JP2003208212A - プラント監視装置 - Google Patents

プラント監視装置

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JP2003208212A
JP2003208212A JP2002007391A JP2002007391A JP2003208212A JP 2003208212 A JP2003208212 A JP 2003208212A JP 2002007391 A JP2002007391 A JP 2002007391A JP 2002007391 A JP2002007391 A JP 2002007391A JP 2003208212 A JP2003208212 A JP 2003208212A
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maintenance
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plant
screen
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JP2002007391A
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Masateru Hoshino
真輝 星野
Koji Saito
幸司 斎藤
Takeshi Arakawa
健 荒川
Kenji Sakakibara
健次 榊原
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Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
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Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラントを構成する機器の故障時に保守員同
士あるいは保守員と運転員間で情報を共有可能なプラン
ト監視装置を提供することである。 【解決手段】 監視用サーバ18は、プラントの機器に
故障が発生したとき一の系統に関連する故障メッセージ
を常時監視用大型表示装置13に表示し、故障した機器
の故障情報を常時監視小型表示装置12に表示する。一
方、保守監視用サーバ34は、プラントの機器に故障が
発生したとき一の系統の故障状態を保守監視用大型表示
装置33に表示し、故障した機器の故障ロジックを保守
監視用小型表示装置16に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力や火力発電
所あるいは一般産業において利用されるプラントの状態
を多系統に亘って監視するプラント監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、原子力発電所などの大型プラン
トにおいては、そのプラントを構成する系統のプロセス
信号に関する情報の監視を行っているが、監視対象は各
々の系統に含まれる多数の機器となるため監視対象は非
常に多くなる。しかも各機器は単調に運転されるもので
はなく、いろいろな機能を果たす運転モードがあり、そ
の各々の状況に対応して監視を行う必要があるので、監
視対象はさらに多くなる。そこで、プラントを構成する
各系統毎に小型のプロセス監視装置を設け、監視室に
は、各々のプロセス監視装置に対応して個別に小型表示
装置を配置して、故障機器に対しての故障情報を表示す
るようにしている。
【0003】また、運転員にとって機器の個別の故障情
報だけでなく、系統全体の故障状態を把握しておくこと
が必要であることから、故障となった機器の属する系統
構成(故障状態のサマリ画面)を大型表示装置に表示
し、運転員全員が系統の故障状態を把握できるようにし
ている。
【0004】一方、運転員とは別に保守員がプラント内
に配備されている。保守員は主としてプラントを構成す
る系統の機器が異常を示すなど故障した場合に保守・点
検・補修するための要員である。この保守員ももちろん
故障時の情報の共有が必要となる。そこで、プラントの
現場に複数台の小型表示装置を設け、個別に小型表示装
置に、故障機器に対しての故障情報を表示するようにし
ている。
【0005】以下、図26を参照しながら従来のプラン
ト監視装置について説明する。図26は、従来のプラン
ト監視装置を示す構成図である。図26において、プラ
ントを構成する各系統毎に、監視用の表示装置として、
常時監視用大型表示装置11と常時監視用小型表示装置
12とが設けられる。常時監視用大型表示装置11は常
時監視用大型表示コントローラ13により制御され、常
時監視用小型表示装置12は常時監視用小型表示コント
ローラ14により制御される。常時監視用大型表示装置
11には系統全体の故障メッセージ等の警報情報が表示
され、常時監視用小型表示装置12には機器の個別レベ
ルの故障や警報情報が表示される。常時監視用小型表示
コントローラ14には対話用の座標入力装置15aが設
けられており、常時監視用小型表示装置12に表示され
た監視画面を介し対話できるようになっている。
【0006】一方、保守用の表示装置として、保守監視
用小型表示装置16が設けられており、保守員が保守す
る際に必要となる個別の機器に対する警報や故障情報が
個別レベルで表示される。この保守監視用小型表示装置
16は保守監視用小型表示コントローラ17で表示制御
される。保守監視用小型表示コントローラ17には、常
時監視用小型表示コントローラ14と同様に、対話用の
座標入力装置15bが設けられており、保守監視用小型
表示装置16に表示された監視画面を介し対話できるよ
うになっている。
【0007】常時監視用大型表示コントローラ13、常
時監視用小型表示コントローラ14、保守監視用小型表
示コントローラ17は、監視用サーバ18からの情報に
より動作する。プラントの系統からのプロセス信号P
は、制御装置19及び伝送処理部20を介して監視バス
21に伝送される。プロセス信号Pは制御装置19で加
工され伝送処理部20で送信処理されて監視バス21に
送られる。この監視バス21からプロセス信号Pは監視
用サーバ18、常時監視用大型表示コントローラ13、
常時監視用小型表示コントローラ14、保守監視用小型
表示コントローラ17に送信される。
【0008】まず、監視用サーバ18では、プロセス信
号Pを処理して故障を生じている系統の機器を特定して
その機器に関する情報が含まれる監視画面を検索し、そ
の画面番号を認識して画面番号出力信号G1を発生さ
せ、情報バス22に送信する。常時監視用小型表示コン
トローラ14あるいは保守監視用小型表示コントローラ
17においては、監視用サーバ18から発信された画面
番号出力信号G1を入力して該当する機器に関する個別
レベルの監視画面を選択し小型表示装置12、16に表
示する。また、プロセス信号Pを入力して該当する機器
のプロセス信号も小型表示装置12、16に表示する。
【0009】一方、常時監視用大型表示コントローラ1
3においては、常時監視用小型表示コントローラ14で
発信された画面番号出力信号G2を受信して該当する監
視画面、例えば、機器に関する警報や故障情報に関する
監視画面を大型表示装置11に表示する。
【0010】座標入力装置15a、15bは、運転員や
保守員が監視画面上で任意の機器を選択して特定するた
めの装置であり、これらを用いて機器に付された座標を
入力することによって機器が特定され、その機器の故障
ロジックやプロセス量が表示される。
【0011】情報バス22は、監視用サーバ18、常時
監視用大型表示コントローラ13、常時監視用小型表示
コントローラ14、保守監視用小型表示コントローラ1
7間における信号のやりとりに用いられる信号線であ
る。
【0012】図27は、従来のプラント監視装置の監視
用サーバ18の構成図である。図27において、プロセ
ス信号Pは監視用サーバ18のプロセス信号入力処理部
23aに入力され、このプロセス信号入力処理部23を
経由して入力点データベース24に格納される。入力点
データベース24aに格納されたプロセス信号Pは、画
面番号判定処理部25に送信され、この画面番号判定処
理部25で緊急状態あるいは警報状態にあるか否かが判
断される。
【0013】そして、緊急状態あるいは警報状態にある
ことが判断されると、その機器に関連する画面番号につ
いて画面番号出力信号G1を伝送処理部26へ送信す
る。伝送処理部26aは画面番号出力信号G1を情報バ
ス22を介して常時監視用小型表示コントローラ14、
保守監視用小型表示コントローラ17に送信する。
【0014】図28は、従来のプラント監視装置におけ
る常時監視用小型表示コントローラ14の構成図であ
る。図28において、プロセス信号Pはプロセス信号入
力処理部23bで入力処理され、入力点データベース2
4bに格納される。また、画面番号出力信号G1は画面
表示要求信号入力処理部27aを介して画面表示要求処
理部28aに入力され、該当する機器の監視画面が常時
監視用画面データベース29aを用いて検索される。一
方、該当する機器のプロセス信号は入力点データベース
24bから抽出される。検索によって選定された監視画
面及びプロセス信号は小型表示装置12に表示される。
【0015】また、座標入力装置15aからの運転員に
よる操作信号は座標入力処理部30を介して画面表示要
求処理部28aに入力される。さらに、常時監視用小型
表示コントローラ14では、画面表示要求処理部28a
で選定された機器に関する画面番号出力信号G2を伝送
処理部26bを介して情報バス22に送出し常時監視用
大型表示コントローラ13に送信する。
【0016】なお、保守監視用小型表示コントローラ1
7においても常時監視用小型表示コントローラ14と同
様であるが、大型の表示装置は持っていないので、図2
8における伝送処理部26bは有していない。
【0017】図29は、従来のプラント監視装置の常時
監視用大型表示コントローラ13の構成図である。図2
9において、プロセス信号Pは入力点データベース24
cに送信され更新して格納される。また、画面番号出力
信号G2は画面番号表示要求信号入力処理部31を介し
て画面表示要求処理部28bへ送信される。この画面表
示要求処理部28bでは、常時監視用画面データベース
29bを用いて対象の機器の画面が検索され、該当する
機器のプロセス量などに関しては入力点データベース2
4cから抽出される。検索によって選定された監視画面
及びプロセス信は大型表示装置11に表示される。
【0018】このように構成されたプラント監視装置に
おいては、プラントを構成する系統の機器に異常を示す
などの故障が生じた場合には、プロセス信号Pを監視バ
ス21を介して監視用サーバ18、常時監視用大型表示
コントローラ13、常時監視用小型表示コントローラ1
4、保守監視用小型表示コントローラ17に送信し、運
転員用には大型表示装置11で全体情報がつかめるよう
に表示し、また小型表示装置12で個々のプロセス信号
が把握できるように表示される。一方、保守員には小型
表示装置16に個々の機器に関するプロセス信号や故障
のロジックなどが表示され把握できるようになってい
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のプラント監視装置においては、監視側では運
転員は大型表示装置11を用いて情報の共有化を図って
いるが、保守側では保守員は大型の表示装置がないの
で、保守員同士の情報の共有化が困難である。
【0020】また、運転員が行う監視と保守員が行う監
視のための装置は所内のネットワークで接続されている
ものの、それは主としてプロセス信号などを受け取るた
めのものであって、常時監視と保守監視に関する情報の
やりとりを行うことができる連携可能なものではないた
め、運転員と保守員の情報の共有化も困難である。
【0021】しかも、大型表示装置11は監視用にしか
ないので、この大型表示装置11が故障すると監視側の
運転員も情報を共有することができない。
【0022】本発明は、プラントを構成する機器の故障
時に保守員同士あるいは保守員と運転員間で情報を共有
可能なプラント監視装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るプ
ラント監視装置は、監視室に設置されプラントを構成す
る各系統のうち一の系統のプロセス情報を運転員に提供
する常時監視用表示装置と、現場に設置され前記一の系
統のプロセス情報を保守員に提供する保守管理用表示装
置とを備えたプラント監視装置において、監視室に設置
されプラントの機器に故障が発生したとき一の系統に関
連する故障メッセージを表示する常時監視用大型表示装
置と、監視室に設置され前記故障した機器の故障情報を
表示する常時監視小型表示装置と、現場に設置されプラ
ントの機器に故障が発生したとき一の系統の故障状態を
表示する保守監視用大型表示装置と、現場に設置され前
記故障した機器の故障ロジックを表示する保守監視用小
型表示装置と、前記常時監視用大型表示装置及び前記常
時監視小型表示装置に表示する監視画面を供給する監視
用サーバと、前記保守監視用大型表示装置及び前記保守
監視用小型表示装置に表示する監視画面を供給する保守
監視用サーバとを備えたことを特徴とする。
【0024】請求項1の発明に係るプラント監視装置に
おいては、監視用サーバは、プラントの機器に故障が発
生したとき一の系統に関連する故障メッセージを常時監
視用大型表示装置に表示し、故障した機器の故障情報を
常時監視小型表示装置に表示する。一方、保守監視用サ
ーバは、プラントの機器に故障が発生したとき一の系統
の故障状態を保守監視用大型表示装置に表示し、故障し
た機器の故障ロジックを保守監視用小型表示装置に表示
する。
【0025】請求項2の発明に係るプラント監視装置
は、請求項1の発明において、前記保守監視用大型表示
装置及び前記保守監視用小型表示装置に対して、新たな
故障に対する監視画面を自動的に更新表示するか否かの
選択を行う画面表示切替装置を備えたことを特徴とす
る。
【0026】請求項2の発明に係るプラント監視装置に
おいては、請求項1の発明の作用に加え、画面表示切替
装置のスイッチが入りのときは、保守監視用大型表示装
置及び保守監視用小型表示装置に対して、新たな故障に
対する監視画面を自動的に更新表示し、切りのときは監
視画面の表示更新を行わない。
【0027】請求項3の発明に係るプラント監視装置
は、請求項1の発明において、前記系統とは異なる他系
統に含まれる個々の機器から発生されるプロセス信号と
警報判定信号を受信して前記他系統の個々の機器の運転
状態に関する情報の更新を行いこの更新された情報を他
設備バスを介して前記保守監視用サーバに送信する他設
備伝送装置を設け、前記監視用サーバは前記プラントが
起動時であるか否かを判定し、起動時であるときは起動
時監視が必要な所定の機器を特定して監視画面を前記常
時監視用大型表示装置及び前記常時監視小型表示装置に
供給し、前記保守監視用サーバは、前記プラントが起動
時であるときは前記他設備伝送装置から受信した他系統
の情報に基づき必要な監視画面を前記保守監視用大型表
示装置及び前記保守監視小型表示装置に供給することを
特徴とする。
【0028】請求項3の発明に係るプラント監視装置に
おいては、請求項1の発明の作用に加え、監視用サーバ
はプラントが起動時であるか否かを判定し、起動時であ
るときは起動時監視が必要な所定の機器を特定して監視
画面を常時監視用大型表示装置及び常時監視小型表示装
置に供給し、保守監視用サーバは、プラントが起動時で
あるときは他設備伝送装置から受信した他系統の情報に
基づき必要な監視画面を保守監視用大型表示装置及び保
守監視小型表示装置に供給する。
【0029】請求項4の発明に係るプラント監視装置
は、請求項1の発明において、プラントの現場を撮影す
る所内テレビカメラを設け、保守員が点検作業を遠隔で
行う場合に、前記保守監視用大型表示装置に前記所内テ
レビカメラで撮影した現場の映像を表示することを特徴
とする。
【0030】請求項4の発明に係るプラント監視装置に
おいては、請求項1の発明の作用に加え、保守員が点検
作業を遠隔で行う場合に、保守監視用大型表示装置に所
内テレビカメラで撮影した現場の映像を表示する。
【0031】請求項5の発明に係るプラント監視装置
は、請求項1の発明において、前記常時監視用大型表示
装置と前記保守監視用大型表示装置に表示される内容を
切り替える切替装置を設けたことを特徴とする。
【0032】請求項5の発明に係るプラント監視装置に
おいては、請求項1の発明の作用に加え、監視員または
保守員は切替装置により、必要に応じてに応じて、常時
監視用大型表示装置と保守監視用大型表示装置に表示さ
れる内容を切り替える。これにより、大型表示装置間の
バックアップが図れると共に情報を共有できる。
【0033】請求項6の発明に係るプラント監視装置
は、請求項4の発明において、プラントの警報やイベン
ト発生時に、前記所内テレビカメラに、現場の警報表示
装置を表示することを特徴とする。
【0034】請求項6の発明に係るプラント監視装置に
おいては、請求項4の発明の作用に加え、プラントの警
報やイベント発生時には、所内テレビカメラに現場の警
報表示装置を表示し警報状態を確認する。
【0035】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)(請求項1
に対応) 以下、本発明の第1の実施の形態に係わるプラント監視
装置について図1乃至図7を参照しながら説明する。図
1は、第1の実施の形態に係わるプラント監視装置の構
成図である。この第1の実施の形態は、図26に示す従
来例に対し、故障が発生した機器の系統構成を表示する
保守管理用大型表示装置32と、保守管理用大型表示装
置32の表示制御を行う保守監視用大型表示コントロー
ラ33と、監視用サーバ18からの情報を入力して保守
監視用大型表示コントローラ33や保守監視用小型表示
コントローラ17に表示情報を出力する保守監視用サー
バ34とを追加して設けたものである。図26に示した
従来例と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省
略する。
【0036】図1において、系統を構成する機器から発
信されるプロセス信号Pは、制御装置19に入力され伝
送処理部20に伝送される。制御装置19では、プロセ
ス信号Pを上位系と呼ばれる監視用サーバ18や保守監
視用サーバ34に伝送できるように加工する。伝送処理
部20では、それぞれのプロセス信号Pを複数の上位系
の設備に伝送するための処理を行う。
【0037】そして、伝送処理部20から発信されたプ
ロセス信号Pは監視バス21を介して監視用サーバ1
8、常時監視用大型表示コントローラ13、常時監視用
小型表示コントローラ14、保守監視用サーバ34、保
守監視用小型表示コントローラ17、保守監視用大型表
示コントローラ33などの上位系の設備に伝送される。
【0038】常時監視用大型表示コントローラ13には
常時監視用大型表示装置11が備えられており、故障を
生じた機器の故障に関する情報や故障メッセージ等の全
体の故障情報が表示される。また、常時監視用小型表示
コントローラ14に備えられる小型表示装置12では個
別の機器の故障状態を示す機器画面が表示される。この
機器画面にはその機器に関する警報なども表示される。
【0039】さらに、保守監視用小型表示コントローラ
17に備えられる小型表示装置16には故障した機器の
故障ロジックが表示され、保守監視用大型表示コントロ
ーラ33に備えられる大型表示装置14には、故障した
機器を含む系統の構成画面がサマリ画面として表示され
る。これにより、保守員は保守監視用大型表示装置32
に表示された故障系統の監視画面により全体の故障情報
が分かるようになり、保守監視用小型表示装置17に表
示された故障機器の故障ロジックにより故障対応に必要
な詳細な情報を得ることができる。
【0040】常時監視用小型表示コントローラ14には
座標入力装置15aが接続され、運転員が任意に系統の
機器を選択し、特定するための座標を入力してその機器
に関する情報を小型表示装置12に表示することができ
るようになっている。また、保守監視用小型表示コント
ローラ17にも座標入力装置15bが接続され保守員が
同様に任意の系統の機器を選択し、特定するための座標
を入力してその機器に関する情報を小型表示装置16に
表示することができるようになっている。
【0041】図2は、第1の実施の形態における監視用
サーバ18の構成図である。プロセス信号Pは、まず、
プロセス信号入力処理部23aを介して入力点データベ
ース24a及び信号判定部35へ入力される。入力点デ
ータベース24aでは、プロセス信号Pを更新格納す
る。また信号判定部35では入力されたプロセス信号P
を用いて機器の故障に関する判定を行う。
【0042】その判定には、図2に示されるような故障
インターロックが用いられる。信号判定部35の判定に
よって、故障と判断された場合にはその入力点番号を画
面表示要求処理部36aへ発信する。
【0043】画面表示要求処理部36aは故障と判断さ
れた入力点番号を受けて、故障時画面情報テーブル37
aから対象となっている機器に関する監視画面を選択し
て伝送処理部26aへその情報を伝送する。伝送処理部
26aは、その監視画面に関する情報として画面番号出
力信号G11及び画面表示要求信号T1を情報バス22
を経由して常時監視用大型表示コントローラ13や常時
監視用小型表示コントローラ14へ送信する。
【0044】図3は、図2に記載された信号判定部35
でなされる判定の手順を説明するフローチャートであ
る。プロセス信号が信号判定部35に入力されると(S
1)、プロセス信号Pが故障状態であるか否かが判断さ
れ(S2)、故障状態であれば画面表示要求処理部36
にその対象の機器の入力点番号を出力し(S3)、故障
信号でなければそこで信号を出力することなく終了す
る。
【0045】図4は、図2に記載される故障時画面情報
テーブル37aの構成の例を示す概念図である。故障時
画面情報テーブル37aでは、入力点番号に対応して、
小型表示装置12へ表示する画面番号、大型表示装置1
1へ表示する画面番号が格納されている。
【0046】図5は保守監視用サーバ34の構成図であ
る。図5を用いて、保守監視用サーバ34におけるプロ
セス信号Pと画面表示要求信号T1の処理を説明する。
プロセス信号Pはプロセス信号入力処理部23dを介し
て入力点データベース24dに更新格納される。また、
画面表示要求信号T1は画面表示要求信号入力処理部2
7dを経由して画面表示要求処理部36bに入力され、
ここで故障時画面情報テーブル37bから故障の対象と
なっている機器に関する監視画面を選択して伝送処理部
26cへ伝送する。故障時画面情報テーブル37bは、
図4に示した故障時画面情報テーブル37aと同様に、
画面表示要求信号T1に対応して、小型表示装置12へ
表示する画面番号、大型表示装置11へ表示する画面番
号が格納されている。
【0047】画面表示要求処理部36bは画面表示要求
信号T1を受けて、故障時画面情報テーブル37bから
対象となっている機器に関する監視画面を選択して伝送
処理部26cへその情報を伝送する。そして、伝送処理
部26cから保守監視用小型表示装置16及び保守監視
用大型表示装置32に画面番号出力信号G12が発信さ
れる。
【0048】図6は本実施の形態における保守監視用大
型表示装置32に表示される監視画面例の概念図であ
る。図6に示すように、保守監視用大型表示装置32に
は故障となった機器の系統の監視画面が表示される。第
一の伝送路38、第二の伝送路39、第三の伝送路40
が系統に存在しており、これらの伝送路38、39、4
0には、被監視装置41a〜41hが接続されている。
【0049】そして、図6においては、第一の伝送路3
8に故障が発生しており、その部分が点滅(ブリンク)
している。このように大型表示装置32には故障系統の
概要構成図の監視画面を表示することによって保守員の
情報共有を促進する。
【0050】図7は、本実施の形態における小型表示装
置16に表示される監視画面例の概念図である。図7に
は、図6で説明した第一の伝送路38の故障に関する故
障ロジックが表示されている。このような故障ロジック
を表示することによって保守員による故障原因の判断と
故障に対する対応策定に供する。
【0051】以上のように本実施の形態に係わるプラン
ト監視装置においては、大型表示装置11として、常時
監視用大型表示装置11と保守監視用大型表示装置32
とが備えられていることから、運転員間の情報共有のみ
ならず、保守員間の情報共有が改善される。しかも、保
守監視用大型表示装置32では故障を生じた系統全体の
概要構成図が表示されるため、最も重要な情報である故
障箇所に関する特定が容易である。また、この情報を共
有可能であるので補修などの効率を向上させることがで
きる。
【0052】(第2の実施の形態)(請求項2に対応) 次に、本発明の第2の実施の形態に係わるプラント監視
装置について図8及び図9を参照しながら説明する。図
8は第2の実施の形態に係わるプラント監視装置を示す
構成図である。図8において、図1と同一の部分につい
ては同一の符号を付し重複する説明は省略する。
【0053】この第2の実施の形態は、第1の実施の形
態において、保守監視用サーバ34に画面表示切替装置
42を設けたものである。この画面表示切替装置42
は、入り切りが可能であり、「入」時には保守監視用小
型表示コントローラ17に接続された小型表示装置16
及び保守監視用大型表示コントローラ33に接続された
大型表示装置32に対して、新たな故障に対する監視画
面を自動的に更新表示させる機能を有する。一方、
「切」時には、自動的に更新表示させないように監視画
面の表示切り替えを抑制する機能を有する。
【0054】図9は、第2の実施の形態における保守監
視用サーバ34の構成図である。図9において、図5と
同一部分については同一符号を付し重複する説明は省略
する。監視用サーバ18から発信される画面表示要求信
号T1は画面表示要求信号入力処理部27bを経由して
画面表示インターロック処理部43に入力される。その
際に画面表示切替装置42において「入」が選択されて
いれば、インターロックにおいて画面表示要求信号T1
とのAND条件が満たされることになり、画面表示要求
処理部36bに画面表示要求信号T1が伝達される。そ
の後、故障時画面情報テーブル37bで対象機器の監視
画面を検索して選択し、伝送処理部26cに伝送され画
面番号出力信号G12が発信される。
【0055】この第2の実施の形態によれば、運転状態
及び保守員の作業状態に応じて自動表示の選択処理が可
能となり、保守員が保守監視用の監視画面を使用しなが
ら保守作業中であったり機器の操作中であるような場合
に、他の機器の故障による自動的な画面表示あるいは切
り替えが抑制され、保守員の作業を妨害するようなこと
がない。
【0056】(第3の実施の形態)(請求項3に対応) 次に、本発明の第3の実施の形態に係わるプラント監視
装置について図10乃至図15を参照しながら説明す
る。図10は、第3の実施の形態に係わるプラント監視
装置を示す構成図である。図1と同一部分には同一符号
を付し重複する説明は省略する。
【0057】この第3の実施の形態は、プラント起動時
に必要な監視を行うためのものである。プラントの起動
時には他系統の機器に関する情報が必要になるので、一
系統のみならず、起動時に監視必要な他系統の機器に関
する情報を運転員や保守員で提供し共有する。この第3
の実施の形態では、監視バス21に他設備バス44が接
続され、その他設備バス44に他設備伝送装置45が接
続されている。他設備伝送装置45には、他系統の機器
からプロセス信号Pや警報判定信号が伝送されてくる。
この他系統の機器とは、起動時に監視が必要な機器であ
る。
【0058】また、監視用サーバ18は、監視バス21
を介して受信するプロセス信号Pについて、起動時であ
るかどうか、また起動時のどの段階の信号かについて判
断し、起動時監視が必要な機器に関する画面情報を表示
するように信号を常時監視用大型表示コントローラ13
と常時監視用小型表示コントローラ14、さらに保守監
視用サーバ34に出力する。保守監視用サーバ34は、
監視用サーバ18からの信号と他設備伝送装置45から
送られるプロセス信号P1を受信して、監視が必要な系
統の概略構成図に関する情報と他系統で監視が必要なも
のの概略構成図に関する情報についての出力信号を保守
監視用小型表示コントローラ17と保守監視用大型表示
コントローラ35に発信する。
【0059】図11は、第3の実施の形態における監視
用サーバ18の構成図である。監視バス21を介して送
信されるプロセス信号Pは入力点データベース24a及
びプラント起動判定部46に伝送される。このプラント
起動判定部46でプラントが起動時であるか否か、さら
にプラント起動のどの段階であるかについて判断する。
プラントが起動された状態であると判断された場合に
は、画面表示要求処理部36aにおいて、プラント起動
時画面情報テーブル47を検索し、起動時に監視が必要
な機器を特定し、その機器に関する画面情報を伝送処理
部26aに伝送する。伝送処理部26aでは、この画面
情報に基づき、画面番号出力信号G13を常時監視用大
型表示コントローラ13及び常時監視用小型表示コント
ローラ14に送信し、画面表示要求信号T2を保守監視
用サーバ34に送信する。
【0060】図12は、図11に記載されるプラント起
動時画面情報テーブル47の構成の例を示す概念図であ
る。プラント起動時画面情報テーブル47では、入力点
番号、小型表示装置12へ表示する監視画面の画面番
号、大型表示装置11へ表示する監視画面の画面番号が
格納されている。
【0061】図13は他設備伝送装置45の構成図であ
る。他系統に属する機器から送信される他設備プロセス
信号P1は他設備プロセス信号入力処理部48を経由し
て他設備入力点データベース49に更新格納される。ま
た、警報判定信号Kは他設備警報判定信号入力処理部5
0を介して他設備入力点テーブル51に入力されデータ
の更新を行う。この他設備入力点テーブル51には他設
備プロセス信号P1も伝送されるが、他設備入力点デー
タベース49よりも簡素化され必要なデータのみを配列
したものである。更新されたデータは他設備入力点テー
ブル伝送処理部52に送信され、伝送処理部26dを経
由して他設備プロセス信号P11として保守監視用サー
バ34に伝送される。
【0062】図14は、図13に示した他設備入力点テ
ーブル51の構成例を示す概念図である。他設備入力点
テーブル51では、他系統機器の入力点番号、名称、現
在値、警報種別が記載されている。警報種別としては、
0が正常、1が警報、2が不良を示している。一定周期
のもとで、これらの情報は更新される。
【0063】図15は、第3の実施の形態における保守
監視用サーバ34の構成図である。プロセス信号Pはプ
ロセス信号入力処理部23dを介して入力点データベー
ス24dに更新格納され、他設備プロセス信号P11は
プロセス信号入力処理部23dを介して他設備入力点デ
ータベース53に格納される。
【0064】また、監視用サーバ18から送信される画
面表示要求信号T2は画面表示要求信号入力処理部27
bを介して画面表示要求処理部36bに伝送され、プラ
ント起動時画面情報テーブル54から必要な情報を検索
し選択して伝送処理部26cに送信される。伝送処理部
26cは、これらの情報を含めた画面番号出力信号G1
4を保守監視用小型表示コントローラ17と保守監視用
大型表示コントローラ33に伝送する。
【0065】このように構成された第3の実施の形態に
おいては、起動時に監視が必要な機器について、個別に
その起動運転状態に対応した情報を常時監視表示して運
転員と保守員の情報共有に供するのみならず、起動時に
特有な他系統の機器の監視を通常の監視バスとは別のバ
スを設けて情報のやりとりを行うこととしたため、ネッ
トワーク負荷の低減を図ることできる。
【0066】(第4の実施の形態)(請求項4に対応) 次に、本発明の第4の実施の形態に係わるプラント監視
装置について図16乃至図19を参照しながら説明す
る。図16は第4の実施の形態に係わるプラント監視装
置を示す構成図である。図1と同一の部分については同
一符号を付し重複する説明は省略する。この第4の実施
の形態においては、保守監視用サーバ34と保守監視用
大型表示コントローラ33との間にスイッチ装置55が
設けられており、所内テレビカメラ56からの現場映像
と保守監視用大型表示コントローラ33からの監視画面
のいずれかを選択して保守監視用大型表示装置32に表
示ができるようになっている。
【0067】所内テレビカメラ56からの現場の映像は
保守員が点検作業を遠隔で行う場合に利用される。具体
的には、保守員が座標入力装置15bから保守監視用小
型表示コントローラ17を介して小型表示装置16に点
検操作画面を表示させておき、その点検操作画面から点
検したい機器を指定することによって、その機器が特定
され所内テレビカメラ56からの映像が大型表示装置3
2に表示されることになる。この場合、監視用サーバ1
8内に備えられたインターロックによって所内テレビカ
メラ56からの映像を出力してよいかどうかを判断す
る。
【0068】図17は保守監視用小型表示コントローラ
17を介して表示される小型表示装置16における点検
操作画面の表示例である。第一の点検操作画面57で
は、系統概略図に示された左側の弁について保守員が点
検を遠隔に行いたい場合に指示しているところが表示さ
れている。
【0069】第二の点検操作画面58では、点検項目5
9が列挙されている様子が示されている。次に第三の点
検操作画面60ではそのうちの一の点検項目59につい
て選択し指示しているところが表示されている。最後
に、第四の点検操作画面61では、監視用サーバ18に
備えられているインターロックを用いて判断した結果、
この項目について点検を実施してもよいという許可が得
られたことが表示されており、保守員が設定アイコンを
クリックしている。
【0070】次に、図18は第4の実施の形態における
監視用サーバ18の構成図である。
【0071】図18において、プロセス信号Pはプロセ
ス信号入力処理部23aを経由して入力点データベース
24aに更新格納される。また、保守員から発せられる
点検操作許可要求信号Mは点検操作許可要求信号入力処
理部62を経由して点検操作許可部63に入力される。
また、保守員からの点検操作許可信号Nは点検操作許可
信号入力処理部64を経由して点検操作許可部63に入
力されるようになっている。
【0072】点検操作許可部63では、まずインターロ
ックのうちAロジックにかけられる。図18に示すイン
ターロックでは、ポンプ(A)停止引きロックがかけら
れており、しかもポンプ(B)が起動している場合にの
みAロジックが成立することになっている。Aロジック
の成立の際には、伝送処理部26aへ信号が伝送され、
点検許可依頼メッセージ出力信号Lが保守員に発せられ
る。この信号は、保守監視用小型表示コントローラ17
を介して小型表示装置16に表示される。
【0073】保守員は点検許可依頼メッセージ出力信号
Lを小型表示装置16で確認した後に、今度は点検操作
許可信号Nを出す。監視用サーバ18において、点検操
作許可信号Nは点検操作許可信号入力処理部64を経由
して同じく点検操作許可部63に入力される。そして、
インターロックのうちBロジックにかけられ、Bロジッ
クは、Aロジックの成立と点検操作許可信号Nが出力さ
れた場合に成立する。このBロジックが成立した場合に
は、伝送処理部26aから点検許可メッセージ出力許可
信号Jが保守監視用小型表示コントローラ17及び小型
表示装置16を経由して保守員に知らされる。
【0074】このBロジックが成立した場合には、画面
表示要求処理部36aは点検時画面情報テーブル65a
から点検画面情報を検索し選択して伝送処理部26aに
送信し、画面番号出力信号G15を常時監視用大型表示
コントローラ13と常時監視用小型表示コントローラ1
4に送信し、画面表示要求信号T3を保守監視用サーバ
34に送信する。
【0075】図19は第4の実施の形態における保守監
視用サーバ34の構成図である。
【0076】プロセス信号Pはプロセス信号入力処理部
23dを介して入力点データベース24dに更新格納さ
れる。また、画面表示要求信号T3は、画面表示要求信
号入力処理部27bを介して画面表示要求処理部36b
に伝送される。画面表示要求処理部36bでは、点検対
象として特定された機器についての情報画面を点検時画
面情報テーブル65bを用いて検索し選択して伝送処理
部26cへ伝送する。さらに伝送処理部26cからは、
特定された機器の画面番号出力信号G16が保守監視用
小型表示コントローラ17に送信される。
【0077】また、切替接点出力処理部66を介してス
イッチ装置55によって保守監視用大型表示コントロー
ラ33からの制御信号V1を所内テレビカメラ56から
の画像信号V2へ切替える。このようにして所内テレビ
カメラ56からの画像信号V2が伝送処理部26cを介
して保守監視用大型表示コントローラ33に送信され、
点検対象の現場画面が大きく表示されることになる。保
守員は、小型表示装置16によって点検対象の機器の点
検ロジックなどを確認し、大型表示装置32によって現
場の機器の様子を点検できる。
【0078】(第5の実施の形態)(請求項5に対応) 次に、本発明の第5の実施の形態に係わるプラント監視
装置について図20を参照しながら説明する。図20は
第5の実施の形態に係わるプラント監視装置を示す構成
図である。図16と同一部分については同一符号を付し
重複する説明は省略する。この第5の実施の形態は、常
時監視用大型表示装置11と保守監視用大型表示装置3
2に表示される内容をそれぞれ切替装置67a、67b
で切り替えられるようにしたものである。
【0079】すなわち、常時監視用大型表示装置11と
常時監視用大型表示コントローラ13との間にスイッチ
装置55aを設け切替装置67aで切り替える。同様
に、保守監視用大型表示装置32と保守監視用大型表示
コントローラ33との間にスイッチ装置15bをを設け
切替装置67bで切り替える。
【0080】これらのスイッチ装置55a及びスイッチ
装置15bは接続されており、常時監視用大型表示コン
トローラ13と保守監視用大型表示コントローラ33と
が相互に情報あるいは信号をやりとりすることが可能と
なっており、常時監視用大型表示装置11と保守監視用
大型表示装置32とに表示される内容を切替装置67
a、67bからの指令によりそれぞれ切り替える。これ
により、コントローラ13、33及び大型表示装置1
1、32が多重化されることになる。切替装置67a、
67bには、それぞれ表示器が設置されており、いずれ
の大型表示装置11、32が使用されているかがこの表
示器に表示されるようになっている。
【0081】この第5の実施の形態においては、運転員
や保守員の要求により映像のソースを一方のコントロー
ラ13、33側に切り替えることにより、保守員側に表
示している画面を運転員側に表示したり、あるいはその
逆のことが可能となる。また、一方の大型表示装置1
1、32が点検中あるいは故障した場合でも。他方の大
型表示装置11、32を用いて対象画面を表示すること
で情報の共有を継続することができる。
【0082】(第6の実施の形態)(請求項6に対応) 次に、本発明の第6の実施の形態に係わるプラント監視
装置について図21乃至図25を参照しながら説明す
る。図21は、第6の実施の形態に係わるプラント監視
装置を示す構成図である。図16と同一部分については
同一符号を付し重複する説明は省略する。第6の実施の
形態においては、プラントに警報が発生した場合やプラ
ントの運転操作上でのイベント発生時に、所内テレビカ
メラ56に現場に設置されている警報表示装置(例えば
ANN窓)を撮影し、その映像を送信するようにしたも
のである。
【0083】監視用サーバ18では、監視バス21から
伝送されるプロセス信号Pを処理して警報に相当するロ
ジックの有無を判断し、警報状態と判断した場合には、
その機器のトリップ、あるいは警報時の情報に関する画
面を検索し選択して画面番号出力信号G17や画面表示
要求信号T4を出力する。また、保守監視用サーバ34
では、所内テレビカメラ56からの現場の警報表示装置
の映像を入力して大型表示装置32に表示するように信
号を伝送する。
【0084】図22は、第6の実施の形態における監視
用サーバ18の構成図である。
【0085】図22において、監視用サーバ18では、
監視バス21を介して受信したプロセス信号Pをプロセ
ス信号入力処理部23aを介して入力点データベース2
4aで更新格納する。また、信号判定部35では、警報
状態を判定する警報ロジックとプラントの運転操作上で
のイベントを判定するイベントロジックによって、警報
やトリップに相当する事象の発生の有無を判断する。
【0086】トリップや警報に相当する事象が生じてい
る場合には画面表示要求処理部36aにおいて、トリッ
プ・警報時画面切替情報テーブル68を参照として特定
された機器の監視画面を検索し選択して、伝送処理部2
6aに伝送する。伝送処理部26aでは、その情報に基
づき画面番号出力信号G17を常時監視用大型表示コン
トローラ13と常時監視用小型表示コントローラ14に
送信し、画面表示要求信号T4を保守監視用サーバ34
に送信する。
【0087】図23は、図22に示したトリップ・警報
時画面切替情報テーブル68の構成例を示す概念図であ
る。トリップ・警報時画面切替情報テーブル68では、
トリップあるいは警報の種別、入力点番号、小型表示装
置12に表示する監視画面の図面番号、大型表示装置1
1に表示する監視画面の図面番号が一覧できるように記
載されている。トリップや警報種別としては、0がトリ
ップ、1が警報を示している。
【0088】図24は第6の実施の形態における保守監
視用サーバ34の構成図である。プロセス信号Pはプロ
セス信号入力処理部23dを介して入力点データベース
24dに更新格納される。また、画面表示要求信号T4
は、画面表示要求信号入力処理部27bを介して画面表
示要求処理部36bに伝送される。画面表示要求処理部
36bでは、点検対象として特定された機器についての
情報画面をトリップ・警報時画面ITV切替情報テーブ
ル69を参照し、保守監視用小型表示装置16に表示す
る監視画面の図面番号、大型表示装置11に表示する所
内テレビカメラ56のITV番号を検索し選択して伝送
処理部26cへ伝送する。
【0089】伝送処理部26cからは、特定された機器
の画面番号出力信号G18が保守監視用小型表示コント
ローラ17に送信される。また、切替接点出力処理部6
6を介してスイッチ装置55によって保守監視用大型表
示コントローラ33からの制御信号V1を所内テレビカ
メラ56からの画像信号V2へ切替える。このようにし
て所内テレビカメラ56からの警報表示装置に関する画
像信号V2が、伝送処理部26cを介して保守監視用大
型表示コントローラ33に送信され、点検対象の現場機
器の警報表示装置画面が大きく表示されることになる。
保守員は、小型表示装置16によって点検対象の機器の
トリップロジックあるいは警報ロジックなどを確認し、
大型表示装置32によって現場機器の警報表示装置の様
子を確認できる。
【0090】図25は、図24に示したトリップ・警報
時画面ITV切替情報テーブル69の構成例を示す概念
図である。トリップ・警報時画面いTV切替情報テーブ
ル69では、トリップあるいは警報の種別、入力点番
号、保守監視用小型表示装置16に表示される監視画面
の図面番号、保守監視用大型表示装置32に表示される
所内テレビカメラ56のITV番号が一覧できるように
記載されている。トリップや警報種別としては、0がト
リップ、1が警報を示している。
【0091】この第6の実施の形態においては、警報時
やトリップなどのイベント時に作業員が現場に出向く前
に効率良く現場機器の警報表示装置(例えばANN窓)
を大型の保守監視用の表示装置に表示し、その警報やイ
ベントの詳細情報を保守監視用小型表示装置16に表示
することによって、警報に係わる情報を運転員と保守員
が共有できる。従って、事象の収束は運転員による対応
がよいのか、保守員による対応がよいのかレベル分けし
て提供でき、事象に対する迅速な対応が可能である。
【0092】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のプラント監視装
置では、運転員側のシステム主導で、プラントの監視制
御を行い、プラントの故障時には運転員には第一の常時
監視用表示コントローラ及び第二の常時監視用表示コン
トローラを介して故障メッセージや故障状態を示す機器
画面を提供することができる。また、保守員に対しては
第一の保守監視用表示コントローラ及び第二の保守監視
用表示コントローラを介して特定された機器を含む系統
の構成や故障のロジックに関する情報を提供できる。
【0093】また、これらの情報は以上のコントローラ
を介して運転員にも保守員にも表示されるので、運転員
間、保守員間、運転員と保守員間における情報の共有を
促進することができる。従って、運転員や保守員はお互
いに連携して故障した機器の補修などに対応できる。
【0094】請求項2に記載のプラント監視装置では、
特に運転状態や保守員の作業状態に応じて、画面表示の
選択が可能となる。
【0095】請求項3に記載のプラント監視装置では、
特にプラントの起動状態に応じて他の系統の監視を行う
ことができる。
【0096】請求項4に記載のプラント監視装置では、
特に現場に設置されている機器の様子を迅速に確認で
き、運転員と保守員の連携を深めることができる。
【0097】請求項5に記載のプラント監視装置では、
特に第一の常時監視用表示コントローラと第一の保守監
視用表示コントローラとで情報の相互交換が可能である
ため、映像のソースが選択可能であり、両方の映像を運
転員と保守員にそれぞれ表示可能であると同時に、一方
の表示装置やコントローラが故障あるいは点検中で使用
できない場合でも他方を使用可能である。
【0098】請求項6に記載のプラント監視装置では、
特に現場機器の警報器の表示を確認できるため、警報時
に現場へ行くよりも迅速に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わるプラント監
視装置の構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係わるプラント監
視装置の監視用サーバの構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係わるプラント監
視装置の信号判定部における判定の手順を説明するため
のフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係わるプラント監
視装置の故障時画面情報テーブルの構成例を示す概念図
である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係わるプラント監
視装置の保守監視用サーバの構成図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係わるプラント監
視装置の大型の表示装置部に表示される監視画面例の概
念図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係わるプラント監
視装置の小型の表示装置部に表示される監視画面例の概
念図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係わるプラント監
視装置を示す構成図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係わるプラント監
視装置の保守監視用サーバの構成図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係わるプラント
監視装置を示す構成図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係わるプラント
監視装置のプラント起動時画面情報テーブルの構成例を
示す概念図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態に係わるプラント
監視装置の監視用サーバの構成図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態に係わるプラント
監視装置の他設備伝送装置の構成図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態に係わるプラント
監視装置の他設備入力点テーブルの構成例を示す概念図
である。
【図15】本発明の第3の実施の形態に係わるプラント
監視装置の保守監視用サーバの構成図である。
【図16】本発明の第4の実施の形態に係わるプラント
監視装置を示す構成図である。
【図17】本発明の第4の実施の形態に係わるプラント
監視装置の小型の表示装置部における点検操作画面の表
示例である。
【図18】本発明の第4の実施の形態に係わるプラント
監視装置の監視用サーバの構成図である。
【図19】本発明の第4の実施の形態に係わるプラント
監視装置の保守監視用サーバの構成図である。
【図20】本発明の第5の実施の形態に係わるプラント
監視装置を示す構成図である。
【図21】本発明の第6の実施の形態に係わるプラント
監視装置を示す構成図である。
【図22】本発明の第6の実施の形態に係わるプラント
監視装置の監視用サーバの構成図である。
【図23】本発明の第6の実施の形態に係わるプラント
監視装置のトリップ・警報時画面切替情報テーブルの構
成例を示す概念図である
【図24】本発明の第6の実施の形態に係わるプラント
監視装置の保守監視用サーバの構成図である。
【図25】本発明の第6の実施の形態に係わるプラント
監視装置のトリップ・警報時画面、所内テレビカメラ切
替情報テーブルの構成例を示す概念図である
【図26】従来のプラント監視装置を示す構成図であ
る。
【図27】従来のプラント監視装置の監視用サーバの構
成図である。
【図28】従来のプラント監視装置の常時監視用小型表
示コントローラの構成図である。
【図29】従来のプラント監視装置の保守監視用小型表
示コントローラの構成図である。
【符号の説明】
11…大型表示装置、12…小型表示装置、13…常時
監視用大型表示コントローラ、14…常時監視用小型表
示コントローラ、15…座標入力装置、16…小型表示
装置、17…保守管理用小型表示コントローラ、18…
監視用サーバ、19…制御装置、20…伝送処理部、2
1…監視バス、22…情報バス、23…プロセス信号入
力処理部、24…入力点データベース、25…画面番号
判定処理部、26…伝送処理部、27…画面表示要求信
号入力処理部、28…画面表示要求処理部、29…常時
監視用画面データベース、30…座標入力処理部、31
…画面番号表示要求信号入力処理部、32…大型表示装
置、33…保守監視用大型表示コントローラ、34…保
守監視用サーバ、35…信号判定部、36…画面表示要
求処理部、37…故障時画面情報テーブル、38…第一
の伝送路、39…第二の伝送路、40…第三の伝送路、
41…被監視装置、42…画面表示切替装置、43…画
面表示インターロック処理部、44…他設備バス、45
…他設備伝送装置、46…プラント起動判定部、47…
プラント起動時画面情報テーブル、48…、49…他設
備入力点データベース、50…他設備警報判定信号入力
処理部、51…他設備入力点テーブル、52…他設備入
力点テーブル伝送処理部、53…他設備入力点データベ
ース、54…プラント起動時画面情報テーブル、55…
スイッチ装置、56…所内テレビカメラ、57…第一の
点検操作画面、58…第二の点検操作画面、59…点検
項目、60…第三の点検操作画面、61…第四の点検操
作画面、62…点検操作許可要求信号入力処理部、63
…点検操作許可部、64…点検操作許可信号入力処理
部、65…点検時画面情報テーブル、66…切替接点出
力処理部、67…切替装置、68…トリップ・警報時画
面切替情報テーブル、69…トリップ・警報時画面IT
V切替情報テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 幸司 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 荒川 健 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 榊原 健次 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝システムテクノロジー株式会社内 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA10 AA25 BB03 BB14 BB32 BB65 BB74 DD08 DD21 EE05 EE18 FF01 FF04 FF19 GG11 GG18 GG19 GG21 5E501 AC02 AC32 AC35 BA06 BA07 BA11 5H223 AA02 CC08 DD03 DD05 DD09 EE30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視室に設置されプラントを構成する各
    系統のうち一の系統のプロセス情報を運転員に提供する
    常時監視用表示装置と、現場に設置され前記一の系統の
    プロセス情報を保守員に提供する保守管理用表示装置と
    を備えたプラント監視装置において、監視室に設置され
    プラントの機器に故障が発生したとき一の系統に関連す
    る故障メッセージを表示する常時監視用大型表示装置
    と、監視室に設置され前記故障した機器の故障情報を表
    示する常時監視小型表示装置と、現場に設置されプラン
    トの機器に故障が発生したとき一の系統の故障状態を表
    示する保守監視用大型表示装置と、現場に設置され前記
    故障した機器の故障ロジックを表示する保守監視用小型
    表示装置と、前記常時監視用大型表示装置及び前記常時
    監視小型表示装置に表示する監視画面を供給する監視用
    サーバと、前記保守監視用大型表示装置及び前記保守監
    視用小型表示装置に表示する監視画面を供給する保守監
    視用サーバとを備えたことを特徴とするプラント監視装
    置。
  2. 【請求項2】 前記保守監視用大型表示装置及び前記保
    守監視用小型表示装置に対して、新たな故障に対する監
    視画面を自動的に更新表示するか否かの選択を行う画面
    表示切替装置を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    プラント監視装置。
  3. 【請求項3】 前記系統とは異なる他系統に含まれる個
    々の機器から発生されるプロセス信号と警報判定信号を
    受信して前記他系統の個々の機器の運転状態に関する情
    報の更新を行いこの更新された情報を他設備バスを介し
    て前記保守監視用サーバに送信する他設備伝送装置を設
    け、前記監視用サーバは前記プラントが起動時であるか
    否かを判定し、起動時であるときは起動時監視が必要な
    所定の機器を特定して監視画面を前記常時監視用大型表
    示装置及び前記常時監視小型表示装置に供給し、前記保
    守監視用サーバは、前記プラントが起動時であるときは
    前記他設備伝送装置から受信した他系統の情報に基づき
    必要な監視画面を前記保守監視用大型表示装置及び前記
    保守監視小型表示装置に供給することを特徴とする請求
    項1記載のプラント監視装置。
  4. 【請求項4】 プラントの現場を撮影する所内テレビカ
    メラを設け、保守員が点検作業を遠隔で行う場合に、前
    記保守監視用大型表示装置に前記所内テレビカメラで撮
    影した現場の映像を表示することを特徴とする請求項1
    記載のプラント監視装置。
  5. 【請求項5】 前記常時監視用大型表示装置と前記保守
    監視用大型表示装置に表示される内容を切り替える切替
    装置を設けたことを特徴とする請求項1に記載のプラン
    ト監視装置。
  6. 【請求項6】 プラントの警報やイベント発生時に、前
    記所内テレビカメラに、現場の警報表示装置を表示する
    ことを特徴とする請求項4に記載のプラント監視装置。
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