JP2003198077A - セラミック回路基板 - Google Patents

セラミック回路基板

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JP2003198077A
JP2003198077A JP2001395092A JP2001395092A JP2003198077A JP 2003198077 A JP2003198077 A JP 2003198077A JP 2001395092 A JP2001395092 A JP 2001395092A JP 2001395092 A JP2001395092 A JP 2001395092A JP 2003198077 A JP2003198077 A JP 2003198077A
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哲也 東條
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属回路板に信号端子を接合するときに、セ
ラミック基板に微小な部分的クラックが生じて、セラミ
ック回路基板の機械的強度が低下してしまう。 【解決手段】 セラミック基板1の上面に金属回路板2
を接合して成り、金属回路板2の表面に超音波接合法で
信号端子3を直接接合したセラミック回路基板におい
て、金属回路板2の信号端子3が接合される部位の厚み
が0.2〜1mmで他の部位より厚くされており、信号端
子3の金属回路板2に接合される部位の厚みが0.3〜2
mmであるものとした。信号端子3を超音波接合により
接合したときの高圧力と高熱とを良好に吸収して分散す
ることができるため、セラミック基板1にクラックを生
じない。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、セラミック基板に
接合された金属回路板に信号端子を超音波接合法によっ
て接合したセラミック回路基板に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、パワーモジュール用基板やスイッ
チングモジュール用基板等の回路基板として、セラミッ
ク基板上に活性金属ロウ材を介して銅等から成る金属回
路板を直接接合させたセラミック回路基板が用いられて
いる。 【0003】かかるセラミック回路基板は、酸化アルミ
ニウム質焼結体から成るセラミック基板の場合には、具
体的には以下の方法によって製作される。 【0004】まず、銀−銅合金にチタン・ジルコニウム
・ハフニウムおよびこれらの水素化物の少なくとも1種
を添加した活性金属粉末に有機溶剤・溶媒を添加混合し
てロウ材ペーストを作製する。 【0005】次に、酸化アルミニウム・酸化珪素・酸化
マグネシウム・酸化カルシウム等の原料粉末に適当な有
機バインダ・可塑剤・溶剤等を添加混合して泥漿状と成
すとともに、これに従来周知のドクターブレード法やカ
レンダーロール法等のテープ成形技術を採用して複数の
セラミックグリーンシートを得た後、所定寸法に成形
し、次にセラミックグリーンシートを必要に応じて上下
に積層するとともに還元雰囲気中にて約1600℃の温度で
焼成し、セラミックグリーンシートを焼結一体化させて
酸化アルミニウム質焼結体から成るセラミック基板を形
成する。 【0006】次に、セラミック基板上にロウ材ペースト
を間に挟んで銅等から成る金属回路板を載置する。 【0007】そして最後に、セラミック基板と金属回路
板との間に配されているロウ材ペーストを非酸化性雰囲
気中にて約900℃の温度に加熱してロウ材を溶融させ、
このロウ材でセラミック基板と金属回路板とを接合する
ことによって製作される。 【0008】このように製作されたセラミック回路基板
は、ICやLSI等の半導体素子等の電子部品を半田等
の接着剤を介して実装した後、外部入出力用の信号端子
が一体成型された樹脂ケースに組み立てられ、半導体モ
ジュールとなる。 【0009】しかしながら、この信号端子一体成型樹脂
ケースの作製には成型用金型が必要であり製造コストが
高いことから、半導体モジュールの製造コストが増加す
る難点があった。また、信号端子一体成型樹脂ケースに
セラミック回路基板を組み立てた後、信号端子とセラミ
ック回路基板をボンディングワイヤ等で電気的に接続す
る必要があった。 【0010】このため、信号端子を金属回路板に超音波
接合法等で直接接合したセラミック回路基板が採用され
ている。例えば、超音波接合法による金属回路板と信号
端子との接合は、金属回路板に接触させた信号端子の接
合部の表面に超音波発振ホーンを押圧しながら超音波振
動させ、金属回路板と信号端子の接合部との間に相互拡
散による固相接合を起こすことによって行なわれる。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のセラミック回路基板は、金属回路板に信号
端子を超音波接合するときに、例えば、金属回路板に接
触させた信号端子の接合部の表面に約10〜50MPaの圧
力で超音波発振ホーンを押圧した場合、この高圧力が部
分的に信号端子の接合部分の直下のセラミック基板に直
接付加されることになる。また、超音波振動により発生
する約500℃以上の熱が瞬間的に信号端子の接合部分の
直下のセラミック基板に直接付加されることになる。こ
のため信号端子の接合部分の直下のセラミック基板に微
小な部分的クラックを生じることがあり、その結果、セ
ラミック回路基板の機械的強度が低下することから信頼
性が著しく劣化するという問題点を有していた。 【0012】本発明は上記問題点に鑑み完成されたもの
で、その目的は、セラミック回路基板への信号端子接合
時にセラミック基板へのクラック発生を防止することに
より、機械強度が低下せずに、搭載される半導体素子等
の電子部品を安定して作動させることができるセラミッ
ク回路基板を提供することにある。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明は、セラミック基
板の上面に金属回路板を接合して成り、金属回路板の表
面に超音波接合法で信号端子を直接接合したセラミック
回路基板において、金属回路板の信号端子が接合される
部位の厚みが0.2〜1mmで他の部位より厚くされてお
り、前記信号端子の前記金属回路板と接合される部位の
厚みが0.3〜2mmであることを特徴とするものであ
る。 【0014】本発明のセラミック回路基板によれば、信
号端子が接合される部位の金属回路板の厚みを0.2〜1
mmで他の部位より厚くしており、信号端子の接合され
る部位の厚みを0.3〜2mmとしたことから、信号端子
を超音波接合により接合するときの高圧力を金属回路板
が良好に吸収し、セラミック基板の部分的クラックの発
生を防止することができる。また、超音波振動で発生す
る瞬間的な500℃以上の高熱を分散して下方向(セラミ
ック基板の方向)に伝達することにより、直下のセラミ
ック基板への高熱の集中付加を抑制することができ、部
分的クラックの発生を防止することができる。その結
果、セラミック回路基板の機械強度が劣化することな
く、信頼性の高いセラミック回路基板とすることができ
る。 【0015】また、本発明のセラミック回路基板によれ
ば、信号端子が接合される部位の金属回路板の厚みを0.
2〜1mmで他の部位より厚くしたことから、この信号
端子が接合される部位が超音波接合により接合するとき
の位置ターゲットとして作用し、信号端子を高精度に金
属回路板に接合することができる。 【0016】さらに、本発明のセラミック回路基板によ
れば、金属回路板に直接に信号端子を接合したことか
ら、高価な信号端子一体成型樹脂ケースを用いる必要が
なく、安価で生産性に優れた半導体素子モジュール用の
セラミック回路基板を得ることができる。 【0017】 【発明の実施の形態】次に、本発明を添付図面に基づき
詳細に説明する。 【0018】図1は、本発明のセラミック回路基板の実
施の形態の一例を示す断面図であり、1はセラミック基
板、2は金属回路板、3は信号端子である。 【0019】セラミック基板1は略四角形状をなし、そ
の上面に金属回路板2が接合されている。 【0020】セラミック基板1は金属回路板2を支持す
る支持部材として機能し、酸化アルミニウム(Al
23)質焼結体・ムライト(3Al23・2SiO2
質焼結体・炭化珪素(SiC)質焼結体・窒化アルミニ
ウム(AlN)質焼結体・窒化珪素(Si34)質焼結
体等の電気絶縁材料で形成されている。 【0021】セラミック基板1は、例えば酸化アルミニ
ウム質焼結体で形成されている場合であれば、酸化アル
ミニウム・酸化珪素・酸化マグネシウム・酸化カルシウ
ム等の原料粉末に適当な有機バインダ・可塑剤・溶剤を
添加混合して泥漿状となすとともに、その泥漿物に従来
周知のドクターブレード法やカレンダーロール法を採用
することによってセラミックグリーンシート(セラミッ
ク生シート)を形成し、しかる後、このセラミックグリ
ーンシートに適当な打ち抜き加工を施すとともに、これ
を複数枚積層し、約1600℃の高温で焼成することによっ
て製作される。 【0022】セラミック基板1はその上面に金属回路板
2が接合されている。 【0023】また、セラミック基板1はその厚みを0.2
〜1mmとすることが、金属回路板2を接合したときの
セラミック基板1の割れ抑制や、半導体素子から発生す
る熱の伝達性の点で好ましい。厚みが0.2mm未満で
は、セラミック基板1に金属回路板2を接合したときに
発生する応力により、セラミック基板1に割れ等が発生
しやすくなる傾向がある。他方、1mmを超えると、搭
載される半導体素子から発生する熱を1良好に放熱する
ことが困難となる傾向がある。 【0024】金属回路板2は銅やアルミニウム等の金属
材料から成り、また、セラミック基板1の上面に例えば
ロウ材を介して以下のようにして接合される。 【0025】例えば、銀−銅合金粉末等から成る銀ロウ
粉末や、アルミニウム−シリコン合金粉末等から成るア
ルミニウムロウ粉末に、チタン・ジルコニウム・ハフニ
ウム等の活性金属やその水素化物の少なくとも1種から
成る活性金属粉末を2〜5重量%添加した活性金属ロウ
材に、適当な有機溶剤・溶媒を添加混合して得た活性金
属ロウ材ペーストを、セラミック基板1の上下面に従来
周知のスクリーン印刷技術を用いて金属回路板2に対応
した所定パターンに印刷する。 【0026】その後、金属回路板2をこのロウ材パター
ン上に載置し、これを真空中、または中性雰囲気中もし
くは還元雰囲気中で、所定温度(銀ロウ材の場合は約90
0℃、アルミニウムロウ材の場合は約600℃)で加熱処理
し、活性金属ロウ材を溶融させてセラミック基板1の上
面と金属回路板2とを接合させる。これにより、セラミ
ック基板1の上面に金属回路板2が接合されることとな
る。 【0027】銅やアルミニウム等から成る金属回路板2
は、銅やアルミニウム等のインゴット(塊)に圧延加工
法・打ち抜き加工法・切削加工等の従来周知の金属加工
法を施すことによって、例えば、厚さが0.5mmで、所
望の回路配線パターン形状に製作される。金属回路板2
の厚さは、高電流信号を伝達するための電気抵抗を低く
する点や、セラミック基板1と接合したときのセラミッ
ク基板1の割れを防止する点で0.1〜1mmが好まし
い。0.1mm未満では、電気抵抗が大きくなるため高電
流信号が流れにくくなる傾向がある。他方、1mmを超
えると、セラミック基板1と金属回路板2や金属板3と
を接合したときに発生する応力により、セラミック基板
1に割れ等が発生しやすくなる傾向がある。 【0028】このとき、金属回路板2の信号端子3が接
合される部位の厚みは、0.2〜1mmの厚みで、他の部
位より厚くするように加工することが、信号端子3を接
合したときのセラミック基板1の割れ防止の点で好まし
い。金属回路板2の信号端子3が接合される部位の厚み
が0.2mm未満の場合には、信号端子3を超音波接合す
るときの高圧力を吸収しにくくなりやすい傾向があり、
セラミック基板1に微小な部分的クラックが生じやすく
なる。他方、1mmを超えると、セラミック基板1と金
属回路板2とを接合したときに発生する応力により、セ
ラミック基板1に割れ等が発生しやすくなる傾向があ
る。 【0029】セラミック基板1は各種セラミック焼結体
を採用することが可能であるが、なかでも金属回路板2
を接合したときの応力を吸収し、信号端子3を接合する
ときの高圧力を吸収するために、強度の高い窒化珪素質
焼結体とすることが好ましい。 【0030】また、金属回路板2は、この窒化珪素質焼
結体との接合性(ロウ材との濡れ性)が良好であること
から銅とすることが好ましい。さらに、これを無酸素銅
で形成しておくと、この無酸素銅はロウ付けの際に銅の
表面が銅中に存在する酸素により酸化されることなく活
性金属ロウ材との濡れ性がより良好となり、セラミック
基板1への活性金属ロウ材を介しての接合が強固とな
る。従って、金属回路板2はこれを無酸素銅で形成して
おくことが好ましい。 【0031】セラミック基板1の下面には、金属回路板
2をセラミック基板1へ接合するときや、半導体素子搭
載のための半田リフロー時の加熱による反りを抑制する
ために、金属板(図示せず)を接合してもよい。 【0032】このとき、金属回路板2と金属板の材質は
同じ材質にし、また金属回路板2と金属板の厚み関係
は、金属板の厚みを金属回路板2より薄くすることが好
ましい。これは、金属回路板2は回路配線形成のために
パターニングされているため、金属板と同じ厚みでは反
り等の抑制効果が小さくなりやすいためである。 【0033】金属回路板2の所定位置には、信号端子3
が超音波接合法により接合されている。 【0034】信号端子3は、銅やアルミニウム等の金属
から成り、銅やアルミニウム等のインゴット(塊)に圧
延加工法・打ち抜き加工法・切削加工等の従来周知の金
属加工法を施すことによって、例えば、厚さが0.3〜2
mmのL型形状に加工される。 【0035】信号端子3の厚みは、0.3〜2mmの厚み
にすることが、信号端子3を接合したときのセラミック
基板1の割れ防止の点で好ましい。信号端子3の厚みが
0.3mm未満の場合には信号端子3を超音波接合すると
きの高圧力を吸収しにくくなりやすい傾向があり、セラ
ミック基板1に微小な部分的クラックが生じやすくな
る。他方、2mmを超えると、超音波振動が接合界面ま
で作用しにくくなりやすい傾向があり、金属回路板2と
信号端子3との接合強度が弱くなりやすい傾向がある。 【0036】金属回路板2の材料と信号端子3の材料
は、超音波接合時の相互拡散を均一に起こすためには同
一材料にすることが好ましい。 【0037】信号端子3の金属回路板2への接合は、具
体的には信号端子3を金属回路板2の接合部位に接触配
置させ、超音波発振ホーンを10〜50MPaの圧力で押圧
しながら振動数20〜50kHz、振幅20〜50μmの超音波
振動を0.1〜1.0秒間印加し、相互拡散による固相接合に
より行なわれる。 【0038】 【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
る。 【0039】まず、セラミック基板として、厚みが0.5
mmで大きさが50mm□の酸化アルミニウム基板を準備
した。 【0040】次に、銀−銅合金粉末97重量%と水素化チ
タン粉末3重量%と有機バインダ・溶剤とを混練して活
性金属ロウ材ペーストを調製した。その後、酸化アルミ
ニウム基板の表面に活性金属ロウ材ペーストを所定パタ
ーン形状に塗布乾燥させた。 【0041】この酸化アルミニウム基板に、表1に示す
厚みの無酸素銅板を接触配置して、雰囲気10-3Paの真
空中、温度850℃、時間1hrの熱処理をすることによ
り接合した。その後、各セラミック回路基板の外観状態
を20倍の拡大顕微鏡を用いてセラミック部分を観察し
て、クラックの発生しているものを×で表示した。 【0042】このようにして作製したセラミック回路基
板に、表1に示す厚みの幅5mmのL字型信号端子(無
酸素銅)を超音波接合した。ここでは、超音波発振ホー
ンを30MPaの圧力で押圧しながら振動数30kHz、振
幅35μmの超音波振動を0.5秒間印加して超音波接合し
た。 【0043】その後、各セラミック回路基板の外観状態
を20倍の拡大顕微鏡を用いてセラミック部分を観察し
て、クラックの発生しているものを×で表示した。以上
の観察結果を表1に示す。 【0044】次に、金属回路板と信号端子との接合強度
を、信号端子を上方垂直方向に引き剥がすこと(ピーリ
ング試験)によって、単位長さ当たりの強度(単位はN
/mで表わす。kN/mは1000N/mを示す。)として
求めた。この接合強度が1kN/m以下のものを×で表
示した。 【0045】 【表1】【0046】表1に示す結果より、金属回路板の信号端
子が接合される部位の厚みが、比較例1のように0.2m
m未満ではセラミック部分にクラックが生じていること
が分かる。また、比較例2のように1mm以上では活性
金属接合したときにすでにセラミック部分にクラックが
生じていた。 【0047】また、信号端子の厚みが、比較例3のよう
に0.3mm未満では信号端子の強度が弱く簡単に折れ曲
がってしまった。また、比較例4・5のように2mmを
超えると超音波振動が接合界面まで充分に伝播せず、相
互拡散が弱いため信号端子が簡単に剥離した。 【0048】なお、本発明は上述の実施の形態の例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
であれば種々の変更は可能である。 【0049】例えば、上述の実施の形態の例ではセラミ
ック基板に活性金属ロウ材を介して直接に金属回路板を
ロウ付けしてセラミック回路基板を形成したが、これを
セラミック基板の表面に予めタングステンまたはモリブ
デン等のメタライズ金属層を被着させておき、このメタ
ライズ金属層に金属回路板をロウ材を介して接合させて
セラミック回路基板を形成してもよい。 【0050】さらに、上述の実施の形態の例では打ち抜
きや切削加工により金属回路板の信号端子が接合される
部位の厚みをあらかじめ0.2〜1mmとしたが、金属回
路板をセラミック基板に接合した後、塩化第二鉄溶液等
の薬液でエッチング処理することにより、金属回路板の
信号端子が接合される部位の厚みを0.2〜1mmに加工
してもよい。 【0051】 【発明の効果】本発明のセラミック回路基板によれば、
信号端子が接合される部位の金属回路板の厚みを0.2〜
1mmで他の部位より厚くしており、信号端子の金属回
路板に接合される部位の厚みを0.3〜2mmとしたこと
から、信号端子を超音波接合法により接合したときに、
セラミック基板に発生する部分的クラックが防止され
る。その結果、機械強度の劣化しない信頼性の高いセラ
ミック回路基板とすることができる。 【0052】以上により、本発明によれば、セラミック
回路基板への信号端子接合時にセラミック基板へのクラ
ック発生を防止することにより、機械強度が低下せず
に、搭載される半導体素子等の電子部品を安定して作動
させることができるセラミック回路基板を提供すること
ができた。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のセラミック回路基板の実施の形態の一
例を示す断面図である。 【符号の説明】 1:セラミック基板 2:金属回路板 3:信号端子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 セラミック基板の上面に金属回路板を接
    合して成り、前記金属回路板の表面に超音波接合法で信
    号端子を直接接合したセラミック回路基板において、前
    記金属回路板の前記信号端子が接合される部位の厚みが
    0.2〜1mmで他の部位より厚くされており、前記信
    号端子の前記金属回路板に接合される部位の厚みが0.
    3〜2mmであることを特徴とするセラミック回路基
    板。
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