JPH01295457A - 積層型固体撮像装置及びその製造方法 - Google Patents

積層型固体撮像装置及びその製造方法

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JPH01295457A
JPH01295457A JP63126503A JP12650388A JPH01295457A JP H01295457 A JPH01295457 A JP H01295457A JP 63126503 A JP63126503 A JP 63126503A JP 12650388 A JP12650388 A JP 12650388A JP H01295457 A JPH01295457 A JP H01295457A
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solid
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JP63126503A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Iida
義典 飯田
Shinji Uke
真司 宇家
Hidenori Shibata
英紀 柴田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、固体撮像素子チップ上に光導電体膜を積層し
て構成される積層型固体撮像装置に係わり、特に画素電
極部構造の改良をはかった積層型固体撮像装置及びその
製造方法に関する。
(従来の技術) 固体撮像素子チップ上に光導電体膜を積層した2階建て
構造の固体撮像装置は、感光部の開口面積を広くするこ
とができるため、高感度且つ低スミアと云う優れた特性
を有する。このため、この固体撮像装置は、各種監視用
テレビジョンや高品位テレビジョン等のカメラとして有
望視されている。この種の固体撮像装置用の光導電体膜
としては、現在のところ、アモルファス材料膜が用いら
れている。例えば、5e−As−Te膜、 Zn5e−
ZnCdTe。
a−8i:H膜(水素化非晶質シリコン膜)等である。
これらの材料の中で特に、特性や加工性の良さ、低温形
成の可能性等から、a−81:H膜が本命になりつつあ
る。
第8図はこの種の積層型固体撮像装置の概略構造を示す
断面図であり、図中10はp型Si基板、11はp+素
子分離層、12はn”垂直CCDチャネル、13はn+
+蓄積ダイオード、15a。
15bは転送ゲート電極、16は第1絶縁層、17は画
素電極配線、18は第2絶縁層、20は画素電極、21
は光導電体膜、22は透明電極を示している。ここで、
画素電極20及び光導電体膜21は、第9図に示す如く
して形成される。まず、第9図(a)に示す如く、第2
絶縁層18上に電極材料20′を堆積した後、この上に
レジスト31を形成する。次いで、第9図(b)に示す
如くレジスト31をマスクに電極材料20′をエツチン
グして画素電極20を形成し、その後同図(C)に示す
如くレジスト31を除去する。この状態では、第9図(
d)に示す如く画素電極20の表面に自然酸化膜91が
形成されることがある。そこで、次に第9図(e)に示
す如くこの自然酸化膜91をエツチング除去する。この
とき、絶縁層18の露出部も僅かながらエツチングされ
る。その後、第9図(f)に示す如く、全面に光導電体
膜21を堆積する。このとき、光導電体膜21には、下
地の段差により異常成長92が生じることがある。
ところで、積層型固体撮像装置においては、光導電体膜
を積層することによる画像欠陥、残像の増大という問題
がある。画像欠陥は、光導電体膜堆積時の基板表面形状
、特に段差形状により光導電体膜の異常成長が起こり光
導電体膜の耐圧が低下することで発生し、再生画像上で
は白色の点キズとして現われる(昭和60年秋季応用物
理学会予稿集1)、464.昭和59年春季応用物理学
会予稿集p、405)。この画像欠陥を低減するために
、画素電極端やコンタクトホール端の断面形状をテーバ
形状とし、表面段差を緩和する方法がある。しかし、テ
ーバ形状による段差の緩和は必らずしも十分ではなく、
また画素電極の膜厚についても制約されるため十分な低
スミア特性を得られれないこともある。
残像の増加は、光導電体膜中のトラップ準位によりトラ
ップされた信号電荷が先オフ後に熱的に放出されること
によるものである。画素電極と光導電体膜の界面近傍に
おけるトラップ準位に起因する残像を低減するために、
画素電極として表面の自然酸化膜の除去が容易な金属シ
リサイドを用いる方法が既に提案されている(特願昭6
2−2979[i53号)。しかし、この方法では画素
電極表面の自然酸化膜除去工程において、画素電極間の
いわゆる画素分離領域の絶縁膜がエツチングされる。こ
のため、画素分離領域に凹形状及び画素電極のオーバー
リング形状となることがあり、これらの表面形状に起因
する画像欠陥が発生する場合がある(第9図(e))。
また、一般に金属シリサイドは金属よりも光透過率が高
いため低スミア特性を得るためには画素電極の厚膜化が
必要であり、やはり表面の段差形状に起因する画像欠陥
の増加を招く。
一方、本来は積層型固体撮像装置の特長の一つである低
スミア特性をさらに向上するためには、前述の画素電極
の厚膜化以外にも、画素分離領域の小面積化により半導
体基板内に侵入する長波長光を低減する方法がある。し
かし、この画素分離幅はフォトリソグラフィ工程の最小
加工寸法により制限されてしまう。画素分離領域とオー
バーラツプする光シールド膜を設けることにより低スミ
ア特性を得る方法もあるが、この方法では素子製造工程
が複雑化する上に光シールド膜形成による基板表面の段
差構造が生じ、やはり画像欠陥の増加を招く。
(発明が解決しようとする課8) このように従来の積層型固体撮像装置においては、光導
電体膜堆積前の基板表面に画素電極端部による段差が生
じ、この段差形状に起因して画像欠陥が発生するという
問題があった。また、スミア特性改善のために画素電極
の厚膜化及び画素電極下への光シールド膜の形成を行え
ば、前記の段差はさらに大きくなる。さらに、残像特性
改善のために画素電極表面酸化膜の除去処理を行えば、
同様に前記の段差は大きくなる。いずれにせよ、この段
差形状に起因する画像欠陥が発生し、低スミア、低残像
且つ低画像欠陥という特性を満足できないという問題が
あった。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目
的とするところは、画素電極を厚膜化しても光導電体膜
堆積直前の基板表面を平坦にすることができ、低スミア
、低残像と同時に低画像欠陥という特徴を持つ積層型固
体撮像装置及びその製造方法を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の骨子は、積層型固体撮像装置における画素電極
間の画素分離領域に絶縁体からなる画素分離層を形成す
ることにより、光導電体膜堆積時の基板表面の平坦性を
良好に保つことにある。
即ち本発明は、半導体基板上に信号電荷蓄積ダイオード
及び信号電荷読出し部が配列され、且つ最上部に信号電
荷蓄積ダイオードに電気的に接続された画素電極が形成
された固体撮像素子チップと、このチップ上に積層され
た光導電体膜とを備えた積層型固体撮像装置において、
前記画素電極間を電気的に分離する領域に絶縁体からな
る画素分離層を埋込み形成するようにしたものである。
また本発明は、上記構造の積層型固体撮像装置の製造方
法において、前記画素電極形成後に全面に絶縁膜を堆積
し、次いでこの絶縁膜上にレジストを塗布してその表面
を平坦化し、しかるのち前記レジスト及び絶縁膜を前記
画素電極の表面に達するまでエツチングするようにした
方法である。
また本発明は、上記構造の積層型固体撮像装置の製造方
法において、前記画素電極間を電気的に分離するための
画素分離領域に絶縁膜を選択的に形成した後、全面に電
極材料を堆積し、次いでこの電極材料上にレジストを塗
布してその表面を平坦化し、しかるのち前記レジスト及
び電極材料を前記絶縁膜の表面に達するまでエツチング
するようにした方法である。
さらに本発明は、上記絶縁膜を選択形成する代わりに、
画素分離領域に金属シリサイドからなる光シールド層を
選択的に形成した後、この先シールド層を酸化すること
で光シールド層表面に酸化シリコンからなる画素分離層
(絶縁膜)を形成するようにした方法である。
(作 用) 本発明によれば、画素分離領域に画素分離層(絶縁膜)
を埋込むことにより、画素電極端部の段差がなくなり、
画素電極の膜厚によらず光導電体膜堆積時の基板表面の
平坦性を良好に保つことが可能である。従って、表面段
差に起因する画像欠陥を大幅に低減でき、さらに画素電
極を厚くすることが可能であるのでスミア特性も向上す
る。
また、画素分離層の断面形状をテーバ形状とする、或い
は画素分離層内に光シールド層を埋込む等の構造も可能
となり、これによりスミア特性を更に向上することも可
能となる。
(実施例) 以下、本発明の詳細を図示の実施例によって説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例に係わる積層型固体撮
像装置の概略構造を示す断面図であり、信号電荷読み出
し部にインターライン転送CCD(Interllne
 Transfer CCD)を用いた例である。
これを製造工程に沿って説明すれば、まずp型Si基板
(半導体基板)10の表面層にp+層(素子分離領域)
11、n+層(垂直CCDチャネル)12及びn++層
(蓄積ダイオード)13を形成する。さらに、この基板
10上にゲート絶縁膜を介して垂直CCDの転送ゲート
電極15a。
15bを形成する。次いで、この上に第1絶縁層16を
堆積した後に、該絶縁層16に画素電極配線17と蓄積
ダイオード13との電気的導通のためのコンタクトホー
ルを形成する。そして、画素電極配線17を形成した後
に、表面形状を平坦化する目的でBPSG或いはPSG
からなる第2絶縁層18を形成し、この絶縁層18に画
素コンタクトホールを形成する。
次に、画素分離層19及び画素電極20を形成し、最後
に光導電体膜21と透明電極22を形成することになる
が、これらの工程については第2図に示す工程断面図を
用いて説明する。第2図は、第1図における画素分離層
191画素電極20゜光導電体膜21及び絶縁層18を
拡大して示す図であり、その他の部分については省略し
ている。
第2図(a)は絶縁層18及びコンタクトホールを形成
した直後の状態であり、この状態から同図(b)に示す
如く電極材料20′として金属シリサイド、例えばMo
シリサイド20′をスパッタ法により堆積する。さらに
、第2図(C)に示す如く、フォトリソグラフィにより
画素領域のパターンにレジスト31を形成する。次いで
、CF、、02混合ガスを用いたC D E (Che
mlcal Dry Btchirg)により、第2図
(d)に示す如くレジスト31をマスクにMoシリサイ
ド20′を選択エツチングし画素電極20を形成する。
その後、第2図(e)に示す如くレジスト31を除去す
る。
次いで、第2図(「)に示す如く、画素分離層材料19
′として例えば酸化シリコン膜をプラズマCVD法によ
り全面に堆積し、その上に同図(g)に示す如く表面の
平坦化のためにレジスト32を塗布する。続いて、CF
4.H,及び02混合ガスを用いたR I E (Re
active Ion Etching)により、レジ
スト32と酸化シリコン19′の等速エツチング行い、
第2図(h)に示す如く画素電極20間に画素分離層1
9を埋込んだ構造を得る。
次いで、第2図(1)に示す如く、光導電体膜21とし
て例えば水素化非晶質シリコン膜をプラズマCVD法に
より全面に堆積し、最後に光導電体膜21上の感光部全
面に透明電極22として例えばI T O(Indiu
m Tlr 0xide)をスパッタ法により形成する
ことで、前記第1図の構造の積層型固体撮像装置を得る
次に、画素電極201画素分離層19及び光導電体膜2
1の製造工程の他の例を第3図を用いて説明する。第3
図は、第2図と同様に第1図における画素分離層19、
画素電極20.光導電体膜21及び第2絶縁層18を拡
大した図であり、その他の部分については省略している
。絶縁層18の形成及び画素コンタクトホールの形成ま
では先に説明したのと同一である。
第3図(a)は絶縁層18及びコンタクトホールを形成
した直後の状態であり、この状態から同図(b)に示す
如く画素分離層材料19′として、例えば酸化シリコン
をプラズマCVD法により堆積する。さらに、第3図(
C)に示す如く、フォトリソグラフィにより画素分離層
のパターンにレジスト33を形成する。次いで、CF4
.N2混合ガスを用いたRIEにより、第3図(d)に
示す如くレジスト33をマスクに酸化シリコン19′を
選択エツチングして画素分離層19を形成する。その後
、第3図(e)に示す如くレジスト33を除去する。
次いで、第3図(1’)に示す如く、画素電極材料20
′として金属シリサイド、例えばMoシリサイドをスパ
ッタ法により全面に堆積し、その上に同図(g)に示す
如く表面平坦化のためのレジスト32を塗布する。続い
て、CF4 r 02混合ガスを用いたRIEにより、
レジスト32とMoシリサイド20′の等速エツチング
を行い、第3図(11)に示す如く画素分離層19によ
り分離された画素領域に画素電極20を埋め込んだ構造
を得る。
次いで、第3図(i)に示す如く、光導電体膜21とし
て例えば水素化非晶質シリコン膜をプラズマCVD法に
より全面に堆積し、最後に光導電体膜21上に感光部全
面に透明電極22として例えばITOをスパッタ法によ
り形成することで、前記第1図の構造の積層型固体撮像
装置を得る。
か(して製造された積層型固体撮像装置においては、画
素電極20間の画素分離領域に絶縁体からなる画素分離
層19が埋込まれた構造となる。
従って、画素電極20と画素分離層19との間に段差構
造が生じないため、段差構造に起因する光導電体膜21
の異常成長は発生せず、その結果、画像欠陥は著しく低
減される。また、第1図の構造においては画素電極20
の膜厚に関係なく、常に画素電極20と画素分離層19
とが平坦となるため、画素電極20の厚膜化によるスミ
ア特性の向上を行っても画像欠陥は増加しない。また、
第2図及び第3図の工程において、画素分離層19の材
料として窒化シリコンを用いれば、画素電極20の表面
の自然酸化膜のHF或いはNH4Fによるエツチングを
光導電体膜21の堆積直前に行っても表面の平坦性は維
持され、上記エツチング処理による残像特性の向上を行
っても画像欠陥は増加しない。
第4図は本発明の第2の実施例に係わる積層型固体撮像
装置の概略構造を示す断面図である。この実施例が先に
説明した第1の実施例と異なる点は、画素分離層19を
テーパ状に形成したことにあり、その他は第1の実施例
と同様である。この装置の製造工程を第5図を参照して
説明する。
絶縁層18及び画素コンタクトホールの形成までの製造
工程については第1実施例と全く同じである。この後、
本実施例では、第5図(a)に示す如く、画素分離層材
料19′として画素電極表面酸化膜とエツチングの選択
性のある材料、例えば窒化シリコン膜をプラズマCVD
法により形成する。さらに、第5図(b)に示す如く、
フォトフォトリソグラフィにより画素分離のパターンに
レジスト33を形成する。次いで、テーパーエツチング
として例えばCF4.02及びN2混合ガスを用いたC
DEを行い、第5図(c)に示す如く窒化シリコン19
′を選択エツチングして画素分離層19を形成する。こ
のとき、画素分離層19は上方が狭くなるテーバ形状と
なる。この後、第5図(d)に示す如くレジスト33を
除去する。
次いで、第5図(e)に示す如く、画素電極材料20′
として金属シリサイド例えばMoシリサイドをスパッタ
法により全面に堆積し、その上に第5図(r)に示す如
く表面平坦化と同時に画素電極間の電気的分離を行うた
めのレジスト32を塗布する。続いて、CF4.0□混
合ガスを用いたRIEにより、レジスト32とMoシリ
サイド20′の等速エツチングを行い、第5図(f’)
に示す如く画素分離層19により分離された画素領域に
画素電極20を埋込んだ構造を得る。
以上が画素分離層19及び画素電極20の形成工程であ
る。次に光導電体膜21の堆積を行うが、その段階で画
素電極20としてのMoシリサイドの表面には、第5図
(g)に示す如く自然酸化膜23が数10人形成されて
いる。従って、低残像化のための手段としてHF或いは
NH4Fによる自然酸化膜23のエツチングを行った直
後に、第5図(h)に示す如く光導電体膜21を例えば
プラズマCVDにより堆積する。これ以降は、先の実施
例と同様に、感光部全面に透明電極22として例えばI
TOを形成することにより前記第4図に示す如き構造が
得られる。
第4図の構造によれば、画素分離幅はフォトリソグラフ
ィの限界よりも狭くすることが可能な上、画素電極20
の膜厚を厚くすることが可能であるので、半導体基板1
0中へ侵入する長波長光量は著しく低減され、さらに低
スミア特性を得ることができる。また、画素電極20形
成後の表面形状が平坦である上、画素電極表面酸化膜の
エツチング工程においても画素分離層19はエツチング
されない。このため、光導電体膜21の堆積時にも基板
表面の平坦性は維持できることとなり、光導電体膜の異
常成長は起こらず画像欠陥は著しく減少する。
第6図は本発明の第3の実施例に係わる積層型固体撮像
装置の概略構造を示す断面図である。この実施例が先の
第2の実施例と異なる点は、画素分離領域内に光シール
ド層24を埋込み形成したことにあり、それ以外は第4
図と同様の構造となっている。この装置の製造工程を第
7図を参照して説明する。
この実施例では、前記絶縁層18及びコンタクトホール
の形成に続き、第7図(a)に示す如く光シールド層材
料24′として金属シリサイド、例えばM oシリサイ
ドをスパッタ法により堆積する。
さらに、第7図(b)に示す如く、リソグラフィにより
光シールド層パターンにレジスト33を形成する。次い
で、Moシリサイド24′のテーバエツチングとして、
例えばCF4.02の混合ガスを用いたCDEを行い、
第7図(c)に示す如く光シールド層24を形成する。
その後、第7図(d)に示す如くレジスト33を除去す
る。
次いで、テーバ形状の光シールド層24の熱酸化、例え
ばドライ02雰囲気、 tooo’cで3時間の熱酸化
により、第7図(e)に示す如< 1ooo人の5in
2膜を形成する。このSiO2膜が画素分離帯25とな
り、前記画素分離層19と同様の機能を果たすことにな
る。その後の工程は第1の実施例(第3図(f’)〜(
1))と略同じであり、画素電極材料20′として金属
シリサイド、例えばMoシリサイドをスパッタ法により
堆積し、さらに平坦化のためのレジスト32を塗布する
(第7図(f))。続いて、NF、、02混合ガスを用
いたRIEによりレジスト32とMoシリサイド20′
の等速エツチングを行い(第7図(g))、光導電体膜
21の堆積直前に低残像化のためのM。
シリサイド表面の自然酸化膜23のエツチングをHF或
いはNF4Fにより行い(第7図(h))、光導電体膜
21を例えばプラズマCVDにより堆積する(第7図(
I))。最後に、光導電体膜21上に感光部全面に透明
電極22として、例えばITOを形成することにより、
前記第6図に示す如き構造が得られる。
なお、本実施例においては、画素分離帯25は画素電極
20上の自然酸化膜23と同じ5jO2であり、光導電
体膜21の形成前のHF或いはNH4Fエツチングによ
る画素分離領域での凹形状の形成が心配される。しかし
、現実には手用化用レジスト32とMoシリサイド20
’ の等速エツチング後(第7図(h))に僅かに画素
分離帯25が凸形状となっているので、HF或いはNH
4F処理による凹形状の形成は起こらず、従って画像欠
陥も発生しない。
第6図の構造によれば、画素分離幅はフォトリソグラフ
ィーの限界より狭くすることが可能な上、この狭い画素
分離領域下にも光シールド層24が埋込まれており、さ
らに画素電極10の膜厚を厚くしても表面の平坦性が保
たれる。従って、半導体基板10中へ侵入する長波長光
量は第1及び第2の実施例よりさらに低減され低スミア
特性を得られる。また、光導電体膜21堆積時の表面平
坦性が良いので、光導電体膜の異常成長は起こらず画素
欠陥は著しく減少する。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。実施例ではCCD撮像素子を用いたが、MOS型や
BBD型撮像素子チップを用いてこれにa−Si:H光
導電体膜を積層する場合にも、本発明を同様に適用する
ことができる。さらに、a−3I : H光導電体膜の
製法も、実施例のものに限らず、例えば光励起膜形成法
により形成してもよい。また、光導電体膜はa−81:
II膜が主体であればよ< 、 a−8iC:H、a−
3IGe:H,a−3iN:II 。
a−8ISn:II、更にこれらのFを含有するものを
用いた場合にも本発明はa効である。
また、実施例では画素電極を1層の金属シリサイドによ
り構成したが、製造プロセス上に画素電極の膜剥がれの
問題が生じる場合には、金属シリサイドの下に被着性の
良好な導電膜を挿入して、画素電極を2層から構成して
もよい。さらに、画素電極及び光シールド層としての金
属シリサイドは、Mo、W、Crのシリサイドに限るも
のではなく、自然酸化膜として5iO7が優先的に形成
され、且つ5in2のエッチャントであるHFやNH4
F等の水溶液に対して十分な耐性のあるものであればよ
い。また、第1の実施例における画素分離帯には酸化シ
リコン膜、窒化シリコン膜に限らず絶縁性を持ち、且つ
HF或いはNH4Fによるエツチングに対して十分な耐
性のある材料であればよい。その他、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、画素電極の膜厚に
よらず光導電体膜堆積時の基板表面の平坦性を良好に保
つことが可能であるので、表面段差に起因する画像欠陥
を大幅に低減できる。また、画素電極の厚膜化は勿論の
こと、画素分離幅の減少1画素分離層内への光シールド
層の埋込みを行うことも可能であるので、画像欠陥を増
加することなくスミア特性を大幅に向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係わる積層型固体撮像
装置の概略構造を示す断面図、第2図及び第3図は第1
図の装置の製造工程を示す断面図、第4図は本発明の第
2の実施例の概略構造を示す断面図、第5図は第4図の
装置の製造工程を示す断面図、第6図は本発明の第3の
実施例の概略構造を示す断面図、第7図は第6図の装置
の製造工程を示す断面図、第8図は従来の積層型固体撮
像装置の概略構造を示す断面図、第9図は従来装置の製
造工程を示す断面図である。 10・・・p型Si基板(半導体基板)、11・・・p
+層(素子分離領域)、12・・・n′″層(垂直CO
Dチャネル)、13・・・n++層(蓄積ダイオード)
 、15a、15b−・・垂直CCD転送ゲート電極、
16・・・第1絶縁層、17・・・画素電極配線、18
・・・第2絶縁層、19・・・画素分離層、20・・・
画素電極、21・・・光導電体膜、22・・・透明電極
、23・・・自然酸化膜、24・・・光シールド層、2
5・・・画素分離帯、31,32.33・・・レジスト
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 2図 第3図 第4図 第6図 5図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上に信号電荷蓄積ダイオード及び信号
    電荷読出し部が配列され、且つ最上部に信号電荷蓄積ダ
    イオードに電気的に接続された画素電極が形成された固
    体撮像素子チップと、このチップ上に積層された光導電
    体膜とを備えた積層型固体撮像装置において、前記画素
    電極間を電気的に分離する領域に絶縁体からなる画素分
    離層を埋込み形成してなることを特徴とする積層型固体
    撮像装置。
  2. (2)前記画素分離層は、その断面がテーパ形状である
    ことを特徴とする請求項1記載の積層型固体撮像装置。
  3. (3)半導体基板上に信号電荷蓄積ダイオード及び信号
    電荷読出し部が配列され、且つ最上部に信号電荷蓄積ダ
    イオードに電気的に接続された画素電極が形成された固
    体撮像素子チップと、このチップ上に積層された光導電
    体膜とを備えた積層型固体撮像装置の製造方法において
    、前記画素電極形成後に全面に絶縁膜を堆積し、次いで
    この絶縁膜上にレジストを塗布してその表面を平坦化し
    、次いで前記レジスト及び絶縁膜を前記画素電極の表面
    に達するまでエッチングすることを特徴とする積層型固
    体撮像装置の製造方法。
  4. (4)半導体基板上に信号電荷蓄積ダイオード及び信号
    電荷読出し部が配列され、且つ最上部に信号電荷蓄積ダ
    イオードに電気的に接続された画素電極が形成された固
    体撮像素子チップと、このチップ上に積層された光導電
    体膜とを備えた積層型固体撮像装置の製造方法において
    、前記画素電極間を電気的に分離するための画素分離領
    域に絶縁膜を選択的に形成した後、全面に電極材料を堆
    積し、次いでこの電極材料上にレジストを塗布してその
    表面を平坦化し、次いで前記レジスト及び電極材料を前
    記絶縁膜の表面に達するまでエッチングすることを特徴
    とする積層型固体撮像装置の製造方法。
  5. (5)半導体基板上に信号電荷蓄積ダイオード及び信号
    電荷読出し部が配列され、且つ最上部に信号電荷蓄積ダ
    イオードに電気的に接続された画素電極が形成された固
    体撮像素子チップと、このチップ上に積層された光導電
    体膜とを備えた積層型固体撮像装置の製造方法において
    、前記画素電極間を電気的に分離するための画素分離領
    域に金属シリサイドからなる光シールド層を選択的に形
    成した後、この光シールド層を酸化することで光シール
    ド層表面に酸化シリコンからなる画素分離層を形成し、
    次いで全面に電極材料を堆積し、次いでこの電極材料上
    にレジストを塗布してその表面を平坦化し、次いで前記
    レジスト及び電極材料を画素分離層の表面に達するまで
    エッチングすることを特徴とする積層型固体撮像装置の
    製造方法。
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