JP2003209239A - 性能強化構造を備えるイメージセンサ - Google Patents

性能強化構造を備えるイメージセンサ

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JP2003209239A JP2003000145A JP2003000145A JP2003209239A JP 2003209239 A JP2003209239 A JP 2003209239A JP 2003000145 A JP2003000145 A JP 2003000145A JP 2003000145 A JP2003000145 A JP 2003000145A JP 2003209239 A JP2003209239 A JP 2003209239A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロストークが低く、光の吸収度が高いCM
OSイメージセンサを提供する。 【解決手段】 画素接触パッド113の上方を光センサ
層の内部に延びる不活性化壁210を含み、これらの画
素接触パッド113どうしが絶縁されてクロストークを
低減するイメージセンサが開示される。1実施形態で
は、負のバイアスを印加されてクロストークを防ぐとと
もに、任意に接触パッドの下部にまで延び、画素の容量
を高める金属構造が、隣接する画素を分離する界面領域
の下部に設けられている。1実施形態では、下部アモル
ファスシリコンフォトダイオード層にp型ドーパントが
含まれず、さらなるフォトダイオード材料が開示されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージセンサに
関し、より詳細には、フォトダイオード層を利用するイ
メージセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばビデオカメラに用いられる固体イ
メージセンサは、現在、電荷結合素子(CCD)及びC
MOSイメージセンサを含む多くの形態で実現されてい
る。これらのイメージセンサは、画素の2次元アレイに
基づいている。各画素は、光画像の一部を電子信号に変
換することができる検知素子を含む。これらの電子信号
を使用し、例えば液晶ディスプレイ(LCD)または陰
極線管(CRT)に光画像を生成する。
【0003】CMOSイメージセンサがまず1967年
に現れたが、CCDが1970年の発明以来、一般に普
及している。CMOS及びCCDのいずれの固体イメー
ジセンサも、シリコンが光に晒される際の電気的応答に
依存している。スペクトルの可視及び近赤外線(IR)
領域において、光子は十分なエネルギを有し、シリコン
内に自由なキャリアを生成する。解放される電子の数は
光の強度に比例する。CMOSとCCDの技術はいずれ
も同じ一般的な物理特性を使用するが、すべてのアナロ
グCCDは、ダイナミックレンジがより優れ、固定パタ
ーンノイズ(FPN)が低く、光に対する感度が高いた
めに視覚アプリケーションにおいて優位を占めている。
【0004】ところが、より最近になってCMOSが人
気を得ている。CMOSイメージセンサはCMOS技術
における進歩の恩恵を受け、CCD撮像素子に優る利点
を提供するようになった。収縮リソグラフィー(shr
inking lithography)及び進歩した
信号処理アルゴリズムにより、十分に確立したCMOS
技術を使用して生成される1チップ上のセンサアレイ、
アレイ制御及び画像処理の基礎が形成される。通常、セ
ンサアレイはチップの選択された領域に形成され、アレ
イ制御及び画像処理回路はこのセンサアレイの周囲に形
成される。1つのセンサアレイの各CMOSイメージセ
ンサ画素は、光センサを含む。この光センサは、シリコ
ンチップ基板の選択された領域にn型のドーパントを拡
散させ、さらに1つ以上のFETスイッチと増幅器を、
対応するアドレス線とともに、拡散光センサの周囲に沿
って形成される。これらの素子はすべて、制御及び画像
処理回路の生成に利用される同一のCMOS技術を用い
て形成される。一般的なCMOS画素のサイズは、5−
15ミクロンで、CCDイメージセンサに要求されるよ
り低いバイアス電圧を要求する。したがって、センサア
レイと、アレイ制御及び画像処理回路を単一のチップに
集積し、より低いバイアス電圧を使用すれば、CMOS
イメージセンサは、CCDイメージセンサに比べて一般
にコスト及び消費電力が低くなる。
【0005】しかしながら、シリコン基板に形成された
感光素子(フォトダイオード)を含む従来のCMOSイ
メージセンサにはいくつかの技術的な欠点がある。特
に、シリコン基板を使用して感光素子を形成するために
は、通常、この感光素子の周囲に、アクセストランジス
タ、金属信号線及びその他の構造体を形成する必要があ
り、このために感度が低くなる。これは、基板のかなり
の部分を金属線及び他の素子が覆い、感光素子の形成に
用いることができないためである。さらに、シリコン基
板においてキャリアの拡散長が長いために、隣接する画
素間にクロストークが発生し、空間解像度が低くなる。
【0006】ASICの薄膜(TFA)技術を利用して
製造されたCMOSイメージセンサが最近紹介され、従
来のCMOSイメージセンサより高い性能が提供されて
いる。TFAタイプのCMOSセンサにおいては、感光
性(センサ)材料、例えばアモルファスシリコン(a−
Si:H)が、画素アレイ(すなわち、アクセストラン
ジスタと金属信号線)の上面に蒸着されている。このよ
うに、画素電子部をフォトダイオード(センサ)材料の
下部に配置することにより、光検出に利用できる領域を
大きくすることができる。感光材料層は、透明な連続す
るバイアス層(例えば、酸化インジウム錫(ITO))
と、アレイの各画素に対応する個別の接触パッド(すな
わち金属電極)との間に挟まれている。各画素の接触パ
ッドは、画素電子回路(例えば、増幅器及び1つ以上の
アクセス/リセットトランジスタ)に接続されている。
動作においては、連続バイアス層によってバイアス電圧
がセンサ材料に印加され、この感光材料を介して、連続
バイアス層と個別画素接触パッドとの間に電位が生じ
る。感光材料を通過する光が電子を解放し、この電子に
より画素接触パッドと連続バイアス層との間に電流が発
生し、この結果、画素接触パッドに蓄積された電荷が変
化する。各画素のアクセストランジスタは周期的にオン
し、その画素において作成された信号を、アレイの周囲
に配置された信号処理電子部に送る。送られる信号は、
画素接触パッドに存在する電荷の変化に比例する。この
変化は、さらに、その画素のセンサ材料に照射する光の
量に比例する。TFAタイプのCMOSセンサの利点
は、画素領域のほぼ全体が光検出領域であり、照射され
た基板におけるキャリアの拡散及び素子の相互干渉がな
くなることである。この画素構造は、いわゆる「高充填
比アプローチ(high fill factor a
pproach)」を使用する、a−Si:H大面積ア
レイに用いられるのと実質的に同じである。このアプロ
ーチでは、連続するa−Si:Hフォトダイオードがア
ドレシング電子部の上部に配置されている(例えば、
R.A.ストリート他(R.A. Street et
al.)、MRS Symp.Proc. Vol.
377, 757, 1995; さらに”Laye
red Solid State Photodiod
e Sensor Array”と題するリチャードウ
ェイスフィールド(RichardWeisfiel
d)に付与された米国特許第5,619,033号を参
照のこと)。a−Si:Hフォトダイオードを含むCM
OSセンサが、ボウム他(Bohm et al.)の
文献(例えば、MRS Symp. Proc. Vo
l. 507, 327, 1998)に記載されてい
る。
【0007】
【特許文献1】米国特許第5,619,033号
【非特許文献1】R.A.ストリート他著「MRS S
ymp.Proc. Vol.377, 757, 1
995」
【非特許文献2】ボウム他著「MRS Symp. P
roc. Vol. 507,327, 1998」
【0008】
【発明が解決しようとする課題】TFAタイプのCMO
Sイメージセンサは、従来の基板ベースのフォトダイオ
ードセンサに優る重要な効果を提供するが、イメージセ
ンサの性能を最適化するためにさらなる改良が求められ
ている。例えば、TFAタイプのセンサに用いられる連
続センサ材料層による隣接する画素間の信号漏れは、セ
ンサの空間解像度を減少させる重大な問題である。さら
に、TFAタイプのCMOSイメージセンサの感度は、
ITOバイアス層からの光の反射により、または電流を
生成せずにセンサ材料を通過する光(すなわちセンサ材
料と相互作用して電子を解放しない光)により減少す
る。
【0009】したがって、クロストークが低く、光の吸
収が高いTFAタイプのCMOSイメージセンサが求め
られている。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るイメージセンサアレイは、行及び列に
配置され、それぞれが接触パッドと該接触パッドに接続
された画素回路とを含む複数の画素と、上端部を有する
不活性化壁により各溝を取り囲むように複数の溝が形成
された不活性化層であって、各画素の接触パッドが該接
触パッドの上部面が前記不活性化壁の上端部より下方に
位置するように対応する溝に設けられた、不活性化層
と、前記不活性化層の上に形成され、前記溝内に延びる
下方部分を有し、各下方部分が対応する画素の接触パッ
ドの上部面に接するセンサ層と、を含むものとする。
【0010】また、上記目的を達成するために、本発明
に係るイメージセンサアレイは、第1の接触パッドを有
する第1の画素と、引き延ばされた界面領域によって前
記第1の接触パッドから分離された第2の接触パッドを
有する第2の画素とを含む、複数の画素と、前記複数の
画素上に形成され、前記第1及び第2の接触パッドにそ
れぞれ接触する下方部分を有する連続的なセンサ層と、
前記第1の接触パッドと第2の接触パッドを分離する前
記界面領域の下部に延びる第1の導体を含む、複数の導
体と、を含み、前記複数の導体は低電圧源に接続され、
前記第1の導体が、前記界面領域を越えて前記第1の画
素の第1の接触パッドから前記第2の画素の第2の接触
パッドに流れる電子を防ぐ電界を生成するものとする。
【0011】また、上記目的を達成するために、本発明
に係るイメージセンサアレイは、行及び列に配置され、
それぞれが接触パッドと該接触パッドに接続された画素
回路とを含む、複数の画素と、前記複数の画素上に形成
され、連続的なドープ領域と該ドープ領域の下方に位置
する連続的な真正領域とを含み、前記複数の画素の各画
素の接触パッドの上面部に接触する、連続的なアモルフ
ァスシリコン層と、を含むものとする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、フォトダイオードと画
素回路とのあいだに複雑ではないが確実な接触を提供
し、クロストークを制御し、光の吸収度が高く、かつイ
メージセンサの他の側面を最適化するという、イメージ
センサの構造上の改良に向けられる。本発明の構造的な
改良は、CMOSイメージセンサを特に参照して以下に
説明するが、他のタイプ(例えば、非CMOS)のイメ
ージセンサに用いた場合も有益な改良を提供するもので
ある。
【0013】本発明のさまざまな態様を、図面を参照し
て説明する。図1は、簡素化したCMOSイメージセン
サ100を示す。図2及び図3は、個々の画素接触パッ
ドを分離する不活性化壁(passivation w
all)を含むCMOSイメージセンサ100−Aの一
般化した画素を示している。図4は、不活性化壁が下部
n型ドーピング領域を通過して延び、SiO2とSiO
Nの一方から形成される、本発明の1態様によるa−S
i:HのCMOSイメージセンサ100−Bを示す。図
5及び図6は、本発明の別の態様による、不活性化壁及
び画素接触パッドの下部に位置する金属構造体を含むC
MOSイメージセンサ100−C及び100−Dをそれ
ぞれ示している。図7は、各画素の下部p型ドープ領域
を省くことによりクロストークを低減する、本発明の別
の態様によるa−Si:HCMOSイメージセンサ10
0−Eを示している。図8、図9及び図10は、本発明
の別の態様による、光の捕捉を最大化すべくテクスチャ
のある(textured)CMOSイメージセンサ1
00−Fを示す。最後に、図11は、CMOSイメージ
センサ100上に形成された簡略カラーフィルタ構造を
示す。これらの実施形態のそれぞれについて、以下に詳
細に説明する。
【0014】図1は、画素110のアレイを含む、CM
OSイメージセンサ100を示す簡略回路図である。各
画素110は、対応する画素回路に接続された接触パッ
ド113を有する光センサ112を含む。画素回路は、
例えば、増幅器(例えばソースフォロアー)114、ア
クセスFET116及びリセットFET118を含む。
増幅器114は、接触パッド113とアクセスFET1
16との間に接続され、アクセスFET116は対応す
るデータライン130に接続されている。リセットFE
T118は、接触パッド113とデータライン130と
の間に接続されている。走査制御回路120は、読出し
動作においては、一連の平行なゲートライン125を用
いて一度に1行のアクセスFET116をオンし、リセ
ット動作においては、リセットライン127によりリセ
ットFET118をオンする。読出し動作中は、各行の
アクセスFET116がオンしているので、光センサ1
12の電荷に対応する画像信号が、読出し増幅器135
にそれぞれが接続された平行するデータライン130に
転送される。リセット動作中は、各センサ112の電位
が、次の読出し周期を始めるべくリセットされる。結果
として得られる各行の増幅信号が並列直列変換器または
マルチプレクサ140によって多重化され、その後アナ
ログディジタル変換器またはディジタイザ150に送ら
れる。なお、走査制御回路120、読出し増幅器13
5、マルチプレクサ140及びディジタイザ150は、
従来のCMOS技術を用いて、画素110のアレイ形成
に使用されるのと同じ基板(チップ)上に形成されてい
る。
【0015】図2及び図3は、CMOSイメージセンサ
100の第1の実施形態を表すCMOSイメージセンサ
100−Aの一部を示す簡略平面図及び側断面図であ
る。より詳細には、図2及び図3は、本発明の第1の態
様によってパターニングされた不活性化層を含む例示的
な画素110−Aを示している。図3の断面図は、図2
の切断線2−2にほぼ沿った断面図であり、本発明に関
連する部分のみを示している。
【0016】図2を参照すると、CMOSイメージセン
サ100−Aの画素110−Aは、第1の横方向に延び
る一連の第1不活性化壁210−Hと、第2の横方向に
延びる一連の第2不活性化壁210−Vとによって一般
的に定められる行及び列のアレイ状に配置されている。
各画素110−Aの長さ及び幅は、適用に応じて、約5
−15ミクロンである。各不活性化壁210の幅もその
適用によって異なるが、一般に0.3ミクロンから2ミ
クロンの間である。CMOSイメージセンサ100−A
の各画素110−Aは、不活性化壁210−H及び21
0−Vにより決定する実質的に正方形の領域内に効果的
に絶縁されている。以後、不活性化壁210−H及び2
10−Vをまとめて不活性化壁210と呼ぶ。
【0017】図3を参照すると、画素110−Aは、基
板201上に形成された、フォトダイオード112及び
(図1に関して上述した)対応する画素回路を含む。フ
ォトダイオード112は、画素接触パッド113と、画
素接触パッド113上に位置するセンサ材料230の領
域と、連続する透明バイアス層240の対応部分とを含
む。従来のCMOS処理は、最高5つの金属レベルを使
用するが、これらすべてが画素回路の形成に必要なわけ
ではない。よって、各画素110−Aの画素接触パッド
113の形成に、CMOS処理の最上金属レベルを使用
することができる。なお、画素接触パッド113の下部
に位置する画素回路を形成するために必要な金属構造
は、CMOS処理の先行する金属層を使用して形成され
る。画素接触パッド113の上部には、アモルファスま
たはポリシリコン材料(例えば、a−Si:H)で形成
されるセンサ材料230の連続層が形成される。このセ
ンサ材料230の上部には、透明な導電性バイアス層2
40(例えばITO)が形成される。動作においては、
バイアス層240は所定のバイアス電圧(例えば−5
V)に維持され、所定のリセット電荷がリセットFET
118(図1参照)を介して接触パッド113に印加さ
れ、その後リセットFET118はオフされて接触パッ
ド113を絶縁する。続いて、バイアス層240を通過
する光がセンサ材料230と作用し、自由電子を生成す
る。これらの自由電子が画素接触パッド113とバイア
ス層240との間に電流Aを生成し、これにより、画素
接触パッド113の電荷を、センサ材料230により
「検知した」光の量に比例する量だけ変化させる。読出
し動作では、アクセストランジスタ115がオンし、画
素接触パッド113の残留電荷が増幅されて読み出され
る。
【0018】本願発明者らは、従来のCMOSイメージ
センサの問題が、隣接する画素接触パッド113間の電
流の漏れであると判断した。特に、隣接する画素間で接
触パッドどうしの電圧差が十分に大きいと、隣接する画
素の接触パッド113から接触パッドに放電される望ま
しくない電流が発生し、結果として、画像のブレまたは
空間解像度の損失が生じる。
【0019】本発明の1態様によれば、不活性化壁21
0が各画素接触パッド113の周囲に形成されて隣接す
る画素接触パッド間に絶縁を提供することにより、接触
パッド間のクロストークを低減する。図3に示されるよ
うに、不活性化壁210は、各接触パッド113の上部
面225の上方に延びる上端部221を有し、画素接触
パッド113を取り囲む不活性化壁210の各組がその
画素接触パッドを受ける溝(trench)を形成して
いる。1実施形態においては、不活性化壁210は、金
属接触パッドに対する貫通孔(vias)を形成するの
と同じ工程において、絶縁溝を不活性化層にパターニン
グして形成される。その後、画素接触パッド113をこ
の溝に蒸着させてパターニングする。あるいは、金属接
触パッドを実質的に平坦な不活性化層上に蒸着させてパ
ターニングした後、さらに不活性化材料を蒸着させ、画
素接触パッド113がエッチングストップとして機能す
る既知の技術にしたがってパターニングし、画素接触パ
ッドの上面が露出された溝を形成することにより不活性
化壁210を形成することもできる。いずれの場合に
も、各画素接触パッド113は、その上部面225が、
その接触パッドを取り囲む4つの不活性化壁部分の上端
部211より下方に位置するように形成される。各画素
接触パッド113は不活性化壁210に取り囲まれ、か
つこれにより隣接する画素接触パッドから分離されてい
るので、隣接する画素接触パッド間のクロストークの量
が低減し、イメージセンサの解像度が高まる。
【0020】図4は、CMOSイメージセンサ100
(図1)の第2の実施形態を表す、CMOSイメージセ
ンサアレイ100−Bの一部を示す斜視図である。CM
OSイメージセンサアレイ100−Bは、画素110−
B1及び隣接する画素110−B2(部分的に示され
る)を含む。イメージセンサアレイ100−Bは、画素
110−B1と110−B2とを分離する不活性化壁3
10Aを含む、一連の不活性化壁310を含む点におい
て、(図2及び図3に示される)一般化されたセンサア
レイ100−Aと同様である。さらに、CMOSイメー
ジセンサアレイ100−Bは、特にa−Si:H層33
0を含む。a−Si:H層330は、個別の下部n+ド
ープ領域332−1及び332−2と、連続中央非ドー
プ(「i」)領域335と連続上部p+ドープ領域33
7とを含むp−i−nフォトダイオード構造を有し、こ
れらの領域はすべて既知の技術にしたがって形成され
る。なお、下部n+ドープ領域332−1と332−2
のそれぞれは、対応する金属接触パッド113−1と1
13−2の上に形成される。上述の実施形態の対応する
要素と本質的に同じCMOSイメージセンサアレイ10
0−Bの他の構成要素は、同様の符号で識別し、これら
の要素の詳細な説明は簡略化のために省く。
【0021】層330のp−i−n構造を有するa−S
i:Hフォトダイオード構造がイメージセンサに使用さ
れた場合、各画素に対応する下部n+領域は、クロスト
ークを避けるべく隣接する画素から絶縁されなければな
らない。図4を参照すると、不活性化壁310は中央非
ドープ領域335内部に延びている(例えば、不活性化
壁310Aの上部面311はn+ドープ部分332−1
及び332−2の上部に位置し、さらに中央非ドープ領
域335内に延びている)ことに注目すべきである。し
たがって、不活性化壁310の一部が、隣接する各下部
n型ドープ領域の間に設けられることにより必要な絶縁
を提供している。このような絶縁は、既知のパターニン
グ技術を使用して生成できるが、別の方法でも実現でき
る。例えば、画素間にパターニングされた凹部溝を有す
る不活性化層上にn+層を蒸着できる。この薄いn+層
はこれらの溝を完全には覆わないので、さらなるリソグ
ラフィステップによりn+層をパターニングすることな
く、隣接する画素から絶縁された領域332が形成され
る。これらの絶縁溝を、接触貫通孔(例えば、貫通孔2
21)と同時に不活性化層にパターニングすることがで
きる。
【0022】本願発明者らは、隣接する画素110−B
1と110−B2とが不活性化壁310Aにより分離さ
れていても、a−Si:H層330の非ドープ領域33
5における伝導(conduction)(矢印Bで示
されている)により、多少の信号クロストークが発生す
ると判断した。大面積アレイに対する実験により、本願
発明者は、この横方向の伝導が圧倒的に非ドープ領域3
35と不活性化壁310Aとの界面において(例えば、
不活性化壁310Aの上部面311に沿って)発生する
ことを認めた。さらに、この界面に電子蓄積層が含まれ
る場合に漏れが非常に大きいことも認められた。
【0023】本発明の別の態様によれば、隣接する画素
110−B1と110−B2間において不活性化壁31
0の周囲の漏れを最小化するために、不活性化壁310
を、従来から使用される窒化シリコンではなく、SiO
2とSiONとベンゾシクロブテン(BCB)のいずれ
かから形成する。本願発明者は、実験により、SiO 2
とSiONの場合、窒化シリコンより漏れが小さいこと
を確認した。これは、これらの物質の界面状態及び/ま
たは仕事関数によるものであり、これにより界面におけ
る電荷の屈曲(charge bending)が起こ
ると考えられる。その結果、蓄積する電子の数が減少す
る。
【0024】図5及び図6は、CMOSイメージセンサ
100(図1)の第3及び第4実施形態をそれぞれ表
す、CMOSイメージセンサアレイ100−C及び10
0−Dの一部を示す斜視図である。イメージセンサアレ
イ100−C及び100−Dは、ここでは長く延びた界
面領域と一般に呼ばれる領域により互いに実質的に絶縁
された隣接画素を含む。この界面領域には、不活性化材
料または絶縁材料と真正(ドープされない)センサ材料
のいずれかまたはいずれもが含まれる。さらに、上記実
施形態のイメージセンサアレイと同様に、CMOSイメ
ージセンサアレイ100−C及び100−Dは、バイア
ス層240と、隣接する画素の画素接触パッド113−
1及び113−2との間に挟まれた、連続センサ層(例
えば、a−Si:H)を含む。イメージセンサアレイ1
00−C及び100−Dの、上記実施形態とほぼ同じ要
素は同様の参照番号で識別され、簡素化のためにその説
明を省く。
【0025】図5を参照すると、CMOSイメージセン
サアレイ100−Cは、既に図示して説明した、対応す
る画素回路に接続された接触パッド113−1及び11
3−2をそれぞれが含む隣接する画素110−C1及び
110−C2を含む。画素110―C1及び110−C
2上には、下部領域432−1及び432−2、真正
(非ドープ)中央領域435及び上部(p型)ドープ領
域437を有する連続センサ層430(例えば、a−S
i:H)が形成されている。下部領域432−1及び4
32−2は、接触パッド113−1及び113−2の上
部面に接触し、1実施形態においては、n型のドーパン
トがドープされている。ここで、比較的導電性でない材
料の界面領域G(すなわち、不活性部分410Aと真正
センサ材料の領域435Aのいずれかまたはいずれも)
が、第1の画素110−C1を第2の画素110−C2
から分離している。
【0026】本発明の別の態様によれば、CMOSイメ
ージセンサアレイ100−Cは、界面領域Gの下方(例
えば、不活性化部分410Aの下部)に位置し、固定バ
イアス電圧415によりバイアスをかけられて画素11
0−C1と110−C2との間の界面のアクティブ制御
を提供する、一連の導体450Aを含む。固定バイアス
電圧が、0Vまたは画素接触パッド113−1及び11
3−2に関して負の電圧であれば、導体450Aはこれ
らの接触パッド間の界面から電子をアクティブに除去
し、これにより界面を、オフされたトランジスタとして
実際的に作用させる。各画素のフォトダイオードは通常
負のバイアスを使用するので、センサ接触パッド113
−1及び113−2を正のチップ電圧(例えば、5V)
にリセットし、接地を固定したバイアス電圧415とし
て利用するのが便利である。1実施形態においては、同
様のバイアスされた導体450が、イメージセンサアレ
イ100−Cの各不活性化壁420の下部に配置され
る。
【0027】図6を参照すると、CMOSイメージセン
サアレイ100−Dは、上記の不活性化壁と同様の方法
で形成された不活性化壁410Bを含む界面領域Gによ
り互いに分離された、隣接する画素110−D1及び1
10−D2を含む。CMOSイメージセンサアレイ10
0−Dは、さらに、不活性化壁410の下方に延び、電
圧源415によってバイアスをかけられて不活性化壁4
10Bを越えるクロストークを最小化する導体455を
含む。さらに、図5に示されたバイアス導体を変形する
ことにより、導体455は、プレート部分が各画素の画
素接触パッドの下部に延び、画素接触パッドとともに容
量(キャパシタ)を形成して画素容量を増加するように
形成されている。例えば、導体455Aは、不活性化壁
410Bの下方に延び、さらに画素接触パッド113−
1の下方に延びることにより、画素110−D1の容量
を高めるとともにCMOSイメージセンサ100−Dの
ダイナミックレンジを向上させる。上述のように、画素
110−D1のセンサ電荷は、読み出しが行われるまで
画素接触パッド113−1の容量に保持されている。1
0ミクロンの画素は、1ミクロンのフォトダイオードに
対して約10fFの容量を提供し、(3Vのバイアスを
仮定すると)約2x105の電子を保持できる。画素サ
イズが小さくなるにしたがい、センサのダイナミックレ
ンジは、小さくなる画素接触パッドの容量によりますま
す制限される。容量を大きくするには、フォトダイオー
ドを薄くすればよいが、これには、漏れ電流がより大き
くなり、感度がより低くなるという代償を伴う。そこ
で、画素接触パッド113−1の下部に延びる導体45
5Aを利用すれば、従来の構造に比べて画素110−D
1の容量が大きくなる。図5に関して既に説明したよう
に、導体455Aは、さらに、画素110−D1と11
0−D2との間の横方向の漏れに関してアクティブ制御
を提供する。さらに、導体455Aを、アクセスFET
116に対する光の遮蔽を提供すべくパターニングする
ことができるが、これはCMOSアドレス回路の適正な
動作のために重要である。CMOSゲート誘電体の使用
により、さらなる画素容量を形成することもできる。
【0028】既に提案したように、従来のp−i−n
a−Si:H以外のセンサ材料でも、上述のクロストー
ク低減構造の効果を得ることができる。一般に、これら
のさらなるセンサ材料は、アモルファスまたは多結晶材
料であるが、これは単結晶材料が一般に表面上には成長
できないためである。例えば、有機センサは、単純な蒸
着のためにスピンコートすることができる。センサ層
を、光検出器で使用されるような輸送層と組合わせるこ
とにより、広範囲にわたる厚さが実現できる。セレニウ
ム、PbI2またはHgI2は、X線感度を提供する。a
−Si:HとGeとの合金は赤外(IR)における感度
を提供し、Cとの合金は、例えば多結晶GaNのように
紫外(UV)感度を提供する。表面を誘電体でコーティ
ングし、容量性の検出を可能にすることもできる。
【0029】図7には、上記の方法で一般的に構成さ
れ、上記の技術を用いて互いに分離される画素110−
E1と110−E2とを含むCMOSイメージセンサア
レイ100−Eが示されている。本発明の別の態様によ
れば、CMOSイメージセンサアレイ100−Eは、ド
ープされない中央領域535と上部p+型ドープ領域5
37のみを含むa−Si:Hセンサ層530を含む。す
なわち、上述のp−i−n a−Si:Hセンサ構造と
は異なり、センサアレイ530には、下部n+型ドープ
領域がなく、ドープされない中央領域535が、不活性
化壁510により定められる溝に入り込み、画素接触部
113−1A及び113−2Aの上面に接する下部領域
を含んでいる。
【0030】従来のa−Si:Hセンサ層の下部n+型
ドープ層は、標準サイズのCMOSイメージセンサの各
画素において生成される電流が低いために省略できる。
従来のa−Si:Hp−i−nフォトダイオードの室温
における漏れ電流は約3x10-13A/mm2であり、こ
れにより、10ミクロンの画素サイズ場合には3x10
-17Aの電流となる。本願発明者は、この電流が、特に
ビデオのアプリケーションの場合、装置に要求されるよ
りも小さく、より大きな漏れ電流が許容できることを認
識した。本願発明者は、さらに、フォトダイオード接合
(すなわち、下部ドープ領域と画素接触パッドとの界
面)は、センサ層のn−i界面ではなくp−i界面によ
ってほぼ決定することにも気づいた。必要なのは、ホー
ルに対して合理的にブロックするボトムコンタクトだけ
である。したがって、本発明の別の態様によれば、仕事
関数がかなり低く、CMOS処理と適合するクロムまた
はアルミニウムを用いて、画素接触113−1Aおよび
113−2Aを形成する。n+層のパターニングは、要
求される唯一の緻密なリソグラフィーステップであるた
め、本実施形態の特殊p−iセンサ層により製造がかな
り簡単になる。
【0031】さらに、CMOSイメージセンサアレイ1
00−Eは、上記の構造を1つ以上含むことによりクロ
ストークをさらに低減する。すなわち、不活性化壁51
0は、SiO2またはSiONを用いて形成できる。さ
らに、CMOSイメージセンサアレイ100−Eは、不
活性化壁510の下部に配置された、(上記の)導体4
50(破線で示される)を含んでもよい。さらに、CM
OSイメージセンサアレイ100−Eを、以下に示すテ
クスチャ特性を含むよう修正してもよい。
【0032】画素間のクロストークの低減に加え、改良
されたCMOSイメージセンサの性能は、画素感度(す
なわち、各画素によって吸収される光の量)の増加によ
っても達成できる。従来のTFAタイプのCMOSイメ
ージセンサの感度は、バイアス層の表面からの光の反射
及び/またはフォトダイオード材料と相互作用すること
なくフォトダイオード層を透過する光に依存するが、結
果的な電流を生成するためにフォトダイオード材料と作
用することのできる光が少なくなるため、感度が落ちて
しまう。
【0033】図8、図9及び図10には、CMOSイメ
ージセンサ100(図1)の別の実施形態を表す、CM
OSイメージセンサアレイ100−Fの一部が示されて
いる。
【0034】図8を参照すると、CMOSイメージセン
サ100−Eの画素110−Fは、第1の横方向に延び
る一連の第1不活性化壁610−Hと、第2の横方向に
延びる、交差する一連の第2不活性化壁610−Vとに
よって一般に定められる行及び列のアレイ状に設けられ
ている。CMOSイメージセンサ100−Fの各画素1
10−Fは、不活性化壁610−H及び610−Vによ
り定められる実質的に正方形の領域内において事実上絶
縁されている。以後、不活性化壁610−Hと610−
Vをまとめて不活性化壁610と呼ぶ。
【0035】図9を参照すると、前述の画素構造と同様
に、各画素110−Fは、金属貫通孔612によって画
素接触パッド113−Bに接続されたアクセスFET1
16と、不活性化壁610上に形成され、接触パッド1
13−Bの上部面に接するセンサ層630と、センサ層
630上に形成された透明バイアス層640とを含む。
本発明の別の態様によれば、不活性化壁610を、テク
スチャのある(平坦でない)形状(topology)
を提供すべくパターニングすることにより、集光効率、
さらには、次に形成されるセンサ層630によって吸収
される光の量が増加する。特に、不活性化壁610の側
壁615は、接触パッド113−Bの上部面に対して4
5°及び60°の範囲の角度に形成されている。1実施
形態においては、不活性化壁610は、(不活性化層の
厚さに対する画素のサイズに応じて)適当に傾斜した側
部615を有する貫通孔を、平坦な不活性化層を通過す
るように1つ以上エッチングし、画素接触パッド113
−Bの上面を露出することにより生成される。画素のサ
イズが約5〜10ミクロンで、不活性化層が約0.6〜
0.9ミクロンの場合、今日の技術において最適な構造
は、両端から3ミクロンの中心に最小サイズの貫通孔
(1x1ミクロン)を形成する。貫通孔が露出される
(opening)最適点でエッチングを停止するため
に貫通孔エッチング処理の設計及制御が要求され、レジ
ストのエッチング不足(アンダーエッチング)では、フ
ォトレジストの下方で隣接する貫通孔が結合できない。
別の処理では、蒸着される活性化のさらなる層または厚
さが、構造に対する適当なアスペクト比を提供するため
に要求される。結果的な不活性化壁は、中央に位置する
(第1の)接触パッド113−Bにおいて集まる傾斜壁
615を有する逆三角錐を形成する。この接触パッド1
13−Bは、上述のようにアクセストランジスタに接続
されている。続いて、その下端部が第1の接触パッド1
13−Bに接続された1つ以上の第2接触部625(例
えば、クロムまたはアルミニウム)を傾斜壁615に形
成してもよい。次に、センサ層630が、第2接触部6
25及び第1接触パッド113−B上に、その下層の形
状に一致するように形成される。さらに、バイアス層6
40(例えば、ITO)がセンサ層630の上部に形成
され、これも下層の形状に一致する。
【0036】図10は、テクスチャのあるセンサ層53
0により得られる高い吸収率を示す簡略図である。特
に、図10は、CMOSイメージセンサアレイ100−
Fを支持する基板に対して実質的に鉛直方向の光線が、
どのようにCMOSイメージセンサアレイ100−Fに
よってほぼ完全に吸収されるかを示している。より詳細
には、干渉されない光線650Aがバイアス層640の
上面に照射すると、第1の部分650Bは吸収され、第
2の部分650Cは反射する。バイアス層640(及び
その下層であるセンサ層630)の形状のため、反射し
た光線部分650Cは、(CMOSイメージセンサアレ
イ100−Fから遠ざかる方向に反射されずに)バイア
ス層640の対向する壁に向けられる。したがって、光
線部分650Cの第1部分650C1は吸収され、第2
部分650C2は反射する。ここで、センサ層630を
通過して第2接触部625(図9参照)に照射する光線
部分(図示せず)も同様にセンサ層630を通過して反
射するので、センサ材料と相互作用する確率が高まる。
形状を慎重に選ぶことにより、反射光の吸収を最大化し
て所与の画素において受光した光のすべてを効果的に吸
収することができる。この結果、画素ピッチが均一の同
様の装置と比較してCMOSイメージセンサアレイ10
0−Fの性能を高めるか、同じ性能で画素サイズを小さ
くするかのいずれかが可能になる。
【0037】上述のように、CMOSイメージセンサア
レイ100−Fの形状は、所与の画素の表面から反射し
たすべての光を、実質的にすべての光が吸収されるまで
同一画素の他の部分に照射させるべく設計された形と大
きさを有するくぼみを、センサアレイの上面に生成する
ことを目的とする。このような構造を利用してCMOS
センサの活性層に光吸収度の高い層を生成する概念は、
独特であまり知られていないa−Si:Hセンサ材料の
特性(すなわち、コンフォーマル成長(conform
al growth))を活用しているが、センサ63
0を、(図7に関連して前述した)p−i a−Si:
H構造または同様の光吸収特性を示す他の任意のセンサ
材料を用いて形成した場合も、同様の性能が提供でき
る。
【0038】さらに、CMOSイメージセンサアレイ1
00−Fは、上記の構造を1つ以上含んでクロストーク
を低減することができる。すなわち、図9に示されるよ
うに、不活性化壁610をSiO2またはSiONを用
いて形成してもよい。さらに、CMOSイメージセンサ
アレイ100−Fは、不活性化壁610の下部に設けら
れた(上述の)導体450(破線で示されている)を含
んでもよい。
【0039】図11は、上記の様々な実施形態のうちい
ずれかにしたがって形成されたCMOSイメージセンサ
100上に形成された、カラーフィルタ構造710を含
むカラーイメージセンサ700を示す簡略側面図であ
る。一般に、カラーイメージセンサは、イメージセンサ
アレイの個々の画素上にカラーフィルタを設けることに
より実現する。カラーフィルタは、選択された1色の光
を透過させ、他のすべての色の光は遮断する。しかしな
がら、各画素上に個々のカラーフィルタを形成するとい
う処理は、カラーフィルタの蒸着及びエッチングステッ
プが3ステップ別々に必要であるため、高コストであ
る。
【0040】本発明の別の態様によれば、カラーフィル
タ構造710は、画像をイメージセンサアレイ100の
方向に集束させる主レンズ720を含む。主レンズ72
0は、低いF数で形成され、よって、強力に収束する光
パタン725を生成する。第2レンズの組730が主レ
ンズ720の下方(すなわち、主レンズ720とイメー
ジセンサアレイ100との間)に形成される。この第2
レンズの組は、図11に示すように、それぞれが異なる
カラーフィルタ(例えば、ブルー732、イエロー73
4、またはレッド736)を含む部分に分割されてい
る。したがって、各色は、異なる角度でイメージセンサ
アレイに照射される。さらに、マスク740がイメージ
センサアレイ100の上部に設けられる。マスク740
は、各画素110が3色のうち2色を遮断するように配
置された開口部745を含む。レンズ構造710には、
SU8または他の厚いフォトレジストから製造できる厚
い透明層と、1リソグラフィステップのみを使用して金
属から製造できるシャドウマスク740とが要求され
る。画素サイズが10ミクロンで、レンズ720がf−
2で動作する場合、透明層の厚さは、その屈折率に応じ
て、約30ミクロンである必要がある。3つの光源が延
長しているために、カラー画像は多少重なるが、これ
は、図11に示すように、各開口部にマイクロレンズ7
50を設けることにより解消できる。マイクロレンズ7
50は、正確な画像を形成する必要はなく、光がある程
度収束できればよい。
【0041】ある特定の実施形態に関して本発明を説明
したが、当業者には、本発明の創意に富んだ特徴は、他
の実施形態にも同様に適用できることが明らかであろ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】 CMOSイメージセンサアレイを示す簡略回
路図である。
【図2】 本発明の1実施形態による、画素絶縁不活性
化壁を含むCMOSイメージセンサの画素を示す平面図
である。
【図3】 本発明の1実施形態による、画素絶縁不活性
化壁を含むCMOSイメージセンサの画素を示す側断面
図である。
【図4】 本発明の別の実施形態による、a−Si:H
フォトダイオード層を含む画素回路の一部を示す前面斜
視図である。
【図5】 本発明の別の実施形態による、不活性化壁の
下部に配置された別のバイアス構造を含む画素回路の一
部を示す前面斜視図である。
【図6】 本発明の別の実施形態による、不活性化壁の
下部に配置された別のバイアス構造を含む画素回路の一
部を示す前面斜視図である。
【図7】 本発明の別の実施形態による、特殊a−S
i:Hフォトダイオード層を含む画素回路の一部を示す
前面斜視図である。
【図8】 本発明の別の実施形態による、テクスチャ表
面を含むイメージセンサの画素を示す平面図である。
【図9】 本発明の別の実施形態による、テクスチャ表
面を含むイメージセンサの画素を示す断面図である。
【図10】 本発明の別の実施形態による、テクスチャ
表面を含むイメージセンサの画素を示す簡略側面図であ
る。
【図11】 本発明の別の実施形態による、カラーフィ
ルタリング構造を含むイメージセンサを示す簡略側面図
である。
【符号の説明】
100 CMOSイメージセンサ、110 画素、11
2 光センサ(フォトダイオード)、 113 接触パ
ッド、114 増幅器、 116 アクセスFET、1
18 リセットFET、120 走査制御回路、125
ゲートライン、127 リセットライン、130 デ
ータライン、135 読み出し回路、140 マルチプ
レクサ、150 ディジタイザ、210 基板、210
不活性化壁(層)、221 貫通孔、230 センサ
材料、240 バイアス層、310 不活性化壁、33
0 a−Si:H層、335 非ドープ領域、410
不活性化部分、415 電圧源、430 センサ層、4
32 下部領域、437ドープ領域、450 導体、5
10 不活性化壁、530 a−Si:Hセンサ層、6
10 不活性化壁、612 貫通孔、615 傾斜側壁
630 センサ層、640 バイアス層、710 カ
ラーフィルタ構造、720 主レンズ、730 第2レ
ンズの組、740 マスク、745 開口部、750
マイクロレンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン シー ナイツ アメリカ合衆国 カリフォルニア ソクワ ル ローラル グレン ロード 711 Fターム(参考) 4M118 AA01 AA05 AB01 BA07 BA14 CA03 CA14 CA19 CB06 FA06 FA27 FA28 GC07 GD03 GD04 GD07 5C024 CX03 EX25 GX01 GY31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージセンサアレイであって、 行及び列に配置され、それぞれが接触パッドと該接触パ
    ッドに接続された画素回路とを含む複数の画素と、 上端部を有する不活性化壁により各溝を取り囲むように
    複数の溝が形成された不活性化層であって、各画素の接
    触パッドが該接触パッドの上部面が前記不活性化壁の上
    端部より下方に位置するように対応する溝に設けられ
    た、不活性化層と、 前記不活性化層の上に形成され、前記溝内に延びる下方
    部分を有し、各下方部分が対応する画素の接触パッドの
    上部面に接するセンサ層と、 を含む、イメージセンサアレイ。
  2. 【請求項2】 イメージセンサアレイであって、 第1の接触パッドを有する第1の画素と、引き延ばされ
    た界面領域によって前記第1の接触パッドから分離され
    た第2の接触パッドを有する第2の画素とを含む、複数
    の画素と、 前記複数の画素上に形成され、前記第1及び第2の接触
    パッドにそれぞれ接触する下方部分を有する連続的なセ
    ンサ層と、 前記第1の接触パッドと第2の接触パッドを分離する前
    記界面領域の下部に延びる第1の導体を含む、複数の導
    体と、 を含み、 前記複数の導体は低電圧源に接続され、前記第1の導体
    が、前記界面領域を越えて前記第1の画素の第1の接触
    パッドから前記第2の画素の第2の接触パッドに流れる
    電子を防ぐ電界を生成する、 イメージセンサアレイ。
  3. 【請求項3】 イメージセンサアレイであって、 行及び列に配置され、それぞれが接触パッドと該接触パ
    ッドに接続された画素回路とを含む、複数の画素と、 前記複数の画素上に形成され、連続的なドープ領域と該
    ドープ領域の下方に位置する連続的な真正領域とを含
    み、前記複数の画素の各画素の接触パッドの上面部に接
    触する、連続的なアモルファスシリコン層と、 を含むイメージセンサアレイ。
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