JP2003205510A - グリーンシートの積層方法および積層装置 - Google Patents

グリーンシートの積層方法および積層装置

Info

Publication number
JP2003205510A
JP2003205510A JP2002005296A JP2002005296A JP2003205510A JP 2003205510 A JP2003205510 A JP 2003205510A JP 2002005296 A JP2002005296 A JP 2002005296A JP 2002005296 A JP2002005296 A JP 2002005296A JP 2003205510 A JP2003205510 A JP 2003205510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
green sheet
frame
carrier film
suction
green
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002005296A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Fuchi
康雄 渕
Yoshimitsu Hamuro
由光 羽室
Yoshinori Sakamoto
義典 坂本
Naoaki Kawabata
尚明 川畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2002005296A priority Critical patent/JP2003205510A/ja
Publication of JP2003205510A publication Critical patent/JP2003205510A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】グリーンシート同士の層間へのエアーの噛み込
みを少なくし、層間剥がれや内部欠陥の発生を防止でき
る積層方法および積層装置を提供する。 【解決手段】受圧テーブル6上に、キャリアフィルム2
で裏打ちされたグリーンシート3を位置決めし、吸着ヘ
ッド10の吸着面をグリーンシート3に熱圧着し、吸着
ヘッド10を受圧テーブル6から離間させ、キャリアフ
ィルム2を剥離してグリーンシート3のみを吸着面上に
積層する。上記熱圧着および積層を繰り返すことによ
り、吸着面上に複数枚のグリーンシート5を熱圧着積層
する。上記吸着面またはその上に積層されたグリーンシ
ートをキャリアフィルム2上のグリーンシート3に熱圧
着する前に、吸着ヘッド10の周囲に設けられたカット
刃18をグリーンシート3上に密着させ、カット刃18
で囲まれた内側空間をほぼ密閉状態とし、カット刃18
で囲まれた内側空間21の空気を真空引きにより脱気す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミックグリー
ンシートなどのグリーンシートを熱圧着積層するグリー
ンシートの積層方法および積層装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、積層コンデンサなどの積層型電子
部品を製造する方法として、キャリアフィルムに裏打ち
された連続状グリーンシートを、ヒータを内蔵した受圧
テーブル上にシート送り機構により搬送、位置決めし、
このグリーンシートにカット刃とヒータとを持つ吸着ヘ
ッドを近接させ、カット刃によって閉ループをなす切断
線を形成するとともに、吸着ヘッドをグリーンシートに
熱圧着した後、吸着ヘッドを受圧テーブルから離反させ
ることにより、カット刃内にグリーンシートを熱圧着積
層する方法が提案されている(特公平7−79069号
公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、熱圧着時に
グリーンシート同士が面で接着されるので、グリーンシ
ート同士の層間にエアーが噛み込み、エアー溜まりが発
生することがある。このようなエアーが噛み込んだ積層
体を脱脂、焼成して積層コンデンサを製造した場合、層
間剥がれが発生したり、内部に欠陥を持つことになり、
製品不良の大きな原因となっている。
【0004】そこで、本発明の目的は、グリーンシート
同士の層間へのエアーの噛み込みを少なくし、層間剥が
れや内部欠陥の発生を防止できるグリーンシートの積層
方法および積層装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、受圧テーブル上に、キャ
リアフィルムにより裏打ちされたグリーンシートを位置
決めする工程と、吸着面を有する吸着ヘッドと受圧テー
ブルとを近接させ、吸着面または吸着面に保持されたグ
リーンシートをキャリアフィルム上のグリーンシートに
熱圧着する工程と、吸着ヘッドと受圧テーブルとを離間
させ、キャリアフィルムを剥離してグリーンシートを吸
着面上または吸着面上に保持されたグリーンシート上に
積層する工程と、上記熱圧着および積層を繰り返すこと
により、吸着面上に複数枚のグリーンシートを熱圧着積
層する工程とを備え、上記吸着面またはその上に積層さ
れたグリーンシートをキャリアフィルム上のグリーンシ
ートに熱圧着する前に、上記吸着面またはその上に積層
されたグリーンシートと、キャリアフィルム上のグリー
ンシートとの間の空気を真空引きにより脱気する工程を
有することを特徴とするグリーンシートの積層方法を提
供する。
【0006】また、請求項3に記載の発明は、キャリア
フィルムにより裏打ちされたグリーンシートを吸引保持
する手段を有する受圧テーブルと、複数のグリーンシー
トを熱圧着積層するための吸着面を有する吸着ヘッド
と、上記吸着ヘッドの周囲に設けられ、吸着ヘッドがキ
ャリアフィルム上のグリーンシートに圧着する前にグリ
ーンシートに密着して内側空間をほぼ密閉状態とする脱
気枠と、上記脱気枠がキャリアフィルム上のグリーンシ
ートに密着した後、吸着ヘッドがグリーンシートに熱圧
着する前に、脱気枠の内側空間の空気を脱気する真空吸
引手段と、上記受圧テーブルまたは吸着ヘッドの少なく
とも一方に設けられ、グリーンシートを熱圧着のために
加熱するヒータと、上記吸着ヘッドを受圧テーブルに対
して近接、離反させる加圧離反手段とを備えたことを特
徴とするグリーンシートの積層装置を提供する。
【0007】本発明の場合、受圧テーブル上にキャリア
フィルムにより裏打ちされたグリーンシートを位置決め
し、吸着面を有する吸着ヘッドと受圧テーブルとを近接
させ、吸着面または吸着面に保持されたグリーンシート
をキャリアフィルム上のグリーンシートに熱圧着する。
次に、吸着ヘッドと受圧テーブルとを離間させ、キャリ
アフィルムを剥離してグリーンシートを吸着面上に積層
し、上記熱圧着および積層を繰り返すことにより、吸着
面上に複数枚のグリーンシートを熱圧着積層する。熱圧
着の際、グリーンシート同士が面で接着されるので、グ
リーンシートの層間にエアーが噛み込むことがある。し
かし、本発明では熱圧着の前にグリーンシート層間の空
気を真空引きにより脱気するので、グリーンシート層間
が負圧になり、エアーの噛み込み量を少なくすることが
できる。また、たとえエアーが噛み込んでも、エアー中
に含まれる分子の数が減少しているので、常圧に戻した
時にエアー溜まりの体積が著しく小さくなり、層間剥が
れや内部欠陥の発生を防止できる。
【0008】請求項2のように、脱気工程は、吸着ヘッ
ドの周囲に設けられた脱気枠をグリーンシート上に密着
させ、脱気枠で囲まれた内側空間をほぼ密閉状態とする
工程と、脱気枠で囲まれた内側空間の空気を真空引きに
より脱気する工程と、を有するのがよい。吸着ヘッドに
吸着保持されたグリーンシートと、キャリアフィルム上
のグリーンシートとの間の空気を脱気する場合、積層装
置全体を減圧室に入れ、脱気する方法もあるが、容積が
大きいので、脱気効率が悪く、大型の真空ポンプを必要
とする。そこで、上記のように脱気枠をグリーンシート
に密着させてその内側空間をほぼ密閉状態とし、その内
側空間の空気を脱気すれば、グリーンシートの層間付近
の空気のみを脱気するので、脱気容積が小さく、短時間
で効率よく脱気できる。したがって、小型の真空ポンプ
でも短時間に所望の真空度に到達できる。
【0009】請求項4のように、脱気枠を、吸着面の周
囲を取り囲み、内側にグリーンシートを積層する積層枠
としてもよい。この場合には、グリーンシートを積層す
るための積層枠が脱気枠を兼ねるので、部品数が増加せ
ず、積層装置の構造を簡素化できる。
【0010】請求項5のように、脱気枠の内側に、脱気
枠に対して相対的に上下動可能で、吸着面の周囲を取り
囲み、内側にグリーンシートを積層する積層枠を別に設
けてもよい。この場合には、脱気枠の内側に積層枠が配
置され、この積層枠の内側にグリーンシートを積層する
ようになっている。脱気枠は積層枠の外側に配置される
ので、積層されたグリーンシートに邪魔されずに脱気で
き、確実な脱気が可能になる。
【0011】請求項6のように、積層枠の下端に、キャ
リアフィルム上のグリーンシートを閉ループ状にカット
するカット刃を設けてもよい。この場合には、積層枠が
カット刃を兼ねるので、一工程でグリーンシートのカッ
トと積層とを実施でき、工程が簡単になるとともに、グ
リーンシートのずれもない。
【0012】請求項7のように、積層枠の下端に、キャ
リアフィルム上のグリーンシートに密着する弾性体を取
り付けてもよい。グリーンシートの表面に凹凸が存在し
たり、受圧テーブルの受圧面と脱気枠の底面とが平行で
ない場合に、グリーンシートを介して受圧テーブル上に
脱気枠を押し当てても、確実に内部を密閉できないこと
がある。そこで、脱気枠の下端に弾性体を取り付けれ
ば、弾性体がグリーンシート表面の凹凸や傾きに追随し
て隙間を塞ぎ、脱気枠をグリーンシートに強く押し当て
なくても空気漏れを解消できる。そのため、脱気がより
確実になる。弾性体としては、例えばフッ素系ゴムのよ
うに、耐熱性があり、グリーンシートと接着しにくい材
質が好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明にかかるグリーンシ
ートの積層装置の第1実施例を示す。連続体シート1
は、図2に示すように、長尺なキャリアフィルム2の上
に薄層(例えば5μm以下)のセラミックグリーンシー
ト3を連続的にシート成形したものであり、グリーンシ
ート3の表面には所定ピッチ間隔で電極パターン4が印
刷その他の方法によって形成されている。
【0014】連続体シート1はシート送り機構(図示せ
ず)によって印刷面を上向きにして定尺ずつ間欠搬送さ
れ、受圧テーブル6の上に送られる。受圧テーブル6
は、グリーンシート3を熱圧着に適した温度(例えば7
0℃〜150℃)に加熱するためのヒータ7と、連続体
シート1の裏面を吸着保持する複数の吸引穴8とを備え
ており、上記連続体シート1の電極パターン4が形成さ
れた部位を位置決めすることができる。なお、グリーン
シート3上の電極パターン4の位置調整などの必要に応
じて、受圧テーブル6または後述する吸着ヘッド10を
XYθ方向に移動させる機構を設けてもよい。
【0015】受圧テーブル6の上方には、吸着ヘッド1
0が配置されている。吸着ヘッド10は、その上面に突
設したガイド軸11を固定台12に設けたガイドブッシ
ュ13に挿通することにより、上下動自在に支持されて
いる。吸着ヘッド10の上面中央部には、固定台12に
固定されたシリンダ等の加圧離反機構14の可動ロッド
14aが係合する係合部10aが設けられており、吸着
ヘッド10は加圧離反機構14によって上下方向に駆動
され、受圧テーブル6に対して接近・離反可能である。
加圧離反機構14は、熱圧着に適した加圧力、例えば5
〜50MPaでの加圧が可能である。吸着ヘッド10の
内部には、熱圧着時にグリーンシート(積層体5)を熱
圧着に適した温度(例えば70℃〜150℃)に均一に
加熱することができるヒータ15が設けられている。
【0016】この実施例の吸着ヘッド10の下面(吸着
面)10bには、真空吸引装置と接続された複数の吸引
穴16が形成されており、吸着面10bにはグリーンシ
ートの積層体5が吸着保持されている。なお、吸着面1
0bに積層体5を直接吸着するものに限らず、吸着面1
0bに保持基板または保持シートを吸着し、その上に積
層体5を密着保持するものでもよい。保持基板として
は、軟質の樹脂板や硬質の樹脂板でもよいし、金属板で
あってもよい。
【0017】吸着ヘッド10の周囲には、グリーンシー
ト3に閉ループ状の切断線CL(図2参照)を形成する
とともに、吸着面10bに吸着保持された積層体5の外
周面を位置規制するカット刃18が上下動自在に配置さ
れている。カット刃18は、図3に示すカット刃駆動手
段27により上下に駆動される。カット刃駆動手段27
は、カット刃18の外周面に固定された枠状のホルダー
19を備えている。ホルダー19の上面にはガイド軸2
3が突設され、このガイド軸23が吸着ヘッド10の側
面に突設されたブラケット24にガイドブッシュ25を
介して上下動自在にガイドされている。また、ガイドブ
ッシュ25またはブラケット24の下面とホルダー19
の上面との間には、ガイド軸23に挿通された圧縮スプ
リング26が介装されており、圧縮スプリング26のば
ね力によってホルダー19つまりカット刃18は常時下
方へ付勢されている。カット刃18の下限位置は、ガイ
ド軸23の頂部に設けられた頭部25aをガイドブッシ
ュ25またはブラケット24の上面で位置規制すること
で決定される。
【0018】ホルダー19の内部には、図4に示すよう
に周回状の排気通路20が形成されている。排気通路2
0の内側部には、カット刃18の内外に貫通する排気穴
18aと連通する複数の連通穴20aが形成され、排気
通路20は連通穴20aおよび排気穴18aを介してカ
ット刃18の内側空間21(図3参照)に連通してい
る。この実施例では、カット刃18の排気穴18aが、
カット刃18の4辺それぞれに設けられているので、内
側空間21の脱気が瞬時に行われる。上記排気穴18a
より上部のカット刃18の内側面と吸着ヘッド10の外
側面との間にはシール部材17が配置され、カット刃1
8と吸着ヘッド10との間がシールされている。そのた
め、カット刃18が上下動したとき、カット刃18と吸
着ヘッド10との間を介して空気漏れが発生することが
ない。
【0019】排気通路20の外側部には出口部20bが
形成され、出口部20bは配管22を介して真空吸引装
置30と接続されている。この実施例の真空吸引装置3
0は、図5に示すように、2個の電磁式切替バルブ3
1,32と真空ポンプ33と圧空ポンプ34とで構成さ
れ、切替バルブ31,32のON/OFF切替によって
通常、脱気および真空破壊の3状態に切替可能である。
切替バルブ31は、配管22を真空ポンプ33または切
替バルブ32への配管35の何れかとを接続する。切替
バルブ32は、配管35を圧空ポンプ34または大気開
放ポート36の何れかとを接続する。カット前の通常状
態では、切替バルブ31,32は共にOFF状態にあ
り、カット刃18の内側空間21は配管22,35を介
して大気開放されている。カット刃18が受圧テーブル
6上に位置決めされたグリーンシート3を切断したタイ
ミングで、切替バルブ31がON、切替バルブ32がO
FFされ、真空ポンプ33と配管22とを接続する。そ
のため、カット刃18の内側空間21が脱気され、その
真空度が所定値まで上がった後、吸着面10bまたはそ
の上に保持された積層体5がグリーンシート3に圧着す
るまで維持される。つまり、カット刃18の内側空間2
1が所定の真空度に維持された状態で熱圧着される。熱
圧着後、方形グリーンシート3aを積層体5とともにキ
ャリアフィルム2から剥離する前に、切替バルブ31,
32を切り換えて一時的に圧空ポンプ34と配管22と
を接続し、内側空間21にエアーを供給して真空破壊を
行う。その後、再び通常状態に戻して、カット刃18を
キャリアフィルム2から離間させる。なお、本実施例で
は真空破壊を行うために圧空ポンプ34を使用している
が、圧空ポンプ34を省略して配管35を大気に開放す
るだけでもよい。この場合には、切替バルブ32が不要
となる。
【0020】上記実施例では、ホルダー19に設けた排
気通路20を介してカット刃18の内側空間21の空気
を脱気する例について説明したが、ホルダー19を省略
し、カット刃18に設けた排気穴18aに配管22を直
接接続してもよい。ただし、実施例のようにホルダー1
9の排気通路20を介して周囲4辺から内側空間21の
空気を脱気するようにすれば、脱気が速やかに行われ、
所望の真空度に短時間で到達できるとともに、配管22
が1本で済むという利点がある。なお、排気穴18aの
数を増やせば、さらに短時間で所望の真空度に到達でき
ることは勿論である。
【0021】上記実施例では、カット刃駆動手段27と
して、カット刃18を吸着ヘッド10に上下動自在にか
つバネ26を介してフローティング支持し、加圧離反機
構14によって吸着ヘッド10とともにカット刃18を
上下駆動させる例を示したが、カット刃駆動手段27は
上記に限るものではない。例えば、カット刃18を吸着
ヘッド19の外側に上下動自在に取り付け、このカット
刃18を別の駆動源によって吸着ヘッド10に対して上
下駆動させてもよい。別の駆動源としてはシリンダやモ
ータ・ボールネジ機構などを用いることが可能である。
この駆動源は吸着ヘッド10に設けてもよいし、固定台
12などの固定部に設けてもよい。
【0022】次に、上記構成よりなるグリーンシートの
積層装置の動作を、図3および図5を参照しながら説明
する。まず、連続体シート1が受圧テーブル6上に搬送
され、吸引穴8から吸引することで位置決めされる。連
続体シート1のキャリアフィルム2上には連続グリーン
シート3がシート成形され、グリーンシート3の上には
スクリーン印刷等により電極パターン4が所定ピッチ間
隔で形成されている(図2参照)。加圧離反機構14が
作動される前の状態では、切替バルブ31および32は
共にOFF状態(図5の(a)参照)であり、カット刃
18の内側空間21は大気開放されている。
【0023】次に、加圧離反機構14によって吸着ヘッ
ド10を下方へ駆動すると同時に、カット刃18を降下
させる。そして、カット刃18を先に連続グリーンシー
ト3に押し当て、グリーンシート3に閉ループ状の切断
線CLを形成する(図3の(a)参照)。カット刃18
による切断と同時に切替バルブ31がON、切替バルブ
32がOFFされ、真空ポンプ33と配管22とが接続
され、カット刃18の内側空間21の空気が脱気される
(図5の(b)参照)。特に、カット刃18がキャリア
フィルム2に押しつけられるので、カット刃18で囲ま
れた内側空間21がほぼ密閉状態となり、この空間の空
気を脱気することにより、瞬時に所定の真空度まで上昇
する。真空度としては、絶対圧力で1〜20KPa程度
とするのがよい。例えば、絶対圧力を10KPa(ゲー
ジ圧−90KPa程度)とした場合には、常圧時のエア
ー溜まりの体積を1/10とすることができる。
【0024】真空度が所定値まで上がった後、吸着ヘッ
ド10の吸着面10bまたはその上に積層されたグリー
ンシート5を切断された方形グリーンシート3aに熱圧
着させる(図3の(b)参照)。吸着面10bと方形グ
リーンシート3aは、共にヒータ15,7によって加熱
されているので、グリーンシートに含まれるバインダが
溶融して吸着面10bまたはその上に積層されたグリー
ンシート5に接着される。なお、吸着ヘッド10の熱圧
着時にカット刃18がキャリアフィルム2を切断しない
ように、カット刃18は吸着ヘッド10に対して相対的
に上方へ移動する。上記のようにカット刃18の内側空
間21を所定の真空度に減圧した状態で熱圧着を行うの
で、グリーンシート層間へのエアーの噛み込みが抑制さ
れる。また、たとえエアーが噛み込んでも、エアー中に
含まれる分子の数が減少しているので、常圧に戻した時
にエアー溜まりの体積が小さくなり、層間剥がれや内部
欠陥の発生を防止できる。
【0025】熱圧着後、吸着ヘッド10を上昇させる前
に、切替バルブ31をOFF、切替バルブ32をON
し、圧空ポンプ34と配管22とを接続して内側空間2
1の真空破壊を行なう(図5の(c)参照)。真空破壊
によって、剥離時のキャリアフィルム2のめくれ上がり
が防止される。この時、切替バルブ32を先にONして
おけば、配管35内にエアーが既に供給された状態であ
るので、切替バルブ31をOFFさせると同時にエアー
が内側空間21へ供給され、速やかに真空破壊できる。
なお、真空破壊は一時的なものであり、真空破壊後、切
替バルブ32をOFFし、通常状態(図5の(a)参
照)に戻せばよい。
【0026】吸着ヘッド10を上昇させると、方形グリ
ーンシート3aはキャリアフィルム2に比べて吸着面1
0bまたはその上に積層されたグリーンシート5との接
着力の方が強いので、方形グリーンシート3aはキャリ
アフィルム2から剥離されて吸着ヘッド10側に乗り移
る(図3の(c)参照)。グリーンシート3aをキャリ
アフィルム2から剥離しやすくするため、キャリアフィ
ルム2の表面に予め離型処理を施してもよい。吸着ヘッ
ド10がキャリアフィルム2から離れた後、カット刃1
8もキャリアフィルム2から離れる。
【0027】上記の切断、熱圧着、剥離を繰り返すこと
で、複数の方形グリーンシートがカット刃18で囲まれ
た吸着面10b上に積層され、積層体5となる。積層体
5の内部にはエアー溜まりが殆ど存在しないので、良質
の積層体5を得ることができる。その後、積層体5をさ
らに圧縮し、チップカット、脱脂・焼成、外部電極形成
を行うことによって積層電子部品が完成する。
【0028】図6は本発明にかかる積層装置の第2実施
例を示す。この実施例では、カット刃18に代えて積層
枠40を用いたものであり、図1と同一部分には同一符
号を付して重複説明を省略する。図6では、積層枠40
を上下方向に駆動する駆動手段および積層枠40の内側
空間の空気を脱気する真空吸引手段30について、図示
を省略した。この実施例では、カット刃を持つカットヘ
ッド(図示せず)によってキャリアフィルム2上に形成
されたグリーンシート3に閉ループ状の切断線を形成し
た後、積層枠40を持つ吸着ヘッド10によって、切断
されたグリーンシートに熱圧着させるものである。つま
り、切断工程と、熱圧着・積層工程とを別個の装置で行
うものである。熱圧着および積層の動作については、第
1実施例と同様である。すなわち、吸着ヘッド10がグ
リーンシートに熱圧着する前に積層枠40を切断された
グリーンシート3aの外側の領域に圧着し、積層枠40
の内側空間をほぼ密閉状態とした後、真空吸引装置40
により積層枠40の排気穴41を介してその内側空間の
空気を脱気することによって、グリーンシート層間のエ
アーの噛み込みを無くすことができる。そして、グリー
ンシート3aを積層枠40の内側に積層することができ
る。
【0029】図7は本発明にかかる積層装置の第3実施
例を示す。この実施例は、第2実施例と同じく積層枠4
0を用いるとともに、積層枠40の下端に密閉度を高め
るための環状の弾性体42を取り付けたものである。こ
の場合には、積層枠40をキャリアフィルム上のグリー
ンシート2に圧接した時に弾性体42が密着するため、
積層枠40をグリーンシート3に強く押し当てなくても
内側空間を簡単に密閉できる。弾性体42は、例えばフ
ッ素系ゴムのように、耐熱性があり、グリーンシート3
と接着しにくい(剥離しやすい)材質が好ましい。
【0030】図8は本発明にかかる積層装置の第4実施
例を示す。この実施例は、第1実施例におけるカット刃
18の外側に、シール材43を介して脱気枠44を上下
動可能に取り付け、この脱気枠44をグリーンシートま
たはキャリアフィルム上に密着させた状態で、脱気枠4
4に設けた排気穴45から真空吸引を行うことで、脱気
枠44の内側空間46の空気を脱気するようにしたもの
である。この場合には、カット刃18に排気穴18aを
設ける必要はない。図3に示すように、カット刃18に
排気穴18aを設けた場合、カット刃18の内周面とグ
リーンシート5の外周面との隙間が狭いので、通気面積
を確保しにくく、内側空間21の脱気に時間がかかるこ
とがある。これに対し、第4実施例のように、カット刃
18の外側に脱気枠44を別に設けると、通気面積を確
保しやすく、排気穴45から簡単に内側空間46の空気
を脱気できるという利点がある。脱気枠44の下端に図
7と同様な弾性体を取り付けてもよい。なお、脱気枠4
4の大きさは、図2に示す切断線CLで囲まれた領域よ
り大きくなるが、隣の切断線CLにかからない大きさと
するのがよい。その理由は、脱気枠44の押圧跡が次に
積層されるグリーンシート3上に残らないようにするた
めである。
【0031】図8では、カット刃18と脱気枠44との
間の空気漏れをなくすためにシール材43を設けたが、
当然ながらカット刃18と吸着ヘッド10との間にもシ
ール材17(図3参照)を設けるのが望ましい。また、
カット刃18と脱気枠44との間、およびカット刃18
と吸着ヘッド10との間にそれぞれシール材を介在させ
る方法に代えて、例えば吸着ヘッド10と脱気枠44と
の間を膜状のシール材で覆ってもよい。
【0032】図9は本発明にかかる積層装置の第5実施
例を示す。この実施例は、第4実施例におけるカット刃
18に代えて積層枠40を用いたものである。図8と同
一部分には同一符号を付して説明を省略する。この場合
も、第2実施例(図6参照)に比べて脱気のための通路
面積を確保しやすく、脱気枠44に設けた排気穴45か
ら簡単に内側空間46の空気を脱気できるという利点が
ある。
【0033】上記実施例では、カット刃18、積層枠4
0または脱気枠44をグリーンシートに圧接させ、その
内側空間をほぼ密閉状態とした上で脱気するようにした
が、積層装置全体を減圧室に入れ、その中で熱圧着・積
層を実施してもよい。上記実施例では、受圧テーブル6
および吸着ヘッド10の双方にグリーンシートの熱圧着
のためのヒータ7,15を設けたが、ヒータをいずれか
一方にのみ設けても良い。
【0034】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
にかかる発明によれば、吸着面を有する吸着ヘッドを受
圧テーブルに近接させ、吸着面またはその上に保持され
たグリーンシートをキャリアフィルム上のグリーンシー
トに熱圧着し、積層するグリーンシートの積層方法にお
いて、熱圧着の前にグリーンシート層間の空気を真空引
きにより脱気するので、グリーンシート層間が負圧にな
り、エアーの噛み込み量を少なくすることができ、グリ
ーンシート層間にエアー溜まりが発生することが少な
い。また、たとえエアーが噛み込んでも、エアー中に含
まれる分子の数が減少しているので、常圧に戻した時に
エアー溜まりの体積が著しく小さくなり、層間剥がれや
内部欠陥の発生を防止できる。
【0035】また、請求項3にかかる発明によれば、脱
気枠を用いてグリーンシート層間の空間をほぼ密閉し、
この密閉された空間の空気を脱気するので、短時間にグ
リーンシート層間の空気を脱気できる。そのため、脱気
に要する時間を短縮でき、生産効率を低下させずにエア
ーの噛み込みを少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグリーンシートの積層装置の第1
実施例の全体図である。
【図2】連続体シートの一例の平面図である。
【図3】図1における要部の動作を示す拡大図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】真空吸引装置の各動作説明図である。
【図6】本発明に係るグリーンシートの積層装置の第2
実施例の概略図である。
【図7】本発明に係るグリーンシートの積層装置の第3
実施例の概略図である。
【図8】本発明に係るグリーンシートの積層装置の第4
実施例の概略図である。
【図9】本発明に係るグリーンシートの積層装置の第5
実施例の概略図である。
【符号の説明】
1 連続体シート 2 キャリアフィルム 3 連続グリーンシート 4 電極パターン 5 積層体 6 受圧テーブル 7 ヒータ 10 吸着ヘッド 15 ヒータ 18 カット刃 19 ホルダー 20 排気通路 30 真空吸引手段 33 真空ポンプ 40 積層枠 42 弾性体 44 脱気枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 義典 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 川畑 尚明 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 4G055 AA08 AC09 BA22 BB05 5E082 AA01 BB01 BB07 BC32 BC38 FF05 FG04 FG06 FG26 FG46 MM13 MM15 MM21 MM22 MM23 MM24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受圧テーブル上に、キャリアフィルムによ
    り裏打ちされたグリーンシートを位置決めする工程と、
    吸着面を有する吸着ヘッドと受圧テーブルとを近接さ
    せ、吸着面または吸着面に保持されたグリーンシートを
    キャリアフィルム上のグリーンシートに熱圧着する工程
    と、吸着ヘッドと受圧テーブルとを離間させ、キャリア
    フィルムを剥離してグリーンシートを吸着面上または吸
    着面上に保持されたグリーンシート上に積層する工程
    と、上記熱圧着および積層を繰り返すことにより、吸着
    面上に複数枚のグリーンシートを熱圧着積層する工程と
    を備え、上記吸着面またはその上に積層されたグリーン
    シートをキャリアフィルム上のグリーンシートに熱圧着
    する前に、上記吸着面またはその上に積層されたグリー
    ンシートと、キャリアフィルム上のグリーンシートとの
    間の空気を真空引きにより脱気する工程を有することを
    特徴とするグリーンシートの積層方法。
  2. 【請求項2】上記脱気工程は、上記吸着ヘッドの周囲に
    設けられた脱気枠をグリーンシート上に密着させ、上記
    脱気枠で囲まれた内側空間をほぼ密閉状態とする工程
    と、上記脱気枠で囲まれた内側空間の空気を真空引きに
    より脱気する工程と、を有する請求項1に記載のグリー
    ンシートの積層方法。
  3. 【請求項3】キャリアフィルムにより裏打ちされたグリ
    ーンシートを吸引保持する手段を有する受圧テーブル
    と、複数のグリーンシートを熱圧着積層するための吸着
    面を有する吸着ヘッドと、上記吸着ヘッドの周囲に設け
    られ、吸着ヘッドがキャリアフィルム上のグリーンシー
    トに圧着する前にグリーンシートに密着して内側空間を
    ほぼ密閉状態とする脱気枠と、上記脱気枠がキャリアフ
    ィルム上のグリーンシートに密着した後、吸着ヘッドが
    グリーンシートに熱圧着する前に、脱気枠の内側空間の
    空気を脱気する真空吸引手段と、上記受圧テーブルまた
    は吸着ヘッドの少なくとも一方に設けられ、グリーンシ
    ートを熱圧着のために加熱するヒータと、上記吸着ヘッ
    ドを受圧テーブルに対して近接、離反させる加圧離反手
    段とを備えたことを特徴とするグリーンシートの積層装
    置。
  4. 【請求項4】上記脱気枠は、上記吸着面の周囲を取り囲
    み、内側にグリーンシートを積層する積層枠であること
    を特徴とする請求項3に記載のグリーンシートの積層装
    置。
  5. 【請求項5】上記脱気枠の内側に、上記脱気枠に対して
    相対的に上下動可能で、吸着面の周囲を取り囲み、内側
    にグリーンシートを積層する積層枠が別に設けられてい
    ることを特徴とする請求項3に記載のグリーンシートの
    積層装置。
  6. 【請求項6】上記積層枠の下端に、キャリアフィルム上
    のグリーンシートを閉ループ状にカットするカット刃が
    設けられていることを特徴とする請求項4または5に記
    載のグリーンシートの積層装置。
  7. 【請求項7】上記脱気枠の下端に、キャリアフィルム上
    のグリーンシートに密着する弾性体が取り付けられてい
    ることを特徴とする請求項3ないし6のいずれかに記載
    のグリーンシートの積層装置。
JP2002005296A 2002-01-11 2002-01-11 グリーンシートの積層方法および積層装置 Pending JP2003205510A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002005296A JP2003205510A (ja) 2002-01-11 2002-01-11 グリーンシートの積層方法および積層装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002005296A JP2003205510A (ja) 2002-01-11 2002-01-11 グリーンシートの積層方法および積層装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003205510A true JP2003205510A (ja) 2003-07-22

Family

ID=27644382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002005296A Pending JP2003205510A (ja) 2002-01-11 2002-01-11 グリーンシートの積層方法および積層装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003205510A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006272846A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Tdk Corp セラミックグリーンシートの積層装置及び積層方法
JP2007149883A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Howa Mach Ltd シート積層体の製造方法、およびシート積層体の製造装置
JP2009277799A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Tdk Corp 積層電子部品の製造方法
US7882997B2 (en) * 2004-07-15 2011-02-08 Pac Tech-Packaging Technologies Gmbh Method and device for mutual contacting of two wafers
WO2017130997A1 (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 コニカミノルタ株式会社 光学素子の製造方法
JP2020043250A (ja) * 2018-09-12 2020-03-19 太陽誘電株式会社 積層セラミック電子部品の製造方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7882997B2 (en) * 2004-07-15 2011-02-08 Pac Tech-Packaging Technologies Gmbh Method and device for mutual contacting of two wafers
JP2006272846A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Tdk Corp セラミックグリーンシートの積層装置及び積層方法
US7665499B2 (en) 2005-03-30 2010-02-23 Tdk Corporation Laminating apparatus for ceramic green sheet and laminating method for same
JP4525421B2 (ja) * 2005-03-30 2010-08-18 Tdk株式会社 セラミックグリーンシートの積層装置及び積層方法
JP2007149883A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Howa Mach Ltd シート積層体の製造方法、およびシート積層体の製造装置
JP2009277799A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Tdk Corp 積層電子部品の製造方法
WO2017130997A1 (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 コニカミノルタ株式会社 光学素子の製造方法
JP2020043250A (ja) * 2018-09-12 2020-03-19 太陽誘電株式会社 積層セラミック電子部品の製造方法
JP7213644B2 (ja) 2018-09-12 2023-01-27 太陽誘電株式会社 積層セラミック電子部品の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4781802B2 (ja) サポートプレートの貼り合わせ手段及び貼り合わせ装置、並びにサポートプレートの貼り合わせ方法
TW201210813A (en) Laminating apparatus
KR20140051784A (ko) 반도체 웨이퍼의 마운트 방법 및 반도체 웨이퍼의 마운트 장치
JP2008238607A (ja) 薄膜式ラミネート装置及び薄膜式ラミネート積層方法
JP5283242B2 (ja) 積層方法および積層装置
WO2015166889A1 (ja) 熱成形装置
JP2003205510A (ja) グリーンシートの積層方法および積層装置
JP2006047575A5 (ja)
TWI795734B (zh) 壓膜機
JPH03297117A (ja) セラミックグリーンシートの積層方法および装置
JP5795523B2 (ja) 成形方法
JP6354441B2 (ja) 合わせガラスの製造方法
KR20210152954A (ko) 점착 시트 첩부 방법, 점착 시트 첩부 장치, 및 반도체 제품의 제조 방법
JP2004273934A (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JP3733880B2 (ja) フィルム貼付装置
JP3417376B2 (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法および製造装置
JP5797863B1 (ja) 接合部材製造装置及び接合部材の製造方法
JP3631511B2 (ja) 加圧成形体製造装置
TW202236495A (zh) 工件與片材的一體化方法、工件與片材的一體化裝置及半導體製品的製造方法
JP6936158B2 (ja) 圧着積層体の製造方法及び圧着積層体の製造装置
TWI789571B (zh) 貼膜機及貼膜方法
JP3697600B2 (ja) 真空積層装置および真空積層方法
CN209747458U (zh) 贴膜机构
JP2024022853A (ja) ワーク処理方法およびワーク処理装置
JPS6337922A (ja) 熱圧着方法