JP2003202146A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2003202146A
JP2003202146A JP2002003305A JP2002003305A JP2003202146A JP 2003202146 A JP2003202146 A JP 2003202146A JP 2002003305 A JP2002003305 A JP 2002003305A JP 2002003305 A JP2002003305 A JP 2002003305A JP 2003202146 A JP2003202146 A JP 2003202146A
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temperature sensor
temperature
oil
compressor
outdoor unit
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Application number
JP2002003305A
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English (en)
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Junji Matsue
準治 松栄
Yoshiro Goto
善郎 後藤
Kazunobu Okawa
和伸 大川
Ryota Hirata
亮太 平田
Ryoichi Sukena
亮一 助名
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25B2700/21Temperatures
    • F25B2700/2105Oil temperatures

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オイルセパレータに設けられた油面計の異常
を検出し、複数台の室外ユニットが接続された室外ユニ
ット同士の冷凍機油の偏りを防止したことを特徴とする
空気調和装置を提供することにある。 【解決手段】 図示はしていないが、バイパス弁やリキ
ッド弁の開度調節、あるいは圧縮機11aの運転能力を
可変させて、圧縮機11aからの吐出温度を変化させ、
キャピラリチューブ72、74aの下流に設けた温度セ
ンサ101、102の温度変化を検出することにより、
温度センサ101、102の所定位置からの脱落や、キ
ャピラリチューブ72、74aの詰まりによる油面計の
異常を検出することが可能となる。また、この油面計の
異常検出により、正常な油面計で冷凍機油の保有量を測
定できるため、室外ユニット同士での冷凍機油の偏りを
も防止することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】複数台の室外ユニットを1系
統の冷媒配管に接続して運転する空気調和装置の冷凍機
油量を測定するセンサのセンサ異常の検出手段に関す
る。
【0002】
【従来の技術】これまで、圧縮機から延びる吐出管の先
にオイルセパレータを備え、このオイルセパレータの胴
部の異なる高さ位置と、圧縮機の吸込管とに連通し、途
中に流路抵抗器と、その流路抵抗器の下流側に温度セン
サとを設けた複数本の冷媒配管から構成される油面計を
設け、この油面計を構成するそれぞれの前記冷媒配管へ
オイルセパレータから前記吸込管へガス冷媒あるいは、
冷凍機油を流通させ、前記流路抵抗器を通過して減圧さ
れた温度を前記温度センサで検出することにより、オイ
ルセパレータ内に保有される冷凍機油の量を推定してい
たが、前記流路抵抗器の詰まりや、温度センサの脱落な
どの異常に対する検出は行なわれていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記油面計は、それぞ
れの室外ユニット内の冷凍機油の保有量を測定する計測
器で、1冷媒系統に複数台の室外ユニットを接続して運
転する空気調和装置を安全に運転するために重要な機器
である。この油面計が故障すると冷凍機油の保有量を測
定出来なくなるばかりで無く、前記室外ユニット同士で
の冷凍機油保有量の偏りを検知して適正な油量に補正す
る制御が行なえ無くなり、冷凍機油不足により室外ユニ
ットに大きなダメージを与える危険性があるため、この
油面計を構成する前記流路抵抗器と温度センサとの異常
を検出して、冷凍機油制御を確実に行うことが前記危険
性防止に不可欠である。
【0004】このため、本発明の目的は、前記油面計の
異常を検出し、各室外ユニットでの冷凍機油の保有量を
確保するとともに、室外ユニット同士の冷凍機油の偏り
を防止したことを特徴とする空気調和装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、圧縮機の吐出管に接続された高圧容器からなるオイ
ルセパレータの胴部の異なる高さ位置にそれぞれ管を接
続し、これら管の途中に流路抵抗器を設け、この流路抵
抗器の下流側に温度センサを設けて構成した油面計と、
前記圧縮機に設けた吐出温度センサをとを室外ユニット
に内蔵して備え、前記油面計に取り付けた前記温度セン
サ等の検出温度により、前記オイルセパレータ内に保有
する冷凍機油量を検出する検出手段を備えた空気調和装
置において、前記圧縮機に設けた吐出温度センサの温度
信号と、前記流路抵抗器の下流に設けた前記温度センサ
で検出される温度信号とにより、前記油面計の前記流路
抵抗器の詰まり、あるいは、前記流路抵抗器の下流に設
けた前記温度センサの異常を検出する検出手段を備えた
ことを特徴とするものである。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のものにおいて、前記圧縮機の能力変化、あるいは、バ
イパス弁やリキッド弁などの制御弁の開度調節の少なく
ともいずれかにより、前記圧縮機からの吐出温度を変化
させて、前記流路抵抗器に設けた温度センサの温度信号
を変化させ、この温度センサの一定時間内での温度信号
の変化量、あるいは、この温度センサからの温度信号の
変化を複数回確認することの少なくともいずれかにより
行なう検出手段としたことを特徴とするものである。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載のものにおいて、前記検出手段を、運転してい
る前記室外ユニットが一定時間経過後で、かつ、前記圧
縮機からの吐出温度が、ほぼ一定となって安定している
時に行なうことを特徴とするものである。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
に記載のものにおいて、前記検出手段により、前記油面
計の前記流路抵抗器の詰まり、あるいは、前記油面計に
設けた前記温度センサの異常を検出した場合、この異常
状態を報知するとともに、前記室外ユニットを緊急停止
させることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施形態について
図1から図3を参照して説明する。
【0010】図1は、複数台の室外ユニットと複数台の
室内ユニットとを1系統の冷媒配管で接続して運転を行
う、いわゆるマルチ型の空気調和装置の冷媒回路を示し
た概略図で、まず、室外ユニット1aは、主にアキュー
ムレータ10aと、ガスエンジンなどの内燃機関の駆動
力により駆動される圧縮機11aと、冷凍機油と冷媒を
分離するオイルセパレータ12aと、四方弁13aと、
室外熱交換器14aと、室外電動弁15aと、チャッキ
弁18aと、バイパス弁26aと、リキッド弁27aと
が冷媒配管で接続され、室外熱交換器14aでの熱交換
を行わせる室外送風機17aも含めて内蔵されている。
また、室外ユニット1bは、上記室外ユニット1aと同
じであるため、説明は省略する。
【0011】次に、室内ユニット3aは、主に室内熱交
換器34aと、室内電動弁35aとが冷媒配管で接続さ
れて内蔵されており、室内ユニット3bも同様の構成を
している。そして、この室内ユニット3aおよび3b
は、それぞれガス管5および液管7からなるユニット間
配管へ並列に接続され、この延びたユニット配管の先に
は、室外ユニット1aおよび1bが並列に接続されてい
る。
【0012】オイルセパレータ12aは、圧縮機11a
とチャッキ弁18aとの間に設けられ、圧縮機11aか
ら吐出された冷媒中の冷凍機油分を分離するものであ
り、ここで分離された冷凍機油は、オイル戻し管21a
を通じて圧縮機11aに戻される。オイル戻し管21a
にはキャピラリチューブ(流路抵抗器)24aが設けら
れ、このキャピラリチューブ24aによって圧縮機11
aに戻されるオイルに流路抵抗がかけられる。
【0013】このオイル戻し管21aは、オイルセパレ
ータ12aの底部につながれ、オイルセパレータ12a
内に冷凍機油が存在する限り、このオイル戻し管21a
を通じて冷凍機油が常時圧縮機11aの吸込管に戻され
る。
【0014】また、この様に複数台の室外ユニットが1
系統の冷媒配管に並列に接続されて運転している空気調
和装置では、冷媒の循環に伴い、流出する冷凍機油の回
収を行うためのオイル戻し管22aが備えられている。
これは、運転している室外ユニットから流出した冷凍機
油が、前記運転している室外ユニットに戻らず、他の室
外ユニットへ流入し、冷凍機油の偏りが発生してしまう
こと防止するためである。
【0015】オイル戻し管22aには、開閉弁23aお
よび25aが設けられ、このオイル戻し弁22aは、他
の室外ユニットに冷凍機油を供給し、あるいは、他の室
外ユニットから冷凍機油を戻すために接続され、オイル
セパレータ12aの底部につながれている。室外ユニッ
ト1aおよび1bのオイル戻し管22aおよび22b
は、バランス管51によりつながれ、このバランス管5
1は、第3の補助管53aを通じて、オイルセパレータ
12aと、チャッキ弁18aとの間につながれ、第3の
補助管53aには第3の開閉弁55aが設けられる。
【0016】この空気調和装置では、各室外ユニット1
aおよび1bにおける冷凍機油量を計測し、いずれかの
室外ユニット1aおよび1bの冷凍機油量が不足した場
合、他の室外ユニット1aあるいは、1bから冷凍機油
を回収して各室外ユニット1aおよび1b間の冷凍機油
量をバランスさせる制御が行われる。
【0017】例えば、開閉弁23aを閉じ、開閉弁23
bを開き、開閉弁25bを閉じ、開閉弁25aを開いた
場合、他の室外ユニット1bから冷凍機油が破線矢印で
示す様に室外ユニット1aの圧縮機11aに戻される。
【0018】さて、本実施形態では、オイルセパレータ
12aでの冷凍機油レベルを検出して、圧縮機11aの
冷凍機油レベルを推定し、室外ユニット1aにおける冷
凍機油量の推定を行うオイルセパレータ12aに設けた
油面計の異常を検出する検出手段について説明を行う。
【0019】図2は、室外ユニット1内に設けられた前
記オイルセパレータ(高圧容器本体)12aと、このオ
イルセパレータ12aに設けられた油面計とを示した概
略図で、オイルセパレータ12aには、上記オイル戻し
管21aの他に、オイル戻し管73および、ガス冷媒戻
し管71が、接続されている。
【0020】オイルセパレータ12aの構造は、図2に
その概略を示す様に、垂直方向に延びた円筒形の胴部を
持ち、その天部には、圧縮機11aからの吐出管が接続
され、また、底部から延びた冷媒配管は、チャッキ弁1
8aを経由して四方弁13aへ接続され、このチャッキ
弁18aへ延びる冷媒配管は、オイルセパレータ12a
の胴部内を垂直方向に上方へ延び、その先端は、前記ガ
ス冷媒戻し管71が接続されている位置よりやや低い位
置まで延びている。
【0021】次に、オイル戻し管73は、前記油面計を
構成する第1のセンサ部で、オイルセパレータ12aの
底部から距離Aのレベルの位置より延び、途中にキャピ
ラリチューブ(流路抵抗器)74aが設けられ、その下
流には第1温度センサ101が設けられて、圧縮機11
aの吸込管76へ接続されている。
【0022】また、ガス冷媒戻し管71は、前記油面計
を構成する、第2のセンサ部でオイルセパレータ12a
の上部より延び、途中にキャピラリチューブ72が設け
られ、その下流には第2温度センサ102が設けられ
て、上記オイル戻し管73同様、圧縮機11aの吸込管
76へ接続されている。
【0023】そして、圧縮機11aの吐出管75へ設け
られた吐出温度センサ104を第3のセンサ部として、
これらの温度を検知する制御部105を含めて、油面計
が構成されている。
【0024】この油面計は、オイルセパレータ12aの
胴部の異なる高さ位置から延び、圧縮機11aの吸込管
76へ接続される複数本の冷媒配管の途中にキャピラリ
チューブ72、74aを設け、このキャピラリチューブ
72、74aの下流にそれぞれ温度センサ102、10
1を設けて、この温度を検出することにより、前記キャ
ピラリチューブ72、74a内を流通するものが冷媒で
あるか、冷凍機油であるのかを判断するものである。
【0025】つまり、前記キャピラリチューブ72、7
4aを流通して来たものが、もし、冷媒のみであれば、
減圧されて膨張するため、前記温度センサ102、10
1で検出される温度は、極端に低くなり、もし、冷凍機
油のみであれば、減圧されても冷凍機油は膨張しないた
め、その温度は、あまり変化しないことから、前記キャ
ピラリチューブ72、74aの下流にそれぞれ温度セン
サ102、101を設け、この温度を検出することによ
り、オイルセパレータ12a内に保有されている冷凍機
油量の検出を行っている。
【0026】ここで、例えば、オイル戻し管73に取り
付けられた温度センサ101が、所定の位置から外れた
場合、温度センサ101は、キャピラリチューブ74a
を通過して減圧された温度の検出が不可能となってしま
うが、温度センサ101自体には、断線などの異常が無
いため、センサ異常での検出は行えず、警報処理は行え
ない。また、キャピラリチューブ74aに異物が流入
し、詰まってしまった場合も、ガス冷媒が流通せず、減
圧されないため、温度センサ101で検出される温度に
は、ガス冷媒が流通した場合ほどの温度変化は現れず、
オイル切れの判断が行え無くなってしまう。そして、こ
のままの状態で運転を続けると、室外ユニット1aで
は、常時、オイルセパレータ12a内に冷凍機油が保有
されているとしての判断が行われてしまうため、実際、
冷凍機油の保有量が減少し、オイル切れとなってしまっ
ても、オイルセパレータ12aへのオイル回収制御が行
われない結果となってしまう。
【0027】このため、本発明による油面計の異常検出
の検出手段は、室外ユニットの運転中の一定時間毎に、
バイパス弁26aやリキッド弁27aなどの電動弁を全
開とさせて、意図的に吐出温度を変化させ、その吐出温
度の変化に対する温度センサ101、102の変化を検
出し、この液面計の異常検出を行うものである。
【0028】図3では、温度センサ101およびキャピ
ラリチューブ74aの異常検出について説明するが、温
度センサ102およびキャピラリチューブ72aについ
ても、同様に行うものである。
【0029】図3を参照して、まず、室外ユニット1a
が運転中か否かの判断を行い(S1)、停止中であれ
ば、カウンタgをリセットし(S2)、タイマbをリセ
ットして(S3)、ステップ1に戻り、最初からこのフ
ローチャートを繰り返し、運転中であれば、一定時間を
カウントするタイマaがタイムアップしているか否かを
確認する(S4)。
【0030】ここで、タイマaは、この油面計の異常検
知を一定時間毎に行わせるためのインターバルタイマ
で、室外ユニット1aの運転時間をカウントするタイマ
である。また、後述するタイマbは、この室外ユニット
1aの運転が安定し、圧縮機11aからの吐出温度が、
ほぼ一定となって安定してからのマスクタイムをカウン
トさせるタイマで、リセットを行わない限り、指定され
た一定時間を勝手にカウントするフリーランタイマであ
る。
【0031】ステップ4で、タイマaがタイムアップし
ていなければ、ステップ2および3を経由して、ステッ
プ1へ戻り、このフローチャートを繰り返し、タイムア
ップしていれば、室外ユニット1aの運転が安定し、圧
縮機11aからの吐出温度がほぼ一定となって安定して
いるか否かの判断が行われ(S5)、安定していなけれ
ば、ステップ2および3を経由して、ステップ1へ戻
り、安定していれば、タイマbがタイムアップしている
か否かの判断を行う(S6)。
【0032】タイマbがタイムアップしていなければ、
タイムアップするまで、ステップ6の確認を続け、タイ
ムアップしていれば、この時点の吐出温度To(1)を
メモリcへ保存し(S7)、バイパス弁26a、あるい
は、リキッド弁27aの少なくともいずれかを強制的に
全開状態とさせ(S8)、再度、吐出温度To(2)を
検出し(S9)、ステップ7でメモリcへ保存した吐出
温度To(1)との温度差dを計算し(S10)、この
温度差dが、予め設定された温度差e以上であるか否か
を判断する(S11)。
【0033】ステップ11で、吐出温度の変化が温度差
e以下であれば、タイマfをリセットして(S12)、
ステップ9へ戻ってこれを繰り返し、温度差e以上であ
れば、温度センサ101の温度T101(1)を検出し
て、これをメモリgへ保存し(S13)、タイマfがタ
イムアップしているか否かを確認して(S14)、タイ
ムアップしていなければ、タイムアップするまでこのタ
イマの確認を続け、タイムアップしていれば、再度、温
度センサ101の温度T101(2)を検出して(S1
5)、ステップ13で検出し、メモリgへ保存したT1
01(1)との温度差hを演算して(S16)、その温
度差hが、ステップ10で算出した吐出温度の温度差d
の一定値割以上であるか否かの判断を行う(S17)。
これは、吐出温度センサ104の変化に対し、温度セン
サ101に現れる温度変化に若干の時間遅れが生じるた
めで、もし、吐出温度と同じ温度差が、温度センサ10
1に現れるとしても、時間遅れを考慮して前記タイマf
により、温度センサ101の温度検出の遅延を行い、か
つ、一定値iを予め設定しておき、吐出温度の温度差d
に対して、そのi分のhの割合の温度差であるか否かで
判断を行っている。
【0034】そして、ステップ17で、温度差hが、上
記吐出温度の温度差dの一定値割以上でなければ、カウ
ンタkを1つカウントアップし(S18)、タイマjを
リセットして(S19)、カウンタkのカウントが2以
上となっているか否かを判断する(S20)。
【0035】カウンタkのカウントが2未満であれば、
タイマjのタイムアップを確認し(S21)、タイムア
ップしていなければ、タイムアップまでこれこの確認を
継続し、タイムアップしていれば、再度、ステップ15
へ戻り、温度センサ101の温度を検出し、ステップ1
6で、温度差hを演算し、ステップ17で、吐出温度の
温度差dの一定値割以上となっているか否を確認し、一
定値割以上となっていることが確認できれば、ステップ
8で強制的に全開とさせたバイパス弁26aおよびリキ
ッド弁27aを通常制御へ戻し(S24)、タイマaを
リセットして(S25)、ステップ2および3へ進み、
ステップ1へ戻るが、一定値割以下であれば、ステップ
18で、再度、カウンタkのカウントを1つカウントア
ップし、ステップ19で、タイマjをリセットして、ス
テップ20で、再度、カウンタkのカウントを確認す
る。
【0036】ステップ20で、カウンタkのカウント
が、2以上となると、温度センサ101に異常ありとし
て、本空気調和装置を緊急停止させ(S22)、この警
報内容を報知して(S23)、ステップ24へ進む。
【0037】なお、本実施形態では、バイパス弁26
a、あるいは、リキッド弁27aの少なくともいずれか
の開度を全開状態として、圧縮機11aの吐出温度を変
化させ、温度センサ101、102の温度を検出するこ
とにより、油面計異常の判断を行う様に説明してきた
が、特に、電磁弁や電動弁の開度調節により、吐出温度
を変化させるので無く、圧縮機11aの運転能力を可変
させて、吐出温度を可変させる方法としても構わない。
【0038】
【発明の効果】以上の説明より、オイルセパレータと、
キャピラリチューブおよびこのキャピラリチューブの下
流に設けた温度センサと、吐出温度センサとにより構成
される油面計の異常を検出することが可能となり、正常
な油面計での冷凍機油の保有量を測定し、室外ユニット
同士のオイルバランス制御を行えるため、室外ユニット
内の冷凍機油保有量を確保できるとともに、室外ユニッ
ト同士での冷凍機油の偏りを防止することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数台の室外ユニットと複数台の室内ユニット
とを1系統の冷媒配管で接続した空気調和装置の冷媒回
路を示した概略図である。
【図2】室外ユニット1aに内蔵されたオイルセパレー
タと、それに設けられてた油面計とを示した概略図であ
る。
【図3】油面計における異常検知の検出手段の概略を示
したフローチャートである。
【符号の説明】
1a 室外ユニット(1号機) 1b 室外ユニット(2号機) 11a 圧縮機(室外ユニット1号機) 11b 圧縮機(室外ユニット2号機) 12a オイルセパレータ(室外ユニット1号機) 12b オイルセパレータ(室外ユニット2号機) 13a 四方弁(室外ユニット1号機) 13b 四方弁(室外ユニット2号機) 18a チャッキ弁(室外ユニット1号機) 18b チャッキ弁(室外ユニット2号機) 21a オイル戻し管(室外ユニット1号機) 21b オイル戻し管(室外ユニット2号機) 22a オイル戻し管(室外ユニット1号機) 22b オイル戻し管(室外ユニット2号機) 23a 開閉弁(室外ユニット1号機) 23b 開閉弁(室外ユニット2号機) 24a キャピラリチューブ(室外ユニット1号機) 24b キャピラリチューブ(室外ユニット2号機) 25a 開閉弁(室外ユニット1号機) 25b 開閉弁(室外ユニット2号機) 42a キャピラリチューブ(室外ユニット1号機) 42b キャピラリチューブ(室外ユニット2号機) 53a 補助管(室外ユニット1号機) 53b 補助管(室外ユニット2号機) 55a 開閉弁(室外ユニット1号機) 55b 開閉弁(室外ユニット2号機) 71 ガス冷媒戻し管 72 キャピラリチューブ 73 オイル戻し管 74 キャピラリチューブ 75 吐出管 76 吸込管 101 温度センサ 102 温度センサ 103 温度センサ 104 吐出温度センサ 105 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 善郎 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 大川 和伸 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 平田 亮太 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 助名 亮一 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 Fターム(参考) 3L060 AA02 AA08 CC04 DD06 EE02 EE09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機の吐出管に接続された高圧容器か
    らなるオイルセパレータの胴部の異なる高さ位置にそれ
    ぞれ管を接続し、これら管の途中に流路抵抗器を設け、
    この流路抵抗器の下流側に温度センサを設けて構成した
    油面計と、前記圧縮機に設けた吐出温度センサをとを室
    外ユニットに内蔵して備え、前記油面計に取り付けた前
    記温度センサ等の検出温度により、前記オイルセパレー
    タ内に保有する冷凍機油量を検出する検出手段を備えた
    空気調和装置において、 前記圧縮機に設けた吐出温度センサの温度信号と、前記
    流路抵抗器の下流に設けた前記温度センサで検出される
    温度信号とにより、前記油面計の前記流路抵抗器の詰ま
    り、あるいは、前記流路抵抗器の下流に設けた前記温度
    センサの異常を検出する検出手段を備えたことを特徴と
    する空気調和装置。
  2. 【請求項2】 前記圧縮機の能力変化、あるいは、バイ
    パス弁やリキッド弁などの制御弁の開度調節の少なくと
    もいずれかにより、前記圧縮機からの吐出温度を変化さ
    せて、前記流路抵抗器に設けた温度センサの温度信号を
    変化させ、この温度センサの一定時間内での温度信号の
    変化量、あるいは、この温度センサからの温度信号の変
    化を複数回確認することの少なくともいずれかにより行
    なう検出手段としたことを特徴とする請求項1に記載の
    空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段を、運転している前記室外
    ユニットが一定時間経過後で、かつ、前記圧縮機からの
    吐出温度が、ほぼ一定となって安定している時に行なう
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和装
    置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段により、前記油面計の前記
    流路抵抗器の詰まり、あるいは、前記油面計に設けた前
    記温度センサの異常を検出した場合、この異常状態を報
    知するとともに、前記室外ユニットを緊急停止させるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3に記載の空気調和装置。
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