JP2003205522A - ゴム成型品加硫モールドとその製造方法 - Google Patents

ゴム成型品加硫モールドとその製造方法

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JP2003205522A
JP2003205522A JP2002005081A JP2002005081A JP2003205522A JP 2003205522 A JP2003205522 A JP 2003205522A JP 2002005081 A JP2002005081 A JP 2002005081A JP 2002005081 A JP2002005081 A JP 2002005081A JP 2003205522 A JP2003205522 A JP 2003205522A
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Koji Hirose
煌司 弘瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラグ材による目詰まりの発生を低減すると
ともに、スピューの切削除去工程等の後工程を必要とし
ないゴム成型品加硫モールドを提供する。 【解決手段】 ゴム成型品加硫モールド10に、一端側
が上記モールド10のキャビティー内面側に当たるピー
ス14の表面側に露出するように埋設され、他端側が外
側ケース13に設けられた排気孔13Sに連通する空隙
15に延長する、2枚の断面形状がL字状のブレード1
6aと、このブレード16a,16aの間に配置された
断面形状がT字状のブレード16bとを密着して成る空
気抜き用の積層ブレード16を埋設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ等のゴム成
型品を加硫成型するためのゴム成型品加硫モールドとそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】タイヤを形成する際には、成型された生
タイヤの内側に圧力をかけて上記生タイヤ外表面を加熱
された金型の内壁に圧着させ、生ゴムを熱と圧力とで加
硫する加硫金型(以下、モールドという)が用いられ
る。このモールドには、タイヤ外表面とモールドとの間
に封じ込められた空気や、加硫中の生タイヤから発生す
るガスを抜くために、マイクロベント、スリット、ベン
トホール、クロスベント等の排気通路が設けられてい
る。しかしながら、上記マイクロベント、ベントホー
ル、クロスベントを用いた場合には、成型中にベント孔
内にゴム材が侵入し、加硫されたタイヤの表面にスピュ
ーと呼ばれるゴムの突起物が多数形成され、タイヤの外
観を損ねてしまうためトリミングが不可欠であった。ま
た、トリミングを行っても、切り口高さにバラツキが生
じたり切れ残りがあったりして、タイヤの外観上好まし
くないだけでなく、トリミング設備を必要とするので、
コストアップとなっていた。また、モールド側にはスピ
ュー切れによるベント孔の目詰まりが生じるため、これ
をドリル等の工具を用いて除去する必要があるが、モー
ルドには数百個のベント孔があるため、除去作業が大変
であった。なお、クロスベントでは、工具等を使っても
除去できないという問題がある。また、スリットではリ
ップと呼ばれる膜状のはみ出しが生じ、タイヤの外観上
好ましくない。また、タイヤ主溝を横切るような大きな
リップが発生した場合には、排水作用をする主溝をダム
化して排水を阻害する要因となるので、特に、ウエット
路面の走行中にはハイドロプレーニングの誘発などの安
全運転上の問題も生じる。
【0003】そこで、上記トリミング工程を必要としな
いモールドとして、金属等の基材に気体のみを通過させ
る多数の細孔を形成して成る多孔質部材や、焼結金属な
どの多数の空隙を有する多孔質体から成る多孔質部材を
備えた多孔質エアーベントを用いたモールドが開発され
ている。図7(a)〜(c)は、従来の多孔質部材を備
えたゴム成型品加硫モールド10Pの一構成例を示す図
で、このゴム成型品加硫モールド10Pは、複数のセグ
メント11を略円筒状に組合わせて構成され、上記モー
ルド10Pの軸芯部分には加硫すべき生タイヤ及び熱と
圧力とを供給するゴム材(ブラダー)を挿入するための
開口部12が形成されている。上記セグメント11は、
鋼材から成る外側ケース51と、この外側ケース51の
内側に図示しないボルト等で固定された、アルミニウム
から成る複数のピース52とから構成され、上記ピース
52の表面(モールド10Pの内面に露出している部
分)がタイヤ形成面、すなわち、加硫する生タイヤのゴ
ムが密着する部分である。上記各ピース52には、外側
ケース51に設けられた後述する排気孔に連通する複数
の孔52Sが形成されており、この孔52Sのそれぞれ
には、図8(a),(b)に示すように、外側ケース5
1の排気孔51Sに連通する、径が10〜40μmのス
トレートな細孔53Sが多数形成された複数のベントピ
ース(多孔質エアーベント)53が埋設されている。な
お、図8(b)においては、図面の上側(ピース52
側)がゴム側であり、下側(外側ケース51側)がモー
ルド側であり、これにより、モールド10Pとタイヤ外
表面との間の空気や、加硫中の生タイヤから発生するガ
スは、上記排気孔51Sに接続された真空ポンプなどの
図示しない排気手段により、上記細孔53Sから吸引さ
れ、ピース52と外側ケース51との間に設けられた空
隙54を介して外側ケースの排気孔51Sからモールド
10Pの外部へと排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の多孔質エアーベント53では、図9に示すように、
上記細孔53Sの径がキャビティー側から反対側(外側
ケース51側)まで一定であるため、キャビティー側
に、加硫中の生タイヤから放出される油分や各種薬品及
び金属等のヒュームや、ポリマー、カーボン等の微粒子
などのプラグ材pによる目詰まりが生じた場合、上記プ
ラグ材pを排気側(モールド10Pの外部)に排出する
ことが困難であった。上記プラグ材pが細孔53Sのキ
ャビティー側にヤニ状に付着すると、エアーベント流路
が狭くなってプラグ材pが更に付着し易くなり、やがて
はブリッジを形成して細孔53Sが塞がれ排気効率が著
しく低減するため、タイヤ不良が早期発生する。したが
って、上記モールド10Pを頻繁に洗浄する必要があ
り、モールド10Pの稼動効率が悪かった。また、多孔
質部材では、一旦目詰まりが生じると、目詰まりしたプ
ラグ材をドリル等では削除することが極めて困難であ
り、特に、多孔質部材が焼結金属である場合には、通気
経路を構成する空隙がストレートではないため、特殊な
洗浄方法を用いなければならず、モールド洗浄に難渋す
るといった問題点があった。また、多孔質部材として焼
結金属を用いた場合には、タイヤ表面にベントのメッシ
ュの痕跡(パッチ)が出てしまい外観を損なう問題があ
る。
【0005】本発明は、従来の問題点に鑑みてなされた
もので、プラグ材による目詰まりの発生を低減するとと
もに、スピューの切削除去工程等の後工程を必要としな
いゴム成型品加硫モールドを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のゴム成型品加硫モールドは、一端側が金型のキャビテ
ィー内面側に露出するように埋設され、他端側が排気孔
に連通する空隙に延長するブレードを複数枚重ねて成る
空気抜き用の積層ブレードを備えたゴム成型品加硫モー
ルドであって、上記積層ブレードの互いに対向するブレ
ードの少なくとも一方のブレードとして、キャビティー
側端部に積層方向に突出する突出片を有するブレードを
用いるとともに、各ブレード間のキャビティー側の隙間
が0.5μm以下になるように密着して成ることを特徴
とするものである。これにより、ブレードの隙間を通過
するプラグ材の大きさを制限してヒュームのみを排気す
ることが可能となるとともに、平板状のブレードを単に
密着させた場合に比べて、排気孔に連通する通路の幅を
広くとることができるので、ヒュームが堆積した場合で
も十分に排気することができ、目詰まりを低減すること
できる。
【0007】請求項2に記載のゴム成型品加硫モールド
は、上記積層ブレードとして、少なくとも1枚の断面形
状がL字状のブレードを備えた積層ブレードを用いたこ
とを特徴とするものである。請求項3に記載のゴム成型
品加硫モールドは、上記積層ブレードとして、少なくと
も1枚の断面形状がT字状のブレードを備えた積層ブレ
ードを用いたことを特徴とするものである。
【0008】請求項4に記載のゴム成型品加硫モールド
の製造方法は、上記ゴム成型品加硫モールドを製造する
際に、上記空気抜き用の積層ブレードの互いに対向する
ブレードの、少なくとも一方のキャビティー側端部に積
層方向に突出する突出片を設けるとともに、上記ブレー
ドを複数枚重ねたものをモールドを構成する金属または
合金と同時に鋳込み、押湯圧力にて、各ブレード間のキ
ャビティー側の隙間が0.5μm以下になるように上記
各ブレードを密着させて製造したことを特徴とするもの
で、これにより、加硫モールドに、広い通気路を有する
とともに、キャビティー側の隙間を狭くした積層ブレー
ドを確実に埋設することが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づき説明する。本実施の形態に関わるゴム
成型品加硫モールド10の基本構成は、図1に示すよう
に、上記従来のゴム成型品加硫モールド10Pと同様で
あり、複数のセグメント11を略円筒状に組合わせて構
成され、ゴム材(ブラダー)を挿入するための開口部1
2を有している。上記セグメント11は、図2に示すよ
うに、鋼材から成る外側ケース13と、この外側ケース
13の内側に図示しないボルト等で固定された、アルミ
ニウムから成る複数のピース14から構成され、上記ピ
ース14の表面(モールド10の内面に露出している部
分)がタイヤ形成面、すなわち、加硫する生タイヤのゴ
ムが密着する部分である。上記各ピース14には、図3
(a),(b)にも示すように、一端側が上記モールド
10のキャビティー内面側に当たるピース14の表面側
に露出するように埋設され、他端側が外側ケース13に
設けられた排気孔13Sに連通する空隙(外側ケース1
3とピース14との間に形成された隙間)15に延長す
る、2枚の断面形状がL字状のブレード16aと、この
ブレード16a,16aの間に配置された断面形状がT
字状のブレード16bとを密着して成る空気抜き用の積
層ブレード16が多数埋設されている。上記排気孔13
Sには、ゴム粉等を除去するフィルタ20と、モールド
10内の空気や加硫時に発生するガスを吸引する真空ポ
ンプ(VP)21が接続されており、モールド10の内
周面には、図示しないが、タイヤの溝を形成する骨部
や、上記空気抜き用の積層ブレード16とは別の、サイ
プ形成用のブレード等の突起が形成されている。
【0010】上記積層ブレード16は、モールド10を
構成する材料であるアルミニウム合金などの金属または
合金と同時に鋳込まれる。このとき、押湯圧力にて、各
ブレード間のキャビティー側の接合部である、ブレード
16aの突出片16xとブレード16bの突出片16y
との隙間(以下、ギャップ部という)16Gの大きさが
0.5μm以下になるように、上記各ブレード16a,
16b同士を密着させる。これにより、キャビティー側
に形成されたギャップ部16Gの大きさがG≦0.5μ
mで、かつ、排気孔13Sに連通する空隙19側に連通
する、その幅がW=20〜80μmの広い通気路16S
を有する空気抜き用の積層ブレード16を埋設したゴム
成型品加硫モールド10を得ることができる。なお、本
発明の積層ブレード16の特徴を明確化するため、上記
図3においては、ギャップ部16Gを実際よりもかなり
広く図示している。
【0011】これにより、加硫時には、上記ギャップ部
16Gの幅よりも小さいプラグ材のみが積層ブレード1
6の通気路16S内に取り込まれる。上記通気路16S
の幅は十分広いのでプラグ材は通気路16Sを容易に通
過し、空隙15を介して、外側ケースの排気孔13Sか
らモールド10の外部へと排出されるので、目詰まりを
起こすこともなく、排気効率を向上させることができ
る。また、積層ブレード16のギャップ部16Gはその
幅が0.5μm以下であるので、スピューやリップの発
生も殆どないので、トリミング工程を必要としない。ま
た、上記ギャップ部16Gを通過不可能な大径のプラグ
材は、積層ブレード16表面近傍にプラギングするが、
積層ブレード16は金属板から形成されているので、上
記プラグ材が付着しにくく、したがって、積層ブレード
16に付着したプラグ材は、加硫終了後のタイヤ取り出
し時や、次のタイヤの加硫時に、積層ブレード16表面
から容易に剥離される。すなわち、本発明の空気抜き用
の積層ブレード16においては、上記のようなセルフク
リーニング作用があるため、キャビティー側の開口する
積層ブレード16のギャップ部16Gを常に0.5μm
以下に保つことができる。また、目詰まり発生の低減に
より、モールドの洗浄が容易となるので、洗浄の作業性
及びモールドの稼動効率を大幅に改善することができ
る。
【0012】なお、上記例では、2枚の断面形状がL字
状のブレード16aと、断面形状がT字状のブレード1
6bとを密着させて空気抜き用の積層ブレード16を構
成したが、本発明の積層ブレードはこれに限るものでは
なく、例えば、図4(a),(b)に示すように、上記
断面形状がT字状のブレード16bに代えて、平板状の
ブレード16cを用いてもよい。このブレード16cと
上記断面形状がL字状のブレード16aとの間の空隙を
0.5μm以下に成るように密着させて積層ブレード1
6Aを構成することにより、上記実施の形態と同様の効
果を得ることができる。あるいは、図5(a),(b)
に示すように、門形のブレード16dをその接続片16
mがキャビティー側に露出し、2本の脚部16n、16
nが上記空隙19側に延長するように配置し、上記接続
片16mと上記断面形状がL字状のブレード16aとの
間の空隙を0.5μm以下になるように密着させて積層
ブレード16Bを構成するようにしてもよい。このと
き、図5(c)に示すように、キャビティー内のゴム材
と接触しない2本の脚部16n、16nを石膏モデルで
形成するようにすれば、接続片16mのみを金属板とす
ればよいので、積層ブレード16Bをコストダウンする
ことができる。
【0013】また、上記例では、積層ブレード16,1
6A,16Bのように、3枚のブレードを密着させて積
層ブレードを構成した場合について説明したが、積層ブ
レードを構成するブレードの数はこれに限るものではな
く、図6(a),(b)に示すように、多数枚重ねても
よい。あるいは、図6(c)に示すように、断面形状が
L字状のブレード16aのみを用いて積層ブレードを構
成してもよい。また、ブレードの数は2枚であってもよ
い。なお、排気孔13Sに連通する空隙15側に広い通
気路16Sを確保するためには、平板状のブレード16
cを2枚重ねて密着させるのではなく、少なくとも1枚
は断面形状がL字状のブレード16aを用いる必要があ
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
互いに対向するブレードの少なくとも一方のキャビティ
ー側に、積層方向に突出する突出片を設け、各ブレード
間のキャビティー側の隙間が0.5μm以下になるよう
に密着させた積層ブレードを埋設して、これを空気抜き
用の積層ブレードとすることにより、ブレードの隙間を
を通過するプラグ材の大きさを制限してヒュームのみを
排気することができるとともに、平板状のブレードを単
に密着させた場合に比べて、排気孔に連通する通路の幅
を広くとることができるので、ヒュームが堆積した場合
でも十分に排気することができ、目詰まりを低減するこ
とできる。したがって、スピューやリップの発生の極め
て少ないタイヤを成型することができるだけでなく、洗
浄も容易であるので、製造効率の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ゴム成型品加硫モールドの基本構成を示す図
である。
【図2】 本発明のゴム成型品加硫モールドのセグメン
トを示す図である。
【図3】 本実施の形態に係わる積層ブレードの構成を
示す図である。
【図4】 本発明による積層ブレードの他の構成を示す
図である。
【図5】 本発明による積層ブレードの他の構成を示す
図である。
【図6】 本発明による積層ブレードの他の構成を示す
図である。
【図7】 従来の多孔質エアーベントを用いたゴム成型
品加硫モールドの構成を示す図である。
【図8】 従来の多孔質エアーベントの構成を示す図で
ある。
【図9】 従来の多孔質エアーベントの目詰まり状態を
示す模式図である。
【符号の説明】
10 ゴム成型品加硫モールド、11 セグメント、1
2 開口部、13 外側ケース、13S 排気孔、14
ピース、15 空隙、16,16A,16B 空気抜
き用の積層ブレード、16G ギャップ部、16S 通
気路、16a〜16d ブレード、16m 接続片、1
6n 脚片、16x,16y 突出片、20 フィル
タ、21 真空ポンプ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側が金型のキャビティー内面側に露
    出するように埋設され、他端側が排気孔に連通する空隙
    に延長するブレードを複数枚重ねて成る空気抜き用の積
    層ブレードを備えたゴム成型品加硫モールドであって、
    上記積層ブレードの互いに対向するブレードの少なくと
    も一方のブレードとして、キャビティー側端部に積層方
    向に突出する突出片を有するブレードを用いるととも
    に、各ブレード間のキャビティー側の隙間が0.5μm
    以下になるように密着して成ることを特徴とするゴム成
    型品加硫モールド。
  2. 【請求項2】 上記積層ブレードは、少なくとも1枚の
    断面形状がL字状のブレードを備えたことを特徴とする
    請求項1に記載のゴム成型品加硫モールド。
  3. 【請求項3】 上記積層ブレードは、少なくとも1枚の
    断面形状がT字状のブレードを備えたことを特徴とする
    請求項1に記載のゴム成型品加硫モールド。
  4. 【請求項4】 一端側が金型のキャビティー内面側に露
    出するように埋設され、他端側が排気孔に連通する空隙
    に延長するブレードを複数枚重ねて成る空気抜き用の積
    層ブレードを備えたゴム成型品加硫モールドの製造方法
    であって、上記積層ブレードの互いに対向するブレード
    の、少なくとも一方のキャビティー側端部に積層方向に
    突出する突出片を設けるとともに、上記ブレードを複数
    枚重ねたものをモールドを構成する金属または合金と同
    時に鋳込み、押湯圧力にて、各ブレード間のキャビティ
    ー側の隙間が0.5μm以下になるように上記各ブレー
    ドを密着させて製造したことを特徴とするゴム成型品加
    硫モールドの製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005082591A1 (ja) * 2004-02-27 2005-09-09 Kabushiki Kaisha Bridgestone ブレードの植え込み方法、タイヤ加硫金型及びブレード
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JP2012136017A (ja) * 2010-12-08 2012-07-19 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ加硫用モールド
KR101658312B1 (ko) * 2015-05-14 2016-09-20 금호타이어 주식회사 타이어 가황금형의 벤트 플러그
JP2017530255A (ja) * 2014-07-28 2017-10-12 コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン タイヤ金型のための部品、特にライニングブレードの粉体ベースの付加製造工程

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