JP2003206084A - エレベータのガイドレール油受け装置 - Google Patents

エレベータのガイドレール油受け装置

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JP2003206084A
JP2003206084A JP2002007621A JP2002007621A JP2003206084A JP 2003206084 A JP2003206084 A JP 2003206084A JP 2002007621 A JP2002007621 A JP 2002007621A JP 2002007621 A JP2002007621 A JP 2002007621A JP 2003206084 A JP2003206084 A JP 2003206084A
Authority
JP
Japan
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oil
guide rail
oil receiving
elevator
guide
Prior art date
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Application number
JP2002007621A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Shoji
賢一 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガイドレールのガイド部表面を伝わって油受
け皿に油が流入してもエレベータピットに流れ出すこと
を防止できるエレベータのガイドレール油受け装置を提
供する。 【解決手段】 ガイドレール5の下端部に配置された油
受け皿6と、ガイドレール5のガイド部5Aが嵌入する
凹部3およびこの凹部3の上縁に形成された油切り7、
7A、7Bを有し、上面が開放された油受け容器2とを
備え、油受け皿6上に油受け容器2が着脱可能に載置さ
れているとともに、前記油受け容器2の高さを油受け皿
6の深さより小さくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータのガイ
ドレール油受け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータの昇降路にはかごが
上下移動可能に配設されているが、このかごは立設され
たガイドレールに案内されて上下移動する。ガイドレー
ルに案内されるかごには、ガイドレールと摺接するガイ
ドシューが設けられている。このガイドシューを介して
かごはガイドレールに沿って上下方向に案内される。こ
こで、ガイドシューはガイドレール上を摺動するが、円
滑に摺動するように、ガイドレールの上方又はかご上に
配置された給油器からガイドレールに油を供給してい
る。ガイドレールを伝わって流れ落ちる油は、ガイドレ
ールの下方に置かれた油受け皿で受けるようにしてい
る。そして、油受けで受けた油は、油パック等で吸着さ
せて捨てるようにしている。また、特開2000−30
9479号公報には、油受け皿上に別の油受け容器を着
脱可能に設置したものが示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
油受け皿の深さより油受け容器の高さが圧倒的に大きく
しかも平面積も油受け容器が少し小さい程度である。そ
のため、ガイドレール表面を伝わって油受け容器に油が
流入して油受け容器が油で満杯になり溢れ出すと、直接
エレベータピットに流れ出すことになり、ピットを汚す
とともにピットの清掃に多大の時間を要することにな
る。
【0004】本発明の目的は、ガイドレールのガイド部
表面を伝わって油受け容器に油が流入して溢流してもエ
レベータピットに流れ出すことを防止できるエレベータ
のガイドレール油受け装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ガイドレー
ルの下端部に配置された油受け皿と、ガイドレールのガ
イド部が嵌入する凹部およびこの凹部の上縁に形成され
た油切りを有し、上面が開放された油受け容器とを備
え、油受け皿上に油受け容器が着脱可能に載置されたエ
レベータのガイドレール油受け装置において、前記油受
け容器の高さを油受け皿の深さより小さくした構成とす
ることにより達成される。
【0006】かかる構成によれば、ガイドレールのガイ
ド部表面を伝わって落下してきた油は、凹部先端部の油
切りから容器本体内にそのほとんどが流入して収集され
る。万一油受け容器が満杯になって溢れ出しても受け皿
内に流れ出すので、直接エレベータピットに流れ出すこ
とはない。また、ガイド部表面と油切り、油切り同士の
隙間を経由して油受け皿に油が流れ込んだとしても、油
受け容器の高さが油受け皿の深さより小さいので、油受
け皿内の油面が油受け容器の高さを超えると、受け皿内
の油が油受け容器に溢流する。従って、油受け皿の収容
量の範囲内では、エレベータピットに油が流れ出すのが
防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき説明する。
【0008】図1は、本発明の一実施形態に係る油受け
容器の斜視図、図2は、油受け容器を装着した状態の平
面断面図、図3は、図2におけるA−A線に沿って切断
した正面断面図であり、図には構成の一部が省略されて
いる。
【0009】図において、エレベータのガイドレール油
受け装置1は、エレベータのガイドレール5の下端(エ
レベータピット部)に設置された鋼板製の油受け皿6
と、ガイドレール5のガイド部5Aが嵌入する凹部3が
1つの面2Aに形成されているとともに、両側に取っ手
4が形成された容器本体2と、この容器本体2の凹部3
の上縁に取付けられた耐油性ゴム製の油切り7、7A、
7B(図1では図示されていない)とから構成されてい
る。容器本体2は、金属又は合成樹脂製であって、有底
の箱状、すなわち上面が開放している。また、この容器
本体2は、高さ2hが油受け皿6の深さ6hより小さ
く、着脱可能に油受け皿6に載置されている。そして、
この状態において、油受け容器2の上縁2Bが油受け皿
6の上縁6Aよりも低く、受け皿6内または油受け容器
2内の何れか一方の油面が上縁2Bを越えた場合、他方
に溢流するように構成されている。
【0010】油切り7、7A、7Bは、ガイド部5Aか
ら落下してきた油を容器本体2内に導くためのものであ
って、その油切り7、7A、7Bの先端をガイド部5A
の3表面に、弾力で常に密着するようにしてある。な
お、油切り7は図3に点線で表示してあり、形状は油切
り7A、7Bとほぼ同じである。
【0011】上記油受け装置1を使用するには、図2お
よび図3に示すように、油受け6に油受け装置1の容器
本体2を載置した後、その容器本体2の凹部3をガイド
部5Aに押し込み、そのガイド部5Aを凹部3に嵌入固
定させる。すると、凹部3の上縁に取付けた油切り7、
7A、7Bの先端がガイド部5Aの表面に密着する。し
たがって、ガイド部5Aを落下してきた油は、油切り
7、7A、7Bを伝わり、その大部分が容器本体2内に
流れ込み、容器本体2内に油が収集される。
【0012】油切り7、7A、7B同士の隙間等から溢
れて油受け皿6に流れ込んだ油は、油受け皿6内の容器
本体2の周囲に溜まり、容器本体2の高さを越えると容
器本体2内に流れ込む。
【0013】油が所定量収集されたならば、容器本体2
の凹部3をガイド部5Aから外して、その容器本体2を
油受け皿6から取っ手4を持って取り出し、中の油を油
吸着部材が収容されたビニール袋に流し込む。容器本体
2に泥油、砂などが付着していないか確認し、容器本体
2、油受け皿6をウエス等で清掃し、その後油受け皿6
に再セットする。
【0014】なお、容器本体2に収集した油は、捨てず
に、濾過機等で濾過して、ガイドレール給油用として再
利用することもできる。
【0015】以上のように本発明の実施形態によれば、
ガイドレールのガイド部表面を伝わって油受け皿に油が
流入してもエレベータピットに流れ出すことを防止でき
る。また、油受け容器が油で満杯となって溢流したとし
ても、受け皿に流れ込むので、直接エレベータピットに
流れ出すことを防止できる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ガイドレ
ールのガイド部表面を伝わって油受け容器に油が流入し
て溢流してもエレベータピットに流れ出すことを防止で
きるエレベータのガイドレール油受け装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、油受け容器の斜視
図である。
【図2】本発明の一実施形態における油受け装置取付け
状態の平面断面図である。
【図3】図2におけるA−A線に沿って切断した正面断
面図である。
【符号の説明】
1 油受け装置 2 容器本体 3 凹部 4 取っ手 5 ガイドレール 5A ガイド部 6 油受け皿 7 油切り 7A 油切り 7B 油切り

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドレールの下端部に配置された油受
    け皿と、ガイドレールのガイド部が嵌入する凹部および
    この凹部の上縁に形成された油切りを有し、上面が開放
    された油受け容器とを備え、油受け皿上に油受け容器が
    着脱可能に載置されたエレベータのガイドレール油受け
    装置において、前記油受け容器の高さを油受け皿の深さ
    より小さくしたことを特徴とするエレベータのガイドレ
    ール油受け装置。
  2. 【請求項2】 前記油切りを耐油性のゴムで形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のエレベータのガイドレー
    ル油受け装置。
JP2002007621A 2002-01-16 2002-01-16 エレベータのガイドレール油受け装置 Pending JP2003206084A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006044816A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベータ用落下物捕集装置
JP2015017758A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 三菱電機株式会社 換気扇
CN106629319A (zh) * 2015-10-30 2017-05-10 天津优安达电梯制造有限公司 一种电梯导轨垫板油盒
JP7343851B1 (ja) 2022-09-16 2023-09-13 フジテック株式会社 エレベータのガイドレール油回収装置及びエレベータ

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