JPS61502481A - 取り外し可能な液体容器装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 取り外し可能な液体容器装置 技術分野 本発明は取り外し可能な液体容器装置に係シ、特にオイルフィルタに適した取シ 外し可能な液体容器装置に関する。

背景技術 フィルタ部に加えて円筒形またはしばしば長方形の容器を含めて総称されるオイ ルフィルタは、様々なタイプのエンジン、例えばトラック等のディーゼルあるい はガソリンエンジン内の潤滑油を浄化するために使用される。このようなフィル タは、その一端部にねじ山が刻まれた開口部が形成され、この開口部のねじ山に よりフィルタの容器がエンジンの潤滑装置の接続部にねじ込まれるようになって いる。この潤滑装置内の潤滑油を交換する時は、例えばスウエーデ／特許出願第 １３０３３−１０−６号に公表されているよ５な栓あるいは池の手段を通して上 記装置内の潤滑油を空にする。しかしながら、上記フィルタ内部には潤滑油が充 満した状態で残っておシ、もし潤滑装置の潤滑油交換中にフィルタも交換する場 合は、通常式の手で行なわれるフィルタの取シ外し作業時に相当な困難が伴なっ た。すなわち、潤滑油がフィルタの容器の縁からあふれ出て容器の側面を流れ落 ちるので、作業者はフィルタの容器を手でつかむことが困難にな沙また潤滑油で 手を汚すこと（なる。このため、このフィルタの取り外し作業は、一方において 簡便な方法で行なうことが難しく、他方において健康上大いに有害であり、特に 使用済の潤滑油に伺回も触れることは医学的立場から見て好ましくなかった。

発明の開示 本発明は、上述した欠点を解消し、簡便で素早くかつ清潔にフィルタの容器の交 換を可能にすることを目的とする。本発明の主な特徴によれば、上記目的は、フ ィルタの第１容器に連結する第２容器は上記第１容器が液体で充満している時は ぼ空になるように形成され、第１容器の液位を低下させながら第１容器から第コ 容器に向けて液体を排出するように第１容器を取り外す前に第１容器に排出孔の ための開口部を形成できるように穿孔具を配設することによって達成すること第 １図は本発明によって形成されかつ使用状態を示すオイルフィルタに沿った概略 断面図、第２図は取り外し作業中のフィルタを示す第１図と同様の概略断面図、 第３図は第１図の他の実施例によるフィルタを示す部分概略断面図、第弘図およ び第５図は穿孔具の２つの異なった実施例を示す斜視図である。

発明を実施するための最良の形態 全図を通して符号／は、一般的なオイルフィルタ（以下第１容器とい５）を示し 、この第１容器ｌは円筒壁コと底部壁３とから形成されている。上記底部壁３の 反対側に位置する端部μには内面にねじ山が刻まれた開口部（図示せず）が形成 され、このねじ山はフィルタの第１容器をエンジンの潤滑装置の接続部にねじ込 むだめのものである。また、上記第１容器内には容器内を流れる潤滑油をろ過す るためのフィルタ部（図示せず）が形成されている。第１図に示すよ５に、上記 潤滑装置に接続されて潤滑装置の一部として働いている時、上記第１容器ｌは通 常全体が潤滑油！で満たされている。

本発明の基本的な考えによれば、符号６で示される第コ容器は排出容器として上 記フィルタの第１容器ｌＫ連結され、この場合上記第コ容器ｔは上記第１容器／ の底部端に装着され、第１容器ｌの延長として延びている。そして、上記第２容 器ｔもまた円筒壁７と底部壁ｒを備え、この円筒壁７は上記第１容器ｌの外周面 と密着されるようＫされ、例えばシールリンゲタのような適当な密封手段で第７ 容器ｌに密接されている。

上記底部壁３に開孔な形成するのを可能にするために、上記第２容器６Ｖｃは穿 孔具が連結され、この穿孔具は上記第２容器乙の底部壁ｒよシ第コ容器内方に向 けて延在するスリーブＩｌ内に装着された突き当てピンｌＯと、上記スリーブの 内面と突き当てピンの外面との間を密封するために上記スリーブに設けられたシ ールリング１２とで形成されている。さらに上記第２容器６かも外方に突出して いる突き当てピン１０の自由端には平板１３が装着され、この平板１３に対して 例えばハンマが打ち当てられるようになっている。

次に、上記突き当てビン１０の２つの実施例を図示した第φ図および第５図にり いて説明する。第μ図に示す実施例において、ビンの突き当て側端部には切断面 がＵ字状に形成され、前刃部１６から後方に向けて斜めに延びるコつの切刃ｉ、 ｒ、ｉｓ’を備えた箱体ｌμが設けられている。また、移動方向に見て上記前刃 部／Ａの背後の少し離れた位置には打ち込み部として働く当接部材１７がある。

上記箱体／≠が第１容器ｌの底部壁３１Ｃ向けて押圧されると、切刃／ｊ、／ｊ ′を伴った前刃部／６は上記底部壁３にＵ実形のタブを切シ出す。このタグが上 記当接部材１７とかみ合うと、タブはビンの移動とともに第１容器ｌの中へ揺動 し、はぼ長四角形の開口を上記底部壁３１Ｃ形成し、上記第１容器／内の潤滑油 は上記開口および上記箱体／４Ｃの側面の開口部ＩＩを通って流出できるように なっている。

、第５図に示す実施例では、上記箱体ｌ弘の代りＫｍ円状の切刃ｌりを備えた斜 めに傾いた切断部と移動当接部材１７’を備えた短い管状部材／４ｃ′が用いら れている。上記管状部材／弘′には排出用の開口ノθが複数形成されている。こ の場合も、上記底部壁３には円形のタブが形成される。このタブは上記当接部材 ／７′により斜めに揺動し、と記底部壁３に排出用の開口を確実に形成する。

第３図に示す実施例では、第コ容器乙の円筒壁７は第２容器６を第１容器／上に 非常に確実に保持するクランプリングコ／を備えている。

本発明に基く取り外し可能な液体容器装置は次のよ５に作用する。

第１図において、フィルタの第７容器はエンジンの潤滑装置と接続され、容器内 は潤滑油ｊ″Ｃ満たされている。突き当てピ／ｌＯは第１容器／の底部壁３と接 触しない不作動位置にある。

フィルタを変える時は、まず最初に上述したエンジンの潤滑装置内の潤滑油が空 にされる。しかしながら、上記第７容器／および第１容器のエンジンへの接続部 には潤滑油が充、Ａしたまま残っている。この残った潤滑油が上記第１容器の上 縁部から流れ出るのを避けるために、第一図に示すような方法によう突き当てビ ／１０は底部壁３に向けて底部壁を通り抜けるように押圧され、上記底部壁３に は開口が形成され、この開口を通して潤滑油は、第７容器／の上縁部よりかなり 下方に潤滑油の液位ｊ′を低下させながら第１容器から第λ容器乙に向けて流出 する。この後、ｒｆ４滑油があふれ出たりフィルタの第１容器／の外側に流れ出 すような危険を伴わずに第１容器／のねじを緩めることができる。換言すれば、 作業者のフィルタ容器をつかむ力を損ねたり作業者の手を汚すような危険なしに 清潔にかつ簡便にフィルタの交換を行なうことができる。

産業上の利用可能性 本発明が上述のように説明され図面に示された実施例に限定されるものではない ことは明らかである。すなわち、フィルタの第２容器あるいは排出容器６は、一 般的なフィルタである第１容器に装着する付属品として形成する代りに第１容器 を製造中に第１容器自身の一体部分として形成してもよい。さらに、単なる突き 当てビンでなく池の任意な形式の穿孔手段を用いることもできる。例えば、通常 時底部壁３のねじ山が刻まれた開口部にねじ込まれ、潤滑油を排出容器乙に排出 する時緩められる締め切シ装置を用いることができる。また突き当てビンあるい は穿孔具の位置は、図示のように中央の位置に限定されるものではなく、底部壁 ３（あるいは排出容器ｔＬ：ｒ）幾何学的図形が図示のものでなく池の場合円筒 壁２）のいかなる位置にもできることは言うまでもない。すでに述べたよ５′に 、、排出容器の一部あるいは全部はフィルタの第１容器の円筒壁の外側面に装着 されるようにデザインされ、特にこの場合排出容器を装着したフィルタの全長は 可能な限シ小さく保つことが望ましい。

第１図　第２図 国際講を報告

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．オイルフイルタに用いられる取り外し可能な液体容器装置において；フイル タの第１容器（１）に連結する第２容器（６）は、上記第１容器が液体で充満し ている時ほぼ空になるように形成され、上記第１容器の液位（５′）を低下させ ながら第１容器から第２容器に向けて液体を排出するように第１容器を取り外す 前に第１容器に排出孔のための開口部を形成できるように穿孔具（１０）を配設 したことを特徴とする取り外し可能な液体容器装置。
2. ２．上記第２容器あるいは排出容器（６）は、上記第１容器（１）の閉鎖端に配 設され、穿孔具として働く突き当てピン（１０）が配設される底部壁（８）を備 えていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の取り外し可能な液体容器装 置。
3. ３．上記穿孔具は、上記第１容器の底部壁（３）に向けて押圧される時上記底部 壁にタブあるいは孔を切り出す好ましくはＵ字形あるいは０字形の切刃（１５， １６，１９）が配設された斜めの切断部を備え、上記底部壁と最初に接触する切 刃（１６）の背後には少し離れて打ち込み部（１７，１７′）が配設され、上記 打ち込み部は上記孔を開けながら上記タブあるいは底部壁の一部を揺動させるよ うにしたことを特徴とする請求の範囲第１項または第２項に記載の取り外し可能 な液体容器装置。