JP2003199120A - カラー陰極線管 - Google Patents

カラー陰極線管

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JP2003199120A
JP2003199120A JP2001400827A JP2001400827A JP2003199120A JP 2003199120 A JP2003199120 A JP 2003199120A JP 2001400827 A JP2001400827 A JP 2001400827A JP 2001400827 A JP2001400827 A JP 2001400827A JP 2003199120 A JP2003199120 A JP 2003199120A
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axis direction
ray tube
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color cathode
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JP2001400827A
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Shigeo Nakadera
茂夫 中寺
Takayuki Yonezawa
崇行 米澤
Tomohisa Mikami
智久 三上
Tetsuo Ozawa
哲郎 小澤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
    • H01J29/06Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/0007Elimination of unwanted or stray electromagnetic effects
    • H01J2229/003Preventing or cancelling fields entering the enclosure
    • HELECTRICITY
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/0007Elimination of unwanted or stray electromagnetic effects
    • H01J2229/0046Preventing or cancelling fields within the enclosure
    • H01J2229/0053Demagnetisation

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  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストライプ型蛍光面を有するカラー陰極線管
において、地磁気の管軸(Z軸)成分による色ずれを低
コストで低減する。 【解決手段】 交流電源(AC100V)12に、スイ
ッチSWを介して正特性サーミスタ13と消磁コイル1
1とを直列に接続する。正特性サーミスタ13と並列に
整流・平滑回路14を付設する。スイッチSWをオンに
し、消磁コイル11を鎖交する交流減衰磁界によって通
常の消磁処理を行い、消磁コイル11を鎖交するY軸方
向(垂直方向)の直流磁界によって管軸方向(Z軸方
向)の地磁気の影響を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機や情報処理装置等に使用されるカラー陰極線管に関す
る。さらに詳細には、ストライプ型蛍光面を有するカラ
ー陰極線管であって、地磁気の管軸(Z軸)成分による
色ずれを防止するための消磁機能を備えたカラー陰極線
管に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に、テレビジョン受像機等に使用
される一般的なカラー陰極線管の基本構成を示す。図1
0に示すように、カラー陰極線管は、電子銃2から出射
された電子ビーム3を偏向ヨーク4によって垂直方向及
び水平方向に偏向し、画面全体に走査させて画像を再現
する。
【0003】このようなカラー陰極線管を使用したテレ
ビジョン受像機等は、地磁気による影響を受けている。
すなわち、地球上には地磁気による磁界が存在し、カラ
ー陰極線管に地磁気が作用すると、電子ビーム3はロー
レンツ力を受けて歪曲し、その結果、フェイスパネル8
の内面に設けられた蛍光面9に対して電子ビーム3が所
定の位置に到達しないミスランディングが生じて、色ず
れが発生する。この色ずれを防止するために、通常、カ
ラー陰極線管の周囲に消磁コイルが配設され、内部磁気
シールド7等の着磁を取り除く消磁処理が行われている
(特開平9−135452号公報等)。
【0004】また、特開平6−6817号公報において
は、磁界補正コイルを設けて、地磁気を強化しながら消
磁処理を行う技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ストライプ
型蛍光面を有するカラー陰極線管の場合、電子ビームの
ミスランディングは、電子ビームが水平方向(X軸方
向)に受けるローレンツ力Fx によって生じる。このロ
ーレンツ力Fx は、垂直方向(Y軸方向)及び管軸方向
(Z軸方向)の磁界によって電子ビームに及ぼされ、電
子の電荷量をe、Y軸方向の磁束密度をBy 、Y軸方向
の電子ビームの速度をvy 、Z軸方向(管軸方向)の磁
束密度をBz 、Z軸方向(管軸方向)の電子ビームの速
度をvz として、下記(数1)によって表記される。 [数1] Fx =e(Byz −Bzy ) ここで、Y軸方向の電子ビームの速度vy 及びZ軸方向
(管軸方向)の電子ビームの速度vz は、電子ビームの
動作電圧と偏向角とによって決定される。従って、色ず
れを防止するためには、電子ビームが水平方向(X軸方
向)に受けるローレンツ力Fx が小さくなるように、Y
軸方向の磁束密度By とZ軸方向(管軸方向)の磁束密
度Bz とのバランスを調整する必要がある。
【0006】陰極線管の構造上、電子ビームの軌道を確
保する必要があるため、管軸方向(Z軸方向)の磁界は
内部磁気シールドによって遮蔽することができない。従
って、管軸方向(Z軸方向)の地磁気がかかった場合、
磁気の多くは遮蔽されないために、Z軸方向(管軸方
向)の磁束密度Bz が大きくなってしまう。この場合、
電子ビームが水平方向(X軸方向)に受けるローレンツ
力Fx を小さくするためには、Bz 項(Bzy )を打
ち消すだけのBy を作り出す必要があるが、上記特開平
9−135452号公報等の従来の技術においては、B
z 項(Bzy )を打ち消すのに十分なBy を作り出す
ことが実現されていなかった。
【0007】また、上記特開平6−6817号公報に記
載された技術においては、磁界補正コイルを設けて、地
磁気を強化しながら消磁処理を行うようにされている
が、地磁気を強化するためには、少なくとも一対の磁界
補正コイルが必要である。従って、当該公報に記載され
た技術を用いた場合には、部品点数が増え、却ってコス
ト高になるという問題点がある。また、かかる技術を用
いた場合には、画面コーナー部とそれ以外の箇所で補正
感度が異なるために、画面全域にわたって均一に地磁気
の影響を低減することができないという問題点もある。
【0008】本発明は、従来技術における前記課題を解
決するためになされたものであり、通常の消磁処理後に
残存する磁界や外部磁界が電子ビームの軌道に与える影
響を低コストで低減することのできる消磁機能を備えた
カラー陰極線管を提供することを目的とする。さらに具
体的には、ストライプ型蛍光面を有するカラー陰極線管
であって、地磁気の管軸(Z軸)成分による色ずれを低
コストで低減することのできる消磁機能を備えたカラー
陰極線管を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るカラー陰極線管の構成は、内面に複数
色の蛍光体からなる蛍光面を有するフェイスパネルと、
前記フェイスパネルの後方に接続されたファンネルとか
らなるバルブと、前記ファンネルのネック部に内蔵され
た電子銃と、前記電子銃から出射された電子ビームを通
過させるための複数の孔を有し、かつ、前記蛍光面と所
定の間隔を保って配置されたシャドウマスクと、前記シ
ャドウマスクの後部から前記電子銃の方向に向かって延
出して設けられた内部磁気シールドとを備えたカラー陰
極線管であって、消磁処理期間に直流磁界が印加される
ことを特徴とする。
【0010】このカラー陰極線管の構成によれば、直流
磁界を印加することにより、通常の消磁処理後に残存す
る磁界や外部磁界が電子ビームの軌道に与える影響を低
減することができるので、内部磁気シールドを複雑な形
状とする必要はない。その結果、内部磁気シールドのコ
ストを下げることが可能となる。また、消磁処理期間に
直流磁界を印加し、この直流磁界を制御することによ
り、内部磁気シールド等の磁性体に対して、外部磁界の
影響を低減するために十分な磁束密度が得られるような
磁化を行うことができる。
【0011】前記カラー陰極線管の構成においては、前
記蛍光面が、前記バルブの垂直方向(Y軸方向)に延び
るR(赤)、G(緑)、B(青)の各色の蛍光体ストラ
イプが水平方向(X軸方向)に繰り返し並んだ構成のス
トライプ型蛍光面であり、前記直流磁界が垂直方向に印
加されるのが好ましい。ストライプ型蛍光面を有するカ
ラー陰極線管においては、電子銃から出射される電子ビ
ームが水平方向のローレンツ力を受けることによって色
ずれが発生するが、直流磁界を垂直方向に印加すること
により、この色ずれの発生を防止することができる。
【0012】また、この場合には、前記内部磁気シール
ドの電子銃側端面付近で前記直流磁界を発生させるのが
好ましい。消磁コイルによる通常の消磁処理後の陰極線
管内の磁界の強さは、内部磁気シールドの電子銃側端面
付近で大きくなっているからである。
【0013】また、この場合には、管軸(Z軸)に対し
て上下対称に前記直流磁界を印加するのが好ましい。電
子ビームの到達点が蛍光面上の水平方向の中心線よりも
下側にある場合と上側にある場合とで、電子ビームに作
用する水平方向のローレンツ力が逆向きとなっているか
らである。
【0014】また、この場合には、地磁気の管軸成分の
強さと向きに応じて前記直流磁界の強さと向きを調整す
るのが好ましい。
【0015】前記カラー陰極線管の構成においては、前
記ファンネルに装着された消磁コイルに直流電流を重畳
することにより、前記直流磁界を発生させるのが好まし
い。この好ましい例によれば、既設の消磁コイルに所望
の直流電流を重畳して、通常の消磁処理後に残存する磁
界や外部磁界が電子ビームの軌道に与える影響を低減す
ることができるので、色ずれを低コストで防止すること
が可能となる。また、消磁コイルの形状を調整すること
により、通常の消磁処理後に残存する磁界や外部磁界が
電子ビームの軌道に与える影響を画面全域にわたって均
一に低減することができるので、画面全域にわたって色
ずれを防止することができる。
【0016】前記カラー陰極線管の構成においては、前
記直流磁界を発生させるためのリングコイルが装着され
ているのが好ましい。また、この場合には、前記リング
コイルの形状が、垂直方向に長軸を有する楕円形又は垂
直方向に長い長方形であるのが好ましい。この好ましい
例によれば、画面コーナー部とそれ以外の箇所で補正感
度が同じとなるように調整することができるので、通常
の消磁処理後に残存する磁界や外部磁界が電子ビームの
軌道に与える影響を画面全域にわたって均一に低減する
ことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を用いて本発明
をさらに具体的に説明する。
【0018】尚、本実施の形態におけるカラー陰極線管
の基本構成及び画像再現の原理は、図10に示した一般
的なカラー陰極線管と同様である。従って、本実施の形
態においては、図10をも参照しながら説明する。
【0019】図1は本発明の一実施の形態における消磁
機能を備えたカラー陰極線管を背面側(ネック部側)か
ら見た斜視図、図2は当該陰極線管における消磁回路を
示す図、図3は当該陰極線管におけるシャドウマスクと
蛍光面との位置関係を示す部分斜視図である。
【0020】図1、図10に示すように、本実施の形態
におけるカラー陰極線管は、内面に蛍光面9を有するガ
ラス等で形成されたフェイスパネル8と、フェイスパネ
ル8の後方に接続され、ガラス等で形成されたファンネ
ル10とからなるバルブと、ファンネル10のネック部
に内蔵された電子銃2と、フェイスパネル8の内面の蛍
光面9と所定の間隔を保って前記バルブ内の所定の位置
に配置されたシャドウマスク5と、シャドウマスク5を
保持固定するためのマスクフレーム6と、マスクフレー
ム6に固定され、マスクフレーム6の後端部から偏向ヨ
ーク4の前端部にかけて配置された内部磁気シールド7
とを具備している。また、当該カラー陰極線管のファン
ネル10のネック部側外周には、電子銃2から出射され
た電子ビーム3を垂直方向及び水平方向に偏向する偏向
ヨーク4が配設されている。ここで、シャドウマスク
5、マスクフレーム6及び内部磁気シールド7は磁性材
料によって構成されている。尚、図10中、1は電子ビ
ーム3の偏向中心を示している。
【0021】図3に示すように、蛍光面9は、Y軸方向
(垂直方向)に延びるR(赤)、B(青)、G(緑)の
各色の蛍光体ストライプがX軸方向(水平方向)にこの
順番で繰り返し並んだ構成となっている(ストライプ型
蛍光面)。また、シャドウマスク5には、電子銃2から
出射された電子ビーム3を通過させるためのY軸方向に
長い複数の孔5aが穿設されている。そして、電子銃2
から出射されたR、B、Gの各色に対応する電子ビーム
3は、それぞれシャドウマスク5に穿設された所定の孔
5aを通過し、R、B、Gの各色の蛍光体ストライプに
衝突して、当該各色の蛍光体ストライプを発光させる。
これにより、フェイスパネル8上にカラー画像が形成さ
れる。
【0022】この場合、管軸方向(Z軸方向)の地磁気
が存在しなければ、例えば、G色に対応する電子ビーム
3は、G色の蛍光体ストライプにそのまま衝突して、当
該G色の蛍光体ストライプを発光させる(図3の実線の
状態)。しかし、管軸方向(Z軸方向)の地磁気が存在
すると、例えば、G色に対応する電子ビーム3がX軸方
向のローレンツ力Fx を受けて歪曲し(ビームずれ)、
G色の蛍光体ストライプに隣接するR色の蛍光体ストラ
イプに衝突して、当該R色の蛍光体ストライプを発光さ
せてしまい(図3の破線の状態:ミスランディング)、
その結果、色ずれが発生してしまう。
【0023】X軸方向のローレンツ力Fx は、電子の電
荷量をe、Y軸方向の磁束密度をB y 、Y軸方向の電子
ビームの速度をvy 、Z軸方向(管軸方向)の磁束密度
をB z 、Z軸方向(管軸方向)の電子ビームの速度をv
z として、下記(数2)によって表記される。 [数2] Fx =e(Byz −Bzy ) ここで、電子ビーム3の到達点が蛍光面9上の水平方向
の中心線よりも下側にある場合を考えると、上記(数
2)において、Z軸方向(管軸方向)の電子ビームの速
度vz は正(+)、Z軸方向(管軸方向)の磁束密度B
z は正、Y軸方向の電子ビームの速度vy は負(−)で
あるため、管軸方向(Z軸方向)の地磁気の影響を低減
するには(すなわち、電子ビーム3に作用するX軸方向
のローレンツ力Fx を小さくするには)、Y軸方向の磁
束密度By を負側へ大きくする必要がある。
【0024】本発明者らは、上記の構成を有し、シャド
ウマスク5、マスクフレーム6及び内部磁気シールド7
がそれぞれ軟鋼板、熱延鋼板、軟鋼板からなる29型カ
ラー陰極線管を用いて、消磁コイル11による通常の消
磁処理後の陰極線管内の磁束密度分布を測定した。磁束
密度の測定は、ホール素子を用いて行った。図4に、そ
の結果を示す。図4は、管軸方向(Z軸方向)の地磁気
成分が30μT(0.3G)の場合のS側(XZ平面の
下側)における磁束密度分布を表しており、横軸には、
シャドウマスク5の面から測った電子ビーム軌道上の位
置が、シャドウマスク5の面から電子ビーム3の偏向中
心1までの距離を正規化して示されている。すなわち、
図4の横軸において、『0%』はシャドウマスク5の面
位置を、『100%』は電子ビーム3の偏向中心1をそ
れぞれ示している。また、図4の縦軸には、測定された
磁束密度の管軸方向(Z軸方向)の地磁気成分に対する
比率(%)が示されている。尚、図4中、◆はX軸方向
の磁束密度分布、□はY軸方向の磁束密度分布、▲はZ
軸方向(管軸方向)の磁束密度分布をそれぞれ表してい
る。図4に示すように、陰極線管内のS側では、Z軸方
向(管軸方向)の磁束密度がX軸方向、Y軸方向の磁束
密度よりも大きくなっており、管軸方向(Z軸方向)の
地磁気の影響が大きいことが分かる。
【0025】そこで、本実施の形態においては、管軸方
向(Z軸方向)の地磁気の影響を低減するために十分な
Y軸方向の磁束密度By が得られるように、消磁コイル
11を含む消磁回路が以下のように構成されている。
【0026】すなわち、図2に示すように、交流電源
(AC100V)12には、スイッチSWを介して正特
性サーミスタ13と消磁コイル11が直列に接続されて
いる。ここで、正特性サーミスタ13は、電流を減衰さ
せるための抵抗素子であり、電流が流れると、発熱して
抵抗が高くなる。従って、スイッチSWをオンにする
と、消磁コイル11に、時間の経過とともに大電流から
徐々に減衰する消磁電流が供給される(図5(a)参
照)。これにより、消磁コイル11を鎖交する交流減衰
磁界が発生し、磁性材料からなるシャドウマスク5、マ
スクフレーム6及び内部磁気シールド7等の消磁処理が
行われる(上記した『通常の消磁処理』)。また、消磁
回路には、正特性サーミスタ13と並列に整流・平滑回
路14が付設されている。従って、スイッチSWをオン
にすると、整流・平滑回路14を経由して消磁コイル1
1に直流電流が重畳され(図5(b)参照)、これによ
り消磁コイル11を鎖交するY軸方向の直流磁界が発生
する。このため、磁性材料からなるシャドウマスク5、
マスクフレーム6及び内部磁気シールド7等がY軸方向
に磁化され、これが管軸方向(Z軸方向)の地磁気の影
響を低減するためのY軸方向の磁束密度By として作用
する。ここで、直流磁界は、消磁処理期間に印加され
る。すなわち、スイッチSWは、消磁電流が十分減衰す
る時間を見計らってタイマーでオフにされ、これにより
消磁コイル11への直流電流の重畳も終了する。
【0027】ところで、外部磁界がゼロの状態で消磁処
理を行うと、シャドウマスク5、マスクフレーム6及び
内部磁気シールド7等の磁性体の残留磁化はゼロとな
る。しかし、直流磁界が印加された状態で消磁処理を行
うと、残留磁化はゼロとならず、直流磁界の強さに応じ
た残留磁化が発生する。すなわち、印加する直流磁界を
制御することにより、内部磁気シールド7等の磁性体の
残留磁化を自由に制御することができる。
【0028】従って、上記のように直流磁界を消磁処理
期間に印加し、この直流磁界を制御することにより、内
部磁気シールド7等の磁性体に対して、管軸方向(Z軸
方向)の地磁気の影響を低減するために十分なY軸方向
の磁束密度By が得られるような磁化を行うことができ
る。
【0029】本発明者らは、上記と同様の29型カラー
陰極線管を用いて、通常の消磁処理を行うと同時に消磁
コイル11に40mAの直流電流を重畳したときの陰極
線管内のY軸方向の磁束密度分布を測定した。図6に、
その結果を示す(実線)。尚、図6には、消磁コイル1
1に直流電流を重畳しない場合の陰極線管内のY軸方向
の磁束密度分布も併せて示している(破線)。図6にお
いても、図4と同様に、横軸には、シャドウマスク5の
面から測った電子ビーム軌道上の位置が、シャドウマス
ク5の面から電子ビーム3の偏向中心1までの距離を正
規化して示されている。図6に示すように、消磁コイル
11への直流電流の重畳の有無にかかわらず、内部磁気
シールド7の電子銃2側端面付近で磁束密度By が負側
へ大きくなっており、また、消磁コイル11に直流電流
を重畳することにより、当該内部磁気シールド7の電子
銃2側端面付近での磁束密度By が負側へさらに大きく
なっている。
【0030】また、本発明者らは、上記と同様の29型
カラー陰極線管を用いて、消磁コイル11に直流電流を
重畳したときの陰極線管内のシャドウマスク5から内部
磁気シールド7の電子銃2側端面までのY軸方向の磁束
密度分布の総和と直流電流の値との関係を調べた。図7
に、その結果を示す。図7に示すように、Y軸方向の磁
束密度分布の総和ΣBy は、消磁コイル11に重畳する
直流電流の値に比例して変化することが分かる。
【0031】従って、消磁コイル11に重畳する直流電
流の値を変化させることにより、束密度分布の総和Σ
y の大きさを自由に制御することができる(図6参
照)。そして、管軸方向(Z軸方向)の地磁気の大きさ
に応じて消磁コイル11に重畳する直流電流の値を変化
させることにより、上記(数2)のBz 項(Bzy
を打ち消すのに十分なY軸方向の磁束密度By を作り出
すことができる。その結果、管軸方向(Z軸方向)の地
磁気の影響を確実に低減して、電子ビーム3のミスラン
ディングひいては色ずれを防止することができる。
【0032】以下、管軸方向(Z軸方向)の地磁気の影
響を低減するための具体的方法について説明する。
【0033】カラー陰極線管には、管軸方向(Z軸方
向)の地磁気の大きさと方向を検出するための、フラッ
クスゲート型磁気センサー(図示せず)が搭載されてい
る。そして、この磁気センサーによって検出された管軸
方向(Z軸方向)の地磁気の大きさと方向に応じて上記
した整流・平滑回路14内の可変抵抗15の抵抗値を変
化させることにより、消磁コイル11に重畳される直流
電流の値が決定される。尚、管軸方向(Z軸方向)の地
磁気の大きさに応じた直流電流の値、すなわち、上記
(数2)のBz 項(Bzy )を打ち消すのに十分なY
軸方向の磁束密度B y は予め算出されており、これに応
じて整流・平滑回路14内の可変抵抗15の抵抗値が決
定される。従って、カラー陰極線管を、いかなる地域に
いかなる方向をもって設置した場合であっても、消磁コ
イル11に重畳されるべき適切な直流電流の値を決定し
て、管軸方向(Z軸方向)の地磁気の影響を確実に低減
することができる。
【0034】また、本発明者らは、上記と同様の29型
カラー陰極線管を用いて、地磁気の水平成分の大きさが
50μT(赤道上に相当)で、地磁気の水平成分の方向
と管軸(Z軸)の方向(電子銃2からフェイスパネル8
へ向かう方向)とが一致する場合の、消磁コイル11に
重畳される直流電流の値とビーム移動量との関係を調べ
た。図8に、その結果を示す。図8に示すように、直流
電流の値が40mAのとき、ビーム移動量はゼロとなっ
ている。このように管軸方向(Z軸方向)の地磁気の影
響によるビーム移動量はゼロが理想的であるが、実際に
は許容される範囲がある。例えば、上記29型カラー陰
極線管の場合、ビーム移動量の許容範囲は20μm以下
である。尚、管軸の方向が地磁気の水平成分の方向から
ずれると、直流電流の値とビーム移動量との関係は図8
の破線で示す方向にずれていき、管軸の方向が地磁気の
水平成分の方向と正反対になると、直流電流の値とビー
ム移動量との関係は図8の一点鎖線で示すようになる。
すなわち、直流電流の値が−40mAのとき、ビーム移
動量はゼロとなる。
【0035】以上においては、電子ビーム3の到達点が
蛍光面9上の水平方向の中心線よりも下側にある場合に
ついて説明したが、電子ビーム3の到達点が蛍光面9上
の水平方向の中心線よりも上側にある場合を考えると、
上記(数2)において、Z軸方向(管軸方向)の電子ビ
ームの速度vz 、Z軸方向(管軸方向)の磁束密度B z
及びY軸方向の電子ビームの速度vy は共に正であるた
め、管軸方向(Z軸方向)の地磁気の影響を低減するに
は、Y軸方向の磁束密度By を正側へ大きくする必要が
ある。
【0036】従って、電子ビーム3の到達点が蛍光面9
上の水平方向の中心線よりも下側にある場合と上側にあ
る場合の双方において、管軸方向(Z軸方向)の地磁気
の影響を低減するためには、管軸に対して上下対称にカ
ラー陰極線管の垂直方向に直流磁界を印加する必要があ
る。そして、このためには、図1に示すように、カラー
陰極線管の背面、すなわち、ファンネル10の外面の上
下に消磁コイル11を配設し、この消磁コイル11に所
望の直流電流を重畳すればよい。
【0037】以上のように、本実施の形態においては、
既設の消磁コイル11に所望の直流電流を重畳して、Y
軸方向の直流磁界を発生させることにより、管軸方向
(Z軸方向)の地磁気の影響を低減して、ビーム移動量
を許容範囲内に抑えるようにしたので、地磁気の管軸
(Z軸)成分による色ずれを低コストで防止することが
可能となる。また、このように、直流磁界を発生させ
て、管軸方向(Z軸方向)の地磁気の影響を低減するよ
うにしたことにより、内部磁気シールドを複雑な形状と
する必要はないので、内部磁気シールドのコストを下げ
ることが可能となる。さらに、地磁気の影響をほぼ完全
に無くすことができるので、ブラックマトリックスによ
るガードバンドを縮小して、輝度コントラストを向上さ
せることができる。
【0038】また、消磁コイル11の形状を調整するこ
とにより、画面全域にわたって均一に地磁気の影響を低
減することができるので、画面全域にわたって色ずれを
防止することができる。
【0039】ところで、本実施の形態のような管軸方向
(Z軸方向)の地磁気によるビームずれを防止するため
の手段が講じられていない通常のカラー陰極線管におい
ては、例えば、シャドウマスク5の板厚を厚くすること
により、シャドウマスク5自体の管軸磁界シールド効果
を向上させることが行われている。これに対し、本実施
の形態においては、直流磁界を発生させて、陰極線管内
に入ってきた地磁気の管軸(Z軸)成分の影響を低減す
るようにしたので、このような管軸磁界をシールドする
手段を講じる必要がない。その結果、シャドウマスク5
の設計において、例えば、その板厚を決める際に、磁気
シールド効果を考慮する必要がない。従って、変形しな
いだけの強度を保つことができる範囲で、シャドウマス
ク5の板厚を薄くすることができるので、電子ビームの
透過率を向上させて、輝度を高くすることができる。ま
た、このようにシャドウマスク5の板厚を薄くすること
ができれば、シャドウマスク5に穿設される孔5aのエ
ッチングが容易となるので、シャドウマスク5の低コス
ト化を達成することも可能となる。
【0040】尚、本実施の形態においては、消磁コイル
11に直流電流を重畳して直流磁界を発生させるように
しているが、必ずしもこの構成に限定されるものではな
い。例えば、消磁コイル11は消磁のためだけに用い、
直流磁界発生用のリングコイルを別途設け、このリング
コイルに直流電流を供給することによって直流磁界を発
生させるようにしてもよい。図4に示すように、消磁コ
イル11による通常の消磁処理後の陰極線管内の磁界の
強さは、内部磁気シールド7の電子銃2側端面付近で大
きくなっているので、内部磁気シールド7の電子銃2側
端面付近にリングコイルを配設することにより、小さい
コイルであっても十分な効果を得ることができる。その
結果、小さい消費電力で、管軸方向(Z軸方向)の地磁
気の影響を低減して、ビーム移動量を許容範囲内に抑え
ることができるので、さらなる低コスト化を達成するこ
とが可能となる。この場合、リングコイルの形状を、Y
軸方向に長軸を有する楕円形あるいはY軸方向に長い長
方形とすることにより、画面コーナー部とそれ以外の箇
所で補正感度を同じに調整することができるので、画面
全域にわたって均一に地磁気の影響を低減することがで
きる。
【0041】本発明者らは、Y軸方向に長軸を有する楕
円形状のリングコイルが内部磁気シールド7の電子銃2
側端面付近に配設された上記と同様の29型カラー陰極
線管を用いて、通常の消磁処理を行うと同時にリングコ
イルに40mAの直流電流を供給したときの陰極線管内
のY軸方向の磁束密度分布を測定した。図9に、その結
果を示す(実線)。尚、図9には、リングコイルに直流
電流を供給しない場合の陰極線管内のY軸方向の磁束密
度分布も併せて示している(破線)。図9においても、
図6と同様に、横軸には、シャドウマスク5の面から測
った電子ビーム軌道上の位置が、シャドウマスク5の面
から電子ビーム3の偏向中心1までの距離を正規化して
示されている。消磁コイル11に直流電流を重畳する場
合(図6)とリングコイルに直流電流を供給する場合
(図9)とで、得られる磁束密度分布は異なっている
が、地磁気の影響の低減に関係するのは電子ビームに作
用するトータルの磁束であるため、効果としての差はな
い。
【0042】また、図1に示すように、画像の傾きを補
正するためのローテーションコイル16が取り付けられ
たカラー陰極線管の場合には、このローテーションコイ
ル16に所望の直流電流を供給して所望の直流磁界を発
生させることもできる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
直流磁界を印加することによって、管軸方向の地磁気に
よる電子ビームの軌道ずれをほぼ完全に修正することが
できるので、色ずれ現象を低コストで防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における消磁機能を備え
たカラー陰極線管を背面側(ネック部側)から見た斜視
【図2】本発明の一実施の形態における消磁機能を備え
たカラー陰極線管における消磁回路を示す図
【図3】本発明の一実施の形態における消磁機能を備え
たカラー陰極線管におけるシャドウマスクと蛍光面との
位置関係を示す部分斜視図
【図4】本発明の一実施の形態における通常の消磁処理
後の陰極線管内の磁界分布を示す図
【図5】本発明の一実施の形態における消磁電流と直流
電流との関係を示す図
【図6】本発明の一実施の形態における消磁コイルに直
流電流を重畳したときと重畳しないときの陰極線管内の
垂直方向の磁束密度分布を示す図
【図7】本発明の一実施の形態における陰極線管内の垂
直方向の磁束密度分布の総和と直流電流の値との関係を
示す図
【図8】本発明の一実施の形態における消磁コイルに重
畳される直流電流の値とビーム移動量との関係を示す図
【図9】本発明の一実施の形態におけるリングコイルに
直流電流を供給したときと供給しないときの陰極線管内
の垂直方向の磁束密度分布を示す図
【図10】一般的なカラー陰極線管の基本構成を示す断
面図
【符号の説明】
1 電子ビームの偏向中心 2 電子銃 3 電子ビーム 4 偏向ヨーク 5 シャドウマスク 5a 孔 6 マスクフレーム 7 内部磁気シールド 8 フェイスパネル 9 蛍光面 10 ファンネル 11 消磁コイル 12 交流電源 13 正特性サーミスタ 14 整流・平滑回路 15 可変抵抗 16 ローテーションコイル SW スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三上 智久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小澤 哲郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C060 CM01 CM04 CM10 CN04 CP03 CP04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面に複数色の蛍光体からなる蛍光面を
    有するフェイスパネルと、前記フェイスパネルの後方に
    接続されたファンネルとからなるバルブと、 前記ファンネルのネック部に内蔵された電子銃と、 前記電子銃から出射された電子ビームを通過させるため
    の複数の孔を有し、かつ、前記蛍光面と所定の間隔を保
    って配置されたシャドウマスクと、 前記シャドウマスクの後部から前記電子銃の方向に向か
    って延出して設けられた内部磁気シールドとを備えたカ
    ラー陰極線管であって、 消磁処理期間に直流磁界が印加されることを特徴とする
    カラー陰極線管。
  2. 【請求項2】 前記蛍光面が、前記バルブの垂直方向
    (Y軸方向)に延びるR(赤)、G(緑)、B(青)の
    各色の蛍光体ストライプが水平方向(X軸方向)に繰り
    返し並んだ構成のストライプ型蛍光面であり、前記直流
    磁界が垂直方向に印加される請求項1に記載のカラー陰
    極線管。
  3. 【請求項3】 前記内部磁気シールドの電子銃側端面付
    近で前記直流磁界を発生させる請求項2に記載のカラー
    陰極線管。
  4. 【請求項4】 管軸(Z軸)に対して上下対称に前記直
    流磁界を印加する請求項2又は3に記載のカラー陰極線
    管。
  5. 【請求項5】 地磁気の管軸成分の強さと向きに応じて
    前記直流磁界の強さと向きを調整する請求項2〜4のい
    ずれかに記載のカラー陰極線管。
  6. 【請求項6】 前記ファンネルに装着された消磁コイル
    に直流電流を重畳することにより、前記直流磁界を発生
    させる請求項1〜5のいずれかに記載のカラー陰極線
    管。
  7. 【請求項7】 前記直流磁界を発生させるためのリング
    コイルが装着された請求項1〜5のいずれかに記載のカ
    ラー陰極線管。
  8. 【請求項8】 前記リングコイルの形状が、垂直方向に
    長軸を有する楕円形又は垂直方向に長い長方形である請
    求項7に記載のカラー陰極線管。
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