JP2003200849A - 車体前部骨格構造および車体前部骨格の結合方法 - Google Patents

車体前部骨格構造および車体前部骨格の結合方法

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JP2003200849A
JP2003200849A JP2001400290A JP2001400290A JP2003200849A JP 2003200849 A JP2003200849 A JP 2003200849A JP 2001400290 A JP2001400290 A JP 2001400290A JP 2001400290 A JP2001400290 A JP 2001400290A JP 2003200849 A JP2003200849 A JP 2003200849A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロント部材とリア部材との結合強度を高め
る。 【解決手段】 フロントサイドメンバ1を、閉断面の筒
型形状に一体成形して、車体前部からの入力荷重で潰れ
変形してエネルギ吸収するフロント部材3と、このフロ
ント部材3の後方端部に結合されるリア部材5とで構成
する。フロント部材3には、電着塗装を施し、内部にナ
ットプレート29を収容する。リア部材5は、上部が開
口する開断面形状を呈し、結合部9における底面11お
よび左右両側面13,15の3面を、フロント部材3の
結合部7における下部3面にそれぞれ接触させ、ボルト
をナットプレート29のナット37に締結することで、
フロント部材3とリア部材5とが結合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フロントサイド
メンバがフロント部材とリア部材との結合により構成さ
れ、とりわけ、フロント部材が閉断面の筒型形状に一体
成形された押出材によって形成された車体前部骨格構造
および車体前部骨格の結合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の車体は、エンジンルー
ムの車幅方向両側に前後方向を指向して配置されるフロ
ントサイドメンバを車体骨格の1つとして備え、このフ
ロントサイドメンバに、エンジンなどの駆動源と出力用
のギアトレーンとを結合したパワーユニットやフロント
サスペンションが支持されるようになっている。
【0003】また、前記フロントサイドメンバは、一般
的に、前面衝突時に潰れ変形(軸圧壊変形)することに
より、衝突エネルギを吸収できるようになっている。
【0004】ところで、近年では軽量化や剛性確保など
を目的として、車体構造の一部をアルミ合金で形成した
ものがあり、前記フロントサイドメンバにあっても、ア
ルミ合金として形成したものがある。
【0005】この場合、フロントサイドメンバを、フロ
ント部材とリア部材とに前後分割し、フロント部材は、
衝突時にその長さ方向にほぼ均等に潰れ変形できるよう
に閉断面の筒型形状をした押出材として直状に形成され
るとともに、リア部材は、パワーユニットのマウント部
分やフロントサスペンションの取付部などを含めるよう
に鋼製の鋳物によって形成されている。
【0006】そして、これらフロント、リア両部材相互
は、修理性を考慮し、ボルトによって固定することが一
般的となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たフロント部材とリア部材とは、いずれも閉断面形状を
呈していて、これらの全周を固定する構成となっている
ことから、結合面全周の精度を確保できないと、ボルト
固定しても、面接触しない箇所が発生するので、実用強
度相当(約17kN)の入力を車体前後方向から受ける
と、結合部にずれが生じるという問題がある。
【0008】そこで、この発明は、フロント部材とリア
部材との結合強度を高めることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、車体前部の車幅方向両側に前後
方向に配置されるとともに、パワーユニットやフロント
サスペンションを支持するフロントサイドメンバを備
え、このフロントサイドメンバが、閉断面の筒型形状に
一体成形されて、車体前部からの入力荷重で潰れ変形し
てエネルギを吸収するフロント部材と、このフロント部
材の後方端部に結合されて、エンジンマウント部やフロ
ントサスペンションの取付部が設けられるリア部材とで
構成される車体前部骨格構造において、前記フロント部
材と前記リア部材との間に塗装層を設けた構成としてあ
る。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明の構成
において、前記塗装層は、電着塗装層である構成として
ある。
【0011】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明の構成において、前記フロント部材の内側に締結具を
備えたプレートを設け、このプレートと前記リア部材と
で前記フロント部材を挟持して固定する構成としてあ
る。
【0012】請求項4の発明は、請求項3の発明の構成
において、前記リア部材は、開断面を備えた部材を有
し、前記プレートと前記開断面部材とによる前記フロン
ト部材の挟持固定面は、2面もしくは3面である構成と
してある。
【0013】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれかの発明の構成において、前記塗装層は、フロント
部材に施されている構成としてある。
【0014】請求項6の発明は、請求項1ないし5のい
ずれかの発明の構成において、前記フロント部材に対す
る前記リア部材の挟持固定面のうち、少なくともこれら
両者を締結固定する締結具に対応する部位に凹凸部を形
成した構成としてある。
【0015】請求項7の発明は、車体前部の車幅方向両
側に前後方向に配置されるとともに、パワーユニットや
フロントサスペンションを支持するフロントサイドメン
バを備え、このフロントサイドメンバが、閉断面の筒型
形状に一体成形されて、車体前部からの入力荷重で潰れ
変形してエネルギを吸収するフロント部材と、このフロ
ント部材の後方端部に結合されて、エンジンマウント部
やフロントサスペンションの取付部が設けられるリア部
材とで構成される車体前部骨格の結合方法において、前
記フロント部材と前記リア部材との少なくともいずれか
一方に塗装層を設けた後、前記フロント部材と前記リア
部材とを相互に結合する車体前部骨格の結合方法として
ある。
【0016】請求項8の発明は、請求項7の発明の車体
前部骨格の結合方法において、前記フロント部材と前記
リア部材との少なくともいずれか一方に塗装を施した
後、前記フロント部材の内側に締結具を備えたプレート
を挿入し、このプレートと前記リア部材とで前記フロン
ト部材を挟持して固定するものとしてある。
【0017】請求項9の発明は、請求項7または8の発
明の車体前部骨格の結合方法において、前記塗装層は、
電着塗装層としてある。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、フロント部材
とリア部材との間に塗装層を設けたので、フロント部材
とリア部材との間の摩擦抵抗が増大して結合強度が向上
し、車体前後方向の入力を受けても、これら両部材相互
の結合部のずれを防止できる。また、塗装層により、フ
ロント部材とリア部材との間の電食による腐食を防止す
ることができる。
【0019】請求項2の発明によれば、フロント部材と
リア部材との間に電着塗装層を設けたので、フロント部
材とリア部材との間の摩擦抵抗が増大して結合強度が向
上し、車体前後方向の入力を受けても、これら両部材相
互の結合部のずれを防止できる。また、電着塗装層によ
り、フロント部材とリア部材との間の電食による腐食を
防止することができる。
【0020】請求項3の発明によれば、フロント部材
を、リア部材とプレートとで挟持するため、フロント部
材における結合部の接触面が、プレートを設けない場合
に比べて表裏両面でほぼ2倍となり、結合部の摩擦係数
も見かけ上2倍となるので、結合強度をより高めること
ができる。
【0021】請求項4の発明によれば、リア部材の開断
面部材とフロント部材との結合面を2面もしくは3面と
してあるので、結合部を高精度に確保することが容易と
なる。また、開断面部材は、閉断面部材に比べて剛性が
低いため、治具を用いて両部材を強制的に矯正変形させ
て結合する組立が可能となり、フロント部材とリア部材
との結合部を高精度に加工する必要がなく、製造コスト
が低減するとともに、フロント部材を開断面部材の開方
向からセットすればよいので、治具へのセットも容易な
ものとなる。
【0022】請求項5の発明によれば、塗装層をフロン
ト部材にのみ施すことで、フロント部材に接するリア部
材を含む他の部材に対する電食防止のための塗装が不要
となり、その分コスト低下を図ることができる。また、
リア部材にも塗装を施す場合には、リア部材に他部品を
溶接固定する際に、その溶接部に塗料が付着しないよう
に、マスキングなどを実施する必要があってコストアッ
プとなるが、塗装層をフロント部材にのみ施すことで、
このようなコストアップを回避することができる。
【0023】請求項6の発明によれば、リア部材は、フ
ロント部材に対する挟持固定面に形成した凹凸部によ
り、表面の摩擦係数が高まり、フロント部材とリア部材
との結合強度をさらに向上させることができる。
【0024】請求項7の発明によれば、フロント部材と
リア部材との少なくともいずれか一方に塗装層を施すよ
うにしたので、フロント部材とリア部材との間の摩擦抵
抗が増大して結合強度が向上し、車体前後方向の入力を
受けても、これら両部材相互の結合部のずれを防止でき
る。また、塗装層により、フロント部材とリア部材との
間の電食による腐食を防止することができる。
【0025】請求項8の発明によれば、フロント部材
を、リア部材とプレートとで挟持するため、フロント部
材における結合部の接触面が、プレートを設けない場合
に比べて表裏両面でほぼ2倍となり、結合部の摩擦係数
も見かけ上2倍となるので、結合強度をより高めること
ができる。
【0026】請求項9の発明によれば、フロント部材と
リア部材との少なくともいずれか一方に電着塗装層を施
すようにしたので、フロント部材とリア部材との間の摩
擦抵抗が増大して結合強度が向上し、車体前後方向の入
力を受けても、これら両部材相互の結合部のずれを防止
できる。また、電着塗装層により、フロント部材とリア
部材との間の電食による腐食を防止することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0028】図1は、この発明の第1の実施形態に係わ
る車体前部骨格構造を示す分解斜視図である。フロント
サイドメンバ1は、フロント部材3とリア部材5とを有
し、図示しない自動車の車体前部の車幅方向両側に配置
されて、図示しないパワーユニットやフロントサスペン
ションを支持し、前面衝突時などにあって車体前部から
の荷重に対して潰れ変形(軸圧壊変形)して、そのエネ
ルギを吸入する機能をも備える。
【0029】フロント部材3は、アルミ合金の押出成形
により断面が六角形となる閉断面の筒型形状に一体成形
され、その後端部がリア部材5との結合部7となる。リ
ア部材5は、フロント部材3との結合部9から車体後方
側が下方に向けて屈曲形成されるとともに、上部が開放
している開断面形状となる鋼製の鋳物によって形成され
ている。
【0030】図2(a)は、フロント部材3とリア部材
5とを結合した状態の拡大された断面図である。ただし
図2においては、フロント部材3の上部は省略してあ
る。リア部材5における結合部9は、底面11と左右両
側面13,15とを備え、これら各面11,13,15
は、フロント部材3の結合部7における底面17と左右
両側面19,21にそれぞれ接合される。
【0031】そして、リア部材5の底面11および左右
両側面13,15には、車体前後方向に沿って、ボルト
挿入孔11aおよび13a,15aがそれぞれ複数形成
されている。これらボルト挿入孔11aおよび13a,
15aにそれぞれ対応して、フロント部材3の底面17
および左右両側面19,21には、ボルト挿入孔17a
および19a,21aが形成されている。
【0032】上記したフロント部材3の結合部7におけ
る上部側の一方の側面には、ストラットハウジング25
が取り付けられるストラット取付板23が上方に向けて
突出して設けられている。
【0033】ここで、フロント部材3は、リア部材5と
の結合前にあらかじめ電着塗装が施されている。この電
着塗装は、エポキシ、アクリルなどを原料とし、アミノ
基をもつ樹脂塩基で中和した水溶液を塗料として使用し
ており、焼き付け後の塗装層27(図2(b)参照)の
厚さは、10μm〜20μmである。ただし、図2
(b)では、ボルト39は省略してある。
【0034】フロント部材3の結合部7内には、締結具
を備えたプレートであるナットプレート29が挿入配置
される。ナットプレート29は、フロント部材3におけ
る固定部7の底面17および左右両側面19,21の内
面にそれぞれ接合される底面31および左右両側面3
3,35を有し、これら各面31および33,35に
は、フロント部材3のボルト挿入孔17aおよび19
a,21aにそれぞれ整合するボルト挿入孔31aおよ
び33a,35aが形成されている。
【0035】そして、図2に示されているように、ナッ
トプレート29の各面31および33,35の内面のボ
ルト挿入孔31aおよび33a,35aには、締結具と
してのナット37が固定されている。したがって、ナッ
トプレート29をフロント部材3の結合部7の内面に挿
入し、かつリア部材5の結合部9をフロント部材3の結
合部7の下部に整合させた状態で、締結具としてのボル
ト39を、リア部材5の外側から挿入し、ナットプレー
ト29のナット37に締結することで、フロント部材3
とリア部材5とが相互に結合された状態となる。
【0036】以上のようにして結合されたフロントサイ
ドメンバ1にあっては、車体前方に配置されるフロント
部材3が、アルミ合金により断面六角形の筒型形状の押
出材によって形成されており、このフロント部材3は車
両前方からの荷重に対して潰れ変形して、衝突エネルギ
を吸収する。
【0037】そして、このように押出材で形成されたフ
ロント部材3と、その後端部に結合されるリア部材5と
の間には、フロント部材3の表面に施した電着塗装層2
7が形成されている。この電着塗装層27は、静摩擦係
数が0.39程度であり、これはフロント部材3やリア
部材5の無塗装時の各表面の約2.3倍となっている。
【0038】このため、フロント部材3とリア部材5と
の間の摩擦抵抗が無塗装時に比べて増大して結合強度が
向上しており、フロントサイドメンバ1が車体前後方向
の入力を受けても、これら両部材3,5における結合部
7,9相互のずれを防止することができる。また、静摩
擦係数の上記した増大により、塗装時と無塗装時での結
合力を同等と考えた場合に、塗装時のボルト39の軸力
を約57%低減することができ、したがってボルト39
の締結点数、サイズ、強度区分を適宜下げることも可能
となる。
【0039】また、フロント部材3を、リア部材5とナ
ットプレート29とで挟持固定するため、フロント部材
3における結合部7の接触面が、ナットプレート29を
設けない場合に比べて表裏両面でほぼ2倍となり、結合
部7の静摩擦係数も見かけ上2倍となるので、結合強度
がより一層高まり、ボルト39の締結点数、サイズ、強
度区分をさらに下げることができる。
【0040】リア部材5は、上部が開放している開断面
部材であり、この開断面部材は、閉断面部材に比べて剛
性が低いため、治具を用いて両部材3,5を強制的に矯
正変形させて結合する組立が可能となる。これにより、
フロント部材3とリア部材5との各結合部7,9を高精
度に加工する必要がなく、製造コストが低減するととも
に、フロント部材3をリア部材5の開方向である上方か
らセットすればよいので、治具へのセット作業も容易な
ものとなる。
【0041】また、電着塗装層27を設けることで、フ
ロント部材3とリア部材5との間の電食による腐食を防
止することもできる。
【0042】上記したような電着塗装は、フロント部材
3のみに施している。これにより、フロント部材3に接
するリア部材5を含む他の部材に対する電食防止のため
の塗装が不要となり、その分コスト低下を図ることがで
きる。リア部材5にも電着塗装を施す場合には、リア部
材5に他部品を溶接固定する際に、その溶接部に塗料が
付着しないように、マスキングなどを実施する必要があ
ってコストアップとなるが、塗装層27をフロント部材
3にのみ施すことで、このようなコストアップを回避す
ることができる。
【0043】また、フロント部材3は、真直材であって
荷姿がよいため、一度に複数本まとめて電着塗装を施す
ことが可能であり、高効率な塗装作業が行える。
【0044】図3は、この発明の第2の実施形態を示す
もので、フロント部材3とリア部材5とを、その各底面
17,11相互を離間させた構造として、互いの接合面
を2面としたものであり、その他の構造は第1の実施形
態と同様である。このように、フロント部材3に対する
リア部材5とナットプレート29とによる挟持固定面を
2面、あるいは前記した第1の実施形態を示す図2のよ
うに3面とすることで、リア部材をも閉断面形状とし
て、両部材相互を全周に対して結合する場合に比べ、結
合部を高精度に確保することが容易となる。
【0045】第3の実施形態として、フロント部材3と
リア部材5との結合強度をさらに向上させる構造を、図
4および図5に示す。これは、リア部材5のフロント部
材3に接触する面のうち、図4に示すように、ボルト3
9のフランジ39a(図2,図3参照)あるいはワッシ
ャに対応する環状の面41に、凹凸部を形成している。
【0046】凹凸部としては例えば、図4の拡大された
A−A断面図である図5(a)に示すように、フロント
部材3側(図5中で左側)に向けてH=0.5mm程度
突出するエンボス部43を形成する。エンボス部43の
窪みの角度θは90度としてある。エンボス部43は、
図4に示すように、環状の面41の幅方向中心位置にて
円周方向等間隔に複数形成する。
【0047】図5(b)は、図4における上記した環状
の面41を、薬品またはサンドブラストにより粗くして
粗面45を形成することで、凹凸部としている。
【0048】このように、リア部材5におけるボルト3
9のフランジ39aやワッシャが接触する環状の面41
に、凹凸部を形成することで、フロント部材3とリア部
材5との間の摩擦抵抗がより高まり、これら両部材3,
5相互間の結合強度をさらに向上させることができる。
【0049】図6は、図7に示すような実験装置を用い
て、アルミ押出材の摩擦力の測定結果を、電着塗装品
(実線図示)と無塗装品(破線図示)とで比較して示し
たものである。
【0050】実験装置は、固定部51に固定された鋼板
製の実験用リア部材53に、アルミ押出材の実験用フロ
ント部材55を10本のボルト(図7中で紙面の表裏両
側に5本ずつ)を用いて結合固定したもので、この状態
で実験用フロント部材55を、図中で左方向に向けて引
張荷重Fを作用させている。10本のボルトのサイズ,
強度区分は、M8,9Tであり、各ボルトの軸力平均値
は、4.5kNである。
【0051】なお、図7中で符号57は、実験用フロン
ト部材55の実験用リア部材53に対する変位量を測定
する変位針である。また、ボルト挿入用孔は、引っ張り
時に実験用フロント部材55が変位可能なように、ボル
ト径に対して3mm以上の余裕を持たせてある。
【0052】図6において、横軸は実験用フロント部材
55の変位量(mm)で、縦軸が実験用フロント部材5
5が実験用リア部材53に対して滑り始める滑り荷重
(kN)である。
【0053】これによれば、破線で示す無塗装品の場合
には、滑り荷重が15.3kNであるのに対し、実線で
示す電着塗装品の場合の滑り荷重は、無塗装品に比べて
2倍以上の35.4kNとなっており、実用強度2次相
当入力値(17.4kN)を充分超えている。この実験
装置での電着塗装品の静摩擦係数は、35.4/(4.
5×10)=0.787となる。
【0054】図8は、この発明の第4の実施形態に係わ
る車体前部骨格構造を示す分解斜視図である。この実施
形態におけるフロント部材3についても、アルミ合金の
押出し成形により断面が六角形となる筒型形状に一体成
形され、フロント部材3の後方端部(図1中右端部)が
リア部材5への結合部となる。
【0055】一方、リア部材5は、フロント部材3の後
方端部を嵌合するように断面を六角形として形成され
る。このリア部材5は、上下に2分割され、分割した上
方を第1分割部材59とし、下方を第2分割部材61と
してあり、これら第1,第2分割部材59,61はそれ
ぞれ個別にアルミ合金の鋳物として形成される。
【0056】第1分割部材59の両側部には、第2分割
部材61の両側部分61a,61bの外側に重ね合わさ
るようにそれぞれフランジ部59a,59bが延設さ
れ、これらフランジ部59a,59bと両側部分61
a,61bとによってインロー構造となる接合部63が
構成される。
【0057】また、前記フロント部材3の後方端部に
は、各六角面それぞれにねじ孔65が形成されるととも
に、第1,第2分割部材59,61の前端部には、前記
ねじ孔65に対応する位置にそれぞれボルト挿通孔67
が形成されている。
【0058】ここで、フロント部材3は、前記図1に示
した第1の実施形態のものと同様に、リア部材5との結
合前にあらかじめ電着塗装が施されている。
【0059】そして、フロント部材3の後端部を、リア
部材5の第1,第2分割部材59,61の前端部で挟持
した状態で、締結具としてのボルト69をボルト挿通孔
67に挿通して、ねじ孔65にねじ込むことで、フロン
ト部材3とリア部材5とが相互に結合される。
【0060】上記した図8のフロント部材3と、その後
端部に結合されるリア部材5との間にも、フロント部材
3の表面に形成した電着塗装層が形成されているので、
図1のものと同様に、両部材3,5相互間の摩擦抵抗が
増大し、結合強度が向上したものとなっている。このた
め、フロントサイドメンバ1が車体前後方向の入力を受
けても、フロント部材3およびリア部材5における各結
合部7,9相互のずれを防止することができる。
【0061】また、リア部材5の第1分割部材59およ
び第2分割部材61は、互いに対向する部位が開放して
いる開断面部材であり、この開断面部材は、閉断面部材
に比べて剛性が低いため、治具を用いて両部材3,5を
強制的に矯正変形させて結合する組立が可能となり、フ
ロント部材3およびリア部材5の各結合部を高精度に加
工する必要がなく、製造コストが低減するとともに、フ
ロント部材3をリア部材5の第2分割部材61の開方向
である上方からセットし、さらにその上方から第1分割
部材59をセットすればよいので、治具へのセット作業
も容易なものとなる。
【0062】さらに、電着塗装層を設けることで、フロ
ント部材3とリア部材5との間の電食による腐食を防止
できるとともに、この電着塗装層をフロント部材3のみ
に施すことで、フロント部材3に接するリア部材5を含
む他の部材に対する電食防止のための塗装が不要になる
など、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
【0063】図9は、この発明の第5の実施形態に係わ
る車体前部骨格構造を示す分解斜視図である。この実施
形態が前記第4の実施形態と主に異なる点は、複数の締
結具うちの1つをフロント部材とリア部材との嵌合部分
を貫通して締付け固定するとともに、この貫通した締結
具をフロントサスペンションの取付け用締結具として兼
用することにある。
【0064】すなわち、図9に示すフロントサイドメン
バ1は、前記第4の実施形態と同様にフロント部材3と
リア部材5との結合により構成され、フロント部材3は
アルミ合金の押出し材として形成されるとともに、リア
部材5は、アルミ合金の鋳物として形成された第1分割
部材59と第2分割部材61との結合で構成される。そ
して、これら第1,第2分割部材59,61は、前記第
4の実施形態と同様に、フロント部材3の後方端部を挟
んで接合部63を溶接することにより一体化されるよう
になっている。
【0065】また、この実施形態では、フロント部材3
の後方端部には、前記第4の実施形態のねじ孔65に代
えてボルト挿入孔71が形成されている。
【0066】ここで、フロント部材3は、前記した図1
のものと同様に、リア部材5との結合前にあらかじめ電
着塗装が施されている。
【0067】この実施形態では、上方に配置される前記
第1分割部材59には、前半部上側に図示しないパワー
ユニットを支持するエンジンマウント部分73と、後半
部外側にストラットハウジング75が一体成形される。
【0068】一方、下方に配置される前記第2分割部材
61は、後方端部下側が下方に膨出される形状を成し、
その前端部下側にフロントサスペンションのサブフレー
ム77を取付ける取付け部79が形成される。
【0069】また、前記フロント部材3の後方端部に
は、締結具を備えたプレートであるナットプレート81
が嵌合される。このナットプレート81は、上下のボル
ト挿入孔71を除いた両側4箇所のボルト挿入孔71位
置にそれぞれ対応する締結具としてのナット83を固定
したもので、各ナット83に締結具としての短軸ボルト
85が螺合される。
【0070】そして、前記ナット83が設けられない上
下のボルト挿入孔71,71間には、長軸ボルト87が
挿入される。つまり、この長軸ボルト87は、前記第1
分割部材59、フロント部材3および第2分割部材61
を順次貫通し、その先端ねじ部87aにナット89を締
付け固定するようになっている。
【0071】このとき、前記長軸ボルト87には、締付
け力によりフロント部材3が変形して、ナット89との
ねじ込み部分が緩まないようにカラー91が挿通され
る。また、前記長軸ボルト87が挿入される第2分割部
材61のボルト挿入孔67は、サブフレーム77の取付
け部79に開口されるようになっている。
【0072】したがって、サブフレーム77の前方取付
けフランジ93を前記取付け部79の下側に直接当接さ
せるとともに、長軸ボルト87の先端ねじ部87aを、
この前方取付けフランジ93の挿通孔93aに挿通した
後に前記ナット89を締付け固定し、この長軸ボルト8
7をサブフレーム77の取付け用ボルトとして兼用する
ようになっている。
【0073】上記した図9のフロント部材3と、その後
端部に結合されるリア部材5との間にも、フロント部材
3の表面に施した電着塗装層が形成されているので、図
1のものと同様に、両部材3,5相互間の摩擦抵抗が増
大し、結合強度が向上したものとなっている。このた
め、フロントサイドメンバ1が車体前後方向の入力を受
けても、フロント部材3およびリア部材5の各結合部相
互のずれを防止することができる。
【0074】また、リア部材5の第1分割部材59およ
び第2分割部材61は、図8のものと同様に、互い対向
する部位が開放していて低剛性の開断面部材であること
から、治具を用いて両部材3,5を強制的に矯正変形さ
せて結合する組立が可能となり、両部材3,5相互の結
合部を高精度に加工する必要がなく、製造コストが低減
するとともに、フロント部材3をリア部材5の第2分割
部材61の開方向である上方からセットし、さらにその
上方から第1分割部材59をセットすればよいので、治
具へのセット作業も容易なものとなる。
【0075】また、電着塗装層を設けることで、フロン
ト部材3とリア部材5との間の電食による腐食を防止で
きるとともに、この電着塗装層をフロント部材3のみに
施すことで、フロント部材3に接するリア部材5を含む
他の部材に対する電食防止のための塗装が不要になるな
ど、第4の実施形態と同様の効果を奏する。
【0076】さらに、この実施形態では前記第4の実施
形態と同様の機能を発揮できるのはもちろんのこと、フ
ロント部材3とリア部材5の嵌合部分を貫通する長軸ボ
ルト87を、サブフレーム77の取付け用ボルトとして
兼用したことにより、このサブフレーム77をリア部材
5に直結することができる。
【0077】このため、サブフレーム77の取付け部分
を別部品により補強する必要がなくなり、これによって
部品点数の増加を抑制できるため、サブフレーム77の
取付け強度を確保しつつコスト低減を達成することがで
きる。
【0078】また、前記長軸ボルト87をフロント部材
3に貫通して、この貫通した長軸ボルト87によって第
1,第2分割部材59,61を締め付け固定するように
したので、フロント部材3とリア部材5とを、その上下
方向で隙間無く接合することができ、両部材3,5の結
合強度を高めることができる。
【0079】さらに、前記長軸ボルト87の先端ねじ部
87aが挿入されるボルト挿入孔67は、第2分割部材
61の内側に一体に突設されるボス部95に形成されて
おり、このボス部95と第2分割部材61の内側との間
に補強リブ97を設けることにより、前記サブフレーム
77の取付け強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係わる車体前部骨
格構造を示す分解斜視図である。
【図2】(a)は図1の車体骨格構造におけるフロント
部材とリア部材とを結合した状態の拡大された断面図、
(b)は(a)の要部の拡大された断面図である。
【図3】この発明の第2の実施形態を示す、図2(a)
に相当する断面図である。
【図4】この発明の第3の実施形態に係わるリア部材の
フロント部材に接触する面におけるボルトのフランジに
対応する領域を示す説明図である。
【図5】(a)は図4のA−A断面図、(b)は(a)
のエンボス部に代わる他の例をを示す断面図である。
【図6】図7に示す実験装置を用いて、アルミ押出材の
摩擦力の測定結果を、電着塗装品(実線図示)と無塗装
品(破線図示)とで比較して示した説明図である。
【図7】図6の測定に使用する実験装置図である。
【図8】この発明の第4の実施形態に係わる車体前部骨
格構造を示す分解斜視図である。
【図9】この発明の第5の実施形態に係わる車体前部骨
格構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 フロントサイドメンバ 3 フロント部材 5 リア部材 27 電着塗装層 29,81 ナットプレート 37 ナット(締結具) 39 ボルト(締結具) 43 エンボス部(凹凸部) 45 粗面(凹凸部) 83 ナット(締結具) 85 短軸ボルト(締結具)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前部の車幅方向両側に前後方向に配
    置されるとともに、パワーユニットやフロントサスペン
    ションを支持するフロントサイドメンバを備え、このフ
    ロントサイドメンバが、閉断面の筒型形状に一体成形さ
    れて、車体前部からの入力荷重で潰れ変形してエネルギ
    を吸収するフロント部材と、このフロント部材の後方端
    部に結合されて、エンジンマウント部やフロントサスペ
    ンションの取付部が設けられるリア部材とで構成される
    車体前部骨格構造において、前記フロント部材と前記リ
    ア部材との間に塗装層を設けたことを特徴とする車体前
    部骨格構造。
  2. 【請求項2】 前記塗装層は、電着塗装層であることを
    特徴とする請求項1記載の車体前部骨格構造。
  3. 【請求項3】 前記フロント部材の内側に締結具を備え
    たプレートを設け、このプレートと前記リア部材とで前
    記フロント部材を挟持して固定することを特徴とする請
    求項1または2記載の車体前部骨格構造。
  4. 【請求項4】 前記リア部材は、開断面を備えた部材を
    有し、前記プレートと前記開断面部材とによる前記フロ
    ント部材の挟持固定面は、2面もしくは3面であること
    を特徴とする請求項3記載の車体前部骨格構造。
  5. 【請求項5】 前記塗装層は、フロント部材に施されて
    いることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記
    載の車体前部骨格構造。
  6. 【請求項6】 前記フロント部材に対する前記リア部材
    の挟持固定面のうち、少なくともこれら両者を締結固定
    する締結具に対応する部位に凹凸部を形成したことを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の車体前部
    骨格構造。
  7. 【請求項7】 車体前部の車幅方向両側に前後方向に配
    置されるとともに、パワーユニットやフロントサスペン
    ションを支持するフロントサイドメンバを備え、このフ
    ロントサイドメンバが、閉断面の筒型形状に一体成形さ
    れて、車体前部からの入力荷重で潰れ変形してエネルギ
    を吸収するフロント部材と、このフロント部材の後方端
    部に結合されて、エンジンマウント部やフロントサスペ
    ンションの取付部が設けられるリア部材とで構成される
    車体前部骨格の結合方法において、前記フロント部材と
    前記リア部材との少なくともいずれか一方に塗装層を設
    けた後、前記フロント部材と前記リア部材とを相互に結
    合することを特徴とする車体前部骨格の結合方法。
  8. 【請求項8】 前記フロント部材と前記リア部材との少
    なくともいずれか一方に塗装を施した後、前記フロント
    部材の内側に締結具を備えたプレートを挿入し、このプ
    レートと前記リア部材とで前記フロント部材を挟持して
    固定することを特徴とする請求項7記載の車体前部骨格
    の結合方法。
  9. 【請求項9】 前記塗装層は、電着塗装層であることを
    特徴とする請求項7または8記載の車体前部骨格の結合
    方法。
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