JP2003197635A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2003197635A
JP2003197635A JP2001395392A JP2001395392A JP2003197635A JP 2003197635 A JP2003197635 A JP 2003197635A JP 2001395392 A JP2001395392 A JP 2001395392A JP 2001395392 A JP2001395392 A JP 2001395392A JP 2003197635 A JP2003197635 A JP 2003197635A
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wet etching
wet
wafer
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Hiroshi Matsuki
宏 松木
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シリサイド化でサイドウォール上の残留金属が
経路のリーク電流をなくし信頼性ある低抵抗のシリサイ
ド層を有する半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】半導体ウェハ上に形成されたポリシリコン
層でなる導電部材に絶縁膜サイドウォールを形成する
(ステップ1)。ウェハ主面上に導電部材上を含んでシ
リサイド化のための金属膜をスパッタ法で堆積する(ス
テップ2)。次に、第1次アニール工程で金属膜をシリ
サイド化する(ステップ3)。その後、ウェハはRCA
液により未反応の金属を除去するが、このウェットエッ
チ工程では終了直前からの所定時間超音波が与えられ、
除去すべき残留物を超音波除去する工程を有する。すな
わち、単なるRCA液浸漬から終了直前に同じ槽で超音
波を加えて洗浄、引き上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、より微細化された
半導体素子、特にゲート、ソース・ドレイン表面を自己
整合的にシリサイド化するMOS(Metal Oxide Semico
nductor )型半導体装置を含んだ半導体装置の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の大規模集積化、縮小化
が進み、MOSFET(MOS型電界効果トランジス
タ)の微細化が要求される。微細化に際し、MOSFE
Tにおけるポリシリコンゲート電極の高抵抗が顕著にな
る。よって、高速動作が維持できなくなる。
【0003】そこで、ポリシリコンゲート電極を低抵抗
化するために、ポリシリコンゲート電極上部をシリサイ
ド化することが知られている。すなわち、ポリシリコン
ゲート電極上に例えばTi薄膜をスパッタ法にて形成
し、Ti薄膜に対してシリサイド化のための熱処理を行
う。その後、未反応のTiを除去して再度熱処理を行う
ことによって安定な低抵抗シリサイド層を形成する。
【0004】ポリシリコンゲート電極の両側はLDD
(Lightly Doped Drain )構造、すなわちソース・ドレ
インのエクステンション領域を形成するためのスペーサ
(サイドウォール)が設けられる。そこでゲート電極上
部のシリサイド化に伴ない、スペーサが分離領域になり
ソース・ドレインのSi基板上にも自己整合的にTi薄
膜形成→シリサイド化→低抵抗シリサイド層形成が可能
である。いわゆるサリサイドプロセスであり、低抵抗
化、性能向上を図るMOSFETとして周知技術であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図8(a),(b)
は、それぞれ従来のMOSFETの製造方法を工程順に
示す断面図である。ソース・ドレイン領域上及びゲート
電極上部をシリサイド化する手順が示されている。
【0006】図8(a)に示すように、Si基板81上
にゲート酸化膜82を介してポリシリコンゲート電極8
3を形成する。ゲート側部にはシリコン酸化膜、シリコ
ン窒化膜等のサイドウォール84を形成する。ソース・
ドレイン領域85は、LDD構造、いわゆるエクステン
ション領域を有する。すなわち、基板81にはポリシリ
コンゲート電極83をマスクに低濃度、さらに、サイド
ウォール84をマスクに高濃度の不純物がイオン注入さ
れる。このような構成において、全面に例えばTi膜8
6をスパッタ法にて形成する。
【0007】次に、図8(b)に示すように、Ti膜8
6に対してシリサイド化のための熱処理を行う(第1次
アニール)。この段階におけるシリサイド膜は高抵抗膜
である。その後、未反応のTiを除去して再度熱処理を
行うことによって安定な低抵抗のシリサイド層87を形
成する(第2次アニール)。サイドウォール84はポリ
シリコンゲート電極83側部のシリサイド化を抑え、ソ
ース・ドレイン領域85との短絡を防止する。
【0008】上記構成によれば、シリサイド層87は同
一工程でポリシリコンゲート電極83上及びソース・ド
レイン領域85上に形成される(自己整合的シリサイド
(サリサイドプロセス))。
【0009】上述したようにサイドウォール84は、ポ
リシリコンゲート電極83側部のシリサイド化を抑え
る。未反応のTi膜86を除去する際、ウェハ全体が、
RCA洗浄される。
【0010】RCA洗浄は1970年代初めに米RCA
社によって開発されたLSI製造工程(ウェハ工程)に
おける基本的な洗浄方法である。ここではSC-2(Stan
dardCleaning, Solution 2 )と呼ばれるウェハ表面の
金属汚染を除去するHPM洗浄(hydrochloric acid/hy
drogen peroxide /water mix;HClとH22の混合
液)が行われる。SC-1(Standard Cleaning, Solutio
n 1 )と呼ばれるウェハ表面のパーティクルと有機物汚
染等を除去するAPM洗浄(ammonium hydroxide/hydro
gen peroxide/water mix;NH4OHとH22の混合液
による洗浄)の併用もある。このようなSC-2あるいは
SC-1によるRCA洗浄の洗浄液をここでは単にRCA
液と称する。
【0011】上記のようなRCA液の入った洗浄槽への
浸漬処理は1槽処理または同じ時間を使っての2槽処理
で達成される。しかしながら、未反応のTi膜86を除
去する際、除去されるべきものが完全に除去しきれない
ことがある。すなわち、サイドウォール84上に僅かに
反応したTiSiやこれに付随したTi(861)が残
留する可能性がある。このような残留物は、上記第2次
アニールにおけるTiSi2膜形成の条件下においてチ
タン珪化物(TiSiX)を散在させ、放っておくとリ
ーク電流の原因になる。今後の低電圧動作する上では無
視できない。これにより、歩留り低下を招く。
【0012】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたもので、ポリシリコン導電部材のシリサイド化でサ
イドウォール上の残留金属を経路としたリーク電流を防
ぎ、信頼性ある低抵抗のシリサイド層を有する半導体装
置の製造方法を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]に
係る半導体装置の製造方法は、ウェハ上に形成された少
なくともポリシリコン層で構成される導電部材上部をシ
リサイド化する方法に関し、前記導電部材側部に対し絶
縁性のサイドウォールを形成する工程と、前記ウェハ主
面上に少なくとも前記導電部材上を含んでシリサイド化
のための金属膜を堆積する工程と、前記ウェハを熱処理
し暫定的なシリサイド層を形成する第1次熱処理工程
と、シリサイド化しない未反応の金属を除去するウェッ
トエッチ工程と、前記ウェハを熱処理し所定のシリサイ
ド層を形成する第2次熱処理工程と、を具備し、前記ウ
ェットエッチ工程における終了直前からの所定時間超音
波が与えられ、除去すべき残留物を超音波除去する工程
を有することを特徴とする。
【0014】本発明の[請求項2]に係るより好ましい
実施態様としての半導体装置の製造方法は、シリコン半
導体基板上の素子領域にゲート絶縁膜を介してポリシリ
コン層で構成されるゲート電極をパターニングする工程
と、前記ゲート電極を後酸化したのち行われる少なくと
も前記ゲート電極の領域をマスクとしたソース・ドレイ
ン領域のための不純物導入工程と、前記ゲート電極上を
覆う絶縁膜を堆積する工程と、前記絶縁膜を異方性エッ
チングして前記ゲート電極のサイドウォールを形成する
工程と、前記ゲート電極からサイドウォールに亘る領域
をマスクにして前記ソース・ドレイン領域へ再度不純物
を導入する工程と、少なくとも前記ゲート電極上部及び
サイドウォールに隔てられた前記ソース・ドレイン領域
上を覆うシリサイド化のための金属膜を堆積する工程
と、前記金属膜を反応させて前記ゲート電極上部及び前
記ソース・ドレイン領域上に暫定的なシリサイド層を形
成する第1次熱処理工程と、シリサイド化しない未反応
の金属を除去するウェットエッチ工程と、前記ウェハを
熱処理し所定のシリサイド層を形成する第2次熱処理工
程と、を具備し、前記ウェットエッチ工程における終了
直前からの所定時間超音波が与えられ、除去すべき残留
物を超音波除去する工程を有することを特徴とする。
【0015】上記各請求項のような本発明に係る半導体
装置の製造方法によれば、サイドウォール表面をはじめ
とする絶縁膜上の未反応の金属は超音波除去以前のウェ
ットエッチ工程にてだいたいが除去される。さらに終了
直前からの超音波印加によって、未反応金属の残留物は
一掃除去され、かつウェットから引き上げる際、パーテ
ィクルの再付着も抑えられる。これにより、第2次熱処
理工程後においてサイドウォール表面に金属の珪化物を
生成することはない。なお、[請求項1]によれば、係
微細化された配線層のシリサイド化においても隣接間の
ショート防止に寄与する。また、[請求項2]によれ
ば、低抵抗の良好なゲート電極上及びソース・ドレイン
領域上のサリサイドが実現される。
【0016】さらに、超音波による温度上昇の抑制、処
理コスト上の観点から、超音波の印加は上記ウェットエ
ッチ工程における全体時間の10〜30%を占めること
を特徴とする。また、上記金属膜はTi膜が用いられ、
上記ウェットエッチ工程は、アンモニア1〜10%、過
酸化水素1〜10%の混合水溶液を含んでいることを特
徴とする。
【0017】本発明の[請求項5]に係る半導体装置の
製造方法は、ウェハ上に形成された少なくともポリシリ
コン層で構成される導電部材上部をシリサイド化する方
法に関し、前記導電部材側部に対し絶縁性のサイドウォ
ールを形成する工程と、前記ウェハ主面上に少なくとも
前記導電部材上を含んでシリサイド化のための金属膜を
堆積する工程と、前記ウェハを熱処理し暫定的なシリサ
イド層を形成する第1次熱処理工程と、シリサイド化し
ない未反応の金属を除去する第1次ウェットエッチ工程
と、前記第1次ウェットエッチ工程に続いて別のウェッ
ト槽による前記第1次ウェットエッチ工程よりも短時間
の第2次ウェットエッチ工程と、前記ウェハを熱処理し
所定のシリサイド層を形成する第2次熱処理工程と、を
具備したことを特徴とする。
【0018】本発明の[請求項6]に係るより好ましい
実施態様としての半導体装置の製造方法は、シリコン半
導体基板上の素子領域にゲート絶縁膜を介してポリシリ
コン層で構成されるゲート電極をパターニングする工程
と、前記ゲート電極を後酸化したのち行われる少なくと
も前記ゲート電極の領域をマスクとしたソース・ドレイ
ン領域のための不純物導入工程と、前記ゲート電極上を
覆う絶縁膜を堆積する工程と、前記絶縁膜を異方性エッ
チングして前記ゲート電極のサイドウォールを形成する
工程と、前記ゲート電極からサイドウォールに亘る領域
をマスクにして前記ソース・ドレイン領域へ再度不純物
を導入する工程と、少なくとも前記ゲート電極上部及び
サイドウォールに隔てられた前記ソース・ドレイン領域
上を覆うシリサイド化のための金属膜を堆積する工程
と、前記金属膜を反応させて前記ゲート電極上部及び前
記ソース・ドレイン領域上に暫定的なシリサイド層を形
成する第1次熱処理工程と、シリサイド化しない未反応
の金属を除去する第1次ウェットエッチ工程と、前記第
1次ウェットエッチ工程に続いて別のウェット槽による
前記第1次ウェットエッチ工程よりも短時間の第2次ウ
ェットエッチ工程と、前記ウェハを熱処理し所定のシリ
サイド層を形成する第2次熱処理工程と、を具備したこ
とを特徴とする。
【0019】上記各請求項のような本発明に係る半導体
装置の製造方法によれば、サイドウォール表面をはじめ
とする絶縁膜上の未反応の金属は第1次ウェットエッチ
工程にてだいたいが除去される。続く第2次ウェットエ
ッチ工程によって、未反応金属の残留物は一掃除去さ
れ、かつ、再付着も抑えられる。これにより、第2次熱
処理工程後においてサイドウォール表面に金属の珪化物
を生成することはない。[請求項5]によれば、係微細
化された配線層のシリサイド化においても隣接間のショ
ート防止に寄与する。また、[請求項6]によれば、低
抵抗の良好なゲート電極上及びソース・ドレイン領域上
のサリサイドが実現される。
【0020】なお、処理時間、処理コスト上の観点か
ら、上記第2次ウェットエッチ工程は、上記第1次及び
第2次ウェットエッチ工程の全体時間に対して10〜3
0%を占めることを特徴とする。また、上記金属膜はT
i膜が用いられ、上記第1次ウェットエッチ工程は、ア
ンモニア1〜10%、過酸化水素1〜10%の混合水溶
液を含み、前記第2次ウェットエッチ工程は、アンモニ
ア1〜10%、過酸化水素1〜10%の混合水溶液を含
んでいることを特徴とする。
【0021】また、このような第2次ウェットエッチ工
程は、所定時間超音波が与えられ、除去すべき残留物を
超音波除去することを特徴としてもよい。未反応金属の
残留物は一掃除去され、かつウェットから引き上げる
際、パーティクルの再付着も抑えられる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施形態に
係る半導体装置の製造方法の要部を示す流れ図である。
図2(a),(b)は、本発明の第1実施形態に係るウ
ェットエッチ工程を説明する概略図である。
【0023】図1に示すように、半導体ウェハ上に形成
されたポリシリコン層でなる導電部材に絶縁性のサイド
ウォール、例えば窒化膜または酸化膜などで形成される
サイドウォールを形成する(ステップ1)。
【0024】周知のサイドウォール形成は、CVD(Ch
emical Vapor Deposition )法による成膜、異方性のド
ライエッチングによる導電部材側壁への膜残留により達
成される。次に、ウェハ主面上に導電部材上を含んでシ
リサイド化のための金属膜をスパッタ法により堆積する
(ステップ2)。
【0025】次に、ウェハを熱処理(第1次アニール工
程)して金属膜をシリサイド化する(ステップ3)。こ
れにより、少なくともポリシリコンの導電部材上部には
暫定的なシリサイド層が形成される。その他ウェハのS
i上に堆積した金属膜もシリサイド化する。
【0026】次に、ウェハは所定数分だけカセットに収
容されてRCA液に浸漬され、シリサイド化しない未反
応の金属を除去するウェットエッチ工程を経る(ステッ
プ4)。このステップ4では、図2(a)に示すように
超音波印加機構付きの処理槽が使用される。RCA液へ
の浸漬は、まず超音波を使用せずに未反応の金属がだい
たいエッチング除去される条件(処理液、処理時間等)
で実施される。しかし、RCA液への浸漬だけでは完全
に除去しきれない可能性があり、これがサイドウォール
表面上であると、後の熱処理で金属の珪化物を生成して
しまう。
【0027】そこで、図2(b)に示すように、ステッ
プ4のウェットエッチ工程では終了直前からの所定時間
超音波が与えられ、除去すべき残留物を超音波除去する
工程を有する。すなわち、単なるRCA液浸漬から終了
直前に同じ槽で超音波を加えて洗浄、引き上げる。
【0028】RCA液は前述のAPM洗浄(NH4OH
とH22の混合液による洗浄)、すなわちSC-1とす
る。ここでのSC-1は、スパッタ金属がTiである場
合、アンモニア1〜10%、過酸化水素1〜10%の混
合水溶液を含む。より好ましくは28%程度のアンモニ
ア水(NHOOH)と31%程度の過酸化水素水(H2
2)、この両者をそれぞれ1とするのに対して5程度
の水(H2O)で希釈する。これにより、アンモニア
水:過酸化水素水:水の割合をおおよそ1:1:5にし
て使用する。超音波の印加はウェットエッチ工程におけ
る全体時間の略10%を占める。
【0029】超音波による残溜物の除去に時間をかけ過
ぎるとシリサイド部分にまで剥離の影響が及ぶので注意
が必要である。また、超音波による温度上昇の抑制、処
理コスト上の観点からも、超音波印加の時間は全体時間
の30%くらいまでが適当な範囲といえる。さらに、超
音波をかけながらウェットから引き上げれば、超音波に
よってパーティクルの再付着も抑えられる。
【0030】その後、純水リンス洗浄、ウェハ乾燥後、
再度アニール処理(第2次アニール工程)することによ
り、シリサイド層を安定させる(ステップ5)。これに
より、所望の領域にのみ低抵抗のシリサイド層が形成さ
れる。
【0031】上記実施形態の方法によれば、サイドウォ
ール表面をはじめとする絶縁膜上の未反応の金属は、ス
テップ4における単なるウェットエッチ工程から終了直
前にかかる超音波印加によって、残留物共に一掃除去さ
れる。この結果、ステップ5の第2次アニール工程後に
おいてサイドウォール表面に金属の珪化物を生成するこ
とはない。これにより、低抵抗の良好なゲート電極上及
びソース・ドレイン領域上のサリサイドが実現される。
また、ゲート電極に限らず、微細化された配線層のシリ
サイド化においても隣接間のショート防止に寄与する。
【0032】図3は、本発明の第2実施形態に係る半導
体装置の製造方法の要部を示す流れ図である。図4
(a),(b)は、本発明の第2実施形態に係るウェッ
トエッチ工程を説明する概略図である。第1実施形態と
同様の箇所には同一の符号を付して説明する。
【0033】この第2実施形態は第1実施形態に比べて
ウェットエッチ工程を2槽で行っている。図3におい
て、ステップ1〜ステップ3は同様である。すなわち、
半導体ウェハにおいてポリシリコン導電部材及びサイド
ウォールの形成、金属膜のスパッタ形成、第1次アニー
ル工程によるシリサイド化がなされる。
【0034】次に、ウェハは所定数分だけカセットに収
容されてRCA液に浸漬され、シリサイド化しない未反
応の金属を除去する第1次ウェットエッチ工程を経る
(ステップ41)。このステップ41では、図4
(a),(b)に示すように未反応の金属がだいたいエ
ッチング除去される条件(処理液、処理時間等)で実施
される。しかし、このRCA液1槽のへの浸漬だけでは
完全に除去しきれない可能性がある。引き上げ時にも再
付着する恐れがある。これがサイドウォール表面上であ
ると、後の熱処理で金属の珪化物を生成してしまう。
【0035】そこで、ステップ42として第2次ウェッ
トエッチ工程を設ける。第2次ウェットエッチ工程は、
第1次ウェットエッチ工程とは別槽で、比較的清浄度の
高いRCA液への浸漬となる。これにより、除去すべき
残留物を一掃除去する。第2次ウェットエッチ工程は、
ここでは全体のウェットエッチ処理時間の略10%を占
める(図4(b))。
【0036】上記第1次、第2次ウェットエッチ工程で
用いられるRCA液は、前述のAPM洗浄(NH4OH
とH22の混合液による洗浄)、すなわちSC-1とす
る。ここでのSC-1は、スパッタ金属がTiである場
合、第1次ウェットエッチ工程では、アンモニア1〜1
0%、過酸化水素1〜10%の混合水溶液を含み、第2
次ウェットエッチ工程では、アンモニア1〜10%、過
酸化水素1〜10%の混合水溶液を含む。第1次、第2
次ウェットエッチ工程とも前記第1実施形態と同様にア
ンモニア水:過酸化水素水:水の割合をおおよそ1:
1:5にして使用するようにしてもよい。
【0037】第2次ウェットエッチ工程の時間は、清浄
度、処理時間、処理コスト上の観点からも、第1次、第
2次ウェットエッチ工程全体時間に対して多くて30%
くらいまでが適当な範囲といえる。
【0038】その後、純水リンス洗浄、ウェハ乾燥後、
再度アニール処理(第2次アニール工程)することによ
り、シリサイド層を安定させる(ステップ5)。これに
より、所望の領域にのみ低抵抗のシリサイド層が形成さ
れる。
【0039】上記実施形態の方法によれば、サイドウォ
ール表面をはじめとする絶縁膜上の未反応の金属は、ス
テップ41,42における2段(別槽)のウェットエッ
チ工程によって、残留物共に一掃除去される。この結
果、ステップ5の第2次アニール工程後においてサイド
ウォール表面に金属の珪化物を生成することはない。こ
れにより、低抵抗の良好なゲート電極上及びソース・ド
レイン領域上のサリサイドが実現される。また、ゲート
電極に限らず、微細化された配線層のシリサイド化にお
いても隣接間のショート防止に寄与する。
【0040】なお、第2次ウェットエッチ工程は超音波
印加を伴ってもよい。これにつき、本発明の第3実施形
態として、図5に半導体装置の製造方法の要部を示す流
れ図を示し、図6(a),(b)には、この第3実施形
態に係るウェットエッチ工程を説明する概略図を示して
いる。すなわち、第2次ウェットエッチ工程42におい
て超音波を印加する以外は第2実施形態と同様である。
【0041】上記実施形態の方法によれば、サイドウォ
ール表面をはじめとする絶縁膜上の未反応の金属は、ス
テップ41の第1次ウェットエッチ工程にてだいたいエ
ッチング処理される。これに加えてステップ42の第2
次ウェットエッチ工程にて超音波が印加される。これに
より引き上げ時のパーティクル再付着がいっそう防止さ
れ、未反応の金属、残留物は一掃除去される。
【0042】上記各実施形態の方法によって、例えばシ
リサイド化する金属がTiの場合で、微細化された配線
層をシリサイド化した構成においても隣接間のショート
防止に寄与する。これにより、サイドウォール上の微量
な金属の経路もほとんど無くなり、ゲート電極をはじめ
とするシリサイド導電部材におけるリーク電流の懸念が
解消される。
【0043】上記シリサイド化を促す金属はTiの他、
W,Co,Mo,Niなどが考えられるが、いずれの金
属を用いても上記第2次ウェット工程は有効である。た
だし、アンモニアの含有量や過酸化水素の含有量には上
記限定によらず良好な範囲で行うべきである。
【0044】図7(a),(b)は、それぞれ本発明の
一実施形態に係るMOS型半導体装置の製造方法の要部
を工程順に示す断面図である。まず、図7(a)に示す
ように、Si基板71上にゲート酸化膜72を介してポ
リシリコンゲート電極73を形成する。ゲート側部には
シリコン酸化膜、シリコン窒化膜等のサイドウォール7
4を形成する。ソース・ドレイン領域75は、LDD構
造、いわゆるエクステンション領域を有する。すなわ
ち、基板71にはポリシリコンゲート電極73をマスク
に低濃度、さらに、サイドウォール74をマスクに高濃
度の不純物がイオン注入される。このような構成におい
て、全面に例えばTi膜76をスパッタ法にて形成す
る。
【0045】Ti膜76の厚みは、後にソース・ドレイ
ン75の高濃度領域に形成されるシリサイド層の厚みに
影響する。スパイキングなどジャンクションリークの原
因を与えないよう厚みを制御すべきである。
【0046】次に、Ti膜76に対するシリサイド化を
促す熱処理、いわゆる第1次アニール工程を経る。これ
は、700℃程度で60秒くらいの熱処理であり、これ
により、少なくともゲート電極73上部及びソース・ド
レイン領域75上部には暫定的なシリサイド層が形成さ
れる。このシリサイド層は高抵抗のTiSi膜(Ti 2
Si膜も含む)で構成される。
【0047】次に、前述した図2(a),(b)または
図4(a),(b)または図6(a),(b)に示すよ
うに、シリサイド化しない未反応の金属(Tiを含む)
を除去するウェットエッチ工程、または、第1次、第2
次ウェットエッチ工程を経る。これにより、前記図8
(b)に示したような完全に除去しきれないTiの僅か
な残留物(861)の散在も一掃除去される。
【0048】次に、純水リンス洗浄を経てウェハ乾燥
後、再度アニール処理する。これにより、図7(b)に
示すように、シリサイド層として安定させる(第2次ア
ニール工程の実施)。これは、800℃程度で30秒く
らいの熱処理であり、この結果、所望の領域にのみ低抵
抗のシリサイド層(TiSi2膜)77を形成すること
ができる。
【0049】上記実施形態の方法によれば、ゲート電極
のサイドウォール74表面をはじめとする絶縁膜上の未
反応の金属(Ti含む)は一掃除去され、第2次アニー
ル工程後においてサイドウォール表面に金属の珪化物
(TiSiX)を生成することはない。これにより、サ
イドウォール74上の微量な金属の経路も無くなり、リ
ーク電流の懸念が解消された低抵抗の良好なゲート電極
上及びソース・ドレイン領域上のサリサイドが実現され
る。
【0050】なお、上記実施形態で示した方法は、MO
SFETに限らず、MOSキャパシタ、シリサイド化す
る導電線などに適用可能である。すなわち、サイドウォ
ールを形成して導電部材側部のシリサイド化を防ぐ構成
に対し本発明の方法は有効である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、サ
イドウォール表面をはじめとする絶縁膜上の未反応の金
属を一掃除去するウェットエッチ工程を加える。すなわ
ち、ウェット終了直前からの超音波印加を含むウェット
エッチ工程、または終了直前に別槽に移すウェットエッ
チ工程、あるいは、その別槽において超音波が印加され
るウェットエッチ工程を経る。これにより、未反応の金
属は一掃除去され、第2次アニール工程後においてサイ
ドウォール表面に金属の珪化物を生成することはない。
この結果、ポリシリコン導電部材のシリサイド化でサイ
ドウォール上の残留金属を経路としたリーク電流を防
ぎ、信頼性ある低抵抗のシリサイド層を有する半導体装
置の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製
造方法の要部を示す流れ図である。
【図2】 (a),(b)は、本発明の第1実施形態に
係るウェットエッチ工程を説明する概略図である。
【図3】 本発明の第2実施形態に係る半導体装置の製
造方法の要部を示す流れ図である。
【図4】 (a),(b)は、本発明の第2実施形態に
係るウェットエッチ工程を説明する概略図である。
【図5】 本発明の第3実施形態に係る半導体装置の製
造方法の要部を示す流れ図である。
【図6】 (a),(b)は、本発明の第3実施形態に
係るウェットエッチ工程を説明する概略図である。
【図7】 (a),(b)は、それぞれ本発明の一実施
形態に係るMOS型半導体装置の製造方法の要部を工程
順に示す断面図である。
【図8】 (a),(b)は、それぞれ従来のMOSF
ETの製造方法を工程順に示す断面図である。
【符号の説明】
1〜5,41,42…処理ステップ 71,81…Si基板 72,82…ゲート酸化膜 73,83…ゲート電極(ポリシリコンゲート電極) 74,84…サイドウォール 75,85…ソース・ドレイン領域 76,86…Ti膜 77,87…シリサイド層 861…残溜物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 BB01 CC05 DD02 DD64 DD78 DD84 EE09 EE15 EE17 FF14 GG09 GG10 GG14 5F140 AA14 AA24 BA01 BF04 BF11 BF18 BG08 BG12 BG14 BG30 BG34 BG44 BG45 BG52 BG53 BH15 BJ01 BJ08 BK13 BK29 BK34 BK38 BK39 CF04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェハ上に形成された少なくともポリシ
    リコン層で構成される導電部材上部をシリサイド化する
    方法に関し、 前記導電部材側部に対し絶縁性のサイドウォールを形成
    する工程と、 前記ウェハ主面上に少なくとも前記導電部材上を含んで
    シリサイド化のための金属膜を堆積する工程と、 前記ウェハを熱処理し暫定的なシリサイド層を形成する
    第1次熱処理工程と、 シリサイド化しない未反応の金属を除去するウェットエ
    ッチ工程と、 前記ウェハを熱処理し所定のシリサイド層を形成する第
    2次熱処理工程と、を具備し、 前記ウェットエッチ工程における終了直前からの所定時
    間超音波が与えられ、除去すべき残留物を超音波除去す
    る工程を有することを特徴とした半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 シリコン半導体基板上の素子領域にゲー
    ト絶縁膜を介してポリシリコン層で構成されるゲート電
    極をパターニングする工程と、 前記ゲート電極を後酸化したのち行われる少なくとも前
    記ゲート電極の領域をマスクとしたソース・ドレイン領
    域のための不純物導入工程と、 前記ゲート電極上を覆う絶縁膜を堆積する工程と、 前記絶縁膜を異方性エッチングして前記ゲート電極のサ
    イドウォールを形成する工程と、 前記ゲート電極からサイドウォールに亘る領域をマスク
    にして前記ソース・ドレイン領域へ再度不純物を導入す
    る工程と、 少なくとも前記ゲート電極上部及びサイドウォールに隔
    てられた前記ソース・ドレイン領域上を覆うシリサイド
    化のための金属膜を堆積する工程と、 前記金属膜を反応させて前記ゲート電極上部及び前記ソ
    ース・ドレイン領域上に暫定的なシリサイド層を形成す
    る第1次熱処理工程と、 シリサイド化しない未反応の金属を除去するウェットエ
    ッチ工程と、 前記ウェハを熱処理し所定のシリサイド層を形成する第
    2次熱処理工程と、を具備し、 前記ウェットエッチ工程における終了直前からの所定時
    間超音波が与えられ、除去すべき残留物を超音波除去す
    る工程を有することを特徴とした半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記残留物を超音波除去する工程は前記
    ウェットエッチ工程における全体時間の10〜30%を
    占めることを特徴とする請求項1または2記載の半導体
    装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記金属膜はTi膜が用いられ、前記ウ
    ェットエッチ工程は、アンモニア1〜10%、過酸化水
    素1〜10%の混合水溶液を含んでいることを特徴とす
    る請求項1〜3いずれか一つに記載の半導体装置の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 ウェハ上に形成された少なくともポリシ
    リコン層で構成される導電部材上部をシリサイド化する
    方法に関し、 前記導電部材側部に対し絶縁性のサイドウォールを形成
    する工程と、 前記ウェハ主面上に少なくとも前記導電部材上を含んで
    シリサイド化のための金属膜を堆積する工程と、 前記ウェハを熱処理し暫定的なシリサイド層を形成する
    第1次熱処理工程と、 シリサイド化しない未反応の金属を除去する第1次ウェ
    ットエッチ工程と、 前記第1次ウェットエッチ工程に続いて別のウェット槽
    による前記第1次ウェットエッチ工程よりも短時間の第
    2次ウェットエッチ工程と、 前記ウェハを熱処理し所定のシリサイド層を形成する第
    2次熱処理工程と、を具備したことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 シリコン半導体基板上の素子領域にゲー
    ト絶縁膜を介してポリシリコン層で構成されるゲート電
    極をパターニングする工程と、 前記ゲート電極を後酸化したのち行われる少なくとも前
    記ゲート電極の領域をマスクとしたソース・ドレイン領
    域のための不純物導入工程と、 前記ゲート電極上を覆う絶縁膜を堆積する工程と、 前記絶縁膜を異方性エッチングして前記ゲート電極のサ
    イドウォールを形成する工程と、 前記ゲート電極からサイドウォールに亘る領域をマスク
    にして前記ソース・ドレイン領域へ再度不純物を導入す
    る工程と、 少なくとも前記ゲート電極上部及びサイドウォールに隔
    てられた前記ソース・ドレイン領域上を覆うシリサイド
    化のための金属膜を堆積する工程と、 前記金属膜を反応させて前記ゲート電極上部及び前記ソ
    ース・ドレイン領域上に暫定的なシリサイド層を形成す
    る第1次熱処理工程と、 シリサイド化しない未反応の金属を除去する第1次ウェ
    ットエッチ工程と、 前記第1次ウェットエッチ工程に続いて別のウェット槽
    による前記第1次ウェットエッチ工程よりも短時間の第
    2次ウェットエッチ工程と、 前記ウェハを熱処理し所定のシリサイド層を形成する第
    2次熱処理工程と、を具備したことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2次ウェットエッチ工程は、前記
    第1次及び第2次ウェットエッチ工程の全体時間に対し
    て10〜30%を占めることを特徴とする請求項5また
    は6記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記金属膜はTi膜が用いられ、前記第
    1次ウェットエッチ工程は、アンモニア1〜10%、過
    酸化水素1〜10%の混合水溶液を含み、前記第2次ウ
    ェットエッチ工程は、アンモニア1〜10%、過酸化水
    素1〜10%の混合水溶液を含んでいることを特徴とす
    る請求項5〜7いずれか一つに記載の半導体装置の製造
    方法。
  9. 【請求項9】 前記第2次ウェットエッチ工程は、所定
    時間超音波が与えられ、除去すべき残留物を超音波除去
    することを特徴とする請求項5〜8いずれか一つに記載
    の半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006041101A (ja) * 2004-07-26 2006-02-09 Renesas Technology Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2010092524A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Hoya Corp 磁気記録媒体の製造方法

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