JP2003208090A - 学習内容習得度確認システム - Google Patents

学習内容習得度確認システム

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JP2003208090A
JP2003208090A JP2002007119A JP2002007119A JP2003208090A JP 2003208090 A JP2003208090 A JP 2003208090A JP 2002007119 A JP2002007119 A JP 2002007119A JP 2002007119 A JP2002007119 A JP 2002007119A JP 2003208090 A JP2003208090 A JP 2003208090A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 学習者に対して質疑テスト問題を含む復習テ
ストを強行実施する。 【解決手段】 単元の内容の理解を確認するための確認
テスト問題を予めテストデータベース27に登録してお
き、学習の進行に従って学習者のID毎,学習コース毎
および単元毎に記入されていく履修日付と履修マークを
学習履歴データベース24に登録する。学習者から出さ
れた質問と、それに対する答を質疑応答データベース2
6に登録し、それを参照して前回学習時における質問内
容と答を基にした学習者固有の質疑テスト問題を作成し
てテストデータベース27に登録する。学習者から新単
元の学習を始めるためのアクセスがあると、学習履歴デ
ータベースを参照して、前回学習した単元に関する質疑
テスト問題を含む復習テスト問題を学習者端末10へ送
信し、学習者の解答により合格なら新単元の教材を学習
者端末へ送信する。否合格の場合には履修マークを取り
消す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、学習内容習得度確
認システム、特に通信ネットワークを介したネットワー
ク学習システムにおいて、履修済みの学習項目に対して
行う復習テストに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の学習は、学習者がパソコン等の
端末によりインターネット等を経由して学習センターの
サーバと接続し、基本的にはサーバとのやり取りを通じ
て学習を進めていくものであるため、学習者は、端末さ
えあれば、いつでも、どこででも学習できるので、多忙
な現代人にとっては大変便利な学習方式である。
【0003】一方、集合学習であれば教師ないし講師の
管理の下に学習が進行し、また通信教育では定期的なリ
ポートの提出とテストが課せられ、学習者の手抜きは許
されないシステムになっているが、ネットワーク学習
は、セルフラーニングという色彩が濃いため、集合学習
等に比べ学習が放漫に流れ易いという欠点を秘めてい
る。
【0004】この種の欠点を解消する発明が、特願20
01−248171において「インターネットによる復
習方法,復習情報提供サーバおよび復習プログラム」と
して提案されている。このインターネットによる復習方
法は、ユーザ端末装置からインターネット上に開設され
た復習用ホームページにアクセスし、復習テストを行う
ことにより復習が必要な項目を判別し、この項目に対応
する講義テキスト部分と講習時における講師補足説明情
報の該当部分とを自動的にユーザ端末装置に表示すると
いうものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特願2001−248171記載の復習方法では、あ
くまでも学習者が自発的に復習テストを実施するように
なっているが、これでは復習テストを受けるか否かは学
習者の意思に委ねられるため、学習効果の確認が行われ
ず、学習内容が消化不足のまま学習が進行してしまう虞
があるという第1の問題点がある。上述の発明は単発的
な講習会を想定したものであるので、このような問題は
あまり深刻にならないのかもしれないが、ある期間にわ
たって学習していくインターネット学習の場合には、学
習を効果的に進めるためには理解の積重ねが重要になる
ものである。
【0006】また、特願2001−248171には復
習テストの出題対象に関する記載は特に無いが、記載全
体の趣旨から判断して講義テキスト部分と講習時におけ
る講師補足説明情報の該当部分と推測され、学習者が質
問した事項は含まれていない模様である。しかし、質問
事項は、その学習者にとっては特に理解し難い部分であ
って、それが学習を進めるに当っての障害になっている
場合が少なくないため、上述の復習テストは内容におい
て十分とはいえないという第2の問題点がある。
【0007】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたものであって、その第1の目的は、学習者
に対して復習テストを強行実施する学習内容習得度確認
システムを提供することにある。
【0008】本発明の第2の目的は、学習者が質問した
事項の理解を確認するための質疑テストをその学習者に
課する学習内容習得度確認システムを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の本発明の学習内容
習得度確認システムは、学習者の学習履歴を単元毎に学
習センターサーバで管理し、学習者から新単元の学習を
始めるためのアクセスがあると、学習センターサーバ
は、前回学習した単元に関する復習テストを学習者端末
へ送信し、学習者から返信されてくる解答が所定の点数
に達しているのを確認した上で、新単元の教材を学習者
端末へ通信ネットワークを介して送信することを特徴と
する。
【0010】また、学習センターサーバは、学習履歴と
して、学習者毎,学習コース毎および単元毎に設けられ
た記入欄に、学習の進行に従って履修申告マークを記入
していき、復習テストに対する解答が点数以上の場合に
は履修申告マーク対応に履修完了マークを記入し、履修
申告マークと履修完了マークの記入状態により復習テス
トの実行と、学習者端末へ送信する単元を決定するよう
にしてもよい。
【0011】本発明では、単元の内容の理解を確認する
ための確認テスト問題を予めテストデータベースに登録
しておき、学習の進行に従って学習者のID毎,学習コ
ース毎および単元毎に記入されていく履修申告マークを
学習履歴データベースに登録する。また、学習時に学習
者から出された質問と、それに対する学習センターサー
バによる答および講師による答を質疑応答データベース
に登録し、質疑応答データベースを参照して前回の学習
時における質問内容と答を基にして学習者固有の質疑テ
スト問題を作成してテストデータベースに登録する。
【0012】そして、学習者から新単元の学習を始める
ためのアクセスがあると、学習履歴データベースを参照
して、学習した単元に関する質疑テスト問題を含む復習
テスト問題を学習者端末へ送信し、学習者から返信され
てくる解答が所定の点数に達しているのを確認した上
で、新単元の教材を学習者端末へ通信ネットワークを介
して送信する。復習テストに対する解答が点数以上の場
合には履修申告マーク対応に履修完了マークを記入し、
履修申告マークと履修完了マークの記入状態により、復
習テストの実行と学習者端末へ送信する単元を決定す
る。
【0013】このように、学習者が学習を始めようとす
る場合には、学習者に対して復習テストを強行実施する
こととしたため、ある期間にわたって学習していくネッ
トワーク学習の場合であっても、前回の学習の効果を確
認した上でないと、次の学習段階へ進めないので、学習
内容が消化不足のまま学習が進行してしまうことを阻止
でき、効果的なネットワーク学習を実現できる。
【0014】第2の本発明の学習内容習得度確認システ
ムは、単元の内容の理解を確認するための確認テスト問
題を学習センターサーバのデータベースに予め登録して
おき、学習センターサーバは、前回の学習時における学
習者の質問から自動的に抽出されたキーワードを所定数
以上含む確認テスト問題をデータベースから自動的に検
索し、該確認テスト問題を質問によって変更することに
よって質疑テスト問題を作成する。そして、復習テスト
問題は必ず質疑テスト問題を含むようにする。
【0015】本発明では、テストデータベースから自動
的に検索した確認テスト問題と質問を講師端末へ通信ネ
ットワークを介して送信し、講師端末において確認テス
ト問題を質問によって変更することによって質疑テスト
問題が作成されるようにしてもよい。このようにした作
成された質疑テスト問題は必ず当該学習者に課せられる
ため、学習者にとっては特に理解し難い部分であって、
それが学習を進めるに当っての障害になっている場合が
少なくない質問事項の完全な理解を促進できる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。
【0017】[実施例の構成]本発明が対象とする学習
は、ある期間にわたって学習していくネットワーク学習
を想定しており、例えば、「コンピュータ入門」,「簿
記1級講座」,「民法の基礎」といったような種類のも
のである。図1は、このような学習コースを履修するた
めに構成された本発明の一実施例のシステム構成を示
す。図1を参照すると、このインターネット学習システ
ムは、複数の学習者端末10と、学習センターサーバ2
0と、講師端末30とがインターネット40を介して接
続されている。なお、インターネット40に代わって、
例えばイントラネットを使用するようにしてもよい。
【0018】学習者端末10は、学習者により使用され
るパーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。こ
の学習者端末10は、学習センターサーバ20がインタ
ーネット40上に開設している学習ホームページにアク
セスし、学習コンテンツを入手する手段と、電子メール
を受信する手段と、入手・受信したホームページ画面情
報,学習コンテンツ,電子メール等を表示する手段と、
手動入力手段および音声入出力手段とを含んでいる。
【0019】学習センターサーバ20は、インターネッ
ト学習を実施する教育実施者サイドに備えられる情報処
理装置であり、インターネット40上に学習ホームペー
ジを開設している。学習センターサーバ20は、制御部
21と、受講案内データベース22,学習者データベー
ス23,学習履歴データベース24,教材データベース
25,質疑応答データベース26,テストデータベース
27および講師データベース28とを備えている。これ
ら制御部21と各データベース22〜28は、学習セン
ターサーバ20を構成するコンピュータとメモリとがプ
ログラムによって制御されることによって実現される。
【0020】制御部21は、学習センターサーバ20が
学習者端末10および講師端末30との送受信を行う送
受信手段および各データベース22〜28にアクセスす
るためのアクセス手段の他、学習者端末10や講師端末
30からのインターネット40を介した学習ホームペー
ジへのアクセス時におけるアクセス許否を判別する認証
手段,復習テストの要否を判断する手段,復習テストの
採点を行う手段,質疑テストを生成する手段等を有す
る。
【0021】送受信手段は、具体的には、学習者端末1
0に対して学習コースの一覧,受講の不許可,IDとパ
スワード,学習コースの目次,前回の学習項目,復習テ
スト問題,質問の答等を送信し、学習者端末10から学
習コースの閲覧要求,学習者属性,学習コースの選択,
学習項目の選択,復習テストの解答,質問,履修申告等
を受信する。また、送受信手段は、講師端末30に対し
て受講許可,質問,質疑テスト作成用情報等を送信し、
講師端末30から質問の解答,作成された質疑テスト問
題等を受信する。
【0022】アクセス手段は、具体的には、学習案内デ
ータ,教材データ,確認テスト問題,講師データ等の初
期データを予めデータベースに登録し、その後の処理に
従って、学習者属性とIDとパスワード,履修履歴,質
問,質疑テスト問題,講師データ等をデータベースに登
録する。また、アクセス手段は、データベースから学習
コース,学習コースの目次,前記の学習項目,復習テス
ト問題,質問,質問の答/解答等を読み出す。
【0023】受講案内データベース22には、提供する
学習コース毎に、そのID,概要,講師のID,学習の
前提条件となる予備知識,使用するテキスト,既受講者
の感想やアドバイス,学費等が教育実施者サイドによっ
て予め登録されている。
【0024】学習者データベース23には、受講を許さ
れた学習者毎に、学習者名,住所,電子メールアドレ
ス,ID,パスワード等の学習者属性が登録される。学
習者名,住所,電子メールアドレス等は、受講申込み時
に一般ユーザが学習者端末10から学習センターサーバ
20に申告し、ID,パスワード等は学習センターサー
バ20から学習者端末10に通知する。
【0025】学習履歴データベース24には、学習の進
行に従って学習者のID毎および学習コース毎に学習履
歴が格納されていく。学習履歴は、例えば、教材の基本
テキストが編,章,節,項と細分化され得る場合には、
図2に示すように、単元としての項単位に履修の履修申
告マークSと履修完了マークKとを記入することによっ
て管理される。項は、学習者端末10の1画面単位に表
示され、学習者の自己申告によって履修申告マークSが
記入される。一方、履修完了マークKは次回学習時に課
せられる復習テストに合格すれば制御部によって記入さ
れる。
【0026】本インターネット学習システムでは学習を
始める日毎に復習テストが強制的に学習者に課せられ、
これに一定の成績を修められない場合には、前回の履修
申告マークS対応の履修完了マークKは記入されず、前
回の復習が強いられる。したがって、当日の教材は学習
者端末10に送付されないので、学習者による履修申告
の確定は次回まで留保される仕組みになっている。
【0027】教材データベース25は、学習コース毎に
基本テキストについて、教育実施者サイドが予め電子化
した文字,図,画像,音声の情報を格納している。基本
テキストは、単元となる1つの項が学習者端末10の1
画面単位となるように編集される。基本テキストは、学
習者端末10の画面に文字や図,画像で表示され、学習
者端末10のスピーカから音声出力され得る。また、教
材データベース25は、基本的テキストに含まれるキー
ワードを単元(項)毎に保持している。キーワードは教
材の作成者によって選出される。
【0028】質疑応答データベース26は、学習時に学
習者から出された質問と、それに対する学習センターサ
ーバ20による答および講師による答とを格納する。学
習センターサーバ20による答は、既出の質問に対する
ものであって予め質疑応答データベース26に格納され
ている。一方、講師による答は未出の質問に対するもの
であって、このような質問は電子メールで講師端末30
に転送され、講師端末30から回答されてくると質疑応
答データベース26に格納される。
【0029】テストデータベース27には、学習項目の
IDにリンクして前回学習の内容を確認するための確認
テストと、編,章,節毎や学習コース全体を通じての総
合テストの問題と正解とが予め格納されている。これら
は、基本テキストの習得度を測定するものであって、全
ての学習者に一様に課せられるが、本発明では、前回の
学習時における質問内容と、それに対する答を基にして
作成された学習者固有の質疑テスト問題をも学習者のI
Dおよび学習項目のID対応に格納する。質疑テスト問
題と解答は、質疑応答データベース26に格納されてい
る質問と答とから作成される。作成は、後述のようにし
て、比較的単純なものは自動に、複雑なものは講師端末
30において講師によって半自動的または手動的に行わ
れる。
【0030】講師データベース28には、講師毎に、講
師名,住所,電子メールアドレス,ID,パスワード等
の講師属性と、担当する学習コースとが学習実施者サイ
ドにより予め格納されている。また、その講師担当の学
習コースを履修することになった学習者の人数が適時に
書き加えられるので、講師は容易に自己の負担を把握す
ることができる。
【0031】講師端末30は、講師によって使用される
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。この
講師端末30は、学習センターサーバ20がインターネ
ット40上に開設している学習ホームページにアクセス
し、学習者の履修の様子を入手する手段と、電子メール
を受信する手段と、入手・受信したホームページ画面情
報,履修内容,電子メール等を表示する手段と、コメン
トをしたり未出の質問に答えるための手動入力手段,音
声入出力手段とを含んでいる。
【0032】次に、本実施例において一般ユーザが学習
をする場合の動作について、図3〜図7を参照して説明
する。
【0033】[学習の準備]当初、教育実施者サイド
は、提供できる学習コースの受講案内を受講案内データ
ベース22、提供できる学習コースの基本的テキストを
教材データベース25、確認テスト問題と解答をテスト
データベース27、講師属性を講師データベース28に
それぞれ登録する(図3のステップA1)。この段階で
は、学習者データベース23,学習履歴データベース2
4,質疑応答データベース26およびテストデータベー
ス27の質疑テスト問題と解答の部分は空のままであ
る。
【0034】本インターネット学習システムを利用した
学習を思い立った一般ユーザは、学習センターサーバ2
0がインターネット40上に開設している学習ホームペ
ージに学習者端末10からアクセスして、提供している
学習コースの閲覧を要求する(ステップA2)。学習セ
ンターサーバ20の制御部21は、受講案内データベー
ス22に格納されている学習コースのコース名を読み出
して一覧表を作成し、受講案内の概要を学習者端末10
に送信する(ステップA3)。
【0035】学習者端末10の画面には学習コースの一
覧表が表示されるので、一般ユーザは、その中で学習し
たい、あるいは学習すべき学習コースを見い出すと、自
分の氏名,住所,電子メールアドレス等の学習者属性を
学習センターサーバ20に送信する(ステップA4)。
制御部21は、学習者属性を学習者のIDを付して学習
者データベース23に登録し、学習者端末10,受講案
内データベース22および提携している金融機関サーバ
(図示省略)等とのやり取りを通じて、学習の前提条件
となる予備知識や学費支払等の学習開始要件をチェック
することにより受講の許否を決定する(ステップA
5)。
【0036】制御部21は、不許可の場合(ステップA
6でNOの場合)にはその旨を学習者端末10に通知
(ステップA7)する。また、許可した場合(ステップ
A6でYESの場合)には、IDとパスワードを学習者
端末10に送信し(ステップA8)、当該IDに対応さ
せてパスワードと学習コース名を学習者データベース2
3に登録する(ステップA8)。制御部21は、学習者
が加わったことを学習コースおよび学習者属性を付して
講師端末30に電子メールで通知する(ステップA
9)。これにより、一般ユーザは学習者となり、学習者
端末10を使用して、いつでも学習を開始できる条件が
整ったことになる。
【0037】[学習の概要]学習者は、学習者端末10
でIDとパスワードを入力して学習センターサーバ20
にログインすると(図4のステップB1)、制御部21
は認証し、その学習者が登録している学習コース名の一
覧を学習者データベース23から読み出して、学習者端
末10に送信する(ステップB2)。学習者はこの学習
コース一覧画面の中から今学習をしようとしている学習
コースを選択して学習者センターサーバ20に送信する
(ステップB3)。
【0038】制御部21は教材データベース25を参照
して、その学習コースの目次を学習者端末10に送信す
る(ステップB4)。学習者が目次を見て、今回に学習
しようとする学習項目を選択すると(ステップB5)、
制御部21は学習履歴データベース24を参照して、復
習テストを課す必要があるか否かと、学習者端末10へ
送信するべき学習項目を判断する(ステップB6,B
7)。この判断を行うための決定表を図5に示す。この
決定表では、前回学習時の記入欄における履修申告マー
クSと履修完了マークKの記入有無により場合分けされ
ている。なお、前回の記入欄が無ければ、今回の学習は
学習コースの最初の学習であるから復習テストは不要で
ある。
【0039】図4および図5において、「履修申告マー
ク有」(ステップB6でYES)、かつ「履修完了マーク
無」(ステップB7でYES)であれば、それは前回の学
習が通常の状態で終了したことを表しており、今回は前
回学習項目に対する復習テストから開始すべきであるか
ら、復習テスト処理(図6に示す)を実行する(ステッ
プB8)。復習テストに合格すれば「履修完了マーク
無」は「履修完了マーク有」に変わる。なお、図4では
有無を“1”と“0”で示している。
【0040】また、「履修申告マーク有」(ステップB
6でYES)、かつ「履修完了マーク有」(ステップB7
でNO)であれば、それは履修完了済みの学習項目に対
する復習を申告してきたものであるため、選択された学
習項目(ステップB5)を送信し(ステップB9)、勿
論、復習テストは不要である。
【0041】また、「履修申告マーク無」(ステップB
6でNO)であれば、それは前回には復習テストを受け
るだけで学習を打ち切った場合か、学習を開始したが中
座して履修マークの申告に到らなかった場合であること
を表している。このときは、復習テストは不要であり、
「前回学習項目を学習してください」とのメッセージを
表示する(ステップB10)。
【0042】[復習テスト]復習テストの要否判断(ス
テップB6,B7)の結果、復習テストが必要な場合
(ステップB7でYESの場合)、図6に示す復習テス
ト処理を実行する(ステップB8)。制御部21は、ス
テップB6,B7の処理結果により所定の復習テスト問
題をテストデータベース27から抽出して学習者端末1
0に送信する(図6のステップC1)。
【0043】この場合、復習テスト問題の選出に2つの
方法が考えられ、いずれの方法を採用してもよい。その
1つは、確認テスト問題,質疑テスト問題のうち前回学
習項目のIDが付されたものの中から、所定数の問題を
抽出するというものである。この方法は、この復習テス
トを受けようとしている学習者からの質問数や良質な質
問が少なかった場合に、他の学習者からの質問に基づく
質疑テスト問題を流用できるというメリットがある。
【0044】他の1つは、確認テスト問題については前
回学習項目のIDが付されたものの中から、質疑テスト
問題については前回学習項目のIDが付され、且つ、こ
の復習テストを受けようとしている学習者のIDが付さ
れたものの中から、所定数の問題を抽出するというもの
である。この方法は、この復習テストを受けようとして
いる学習者の質疑をより強く質疑テスト問題に反映させ
ることができるというメリットがある。
【0045】また、出題する総問題数は一定とし、質疑
テスト問題はそれだけで総問題数を超過しない限り全て
を出題する。超過した場合には全ての出題問題が質疑テ
スト問題となり、超過しない場合には残余は確認テスト
問題となる。一方、基本的な確認テスト問題の一定数
(ただし、総問題数未満)を質疑テスト問題より優先出
題するようにしてもよい。基本的な確認テスト問題は質
疑テスト問題以上に重要な場合もあるからである。
【0046】学習者は課せられた復習テストを回避する
ことはできない。復習テストを受け、その解答を学習セ
ンターサーバ20に送信すると(ステップC2)、制御
部21はテストデータベース27を参照して解答を正解
と照合することにより採点する(ステップC3)。その
結果により、所定の点数以上に達した場合(ステップC
4でYESの場合)には、制御部21は学習履歴データ
ベース24の前回の履修完了マークKを記入し(ステッ
プC5)、選択された学習項目(図4のステップB5)
を教材データベース27から読み出して学習者端末10
に送信する(ステップC6)。一方、所定の点数に達し
ない場合(ステップC4でNOの場合)には、制御部2
1は前回の学習内容を教材データベース27から読み出
して学習者端末10に送信し復習を強制する(ステップ
C7)。
【0047】[学習・質疑応答]図4のステップB8ま
たは図6のステップC6,C7で学習センターサーバ2
0から学習項目の送信を受けた学習者端末10では、そ
れぞれの教材コンテンツにより、インターネット40を
介して学習センターサーバ20とやり取りしながら学習
していく。教材コンテンツは、文字,図,画像(動画を
含む)の他、音声ででも提供できる。
【0048】学習者は、提供された教材コンテンツによ
り学習を行うが(図7のステップD1)、その際適時に
学習センターサーバ20に対して、文字入力または音声
により質問できる(ステップD2)ので、現実の教室に
おけるものと類似する学習の臨場感を体感することがで
きる。この質問は、基本的テキストの内、学習者端末1
0の1つの画面に表示された内容(1つの項、または1
つの項の一部)単位に行うこととする。
【0049】質問がある場合(ステップD2でYE
S)、それを受信した制御部21は、質問を学習項目の
IDを付して質疑応答データベース26に登録する(ス
テップD3)。そして、質問内容を分析して、例えば質
問内容に含まれているキーワードにより類似の質問を質
疑応答データベース26から検索する(ステップD
4)。その結果、ヒットした場合(ステップD5でYE
Sの場合)は、その質問の答を学習者端末10に送信す
る(ステップD6)。学習者は、その答が質問内容とマ
ッチしていないと思う場合には、表現を違えて質問する
(ステップD2でYES)ことを繰り返すことによっ
て、満足な解答を得ることができる場合がある。
【0050】制御部21が質疑応答データベース26を
検索しても、該当する答を検出できない(ステップD5
でNO)未出の質問に対しては、その質問内容を講師端
末30に電子メールで送信する(ステップD7)。制御
部21は、学習コースのIDをキーとして受講案内デー
タベース22を検索することにより講師のIDを取得
し、次に講師のIDをキーとして講師データベース28
を検索することにより講師の電子メールアドレスを取得
できる。講師端末30には、複数の学習者端末10から
の質問が学習センターサーバ20からアトランダムに送
信されてくる。講師はこれを見て、解答し学習センター
サーバ20に送信する(ステップD8)。制御部21
は、その答を該当する質問と対応付けて質疑応答データ
ベース26に登録する(ステップD9)とともに、学習
者端末10に送信する(ステップD10)。
【0051】学習者は、学習が進んで質問も無くなり
(ステップD2でNO)、今回の学習を終えるときは、
項単位に学習センターサーバ20に履修を申告する(ス
テップD12)。それには、学習者端末10の画面上で
履修申告マークをクリックすればよい。制御部21は、
その信号を受信すると、学習履歴データベース24の該
当する項の履修申告マークSを記入する(ステップD1
3)。また、制御部21は教材データベース25の目次
の内で履修済みの個所にはチェックマークや未履修個所
とは異なる色を付す(ステップD14)。こうすること
により、学習者は目次を見たときに未履修個所がすぐに
分かるので学習をしようとする項を指定する(図4のス
テップB5)場合に便利である。
【0052】以上の説明では、復習テストに失敗した場
合には、前回の学習項目について学習することが要求さ
れ(図6のステップC7,図7のステップD1)、その
回の学習はそれだけで終了する(図7のステップD1
1)。したがって、本当は学習したかった学習項目の学
習は次回に持ち越されてしまう。しかし、これでは、い
かにも厳しすぎるので、採点(図6のステップC3)の
結果により合格点に達しないまでも、それに近い場合に
は前回学習項目の終了後、その日の内に再度復習テスト
を受ける機会を与える(図6のステップC1)ようにし
てもよい。その復習テスト問題はよくシャッフルされ先
の復習テスト問題との重複を回避する。
【0053】[質疑テスト問題の作成]次に、制御部2
1が質疑応答データベース26を参照して質問と答とか
ら質疑テスト問題を自動的および半自動的に作成する処
理について図8により説明する。質問に対する答がテス
トデータベース27に登録されると(図7のステップD
9)、制御部20は、直ちに、図8に示すような質疑テ
スト問題と解答の作成を開始する。これは、次回の学習
時(図6のステップC1)、またはその日の内に受ける
復習テストに、その質疑テスト問題を含ませるためであ
る。
【0054】質疑テストは、質問を単に問題化したもの
だけのものであってもよい。例えば、「民法の基礎」コ
ースにおける復代理権に関する項において、学習者から
「委任による代理人は、復代理人を選任した時は、自ら
代理行為をすることはできないのでしょうか?」という
質問があったものとする。この質問をそのまま復習テス
トの問題とするのである。これでは、学習者の記憶を確
認するだけに過ぎないともいえるが、記憶の定着は理解
の証しともいえるので、それなりに意義のあるものであ
る。特に、学習者が分からなくて、わざわざ質問してき
たような内容は学習の進行を左右しかねない重要なもの
であることが多いだけに尚更である。
【0055】制御部20は、学習項目のIDに対応する
質問と答を質疑応答データベース26から読み出し、質
疑応答テストの問題と解答として、学習項目のIDと対
応付けて講師端末30へ送信する(図8のステップE
1)。講師は、その問題と解答を講師端末30上で査閲
し(ステップE2)、質疑テストとして適切であるもの
は、そのまま、不適切なものは修正してテストデータベ
ース27に登録する(図8のステップE3)。このと
き、確認テスト問題と区別するための印が付される。
【0056】また、質問は基本的テキストが学習者端末
10に表示された画面単位に行われるので、質問内容に
含まれているキーワードを抽出し(ステップE4)、そ
れを一定数だけ含む確認テスト問題をテストデータベー
ス22から読み出し、それを質問とともに講師端末30
に送信する(ステップE5)。キーワードの抽出は、質
問内容と、教材データベース25における当該項のキー
ワードとを照合することにより行われる。
【0057】なお、学習者からの質問が一切無いまま学
習が終了した場合(図7のステップD2でNO、ステッ
プD11でYESの場合)には履修終了を通知する。講
師は質問と確認テスト問題とを対比し、確認テスト問題
を変更した質疑テスト問題と解答を作成する(ステップ
E6)。その際、既存の問題作成ツールで使用されてい
る問題作成手法を流用してもよい。
【0058】また、テストデータベース27に登録され
ている(ステップE3)、質問と答とから自動生成され
た質疑テスト問題を参照して(ステップE7)、半自動
生成された(ステップF6)質疑テスト問題と合わせれ
ば、質疑テストとして十分であるかをチェックする。そ
の結果、不足と考える場合には(ステップE8でのN
O)、既存の問題作成ツールを使用して質疑テスト問題
と解答を作成する(ステップE9)。このようにして、
半自動的および手動的に作成された質疑テスト問題と解
答は、学習センターサーバ20へ送信され(ステップE
10)、テストデータベース27に学習項目のIDおよ
び学習者のID対応に登録される(ステップE11)。
【0059】質疑テスト問題と解答を半自動的に作成す
る(ステップE6)手法について、上述の「民法の基
礎」コースにおける復代理権に対する質問を例にとって
説明する。制御部21は質問内容から、委任,代理人,
復代理人,選任,代理行為といった5つのキーワードを
抽出できる。そして、この質問が学習者端末10の画面
を介してリンクしている基本テキストの項には、「委任
による代理人は、本人の許諾を得て復代理人を選任した
ときは、その選任および監督について本人に対して責任
を負う。」という4つの共通のキーワード(委任,代理
人,復代理人および選任)を含む民法第105条第1項
の内容の記述があり、これを確認するための確認テスト
問題である、「委任による代理人は、本人の許諾を得て
復代理人を選任したときは、その選任および監督につい
て本人に対して責任を負う。」の正誤を等う確認テスト
問題がテストデータベース22に格納されている筈であ
る。
【0060】講師は、この確認テストの問題を変更し
て、例えば「委任による代理人は、本人の許諾を得て復
代理人を選任したときは、相当の注意を払ったときは、
復代理人の行為について本人に対し責任を負うことはな
いか?」といった質疑テストを作成できよう。この質疑
テストでは、確認テストに対して、「相当の注意」が挿
入されているが、この用語は法律の世界では常用句であ
って、このような挿入は条文によく登場する。また、
「復代理人の行為」が「選任および監督」と入れ替わっ
ているが、前者は一般的な行為を意味するのに対して、
後者は特殊な行為を意味するが、このような置換も問題
作成では常套的に行われる手法であり、いずれも講師で
あれば容易に想起できる筈である。したがって、このよ
うな半自動的手法によれば、質疑テスト問題を作成する
ことが講師に格別の負担を強いることはあるまい。
【0061】なお、上述の変更した問題は、「相当の注
意」が引っ掛けとしての役割を担い、正解はこれに惑わ
されることなく条文どおり、「復代理人の行為」の「監
督」については「本人に対して責任を負う」ので×であ
って、条文の「その」の解釈を含めて条文自体を正確に
記憶・理解しているかを問うものとして有意義なもので
ある。自動的に作成すると、無意義な問題が生成されて
しまう虞があるが、講師の介入によって、このように回
避できる。
【0062】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、学習者が学習を
始めようとする場合には、学習者に対して復習テストを
強行実施することとしたため、ある期間にわたって学習
していくネットワーク学習の場合であっても、前回の学
習の効果を確認した上でないと、次の学習段階へ進めな
いので、学習内容が消化不足のまま学習が進行してしま
うことを阻止でき、効果的なネットワーク学習を実現で
きるということである。
【0063】本発明の第2の効果は、学習者が質問した
事項の理解を確認するするための質疑テストを自動的お
よび半自動的に生成して、その学習者の復習テストに必
ず含ませることとしたため、学習者にとっては特に理解
し難い部分であって、それが学習を進めるに当っての障
害になっている場合が少なくない質問事項の完全な理解
を促進できるということである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるネットワーク学習システムの一
実施例のシステム構成を示す図
【図2】図1に示した実施例における学習履歴データベ
ース24のイメージ図
【図3】図1に示した実施例における学習準備段階の処
理を示すフローチャート
【図4】図1に示した実施例における学習の処理概要を
示すフローチャート
【図5】図4のステップB6における復習テストの要否
決定表のイメージ図
【図6】図4のステップB9における復習テスト処理の
詳細フローチャート
【図7】図4のステップB10における質疑応答処理の
詳細フローチャート
【図8】図1に示した実施例において質疑応答テスト問
題を半自動的に作成する処理を示すフローチャート
【符号の説明】
10 学習者端末 20 学習センターサーバ 21 制御部 22 受講案内データベース 23 学習者データベース 24 学習履歴データベース 25 教材データベース 26 質疑応答データベース 27 テストデータベース 28 講師データベース 30 講師端末 40 インターネット

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 学習者の学習履歴を単元毎に学習センタ
    ーサーバで管理し、学習者から新単元の学習を始めるた
    めのアクセスがあると、前記学習センターサーバは、前
    回学習した単元に関する復習テストを学習者端末へ送信
    し、学習者から返信されてくる解答が所定の点数に達し
    ているのを確認した上で、前記新単元の教材を前記学習
    者端末へ通信ネットワークを介して送信することを特徴
    とする学習内容習得度確認システム。
  2. 【請求項2】 単元の内容の理解を確認するための確認
    テスト問題を学習センターサーバのデータベースに予め
    登録しておき、前記学習センターサーバは、前回の学習
    時における学習者の質問から自動的に抽出されたキーワ
    ードを所定数以上含む前記確認テスト問題を前記データ
    ベースから自動的に検索し、該確認テスト問題を前記質
    問によって変更することによって質疑テスト問題を作成
    することを特徴とする学習内容習得度確認システム。
  3. 【請求項3】 前記復習テスト問題は、請求項2に記載
    の質疑テスト問題を含むことを特徴とする請求項1に記
    載の学習内容習得度確認学習システム。
  4. 【請求項4】 前記学習センターサーバは、前記学習履
    歴として、学習者毎,学習コース毎および前記単元毎に
    設けられた記入欄に、学習の進行に従って履修申告マー
    クを記入していき、また前記復習テストに対する解答が
    前記点数以上の場合には当該記入欄に履修完了マークを
    記入し、前記履修申告マークと前記履修完了マークの記
    入状態により前記復習テストの実行と学習者端末へ送信
    する単元を決定することを特徴とする請求項1または請
    求項3に記載の学習内容習得度確認学習システム。
  5. 【請求項5】 学習者が使用する学習者端末と通信ネッ
    トワークを介して接続された学習センターサーバであっ
    て、 少なくとも、学習の進行に従って学習者のID毎,学習
    コース毎および単元毎に記入されていく履修申告マーク
    を登録する学習履歴データベースと、 学習時に学習者から出された質問と、それに対する学習
    センターサーバによる答および講師による答を登録する
    質疑応答データベースと、 単元の内容の理解を確認するために予め用意された確認
    テスト問題、および前記質疑応答データベースを参照し
    て前回の学習時における質問内容と答を基にして作成さ
    れた学習者固有の質疑テスト問題を登録するテストデー
    タベースとを付設し、 学習者から新単元の学習を始めるためのアクセスがある
    と、前記学習履歴データベースを参照して、前回学習し
    た単元に関する前記質疑テスト問題を含む復習テスト問
    題を学習者端末へ送信し、学習者から返信されてくる解
    答が所定の点数に達しているのを確認した上で、前記新
    単元の教材を前記学習者端末へ通信ネットワークを介し
    て送信し、また前記復習テストに対する解答が前記点数
    以上の場合には前記履修申告マーク対応に履修完了マー
    クを記入し、前記履修申告マークと前記履修完了マーク
    の記入状態により前記復習テストの実行と学習者端末へ
    送信する単元を決定することを特徴とする学習センター
    サーバ。
  6. 【請求項6】 前回の学習時における学習者の質問から
    自動的に抽出されたキーワードを所定数以上含む前記確
    認テスト問題を前記テストデータベースから自動的に検
    索し、前記質問とともに講師端末へ通信ネットワークを
    介して送信することにより、講師端末において確認テス
    ト問題を前記質問によって変更することによって前記質
    疑テスト問題が作成されるようにしたことを特徴とする
    請求項5に記載の学習センターサーバ。
  7. 【請求項7】 学習者端末と学習者センターサーバとが
    通信ネットワークを介して接続された学習システムにお
    ける学習内容習得度確認方法であって、 単元の内容の理解を確認するための確認テスト問題を予
    めテストデータベースに登録しておく手順と、 学習の進行に従って学習者のID毎,学習コース毎およ
    び単元毎に記入されていく履修申告マークを学習履歴デ
    ータベースに登録する手順と、 学習時に学習者から出された質問と、それに対する学習
    センターサーバによる答および講師による答を質疑応答
    データベースに登録する手順と、 前記質疑応答データベースを参照して前回の学習時にお
    ける質問内容と答を基にして学習者固有の質疑テスト問
    題を作成して前記テストデータベースに登録する手順
    と、 学習者から新単元の学習を始めるためのアクセスがある
    と、前記学習履歴データベースを参照して、前回学習し
    た単元に関する前記質疑テスト問題を含む復習テスト問
    題を学習者端末へ送信する手順と、 学習者から返信されてくる解答が所定の点数に達してい
    るのを確認した上で、前記新単元の教材を前記学習者端
    末へ通信ネットワークを介して送信する手順と、 前記復習テストに対する解答が前記点数以上の場合には
    前記履修申告マーク対応に履修完了マークを記入する手
    順と、 前記履修申告マークと前記履修完了マークの記入状態に
    より前記復習テストの実行と学習者端末へ送信する単元
    を決定する手順とを有することを特徴とする学習内容習
    得度確認方法。
  8. 【請求項8】 前回の学習時における学習者の質問から
    自動的に抽出されたキーワードを所定数以上含む前記確
    認テスト問題を前記テストデータベースから自動的に検
    索し、前記質問とともに講師端末へ通信ネットワークを
    介して送信する手順を有し、講師端末において確認テス
    ト問題を前記質問によって変更することによって前記質
    疑テスト問題が作成されるようにしたことを特徴とする
    請求項7に記載の学習内容習得度確認方法。
  9. 【請求項9】 通信ネットワークを介して学習者端末と
    接続された学習者センターサーバを構成するコンピュー
    タに、 単元の内容の理解を確認するための確認テスト問題を予
    めテストデータベースに登録しておく機能と、 学習の進行に従って学習者のID毎,学習コース毎およ
    び単元毎に記入されていく履修申告マークを学習履歴デ
    ータベースに登録する機能と、 学習時に学習者から出された質問と、それに対する学習
    センターサーバによる答および講師による答を質疑応答
    データベースに登録する機能と、 前記質疑応答データベースを参照して前回の学習時にお
    ける質問内容と答を基にして学習者固有の質疑テスト問
    題を作成して前記テストデータベースに登録する機能
    と、 学習者から新単元の学習を始めるためのアクセスがある
    と、前記学習履歴データベースを参照して、前回学習し
    た単元に関する前記質疑テスト問題を含む復習テスト問
    題を学習者端末へ送信する機能と、 学習者から返信されてくる解答が所定の点数に達してい
    るのを確認した上で、前記新単元の教材を前記学習者端
    末へ通信ネットワークを介して送信する機能と、 前記復習テストに対する解答が前記点数以上の場合には
    前記履修申告マーク対応に履修完了マークを記入する機
    能と、 を実行させることを特徴とする学習内容習得度確認プロ
    グラム。
  10. 【請求項10】 前回の学習時における学習者の質問か
    ら自動的に抽出されたキーワードを所定数以上含む前記
    確認テスト問題を前記テストデータベースから自動的に
    検索し、前記質問とともに講師端末へ通信ネットワーク
    を介して送信する機能をも前記コンピュータに実行さ
    せ、講師端末において確認テスト問題を前記質問によっ
    て変更することによって前記質疑テスト問題が作成され
    るようにしたことを特徴とする請求項9に記載の学習内
    容習得度確認プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006078740A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Fujitsu Ltd 問題作成プログラム、問題作成装置および問題作成方法
JP2007272725A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Hitachi Electronics Service Co Ltd Webシステムの参照・理解履歴監視方式
JP2020042501A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 大日本印刷株式会社 情報処理装置及びプログラム

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