JP2007038644A - キャリッジ、記録装置、液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 記録ヘッド及びインクカートリッジを備えるとともに主走査方向に往復動可能に設けられるキャリッジ50は、上方に開口部を有するキャリッジ本体51と、キャリッジ本体51に対して開閉自在に設けられ、前記開口部を覆うカバー52と、を備えて構成されている。カバー52は、前記開口部の上方を隙間なく覆うように、上面が平坦な連続面52aによって形成されていて、これによってインクミストのキャリッジ本体51内部への侵入が防止される。
【選択図】図3
Description
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その目的は、インクミストがキャリッジ内に侵入することを防止可能なキャリッジを提供することにある。
本発明の第5の態様は、上記第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記カバーが、半開きの状態において前記開口部の閉塞状態を維持し得るように、前記カバーの周囲に壁面が形成されていることを特徴とする。
本態様によれば、カバーに形成された壁面によってカバーが半開きの状態においても前記開口部の閉塞状態が維持されるので、浮遊して落下するインクミストがキャリッジ内部に侵入することをより一層確実に防止することができる。尚、カバーが半開きの状態とは、カバーがその自重によって殆ど閉じていて前記開口部の上方を殆ど覆っているものの、キャリッジ本体に対しては非ロック状態にある、その様な状態を意味する。
本態様によれば、前記カバーが、閉じた状態において前記インクカートリッジ収容室を形成する壁の上縁を外側と内側から挟み込む形状を成しているので、インクミストがキャリッジ内部に侵入することをより確実に防止することができる。
本態様によれば、半開きの状態にあるキャリッジのカバーが、前記記録装置の外観を構成する外装ケースと干渉可能に構成されていることから、前記カバーが半開きの状態であることをユーザに容易に認識させることができるとともに、前記カバーが半開きの状態のまま記録が実行されることを防止することができる。
ペーパーサポート15及び補助サポート部材16は、ホッパ11における用紙支持面を用紙Pの後端方向に延長して用紙Pの後端を支持する。
可動エッジガイド17、18及び固定エッジガイド19は、ホッパ11において互いに対峙するように設けられ、用紙Pのエッジに当接して当該エッジの位置を規制する。可動エッジガイド17、18は、それぞれホッパ11、ペーパーサポート15において用紙Pの幅方向に変位(スライド)可能に設けられていて、これにより、用紙Pの幅寸法に適合した適切な位置に変位することが可能となっている。
給送装置2の下流側に設けられた被記録媒体搬送手段4は、図示しないモータによって回転駆動される搬送駆動ローラ30と、該搬送駆動ローラ30に圧接して従動回転する搬送従動ローラ31とを備えて構成されている。
記録手段3は、インクジェット記録ヘッド(以下「記録ヘッド」と言う)36と、当該記録ヘッド36と対向するように設けられる紙案内下37とを備えて構成される。記録ヘッド36はキャリッジ50の底部に設けられ、当該キャリッジ50は主走査方向に延びるキャリッジガイド軸34にガイドされながら、図示しない駆動モータによって主走査方向に往復動する様に駆動される。また、キャリッジ50は、複数色の各色毎に独立したインクカートリッジ35(図4参照)を搭載し、記録ヘッド36へとインクを供給する。尚、キャリッジ50の構成については、後に詳説する。
図8に示すキャリッジ50Aは、キャリッジ本体51Aと、カバー52Aとを備えて構成され、図9に示すキャリッジ50Bは、キャリッジ本体51Bと、カバー52Bとを備えて構成されている。
より詳しくは、例えば図8(B)はカバー52Aが半開きの状態を示しており、この半開きの状態において、カバー52Aの周囲に形成された壁面52jにより、インクカートリッジ収容室(キャリッジ本体51A)の上部開口部の閉塞状態が維持され、これによって浮遊して落下するインクミストがキャリッジ内部に侵入することをより一層確実に防止することができる様になっている。図11に示すキャリッジ50Bについても同様に、カバー52Bに形成された壁面52kによって、インクカートリッジ収容室の上部開口部の閉塞状態が維持される。
例えば図10のカバー52Cは、閉じた際にインクカートリッジ収容室51aを形成する壁の上縁51gを壁部52m、52nによって外側と内側から挟み込む様に構成されている。従って閉じた際にはキャリッジ本体51A内部へのインクミストの侵入をより一層確実に防止できる様になっている。図11のカバー52Dも同様に、閉じた際にインクカートリッジ収容室51aを形成する壁の上縁51gを壁部52m、52nによって外側と内側から挟み込む様に構成されているので、閉じた際にはキャリッジ本体51B内部へのインクミストの侵入をより一層確実に防止できる様になっている。
Claims (9)
- 被記録媒体に記録を行う記録ヘッドを備え、主走査方向に往復動可能に設けられるキャリッジであって、
インクカートリッジを収容するインクカートリッジ収容室を形成するとともに当該インクカートリッジ収容室の上方に開口部を形成するキャリッジ本体と、
前記開口部を覆うカバーと、を備えて構成され、
前記カバーが、前記開口部の少なくとも上方を隙間無く覆うよう形成されている、
ことを特徴とするキャリッジ。 - 請求項1において、前記カバーの上面が、平坦な連続面によって形成されている、
ことを特徴とするキャリッジ。 - 請求項1または2において、前記カバーが、前記開口部の両サイドを覆う形状を成している、
ことを特徴とするキャリッジ。 - 請求項1から3のいずれか1項において、前記カバーが、閉じた状態において前記インクカートリッジ収容室に収容されるインクカートリッジを前記インクカートリッジ収容室の底部に向けて付勢するよう構成されている、
ことを特徴とするキャリッジ。 - 請求項1から4のいずれか1項において、前記カバーが、半開きの状態において前記開口部の閉塞状態を維持し得るように、前記カバーの周囲に壁面が形成されている、
ことを特徴とするキャリッジ。 - 請求項1から5のいずれか1項において、前記カバーが、閉じた状態において前記インクカートリッジ収容室を形成する壁の上縁を外側と内側から挟み込む形状を成している、
ことを特徴とするキャリッジ。 - 被記録媒体に記録を行う記録装置であって、請求項1から6のいずれか1項に記載の前記キャリッジを備えている、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項7において、前記キャリッジのカバーが半開きの状態において当該カバーが前記記録装置の外観を構成する外装ケースと干渉可能に構成されている、
ことを特徴とする記録装置。 - 被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射ヘッドを備え、主走査方向に往復動可能に設けられるキャリッジを有する液体噴射装置であって、
前記キャリッジが、インクカートリッジを収容するインクカートリッジ収容室を形成するとともに当該インクカートリッジ収容室の上方に開口部を形成するキャリッジ本体と、
前記開口部を覆うカバーと、を備えて構成され、
前記カバーが、前記開口部の少なくとも上方を隙間無く覆うよう形成されている、
ことを特徴とする液体噴射装置。
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