JP2003198340A - 多相クロック処理回路およびクロック逓倍回路 - Google Patents
多相クロック処理回路およびクロック逓倍回路Info
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Abstract
る。 【解決手段】 回路ブロックBL1において、ハイレベ
ル電位HLと出力端子U1との間には、PMOSトラン
ジスタP1とPMOSトランジスタP1’とを直列接続
するとともに、ローレベル電位LLと出力端子U1との
間には、NMOSトランジスタN1とNMOSトランジ
スタN1’とを直列接続し、PMOSトランジスタP1
のゲートには、クロック信号Ck1の反転信号Ck1B
を入力するとともに、PMOSトランジスタP1’のゲ
ートには、クロック信号Ck1の反転信号Ck1Bをイ
ンバータIV1を介して入力し、NMOSトランジスタ
N1のゲートには、クロック信号Ck2を入力するとと
もに、NMOSトランジスタN1’のゲートには、クロ
ック信号Ck2をインバータIV2を介して入力する。
Description
回路およびクロック逓倍回路に関し、特に、多相クロッ
クをノン・オーバーラップ・パルスに変換することな
く、多相クロックから逓倍クロックを直接生成する場合
に適用して好適なものである。
ックのずれを利用して、ノン・オーバーラップ・パルス
を生成し、このノン・オーバーラップ・パルスの論理和
をとることにより、N倍のクロック周波数を得るものが
ある。ここで、多相クロックとは、(π/N)ずつ位相
のずれた2N個のクロック信号である。
からノン・オーバーラップ・パルスを生成するために、
N個のRSフリップフロップが用いられるとともに、ノ
ン・オーバーラップ・パルスの論理和をとって、逓倍ク
ロックを生成するために、N入力OR回路が用いられて
いた。図6は、従来のクロック逓倍回路に用いられるク
ロック論理合成回路の構成例を示す図、図7は、クロッ
ク逓倍回路に用いられる多相クロックの一例を示す図、
図8は、従来の逓倍クロックの生成に用いられるノン・
オーバーラップ・パルスの一例を示す図である。なお、
このクロック論理合成回路は、2N個の多相クロックか
らN個のノン・オーバーラップ・パルスを生成し、さら
に、このN個のノン・オーバーラップ・パルスからN倍
の逓倍クロックを生成するためのもので、この例では、
N=5の場合を示す。
には、10個の多相クロックCk1〜Ck10から5個
のノン・オーバーラップ・パルスS1〜S5を生成する
ために5個のRSフリップフロップFF1〜FF5が設
けられるとともに、5個のノン・オーバーラップ・パル
スS1〜S5から5倍の逓倍クロックを生成するために
5入力の多入力OR回路ORが設けられている。そし
て、RSフリップフロップFF1〜FF5には、図7の
多相クロックCk1〜Ck10が入力される。
フリップフロップFF1に入力され、クロックCk3、
Ck4はRSフリップフロップFF2に入力され、クロ
ックCk5、Ck6はRSフリップフロップFF3に入
力され、クロックCk7、Ck8はRSフリップフロッ
プFF4に入力され、クロックCk9、Ck10はRS
フリップフロップFF5に入力される。そして、各RS
フリップフロップFF1〜FF5では、各クロックCk
1〜Ck10の立ち上がりエッジが検出され、各クロッ
クCk1〜Ck10の位相のずれに対応したノン・オー
バーラップ・パルスS1〜S5が出力される。
S5は多入力OR回路ORの入力端子にそれぞれ出力さ
れ、この多入力OR回路ORにて、このノン・オーバー
ラップ・パルスS1〜S5の論理和がとられる。この結
果、図8に示すように、多相クロックCk1〜Ck10
の5倍の周波数の逓倍クロックOUTが、図6の多入力
OR回路ORの出力端子から出力される。
クロック逓倍回路では、多相クロックCk1〜Ck10
からノン・オーバーラップ・パルスS1〜S5を生成す
るために、5個のRSフリップフロップFF1〜FF5
が用いられるとともに、ノン・オーバーラップ・パルス
S1〜S5から逓倍クロックOUTを生成するために、
多入力OR回路ORが用いられていた。ここで、多相ク
ロックCk1〜Ck10からノン・オーバーラップ・パ
ルスS1〜S5を生成するために、RSフリップフロッ
プFF1〜FF5を用いると、回路規模が大きくなり、
チップ面積および消費電力が増加するだけでなく、ノン
・オーバーラップ・パルスS1〜S5間での回路的なミ
スマッチが増大し、逓倍クロックOUTのジッタの原因
となるという問題があった。また、ノン・オーバーラッ
プ・パルスS1〜S5から逓倍クロックOUTを生成す
るために、多入力OR回路ORを用いた場合、ジッタお
よび消費電力の増加を抑制しつつ、入力端子数の増加に
対応することが困難となるという問題があった。
ら逓倍クロックを直接生成することが可能な多相クロッ
ク処理回路およびクロック逓倍回路を提供することであ
る。
ために、請求項1記載の多相クロック処理回路によれ
ば、多相クロックの立ち上がりエッジまたは立ち下がり
エッジに同期して、出力レベルをハイレベルとローレベ
ルとの間で交互に切り替える出力レベル切替手段と、前
記出力レベルの切り替え後に、前記出力レベルを浮遊状
態に設定する浮遊状態設定手段とを備えることを特徴と
する。
ッジまたは立ち下がりエッジだけを用いてパルス信号を
生成することが可能となるとともに、そのパルス信号の
出力レベルを浮遊状態とすることが可能となり、複数の
出力レベルを合成した場合においても、これらの出力レ
ベル同士が干渉することを防止することが可能となる。
また、請求項2記載の多相クロック処理回路によれば、
出力端子に設けられた電荷蓄積部と、多相クロックのい
ずれか1つの立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジ
に同期して所定期間だけ前記出力端子をハイレベル電位
に導通させる第1スイッチング素子と、前記多相クロッ
クの他の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジに同
期して所定期間だけ前記出力端子をローレベル電位に導
通させる第2スイッチング素子とを備えることを特徴と
する。
ッジまたは立ち下がりエッジに基づいてパルス信号を生
成することが可能となるとともに、そのパルス信号の出
力レベルを浮遊状態としてそのまま維持することができ
る。このため、多相クロックから逓倍クロックを直接生
成することが可能となり、多相クロックから逓倍クロッ
クを生成するために、多相クロックをノン・オーバーラ
ップ・パルスに変換する必要がなくなる。
ーラップ・パルスを生成するためのRSフリップフロッ
プが不要となるだけでなく、ノン・オーバーラップ・パ
ルスから逓倍クロックを生成するための多入力OR回路
も不要となり、多相クロックの入力端子数が増加した場
合においても、回路規模の増大を抑制して、チップ面積
および消費電力の増大を抑えることが可能となるととも
に、各相間での回路のミスマッチを低減して、ジッタを
抑制することができる。
路によれば、前記所定期間は、多相クロックの位相のず
れ量よりも短いことを特徴とする。これにより、第1ス
イッチング素子または第2スイッチング素子をそれぞれ
複数並列接続した場合においても、各スイッチング素子
のいずれか1個のみを導通状態として、残りのスイッチ
ング素子を浮遊状態とすることが可能となり、複数のス
イッチング素子が同時に導通状態となることを防止し
て、複数のスイッチング素子の出力レベルが干渉するこ
とを防止することができる。
路によれば、前記第1スイッチング素子および前記第2
スイッチング素子はそれぞれ複数並列接続され、前記多
相クロックの各相の立ち上がりエッジまたは立ち下がり
エッジに同期して、前記第1スイッチング素子および前
記第2スイッチング素子が交互に導通することを特徴と
する。これにより、多相クロックの各相が立ち上がるか
または立ち下がるごとに、出力端子の出力レベルをハイ
レベルとローレベルとに交互に切り替えることが可能と
なるとともに、その出力レベルを浮遊状態とすることが
でき、複数のスイッチング素子の出力端子を共通接続し
た場合においても、全てのスイッチング素子の出力レベ
ルをいずれかのスイッチング素子の出力レベルに追従さ
せることができる。
2スイッチング素子をそれぞれ複数並列接続するだけ
で、他のスイッチング素子の出力との干渉を防止しつ
つ、各スイッチング素子の出力レベルを合成することが
でき、各スイッチング素子の出力レベルを合成するため
に、多入力OR回路を用いる必要がなくなることから、
動作電圧を増加させることなく、多相クロックの入力端
子数を増加させて、逓倍クロックの周波数を容易に増加
させることができる。
りエッジのいずれか一方の入力タイミングのみに基づい
て、逓倍クロックのデューティ比を規定することが可能
となり、多相クロックのデューティ比がずれている場合
においても、立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジ
のいずれか一方の入力タイミングが揃ってさえいれば、
逓倍クロックのデューティ比を揃えることが可能とな
り、クロック品質を向上させることができる。
路によれば、前記第1スイッチング素子および前記第2
スイッチング素子はそれぞれN個ずつ並列接続され、2
N個の多相クロックの第(2n−1)相目の立ち上がり
エッジまたは立ち下がりエッジに同期して、第n(n=
1〜N)番目の第1スイッチング素子が導通し、2N個
の多相クロックの第(2n)相目の立ち上がりエッジま
たは立ち下がりエッジに同期して、第n(n=1〜N)
番目の第2スイッチング素子が導通することを特徴とす
る。
第2スイッチング素子をそれぞれN個ずつ並列接続する
だけで、多相クロックのN倍の周波数の逓倍クロックを
生成することが可能となり、N倍の周波数の逓倍クロッ
クを生成するために、RSフリップフロップおよび多入
力OR回路を用いる必要がなくなることから、回路規模
の増大を抑制して、チップ面積および消費電力の増大を
抑えることが可能となるとともに、ジッタを抑制しつ
つ、クロックの高周波化を容易に実現することができ
る。
路によれば、前記第1スイッチング素子は、前記ハイレ
ベル電位と出力端子との間に直列に接続された第1およ
び第2のPチャネル型電界効果トランジスタと、前記第
1および第2のPチャネル型電界効果トランジスタのい
ずれか一方のゲート端子に入力されるいずれか一つの多
相クロックの反転信号を前記所定期間だけ遅延させて他
方のゲート端子に出力する第1インバータとを備え、前
記第2スイッチング素子は、前記ローレベル電位と出力
端子との間に直列に接続された第1および第2のNチャ
ネル型電界効果トランジスタと、前記第1および第2の
Nチャネル型電界効果トランジスタのいずれか一方のゲ
ート端子に入力されるいずれか一つの多相クロックの反
転信号を前記所定期間だけ遅延させて他方のゲート端子
に出力する第2インバータとを備えることを特徴とす
る。
続することで、多相クロックの各相が立ち上がるかまた
は立ち下がるごとに、出力端子の出力レベルをハイレベ
ルとローレベルとに交互に切り替えることが可能となる
とともに、その出力レベルを浮遊状態とすることができ
る。このため、多相クロックから逓倍クロックを直接生
成することが可能となり、多相クロックから逓倍クロッ
クを生成するために、多相クロックをノン・オーバーラ
ップ・パルスに変換する必要がなくなる。
を単に並列接続することで、多相クロックの入力端子数
の増加に対応することができ、低電圧動作を実現しつ
つ、クロックの高周波化を図ることが可能となるととも
に、多相クロックの入力数にかかわらず、入力の対称構
造を維持して、クロック品質の劣化を防止することが可
能となる。この結果、多相クロックから逓倍クロックを
生成するために、RSフリップフロップおよび多入力O
R回路を不要とすることができ、回路規模の増大を抑制
して、チップ面積および消費電力の増大を抑えることが
可能となるとともに、ジッタも抑制することができる。
よれば、多相クロックを生成する多相クロック生成回路
と、前記多相クロックから逓倍クロックを直接生成する
多相クロック処理回路とを備えることを特徴とする。こ
れにより、多相クロックから逓倍クロックを生成するた
めに、ノン・オーバーラップ・パルスを生成する必要が
なくなることから、RSフリップフロップおよび多入力
OR回路を用いる必要がなくなり、回路規模の増大を抑
制して、チップ面積および消費電力の増大を抑えること
が可能となるとともに、ジッタを抑制しつつ、クロック
の高周波化を図ることができる。
よれば、前記多相クロック生成回路は、PLL回路また
はDLL回路であることを特徴とする。ここで、PLL
回路またはDLL回路を用いることにより、容易に多相
クロックを生成することができる。特に、PLL回路を
用いることにより、位相のずれ量が均一な多相クロック
を容易に生成することが可能となる。
振器を用いることなく、N倍の周波数のクロックを生成
することができ、発振器に固有の低周波雑音の発生を防
止することが可能となる。また、請求項9記載のクロッ
ク逓倍回路によれば、前記多相クロック処理回路は、出
力端子に設けられた電荷蓄積部と、前記多相クロックの
第1相目の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジに
同期して所定期間だけ前記出力端子をハイレベル電位に
導通させる第1スイッチング素子と、前記多相クロック
の第2相目の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジ
に同期して所定期間だけ前記出力端子をローレベル電位
に導通させる第2スイッチング素子とを備えることを特
徴とする。
クを直接生成することが可能となり、多相クロックから
逓倍クロックを生成するために、多相クロックをノン・
オーバーラップ・パルスに変換する必要がなくなる。こ
のため、多相クロックからノン・オーバーラップ・パル
スを生成するためのRSフリップフロップが不要となる
だけでなく、ノン・オーバーラップ・パルスから逓倍ク
ロックを生成するための多入力OR回路も不要となり、
回路規模の増大を抑制して、チップ面積および消費電力
の増大を抑えることが可能となるとともに、ジッタも抑
制することができる。
によれば、前記多相クロック処理回路は、前記第1スイ
ッチング素子および前記第2スイッチング素子がそれぞ
れ複数並列接続され、前記多相クロックの各相の立ち上
がりエッジまたは立ち下がりエッジに同期して、前記第
1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子が
交互に導通することを特徴とする。これにより、第1ス
イッチング素子および第2スイッチング素子をそれぞれ
複数並列接続するだけで、他のスイッチング素子の出力
との干渉を防止しつつ、各スイッチング素子の出力レベ
ルを一つの時系列上に重ね合わせることができ、動作電
圧を増加させることなく、多相クロックの入力端子数を
増加させて、逓倍クロックの周波数を容易に増加させる
ことができる。
によれば、前記多相クロック処理回路は、前記第1スイ
ッチング素子および前記第2スイッチング素子がそれぞ
れN個ずつ並列接続され、2N個の多相クロックの第
(2n−1)相目の立ち上がりエッジまたは立ち下がり
エッジに同期して、第n(n=1〜N)番目の第1スイ
ッチング素子が導通し、2N個の多相クロックの第(2
n)相目の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジに
同期して、第n(n=1〜N)番目の第2スイッチング
素子が導通することを特徴とする。
第2スイッチング素子をそれぞれN個ずつ並列接続する
だけで、多相クロックのN倍の周波数の逓倍クロックを
生成することが可能となり、N倍の周波数の逓倍クロッ
クを生成するために、RSフリップフロップおよび多入
力OR回路を用いる必要がなくなることから、回路規模
の増大を抑制して、チップ面積および消費電力の増大を
抑えることが可能となるとともに、ジッタを抑制しつ
つ、クロックの高周波化を容易に実現することができ
る。
によれば、前記第1スイッチング素子は、前記ハイレベ
ル電位と出力端子との間に直列に接続された第1および
第2のPチャネル型電界効果トランジスタと、前記第1
および第2のPチャネル型電界効果トランジスタのいず
れか一方のゲート端子に入力されるいずれか一つの多相
クロックの反転信号を前記所定期間だけ遅延させて他方
のゲート端子に出力する第1インバータとを備え、前記
第2スイッチング素子は、前記ローレベル電位と出力端
子との間に直列に接続された第1および第2のNチャネ
ル型電界効果トランジスタと、前記第1および第2のN
チャネル型電界効果トランジスタのいずれか一方のゲー
ト端子に入力されるいずれか一つの多相クロックの反転
信号を前記所定期間だけ遅延させて他方のゲート端子に
出力する第2インバータとを備えることを特徴とする。
続することで、多相クロックから逓倍クロックを直接生
成することが可能となり、多相クロックから逓倍クロッ
クを生成するために、多相クロックをノン・オーバーラ
ップ・パルスに変換する必要がなくなる。このため、多
相クロックから逓倍クロックを生成するために、RSフ
リップフロップおよび多入力OR回路を不要とすること
ができ、回路規模の増大を抑制して、チップ面積および
消費電力の増大を抑えることが可能となるとともに、ジ
ッタも抑制することができる。
合においても、その入力数に対応してスイッチング素子
を並列接続することで、逓倍クロックを生成することが
可能となり、トランジスタの直列接続数を増加させる必
要がなくなることから、低電圧ICプロセスを容易に適
用することができる。さらに、多相クロックの入力端子
に並列接続されるスイッチング素子は同一の構成をとる
ことができ、多相クロックの入力端子数が増大した場合
においても、対称構造を維持することが可能となること
から、ジッタを増大させることなく、N倍の周波数のク
ロックを生成することが可能となる。
相クロック処理回路およびクロック逓倍回路について図
面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形
態に係る多相クロック処理回路の構成を示す図である。
なお、以下の説明では、多相クロックとして、図7に示
すように、(π/N=π/5)ずつ位相のずれた2N=
10個のクロック信号Ck1〜Ck10が入力される場
合を例にとって説明する。
は、2N=2×5=10個のクロック信号Ck1〜Ck
10に対応して、N=5個の回路ブロックBL1〜BL
5から構成され、各回路ブロックBL1〜BL5には、
互いに直列接続された2個のPMOSトランジスタが設
けられるとともに、互いに直列接続された2個のNMO
Sトランジスタが設けられている。すなわち、回路ブロ
ックBL1において、ハイレベル電位HLと出力端子U
1との間には、PMOSトランジスタP1とPMOSト
ランジスタP1’とが直列接続されるとともに、ローレ
ベル電位LLと出力端子U1との間には、NMOSトラ
ンジスタN1とNMOSトランジスタN1’とが直列接
続されている。
レベル電位HLと出力端子U2との間には、PMOSト
ランジスタP2とPMOSトランジスタP2’とが直列
接続されるとともに、ローレベル電位LLと出力端子U
2との間には、NMOSトランジスタN2とNMOSト
ランジスタN2’とが直列接続されている。また、回路
ブロックBL3において、ハイレベル電位HLと出力端
子U3との間には、PMOSトランジスタP3とPMO
SトランジスタP3’とが直列接続されるとともに、ロ
ーレベル電位LLと出力端子U3との間には、NMOS
トランジスタN3とNMOSトランジスタN3’とが直
列接続されている。
レベル電位HLと出力端子U4との間には、PMOSト
ランジスタP4とPMOSトランジスタP4’とが直列
接続されるとともに、ローレベル電位LLと出力端子U
4との間には、NMOSトランジスタN4とNMOSト
ランジスタN4’とが直列接続されている。また、回路
ブロックBL5において、ハイレベル電位HLと出力端
子U5との間には、PMOSトランジスタP5とPMO
SトランジスタP5’とが直列接続されるとともに、ロ
ーレベル電位LLと出力端子U5との間には、NMOS
トランジスタN5とNMOSトランジスタN5’とが直
列接続されている。
トには、クロック信号Ck1の反転信号Ck1Bが入力
されるとともに、PMOSトランジスタP1’のゲート
には、クロック信号Ck1の反転信号Ck1Bがインバ
ータIV1を介して入力される。また、NMOSトラン
ジスタN1のゲートには、クロック信号Ck2が入力さ
れるとともに、NMOSトランジスタN1’のゲートに
は、クロック信号Ck2がインバータIV2を介して入
力される。
には、クロック信号Ck3の反転信号Ck3Bが入力さ
れるとともに、PMOSトランジスタP2’のゲートに
は、クロック信号Ck3の反転信号Ck3Bがインバー
タIV3を介して入力される。また、NMOSトランジ
スタN2のゲートには、クロック信号Ck4が入力され
るとともに、NMOSトランジスタN2’のゲートに
は、クロック信号Ck4がインバータIV4を介して入
力される。
には、クロック信号Ck5の反転信号Ck5Bが入力さ
れるとともに、PMOSトランジスタP5’のゲートに
は、クロック信号Ck5の反転信号Ck5Bがインバー
タIV5を介して入力される。また、NMOSトランジ
スタN3のゲートには、クロック信号Ck6が入力され
るとともに、NMOSトランジスタN3’のゲートに
は、クロック信号Ck6がインバータIV6を介して入
力される。
には、クロック信号Ck7の反転信号Ck7Bが入力さ
れるとともに、PMOSトランジスタP4’のゲートに
は、クロック信号Ck7の反転信号Ck7Bがインバー
タIV7を介して入力される。また、NMOSトランジ
スタN4のゲートには、クロック信号Ck8が入力され
るとともに、NMOSトランジスタN4’のゲートに
は、クロック信号Ck8がインバータIV8を介して入
力される。
には、クロック信号Ck9の反転信号Ck9Bが入力さ
れるとともに、PMOSトランジスタP5’のゲートに
は、クロック信号Ck9の反転信号Ck9Bがインバー
タIV9を介して入力される。また、NMOSトランジ
スタN5のゲートには、クロック信号Ck10が入力さ
れるとともに、NMOSトランジスタN5’のゲートに
は、クロック信号Ck10がインバータIV10を介し
て入力される。
出力端子U1〜U5は共通接続されるとともに、これら
の出力端子U1〜U5はインバータIVoを介して出力
端子T0に接続されている。なお、出力端子U1〜U5
には、寄生容量C1が存在している。ここで、インバー
タIV1〜IV10は、入力信号を反転させるととも
に、最低限必要とされる入力信号の遅延時間を確保する
ためのもので、必要な遅延時間を確保するために、イン
バータIV1〜IV10は駆動能力を意図的に落として
設計される。
IV1〜IV10をそれぞれ介して、PMOSトランジ
スタP1’〜P5’およびNMOSトランジスタN1’
〜N5’の各ゲートに入力信号を入力する方法について
説明したが、これらの入力信号の遅延量を調整するた
め、奇数個分のインバータをそれぞれ介して、PMOS
トランジスタP1’〜P5’およびNMOSトランジス
タN1’〜N5’の各ゲートに入力信号を入力するよう
にしてもよい。
タP1’〜P5’およびNMOSトランジスタN1’〜
N5’の各ゲートにインバータIV1〜IV10をそれ
ぞれ設ける方法について説明したが、PMOSトランジ
スタP1〜P5およびNMOSトランジスタN1〜N5
の各ゲートにインバータIV1〜IV10をそれぞれ設
けるようにしてもよい。図2は、本発明の一実施形態に
係る多相クロック処理回路の動作を示すタイミングチャ
ートである。なお、以下の説明では、各インバータIV
1〜IV10の遅延時間はtに設定されているものとす
る。
k1が立ち上がると(すなわち、ローレベルからハイレ
ベルに変化すると)、その反転信号Ck1Bは立ち下が
る(すなわち、ハイレベルからローレベルに変化す
る)。そして、その反転信号Ck1BがPMOSトラン
ジスタP1のゲートに入力されるため、PMOSトラン
ジスタP1はオンする。一方、PMOSトランジスタP
1’のゲートにはインバータIV1が接続され、この反
転信号Ck1BがインバータIV1を介してPMOSト
ランジスタP1’のゲートに入力される。
ゲートに入力されるクロック信号Ck1’は、反転信号
Ck1Bの立ち下がり時刻t1から遅延時間tだけ遅れ
て立ち上がり(すなわち、ローレベルからハイレベルに
変化し)、時刻t1では、PMOSトランジスタP1’
のゲートはローレベルのままとなる。この結果、時刻t
1では、PMOSトランジスタP1がオンするととも
に、PMOSトランジスタP1’のオン状態がそのまま
維持され、出力端子U1はハイレベル電位に導通する。
のレベルは定常状態にあり、NMOSトランジスタN
1、N1’の少なくとも一方はオフするので、出力端子
U1はローレベル電位から遮断される。この結果、回路
ブロックBL1の出力端子U1はハイレベルに変化す
る。また、時刻t1では、他の回路ブロックBL2〜B
L5のクロック信号Ck3〜Ck10は、クロック信号
Ck6を除いて定常状態にあり、また、時刻t1では、
クロック信号Ck6の反転信号Ck6’のレベルがロー
レベルであるから、NMOSトランジスタN3’はオフ
となっている。
クBL2〜BL5の出力端子U2〜U5は、ハイレベル
およびローレベルのいずれの電位からも遮断され、浮遊
状態となる。この結果、回路ブロックBL1〜BL5の
出力端子U1〜U5が共通接続されている場合において
も、時刻t1では、回路ブロックBL1の出力端子U1
の出力が、他の回路ブロックBL2〜BL5の出力と干
渉することを防止することができる。
L1の出力端子U1からの出力により、回路ブロックB
L1〜BL5全体の出力OUTBが規定され、回路ブロ
ックBL1の出力端子U1のレベルがインバータIVo
で反転されて、逓倍クロックOUTはハイレベルからロ
ーレベルに変化する。次に、時刻t1から遅延時間tだ
け経過した時刻t2になると、インバータIV1によっ
て遅延していたクロック信号Ck1’が立ち上がり、P
MOSトランジスタP1’のゲートがハイレベルになる
ため、PMOSトランジスタP1’がオフする。
から遮断され、出力端子U1は浮遊状態(図2では、Z
で示す)になる。ここで、出力端子U1には寄生容量C
1が存在し、出力端子U1が浮遊状態になった場合にお
いても、この寄生容量C1の電荷保持作用によって、回
路ブロックBL1〜BL5全体の出力OUTBはハイレ
ベルを維持することができ、逓倍クロックOUTはロー
レベルを維持することができる。
k2が立ち上がり(すなわち、ローレベルからハイレベ
ルに変化し)、そのクロック信号Ck2がNMOSトラ
ンジスタN1のゲートに入力されるため、NMOSトラ
ンジスタN1はオンする。一方、NMOSトランジスタ
N1’のゲートにはインバータIV2が接続され、この
クロック信号Ck2がインバータIV2を介してNMO
SトランジスタN1’のゲートに入力される。
ゲートに入力されるクロック信号Ck2B’は、クロッ
ク信号Ck2の立ち上がり時刻t3から遅延時間tだけ
遅れて立ち下がり(すなわち、ハイレベルからローレベ
ルに変化し)、時刻t3では、NMOSトランジスタN
1’のゲートはハイレベルのままとなる。この結果、時
刻t3では、NMOSトランジスタN1がオンするとと
もに、NMOSトランジスタN1’のオン状態がそのま
ま維持され、出力端子U1はローレベル電位に導通す
る。
のレベルは定常状態にあり、PMOSトランジスタP
1、P1’の少なくとも一方はオフするので、出力端子
U1はハイレベル電位から遮断される。この結果、回路
ブロックBL1の出力端子U1はローレベルに変化す
る。また、時刻t3では、他の回路ブロックBL2〜B
L5のクロック信号Ck3〜Ck10は、クロック信号
Ck7を除いて定常状態にあり、また、時刻t7では、
クロック信号Ck7の反転信号Ck7’のレベルがハイ
レベルであるから、PMOSトランジスタP4’はオフ
となっている。
クBL2〜BL5の出力端子U2〜U5は、ハイレベル
およびローレベルのいずれの電位からも遮断され、浮遊
状態となる。この結果、回路ブロックBL1〜BL5の
出力端子U1〜U5が共通接続されている場合において
も、時刻t3では、回路ブロックBL1の出力端子U1
の出力が、他の回路ブロックBL2〜BL5の出力と干
渉することを防止することができる。
L1の出力端子U1からの出力により、回路ブロックB
L1〜BL5全体の出力OUTBが規定され、回路ブロ
ックBL1の出力端子U1のレベルがインバータIVo
で反転されて、逓倍クロックOUTはローレベルからハ
イレベルに変化する。次に、時刻t3から遅延時間tだ
け経過した時刻t4になると、インバータIV2によっ
て遅延していたクロック信号Ck2B’が立ち下がり、
NMOSトランジスタN1’のゲートがローレベルにな
るため、NMOSトランジスタN1’がオフする。
から遮断され、出力端子U1は浮遊状態(図2では、Z
で示す)になる。ここで、出力端子U1には寄生容量C
1が存在し、出力端子U1が浮遊状態になった場合にお
いても、この寄生容量C1の電荷保持作用によって、回
路ブロックBL1〜BL5全体の出力OUTBはローレ
ベルを維持することができ、逓倍クロックOUTはハイ
レベルを維持することができる。
に対しても、回路ブロックBL2〜BL5により、同様
の動作が繰り返される。このため、逓倍クロックOUT
は、多相クロックCk1〜Ck10が順次立ち上がるご
とに、ハイレベルとローレベルとの間の状態遷移を繰り
返し、多相クロックCk1〜Ck10の5倍の周波数の
逓倍クロックOUTを生成することができる。
5の出力端子U1〜U5のレベル変化後に、その出力端
子U1〜U5を浮遊状態にすることにより、回路ブロッ
クBL1〜BL5の出力端子U1〜U5を共通接続した
場合においても、各回路ブロックBL1〜BL5間の出
力の干渉を防止しつつ、各回路ブロックBL1〜BL5
の出力を回路ブロックBL1〜BL5全体の出力とする
ことができる。この結果、多相クロックの相数が増えた
場合においても、回路ブロックBL1〜BL5を単に並
列接続するだけで、逓倍クロックを生成することがで
き、各回路ブロックBL1〜BL5からの出力を合成す
るために、多入力OR回路を用いる必要がなくなる。
合においても、トランジスタの直列接続数を増加させる
必要がなくなることから、低電圧ICプロセスを用い
て、クロックの高周波化を図ることができる。また、多
相クロックの相数が増えた場合においても、回路ブロッ
クBL1〜BL5を単に並列接続するだけでよく、各入
力端子の対称構造を維持することが可能となることか
ら、ジッタの増加を抑制しつつ、クロックの高周波化を
図ることができる。
ち上がりエッジのみを用いて、逓倍クロックOUTを直
接生成することが可能となることから、多相クロックC
k1〜Ck10からノン・オーバーラップ・パルスを生
成するためのRSフリップフロップが不要となる。この
ため、多相クロックCk1〜Ck10の入力端子数が増
加した場合においても、回路規模の増大を抑制して、チ
ップ面積および消費電力の増大を抑えることが可能とな
るとともに、多相クロックCk1〜Ck10の各相間で
の各回路ブロックBL1〜BL5のミスマッチを低減し
て、ジッタを抑制することができる。
立ち上がりエッジのみを用いて、逓倍クロックOUTを
生成することにより、多相クロックCk1〜Ck10の
デューティ比が50%からずれた場合においても、逓倍
クロックOUTのデューティ比を50%に維持すること
が可能となるとともに、逓倍クロックOUTのデューテ
ィ比が0%を下回ったり、100%を上回ったりして、
パルスが消失することを防止することができる。
端子U1〜U5を共通接続した際に、回路ブロックBL
1〜BL5間での出力の干渉を防止するために、インバ
ータIV1〜IV10の各遅延量tを多相クロックの位
相のずれ量(π/N)より小さく設定することが必要で
ある。次に、図1の多相クロック処理回路が適用される
クロック逓倍回路について説明する。
ック逓倍回路に適用されるDLL回路の構成例を示すブ
ロック図である。図3において、DLL回路には、位相
比較器PD、チャージポンプ回路CP、コンデンサC2
および可変遅延回路H1〜H10が設けられている。こ
こで、可変遅延回路H1〜H10は直列接続され、各可
変遅延回路H1〜H10からは多相クロックCk1〜C
k10が出力されるとともに、可変遅延回路H1〜H1
0の初段には、図7の基準信号Srefが入力され、可
変遅延回路H1〜H10の最終段の出力信号Ck10は
位相比較器PDにフィードバックされる。
された信号Ck10は、位相比較器PDにて基準信号S
refと比較され、信号Ck10と基準信号Srefと
の位相のずれに対応して、Up信号またはDown信号
がチャージポンプ回路CPに出力される。チャージポン
プ回路CPでは、Up信号が出力されると、コンデンサ
C2に電荷をチャージし、Down信号が出力される
と、コンデンサC2に蓄積されている電荷をデスチャー
ジさせる。そして、コンデンサC2に蓄積されている電
荷によって規定される電圧を、制御電圧Vcとして各可
変遅延回路H1〜H10に出力する。
Vcによって遅延量が変化し、各可変遅延回路H1〜H
10から出力される多相クロックCk1〜Ck10は、
信号Ck10と基準信号Srefとの位相が一致するよ
うに遅延量が制御される。この結果、図7に示すよう
に、位相が1/10周期ずつずれた10相分の多相クロ
ックCk1〜Ck10を生成することができる。この図
3のDLL回路で生成された多相クロックCk1〜Ck
10は、図1の多相クロック処理回路の入力信号として
用いることができる。
生成するためにDLL回路を用いることにより、発振器
を用いることなく、N倍の周波数のクロックを生成する
ことができ、発振器に固有の低周波雑音の発生を防止す
ることが可能となる。図4は、本発明の第2実施形態に
係るクロック逓倍回路に適用されるPLL回路の構成例
を示すブロック図、図5は、図4の電圧制御発振器の構
成例を示す図である。
比較器11、チャージポンプ回路12および電圧制御発
振器13が設けられ、電圧制御発振器13には、差動型
可変遅延インバータSH1〜SH5および差動型インバ
ータSH6〜SH10が設けられている。ここで、差動
型可変遅延インバータSH1〜SH5は縦続接続される
とともに、差動型可変遅延インバータSH1〜SH5の
最終段は差動型可変遅延インバータSH1〜SH5の初
段に接続されることにより、リングオシレータが構成さ
れている。
〜SH5には、チャージポンプ回路12から出力される
制御電圧Vcが入力され、この制御電圧Vcに基づいて
遅延量が制御される。さらに、差動型可変遅延インバー
タSH1の反転出力端子は、差動型インバータSH6の
非反転入力端子に接続され、差動型可変遅延インバータ
SH1の非反転出力端子は、差動型インバータSH6の
反転入力端子に接続され、差動型可変遅延インバータS
H2の反転出力端子は、差動型インバータSH7の非反
転入力端子に接続され、差動型可変遅延インバータSH
2の非反転出力端子は、差動型インバータSH7の反転
入力端子に接続され、差動型可変遅延インバータSH3
の反転出力端子は、差動型インバータSH8の非反転入
力端子に接続され、差動型可変遅延インバータSH3の
非反転出力端子は、差動型インバータSH8の反転入力
端子に接続され、差動型可変遅延インバータSH4の反
転出力端子は、差動型インバータSH9の非反転入力端
子に接続され、差動型可変遅延インバータSH4の非反
転出力端子は、差動型インバータSH9の反転入力端子
に接続され、差動型可変遅延インバータSH5の反転出
力端子は、差動型インバータSH10の非反転出力端子
に接続され、差動型可変遅延インバータSH5の非反転
出力端子は、差動型インバータSH10の反転出力端子
に接続されている。
0の非反転出力端子からは、多相クロックCk1〜Ck
5が出力されるとともに、差動型インバータSH6〜S
H10の反転出力端子からは、多相クロックCk6〜C
k10が出力される。ここで、電圧制御発振器13から
出力される多相クロックCk1〜Ck10のいずれか1
つのクロックが位相比較器11に入力される。また、位
相比較器11には、図7の基準信号Srefが入力さ
れ、電圧制御発振器13から入力された信号が基準信号
Srefと比較される。そして、電圧制御発振器13か
ら入力された信号と基準信号Srefとの位相のずれに
対応して、Up信号またはDown信号がチャージポン
プ回路12に出力される。
力されると、制御電圧Vcを上昇させ、Down信号が
出力されると、制御電圧Vcを下降させて、その制御電
圧Vcを電圧制御発振器13に出力する。電圧制御発振
器13では、制御電圧Vcによって差動型可変遅延イン
バータSH1〜SH5の遅延量が変化し、差動型インバ
ータSH6〜SH10から出力される多相クロックCk
1〜Ck10は、電圧制御発振器13から出力される信
号と基準信号Srefとの位相が一致するように遅延量
が制御される。
10周期ずつずれた10相分の多相クロックCk1〜C
k10を生成することができる。なお、この図7のPL
L回路で生成された多相クロックCk1〜Ck10は、
図1の多相クロック処理回路の入力信号として用いるこ
とができる。このように、多相クロックCk1〜Ck1
0を生成するためにPLL回路を用いることにより、位
相のずれ量が均一な多相クロックを容易に生成すること
ができる。
クCk1〜Ck10の立ち上がりエッジを用いて、逓倍
クロックOUTを生成する方法について説明したが、多
相クロックCk1〜Ck10の立ち下がりエッジを用い
て、逓倍クロックOUTを生成するようにしてもよい。
また、多相クロックの立ち上がりエッジおよび立ち下が
りエッジの両方を用いて逓倍クロックを生成するように
してもよく、これにより、2N相の多相クロックを用い
ることなく、N相の多相クロックを用いるだけで、N逓
倍の逓倍クロックを生成することが可能となる(ただ
し、Nが奇数のときに限る)。
多相クロックから逓倍クロックを直接生成することが可
能となり、RSフリップフロップおよび多入力OR回路
を用いる必要がなくなることから、回路規模の増大を抑
制して、チップ面積および消費電力の増大を抑えること
が可能となるとともに、ジッタを抑制しつつ、クロック
の高周波化を容易に実現することができる。
路の構成を示す図である。
路の動作を示すタイミングチャートである。
に適用されるDLL回路の構成例を示すブロック図であ
る。
に適用されるPLL回路の構成例を示すブロック図であ
る。
る。
論理合成回路の構成例を示す図である。
一例を示す図である。
オーバーラップ・パルスの一例を示す図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 多相クロックの立ち上がりエッジまたは
立ち下がりエッジに同期して、出力レベルをハイレベル
とローレベルとの間で交互に切り替える出力レベル切替
手段と、 前記出力レベルの切り替え後に、前記出力レベルを浮遊
状態に設定する浮遊状態設定手段とを備えることを特徴
とする多相クロック処理回路。 - 【請求項2】 出力端子に設けられた電荷蓄積部と、 多相クロックのいずれか1つの立ち上がりエッジまたは
立ち下がりエッジに同期して所定期間だけ前記出力端子
をハイレベル電位に導通させる第1スイッチング素子
と、 前記多相クロックの他の立ち上がりエッジまたは立ち下
がりエッジに同期して所定期間だけ前記出力端子をロー
レベル電位に導通させる第2スイッチング素子とを備え
ることを特徴とする多相クロック処理回路。 - 【請求項3】 前記所定期間は、多相クロックの位相の
ずれ量よりも短いことを特徴とする請求項2記載の多相
クロック処理回路。 - 【請求項4】 前記第1スイッチング素子および前記第
2スイッチング素子はそれぞれ複数並列接続され、 前記多相クロックの各相の立ち上がりエッジまたは立ち
下がりエッジに同期して、前記第1スイッチング素子お
よび前記第2スイッチング素子が交互に導通することを
特徴とする請求項2または3記載の多相クロック処理回
路。 - 【請求項5】 前記第1スイッチング素子および前記第
2スイッチング素子はそれぞれN個ずつ並列接続され、 2N個の多相クロックの第(2n−1)相目の立ち上が
りエッジまたは立ち下がりエッジに同期して、第n(n
=1〜N)番目の第1スイッチング素子が導通し、 2N個の多相クロックの第(2n)相目の立ち上がりエ
ッジまたは立ち下がりエッジに同期して、第n(n=1
〜N)番目の第2スイッチング素子が導通することを特
徴とする請求項4記載の多相クロック処理回路。 - 【請求項6】 前記第1スイッチング素子は、 前記ハイレベル電位と出力端子との間に直列に接続され
た第1および第2のPチャネル型電界効果トランジスタ
と、 前記第1および第2のPチャネル型電界効果トランジス
タのいずれか一方のゲート端子に入力されるいずれか一
つの多相クロックの反転信号を前記所定期間だけ遅延さ
せて他方のゲート端子に出力する第1インバータとを備
え、 前記第2スイッチング素子は、 前記ローレベル電位と出力端子との間に直列に接続され
た第1および第2のNチャネル型電界効果トランジスタ
と、 前記第1および第2のNチャネル型電界効果トランジス
タのいずれか一方のゲート端子に入力されるいずれか一
つの多相クロックの反転信号を前記所定期間だけ遅延さ
せて他方のゲート端子に出力する第2インバータとを備
えることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項記載
の多相クロック処理回路。 - 【請求項7】 多相クロックを生成する多相クロック生
成回路と、 前記多相クロックから逓倍クロックを直接生成する多相
クロック処理回路とを備えることを特徴とするクロック
逓倍回路。 - 【請求項8】 前記多相クロック生成回路は、PLL回
路またはDLL回路であることを特徴とする請求項7記
載のクロック逓倍回路。 - 【請求項9】 前記多相クロック処理回路は、 出力端子に設けられた電荷蓄積部と、 前記多相クロックのいずれか1つの立ち上がりエッジま
たは立ち下がりエッジに同期して所定期間だけ前記出力
端子をハイレベル電位に導通させる第1スイッチング素
子と、 前記多相クロックの他の立ち上がりエッジまたは立ち下
がりエッジに同期して所定期間だけ前記出力端子をロー
レベル電位に導通させる第2スイッチング素子とを備え
ることを特徴とする請求項7または8記載のクロック逓
倍回路。 - 【請求項10】 前記多相クロック処理回路は、 前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング
素子がそれぞれ複数並列接続され、 前記多相クロックの各相の立ち上がりエッジまたは立ち
下がりエッジに同期して、前記第1スイッチング素子お
よび前記第2スイッチング素子が交互に導通することを
特徴とする請求項9記載のクロック逓倍回路。 - 【請求項11】 前記多相クロック処理回路は、 前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング
素子がそれぞれN個ずつ並列接続され、 2N個の多相クロックの第(2n−1)相目の立ち上が
りエッジまたは立ち下がりエッジに同期して、第n(n
=1〜N)番目の第1スイッチング素子が導通し、 2N個の多相クロックの第(2n)相目の立ち上がりエ
ッジまたは立ち下がりエッジに同期して、第n(n=1
〜N)番目の第2スイッチング素子が導通することを特
徴とする請求項10記載のクロック逓倍回路。 - 【請求項12】 前記第1スイッチング素子は、 前記ハイレベル電位と出力端子との間に直列に接続され
た第1および第2のPチャネル型電界効果トランジスタ
と、 前記第1および第2のPチャネル型電界効果トランジス
タのいずれか一方のゲート端子に入力されるいずれか一
つの多相クロックの反転信号を前記所定期間だけ遅延さ
せて他方のゲート端子に出力する第1インバータとを備
え、 前記第2スイッチング素子は、 前記ローレベル電位と出力端子との間に直列に接続され
た第1および第2のNチャネル型電界効果トランジスタ
と、 前記第1および第2のNチャネル型電界効果トランジス
タのいずれか一方のゲート端子に入力されるいずれか一
つの多相クロックの反転信号を前記所定期間だけ遅延さ
せて他方のゲート端子に出力する第2インバータとを備
えることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項記
載のクロック逓倍回路。
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