JP2003204370A - バス解析装置および信号入力デバイス - Google Patents

バス解析装置および信号入力デバイス

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JP2003204370A
JP2003204370A JP2002001906A JP2002001906A JP2003204370A JP 2003204370 A JP2003204370 A JP 2003204370A JP 2002001906 A JP2002001906 A JP 2002001906A JP 2002001906 A JP2002001906 A JP 2002001906A JP 2003204370 A JP2003204370 A JP 2003204370A
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JP
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bus
signal
input
analysis device
signal input
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JP2002001906A
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Akira Matsui
章 松井
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスシステムや信号接続経路および信号波形
に影響を与えることなく、IEEE1394シリアルバ
ス上の信号を解析することが可能なバス解析装置の実現
を課題とする。 【解決手段】 物理層11の信号入力部分に高入力イン
ピーダンスのハイインピーダンス入力デバイス16を設
けることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バス解析装置およ
び信号入力デバイスに関し、特にIEEE1394で規
定されるシリアルバス上の信号を解析するバス解析装置
およびこのバス解析装置での信号入力部分となる信号入
力デバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】1995年にIEEE(米国電気電子学
会)は高速のシリアル・インターフェースの規格として
IEEE1394を正式仕様に採択した。このIEEE
1394システムは、動画像、静止画像、音声および文
字データなどのマルチメディア情報をコンピュータ、周
辺機器、あるいはデジタルビデオカメラなどの一般AV
機器間で高速シリアルに通信するためのプロトコルであ
る。IEEE1394システムでの転送速度は100M
bps、200Mbps、400Mbpsの3種類があ
る。電源線を含む6芯ケーブルを用いノードとなる機器
を最大63台接続でき、ノード間のケーブル長は最大
4.5m、最も離れたノード間の距離は72mである。
IEEE1394規格では、同期通信としてアイソクロ
ナス通信(Isochronous data transfer )が、非同期通
信としてアシンクロナス通信(Asynchronous data tran
sfer)が定義されている。
【0003】ところで、従来のIEEE1394シリア
ルバス上の信号を解析する場合に用いられるバス解析装
置は、必ず複数のポートを有し、バスシステム上でノー
ドの一つとして扱われている。図4は従来のIEEE1
394バス解析装置の構成を示すブロック図である。図
4において、符号10はバス解析装置、符号11は物理
層、符号12はリンク層、符号13はバス解析装置制御
部、符号14は表示および信号入出力部、符号15−1
〜15−3は測定ポートである。
【0004】ここで、物理層11はIEEE1394バ
スの信号をドライブする回路であり、リンク層12は物
理層11とバス解析装置制御部13のCPUとのインタ
フェースの機能を持つ。バス解析装置制御部13はバス
解析装置全体の制御を行うと共にIEEE1394バス
を制御する。表示および信号入出力部14は信号の入出
力や解析結果の表示などを行う。測定ポート15−1〜
15−3はIEEE1394の正規ポートと同じもので
あり、この測定ポート15−1〜15−3を介してバス
解析装置はバスシステム上でノードの一つとして接続さ
れたうえで測定を実行する。したがって、バス解析装置
を挿入することによって、被測定バスを含むシステムで
は接続ノード数が必ず1つ増えることになり、本来、測
定すべきバスの状態とは異なったものになってしまうと
いう問題がある。さらに、バス解析装置を挿入すること
で接続経路が変わり、信号の伝達時間やタイミングが変
化してしまい、被測定システムに影響を与えることにな
るという問題も生まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来の
バス解析装置は測定にあたってバスシステム上にノード
の一つとして挿入されるので、接続ノード数が1つ増
え、システムが、本来測定すべきバスの状態とは異なっ
たものになり、さらに、信号接続経路が変わり、信号の
伝達時間やタイミングが変化してしまうという問題があ
った。本発明は比較的簡単な方法でこの問題を解決し
て、バスシステムや信号接続経路および信号波形に影響
を与えることなく、IEEE1394シリアルバス上の
信号を解析することが可能なバス解析装置と、このよう
なバス解析装置での信号に用いられる信号入力デバイス
の実現を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明は、物理層、リンク層、制御部、信号表示
部、信号入出力部を有し、この物理層に接続される被測
定バス上の信号を解析するバス解析装置において、前記
物理層の信号入力部分に高入力インピーダンスの信号入
力デバイスを具備することを特徴とする。これにより、
バスシステムや信号接続経路および信号波形に影響を与
えることなく、シリアルバス上の信号を解析することが
可能なバス解析装置を実現することができる。
【0007】また、被測定バス上の信号を解析するバス
解析装置の信号入力部分の物理層に用いられる信号入力
デバイスにおいて、1対または2対の入力端子を有し、
その入力端子の入力インピーダンスが、高入力インピー
ダンス、低容量であることを特徴とする。これにより、
バス解析装置の信号入力に用いられ、バスシステムや信
号接続経路および信号波形に影響を与えることなく、シ
リアルバス上の信号を入力することが可能な信号入力デ
バイスを実現することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるバス解析装
置および信号入力デバイスを添付図面を参照にして詳細
に説明する。
【0009】図1に、本発明のIEEE1394バス解
析装置の一実施の形態のブロック図を示す。図1におい
て、符号10はバス解析装置、符号11は物理層、符号
12はリンク層、符号13はバス解析制御部、符号14
は表示および信号入出力部、符号15−1、15−2は
測定ポート、符号16はハイインピーダンス入力デバイ
スである。
【0010】ここで、物理層11はIEEE1394バ
ス上の信号を受信する回路であり、リンク層12は物理
層11とバス解析装置制御部のCPUとのインタフェー
スの機能を持つ。バス解析装置制御部13はバス解析装
置全体の制御、測定データの解析処理を行う。表示およ
び信号入出力部14は信号の入出力や解析結果の表示な
どを行う。また、測定ポート15−1、15−2は、入
出力スルーの中継ポートであって、被測定バスである他
のノードのIEEE1394の正規ポート間に接続さ
れ、被測定バスの4本の信号線を単純に中継しているも
のとする。さらに物理層11の入力部分には、ハイイン
ピーダンス入力デバイス16が設けられていて、中継バ
スの信号に影響を与えないような高入力インピーダンス
で、かつ、低容量で信号を取り込めるようになってい
る。これにより、本実施の形態のバス解析装置は、その
測定ポート15−1、15−2で被測定バスを中継する
ことで、システムや信号接続経路に影響を与えることな
く、さらに信号波形にも大きな影響を及ぼすことなく、
IEEE1394シリアルバスの信号線上の信号を解析
することができる。
【0011】図2に、本発明のバス解析装置の他の実施
の形態のブロック図を示す。図2において、バス解析装
置10、物理層11、リンク層12、バス解析制御部1
3、表示および信号入出力部14、ハイインピーダンス
入力デバイス16は図1と同様のものである。符号17
はプローブである。本実施の形態では、このプローブ1
7を被測定バスの信号線へ直接接続して、ハイインピー
ダンス入力デバイス16を介して信号線上の信号波形を
取り込む。これにより、本実施の形態のバス解析装置
は、プローブ17を直接被測定バスに接続することによ
り、バスシステムや信号接続経路に影響を与えることな
く、さらに信号波形にも大きな影響を及ぼすことなく、
IEEE1394シリアルバスの信号線上の信号を解析
することができる。
【0012】以上の説明は、バス解析装置について行っ
たが、これらのバス解析装置の物理層11の信号入力部
に用いられるハイインピーダンス入力デバイス16も、
本発明の対象とするものである。すなわち、バス解析装
置に1対の入力端子を有するもの2個または2対の入力
端子を有するもの1個が用いられる信号入力デバイスで
あって、その入力端子の入力インピーダンスが、高入力
インピーダンス、低容量であって、被測定バス上の信号
に影響を与えず信号入力を実現することができるデバイ
スを本発明の対象とする。
【0013】低容量、高入力インピーダンスを実現する
ために、例えば、入力バッファとして図3に示すよう
に、高速オペアンプAの電圧フォロア回路を用いるなど
の方法がある。この回路は接地抵抗Rが無限大で帰還抵
抗が0の正相増幅回路である。入力電流i1がほぼ0な
ので、入力電圧viを入力電流i1で割った入力インピ
ーダンスは極めて高くなる。これにより、バスシステム
や信号接続経路および信号波形に影響を与えることな
く、シリアルバス上の信号を入力することが可能な、バ
ス解析装置用の信号入力デバイスを実現することができ
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
発明は、バス解析装置において、物理層の信号入力部分
に高入力インピーダンスの信号入力デバイスを設けるこ
とを特徴とする。これにより、比較的簡単な方法で、バ
スシステムや信号接続経路および信号波形に影響を与え
ることなく、シリアルバス上の信号を解析することが可
能なバス解析装置を実現することができる。
【0015】本発明の請求項2の発明は、物理層と被測
定バスとの接続に被測定バスを中継する中継ポートを用
いることを特徴とする。これにより、被測定バスを中継
ポートに接続することで、システムや信号接続経路に影
響を与えることなく、かつ、信号波形にも大きな影響を
及ぼすことなく、IEEE1394シリアルバスの信号
線上の信号を容易に解析することができる。
【0016】本発明の請求項3の発明は、物理層と被測
定バスとの接続に接続用プローブを用いることを特徴と
する。これにより、プローブを直接被測定バスに接続し
て、バスシステムや信号接続経路に影響を与えることな
く、さらに信号波形にも大きな影響を及ぼすことなく、
IEEE1394シリアルバスの信号線上の信号を容易
に解析することができる。
【0017】本発明の請求項4の発明は、被測定バス上
の信号を解析するバス解析装置の信号入力部分に用いら
れる信号入力デバイスにおいて、1対または2対の入力
端子を有し、その入力端子の入力インピーダンスが、高
入力インピーダンス、低容量であって、被測定バス上の
信号に影響を与えず信号入力を実現することを特徴とす
る。これにより、バスシステムや信号接続経路および信
号波形に影響を与えることなく、シリアルバス上の信号
を入力することが可能な、バス解析装置用の信号入力デ
バイスを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバス解析装置の一実施の形態のブロッ
ク図。
【図2】本発明のバス解析装置の他の実施の形態のブロ
ック図。
【図3】オペアンプ電圧フォロアの回路図。
【図4】従来のバス解析装置のブロック図。
【符号の説明】
10…バス解析装置、11…物理層、12…リンク層、
13…バス解析制御部、14…表示および信号入出力
部、15−1〜15−3…ポート、16…ハイインピー
ダンス入力デバイス、17…プローブ、A…高速オペア
ンプ、R…接地抵抗。
フロントページの続き Fターム(参考) 2G036 AA00 AA28 BA46 CA10 2G132 AA20 AB02 AD00 AD02 AE08 AE16 AE25 AH00 AL00 AL11 5K033 AA05 BA08 CB15 DA13 DB20 EA02 5K035 AA03 AA06 CC08 EE04 GG14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物理層、リンク層、制御部、信号表示
    部、信号入出力部を有し、この物理層に接続される被測
    定バス上の信号を解析するバス解析装置において、 前記物理層の信号入力部分に高入力インピーダンスの信
    号入力デバイスを具備することを特徴とするバス解析装
    置。
  2. 【請求項2】 前記物理層と前記被測定バスとの接続に
    前記被測定バスを中継する中継ポートを用いることを特
    徴とする請求項1に記載のバス解析装置。
  3. 【請求項3】 前記物理層と前記被測定バスとの接続に
    接続用プローブを用いることを特徴とする請求項1に記
    載のバス解析装置。
  4. 【請求項4】 被測定バス上の信号を解析するバス解析
    装置の信号入力部分に用いられる信号入力デバイスにお
    いて、 1対または2対の入力端子を有し、その入力端子の入力
    インピーダンスが、高入力インピーダンス、低容量であ
    って、前記被測定バス上の信号に影響を与えず信号入力
    を実現することを特徴とする信号入力デバイス。
JP2002001906A 2002-01-09 2002-01-09 バス解析装置および信号入力デバイス Abandoned JP2003204370A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007199062A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Agilent Technol Inc リジェネレータプローブ
JP2010258877A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Yazaki Corp 車載通信装置

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Effective date: 20041201