JP2007038644A - キャリッジ、記録装置、液体噴射装置 - Google Patents

キャリッジ、記録装置、液体噴射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 インクミストがキャリッジ内に侵入することを防止可能なキャリッジを提供すること。
【解決手段】 記録ヘッド及びインクカートリッジを備えるとともに主走査方向に往復動可能に設けられるキャリッジ50は、上方に開口部を有するキャリッジ本体51と、キャリッジ本体51に対して開閉自在に設けられ、前記開口部を覆うカバー52と、を備えて構成されている。カバー52は、前記開口部の上方を隙間なく覆うように、上面が平坦な連続面52aによって形成されていて、これによってインクミストのキャリッジ本体51内部への侵入が防止される。
【選択図】図3

Description

本発明は、被記録媒体に記録を行う記録ヘッドを備えるとともに、主走査方向に往復動可能に設けられるキャリッジおよびこれを備えた記録装置に関する。また、本発明は液体噴射装置に関する。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
インクジェット式記録装置としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と略称する)は、インクを吐出するインクジェット記録ヘッド(以下「記録ヘッド」と略称する)をキャリッジの底部に備えている。キャリッジは略箱形の形状をなし、記録ヘッドへインクを供給するインクカートリッジを収容するインクカートリッジ収容室を形成する。そして、キャリッジは、主走査方向に往復動可能に設けられ、記録データに従って主走査方向への移動動作を行いながら、記録ヘッドによってインクが吐出され、記録が実行される。
ここで、インクカートリッジには、特許文献1に示すようにそのインクカートリッジに関する各種情報、例えばインクの色や残量等に関する情報を保持するICチップが設けられることがある。そしてインクカートリッジがキャリッジに装着されると、インクカートリッジに取り付けられたICがキャリッジ本体側に設けられた接点と電気的に接続するよう構成されており、これにより、プリンタ側の制御部が、前記ICからインクカートリッジに関する情報を取り込み、或いは前記ICにインクカートリッジに関する情報を書き込むことができる様になっている。そしてこれにより、インク残量がゼロに近づくと、プリンタ本体に設けられたインク残量警告灯を点灯させ、或いはプリンタドライバを介してコンピュータのディスプレー画面にインク残量に関する警告メッセージを表示させる等が可能となっている。
特開2003−266896号公報
ところで近年、プリンタには銀塩写真並の超高画質印刷を実行可能なものが普及し、また更なる高画質化を図るべく、ドットの更なる極小化が図られている。しかしこの様なドットの極小化に伴い、吐出されたインク滴が用紙に着弾する前にミストとなって浮遊してしまう問題が生じる。特に、用紙の四辺に余白無く印刷を行う所謂縁無し印刷では、用紙の端部から外れた領域にもインク滴を吐出するので、インクミストが顕著に発生する。
このインクミストは、プリンタの用紙搬送経路に付着することにより用紙を汚損する他、キャリッジ内部に侵入することにより、上述したインクカートリッジの各種情報を保持するICが電気的に接続する接点に付着し、その結果正しい情報の読み書きが行えなくなるといった問題が生じることがある。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その目的は、インクミストがキャリッジ内に侵入することを防止可能なキャリッジを提供することにある。
上記課題を解決する為に、本発明の第1の態様は、被記録媒体に記録を行う記録ヘッドを備え、主走査方向に往復動可能に設けられるキャリッジであって、インクカートリッジを収容するインクカートリッジ収容室を形成するとともに当該インクカートリッジ収容室の上方に開口部を形成するキャリッジ本体と、前記開口部を覆うカバーと、を備えて構成され、前記カバーが、前記開口部の少なくとも上方を隙間無く覆うよう形成されていることを特徴とする。本態様によれば、インクカートリッジ収容室上方の開口部を覆うカバーが、前記開口部の少なくとも上方を隙間無く覆うよう形成されていることから、浮遊して落下するインクミストがキャリッジ内部に侵入することを防止することができる。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様において、前記カバーの上面が、平坦な連続面によって形成されていることを特徴とする。本態様によれば、前記カバーの上面が、平坦な連続面によって形成されていることから、キャリッジが主走査方向に往復動作する際のキャリッジ周囲の空気の乱れを抑制することができる。その結果、インクミストの浮遊状態の乱れを抑制することができ、インクミストの広範囲への飛散を防止可能となり、またキャリッジ内部へインクミストが侵入し難くなる。
本発明の第3の態様は、上記第1のまたは第2の態様において、前記カバーが、前記開口部の両サイドを覆う形状を成していることを特徴とする。本態様によれば、前記カバーが、前記開口部の両サイドを覆う形状を成していることから、前記開口部からのインクミストの侵入をより一層防止できる。
本発明の第4の態様は、上記第1から第3の態様のいずれかにおいて、前記カバーが、閉じた状態において前記インクカートリッジ収容室に収容されるインクカートリッジを前記インクカートリッジ収容室の底部に向けて付勢するよう構成されていることを特徴とする。本態様によれば、前記カバーが、閉じた状態においてインクカートリッジを収容室の底部に向けて付勢するので、インクカートリッジが前記インクカートリッジ収容室内に確実に固定され、インクカートリッジの各種情報を保持するICを電気的に接触させる構成において接触不良を防止することができる。そして、前記カバーは前記開口部の上方を隙間無く覆う様に形成されていることから、前記カバーの剛性を高めることができ、従ってインクカートリッジをより確実に付勢することができる。
本発明の第5の態様は、上記第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記カバーが、半開きの状態において前記開口部の閉塞状態を維持し得るように、前記カバーの周囲に壁面が形成されていることを特徴とする。
本態様によれば、カバーに形成された壁面によってカバーが半開きの状態においても前記開口部の閉塞状態が維持されるので、浮遊して落下するインクミストがキャリッジ内部に侵入することをより一層確実に防止することができる。尚、カバーが半開きの状態とは、カバーがその自重によって殆ど閉じていて前記開口部の上方を殆ど覆っているものの、キャリッジ本体に対しては非ロック状態にある、その様な状態を意味する。
本発明の第6の態様は、上記第1から第5の態様のいずれかにおいて、前記カバーが、閉じた状態において前記インクカートリッジ収容室を形成する壁の上縁を外側と内側から挟み込む形状を成していることを特徴とする。
本態様によれば、前記カバーが、閉じた状態において前記インクカートリッジ収容室を形成する壁の上縁を外側と内側から挟み込む形状を成しているので、インクミストがキャリッジ内部に侵入することをより確実に防止することができる。
本発明の第7の態様は、被記録媒体に記録を行う記録装置であって、上記第1から第6の態様のいずれかに記載の前記キャリッジを備えていることを特徴とする。本態様によれば、記録装置において、上記第1から第6の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
本発明の第8の態様は、上記第7の態様において、前記キャリッジのカバーが半開きの状態において当該カバーが前記記録装置の外観を構成する外装ケースと干渉可能に構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、半開きの状態にあるキャリッジのカバーが、前記記録装置の外観を構成する外装ケースと干渉可能に構成されていることから、前記カバーが半開きの状態であることをユーザに容易に認識させることができるとともに、前記カバーが半開きの状態のまま記録が実行されることを防止することができる。
本発明の第9の態様は、被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射ヘッドを備え、主走査方向に往復動可能に設けられるキャリッジを有する液体噴射装置であって、前記キャリッジが、インクカートリッジを収容するインクカートリッジ収容室を形成するとともに当該インクカートリッジ収容室の上方に開口部を形成するキャリッジ本体と、前記開口部を覆うカバーと、を備えて構成され、前記カバーが、前記開口部の少なくとも上方を隙間無く覆うよう形成されていることを特徴とする。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。以下では先ず、図1及び図2を参照しながら、本発明に係る記録装置或いは液体噴射装置の一例としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の概要について説明する。ここで、図1はプリンタ1の装置本体(外装ケースを取り外した状態)の外観斜視図、図2は同側断面図である。尚、以下では、図2の右方向(プリンタ前方側)を用紙搬送(給送)経路の「下流側」と言い、左方向(プリンタ後方側)を「上流側」と言うこととする。
プリンタ1は後部に「被記録媒体」、「被噴射媒体」の一例としての記録用紙(主として単票紙:以下「用紙P」と言う)を傾斜姿勢でセット可能な被記録媒体給送手段(以下「給送装置」と言う)2を備え、当該給送装置2から、用紙Pを下流側の被記録媒体搬送手段4へ向けて給送する。給送された用紙Pは被記録媒体搬送手段4によって下流側の記録手段3へ搬送され、記録が実行される。そして記録手段3によって記録の行われた用紙Pは、下流側の被記録媒体排出手段5によって装置前方へ排出される。
以下、プリンタ1の用紙搬送経路上の構成要素について更に詳説する。給送装置2は、ホッパ11と、給送ローラ12と、リタードローラ13と、戻しレバー14と、ペーパーサポート15と、補助サポート16と、可動エッジガイド17、18と、固定エッジガイド19と、を備えて構成されている。
ホッパ11は板状体から成り、上部の揺動支点(図示せず)を中心に揺動可能に設けられ、揺動することにより、ホッパ11上に傾斜姿勢に支持された用紙Pを給送ローラ12に圧接させる圧接姿勢と、給送ローラ12から離間させる離間姿勢と、を切り換わる。回転駆動される給送ローラ12は側面視略D形の形状を成し、その円弧部分によって圧接した最上位の用紙Pを下流側へ給送する一方で、用紙Pが給送された後の、被記録媒体搬送手段4による用紙Pの搬送中においては、搬送負荷を生じさせない様に図示する様にその平坦部が用紙Pと対向する様に制御される。
リタードローラ13は、外周が弾性材によって形成され、給送ローラ12の円弧部分と圧接可能に設けられ、且つ、所定の回転抵抗(トルク)が与えられた状態に設けられている。リタードローラ13は用紙Pの重送が発生せずに、1枚だけ給送されている場合には、リタードローラ13に前記回転抵抗以上のトルクが加わるので、給送ローラ13に対して従動回転(図2の反時計回り)する。一方、用紙Pが給送ローラ12とリタードローラ13との間に複数枚存在する場合には、用紙間の摩擦係数が用紙Pとリタードローラ13との間の摩擦係数よりも低いため、リタードローラ13には前記回転抵抗以上のトルクが掛からず、回転せずに停止した状態となる。従ってこれにより、給送されるべき最上位の用紙Pにつられて重送されようとする次位以降の用紙Pが、リタードローラ13から下流側へ進まずに、重送が防止される。
戻しレバー14は、用紙Pの給送経路を側視して揺動可能に設けられていて、揺動することにより、重送されようとした次位以降の用紙Pをホッパ11上に戻す作用を奏する。
ペーパーサポート15及び補助サポート部材16は、ホッパ11における用紙支持面を用紙Pの後端方向に延長して用紙Pの後端を支持する。
可動エッジガイド17、18及び固定エッジガイド19は、ホッパ11において互いに対峙するように設けられ、用紙Pのエッジに当接して当該エッジの位置を規制する。可動エッジガイド17、18は、それぞれホッパ11、ペーパーサポート15において用紙Pの幅方向に変位(スライド)可能に設けられていて、これにより、用紙Pの幅寸法に適合した適切な位置に変位することが可能となっている。
次に、給送装置2と被記録媒体搬送手段4との間には、用紙Pの通過を検出する検出手段(図示せず)と、用紙Pの給送姿勢を形成するとともに用紙Pの給送ローラ12への接触を防止して搬送負荷を軽減するガイドローラ26が設けられている。
給送装置2の下流側に設けられた被記録媒体搬送手段4は、図示しないモータによって回転駆動される搬送駆動ローラ30と、該搬送駆動ローラ30に圧接して従動回転する搬送従動ローラ31とを備えて構成されている。
搬送従動ローラ31は紙案内上24の下流側端部に軸支され、その紙案内上24は、用紙幅方向に複数並設されている。紙案内上24は、軸24aがメインフレーム23に軸支されることで、用紙搬送経路を側視して軸24a中心に揺動可能に設けられるとともに、コイルばね25によって、搬送従動ローラ31が搬送駆動ローラ30に圧接する揺動方向に付勢されている。
被記録媒体搬送手段4に到達した用紙Pは、搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とによってニップされた状態で搬送駆動ローラ30が回転することにより、下流側の記録手段3へと搬送される。
記録手段3は、インクジェット記録ヘッド(以下「記録ヘッド」と言う)36と、当該記録ヘッド36と対向するように設けられる紙案内下37とを備えて構成される。記録ヘッド36はキャリッジ50の底部に設けられ、当該キャリッジ50は主走査方向に延びるキャリッジガイド軸34にガイドされながら、図示しない駆動モータによって主走査方向に往復動する様に駆動される。また、キャリッジ50は、複数色の各色毎に独立したインクカートリッジ35(図4参照)を搭載し、記録ヘッド36へとインクを供給する。尚、キャリッジ50の構成については、後に詳説する。
用紙Pと記録ヘッド36との距離を規定する紙案内下37には、記録ヘッド36と対向する面にリブが形成されているとともに(図示せず)、インクを打ち捨てる凹部(図示せず)が形成されていて、用紙Pの端部から外れた領域に吐出するインクを前記凹部に打ち捨てることにより、用紙Pの端部に余白無く印刷を行う所謂フチ無し印刷が実行される。
続いて、記録ヘッド36の下流側には、ガイドローラ43と、被記録媒体排出手段5が設けられている。ガイドローラ43は用紙Pの紙案内下37からの浮き上がりを防止して用紙Pと記録ヘッド36との距離を一定に保つ機能を果たす。被記録媒体排出手段5は図示しないモータによって回転駆動される排出駆動ローラ41と、当該排出駆動ローラ41に接して従動回転する排出従動ローラ42とを備えて構成されている。本実施形態において排出駆動ローラ41はゴムローラによって成されるとともに回転駆動される軸体の軸方向に複数設けられる。
また、排出従動ローラ42は外周に複数の歯を有する歯付きローラによって成されるとともに、主走査方向に長い形状を成す排紙フレームAssy45に、複数の排出駆動ローラ41に対応するよう複数設けられる。記録手段3によって記録の行われた用紙Pは、排出駆動ローラ41と排出従動ローラ42とによってニップされた状態で排出駆動ローラ41が回転駆動されることにより、装置前方(図示しないスタッカ)へ向けて排出される。
以上がプリンタ1の概要であり、以下、図3乃至図7を参照しながら、キャリッジ50の構成について詳説する。ここで、図3はキャリッジ50の斜視図、図4はキャリッジ50のカバー52を開いた状態の斜視図、図5はカバー52を裏側から見た斜視図、図6及び図7はキャリッジ本体51内部の斜視図である。
図3及び図4に示すように、キャリッジ50はキャリッジ本体51と、カバー52とを備えて構成されている。キャリッジ本体51は、複数の色毎に独立したインクカートリッジ35a〜35f(以下適宜まとめて「インクカートリッジ35」と言う)を収容するインクカートリッジ収容室51a(図6及び図7参照)を形成すべく、樹脂材料によって箱状体に形成されている。キャリッジ本体51の背面側には、キャリッジガイド軸34(図2)が軸通する軸受部51d、51dが設けられており、キャリッジ本体51の前方側には、カバー52の回動軸52b、52b(図5)を軸支する軸受部51b、51bが形成されている。
インクカートリッジ収容室51aに収容される各インクカートリッジ35a〜35fには、それぞれのインクカートリッジに関する各種情報(インク色、インク残量等)を保持するIC(図示せず)が設けられており、インクカートリッジ収容室51aの内側側壁には、各インクカートリッジ35a〜35eに設けられた前記ICと電気的に接続する接点53a〜53e(以下適宜総称して「接点53」と言う)が設けられている(尚、図6では、インクカートリッジ35fに対応する接点は見えない位置に設けられている)。
記録ヘッド36は、キャリッジ本体51の底部に設けられており、図示しないプリンタの制御部と記録ヘッド36とを結ぶフレキシブル・フラット・ケーブル(以下「FFC」と言う)55が、図7に示すようにキャリッジ本体51の側壁に形成された長穴51eを介してキャリッジ外部から内部に取り込まれている。ここで、長穴51eは図示するようにキャリッジ本体51の側壁において高い位置に形成されており、これによりFFC55と記録ヘッド36との接続作業を、容易に行える様になっている。
インクカートリッジ収容室51aの上部開口を覆うカバー52は、回動軸52b、52b(図5参照)を有し、当該回動軸52b、52bが、キャリッジ本体51に形成された軸受部51b、51bに軸支されることで、キャリッジ本体51に対して回動自在に設けられている。尚、2つの回動軸52b、52bの先端の距離(軸長さ)は、軸受部51b、51b間の間隔よりも大きく形成されており、回動軸52b、52bが一旦軸受部51b、51bに軸支されると、回動軸52b、52bは軸受部51b、51bから容易に外れないように構成されている。
そしてカバー52は、回動することにより、インクカートリッジ収容室51aの上部開口を覆う状態(図3)と、開放する状態(図4)とを切り換える。カバー52において符号52dは掛止フックを示しており、該掛止フック52dが、キャリッジ本体51に形成された被掛止部51fに掛止することによって、閉じた状態が保持される様になっている。
尚、図4において符号56はインクカートリッジ35に形成された突起であり、カバー52が閉じた状態となると、カバー52に形成された押圧部52gが、突起56をキャリッジ51本体の底部に向けて付勢する。これにより、インクカートリッジ35がインクカートリッジ収容室51aに確実に保持され、特に各インクカートリッジ35に設けられた前記ICと、接点53(図6)との接触状態が、確実に維持される様になっている。
カバー52は、図3に示すようにその上面52aが平坦な連続面によって滑らかに形成され、裏面は、図5に示すように複数のリブ52e、52fが格子状に配置された状態に形成されている。回動軸52b、52bの近傍には、側壁52c、52cが形成されており、当該側壁52c、52cによって、インクカートリッジ収容室51aの上部開口の両サイドを覆う様になっている。以上のように構成されたカバー52は、樹脂材料によって一体的に形成される。
以上の様に構成されたキャリッジ50は、カバー52が、インクカートリッジ収容室51aの上部開口の上方を隙間無く覆うように、即ち貫通穴等が一切形成されないよう構成されているので、浮遊して落下するインクミストがキャリッジ50に侵入することを防止することが可能となっている。また更に、カバー52は側壁52c、52cによってインクカートリッジ収容室51aの上部開口を両サイドから覆うので、より確実にインクミストの侵入を防止できる。従ってこれにより、インクカートリッジ収容室51aの内部に配置された接点53にインクミストが殆ど付着せず、常に適切に各インクカートリッジに設けられたICから情報を読み込み、或いは情報を書き込むことができる。
また、カバー52の上面52aが、平坦な連続面によって形成されていることから、キャリッジ50が主走査方向に往復動作する際のキャリッジ50周囲の空気の乱れを抑制することができる。その結果、インクミストの浮遊状態の乱れを抑制でき、インクミストの広範囲への飛散を防止でき、またキャリッジ50内部へインクミストがより一層侵入し難くなる。
更に、カバー52はインクカートリッジ収容室51aの上部開口の上方を隙間無く覆うよう形成されるとともに、その裏面が複数のリブ52e、52fが格子状に配置された状態に形成されているので、カバー52の剛性が向上し、これによってインクカートリッジ収容室51aに収容された各インクカートリッジ35を、より確実にインクカートリッジ収容室51aの底部に向けて付勢することができ、即ちインクカートリッジ収容室51aの内部に配置された接点53に、各インクカートリッジに設けられたICを常に確実に接触させることが可能となる。
続いて、図8乃至図11を参照しながらキャリッジ50の他の実施形態について説明する。図8及び図9はそれぞれ他の実施形態に係るキャリッジ50A、50Bの外観斜視図であり、いずれも(A)はカバー閉状態を、(B)はカバー半開き状態を示している。また、図10及び図11はそれぞれ他の実施形態に係るカバー52C、52Dの形状を示す外観斜視図である。
図8に示すキャリッジ50Aは、キャリッジ本体51Aと、カバー52Aとを備えて構成され、図9に示すキャリッジ50Bは、キャリッジ本体51Bと、カバー52Bとを備えて構成されている。
キャリッジ本体51A及び51Bは、上記キャリッジ本体51と同様にその内部にインクカートリッジ収容室(図示は省略)が形成されている。カバー52A及び52Bは、いずれも上記カバー52と同様に、閉状態においてインクカートリッジ収容室(キャリッジ本体)の上部開口を隙間無く覆うように構成されているとともに、上面が平坦な連続面によって形成されている。これにより、上記カバー52と同様な作用効果を得ることができる様になっている。尚、カバー52Aは前方側に回動軸(図示せず)を有し、前方側に向かって開く様キャリッジ本体51Aに設けられ、カバー52Bは後方側に回動軸(図示せず)を有し、後方側に向かって開く様キャリッジ本体51Bに設けられる。
カバー52A及び52Bの特徴は、半開きの状態においても、インクカートリッジ収容室(キャリッジ本体)の上部開口を閉塞状態に維持し得る点にある。
より詳しくは、例えば図8(B)はカバー52Aが半開きの状態を示しており、この半開きの状態において、カバー52Aの周囲に形成された壁面52jにより、インクカートリッジ収容室(キャリッジ本体51A)の上部開口部の閉塞状態が維持され、これによって浮遊して落下するインクミストがキャリッジ内部に侵入することをより一層確実に防止することができる様になっている。図11に示すキャリッジ50Bについても同様に、カバー52Bに形成された壁面52kによって、インクカートリッジ収容室の上部開口部の閉塞状態が維持される。
ここで、カバー52Aが半開きの状態とは、カバー52Aがその自重によって殆ど閉じていてインクカートリッジ収容室(キャリッジ本体51A)の開口部の上方を殆ど覆っているものの、完全には閉じておらず、キャリッジ本体51Aに対して非ロック状態にある、その様な状態を意味する(図9のカバー52Bについても同様)。例えば、図4のキャリッジ50の場合では、掛止フック52dが被掛止部51fに完全に掛止しておらず、即ちカバー52がキャリッジ本体51に対して非ロック状態にあり、掛止フック52dが被掛止部51fの上部に乗り上がった状態のままカバー52が自重によって静止している、その様な状態である。
ところで、上記カバー52、カバー52A、52Bは、いずれも半開きの状態においてプリンタ1の外観を構成する外装ケースと干渉可能に構成されている。例えば、図2において符号6は外装ケースの一部を示しており、符号52’で示す様にカバー52が半開きの状態になると、カバー52と外装ケース6とが干渉する様になっている。従ってこれにより、カバー52が半開きの状態であることをユーザに容易に認識させることができるとともに、カバー52が半開きの状態のまま記録が実行されることを防止することができる様になっている(図8(B)、図9(B)に示す状態のカバー52A、52Bも同様)。
尚、図8及び図9にそれぞれ示すカバー52A、52Bは、図10、図11にそれぞれ示すカバー52C、52Dの様な形態とすることもできる。
例えば図10のカバー52Cは、閉じた際にインクカートリッジ収容室51aを形成する壁の上縁51gを壁部52m、52nによって外側と内側から挟み込む様に構成されている。従って閉じた際にはキャリッジ本体51A内部へのインクミストの侵入をより一層確実に防止できる様になっている。図11のカバー52Dも同様に、閉じた際にインクカートリッジ収容室51aを形成する壁の上縁51gを壁部52m、52nによって外側と内側から挟み込む様に構成されているので、閉じた際にはキャリッジ本体51B内部へのインクミストの侵入をより一層確実に防止できる様になっている。
尚このカバー52C、52Dは、既に説明したカバー52A、52Bと同様に、半開きの状態においてインクカートリッジ収容室(キャリッジ本体)の上部開口を閉塞状態に維持し得るように構成されているとともに、半開きの状態においてプリンタ1の外観を構成する外装ケースと干渉可能に構成されており、既に説明したカバー52A、52Bと同様の作用効果を得ることが可能となっている。
本発明に係るプリンタの装置本体の斜視図。 本発明に係るプリンタの側断面図。 本発明に係るキャリッジの外観斜視図。 本発明に係るキャリッジのカバーを開いた状態の斜視図。 カバーを裏側から見た斜視図。 キャリッジ本体内部の斜視図。 キャリッジ本体内部の斜視図。 本発明の他の実施形態に係るキャリッジの外観斜視図((A)はカバー閉の状態、(B)はカバー半開きの状態)。 本発明の他の実施形態に係るキャリッジの外観斜視図((A)はカバー閉の状態、(B)はカバー半開きの状態)。 本発明の他の実施形態に係るカバーの形状を示す外観斜視図。 本発明の他の実施形態に係るカバーの形状を示す外観斜視図。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ、2 給送装置、3 記録手段、4 被記録媒体搬送手段、5 被記録媒体排出手段、6 外装ケース、11 ホッパ、12 給送ローラ、13 リタードローラ、14 戻しレバー、15 ペーパーサポート、16 補助サポート部材、17、18 可動エッジガイド、19 固定エッジガイド、23 メインフレーム、24 紙案内上、25 コイルばね、26 ガイドローラ、30 搬送駆動ローラ、31 搬送従動ローラ、34 キャリッジガイド軸、35a〜35f インクカートリッジ、36 記録ヘッド、37 紙案内下、41 排出駆動ローラ、42 排出従動ローラ、43 補助ローラ、45 排紙フレームAssy、50 キャリッジ、51a インクカートリッジ収容室、52 カバー、P 記録用紙

Claims (9)

  1. 被記録媒体に記録を行う記録ヘッドを備え、主走査方向に往復動可能に設けられるキャリッジであって、
    インクカートリッジを収容するインクカートリッジ収容室を形成するとともに当該インクカートリッジ収容室の上方に開口部を形成するキャリッジ本体と、
    前記開口部を覆うカバーと、を備えて構成され、
    前記カバーが、前記開口部の少なくとも上方を隙間無く覆うよう形成されている、
    ことを特徴とするキャリッジ。
  2. 請求項1において、前記カバーの上面が、平坦な連続面によって形成されている、
    ことを特徴とするキャリッジ。
  3. 請求項1または2において、前記カバーが、前記開口部の両サイドを覆う形状を成している、
    ことを特徴とするキャリッジ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項において、前記カバーが、閉じた状態において前記インクカートリッジ収容室に収容されるインクカートリッジを前記インクカートリッジ収容室の底部に向けて付勢するよう構成されている、
    ことを特徴とするキャリッジ。
  5. 請求項1から4のいずれか1項において、前記カバーが、半開きの状態において前記開口部の閉塞状態を維持し得るように、前記カバーの周囲に壁面が形成されている、
    ことを特徴とするキャリッジ。
  6. 請求項1から5のいずれか1項において、前記カバーが、閉じた状態において前記インクカートリッジ収容室を形成する壁の上縁を外側と内側から挟み込む形状を成している、
    ことを特徴とするキャリッジ。
  7. 被記録媒体に記録を行う記録装置であって、請求項1から6のいずれか1項に記載の前記キャリッジを備えている、
    ことを特徴とする記録装置。
  8. 請求項7において、前記キャリッジのカバーが半開きの状態において当該カバーが前記記録装置の外観を構成する外装ケースと干渉可能に構成されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  9. 被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射ヘッドを備え、主走査方向に往復動可能に設けられるキャリッジを有する液体噴射装置であって、
    前記キャリッジが、インクカートリッジを収容するインクカートリッジ収容室を形成するとともに当該インクカートリッジ収容室の上方に開口部を形成するキャリッジ本体と、
    前記開口部を覆うカバーと、を備えて構成され、
    前記カバーが、前記開口部の少なくとも上方を隙間無く覆うよう形成されている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
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