JP3409934B2 - 無線自動検針システム - Google Patents

無線自動検針システム

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JP3409934B2 JP00438095A JP438095A JP3409934B2 JP 3409934 B2 JP3409934 B2 JP 3409934B2 JP 00438095 A JP00438095 A JP 00438095A JP 438095 A JP438095 A JP 438095A JP 3409934 B2 JP3409934 B2 JP 3409934B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば水道、電気、ガ
ス等の使用量データを電話回線および無線回線を介して
自動的に収集する無線自動検針システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、この種の無線自動検針システム
の一般的な構成を示すブロック図である。同図に示すよ
うに、無線自動検針システムは、例えば水道、電気、ガ
ス等の使用量を計測するための端末装置を構成するメー
タ19を有し、該メータ19は例えば水道、電気、ガス
等の需要家の所に設置される。
【0003】このメータ19は、無線装置子機18に接
続され、該無線装置子機18から無線回線を介して無線
装置親機17に接続されている。また、無線装置親機1
7は、端末用網制御装置(T−NCU)16に接続さ
れ、該端末用網制御装置16から電話回線を介して電話
交換機14に接続されている。電話交換機14は電話回
線を介してノーリンギング通信用網制御装置であるセン
タ側網制御装置(C−NCU)12または端末発呼通信
用網制御装置である自動着信網制御装置(MA−NC
U)13を介してセンタ装置11に接続されている。ま
た、電話交換機14の両端にはノーリンギングトランク
15が接続されている。
【0004】このように構成される無線自動検針システ
ムにおいて、メータ19で計測された水道、電気、ガス
等の使用量データをセンタ装置11で収集するには、セ
ンタ装置11からセンタ側網制御装置12、電話交換機
14、ノーリンギングトランク15を介して端末用網制
御装置16にノーリンギング着信し、該端末用網制御装
置16から更に無線装置親機17および無線装置子機1
8を介してメータ19を呼び出して、センタ装置11と
メータ19との間でデータ通信を行い、これによりメー
タ19で計測した前記使用量データをメータ19から逆
の経路を介してセンタ装置11に伝送し、センタ装置1
1に収集するようになっている。
【0005】また、メータ19で異常事態等が発生した
場合には、メータ19から端末発呼通信により無線装置
子機18、無線装置親機17、端末用網制御装置16、
電話交換機14、自動着信網制御装置13を介してセン
タ装置11を呼び出して、メータ19とセンタ装置11
との間でデータ通信を行い、メータ19の異常事態を報
知するアラーム情報をメータ19からセンタ装置11に
伝送するようになっている。
【0006】以上のように動作する無線自動検針システ
ムにおいて、無線装置親機17および無線装置子機18
は、需要家の水道メータやガスメータ等が設けられてい
る場合の近くに設置されるものであり、該無線装置の動
作電源として商用電源を使用することが困難であるた
め、その動作電源として電池を使用することが必須とな
っている。また、該無線装置の耐用年数は、メータ19
の使用期間、例えば8〜10年程度と同様の期間動作す
ることが要求されている。
【0007】このように無線装置は、電池駆動され、そ
の耐用年数もかなり長いものであるため、電池の消耗を
極力低減すべく低消費電力化を達成するように構成され
ている。この低消費電力化では、無線装置親機および無
線装置子機の各無線装置は相手無線装置からの起動電文
を受信するために間欠的キャリアセンス動作を行うとと
もに、起動電文を送信する側の無線装置は前記間欠的キ
ャリアセンス動作の間隔よりも長い時間起動電文を繰り
返し連続して送信するようにしている。
【0008】図8は、上述したようにセンタ装置11か
らセンタ側網制御装置(C−NCU)12、電話交換機
14、ノーリンギングトランク15を介して端末用網制
御装置(T−NCU)16にノーリンギング着信し、該
端末用網制御装置16から無線装置親機17、無線装置
子機18を介してメータ19を呼び出し、メータ19か
ら検針データを収集するノーリンギング通信時の動作手
順を示す図である。
【0009】図8(c)に示すように、無線装置親機1
7はセンタ側網制御装置12、端末用網制御装置16か
ら起動電文を受信すると、該起動電文を無線起動電文に
変換したものを1起動電文として、この同じ起動電文を
繰り返し連続して複数回(図8では、m回)送信する。
この繰り返し連続送信された起動電文は、図8(d)に
示すように、無線装置子機18によって間欠的キャリア
センス動作により検出される。無線装置子機18は、該
起動電文を受信すると、該受信電文を有線起動電文に変
換して、メータ19に送信する。
【0010】メータ19は、無線装置子機18から起動
電文を受信すると、図8(e)に示すように、応答電文
を無線装置子機18に送信する。無線装置子機18は、
メータ19から応答電文を受信すると、有線応答電文を
無線応答電文に変換してから、図8(d)に示すよう
に、直ちに無線装置親機17に対して無線送信するが、
この場合には、図8(c)に示すように、無線装置親機
17は起動電文の繰り返し連続送信中であるため、無線
装置子機18からの無線装置親機17に対する応答電文
は図8(d)に「x」印で示すように無線装置親機17
からの起動送信と衝突してしまうことになる。
【0011】また、このような衝突を回避するために、
無線装置子機18が無線装置親機17からの起動送信キ
ャリアの断を検出した後に、図8(d)の(イ)に示す
ように遅らせて、応答電文を無線装置親機17に送信す
るようにした場合には、メータ19の応答電文を受信し
てから無線装置子機18が応答電文を無線装置親機17
に送信開始するまでの時間T3 がかなり長くなることが
あるため、メータ19のタイムアウト監視、すなわちメ
ータ19が応答電文を送信してからセンタ装置11から
の次の電文を受信するまでの時間T4 によって規定され
るメータ19のタイムアウト監視に引っかかってしま
い、通信エラーとなることがある。
【0012】なお、上記説明は、ノーリンギング通信の
場合についての説明であるが、端末発呼通信の場合も、
無線装置子機18が送信側の無線装置となり、無線装置
親機17が受信側の無線装置となるだけで、その他の動
作は上述した動作と同様である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、無線
装置子機がメータから応答電文を受信した後、該応答電
文を直ちに無線装置親機に対して送信すると、無線装置
親機の起動送信と衝突してしまうという問題がある。
【0014】また、このような衝突を回避するために、
無線装置子機が無線装置親機からの起動送信キャリアの
断を検出した後に、応答電文を無線装置親機に送信する
ようにした場合には、メータのタイムアウト監視に引っ
かかってしまい、通信エラーとなることがあるという問
題がある。
【0015】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、無線装置親機と無線装置子機
間の無線通信の衝突を回避するとともに、端末用網制御
装置およびメータのタイムアウト監視にも引っかから
ず、適確に通信を行うことができる無線自動検針システ
ムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の無線自動検針システムは、電話回線に端末
用網制御装置を介して無線装置親機を接続し、該無線装
置親機に無線回線を介して接続される無線装置子機を端
末装置に接続することにより電話回線からノーリンギン
グ通信により端末装置の検針データを含む情報を収集
し、端末装置からの端末発呼通信により端末装置からの
情報を電話回線を介して収集する無線自動検針システム
において、前記無線装置親機が前記端末用網制御装置か
ら起動電文を受信する受信手段と、該受信手段で受信し
た起動電文に送信回数を示す情報を付加する情報付加手
段と、該情報付加手段で前記情報を付加した起動電文を
前記無線装置子機に対して所定の複数回連続送信する連
続送信手段とを有し、前記無線装置子機が間欠的キャリ
アセンス動作により無線装置親機からの前記起動電文を
受信する受信手段と、該受信手段で受信した起動電文中
の前記送信回数を示す情報を検出する情報検出手段と、
該情報検出手段で検出した前記情報から無線装置親機の
無線通信が断となる時間を識別する識別手段と、該識別
手段で識別した時間で前記起動電文を端末装置に送信す
る送信手段とを有することを要旨とする。
【0017】また、本発明の無線自動検針システムは、
電話回線に端末用網制御装置を介して無線装置親機を接
続し、該無線装置親機に無線回線を介して接続される無
線装置子機を端末装置に接続することにより電話回線か
らノーリンギング通信により端末装置の検針データを含
む情報を収集し、端末装置からの端末発呼通信により端
末装置からの情報を電話回線を介して収集する無線自動
検針システムにおいて、前記無線装置子機が前記端末装
置から起動電文を受信する受信手段と、該受信手段で受
信した起動電文に送信回数を示す情報を付加する情報付
加手段と、該情報付加手段で前記情報を付加した起動電
文を前記無線装置親機に対して所定の複数回連続送信す
る連続送信手段とを有し、前記無線装置親機が間欠的キ
ャリアセンス動作により無線装置子機からの前記起動電
文を受信する受信手段と、該受信手段で受信した起動電
文中の前記送信回数を示す情報を検出する情報検出手段
と、該情報検出手段で検出した前記情報から無線装置子
機の無線通信が断となる時間を識別する識別手段と、該
識別手段で識別した時間で前記起動電文を端末用網制御
装置に送信する送信手段とを有することを要旨とする。
【0018】更に、本発明の無線自動検針システムは、
電話回線に端末用網制御装置を介して無線装置親機を接
続し、該無線装置親機に無線回線を介して接続される無
線装置子機を端末装置に接続することにより電話回線か
らノーリンギング通信により端末装置の検針データを含
む情報を収集し、端末装置からの端末発呼通信により端
末装置からの情報を電話回線を介して収集する無線自動
検針システムにおいて、前記無線装置子機が前記端末装
置から起動電文を受信する受信手段と、該受信手段で受
信した起動電文に送信回数を示す情報を付加する情報付
加手段と、該情報付加手段で前記情報を付加した起動電
文を前記無線装置親機に対して所定の複数回連続送信す
る連続送信手段とを有し、前記無線装置親機が間欠的キ
ャリアセンス動作により無線装置子機からの前記起動電
文を受信する受信手段と、該受信手段で受信した起動電
文中の前記送信回数を示す情報を検出する情報検出手段
と、該情報検出手段で検出した前記情報から無線装置子
機の無線通信が断となる時間を識別する識別手段と、該
識別手段で識別した時間が前記端末用網制御装置の電話
回線へのダイヤリング時間よりも長い場合、前記識別手
段で識別した時間から前記ダイヤリング時間を差し引い
た時間で前記起動電文を端末用網制御装置に送信する送
信手段とを有することを要旨とする。
【0019】本発明の無線自動検針システムは、電話回
線に端末用網制御装置を介して無線装置親機を接続し、
該無線装置親機に無線回線を介して接続される無線装置
子機を端末装置に接続することにより電話回線からノー
リンギング通信により端末装置の検針データを含む情報
を収集し、端末装置からの端末発呼通信により端末装置
からの情報を電話回線を介して収集する無線自動検針シ
ステムにおいて、前記無線装置親機が前記端末用網制御
装置から起動電文を受信する受信手段と、該受信手段で
受信した起動電文を前記無線装置子機に対して複数回連
続送信する連続送信手段とを有し、前記無線装置子機が
間欠的キャリアセンス動作により無線装置親機からの前
記起動電文を受信する受信手段と、無線装置親機からの
無線通信キャリアの断を検出する検出手段と、該検出手
段がキャリアの断を検出した後、前記起動電文を端末装
置に送信する送信手段とを有することを要旨とする。
【0020】また、本発明の無線自動検針システムは、
電話回線に端末用網制御装置を介して無線装置親機を接
続し、該無線装置親機に無線回線を介して接続される無
線装置子機を端末装置に接続することにより電話回線か
らノーリンギング通信により端末装置の検針データを含
む情報を収集し、端末装置からの端末発呼通信により端
末装置からの情報を電話回線を介して収集する無線自動
検針システムにおいて、前記無線装置子機が前記端末装
置から起動電文を受信する受信手段と、該受信手段で受
信した起動電文を前記無線装置親機に対して複数回連続
送信する連続送信手段とを有し、前記無線装置親機が間
欠的キャリアセンス動作により無線装置子機からの前記
起動電文を受信する受信手段と、無線装置子機からの無
線通信キャリアの断を検出する検出手段と、該検出手段
がキャリアの断を検出した後、前記起動電文を端末用網
制御装置に送信する送信手段とを有することを要旨とす
る。
【0021】
【作用】本発明の無線自動検針システムでは、無線装置
親機が端末用網制御装置から起動電文を受信すると、該
起動電文に送信回数を示す情報を付加し、該情報を付加
した起動電文を無線装置子機に対して所定の複数回連続
送信し、無線装置子機は間欠的キャリアセンス動作によ
り無線装置親機からの起動電文を受信すると、該起動電
文中の送信回数を示す情報を検出し、該情報から無線装
置親機の無線通信が断となる時間を識別し、この識別し
た時間で起動電文を端末装置に送信する。
【0022】また、本発明の無線自動検針システムで
は、無線装置子機が端末装置から起動電文を受信する
と、該起動電文に送信回数を示す情報を付加し、該情報
を付加した起動電文を無線装置親機に対して所定の複数
回連続送信し、無線装置親機は間欠的キャリアセンス動
作により無線装置子機からの前記起動電文を受信する
と、該起動電文中の送信回数を示す情報を検出し、該情
報から無線装置子機の無線通信が断となる時間を識別
し、この識別した時間で起動電文を端末用網制御装置に
送信する。
【0023】更に、本発明の無線自動検針システムで
は、無線装置子機が端末装置から起動電文を受信する
と、該起動電文に送信回数を示す情報を付加し、該情報
を付加した起動電文を無線装置親機に対して所定の複数
回連続送信し、無線装置親機は間欠的キャリアセンス動
作により無線装置子機からの前記起動電文を受信する
と、該起動電文中の送信回数を示す情報を検出し、該情
報から無線装置子機の無線通信が断となる時間を識別
し、この識別した時間が端末用網制御装置の電話回線へ
のダイヤリング時間よりも長い場合、前記識別時間から
前記ダイヤリング時間を差し引いた時間で起動電文を端
末用網制御装置に送信する。
【0024】本発明の無線自動検針システムでは、無線
装置親機が端末用網制御装置から起動電文を受信する
と、該起動電文を無線装置子機に対して複数回連続送信
し、無線装置子機は間欠的キャリアセンス動作により無
線装置親機からの起動電文を受信すると、無線装置親機
からの無線通信キャリアの断を検出した後、前記起動電
文を端末装置に送信する。
【0025】また、本発明の無線自動検針システムで
は、無線装置子機が端末装置から起動電文を受信する
と、該起動電文を無線装置親機に対して複数回連続送信
し、無線装置親機は間欠的キャリアセンス動作により無
線装置子機からの前記起動電文を受信すると、無線装置
子機からの無線通信キャリアの断を検出した後、前記起
動電文を端末用網制御装置に送信する。
【0026】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0027】図1は、本発明の一実施例に係わる無線自
動検針システムに使用される無線装置の構成を示すブロ
ック図である。同図に示す無線装置1は、上述した図2
に示した無線装置親機17および無線装置子機18を構
成するものであり、該無線装置を図2に示すように端末
用網制御装置16に接続した場合には前記無線装置親機
17を構成し、また該無線装置をメータ19に接続した
場合には前記無線装置子機18を構成するものである。
【0028】すなわち、図1に示す無線装置1は、その
全体の動作を制御する制御部であるCPU5を有し、該
CPU5にはインタフェース回路4が接続されている
が、このインタフェース回路4を図2に示すように端末
用網制御装置16に接続した場合には無線装置親機17
を構成し、またメータ19に接続した場合には無線装置
子機18を構成する。
【0029】前記CPU5は、無線回路3およびアンテ
ナ2を介して相手無線装置と無線通信し、また相手無線
装置からの無線信号をアンテナ2および無線回路3を介
して受信する。また、無線回路3にはキャリア検出回路
9が接続され、該キャリア検出回路9は間欠的キャリア
センス動作を行い、これにより無線回路3を介して相手
無線装置からの無線通信の有無を検出するようになって
いる。
【0030】また、CPU5にはタイマ回路6、1電文
時間長設定回路7、送信回数設定回路8、ダイヤリング
動作時間設定回路10が接続されているが、タイマ回路
6はCPU5が設定した後述する遅延時間T5 を計数す
る回路であり、1電文時間長設定回路7はCPU5に無
線起動電文の1電文時間T1 を設定する回路であり、送
信回数設定回路8はCPU5に無線起動電文の1電文の
送信回数mを設定する回路であり、ダイヤリング動作時
間設定回路10はCPU5に端末発呼通信時に端末用網
制御装置16が自動着信網制御装置13に対して行うダ
イヤリング動作時間T6 を設定する回路である。
【0031】次に、以上のように構成される無線自動検
針システムのノーリンギング通信の作用を図3に示すタ
イミング図を参照して説明する。
【0032】センタ装置11がセンタ側網制御装置1
2、電話交換機14、ノーリンギングトランク15を介
して端末用網制御装置16にノーリンギング着信し、該
端末用網制御装置16に起動電文を送信すると、端末用
網制御装置16は該起動電文を無線装置親機17に対し
て送出する。無線装置親機17は、図3(c)に示すよ
うに、端末用網制御装置16からの起動電文をインタフ
ェース回路4を介して受信し、該起動電文をCPU5に
供給して、該電文を無線通信電文に変換する。なお、こ
の無線通信電文は、例えばテレメータ/テレコントロー
ル用の特定小電力無線規格(RCR STD−16)で
規格化されているように、無線装置間の同期を取るため
の「ビット同期信号」と、電文の先頭を示す「フレーム
同期信号」と、各無線装置を識別するための「呼出信
号」と、端末用網制御装置16からの起動電文を示すコ
マンド部分とからなる「1フレーム」を基本構成とす
る。
【0033】無線装置親機17のCPU5は、前記無線
通信電文に対して送信回数を示す情報を付加し、図3
(c)に示すような「ビット同期信号、フレーム同期信
号、呼出信号、送信回数n、起動電文」を1電文(時間
1 )として作成し、この1電文を図3(c)に示すよ
うに送信回数設定回路8に設定されている送信回数mだ
け繰り返し連続して送信する。従って、この連続送信時
間はm×T1 である。
【0034】無線装置子機18は、無線装置親機17か
らの繰り返し連続送信されてくる起動電文を図3(d)
に示すようにキャリア検出回路9の時間間隔T2 の間欠
的キャリアセンス動作で受信し、この受信した起動電文
中の送信回数nをCPU5で識別する。CPU5は、こ
の送信回数n、送信回数設定回路8に設定されている送
信回数m、および1電文時間T1 に基づいて無線装置親
機17の無線通信が断となる時間T5 =(m−n)×T
1 を計算し、この時間T5 をタイマ回路6に設定し、該
時間T5 の計数を開始させる。
【0035】そして、タイマ回路6における時間T5
計数が完了すると、CPU5は無線装置親機17からの
連続無線通信が終了したと判断し、図3(d),(e)
に示すように、インタフェース回路4を介してメータ1
9に対して起動電文を送信する。メータ19は無線装置
子機18から起動電文を受信すると、応答電文を無線装
置子機18に対して返送する。無線装置子機18は、こ
のメータ19からの応答電文を無線装置親機17に送信
し、無線装置親機17は更に端末用網制御装置16、電
話交換機14、ノーリンギングトランク15、センタ側
網制御装置12を介してセンタ装置11に応答電文を送
信する。センタ装置11はこの応答電文を受信すると、
設定電文を逆の経路でメータ19に送信する。
【0036】以上のように、無線装置子機18が無線装
置親機17の無線通信終了を識別して、メータ19に対
して起動電文を送信する時間をT5 だけ遅らせることに
より、無線装置子機18からメータ19への起動電文の
送信タイミングが常に一定となり、無線装置親機17か
らの無線通信と無線装置子機18からの応答送信とが衝
突することがなくなる。また、無線装置子機18が無線
装置親機17に対して応答電文を送信する場合に、無線
装置親機17からのキャリア断を待つ必要がないため、
図8に示した無線通信待ち時間T3 が0となり、メータ
19の受信待ち時間T4 のタイムアウト監視に引っかか
って、通信エラーとなることもない。
【0037】次に、図4に示すタイミング図を参照し
て、端末発呼通信の作用について説明する。
【0038】図4(e)に示すように、メータ19が端
末発呼して、起動電文を無線装置子機18に送信する
と、無線装置子機18のCPU5は該起動電文を無線通
信電文に変換するとともに、無線通信電文に対して送信
回数を示す情報を付加し、図4(d)に示すような「ビ
ット同期信号、フレーム同期信号、呼出信号、送信回数
n、起動電文」を1電文(時間T1 )として作成し、こ
の1電文を図4(d)に示すように送信回数設定回路8
に設定されている送信回数mだけ繰り返し連続して送信
する。
【0039】無線装置親機17は、無線装置子機18か
らの繰り返し連続送信されてくる起動電文を図4(c)
に示すようにキャリア検出回路9の時間間隔T2 の間欠
的キャリアセンス動作で受信し、この受信した起動電文
中の送信回数nをCPU5で識別する。CPU5は、こ
の送信回数n、送信回数設定回路8に設定されている送
信回数m、および1電文時間T1 に基づいて無線装置子
機18の無線通信が断となる時間T5 =(m−n)×T
1 を計算し、この時間T5 をタイマ回路6に設定し、該
時間T5 の計数を開始させる。
【0040】そして、タイマ回路6における時間T5
計数が完了すると、無線装置親機17のCPU5は無線
装置子機18からの連続無線通信が終了したと判断し、
図4(c),(b)に示すように、インタフェース回路
4を介して端末用網制御装置16に対して起動電文を送
信する。端末用網制御装置16は無線装置親機17から
起動電文を受信すると、電話回線を介して電話交換機1
4にダイヤリング動作を行い、これにより自動着信網制
御装置13を介してセンタ装置11を呼び出し、前記起
動電文をセンタ装置11に送信する。これに対して、セ
ンタ装置11は自動着信網制御装置13、電話交換機1
4、端末用網制御装置16を介して無線装置親機17に
応答電文を送信する。
【0041】無線装置親機17はセンタ装置からの応答
電文を受信すると、該応答電文を無線装置子機18を介
してメータ19に送信する。メータ19は該応答電文を
受信すると、情報電文を無線装置子機18、無線装置親
機17、端末用網制御装置16、電話交換機14、自動
着信網制御装置13を介してセンタ装置11に送信す
る。
【0042】以上のように、無線装置親機17が無線装
置子機18の無線通信終了を識別して、端末用網制御装
置16に対して起動電文を送信する時間をT5 だけ遅ら
せることにより、無線装置親機17から端末用網制御装
置16への起動電文を送信タイミングが常に一定とな
り、無線装置子機18からの無線通信と無線装置親機1
7からの応答送信とが衝突することがなくなる。また、
無線装置親機17が無線装置子機18に対して応答電文
を送信する場合に、無線装置子機18からのキャリア断
を待つ必要がないため、無線通信待ち時間T3 が0とな
り、端末用網制御装置16の受信待ち時間T4 のタイム
アウト監視に引っかかって、通信エラーとなることもな
い。
【0043】次に、図5に示すタイミング図を参照し
て、本発明の他の実施例に係わる端末発呼通信の作用に
ついて説明する。
【0044】図5に示す端末発呼通信は、図4に示した
端末発呼通信において無線装置親機17が端末用網制御
装置16に対して送信する起動電文のタイミングを端末
用網制御装置16におけるダイヤリング動作時間だけ早
く設定した点が異なるのみである。
【0045】すなわち、無線装置子機18がメータ19
からの起動電文に対して送信回数を示す情報nを付加し
て、「ビット同期信号、フレーム同期信号、呼出信号、
送信回数n、起動電文」からなる1電文を図5(d)に
示すように送信回数mだけ繰り返し連続して送信し、無
線装置親機17が無線装置子機18からの繰り返し連続
送信されてくるこの起動電文を図5(c)に示すように
キャリア検出回路9の間欠的キャリアセンス動作で受信
し、この受信した起動電文中の送信回数nをCPU5で
識別すると、CPU5は、この送信回数n、送信回数設
定回路8に設定されている送信回数m、および1電文時
間T1 に基づいて無線装置子機18の無線通信が断とな
る時間T7 =(m−n)×T1 を計算するとともに、該
時間T7をダイヤリング動作時間設定回路10に設定さ
れている端末用網制御装置16からのダイヤリング動作
時間T6 と比較し、前記時間T7 がダイヤリング動作時
間T6 よりも長い場合、該時間T7 からダイヤリング動
作時間T6 を減算して、遅延時間T5 (=T7 −T6
を算出し、この遅延時間T5 を前記タイマ回路6に設定
し、該置換時間T5 の計数を開始させる。
【0046】そして、この遅延時間T5 の計数完了の後
に、無線装置親機17は端末用網制御装置16に対して
起動電文を送信し、これにより無線装置親機17から端
末用網制御装置16への起動電文の送信開始時点をダイ
ヤリング動作時間T6 だけ早く行うようにした点が図4
に示す端末発呼通信と異なるものであり、その他の作用
は図4の端末発呼通信と同じである。
【0047】上述した図5に示す端末発呼通信において
は、図4に示した端末発呼通信によって得られる効果に
加えて、ダイヤリング動作時間T6 だけ、全体の通信時
間を短縮することができる。
【0048】次に、図6に示すタイミング図を参照し
て、本発明の更に他の実施例に係わるノーリンギング通
信の作用を説明する。
【0049】図6に示すノーリンギング通信は、図3に
示したノーリンギング通信における無線装置親機17で
の起動電文の作成において送信回数を示す情報nを付加
することを行わず、「ビット同期信号、フレーム同期信
号、呼出信号、起動電文」を1電文として作成し、この
1電文を図6(c)に示すように送信回数mだけ繰り返
し連続して送信するとともに、無線装置子機18はキャ
リア検出回路9によって無線装置親機17からの無線通
信を図6(d)に示すように検出すると、無線装置親機
17からの無線起動電文を有線起動電文に変換し、それ
から無線装置親機17からの無線通信キャリアが断にな
ったことを確認し、この確認により無線装置子機18か
らメータ19に起動電文を送信するようにした点が異な
るのみで、その他の作用は図3に示したノーリンギング
通信の場合と同じである。
【0050】すなわち、図6に示す実施例のノーリンギ
ング通信では、無線装置親機17の無線通信の終了を確
認した後、すなわちキャリアの断を検出した後、無線装
置子機18からメータ19に起動電文を送信し、これに
より図3に示すノーリンギング通信と同じ効果を達成し
ている。
【0051】次に、図7に示すタイミング図を参照し
て、本発明の別の実施例に係わる端末発呼通信の作用を
説明する。
【0052】図7に示す端末発呼通信は、図4に示した
端末発呼通信における無線装置子機18での起動電文の
作成において送信回数を示す情報nを付加することを行
わず、「ビット同期信号、フレーム同期信号、呼出信
号、起動電文」を1電文として作成し、この1電文を図
7(d)に示すように送信回数mだけ繰り返し連続して
送信するとともに、無線装置親機17はキャリア検出回
路9によって無線装置子機18からの無線通信を図7
(c)に示すように検出すると、無線装置子機18から
の無線起動電文を有線起動電文に変換し、それから無線
装置子機18からの無線通信キャリアが断になったこと
を確認し、この確認により無線装置親機17から端末用
網制御装置16に起動電文を送信するようにした点が異
なるのみで、その他の作用は図4に示した端末発呼通信
の場合と同じである。
【0053】すなわち、図7に示す実施例の端末発呼通
信では、無線装置子機18の無線通信の終了を確認した
後、すなわちキャリアの断を検出した後、無線装置親機
17から端末用網制御装置16に起動電文を送信し、こ
れにより図4に示す端末発呼通信と同じ効果を達成して
いる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無線装置親機が送信回数を示す情報を付加した起動電文
を所定の複数回連続送信し、無線装置子機は該起動電文
を受信すると、送信回数を示す情報から無線装置親機の
無線通信が断となる時間を識別し、この識別した時間で
起動電文を端末装置に送信するので、無線装置親機から
の無線通信と無線装置子機からの応答送信とが衝突する
ことがなくなるとともに、また端末装置の受信待ち時間
のタイムアウト監視に引っかかって、通信エラーとなる
こともない。
【0055】また、本発明によれば、無線装置子機が送
信回数を示す情報を付加した起動電文を所定の複数回連
続送信し、無線装置親機は該起動電文を受信すると、送
信回数を示す情報から無線装置子機の無線通信が断とな
る時間を識別し、この識別した時間で起動電文を端末用
網制御装置に送信するので、無線装置子機からの無線通
信と無線装置親機からの応答送信とが衝突することがな
くなるとともに、また端末用網制御装置の受信待ち時間
のタイムアウト監視に引っかかって、通信エラーとなる
こともない。
【0056】更に、本発明によれば、無線装置子機が送
信回数を示す情報を付加した起動電文を所定の複数回連
続送信し、無線装置親機が起動電文を受信すると、送信
回数を示す情報から無線装置子機の無線通信が断となる
時間を識別し、この識別した時間が端末用網制御装置の
ダイヤリング時間よりも長い場合、該識別時間からダイ
ヤリング時間を差し引いた時間で起動電文を端末用網制
御装置に送信するので、無線装置子機からの無線通信と
無線装置親機からの応答送信とが衝突することがなくな
るとともに、端末用網制御装置の受信待ち時間のタイム
アウト監視に引っかかって、通信エラーとなることもな
い上に、ダイヤリング動作時間だけ、全体の通信時間を
短縮することができる。
【0057】本発明によれば、無線装置親機が起動電文
を無線装置子機に対して複数回連続送信し、無線装置子
機が起動電文を受信すると、無線装置親機からの無線通
信キャリアの断を検出した後、起動電文を端末装置に送
信するので、無線装置親機からの無線通信と無線装置子
機からの応答送信とが衝突することがなくなるととも
に、また端末装置の受信待ち時間のタイムアウト監視に
引っかかって、通信エラーとなることもない。
【0058】また、本発明によれば、無線装置子機が起
動電文を無線装置親機に対して複数回連続送信し、無線
装置親機が起動電文を受信すると、無線装置子機からの
無線通信キャリアの断を検出した後、起動電文を端末用
網制御装置に送信するので、無線装置子機からの無線通
信と無線装置親機からの応答送信とが衝突することがな
くなるとともに、端末用網制御装置の受信待ち時間のタ
イムアウト監視に引っかかって、通信エラーとなること
もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる無線自動検針システ
ムに使用される無線装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】無線自動検針システムの一般的な構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図1に示す無線自動検針システムのノーリンギ
ング通信の作用を示すタイミング図である。
【図4】図1に示す無線自動検針システムの端末発呼通
信の作用を示すタイミング図である。
【図5】本発明の他の実施例に係わる端末発呼通信の作
用を示すタイミング図である。
【図6】本発明の更に他の実施例に係わるノーリンギン
グ通信の作用を示すタイミング図である。
【図7】本発明の別の実施例に係わる端末発呼通信の作
用を示すタイミング図である。
【図8】従来のノーリンギング通信時の動作手順を示す
タイミング図である。
【符号の説明】
1 無線装置 3 無線回路 4 インタフェース回路 5 CPU 6 タイマ回路 7 1電文時間長設定回路 8 送信回数設定回路 9 キャリア検出回路 10 ダイヤリング動作時間設定回路 11 センタ装置 16 端末用網制御装置 17 無線装置親機 18 無線装置子機 19 メータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311H (72)発明者 藤原 純 千葉県千葉市美浜区中瀬2−3 東京瓦 斯株式会社 インフォメーションテクノ ロジー研究所内 (72)発明者 大木 哲也 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会 社東芝 柳町工場内 (72)発明者 河合 利彦 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会 社東芝 柳町工場内 (72)発明者 原 哲也 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会 社東芝 柳町工場内 (56)参考文献 特公 昭63−20071(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 21/00 - 21/22 G01R 21/00 G01R 21/130 G01R 11/00 - 11/66 G08C 15/00 H04M 11/00 301 H04Q 9/00 311

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に端末用網制御装置を介して無
    線装置親機を接続し、該無線装置親機に無線回線を介し
    て接続される無線装置子機を端末装置に接続することに
    より電話回線からノーリンギング通信により端末装置の
    検針データを含む情報を収集し、端末装置からの端末発
    呼通信により端末装置からの情報を電話回線を介して収
    集する無線自動検針システムにおいて、 前記無線装置親機は、前記端末用網制御装置から起動電
    文を受信する受信手段と、該受信手段で受信した起動電
    文に送信回数を示す情報を付加する情報付加手段と、該
    情報付加手段で前記情報を付加した起動電文を前記無線
    装置子機に対して所定の複数回連続送信する連続送信手
    段とを有し、 前記無線装置子機は、間欠的キャリアセンス動作により
    無線装置親機からの前記起動電文を受信する受信手段
    と、該受信手段で受信した起動電文中の前記送信回数を
    示す情報を検出する情報検出手段と、該情報検出手段で
    検出した前記情報から無線装置親機の無線通信が断とな
    る時間を識別する識別手段と、該識別手段で識別した時
    間で前記起動電文を端末装置に送信する送信手段とを有
    することを特徴とする無線自動検針システム。
  2. 【請求項2】 電話回線に端末用網制御装置を介して無
    線装置親機を接続し、該無線装置親機に無線回線を介し
    て接続される無線装置子機を端末装置に接続することに
    より電話回線からノーリンギング通信により端末装置の
    検針データを含む情報を収集し、端末装置からの端末発
    呼通信により端末装置からの情報を電話回線を介して収
    集する無線自動検針システムにおいて、 前記無線装置子機は、前記端末装置から起動電文を受信
    する受信手段と、該受信手段で受信した起動電文に送信
    回数を示す情報を付加する情報付加手段と、該情報付加
    手段で前記情報を付加した起動電文を前記無線装置親機
    に対して所定の複数回連続送信する連続送信手段とを有
    し、 前記無線装置親機は、間欠的キャリアセンス動作により
    無線装置子機からの前記起動電文を受信する受信手段
    と、該受信手段で受信した起動電文中の前記送信回数を
    示す情報を検出する情報検出手段と、該情報検出手段で
    検出した前記情報から無線装置子機の無線通信が断とな
    る時間を識別する識別手段と、該識別手段で識別した時
    間で前記起動電文を端末用網制御装置に送信する送信手
    段とを有することを特徴とする無線自動検針システム。
  3. 【請求項3】 電話回線に端末用網制御装置を介して無
    線装置親機を接続し、該無線装置親機に無線回線を介し
    て接続される無線装置子機を端末装置に接続することに
    より電話回線からノーリンギング通信により端末装置の
    検針データを含む情報を収集し、端末装置からの端末発
    呼通信により端末装置からの情報を電話回線を介して収
    集する無線自動検針システムにおいて、 前記無線装置子機は、前記端末装置から起動電文を受信
    する受信手段と、該受信手段で受信した起動電文に送信
    回数を示す情報を付加する情報付加手段と、該情報付加
    手段で前記情報を付加した起動電文を前記無線装置親機
    に対して所定の複数回連続送信する連続送信手段とを有
    し、 前記無線装置親機は、間欠的キャリアセンス動作により
    無線装置子機からの前記起動電文を受信する受信手段
    と、該受信手段で受信した起動電文中の前記送信回数を
    示す情報を検出する情報検出手段と、該情報検出手段で
    検出した前記情報から無線装置子機の無線通信が断とな
    る時間を識別する識別手段と、該識別手段で識別した時
    間が前記端末用網制御装置の電話回線へのダイヤリング
    時間よりも長い場合、前記識別手段で識別した時間から
    前記ダイヤリング時間を差し引いた時間で前記起動電文
    を端末用網制御装置に送信する送信手段とを有すること
    を特徴とする無線自動検針システム。
  4. 【請求項4】 電話回線に端末用網制御装置を介して無
    線装置親機を接続し、該無線装置親機に無線回線を介し
    て接続される無線装置子機を端末装置に接続することに
    より電話回線からノーリンギング通信により端末装置の
    検針データを含む情報を収集し、端末装置からの端末発
    呼通信により端末装置からの情報を電話回線を介して収
    集する無線自動検針システムにおいて、 前記無線装置親機は、前記端末用網制御装置から起動電
    文を受信する受信手段と、該受信手段で受信した起動電
    文を前記無線装置子機に対して複数回連続送信する連続
    送信手段とを有し、 前記無線装置子機は、間欠的キャリアセンス動作により
    無線装置親機からの前記起動電文を受信する受信手段
    と、無線装置親機からの無線通信キャリアの断を検出す
    る検出手段と、該検出手段がキャリアの断を検出した
    後、前記起動電文を端末装置に送信する送信手段とを有
    することを特徴とする無線自動検針システム。
  5. 【請求項5】 電話回線に端末用網制御装置を介して無
    線装置親機を接続し、該無線装置親機に無線回線を介し
    て接続される無線装置子機を端末装置に接続することに
    より電話回線からノーリンギング通信により端末装置の
    検針データを含む情報を収集し、端末装置からの端末発
    呼通信により端末装置からの情報を電話回線を介して収
    集する無線自動検針システムにおいて、 前記無線装置子機は、前記端末装置から起動電文を受信
    する受信手段と、該受信手段で受信した起動電文を前記
    無線装置親機に対して複数回連続送信する連続送信手段
    とを有し、 前記無線装置親機は、間欠的キャリアセンス動作により
    無線装置子機からの前記起動電文を受信する受信手段
    と、無線装置子機からの無線通信キャリアの断を検出す
    る検出手段と、該検出手段がキャリアの断を検出した
    後、前記起動電文を端末用網制御装置に送信する送信手
    段とを有することを特徴とする無線自動検針システム。
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