JP2003200595A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2003200595A
JP2003200595A JP2002000887A JP2002000887A JP2003200595A JP 2003200595 A JP2003200595 A JP 2003200595A JP 2002000887 A JP2002000887 A JP 2002000887A JP 2002000887 A JP2002000887 A JP 2002000887A JP 2003200595 A JP2003200595 A JP 2003200595A
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賢五 松山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリントヘッドを交換する際の作業ばらつき
を無くし、交換により手が汚れるのを防止するインクジ
ェット記録装置を提供する。 【解決手段】 キャリッジカバー5が閉められるのに連
動して、板ばね54がプリントヘッド3を押圧すること
で、プリントヘッド3の位置決め及び固定を行い、さら
に、インク供給チューブが挿通されたインク供給チュー
ブジョイント6をキャリッジ4が有する溝に沿ってプリ
ントヘッド3の嵌合溝34へ案内することで、インク供
給チューブジョイント6のプリントヘッド3への接続及
び固定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット式
のプリンタ、ファクシミリ等のインクジェット記録装置
に関し、特にインクを供給するチューブを、ジョイント
部材を用いてプリントヘッドに接続するインクジェット
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置には、キャリッ
ジに搭載されているプリントヘッドへインクを供給し、
キャリッジを用紙の左右方向に往復移動させながらプリ
ントヘッドからインクを吐出して用紙にプリントを行う
構成が多く採用されている。このようなインクジェット
記録装置においては、プリントヘッドへインクを供給す
るチューブを、ジョイント部材を用いてプリントヘッド
に接続するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したインクジェッ
ト記録装置において、プリントヘッドを交換する場合、
ジョイント部材を取り外してから、新しいプリントヘッ
ドの所定の位置へ前記ジョイント部材を接続する作業を
手作業にて行う。このため、作業のばらつき等によっ
て、ジョイント部材の接続が不完全であると、インク漏
れ又はインク供給路への空気の混入等の不具合が発生す
る可能性がある。また、ジョイント部材を取り外した際
に、ジョイント部材から溢れたインクが手に付着する恐
れがある。
【0004】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、キャリッジカバー
の閉鎖動作に連動して、前記プリントヘッドの位置決め
及び固定、前記ジョイント部材の前記プリントヘッドへ
の接続及び固定を行うべくなしてあることにより、プリ
ンタヘッドの交換の際の作業ばらつきを無くし、また、
交換により手が汚れることがないインクジェット記録装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るインクジェ
ット記録装置は、キャリッジに着脱が可能に搭載されて
いるプリントヘッドへチューブを介してインクを供給
し、前記チューブの一端に前記プリントヘッドに接続す
るためのジョイント部材を備えるインクジェット記録装
置において、前記キャリッジは回動による開閉が可能に
取り付けられているキャリッジカバーを備え、該キャリ
ッジカバーの閉鎖動作に連動して、前記プリントヘッド
の位置決め及び固定、前記ジョイント部材の前記プリン
トヘッドへの接続及び固定を行うべくなしてあることを
特徴とする。
【0006】また、本発明に係るインクジェット記録装
置は、前記キャリッジカバーの閉鎖の程度と、前記プリ
ントヘッドの位置決め及び固定、前記ジョイント部材の
前記プリントヘッドへの接続及び固定とは相関があっ
て、前記キャリッジカバーが開放されている第1段階に
おいて、前記プリントヘッド及び前記ジョイント部材を
解放し、前記第1段階よりも前記キャリッジカバーの閉
鎖の程度が大きい第2段階において、前記プリントヘッ
ドの位置決めを行い、前記第2段階よりも前記キャリッ
ジカバーの閉鎖の程度が大きい第3段階において、前記
プリントヘッドの固定を行うとともに、前記ジョイント
部材の前記プリントヘッドへの接続を行い、前記キャリ
ッジカバーが閉鎖されている第4段階において、前記ジ
ョイント部材の固定をおこなうべくなしてあることを特
徴とする。
【0007】また、本発明に係るインクジェット記録装
置は、前記キャリッジ及び前記プリントヘッドは夫々、
互いの対向する位置にデータム面を有し、前記キャリッ
ジカバーは弾性部材を備え、前記キャリッジカバーの閉
鎖動作に連動して、前記弾性部材が前記プリントヘッド
を押圧することにより、前記プリントヘッドの前記デー
タム面を前記キャリッジの前記データム面に密着させて
前記プリントヘッドの位置決めを行うべくなしてあるこ
とを特徴とする。
【0008】さらに、本発明に係るインクジェット記録
装置は、前記ジョイント部材は、前記キャリッジカバー
に対して回動が可能に取り付けてあって、前記キャリッ
ジは、前記ジョイント部材を遊嵌させて前記プリントヘ
ッドへ案内する溝を有することを特徴とする。
【0009】本発明にあっては、キャリッジカバーが閉
められるのに連動して、ジョイント部材の接続を行うこ
とにより、プリンタヘッドの交換の際の作業のばらつき
による不具合を無くすことができる。また、ジョイント
部材を手で直接触る必要がないので、手が汚れる恐れが
無い。
【0010】また、本発明にあっては、キャリッジカバ
ーが閉められるのに連動して、プリントヘッドの位置決
め及び固定、ジョイント部材の前記プリントヘッドへの
接続及び固定を順次、確実に行うことができる。
【0011】また、本発明にあっては、キャリッジカバ
ーが閉められるのに連動して、弾性部材によりプリント
ヘッドのデータム面をキャリッジのデータム面に密着さ
せることにより、プリントヘッドの位置決めを確実に行
うことができる。
【0012】さらに、本発明にあっては、ジョイント部
材をキャリッジカバーに対して回動が可能に取り付ける
ことにより、キャリッジカバーの閉鎖の程度にかかわら
ずジョイント部材をプリントヘッドに対向させることが
できる。また、ジョイント部材をキャリッジが有する溝
に沿ってプリントヘッドへ案内することにより、プリン
トヘッドに確実に接続させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係るイ
ンクジェット記録装置であるインクジェットプリンタの
概略構成を模式的に示す斜視図である。このインクジェ
ットプリンタは、筐体11の背後から前方向斜め下方に
向けて給紙トレイ12が設けられている。給紙トレイ1
2に載置された用紙Pは、前方向に搬送されて所望のプ
リントが行われ、筐体11の前面に設けられた排紙口1
3より排出される。
【0014】このインクジェットプリンタは、筐体11
の内部に、インクタンク14、14…が取り付けられて
いる。インクタンク14、14…には、プリントに必要
とされる1又は複数の色のインクが1色ずつ収容されて
いる。本実施の形態においては6色のインクが収容され
ている。
【0015】インクタンク14、14…には、各インク
タンク毎にインク供給チューブ2、2…の一端が接続さ
れている。インク供給チューブ2、2…の他端はプリン
トヘッド3へ接続される。インク供給チューブ2、2…
の端部を除く部分は、筐体11の内部に備えられる図示
しない他の部材の妨げにならないように適宜の部材にて
1列に取りまとめられる。インク供給チューブ2、2…
の前記他端がプリントヘッド3へ接続されることによ
り、インクタンク14、14…に収容されるインクは、
インク供給チューブ2、2…を介してプリントヘッド3
へ供給される。
【0016】プリントヘッド3及びキャリッジ4につい
て詳細は後述するが、プリントヘッド3はキャリッジ4
に着脱が可能に搭載される。キャリッジ4は、その上部
に、キャリッジカバー5が回動可能に取り付けられてい
る。キャリッジ4は、用紙Pが搬送される方向に対して
垂直に架設されたスライド軸15に沿って、往復運動す
るように配設されている。なお、キャリッジ4を内部に
備える筐体11にはキャリッジ4の上部近傍に開口部1
6が設けてあり、開口部16には図示しないカバー部材
が回動可能に取り付けられている。前記カバー部材は通
常は閉められているが、プリントヘッド3の交換のため
にプリントヘッド3を着脱する場合等に開けられる。
【0017】また、筐体11の内部にはこのインクジェ
ットプリンタの制御部17が設けられており、制御部1
7から出力される制御信号に応じて、給紙トレイ12か
らキャリッジ4の下方へ搬送される用紙Pに、プリント
ヘッド3がインクタンク14、14…から供給されるイ
ンクを吐出してプリントを行う。
【0018】図2は、プリントヘッド3を模式的に示す
斜視図である。プリントヘッド3は左右に長くしてな
り、高さが異なる2つの直方体を、高さの低い方の直方
体を前に、高い方の直方体を後ろに組み合わせた形状の
ヘッドユニット部31とその底部にヘッドユニット31
の底部よりも面積がひと回り小さい平板状のヘッド部3
2とを有する形状に形成されている。ヘッド部32には
前後方向に延びるノズル33、33…が設けられてい
る。ヘッド部32の前面であるデータム面32aは、そ
の左右両端部がキャリッジ4に搭載される際に位置決め
に用いられるため、ノズル33、33…に対して高精度
に垂直に形成されている。
【0019】ヘッドユニット部31の前記低い方の直方
体部分の上面には左右方向に延びる嵌合溝34が設けら
れており、前述したインク供給チューブ2、2…をプリ
ントヘッド3へ接続すべく形成されている。嵌合溝34
の底にはインク供給チューブ2、2…から供給される各
インク毎のインク供給口(図示せず)が設けられてい
る。また、ヘッドユニット部31の前記高い方の直方体
部分の後ろ側の上部は三角柱形状に切り欠かれており、
これにより斜め上方を向く傾斜面35が形成されてい
る。
【0020】図3は、キャリッジ4及びキャリッジカバ
ー5を模式的に示す斜視図である。キャリッジ4は、壁
41a及び壁41aの両端から垂直に延びて対向する2
枚の壁41b、41cにより、水平断面が略コ字状に形
成されている。壁41aから壁41b、41cが延びる
方向を前とすることにより、キャリッジ4は、上方、下
方及び前方に向かって開放されている。また、キャリッ
ジ4は底部に、壁41a、41b、41cから内側に向
かって垂直に延びることにより、壁41a、41b、4
1cにより形成される前記略コ字状よりもひと回り小さ
い略コ字状の壁41dを有している。壁41dの略コ字
状の2つの直角部分には、壁41dと同じ高さの直方体
形状の凸部42a、42bが設けられている。上述した
壁41a、41b、41c、41dにより形成されるキ
ャリッジ4の内部の空間の高さ及び幅は搭載されるプリ
ントヘッド3の高さ及び幅とほぼ同等である。
【0021】キャリッジ4は、壁41aの外側の左右両
端の底部近傍に、左右方向に延びる円柱の一部を切り欠
いた形状の凸部43、43(図中には一方のみを図示)
を有しており、凸部43、43には、左右方向に延びる
挿通孔44、44(図中には一方のみを図示)が設けら
れている。この挿通孔44、44には、前述したスライ
ド軸15が挿通される。ところで、前述した凸部42
a、42bの前面は、搭載されるプリントヘッド3の位
置決めを行うためのデータム面42c、42dとなって
おり、プリントヘッド3を所定の向きに搭載すべく、デ
ータム面42c、42dと挿通孔44、44とは高精度
に平行に形成されている。
【0022】また、キャリッジ4には、壁41aの高さ
方向の中央部より上部近傍に、左右方向に延びる溝45
が設けられている。さらに、キャリッジ4は、壁41
b、41cの上面の前端付近から上方向に突設する、縦
断側面が略半円形の凸部46a、46bが形成され、凸
部46a、46bには左右方向の挿通孔47a、47b
が設けられている。また、壁41b、41cの後端付近
には、上部から底部近傍にまで亘る上下方向に延びる溝
48a、48bが設けてある。
【0023】キャリッジカバー5は、キャリッジ4の上
部を覆うように形成された平板の後端が下方向に垂直に
折れ曲がった、縦断側面が略L字状の部材であり、折れ
曲がった先端には、キャリッジ4の溝45に引っ掛ける
べく爪51が形成されている。また、キャリッジカバー
5は、前記平板の左右両端の前端近傍に、下方向に延び
る、縦断側面が略半円形の凸部52、52(図中には一
方のみを図示)を有している。凸部52、52には、キ
ャリッジ4の挿通孔47a、47bと同じ大きさの挿通
孔53、53(図中には一方のみを図示)が設けられて
いる。さらに、キャリッジカバー5の内側には弾性部材
である板ばね54(図6に図示)等が備えられている
が、説明は後述する。
【0024】キャリッジ4の挿通孔47a、47b及び
キャリッジカバー5の挿通孔53、53に図示しない回
動軸が挿通されることにより、前記回動軸を中心にキャ
リッジカバー5は回動することができる。これによりキ
ャリッジカバー5の開閉が行われる。そして、図2に示
すプリントヘッド3が、図3中に矢符にて示す向きに、
キャリッジ4の前方から搭載される。
【0025】図4は、インク供給チューブ2、2…及び
インク供給チューブ2、2…をプリントヘッド3に接続
するためのジョイント部材であるインク供給チューブジ
ョイント6を模式的に示す斜視図、図5は、図4の縦断
正面図である。インク供給チューブジョイント6は左右
方向に長くしてなり、内部が空洞の直方体に、左右方向
及び下方向に直方体形状の凸部61、62、63を突設
させて形成されている。左右方向に延びる凸部61、6
2は夫々、図3のキャリッジ4の溝48a、48bに遊
嵌することができる大きさを有しており、また、下方向
に延びる凸部63は図2のプリントヘッド3の嵌合溝3
4に嵌合することができる大きさを有している。
【0026】また、インク供給チューブジョイント6に
は、図4中において右方向に延びる凸部61の右側面か
ら内部が空洞の前記直方体の内壁へ延びる、左右方向の
挿通孔64が設けられており、挿通孔64は上下方向に
1列にまとめられたインク供給チューブ2、2…を挿通
することができる大きさを有している。さらに、インク
供給チューブジョイント6には、内部が空洞の前記直方
体の内壁から凸部63の底面へ延びる上下方向の挿通孔
65、65…がインク供給チューブ2、2…の本数分
(本実施の形態においては6本分)設けられている。挿
通孔65、65…には夫々、挿通されるインク供給チュ
ーブ2、2…と挿通孔65、65…の内壁との空間を埋
める筒状のゴム部材66、66…が備えられている。ゴ
ム部材66、66…の内側はインク供給チューブ2、2
…を挿通することができる大きさを有しており、下端は
挿通孔65、65…よりも少し下方へ突出している。さ
らに、インク供給チューブジョイント6には上面に、縦
断側面が略半円形の凸部67が設けられており、凸部6
7は左右方向に延びる挿通孔68を有している。
【0027】上述した形状を有するインク供給チューブ
ジョイント6に、上下方向に1列にまとめられたインク
供給チューブ2、2…が挿通孔64から挿通され、挿通
されたインク供給チューブ2、2…の先端はほぼ直角に
下方向に曲げられて、1本ずつ挿通孔65、65…の内
側のゴム部材66、66…に挿通されることにより固定
される。これにより、インク供給チューブジョイント6
の凸部63がプリントヘッド3の嵌合溝34に嵌合され
ることにより接続された場合、インク供給チューブ2、
2…の先端は、嵌合溝34の底に設けられた前記インク
供給口へ案内される。
【0028】図6(a)は、図4に示すインク供給チュ
ーブジョイント6がキャリッジカバー5に取り付けら
れ、図2に示すプリントヘッド3が搭載された状態のキ
ャリッジ4を模式的に示す縦断側面図、図8は、図6
(a)のVIII−VIII線の断面図である。なお、図6
(a)及び後述する図6(b)、図7(a)、図7
(b)においては、インク供給チューブジョイント6に
挿通されるインク供給チューブ2、2…は省略してあ
る。
【0029】キャリッジカバー5の内側には、搭載され
るプリントヘッド3を押圧することができる位置に板ば
ね54が備えられている。また、縦断側面が略半円形の
左右方向に延びる嵌合溝55、55(図中には一方のみ
を図示)を下面に有する平板状の凸部56、56(図中
には一方のみを図示)が、プリントヘッド3の嵌合溝3
4の上方に相当する位置の左右方向(紙面に対して垂直
方向)の両端部に備えられている。インク供給チューブ
ジョイント6は、縦断側面が略半円形の凸部67が嵌合
溝55、55に嵌合され、さらに、凸部56、56に設
けられる図示しない左右方向の挿通孔、及び挿通孔68
が挿通軸57によりに挿通されることにより、摺動が可
能に取り付けられている。これにより、キャリッジカバ
ー5の開閉にかかわらず、インク供給チューブジョイン
ト6が摺動することにより、インク供給チューブジョイ
ント6の凸部63の底部が、下方に搭載されるプリント
ヘッド3の嵌合溝34に常に対向する向きになるよう
に、インク供給チューブジョイント6の凸部67は摺動
することができる。
【0030】さらに、キャリッジカバー5の内側には、
インク供給チューブジョイント6を下方向に押圧するた
めのばね58がキャリッジカバー5とインク供給チュー
ブジョイント6との間の左右方向の略中央部に備えられ
ている。そして、インク供給チューブジョイント6の凸
部61、62は夫々、キャリッジ4の溝48a、48b
に遊嵌されている。これにより、キャリッジカバー5が
開閉されるのに連動して、溝48a、48bに案内され
ることにより、インク供給チューブジョイント6は溝4
8a、48bに沿って上下に移動することができる。
【0031】上述した構成により、キャリッジカバー5
が閉められるのに連動して、プリントヘッド3の位置決
め及び固定、インク供給チューブジョイント6のプリン
トヘッド3への接続(嵌合)及び固定が行われる。図1
0は、キャリッジカバー5の開閉の段階とその段階にお
けるプリントヘッド3及びインク供給チューブジョイン
ト6の状態とを示す説明図である。以下、各段階につい
て説明する。
【0032】第1段階は、図6(a)に示す状態であ
り、キャリッジカバー5は完全に開けられている。この
とき、プリントヘッド3のヘッドユニット部31の底面
がキャリッジの壁41dの上面に搭載されることによ
り、プリントヘッド3の上下方向の位置決めがなされて
いる。しかし、プリントヘッド3はキャリッジカバー5
の板ばね54と接していないために、図6(a)の下面
図である図9(a)に示すようにプリントヘッド3のヘ
ッド部32のデータム面32aとキャリッジ4のデータ
ム面42c、42dとは接しておらず、プリントヘッド
3の水平方向の位置決めはなされていない。このため、
プリントヘッド3の完全な位置決めはなされていないの
で、プリントヘッド3はフリーな状態にある。また、イ
ンク供給チューブジョイント6の凸部63はプリントヘ
ッド3の嵌合溝34に嵌合されていないため、インク供
給チューブジョイント6はプリントヘッド3と接続され
ていないので、フリーな状態にある。
【0033】図6(b)は、キャリッジカバー5が図6
(a)の第1段階よりも少し閉められている第2段階の
状態の縦断側面図、図9(b)は、図6(b)の下面図
である。この状態において、キャリッジカバー5の板ば
ね54がプリントヘッド3の傾斜面35に接触すること
により、プリントヘッド3は後方(図6(b)の右側、
図9(b)の右側)へ移動されている。これにより、プ
リントヘッド3のヘッド部32のデータム面32aの左
右両端部はキャリッジ4のデータム面42c、42dに
密着することで、プリントヘッド3の水平方向の位置決
めがなされているので、プリントヘッド3は完全に位置
決めされている。このように確実に密着することによ
り、プリントヘッド3のスライド軸15に対する取り付
け傾きが発生せず、スライド軸15に対してノズル3
3、33…は常に垂直になる。また、第2段階において
は、インク供給チューブジョイント6は図6(a)の状
態よりも溝48a、48bに沿って下方へ移動している
が、凸部63はプリントヘッド3の嵌合溝34には嵌合
されていないのでフリーな状態にある。
【0034】図7(a)は、キャリッジカバー5が図6
(b)の第2段階よりもさらに閉められた第3段階の状
態の縦断側面図である。この状態において、キャリッジ
カバー5の板ばね54は、位置決めされたプリントヘッ
ド3の傾斜面35を後方(図7(a)の右側)へ押圧す
ることにより、プリントヘッド3を位置決めされた状態
に固定している。また、インク供給チューブジョイント
6は図6(b)の状態よりも溝48a、48bに沿って
下方へ移動しており、凸部63の先端が固定されたプリ
ントヘッド3の嵌合溝34に嵌合されることにより接続
されている。
【0035】図7(b)は、キャリッジカバー5が完全
に閉められた第4段階の状態の縦断側面図である。キャ
リッジカバー5の爪51がキャリッジ4の溝45に引っ
掛けられることにより、キャリッジ4はキャリッジカバ
ー5によりロックされている。この状態において、イン
ク供給チューブジョイント6は、キャリッジカバー5と
の間に備えられるばね58によって下方へ押圧されるこ
とにより、固定されたプリントヘッド3の嵌合溝34に
凸部63が完全に嵌合された状態で固定されている。こ
のとき、凸部63の内側の挿通孔65、65…の内部に
備えられるゴム部材66、66…は加圧されることで押
し潰されて、嵌合部34の底に設けられる前記インク供
給口を嵌合箇所を密閉することができる。これにより、
インク供給チューブ2、2…から前記インク供給口へ供
給されるインクが漏れることがない。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、キャリッジカバーが閉
められるのに連動して、ジョイント部材の接続を行うこ
とにより、プリンタヘッドの交換の際の作業のばらつき
による不具合を無くすことができる。また、ジョイント
部材を手で直接触る必要がないので、手が汚れる恐れが
無い。
【0037】また、本発明によれば、キャリッジカバー
が閉められるのに連動して、プリントヘッドの位置決め
及び固定、ジョイント部材の前記プリントヘッドへの接
続及び固定を順次、確実に行うことができる。
【0038】また、本発明によれば、キャリッジカバー
が閉められるのに連動して、弾性部材によりプリントヘ
ッドのデータム面をキャリッジのデータム面に密着させ
ることにより、プリントヘッドの位置決めを確実に行う
ことができる。
【0039】さらに、本発明によれば、ジョイント部材
をキャリッジカバーに対して回動が可能に取り付けるこ
とにより、キャリッジカバーの閉鎖の程度にかかわらず
ジョイント部材をプリントヘッドに対向させることがで
きる。また、ジョイント部材をキャリッジが有する溝に
沿ってプリントヘッドへ案内することにより、プリント
ヘッドに確実に接続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェットプリンタの概略構
成を模式的に示す斜視図である。
【図2】プリントヘッドを模式的に示す斜視図である。
【図3】キャリッジ及びキャリッジカバーを模式的に示
す斜視図である。
【図4】インク供給チューブ及びインク供給チューブジ
ョイントを模式的に示す斜視図である。
【図5】図4の縦断正面図である。
【図6】インク供給チューブジョイントがキャリッジカ
バーに取り付けられ、プリントヘッドが搭載された状態
のキャリッジを模式的に示す縦断側面図である。
【図7】インク供給チューブジョイントがキャリッジカ
バーに取り付けられ、プリントヘッドが搭載された状態
のキャリッジを模式的に示す縦断側面図である。
【図8】図6(a)のVIII−VIII線の断面図である。
【図9】図6の下面図である。
【図10】キャリッジカバーの開閉の段階とその段階に
おけるプリントヘッド及びインク供給チューブジョイン
トの状態とを示す説明図である。
【符号の説明】
11 筐体 2 インク供給チューブ 3 プリントヘッド 32a データム面 4 キャリッジ 42c、42d データム面 48a、48b 溝 5 キャリッジカバー 54 板ばね(弾性部材) 6 インク供給チューブジョイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 東洋一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA16 EA22 FA10 HA08 HA37 KB20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジに着脱が可能に搭載されてい
    るプリントヘッドへチューブを介してインクを供給し、
    前記チューブの一端に前記プリントヘッドに接続するた
    めのジョイント部材を備えるインクジェット記録装置に
    おいて、 前記キャリッジは回動による開閉が可能に取り付けられ
    ているキャリッジカバーを備え、該キャリッジカバーの
    閉鎖動作に連動して、前記プリントヘッドの位置決め及
    び固定、前記ジョイント部材の前記プリントヘッドへの
    接続及び固定を行うべくなしてあることを特徴とするイ
    ンクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記キャリッジカバーの閉鎖の程度と、
    前記プリントヘッドの位置決め及び固定、前記ジョイン
    ト部材の前記プリントヘッドへの接続及び固定とは相関
    があって、 前記キャリッジカバーが開放されている第1段階におい
    て、前記プリントヘッド及び前記ジョイント部材を解放
    し、 前記第1段階よりも前記キャリッジカバーの閉鎖の程度
    が大きい第2段階において、前記プリントヘッドの位置
    決めを行い、 前記第2段階よりも前記キャリッジカバーの閉鎖の程度
    が大きい第3段階において、前記プリントヘッドの固定
    を行うとともに、前記ジョイント部材の前記プリントヘ
    ッドへの接続を行い、 前記キャリッジカバーが閉鎖されている第4段階におい
    て、前記ジョイント部材の固定をおこなうべくなしてあ
    ることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記
    録装置。
  3. 【請求項3】 前記キャリッジ及び前記プリントヘッド
    は夫々、互いの対向する位置にデータム面を有し、前記
    キャリッジカバーは弾性部材を備え、前記キャリッジカ
    バーの閉鎖動作に連動して、前記弾性部材が前記プリン
    トヘッドを押圧することにより、前記プリントヘッドの
    前記データム面を前記キャリッジの前記データム面に密
    着させて前記プリントヘッドの位置決めを行うべくなし
    てあることを特徴とする請求項1又は2に記載のインク
    ジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記ジョイント部材は、前記キャリッジ
    カバーに対して回動が可能に取り付けてあって、前記キ
    ャリッジは、前記ジョイント部材を遊嵌させて前記プリ
    ントヘッドへ案内する溝を有することを特徴とする請求
    項1乃至3の何れかに記載のインクジェット記録装置。
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