JP2009105146A - 固体撮像装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】感度の低下を防止しながら浮遊拡散層におけるノイズの発生を防止する固体撮像装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】固体撮像装置1のN型シリコン層103内には浮遊拡散層103bが形成されている。平坦化膜104上には誘電体材料からなる4本の柱状の支持体106が平面視において浮遊拡散層103bを囲むように立設されており、遮光膜107を支持している。遮光膜107は浮遊拡散層103bに外光が入射するのを防止する。遮光膜107と浮遊拡散層103bとの間は中空になっており、浮遊容量の発生が抑えられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体撮像装置及びその製造方法に関し、特に、CCD型固体撮像装置の浮遊拡散層において発生するノイズを低減する技術に関する。
近年、広く普及しているデジタルカメラにはCCD(Charge Coupled Device)型とCMOS(Complimentary Metal Oxide Semiconductor)型との2種類がある。このうち、CCD型のデジタルカメラは光電変換素子にて得た信号電荷を転送し、浮遊拡散層にて信号電圧に変換する(例えば、特許文献1を参照)。
図9は、従来技術に係る固体撮像装置の構成を示す図であって、(a)は断面図であり、(b)は平面図である。図9に示されるように、固体撮像装置9は半導体基板901上にP型シリコン層902、N型シリコン層903、平坦化膜904を順次積層してなる。N型シリコン層903内にはリセットドレイン(RD: Reset Drain)層903aや浮遊拡散(FD: Floating Diffusion)層903bが形成されている。なお、図9(b)においては、平坦化膜904が省略されている。
N型シリコン層903上の平坦化膜904内にはリセットゲート(RG: Reset Gate)層904aやビアプラグ904b、出力ゲート(OG: Output Gate)層904c、転送電極904d、904e等が形成されている。平坦化膜904上にはアルミニウム(AL: Aluminum)配線905が形成されている。
浮遊拡散層903bはビアプラグ904bにてアルミニウム配線905に接続されており、信号電荷を変換して得られた電圧信号を出力する。
特開平5−55338号公報
しかしながら、浮遊拡散層903bに外光が入射すると、光電変換によってノイズ電荷が発生する。すると、ノイズ電荷が重畳した信号電荷が信号電圧に変換されるので、当然、信号電圧にもノイズ成分が重畳される。このノイズ成分の重畳はすべての画素について発生するので、画質の劣化をきたす。
このような問題に対して、フォトダイオードに入射する外光を規制する遮光膜を浮遊拡散層903b上まで拡張して外光の入射を遮る対策が考えられる。しかしながら、遮光膜は金属からなるので浮遊拡散層との間で浮遊容量が発生して感度が悪くなる。このため、浮遊拡散層903b上まで遮光膜を拡張するのは得策ではない。
本発明は、上述のような問題に鑑みて為されたものであって、感度の低下を防止しながら浮遊拡散層におけるノイズの発生を防止する固体撮像装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る固体撮像装置は、浮遊拡散層にて信号電荷を信号電圧に変換する固体撮像装置であって、外光が浮遊拡散層に入射するのを防ぐ遮光膜と、誘電体材料からなり当該遮光膜を支持する支持体と、を備え、浮遊拡散層と遮光膜との間に空気層または低誘電率層が設けられていることを特徴とする。
このようにすれば、支持体にて遮光膜を支持することによって、浮遊拡散層と遮光膜との間に空気層または低誘電率層が設けられるので、浮遊拡散層と遮光膜との間の浮遊容量を低減して、感度の低下を防止することができる。感度、すなわち、信号電荷の変動量に対する信号電圧の変動量の比(ΔV/Δq)は、浮遊拡散層における静電容量に反比例するところ、浮遊容量を低減すれば当該静電容量を低減することができるからである。
また、遮光膜を設けて外光が浮遊拡散層に入射するのを防ぐので、浮遊拡散層におけるノイズの発生を抑えることができる。よって、高感度、低ノイズの優れた画質を実現することができる。
この場合において、信号電圧を出力する出力配線に浮遊拡散層を接続し、積層方向において浮遊拡散層から出力配線よりも遠い位置に遮光膜を配設すれば好適である。
また、本発明に係る固体撮像装置は、撮像時に固体撮像装置に入射する外光が浮遊拡散層に入射するのを防ぐに足る位置にのみ遮光膜が配設されることを特徴とする。このようにすれば、遮光膜の面積を低減して、浮遊拡散層との間の浮遊容量を低減することができる。
また、前記支持体が前記低誘電率層を兼ねても良い。このようにすれば、遮光膜を確実に支持することができるので、より堅牢な固体撮像装置を得ることができる。
本発明に係る固体撮像装置の製造方法は、浮遊拡散層にて信号電荷を信号電圧に変換する固体撮像装置の製造方法であって、平面視において浮遊拡散層の周囲に、誘電体材料からなる支持体を形成するステップと、浮遊拡散層の上部に犠牲層を形成するステップと、犠牲層上に、支持体に支持されるように遮光膜を形成するステップと、遮光膜を形成した後に、犠牲層を除去するステップと、を含むことを特徴とする。このようにすれば、優れた画質を実現する固体撮像装置を得ることができる。
以下、本発明に係る固体撮像装置及びその製造方法の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[1] 第1の実施の形態
先ず、本発明の第1の実施の形態に係る固体撮像装置について説明する。
(1) 固体撮像装置の構成
図1は、本実施の形態に係る固体撮像装置の構成を示す図であって、(a)は断面図であり、(b)は平面図である。図1に示されるように、本実施の形態に係る固体撮像装置1は、半導体基板101上に順次、P型シリコン層102、N型シリコン層103、平坦化膜104が積層されてなる。
N型シリコン層103内にはリセットドレイン層103a並びに浮遊拡散層103bが形成されている。また、N型シリコン層103上、平坦化膜104内にはリセットゲート層104aやビアプラグ104b、出力ゲート層104cが形成されている。平坦化膜104上にはアルミニウム配線105が形成されている。
また、同じく平坦化膜104上には4本の柱状の支持体106が、平面視において浮遊拡散層103bを囲むように立設、配置されており、これら支持体106は遮光膜107を支持している。遮光膜107は平面視浮遊拡散層103bを広く覆うように配置されている。遮光膜107とアルミニウム配線105並びに平坦化膜104との間は中空になっている。
このような構成によって、遮光膜107にて外光が遮られて、浮遊拡散層103bに入射しないので、浮遊拡散層103bにノイズ電荷が発生しない。また、遮光膜107と浮遊拡散層103bとの距離を大きくすることができるので、浮遊容量によるノイズ発生も抑えることができる。従って、電圧信号にノイズ成分が重畳しないので、優れた画質を達成することができる。
(2) 固体撮像装置1の製造方法
次に、固体撮像装置1の製造方法について、特に遮光膜107まわりの製造プロセスに注目して説明する。
図2は、固体撮像装置1の製造工程を示す断面図である。なお、図2においては、平坦化膜104上にアルミニウム配線105が形成された後の製造工程が示されており、平坦化膜104に含まれる各層や平坦化膜104より下位の層は図示を省略した。
さて、図2に示されるように、先ず、平坦化膜104並びにアルミニウム配線105上にシリコン酸化膜106が形成され(図2(a))、当該シリコン酸化膜106上にレジスト膜201が形成される(図2(b))。
レジスト膜201は、例えば、ウエハ一面にレジスト剤を塗布し、露光前ベーク(プリベーク)する。その後、ステッパなどの露光装置によって露光を行い、レジスト現像し、最終ベーク(ポストベーク)することによって形成される。
そして、シリコン酸化膜106をエッチングすることによって支持体106が形成され(図2(c))、レジスト膜201が除去される(図2(d))。シリコン酸化膜106は、例えば、4フッ化メタン(CF4)系のエッチングガスを用いて異方性エッチングされる。
更に、ウエハ一面にレジスト剤を塗布した後、例えば、化学機械研磨法(CMP: Chemical Mechanical Polishing)によって、レジスト膜202の上面を平坦化すると共に、支持体106を露頭させる(図2(e))。
そして、レジスト202上に遮光膜107が形成され(図2(f))、不要な部分が除去される(図2(g))。遮光膜107は、例えば、アルミニウムを蒸着させることによって形成される。また、不要な部分はエッチングによって除去すれば良い。
最後に、遮光膜107下のレジスト膜201が除去され、固体撮像装置1が得られる(図2(h))。このように、遮光膜107下のレジスト膜201は犠牲層として固体撮像装置1の形成に用いられる。
[2] 第2の実施の形態
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る固体撮像装置は上記第1の実施の形態に係る固体撮像装置と概ね同様の構造を備える一方、浮遊拡散層に入射する光を遮る遮光膜の支持構造において相違する。以下、専ら相違点に着目して説明する。
(1) 固体撮像装置の構造
図3は、本実施の形態に係る固体撮像装置の構成を示す図であって、(a)は断面図であり、(b)は平面図である。図3に示されるように、本実施の形態に係る固体撮像装置3は、半導体基板301上に順次、P型シリコン層302、N型シリコン層303、平坦化膜304が積層されてなる。
N型シリコン層内303にはリセットドレイン層303a並びに浮遊拡散層303bが形成されている。また、N型シリコン層303上、平坦化膜304内にはリセットゲート層304aや出力ゲート層304c、ビアプラグ304bが形成されている。平坦化膜304上にはアルミニウム配線305が形成されている。
また、同じく平坦化膜304上には低誘電率の支持体306が、平面視において浮遊拡散層303bを覆うように形成されており、支持体306は遮光膜307を支持している。遮光膜307もまた平面視浮遊拡散層303bを広く覆うように配置されている。本実施の形態においては、支持体306はシリコン酸化膜である。
このような構成によっても、固体撮像装置3の浮遊拡散層303bには外光が入射しないので、浮遊拡散層303bにノイズ電荷が発生しない。また、浮遊拡散層303bと遮光膜307との間に配された支持体306を低誘電率としているので、浮遊拡散層303bと遮光膜307との間の浮遊容量を低減することができる。従って、電圧信号にノイズ成分が重畳しないので、優れた画質を達成することができる。
(2) 固体撮像装置3の製造方法
次に、固体撮像装置3の製造方法について説明する。
図4は、固体撮像装置3の製造工程を示す断面図である。図2と同様に、平坦化膜304上にアルミニウム配線305が形成された後の製造工程が示されており、平坦化膜304に含まれる各層や平坦化膜304より下位の層は図示が省略されている。
さて、図4に示されるように、平坦化膜304並びにアルミニウム配線305上にシリコン酸化膜306が形成され(図4(a))、当該シリコン酸化膜306上に遮光膜307が形成される(図4(b))。遮光膜107は、例えば、アルミニウムを蒸着させることによって形成される。
更に、遮光膜307上にレジスト膜401が形成される(図4(c))。レジスト膜401は、例えば、ウエハ一面にレジスト剤を塗布し、露光前ベーク(プリベーク)する。その後、ステッパなどの露光装置によって露光を行い、レジスト現像、および最終ベーク(ポストベーク)することによって形成される。
そして、遮光膜307及びシリコン酸化膜306がエッチングされ(図2(c))、レジスト膜401が除去される(図2(d))。シリコン酸化膜106は、例えば、4フッ化メタン(CF4)系のエッチングガスを用いて異方性エッチングされる。このような半導体プロセスを経て固体撮像装置3が製造される。
[3] 第3の実施の形態
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る固体撮像装置は上記第1の実施の形態に係る固体撮像装置と概ね同様の構造を備える一方、浮遊拡散層に入射する光を遮る遮光膜の支持構造において相違する。以下、専ら相違点に着目して説明する。
(1) 固体撮像装置の構成
図5は、本実施の形態に係る固体撮像装置の構成を示す図であって、(a)は断面図であり、(b)は平面図である。図5に示されるように、本実施の形態に係る固体撮像装置5は、半導体基板501上に順次、P型シリコン層502、N型シリコン層503、平坦化膜504が積層されてなる。
N型シリコン層503内にはリセットドレイン層503a並びに浮遊拡散層503bが形成されている。また、N型シリコン層503上、平坦化膜504内にはリセットゲート層504aやビアプラグ504b、出力ゲート層504cが形成されている。平坦化膜504上にはアルミニウム配線505が形成されている。
また、平坦化膜504上には支持体506が平面視において浮遊拡散層503bを跨ぐように立設、配置されており、支持体506の上面に遮光膜507が支持される。支持体506と遮光膜507は浮遊拡散層503bを広く覆うように配設されている。本実施の形態において、支持体506はシリコン酸化膜である。
これによって、浮遊拡散層503bに外光が入射するのが防止される。また、遮光膜507と浮遊拡散層503bとが支持体506にて離隔されるので、浮遊容量の発生も抑えられる。
(2) 固体撮像装置5の製造方法
次に、固体撮像装置5の製造方法について説明する。
図6は、固体撮像装置5の製造工程を示す断面図である。図2と同様に、平坦化膜504上にアルミニウム配線505が形成された後の製造工程が示されており、平坦化膜504に含まれる各層や平坦化膜504より下位の層は図示が省略されている。
図6に示されるように、平坦化膜504並びにアルミニウム配線505上に犠牲層601が形成され(図6(a))、当該犠牲層601を覆うように支持体506が形成される(図6(b))。更に、支持体506を覆うようにレジスト膜602が形成される(図6(c))。なお、犠牲層601はレジストからなる。
次に、異方性ドライエッチングによって支持体506に貫通孔603が形成される(図6(d))。更に、酸素プラズマを用いた酸素アッシング(Oxygen Ashing)によって、支持体506を残して、犠牲層601が除去される(図6(e))。その後、アルミニウム蒸着にて遮光膜507が形成される(図6(f))。
[4] 第4の実施の形態
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る固体撮像装置は上記第3の実施の形態に係る固体撮像装置と概ね同様の構造を備える一方、浮遊拡散層に入射する光を遮る遮光膜の支持構造において相違する。以下、専ら相違点に着目して説明する。
(1) 固体撮像装置の構成
図7は、本実施の形態に係る固体撮像装置の構成を示す図であって、(a)は断面図であり、(b)は平面図である。図7に示されるように、本実施の形態に係る固体撮像装置7は、半導体基板701上に順次、P型シリコン層702、N型シリコン層703、平坦化膜704が積層されてなる。
N型シリコン層703内にはリセットドレイン層703a並びに浮遊拡散層703bが形成されている。また、N型シリコン層703上、平坦化膜704内にはリセットゲート層704aやビアプラグ704b、出力ゲート層704cが形成されている。平坦化膜704上にはアルミニウム配線705が形成されている。
また、平坦化膜704上にはシリコン酸化物からなる支持体706が平面視において浮遊拡散層703bを跨ぐように立設、配置されており、支持体706の上面に遮光膜707が支持される。支持体706と遮光膜707は外光が入射する方向(矢印Aにて示される方向)から浮遊拡散層703bを覆うように配設されている。
これによって、浮遊拡散層703bに外光が入射するのが防止される。また、遮光膜707と浮遊拡散層703bとが支持体706にて離隔されるので、浮遊容量の発生も抑えられる。
また、外光の入射方向にのみ遮光膜707を設けるので、遮光膜707の面積を低減して浮遊容量の発生を抑えることができる。したがって、遮光膜707と浮遊拡散層703bとの距離を小さくすることができるので、固体撮像装置7を小型化することができる。
(2) 固体撮像装置7の製造方法
次に、固体撮像装置7の製造方法について説明する。
図8は、固体撮像装置7の製造工程を示す断面図である。図2と同様に、平坦化膜704上にアルミニウム配線705が形成された後の製造工程が示されており、平坦化膜704に含まれる各層や平坦化膜704より下位の層は図示が省略されている。
図8に示されるように、平坦化膜704並びにアルミニウム配線705上にレジストを用いて犠牲層801が形成され(図8(a))、当該犠牲層801を覆うように支持体706が形成される(図8(b))。更に、支持体706上にアルミニウム蒸着にて遮光膜707が形成される(図8(c))。
次に、レジスト膜802が形成され(図8(d))、エッチングによって、遮光膜707、支持体706及び犠牲層801が部分的に除去される(図8(e))。その後、犠牲層801とレジスト膜802とが除去される(図8(f))。
[5] 変形例
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(1) 上記実施の形態においては、浮遊拡散層を覆う遮光膜を支持する支持体としてシリコン酸化物を用いる場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、シリコン酸化物以外の誘電体材料を用いても良い。
なお、浮遊拡散層に入射する外光を遮蔽するという目的に照らせば、遮光性の材料を用いるのが望ましい。また、浮遊拡散層と遮光膜との間の浮遊容量を低減させるためには誘電率の低い材料を用いるのが望ましい。
(2) 上記実施の形態においては、遮光膜の材料としてアルミニウムを用いる場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、アルミニウム以外の材料を用いても良い。
(3) 上記実施の形態においては、遮光膜を支持する支持体の形状として4種類の形状を例示したが、本発明がこれらに限定されないのは言うまでもなく、これらに代えて他の形状の支持体を用いても良い。ただし、製造コストを考慮すれば、半導体プロセスにて形成することができる形状が好ましい。
本発明に係る固体撮像装置及びその製造方法は、CCD型固体撮像装置の浮遊拡散層において発生するノイズを低減する技術として有用である。
本発明の第1の実施の形態に係る固体撮像装置の構成を示す図であって、(a)は断面図であり、(b)は平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る固体撮像装置1の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る固体撮像装置の構成を示す図であって、(a)は断面図であり、(b)は平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る固体撮像装置3の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る固体撮像装置の構成を示す図であって、(a)は断面図であり、(b)は平面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る固体撮像装置5の製造工程を示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る固体撮像装置の構成を示す図であって、(a)は断面図であり、(b)は平面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る固体撮像装置7の製造工程を示す断面図である。 従来技術に係る固体撮像装置の構成を示す図であって、(a)は断面図であり、(b)は平面図である。
符号の説明
1、3、5、7、9…………………………………………固体撮像装置
101、301、501、701、901………………半導体基板
102、302、502、702、902………………P型シリコン層
103、303、503、703、903………………N型シリコン層
103a、303a、503a、703a、903a…リセットドレイン層
103b、303b、503b、703b、903b…浮遊拡散層
104、304、504、704、904………………平坦化膜
104a、304a、504a、704a、904a…リセットゲート層
104b、304b、504b、704b、904b…ビアプラグ
104c、304c、504c、704c、904c…出力ゲート層
105、305、505、705、905………………アルミニウム配線
106、306、506、706…………………………支持体
107、307、507、707…………………………遮光膜
201、202、401、602、802………………レジスト膜
601、801………………………………………………犠牲層
603…………………………………………………………貫通孔
904d、904e…………………………………………転送電極

Claims (5)

  1. 浮遊拡散層にて信号電荷を信号電圧に変換する固体撮像装置であって、
    外光が浮遊拡散層に入射するのを防ぐ遮光膜と、
    誘電体材料からなり当該遮光膜を支持する支持体と、を備え、
    浮遊拡散層と遮光膜との間に空気層または低誘電率層が設けられている
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 浮遊拡散層は、信号電圧を出力する出力配線に接続されており、
    遮光膜は、積層方向において、浮遊拡散層から出力配線よりも遠い位置に配設される
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 遮光膜は、撮像時に固体撮像装置に入射する外光が、浮遊拡散層に入射するのを防ぐに足る位置にのみ配設される
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  4. 前記支持体が前記低誘電率層を兼ねる
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  5. 浮遊拡散層にて信号電荷を信号電圧に変換する固体撮像装置の製造方法であって、
    平面視において浮遊拡散層の周囲に、誘電体材料からなる支持体を形成するステップと、
    浮遊拡散層の上部に犠牲層を形成するステップと、
    犠牲層上に、支持体に支持されるように遮光膜を形成するステップと、
    遮光膜を形成した後に、犠牲層を除去するステップと、を含む
    ことを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
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