置と有線で接続され、 前記メータから受信した検針結果を前記センタへ送信
    し、前記センタまたは前記メータから受信した検針結果
    を前記第2の端末網制御装置へ送信する、請求項1記載
    の自動検針システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の端末網制御装置はさらに、前
    記メータから受信した異常を示す情報を前記センタへ送
    信し、前記センタから受信した異常を示す情報を前記第
    2の端末網制御装置へ送信する、請求項2記載の自動検
    針システム。
  4. 【請求項4】 前記第1の端末網制御装置は、前記第2
    の端末網制御装置がループしたときに所定時間待ち、該
    所定時間内に所定の信号を受信した場合に前記第2の端
    末網制御装置との間で通信を行なう、請求項2または3
    記載の自動検針システム。
  5. 【請求項5】 前記第1の端末網制御装置は、交換機に
    影響しない極短時間、数回のフッキングを検出した場合
    に、前記第2の端末網制御装置との間で通信を行う、請
    求項2または3記載の自動検針システム。
  6. 【請求項6】 前記第1の端末網制御装置は、交換機に
    影響しないレベルの半ループを検出した場合に、前記第
    2の端末網制御装置との間で通信を行う、請求項2また
    は3記載の自動検針システム。
  7. 【請求項7】 前記第2の端末網制御装置は、前記第1
    の端末網制御装置を介して前記センタにダイヤルし、前
    記第1の端末網制御装置が前記センタから所定の応答を
    受信した場合に、前記第1の端末網制御装置との間で通
    信を行う、請求項2または3記載の自動検針システム。
  8. 【請求項8】 前記自動検針システムはさらに、前記第
    2の端末網制御装置が有線で接続される前記第1の端末
    網制御装置の端子に接続され、前記第1の端末網制御装
    置にデータを設定する設定器を含む、請求項2〜7のい
    ずれかに記載の自動検針システム。
  9. 【請求項9】 前記第2の端末網制御装置は、電話回線
    を介してセンタに接続されるとともに、前記第1の端末
    網制御装置と無線で通信を行ない、 前記第1の端末網制御装置から受信した検針結果を前記
    センタへ送信し、 前記センタまたは前記第1の端末網制御装置から受信し
    た検針結果を前記表示手段に表示する、請求項1記載の
    自動検針システム。
  10. 【請求項10】 前記第2の端末網制御装置はコードレ
    ス電話親機であり、 前記自動検針システムはさらに、前記コードレス電話親
    機との間で無線によって通信を行なうコードレス電話子
    機を含む、請求項9記載の自動検針システム。
  11. 【請求項11】 前記コードレス電話親機は、ユーザの
    ボタン操作によって前記第1の端末網制御装置へコマン
    ドを送信し、 前記第1の端末網制御装置は、前記コードレス電話親機
    から受信したコマンドに応じて前記メータを制御する、
    請求項10記載の自動検針システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008519471A (ja) * 2004-10-15 2008-06-05 ユニバースセル・コーポレイション 有線アダプタを用いた通信システムおよび通信方法

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