JP2003011382A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2003011382A
JP2003011382A JP2001201954A JP2001201954A JP2003011382A JP 2003011382 A JP2003011382 A JP 2003011382A JP 2001201954 A JP2001201954 A JP 2001201954A JP 2001201954 A JP2001201954 A JP 2001201954A JP 2003011382 A JP2003011382 A JP 2003011382A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インナ供給チューブおよびインナ戻りチュー
ブの材料上の制約がなく、製造コストおよびランニング
コストの低減化を図ることができ、また、取り外しにお
いてもインクのこぼれが少なく、さらには、シルエット
を小さくすることのできるヘッドユニットを備える、イ
ンクジェット記録装置を提供すること。 【解決手段】 ヘッドユニット41内においてヘッドユ
ニット47にインクを供給するバッファタンク48と接
続されるインナ供給チューブ50およびインナ戻りチュ
ーブ51と、サブタンク43に接続されるアウタ供給チ
ューブ91およびアウタ戻りチューブ92とを、ヘッド
側ジョイント部材49およびキャリッジ側ジョイント部
材117によって、インクジェットヘッド47のインク
の噴射方向、および、ヘッドユニット41を支持するキ
ャリッジ42の底壁52に対して、傾斜した方向におい
て接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクをノズルか
ら噴射して、用紙などに所定の記録を行なうインクジェ
ット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクジェット記録装置とし
て、インクを収容するインクカートリッジと、インクを
噴射して用紙などに所定の記録を行なうためのインクジ
ェットヘッドを備えるヘッドユニットとが、チューブを
介して接続されているチューブ供給タイプのインクジェ
ット記録装置が知られている。
【0003】このようなチューブ供給タイプのインクジ
ェット記録装置では、たとえば、図8に示すように、ヘ
ッドユニット1は、ヘッドホルダ2と、そのヘッドホル
ダ2に支持されるインクジェットヘッド3、バッファタ
ンク4およびヘッド側ジョイント部材5を備えており、
キャリッジ20に着脱可能に支持されている。
【0004】インクジェットヘッド3は、インクをノズ
ル面8から噴射させる複数の噴射チャンネル(図示せ
ず)が形成されるアクチュエータ6と、そのアクチュエ
ータ6の上端部に接合され、上向きに突出するインク流
入口10が形成されているマニホールド7とを備えてい
る。このインクジェットヘッド3は、マニホールド7に
接着固定される取付板11を介して、ヘッドホルダ2に
支持されており、ノズル面8を鉛直方向下方に向けて露
出させた状態で、ヘッドホルダ2のヘッドカバー9によ
って被覆されている。そして、マニホールド7は、イン
ク流入口10から流入されるインクをアクチュエータ6
の各噴射チャンネルに分配供給し、アクチュエータ6
は、容積変化によって分配供給されたインクをノズル面
8から鉛直方向下方に向けて噴射するようにしている。
【0005】バッファタンク4は、インクを一時的に貯
留するための容器として形成されており、インクジェッ
トヘッド3の上方において、ヘッドホルダ2に支持され
ている。また、このバッファタンク4の上部には、イン
ク供給口12およびインク戻り口13が上向きに突出形
成されるとともに、その底部には、インク流出口14が
下向きに突出形成されている。
【0006】そして、インク供給口12には、インナ供
給チューブ15が接続されるとともに、インク戻り口1
3には、インナ戻りチューブ16が接続され、さらに、
インク流出口14には、フィルタ17を介して、マニホ
ールド7のインク流入口10が接続されている。そのた
め、バッファタンク4に貯留されているインクは、イン
ク流出口14からインク流入口10を介してマニホール
ド7に供給される。
【0007】ヘッド側ジョイント部材5は、インクジェ
ットヘッド3の側方上方において、ほぼ水平方向に延び
るヘッドホルダ2に支持されている。このヘッド側ジョ
イント部材5は、ヘッド側供給ジョイント18およびヘ
ッド側戻りジョイント19を備えており、それらがヘッ
ドホルダ2から鉛直方向上方に向かって立設するように
並列配置されている。これらヘッド側供給ジョイント1
8およびヘッド側戻りジョイント19は、下方が開口さ
れる筒状に形成されている。
【0008】また、キャリッジ20は、ヘッドユニット
1を収容するケーシング21と、そのケーシング21に
設けられるキャリッジ側ジョイント部材22とを備えて
いる。ケーシング21は、ヘッドユニット1をほぼ水平
方向において支持するとともに、キャリッジ側ジョイン
ト部材22も、そのケーシング21に、ほぼ水平方向に
おいて支持されており、2つのキャリッジ側供給ジョイ
ント23およびキャリッジ側戻りジョイント24を備え
ている。キャリッジ側供給ジョイント23およびキャリ
ッジ側戻りジョイント24は、鉛直方向上方に向かって
突出形成される筒状をなし、それらがヘッド側供給ジョ
イント18およびヘッド側戻りジョイント19にそれぞ
れ挿入接続されている。
【0009】そして、ヘッド側供給ジョイント18に
は、インナ供給チューブ15が接続されるとともに、キ
ャリッジ側供給ジョイント23には、サブタンク26に
接続されるアウタ供給チューブ27が接続されている。
また、ヘッド側戻り側ジョイント19には、インナ戻り
チューブ16が接続されるとともに、キャリッジ側戻り
側ジョイント24には、サブタンク26に接続されるア
ウタ戻りチューブ28が接続されている。なお、アウタ
戻りチューブ28の途中には、循環ポンプ29が設けら
れている。
【0010】そして、このようなヘッドユニット1を備
えるインクジェット記録装置では、循環ポンプ29の駆
動により、サブタンク26に貯留されるインクが、アウ
タ供給チューブ27、キャリッジ側供給ジョイント2
3、ヘッド側供給ジョイント18およびインナ供給チュ
ーブ15を介してバッファタンク4に供給されると同時
に、バッファタンク4に貯留されているインクが、イン
ナ戻りチューブ16、ヘッド側戻りジョイント19、キ
ャリッジ側戻りジョイント24およびアウタ戻りチュー
ブ28を介してサブタンク26に戻されることにより、
インク中に発生した気泡がインクとともにサブタンク2
6に回収されて、そのサブタンク26内でインクとの重
さの違いによりインクから自然に分離される。通常は、
循環ポンプ29は停止しており、インクジェットヘッド
3でインクを噴射した分だけ、アクチュエータ6のノズ
ル部に作用する毛細管力により、サブタンク26からア
ウタ供給チューブ27を介してバッファタンク4に自然
に供給される。
【0011】なお、サブタンク26には、補充チューブ
30を介してインクカートリッジ31が接続されてお
り、サブタンク26内に貯留されるインクの減少に応じ
て、補充チューブ30の途中に設けられる送液ポンプ3
2によって、インクカートリッジ31からサブタンク2
6内にインクを順次補充するようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように構
成されるヘッドユニット1では、ヘッド側供給ジョイン
ト18とキャリッジ側供給ジョイント23、および、ヘ
ッド側戻りジョイント19とキャリッジ側戻りジョイン
ト24が、インクジェットヘッド3のインクの噴射方向
とほぼ同方向であり、かつ、ヘッドユニット1がケーシ
ング21に支持される方向とほぼ直交する方向である鉛
直方向においてそれぞれ接続されているので、上向きに
突出形成されるインク供給口12およびインク戻り口1
3に接続されるインナ供給チューブ15およびインナ戻
りチューブ16を、ヘッド側供給ジョイント18および
ヘッド側戻りジョイント19に接続するためには、それ
らインナ供給チューブ15およびインナ戻りチューブ1
6をほぼ180°折り曲げて引き回さなければならず、
そのためには、インナ供給チューブ15およびインナ戻
りチューブ16を非常に可撓性の高い材料で形成しなけ
ればならず、材料上の制約を受けるという不具合があ
る。
【0013】また、これらインナ供給チューブ15およ
びインナ戻りチューブ16をほぼ180°折り曲げて引
き回すと接続間の距離が長くなるため、インナ供給チュ
ーブ15およびインナ戻りチューブ16を形成するため
の材料コストが高くなるとともに、インクの循環量も多
くなるために、製造コストおよびランニングコストの上
昇を招くという不具合がある。さらに、チューブの壁を
とおして侵入する空気の量も多くなり、気泡の発生が多
くなってインクジェットヘッド3で噴射不良を起こす確
立が高くなる。
【0014】また、ヘッド側供給ジョイント18および
ヘッド側戻りジョイント19が、ヘッドホルダ2から鉛
直方向上方に向かって立設するように並列配置されてい
ると、インクジェットヘッド1との間の水頭高さを十分
に確保することができず、たとえば、ヘッドユニット1
を図示しないキャリッジから取り外す時に、ヘッド側供
給ジョイント18およびヘッド側戻りジョイント19か
ら、キャリッジ側供給ジョイント23およびキャリッジ
側戻りジョイント24をそれぞれ取り外した時に、イン
クがヘッド側供給ジョイント18およびヘッド側戻りジ
ョイント19から、どっとこぼれ落ちてしまうという不
具合がある。
【0015】さらに、ヘッド側供給ジョイント18とキ
ャリッジ側供給ジョイント23、および、ヘッド側戻り
ジョイント19とキャリッジ側戻りジョイント24が、
それぞれ鉛直方向において接続されていると、その分、
それらを支持するヘッドホルダ2およびキャリッジ20
の幅が必要となるため、シルエットが大きくなり、装置
が大型化して、製造、輸送および保管において不便とな
る。
【0016】本発明は、これらの不具合を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、イン
ナ供給チューブおよびインナ戻りチューブの材料上の制
約がなく、製造コストおよびランニングコストの低減化
を図ることができ、また、取り外しにおいてもインクの
こぼれが少なく、さらには、シルエットを小さくするこ
とのできるヘッドユニットを備える、インクジェット記
録装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、インクを噴射するヘッド
部材と、前記ヘッド部材にインクを供給するための第1
流路形成部材とを有するヘッドユニットと、前記ヘッド
ユニットを着脱可能に支持し、前記ヘッドユニットの第
1流路形成部材と接続可能な第2流路形成部材を有する
支持部材とを備えるインクジェット記録装置であって、
前記支持部材に前記ヘッドユニットを支持した状態にお
いて、前記ヘッド部材がインクを噴射する方向に対し、
前記第1流路形成部材と前記第2流路形成部材とが傾斜
した方向において接続されることを特徴としている。
【0018】このような構成によると、第1流路形成部
材と第2流路形成部材とが、ヘッド部材がインクを噴射
する方向に対して傾斜した方向において接続されている
ので、それらがインクの噴射方向に沿って接続されてい
る場合に比べて、第1流路形成部材をヘッド部材とより
大きい曲率で接続することができる。そのため、第1流
路形成部材を、非常に可撓性の高い材料で形成しなくて
もよく、材料選択の範囲を拡大することができる。
【0019】また、第1流路形成部材と第2流路形成部
材とが、ヘッド部材がインクを噴射する方向に対して傾
斜した方向において接続されていると、それらがインク
の噴射方向に沿って接続されている場合に比べて、第1
流路形成部材と第2流路形成部材との接続部とヘッド部
材との接続間の距離を短くすることができる。そのた
め、第1流路形成部材の材料コストの低減化を図ること
ができるとともに、インクの循環量も低減することがで
き、ランニングコストの低減化およびメンテナンス性の
向上を図ることができる。
【0020】また、請求項2に記載の発明は、インクを
噴射するヘッド部材と、前記ヘッド部材にインクを供給
するための第1流路形成部材とを有するヘッドユニット
と、前記ヘッドユニットを着脱可能に支持し、前記ヘッ
ドユニットの第1流路形成部材と接続可能な第2流路形
成部材を有する支持部材とを備えるインクジェット記録
装置であって、前記支持部材が前記ヘッドユニットを支
持する面に対し、前記第1流路形成部材と前記第2流路
形成部材とが傾斜した方向において接続されることを特
徴としている。
【0021】このような構成によると、第1流路形成部
材と第2流路形成部材とが、支持部材がヘッドユニット
を支持する面に対して傾斜した方向において接続されて
いるので、それらが支持部材がヘッドユニットを支持す
る面に対してほぼ直交する方向に沿って接続されている
場合に比べて、第1流路形成部材をヘッド部材とより大
きい曲率で接続することができる。そのため、第1流路
形成部材を、非常に可撓性の高い材料で形成しなくても
よく、材料選択の範囲を拡大することができる。
【0022】また、第1流路形成部材と第2流路形成部
材とが、支持部材がヘッドユニットを支持する面に対し
て傾斜した方向において接続されていると、それらが支
持部材がヘッドユニットを支持する面に対してほぼ直交
する方向に沿って接続されている場合に比べて、第1流
路形成部材と第2流路形成部材との接続部とヘッド部材
との接続間の距離を短くすることができる。そのため、
第1流路形成部材の材料コストの低減化を図ることがで
きるとともに、インクの循環量も低減することができ、
ランニングコストの低減化およびメンテナンス性の向上
を図ることができる。
【0023】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載の発明において、前記第1流路形成部材
と前記第2流路形成部材との接続部は、前記傾斜方向に
突出した雄部材と、前記傾斜方向に開口した雌部材とか
らなることを特徴としている。
【0024】このような構成によると、雌部材に雄部材
を挿入することにより、簡易かつ確実に第1流路形成部
材と第2流路形成部材とを傾斜方向において接続するこ
とができる。
【0025】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
ないし3のいずれかに記載の発明において、前記支持部
材は、前記ヘッド部材のインク噴射方向とはほぼ直交す
る方向に移動するキャリッジであることを特徴としてい
る。
【0026】このような構成によると、支持部材がキャ
リッジであるため、ヘッドユニットはそのキャリッジに
支持されながら、ヘッド部材のインク噴射方向とほぼ直
交する方向に移動される。そのため、確実な移動動作に
よる良好な印字を達成することができる。
【0027】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
ないし4のいずれかに記載の発明において、前記第1流
路形成部材と前記第2流路形成部材との接続部は、前記
ヘッド部材よりも上方に配置されていることを特徴とし
ている。
【0028】このような構成によると、接続部がヘッド
部材よりも上方に配置されているので、それらの間の水
頭高さを確保することができる。しかも、この構成で
は、その上方に配置された状態で、接続部が傾斜配置さ
れているので、その分、さらなる水頭高さを確保するこ
とができる。そのため、たとえば、第1流路形成部材か
ら第2流路形成部材を取り外しても、インクが第1流路
形成部材からこぼれ落ちることが少なく、良好なメンテ
ナンス性を確保することができる。
【0029】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
ないし5のいずれかに記載の発明において、前記第1流
路形成部材と前記第2流路形成部材との接続部を支持す
る支持プレートを備え、前記支持プレートが、前記接続
部の傾斜方向とほぼ直交する方向に配置されていること
を特徴としている。
【0030】このような構成によると、接続部を支持す
る支持プレートが、接続部に対して直交する方向に傾斜
配置されるので、その分、水平方向の幅を減少させてシ
ルエットを小さくすることができる。そのため、装置の
コンパクト化および軽量化を図ることができ、設計、包
装および物流コストの低減化によって、製造、輸送およ
び保管における利便を図ることができる。
【0031】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
ないし6のいずれかに記載の発明において、前記ヘッド
ユニットには、前記ヘッド部材に給電するための第1電
気接続部が、下方に露出するように設けられるととも
に、前記支持部材には、前記第1電気接続部に対向可能
な第2電気接続部が上方に露出するように設けられてお
り、前記ヘッドユニットの前記支持部材に対する装着時
には、前記両電気接続部が、前記傾斜方向における水平
方向成分に沿う方向に移動可能に接続されるように構成
されていることを特徴としている。
【0032】このような構成によると、ヘッドユニット
を支持部材に装着する時には、まず、ヘッドユニットを
上方向から支持部材に近接させて、第1電気接続部と第
2電気接続部とを対向接触させた後、次いで、ヘッドユ
ニットを、第1流路形成部材と第2流路形成部材との傾
斜方向に沿って移動させると、第1流路形成部材と第2
流路形成部材とがその傾斜方向に沿って円滑に接続され
る。また、これと同時に、第1電気接続部および第2電
気接続部は、ヘッドユニットの傾斜方向への移動に伴な
って、その傾斜方向における水平方向成分に沿った水平
方向に移動しながら接続される。そのため、ヘッドユニ
ットを支持部材に装着する時には、第1流路形成部材と
第2流路形成部材との傾斜方向での接続、および、第1
電気接続部と第2電気接続部との水平方向での接続を、
1つの動作で円滑に達成することができる。また、ヘッ
ドユニットを支持部材から取り外す時にも、これとは逆
に、第1流路形成部材と第2流路形成部材との傾斜方向
での取り外し、および、第1電気接続部と第2電気接続
部との水平方向での取り外しを、1つの動作で円滑に達
成することができる。そのため、ヘッドユニットの支持
部材に対する着脱作業の簡易化を図ることができる。
【0033】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
ないし7のいずれかに記載の発明において、前記支持部
材は、前記ヘッドユニットの前記傾斜方向に沿って前記
ヘッドユニットを受け入れることができるように形成さ
れており、前記ヘッドユニットおよび前記支持部材に
は、前記ヘッドユニットを前記支持部材に対して、前記
傾斜方向に沿って装着するためのガイド部材が設けられ
ていることを特徴としている。
【0034】このような構成によると、ヘッドユニット
を支持部材に装着する時には、ヘッドユニットをガイド
部材に沿って支持部材に挿入すれば、ヘッドユニット
は、第1流路形成部材と第2流路形成部材との傾斜方向
に沿って移動されるので、第1流路形成部材と第2流路
形成部材とが、その傾斜方向においてそのまま円滑に接
続されるとともに、ヘッドユニットが支持部材に確実に
装着される。また、ヘッドユニットを支持部材から取り
外す時にも、これとは逆に、第1流路形成部材と第2流
路形成部材とを傾斜方向においてそのまま円滑に取り外
せながら、ヘッドユニットを支持部材から取り外すこと
ができる。そのため、ヘッドユニットの支持部材に対す
る確実な着脱と、第1流路形成部材と第2流路形成部材
との傾斜方向での円滑な接続および取り外しを同時に達
成することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のインクジェット
記録装置の一実施形態であって、ヘッドユニットがキャ
リッジに装着された状態の側断面図を含む概略構成図、
図2は、図1に示すヘッドユニットの側断面図、図3
は、図2に示すヘッドユニットのヘッド側ジョイント部
材の平断面図、図4は、図1に示すヘッドユニットをキ
ャリッジに装着する状態を示す部分側断面図、図5は、
図4に示すキャリッジの平面図である。また、図6およ
び図7は、ヘッド側コネクタとキャリッジ側コネクタと
の間の接続動作を説明するための図5の要部平面図であ
る。以下、これら図1ないし図7を参照して、本発明の
インクジェット記録装置の一実施形態について説明す
る。
【0036】図1において、このインクジェット記録装
置は、ヘッドユニット41、支持部材としてのキャリッ
ジ42、サブタンク43、インクカートリッジ44など
を備えており、ヘッドユニット41とサブタンク43と
が、第2流路形成部材としてのアウタ供給チューブ91
およびアウタ戻りチューブ92を介して接続されてい
る、チューブ供給タイプのインクジェット記録装置とし
て構成されている。
【0037】ヘッドユニット41は、図2に示すよう
に、ヘッドホルダ45およびヘッドホルダ45の上方を
覆うヘッドカバー46を備え、そのヘッドホルダ45内
に、ヘッド部材を構成するインクジェットヘッド47お
よびバッファタンク48と、雌部材としてのヘッド側ジ
ョイント部材49と、第1流路形成部材としてのインナ
供給チューブ50およびインナ戻りチューブ51とを備
えている。
【0038】ヘッドホルダ45は、側壁53および上壁
54が一体的に形成され下面を開放したボックス状部
と、その開放下面に固定した底壁52とからなり、その
底壁52には、インクジェットヘッド47を下方に突出
させるための開口部55と、その開口部55からさらに
下方に突出し、インクジェットヘッド47の側方を被覆
するカバー部材56と、開口部55の前後方向(紙面の
左右方向)両側から下方に向けて突出形成される2つの
位置決めピン61が形成されている。また、この底壁5
2の上方には、ほぼ水平方向に延びる支持壁70が支持
されている。
【0039】また、このヘッドホルダ45の一方側(以
下前側とする)の側壁53は、斜め前側上方に向かって
傾斜する支持プレートとしての傾斜壁57が形成されて
おり、また、上壁54には、ほぼ水平方向前側に突出す
るコネクタ挿通板58が形成されている。
【0040】傾斜壁57には、後述する雄部材としての
キャリッジ側ジョイント部材117を挿通させるための
ヘッド側ジョイント挿通孔59が開口形成されるととも
に、その内側において、ヘッド側ジョイント挿通孔59
を囲むようにしてジョイント支持部60が固定部材(不
図示)により固定されている。このジョイント支持部6
0の上壁には、ヘッド側ジョイント部材49を係止する
ための係止部89(図3参照)が形成されている。
【0041】ヘッドカバー46は、その内部に、後述す
るアクチュエータ64を変形駆動させるためのヘッド基
板69を支持した状態で、ヘッドホルダ45にその上壁
54と平行に取り付けられている。このヘッド基板69
の前側端部には、第1電気接続部としてのヘッド側コネ
クタ62が、コネクタ挿通板58の挿通孔から露出する
ように下方に向かって突出形成されている。また、コネ
クタ位置決めピン63が、ヘッド側コネクタ62の両側
に設けられている。
【0042】インクジェットヘッド47は、インクを噴
射する複数の噴射チャンネル(図示せず)が形成される
アクチュエータ64と、そのアクチュエータ64の各噴
射チャンネルにインクを分配供給するためのマニホール
ド65とを備えている。
【0043】アクチュエータ64は、略矩形状をなし、
圧電セラミック材料などの電圧によって変形駆動可能な
材料からなり、各噴射チャンネルの開口端部が、インク
を噴射させるノズル面66とされている。また、マニホ
ールド65は、アクチュエータ64の上端部に接合さ
れ、上向きに突出するインク流入口67が形成されると
ともに、その上端部には、取付板68が接着固定されて
いる。
【0044】そして、取付板68は、ヘッドホルダ45
の底壁52の開口部55の周端部において係止されてお
り、これによって、このインクジェットヘッド47は、
マニホールド65に接着固定されている取付板68を介
して、ヘッドホルダ45の底壁52において下方に突出
状に支持されるとともに、底壁52の開口部55からノ
ズル面66をほぼ鉛直方向下方に向けて露出させた状態
で、その側方がヘッドホルダ45のカバー部材56によ
って被覆されている。
【0045】そして、マニホールド65は、インク流入
口67から流入されるインクをアクチュエータ64の各
噴射チャンネルに分配供給し、アクチュエータ64は、
ヘッド基板69とフレキシブル配線基板(不図示)を介
して接続され、ヘッド基板69からの噴射パルス信号に
よって、その容積を変化させて、供給されたインクを、
ほぼ鉛直方向下方に向けて液滴として噴射し、用紙など
に所定の印字を形成するようにしている。
【0046】バッファタンク48は、インクジェトヘッ
ド47に供給するためのインクを一時的に貯留するため
の容器として形成されており、インクジェットヘッド4
7の上方において、ヘッドホルダ45の支持壁70に支
持されている。このバッファタンク48には、その上部
に、インク供給口71およびインク戻り口72が上向き
に突出形成されるとともに、その底部である支持壁70
には、インク流出口73が下向きに突出形成されてい
る。
【0047】そして、インク供給口71には、インナ供
給チューブ50の一端が接続されるとともに、インク戻
り口72には、インナ戻りチューブ51の一端が接続さ
れ、さらに、インク流出口73には、フィルタ74が設
けられるとともに、マニホールド65のインク流入口6
7が接続されている。そのため、バッファタンク48に
貯留されているインクは、インク流出口73からインク
流入口67を介してマニホールド65に供給される。
【0048】ヘッド側ジョイント部材49は、ヘッド側
供給ジョイント75およびヘッド側戻りジョイント76
を備えており、それらが、インクジェットヘッド47の
前側上方に配置される傾斜壁57のジョイント支持部6
0において、幅方向(紙面に対し直交する方向)におい
て並列に配置されている。
【0049】すなわち、このヘッド側ジョイント部材4
9は、図3に示すように、ヘッド側供給ジョイント75
のインナ側接続部77と、ヘッド側戻りジョイント76
のインナ側接続部78とが連結部81を介して一体的に
形成されている樹脂からなるインナ部材82と、ヘッド
側供給ジョイント75のアウタ側接続部79とヘッド側
戻りジョイント76のアウタ側接続部80とが連結部9
0を介して一体的に形成されているゴムからなるアウタ
部材83と、各アウタ側接続部79および80が挿入さ
れる2つの筒部84および85が形成される樹脂からな
るアウタ押さえ部材86と、各インナ側接続部77およ
び78と各アウタ側接続部79および80との間にそれ
ぞれ介在される2つのフィルタ部材87および88とを
備えている。
【0050】そして、このヘッド側ジョイント部材49
は、まず、ジョイント支持部60内にインナ部材82を
挿入し、その連結部81をジョイント支持部60の係止
部89に当接させた後、フィルタ部材87および88を
インナ側接続部77および78の開口部にそれぞれ配置
して、次いで、アウタ側接続部79および80をインナ
側接続部77および78と対向させた状態で、アウタ部
材83をジョイント支持部60内に挿入し、その後、ア
ウタ押さえ部材86を、その2つの筒部84および85
がアウタ側接続部79および80のそれぞれに挿入され
るような状態で、ジョイント支持部60内に挿入するこ
とによって、組み付けられている。
【0051】なお、フィルタ部材87および88は、熱
および超音波等の方法によって、予めインナ側接続部7
7および78の開口部に固定しておいてもよい。
【0052】これによって、ヘッド側ジョイント部材4
9は、図1に示すように、傾斜壁57とほぼ直交する方
向、すなわち、インクジェットヘッド47がインクを噴
射するほぼ鉛直方向に対して、インクジェットヘッド4
7側の斜め上方(後側上方)に向くように傾斜配置さ
れ、ヘッド側供給ジョイント75およびヘッド側戻りジ
ョイント76の各インナ側接続部77および78に、イ
ンナ供給チューブ50およびインナ戻りチューブ51の
他端がそれぞれ接続されている。
【0053】そして、ヘッド側ジョイント部材49は、
このように傾斜配置された状態で、ヘッド側供給ジョイ
ント75およびヘッド側戻りジョイント76の各アウタ
側接続部79および80が、後述する雄部材としてのキ
ャリッジ側ジョイント部材117の各ジョイント筒部1
21を、その開口部内において挿入可能とされている。
【0054】そして、このヘッドユニット41は、図4
に示すように、キャリッジ42に着脱可能に装着できる
ように構成されている。
【0055】すなわち、キャリッジ42は、図4に示す
ように、ヘッドユニット41を収容するケーシング10
1と、収容されたヘッドユニット41を保持するための
レバー部材102とを備えている。
【0056】ケーシング101は、上方が開放され、ヘ
ッドユニット41の支持面としての底壁103および側
壁104が一体的に形成されるボックス状をなし、その
底壁103には、図5に示すように、ヘッドユニット4
1のインクジェットヘッド47を下方に露出させるため
の略矩形状の開口部105と、その開口部105の前後
方向両側に開口される位置決めピン61を挿通するため
の2つのピン挿通孔106と、その開口部105の周り
の角部にそれぞれ設けられる円形の突当て凸部107と
が形成されている。
【0057】また、側壁104は、その前後方向両側
に、前壁109および後壁110と、その幅方向両側に
右側壁111および左側壁112とが一体的に形成され
ており、右側壁111および左側壁112には、ガイド
部材としての2つのガイド突部108が前後方向に所定
の間隔を隔ててそれぞれ形成されている。
【0058】また、前壁109は、図4に示すように、
底壁109からほぼ鉛直方向上方に延びる下側縦壁11
3と、その下側縦壁113からヘッドホルダ45の傾斜
壁57と対向し得る斜め前側上方に向かって延びる傾斜
支持壁114と、その傾斜支持壁114からほぼ水平方
向前側に向かって延びる下側水平壁115と、その下側
水平壁115からほぼ鉛直方向上方に延びる上側縦壁1
16と、さらに、その上側縦壁116からほぼ水平方向
前側に向かって延びる上側水平壁112とが一体的に形
成されている。
【0059】傾斜支持壁114には、次に述べるキャリ
ッジ側ジョイント部材117を挿通するためのキャリッ
ジ側ジョイント挿通孔118が開口形成されるととも
に、下側水平壁115には、図5に示すように、その幅
方向中央部に位置決め凸部119が、前後方向に沿って
形成されている。
【0060】キャリッジ側ジョイント部材117は、図
4に示すように、その下端部には、後述するアウタ供給
チューブ91およびアウタ戻りチューブ92が挿入接続
される挿入接続部120が形成されるとともに、その上
端部には、ヘッド側供給ジョイント75およびヘッド側
戻りジョイント76の各アウタ側接続部79および80
にそれぞれ接続するための2つのジョイント筒部121
が形成されている。なお、この挿入接続部120および
ジョイント筒部121は、図4には現れないが、各アウ
タ側接続部79および80に対向するように、幅方向
(紙面に対し直交する方向)において並列に設けられて
いる。
【0061】そして、このキャリッジ側ジョイント部材
117は、傾斜支持壁114の裏面に、その傾斜支持壁
114とほぼ直交する方向、すなわち、ヘッド側ジョイ
ント部材49の傾斜方向と同一方向に傾斜する状態で支
持されるとともに、挿入接続部120に、アウタ供給チ
ューブ91およびアウタ戻りチューブ92の一端が挿入
接続されている。
【0062】これによって、キャリッジ側ジョイント部
材117の各ジョイント筒部121は、ヘッド側ジョイ
ント部材49の傾斜方向と同一方向に傾斜した状態で、
傾斜支持壁114のキャリッジ側ジョイント挿通孔11
8を介して、ケーシング101内に突出するように配置
される。
【0063】また、上側水平壁122は、図6に示すよ
うに、平面視矩形状をなし、次に述べる第2電気接続部
としてのキャリッジ側コネクタ123を前後方向にスラ
イド自在に受け入れて上方に露出させるとともに、次に
述べるピン受け孔124を前後方向にスライド自在に上
方に露出させるスライド開口部125が形成されてい
る。
【0064】また、この上側水平壁112の裏面側に
は、図4にも示すように、キャリッジ側コネクタ123
およびピン受け孔124が一体的に形成されるスライド
部材126と、そのスライド部材126の前側に設けら
れる板ばね127とが、ケーシング101に支持されて
いる。
【0065】スライド部材126は、略矩形板状をな
し、その上面における後側中央部には、ヘッド側コネク
タ62と接続するためのキャリッジ側コネクタ123が
上方に突出するように形成されるとともに、そのキャリ
ッジ側コネクタ123の幅方向両側に、2つのコネクタ
位置決めピン63を受け入れるためのピン受け孔124
が形成されている。そして、このスライド部材126
は、キャリッジ側コネクタ123を、上側水平壁122
のスライド開口部125から上方に突出させた状態で、
ケーシング101によって、前後方向にスライド移動自
在に支持されている。また、板ばね127は、そのスラ
イド部材126を常には後側に押圧する状態で、スライ
ド部材126の前側においてケーシング101によって
支持されている。
【0066】なお、キャリッジ側コネクタ123は、記
録装置本体側の図示しない制御基板にフレキシブルな電
力線および信号線を介して接続されている。
【0067】レバー部材102は、図4に示すように、
後壁128、上壁129および前壁130が一体的に形
成される断面略コ字状をなし、その後壁128の下端部
が、ケーシング101の後壁110の上端部に図示しな
いヒンジ部を介して回動可能に取り付けられており、こ
のレバー部材102によって、ケーシング101の上方
を開閉できるように構成されている。また、このレバー
部材102の後壁128の内面には、ヘッドホルダ45
を前側に押圧するための後部押圧ばね131が設けられ
るとともに、上壁129の内面には、ヘッドカバー46
を下側に押圧するための上部押圧ばね132が設けられ
ている。
【0068】また、ヘッドユニット41のヘッドホルダ
45の側壁53における幅方向両側には、ケーシング1
01の各ガイド突部108を受け入れ可能なガイド部材
としてのガイド溝部133が、前後方向において所定の
間隔を隔ててそれぞれ形成されるとともに、ヘッドホル
ダ45の底壁52には、ケーシング101の各突当て凸
部107と突き当て可能な突当て凸部134が、それぞ
れ各突当て凸部107と対向する位置に形成されてい
る。なお、幅方向の各側壁53に形成される各ガイド溝
部133は、後側斜め上方に沿って延びる溝状に形成さ
れており、ヘッドユニット41のキャリッジ42に対す
る着脱時には、ヘッド側ジョイント部材49およびキャ
リッジ側ジョイント部材117の傾斜方向に沿ってヘッ
ドユニット41をガイドできるように形成されている。
【0069】また、ヘッドホルダ45の側壁53におけ
る傾斜壁57の上方には、ケーシング101の下側水平
壁115に形成される位置決め凸部119に突き当て可
能な突条135が形成されている。
【0070】次に、ヘッドユニット41のキャリッジ4
2に対する着脱動作について説明する。ヘッドユニット
41をキャリッジ42に装着する時には、まず、図4に
示すように、ヘッドユニット41を、キャリッジ42の
上方に配置した後、ほぼ鉛直方向にまっすぐにケーシン
グ101内に挿入する。そうすると、まず最初に、ケー
シング101の各ピン受け孔124がヘッドカバー46
の各コネクタ位置決めピン63を受け入れて、ヘッド側
コネクタ62とキャリッジ側コネクタ123とが対向接
触されるとともに、各ガイド溝部133が各ガイド突部
108を受け入れる。次いで、そのままヘッドユニット
41を下方に挿入すると、ヘッドユニット41は、各ガ
イド溝部133の各ガイド突部108に対するガイドに
よって前側斜め下方に移動される。そうすると、図1に
示すように、ケーシング101の傾斜支持壁114から
後側斜め上方に突出されている各ジョイント筒部121
が、ヘッドユニット42のヘッド側ジョイント部材49
の各アウタ側接続部79および80に、その傾斜方向に
沿って円滑に挿入接続される。また、これに伴なって、
各コネクタ位置決めピン63が前側に移動されるので、
図7に示すように、その各コネクタ位置決めピン63が
挿入されている各ピン受け孔124が形成されているス
ライド部材126が、板ばね127の押圧力に抗して水
平方向前側に移動しつつ、図1に示すように、ヘッド側
コネクタ62とキャリッジ側コネクタ123とが接続さ
れる。
【0071】また、この時には、図4に示すように、ヘ
ッドホルダ45の底壁52に設けられる各位置決めピン
61が、ケーシング101の底壁103に形成されるピ
ン挿通孔106に挿通されるとともに、ケーシング10
1の各突当て凸部107とヘッドホルダ45の各突当て
凸部134、および、ケーシング101の位置決め凸部
119とヘッドホルダ45の突条135とが突き当たる
ので、ヘッドユニット41はキャリッジ42に確実に装
着される。
【0072】そのため、ヘッドユニット41をキャリッ
ジ42に装着する時には、ヘッド側ジョイント部材49
とキャリッジ側ジョイント部材117との傾斜方向での
接続、および、ヘッド側コネクタ62とキャリッジ側コ
ネクタ123との水平方向での接続を、1つの動作で円
滑に達成しつつ、ヘッドユニット41をキャリッジ42
に確実に装着することができる。
【0073】その後、レバー部材102を回動させて、
ヘッドカバー46の上面に被せば、図1に示すように、
レバー部材102の後部押圧ばね131がヘッドユニッ
ト41を前側に押圧するとともに、上部押圧ばね132
がヘッドユニット41を下方に押圧するので、ヘッドユ
ニット41はキャリッジ42に確実に保持される。
【0074】これによって、ヘッドユニット41は、キ
ャリッジ42によって、ほぼ水平方向において支持され
る。
【0075】なお、前述したヘッドユニット41のキャ
リッジ42への装着を、レバー部材102の回動により
行なってもよい。
【0076】また、ヘッドユニット41をキャリッジ4
2から取り外す時には、これとは逆に、レバー部材10
2を回動させて、ヘッドカバー46の上面を開放した
後、ヘッドユニット41をキャリッジ42からそのまま
引き抜けば、各ガイド溝部133の各ガイド突部108
に対するガイドによって、ヘッドユニット41は、ま
ず、後側斜め上方に移動されるので、各ジョイント筒部
121から各アウタ側接続部79および80が、その傾
斜方向に沿って取り外されるとともに、スライド部材1
26が板ばね127の押圧力よって水平方向後側に移動
しつつ、ヘッド側コネクタ62とキャリッジ側コネクタ
123とが取り外され、次いで、各ガイド溝部133と
各ガイド突部108との係合が解除されると、ヘッドユ
ニット41は、ほぼ鉛直方向上方に引き抜かれるので、
各コネクタ位置決めピン63が各ピン受け孔124から
取り外される。
【0077】そのため、ヘッドユニット41をキャリッ
ジ42から取り外す時にも、ヘッド側ジョイント部材4
9とキャリッジ側ジョイント部材117との傾斜方向で
の取り外し、および、ヘッド側コネクタ62とキャリッ
ジ側コネクタ123との水平方向での取り外しを、1つ
の動作で円滑に達成しつつ、ヘッドユニット41をキャ
リッジ42から確実に取り外すことができる。
【0078】したがって、このようなヘッドユニット4
1およびキャリッジ42によれば、ヘッドユニット41
のキャリッジ42に対する着脱作業の簡易化を図ること
ができる。
【0079】そして、このようにしてヘッドユニット4
1がキャリッジ42にほぼ水平方向において装着支持さ
れた状態においては、図1に示すように、アウタ供給チ
ューブ91が、キャリッジ側ジョイント部材117、お
よび、ヘッド側ジョイント部材49のヘッド側供給ジョ
イント75を介して、インナ供給チューブ50と、ヘッ
ド側ジョイント部材49およびキャリッジ側ジョイント
部材117が傾斜する方向で接続されるとともに、アウ
タ戻りチューブ92が、キャリッジ側ジョイント部材1
17、および、ヘッド側ジョイント部材49のヘッド側
戻りジョイント76を介して、インナ戻りチューブ51
と、ヘッド側ジョイント部材49およびキャリッジ側ジ
ョイント部材117が傾斜する方向で接続される。そし
て、このような接続においては、ヘッド側ジョイント部
材49の各アウタ側接続部79および80に、キャリッ
ジ側ジョイント部材117の各ジョイント筒部121を
それぞれ挿入するのみの簡易な操作によって、確実に、
アウタ供給チューブ91をインナ供給チューブ50に接
続することができるとともに、アウタ戻りチューブ92
をインナ戻りチューブ51に接続することができる。
【0080】また、ヘッド基板69は、ヘッド側コネク
タ62およびキャリッジ側コネクタ123を介して本体
側の制御基板に接続される。
【0081】そして、このキャリッジ42は、図示しな
いが、ヘッドユニット41を収容した状態で、用紙など
に印字する記録エリアと、ヘッドユニット41を保存お
よび回復させるメンテナンスエリアとに移動可能に構成
されており、印字時には、記録エリアに移動して、イン
クジェットヘッド47からのインクの噴射により、用紙
などに所定の印字を形成する一方で、印字停止時には、
メンテナンスエリアに移動して、インクジェットヘッド
47のノズル面66に保存キャップを被覆した状態で待
機させたり、あるいは、インクジェットヘッド47をパ
ージ装置やワイピング装置に対向させて、インクジェッ
トヘッド47の回復を図るようにしている。
【0082】これによって、ヘッドユニット41は、そ
のキャリッジ42に支持されながら、インクジェットヘ
ッド47のインク噴射方向とほぼ直交する方向に移動さ
れるので、確実な移動動作による良好な印字を達成する
ことができる。
【0083】また、サブタンク43は、アクチュエータ
64のノズル面66に対して負の背圧を作用させるべ
く、通常は、そのノズル面66よりも下方に配置され、
その底壁に、アウタ供給チューブ91およびアウタ戻り
チューブ92の他端がそれぞれ接続されるとともに、そ
の上壁には、大気開放口93が開口形成されている。ま
た、このサブタンク43には、補充チューブ94を介し
てインクカートリッジ44が接続されている。なお、ア
ウタ戻りチューブ92の途中には、循環ポンプ95が設
けられるとともに、補充チューブ95の途中にも、送液
ポンプ96が設けられている。
【0084】そして、このインクジェット記録装置で
は、循環ポンプ95の駆動によって、サブタンク43内
のインクが、アウタ供給チューブ91から、キャリッジ
側ジョイント部材117、および、ヘッド側ジョイント
部材49のヘッド側供給ジョイント75を介して、イン
ナ供給チューブ50に供給され、そのインナ供給チュー
ブ50からバッファタンク48に供給されると同時に、
バッファタンク48に貯留されているインクが、インナ
戻りチューブ51から、ヘッド側ジョイント部材49の
ヘッド側戻りジョイント76、および、キャリッジ側ジ
ョイント部材117に供給され、そのキャリッジ側ジョ
イント部材117からサブタンク43に戻されることに
より、インク中に発生した気泡がインクとともにサブタ
ンク43に回収されて、そのサブタンク43内でインク
との重さの違いによりインクから自然に分離される。通
常は、循環ポンプ95は停止しており、インクジェット
ヘッド47でインクを噴射した分だけ、アクチュエータ
64のノズル部に作用する毛細管力により、サブタンク
43からアウタ供給チューブ91を介してバッファタン
ク48に自然に供給される。
【0085】そして、インクジェットヘッド47による
インクの噴射に従って、サブタンク43内に貯留される
インクが減少した時には、送液ポンプ96の駆動によっ
て、インクカートリッジ44からサブタンク43内にイ
ンクを順次補充するようにしている。
【0086】そして、このようなインクジェット記録装
置においては、アウタ供給チューブ91およびアウタ戻
りチューブ92と、インナ供給チューブ50およびイン
ナ戻りチューブ51とが、ジョイント支持部60におい
て、キャリッジ側ジョイント部材117およびヘッド側
ジョイント部材49によって、インクジェットヘッド4
7のインクの噴射方向(鉛直方向)、および、ヘッドユ
ニット41が支持されるキャリッジ42の底壁52(水
平方向)に対して、傾斜した方向において接続されてい
るので、たとえば、従来のように、アウタ供給チューブ
27およびアウタ戻りチューブ28と、インナ供給チュ
ーブ15およびインナ戻りチューブ16とが、キャリッ
ジ側ジョイント部材22およびヘッド側ジョイント部材
5によって、インクの噴射方向と同方向(キャリッジ2
0がヘッドユニット1を支持する方向とほぼ直交する方
向)に沿って接続されている場合に比べて、インナ供給
チューブ50は、バッファタンク48のインク供給口7
1とヘッド側供給ジョイント75との間を、また、イン
ナ戻りチューブ51は、バッファタンク48のインク戻
り口72とヘッド側戻りジョイント76との間を、それ
ぞれ大きい曲率(たとえば、約135°)で接続するこ
とができる。そのため、インナ供給チューブ50および
インナ戻りチューブ51を、非常に可撓性の高い材料で
形成しなくてもよく、材料選択の範囲を拡大することが
できる。
【0087】また、このように、アウタ供給チューブ9
1およびアウタ戻りチューブ92と、インナ供給チュー
ブ50およびインナ戻りチューブ51とを傾斜した方向
において接続すれば、それらがインクの噴射方向と同方
向(キャリッジ20がヘッドユニット1を支持する方向
とほぼ直交する方向)に沿って接続されている場合に比
べて、インナ供給チューブ50およびインナ戻りチュー
ブ51におけるバッファタンク48とヘッド側供給ジョ
イント75との接続間の距離を短くすることができる。
そのため、インナ供給チューブ50およびインナ戻りチ
ューブ51の材料コストの低減化を図ることができると
ともに、インクの循環量も低減することができ、ランニ
ングコストの低減化およびメンテナンス性の向上を図る
ことができる。
【0088】しかも、ヘッド側ジョイント部材49は、
インクジェットヘッド47よりも上方に配置され、それ
らの間の水頭高さが確保されているが、さらに、このよ
うにヘッド側供給ジョイント部材75およびヘッド側戻
りジョイント部材76がインクジェットヘッド47側に
傾斜するように配置されているので、その分、さらなる
水頭高さを確保することができる。そのため、たとえ
ば、ヘッドユニット41をキャリッジ42から取り外す
時に、ヘッド側供給ジョイント75およびヘッド側戻り
ジョイント76の各アウタ側接続部79および80か
ら、アウタ供給チューブ91およびアウタ戻りチューブ
92をそれぞれ取り外しても、インクが各アウタ側接続
部79および80からこぼれ落ちることが少なく、良好
なメンテナンス性を確保することができる。
【0089】さらに、このヘッドユニット41では、ヘ
ッド側ジョイント部材49およびキャリッジ側ジョイン
ト部材117が接続されているジョイント支持部60が
支持されている傾斜壁57が、そのヘッド側ジョイント
部材49の傾斜方向とほぼ直交する斜め前側上方に向か
って傾斜しているので、キャリッジ42の傾斜支持壁1
14をその傾斜壁57に沿って形成することで、その
分、水平方向前側の幅を減少させてシルエットを小さく
することができる。そのため、装置のコンパクト化およ
び軽量化を図ることができ、設計、包装および物流コス
トの低減化によって、製造、輸送および保管における利
便を図ることができる。
【0090】なお、本実施の形態においては、アクチュ
エータ64は圧電セラミックス材料など、電圧によって
変形可能な材料を用いた例を説明したが、その他の電気
機械変位変換手段を用いたり、インクを局部的に加熱す
ることにより生じた泡によりインクを吐出するいわゆる
サーマルインクジェット式のアクチュエータを用いるこ
ともできる。
【0091】また、本実施の形態においては、インク供
給系が循環する構成で、バッファタンクを備えたものと
して説明を行なったが、インクが循環することなく、か
つ、バッファタンクがないものでも実施可能である。
【0092】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、第1流路形成部材と第2流路形成部材と
が、ヘッド部材がインクを噴射する方向に対して、傾斜
した方向において接続されているので、第1流路形成部
材の材料選択の範囲を拡大することができるとともに、
第1流路形成部材の材料コストの低減化およびランニン
グコストの低減化およびメンテナンス性の向上を図るこ
とができる。
【0093】請求項2に記載の発明によれば、第1流路
形成部材と第2流路形成部材とが、支持部材がヘッドユ
ニットを支持する面に対して、傾斜した方向において接
続されているので、第1流路形成部材の材料選択の範囲
を拡大することができるとともに、第1流路形成部材の
材料コストの低減化およびランニングコストの低減化お
よびメンテナンス性の向上を図ることができる。
【0094】請求項3に記載の発明によれば、簡易かつ
確実に第1流路形成部材と第2流路形成部材とを傾斜方
向において接続することができる。
【0095】請求項4に記載の発明によれば、確実な移
動動作による良好な印字を達成することができる。
【0096】請求項5に記載の発明によれば、接続部と
ヘッド部材との間の水頭高さ十分に確保して、第1流路
形成部材から第2流路形成部材を取り外した時に、イン
クが第1流路形成部材からこぼれ落ちることを少なくす
ることができ、良好なメンテナンス性を確保することが
できる。
【0097】請求項6に記載の発明によれば、シルエッ
トを小さくして、装置のコンパクト化および軽量化を図
ることができ、設計、包装および物流コストの低減化に
よって、製造、輸送および保管における利便を図ること
ができる。
【0098】請求項7に記載の発明によれば、ヘッドユ
ニットの支持部材に対する着脱時において、第1流路形
成部材と第2流路形成部材との傾斜方向での接続および
取り外し、および、第1電気接続部と第2電気接続部と
の水平方向での接続および取り外しを、1つの動作で円
滑に達成することができ、ヘッドユニットの支持部材に
対する着脱作業の簡易化を図ることができる。
【0099】請求項8に記載の発明によれば、ヘッドユ
ニットの支持部材に対する確実な着脱と、第1流路形成
部材と第2流路形成部材との傾斜方向での円滑な接続お
よび取り外しを同時に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置の一実施形態
であって、ヘッドユニットがキャリッジに装着された状
態の側断面図を含む概略構成図である。
【図2】図1に示すヘッドユニットの側断面図である。
【図3】図2に示すヘッドユニットのヘッド側ジョイン
ト部材の平断面図である。
【図4】図1に示すヘッドユニットをキャリッジに装着
する状態を示す部分側断面図である。
【図5】図3に示すキャリッジの平面図である。
【図6】ヘッド側コネクタとキャリッジ側コネクタとの
間の接続動作(ヘッドユニットの装着前の状態)を説明
するための図5の要部平面図である。
【図7】ヘッド側コネクタとキャリッジ側コネクタとの
間の接続動作(ヘッドユニットの装着後の状態)を説明
するための図5の要部平面図である。
【図8】従来のインクジェット記録装置であって、ヘッ
ドユニットがキャリッジに装着された状態の側断面図を
含む概略構成図である。
【符号の説明】
41 ヘッドユニット 42 キャリッジ 47 インクジェットヘッド 48 バッファタンク 49 ヘッド側ジョイント部材 50 インナ供給チューブ 51 インナ戻りチューブ 57 傾斜壁 62 ヘッド側コネクタ 75 ヘッド側供給ジョイント 76 ヘッド側戻りジョイント 91 アウタ供給チューブ 92 アウタ戻りチューブ 108 ガイド突部 117 キャリッジ側ジョイント部材 121 ジョイント筒部 123 キャリッジ側コネクタ 133 ガイド溝部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを噴射するヘッド部材と、前記ヘ
    ッド部材にインクを供給するための第1流路形成部材と
    を有するヘッドユニットと、 前記ヘッドユニットを着脱可能に支持し、前記ヘッドユ
    ニットの第1流路形成部材と接続可能な第2流路形成部
    材を有する支持部材とを備えるインクジェット記録装置
    であって、 前記支持部材に前記ヘッドユニットを支持した状態にお
    いて、前記ヘッド部材がインクを噴射する方向に対し、
    前記第1流路形成部材と前記第2流路形成部材とが傾斜
    した方向において接続されることを特徴とする、インク
    ジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 インクを噴射するヘッド部材と、前記ヘ
    ッド部材にインクを供給するための第1流路形成部材と
    を有するヘッドユニットと、 前記ヘッドユニットを着脱可能に支持し、前記ヘッドユ
    ニットの第1流路形成部材と接続可能な第2流路形成部
    材を有する支持部材とを備えるインクジェット記録装置
    であって、 前記支持部材が前記ヘッドユニットを支持する面に対
    し、前記第1流路形成部材と前記第2流路形成部材とが
    傾斜した方向において接続されることを特徴とする、イ
    ンクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記第1流路形成部材と前記第2流路形
    成部材との接続部は、前記傾斜方向に突出した雄部材
    と、前記傾斜方向に開口した雌部材とからなることを特
    徴とする、請求項1または2に記載のインクジェット記
    録装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部材は、前記ヘッド部材のイン
    ク噴射方向とはほぼ直交する方向に移動するキャリッジ
    であることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか
    に記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記第1流路形成部材と前記第2流路形
    成部材との接続部は、前記ヘッド部材よりも上方に配置
    されていることを特徴とする、請求項1ないし4のいず
    れかに記載のインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記第1流路形成部材と前記第2流路形
    成部材との接続部を支持する支持プレートを備え、 前記支持プレートが、前記接続部の傾斜方向とほぼ直交
    する方向に配置されていることを特徴とする、請求項1
    ないし5のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 前記ヘッドユニットには、前記ヘッド部
    材に給電するための第1電気接続部が、下方に露出する
    ように設けられるとともに、 前記支持部材には、前記第1電気接続部に対向可能な第
    2電気接続部が上方に露出するように設けられており、 前記ヘッドユニットの前記支持部材に対する装着時に
    は、前記両電気接続部が、前記傾斜方向における水平方
    向成分に沿う方向に移動可能に接続されるように構成さ
    れていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれ
    かに記載のインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 前記支持部材は、前記ヘッドユニットの
    前記傾斜方向に沿って前記ヘッドユニットを受け入れる
    ことができるように形成されており、 前記ヘッドユニットおよび前記支持部材には、前記ヘッ
    ドユニットを前記支持部材に対して、前記傾斜方向に沿
    って装着するためのガイド部材が設けられていることを
    特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置。
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