JP2003196993A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2003196993A JP2001392566A JP2001392566A JP2003196993A JP 2003196993 A JP2003196993 A JP 2003196993A JP 2001392566 A JP2001392566 A JP 2001392566A JP 2001392566 A JP2001392566 A JP 2001392566A JP 2003196993 A JP2003196993 A JP 2003196993A
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voltage
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power
fuse
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Tadashi Miyagawa
正 宮川
Yukito Owaki
幸人 大脇
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源投入後にフューズ回路からフューズデータ
を読み出す際に、電源電圧の立ち上がり速度に関らずに
確実にフューズデータを読み出すことを特徴とする。 【解決手段】電源投入時に動作し、電源電圧を昇圧する
昇圧回路14と、フューズ素子を有し、昇圧回路14で
昇圧された昇圧電圧が供給され、電源投入後の所定期間
内にフューズ素子に記憶されたデータを読み出すフュー
ズ回路16とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フューズ素子に
記憶されているデータを電源投入時に読み出し、この読
み出されたデータに応じて内部回路の種々の動作を制御
するようにした半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリでは、フューズ素子を設
け、不良メモリセルを冗長メモリセルに置き換えて使用
する際のリダンダンシー用のアドレスデータや、内部回
路で使用される各種電圧の値を調整する電圧オプション
切り替えなどを制御するための制御用データを、上記フ
ューズ素子で記憶させるようにしている。
【0003】また、最近では、このフューズ素子とし
て、本来のデータを記憶するメモリセルと同じ構造の記
憶素子を用いる半導体メモリが多くなっている。特にフ
ラッシュメモリなどの不揮発性メモリでは、通常の不揮
発性メモリセルをそのままフューズセルとして用いるよ
うにしている。
【0004】このようなフューズ素子が設けられた従来
の半導体メモリでは、フューズ素子に記憶されているデ
ータを、電源投入後の内部遅延回路で決まるタイミング
で読み出し、ラッチして内部回路の制御に使用するよう
にしている。
【0005】この従来の半導体メモリでは、電源電圧を
ゆっくり立ち上げる場合、電源電圧が十分に上昇してお
らず、電源電圧が上昇している途中で、フューズ素子か
らデータが読み出されることになる。
【0006】図9は、従来の半導体メモリにおいて、電
源電圧をゆっくり立ち上げた場合の要部の電圧変化を示
す波形図である。電源電圧Vddがゆっくり立ち上が
り、パワーオンリセット信号PORが"L"レベルに下が
って内部回路の初期化が行われた後に、フューズ素子か
らデータの読み出しが開始される。しかし、電源電圧が
ゆっくり立ち上がるために、フューズ素子からデータの
読み出しが開始されるタイミングでは、電源電圧はまだ
上昇中である。このため、フューズ素子からデータ読み
出し動作及び読み出されたデータをラッチする動作が、
電源電圧の揺れや内部回路動作によるノイズの影響を受
け易い。
【0007】すなわち、従来の半導体メモリでは、電源
投入直後に電源電圧の立ち上がりがゆっくりであると、
フューズ素子からデータを読み出す際に、誤読み出しや
誤ラッチを起こする可能性が高い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来で
は、電源電圧の立ち上がりが遅い場合に電源電圧が十分
に上昇していない途中でフューズ素子からデータが読み
出されると、フューズ素子からのデータの誤読み出しや
誤ラッチが引き起こされるという不都合がある。
【0009】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、電源投入時の電源電圧
の立ち上がり速度に関らずに、フューズデータを確実に
読み出すことのできる半導体記憶装置を提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体記憶装
置は、電源投入時に動作し、電源電圧を昇圧する昇圧回
路と、前記昇圧回路で昇圧された電圧を降圧して、前記
電源電圧が安定状態のときとほぼ同じ電圧を生成する降
圧回路と、フューズ素子を有し、上記降圧回路で降圧さ
れた電圧が供給され、電源投入後の所定期間内にフュー
ズ素子に記憶されたデータを読み出すデータ記憶回路と
を具備したことを特徴とする。
【0011】この発明の半導体記憶装置は、電源投入時
に動作し、電源電圧を昇圧する昇圧回路と、前記昇圧回
路で昇圧された電圧を降圧して、前記電源電圧が安定状
態のときとほぼ同じ電圧を生成する降圧回路と、フュー
ズ素子を有し、上記昇圧回路の電圧と、上記降圧回路で
降圧された電圧とが供給され、電源投入後の所定期間内
にフューズ素子に記憶されたデータを読み出すデータ記
憶回路とを具備したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0013】図1は、この発明の第1の実施の形態によ
る半導体記憶装置の要部の構成を示すブロック図であ
る。パワーオンリセット回路11は、外部電源電圧Vd
dが投入された後に"H"レベルとなり、その後、電圧V
ddの値が所定値を超えた後に"L"レベルとなるパワー
オンリセットPORを出力する。このパワーオンリセッ
トPORは、図示しないメモリセルの動作を制御する周
辺回路12及び遅延回路13に供給される。周辺回路1
2は、パワーオンリセットPORが"H"レベルの期間に
回路内部をリセット(初期化)し、リセット完了後に、
後述するヒューズ回路16から出力されるデータに応じ
て内部回路の設定を行う。また、遅延回路13は、パワ
ーオンリセットPORの"H"レベル期間を所定期間遅延
した信号PORDを出力する。
【0014】上記信号PORDは昇圧回路14に供給さ
れる。昇圧回路14は外部電源電圧Vddを昇圧して電
圧Vddよりも高い昇圧電圧Vppfを出力する。な
お、この昇圧回路14における昇圧動作は信号PORD
に基づいて制御される。昇圧回路14から出力される昇
圧電圧Vppfは降圧回路15に供給される。降圧回路
15は、昇圧電圧Vppfを降圧して、例えば電源電圧
Vddが上昇し切って安定状態のときの値とほぼ同じ一
定の降圧電圧Vaafを出力する。
【0015】フューズ回路16は図示しない複数のフュ
ーズ素子を有している。これらのフューズ素子は、不揮
発性メモリの場合、本体セルと同様な構造の不揮発性ト
ランジスタで構成されている。フューズ回路16は、こ
れら複数のフューズ素子が予めプログラムされることで
種々のデータを記憶しており、かつ電源投入時にフュー
ズ素子に記憶されているデータを読み出してラッチし、
ラッチしたデータを周辺回路12に出力する。降圧回路
15から出力される降圧電圧Vaafは、フューズ回路
16でフューズ素子からデータを読み出す際の動作電圧
として使用される。なお、フューズ素子に記憶させるデ
ータは、例えば不良メモリセルを冗長メモリセルに置き
換えて使用する際のリダンダンシー用のアドレスデータ
や、周辺回路12などで使用される各種電圧の値を調整
する電圧オプション切り替えなどを制御するための制御
用データである。
【0016】図2は、図1の装置の要部の信号の概略的
な電圧変化を示す波形図である。次に、上記構成でなる
装置の動作を図2を参照して説明する。
【0017】電源投入後に外部電源電圧Vddがゆっく
り上昇するような場合、電圧Vddが例えば1.8V近
辺まで上昇すると、パワーオンリセット回路11から出
力されるパワーオンリセット信号PORが"L"レベルと
なる。
【0018】上記とは異なり、電源投入後に外部電源電
圧Vddが急激に上昇するような場合、パワーオンリセ
ット回路11では電源投入後から一定の遅延時間の後
に、パワーオンリセット信号PORが"L"レベルにな
る。信号PORが"L"レベルになると、周辺回路12の
リセットが完了する。
【0019】一方、パワーオンリセット信号PORは遅
延回路13によって所定時間だけ遅延され、信号POR
Dとして昇圧回路14に供給される。昇圧回路14は、
この信号PORDが"H"レベルの期間に電源電圧Vdd
を昇圧する。従って、この昇圧回路14から出力される
昇圧電圧Vppfは、図2に示すように、信号PORが
外部電源電圧Vddの上昇に伴なって"H"レベルに立ち
上がり、その後、遅延回路13から出力される信号PO
RDが"H"レベルに立ち上がった後に、電源電圧Vdd
よりも高い値に上昇する。この昇圧電圧Vppfが降圧
回路16によって降圧され、一定の降圧電圧Vaafが
フューズ回路16に供給される。
【0020】そして、パワーオンリセット信号PORに
よるリセット後に、フューズ回路16に記憶されている
データが読み出され、かつラッチされて周辺回路12に
供給される。ここで、フューズ回路16からデータが読
み出される期間では、電源投入後から間もなく、外部電
源電圧Vddはまだ十分に上昇していない。しかし、こ
の期間、フューズ回路16には、電源電圧Vddが上昇
し切って安定状態のときの値とほぼ同じ一定の降圧電圧
Vaafが降圧回路15から安定して供給される。この
ため、フューズ回路16は電源電圧の揺れや内部回路動
作によるノイズの影響を受けることがなく、フューズ素
子から安定にデータを読み出しかつラッチすることがで
きる。
【0021】フューズデータ読み出し期間が終了し、遅
延回路13から出力される信号PORDが"L"レベルに
低下すると、昇圧回路14は昇圧動作を停止し、昇圧電
圧Vppfは0Vの接地電圧になる。これに伴なって降
圧回路15から出力される降圧電圧Vaafも0Vの接
地電圧になり、昇圧回路14、降圧回路15及びフュー
ズ回路16では、フューズ回路16でデータをラッチす
る回路部分のみが外部電源電圧Vddによって動作する
ようになり、無駄な電流を消費しないようになる。
【0022】このように上記実施の形態による半導体記
憶装置では、電源投入後に、電源電圧の立ち上がりがゆ
っくりで、まだ十分に上昇していない時にフューズ回路
16からデータが読み出されるとしても、フューズ回路
16には、電源電圧Vddが上昇し切って安定状態のと
きの値とほぼ同じ一定の降圧電圧Vaafが降圧回路1
5から安定して供給されるため、フューズ素子から確実
にデータを読み出し、かつラッチすることができる。す
なわち、電源電圧の立ち上がり速度に関らずに、電源投
入後にフューズ回路から確実にデータを読み出すことが
でき、信頼性の向上を図ることができる。
【0023】次に、図1の装置の各回路の具体的な回路
構成例について説明する。
【0024】図3(a)は図1中のパワーオンリセット
回路11の回路構成例を示し、図3(b)は図3(a)
の回路の要部の信号波形を示している。
【0025】図3(a)の回路は、抵抗、Pチャネルト
ランジスタ及びインバータからなり、外部電源電圧Vd
dが予め設定された最小電圧Vddmin、例えば1.8
Vに達したことを検知して検知信号DETを出力する最
小電圧検知回路21と、検知信号DETを一定の期間
(td)遅延する遅延回路22、フリップフロップ回路
23などを含みパワーオンリセット信号PORを発生す
るパワーオンリセット信号出力回路24とから構成され
ている。
【0026】電源投入後に外部電源電圧Vddが最小電
圧Vddminに達していない期間では検知信号DETは"
L"レベルとなる。このとき、パワーオンリセット信号
出力回路24内のNチャネルトランジスタ25はオン状
態となり、フリップフロップ回路23は一方のノードN
1が"H"レベル、他方のノードN2が"L"レベルとなる
ように入出力信号が設定される。ノードN1が"H"レベ
ルのとき、パワーオンリセット信号PORは外部電源電
圧Vddの上昇に伴なって上昇していく。
【0027】この後、外部電源電圧Vddが最小電圧V
ddminに達すると、検知信号DETは"H"レベルに変
化する。この後、トランジスタ25はオフ状態となる。
そして、検知信号DETが"H"レベルに変化した後、遅
延回路22における遅延時間が経過した後にこの遅延回
路22の出力も"H"レベルとなり、パワーオンリセット
信号出力回路24内のNチャネルトランジスタ26がオ
ン状態になり、フリップフロップ回路23は一方のノー
ドN1が"L"レベル、他方のノードN2が"H"レベルと
なるように入出力信号が設定される。従って、パワーオ
ンリセット信号PORは、検知信号DETが"H"レベル
に変化し、遅延回路22における遅延時間が経過した後
に"L"レベルに低下する。
【0028】図4(a)は図1中の遅延回路13の回路
構成例を示し、図4(b)は図4(a)の回路の要部の
信号波形を示している。
【0029】この遅延回路13は、パワーオンリセット
信号PORが入力されるインバータ31と、このインバ
ータ31の出力を遅延する遅延回路32と、インバータ
31及び遅延回路32の出力が入力されるNAND回路
33とから構成され、NAND回路33から信号POR
Dが出力される。
【0030】図5は図1中の昇圧回路14と降圧回路1
5の具体的な回路構成の一例を示している。
【0031】昇圧回路14は、図4(a)の遅延回路1
3から出力される信号PORDに応じて発振動作が制御
されるリングオシレータ41と、外部電源電圧Vddの
ノードと昇圧電圧Vppfのノードとの間にソース、ド
レイン間が直列接続された複数個(本例では3個)のI
型(イントリンシック型(真性)であり、しきい値がほ
ぼ0V)のNチャネルトランジスタ42と、上記リング
オシレータ41から出力される多相のパルス信号(本例
では2相)のそれぞれが各一端に供給され、他端が上記
複数個のトランジスタ42の各直列接続ノードに接続さ
れた容量43と、昇圧電圧Vppfのノードと接地電圧
Vssのノードとの間に接続され、昇圧電圧Vppfの
値を一定値に制限するための複数個のダイオードからな
る直列回路44とから構成されている。
【0032】また、降圧回路15は、昇圧電圧Vppf
のノードと降圧電圧Vaafのノードとの間にソース、
ドレイン間が直列接続された複数個(本例では2個)の
Nチャネルトランジスタ45によって構成されている。
なお、上記トランジスタ45の各ゲートは対応するトラ
ンジスタのドレイン側すなわちソース、ドレインのうち
昇圧電圧Vppfに近い側に位置する一方に接続されて
いる。
【0033】図5の回路において、信号PORDが"H"
レベルになると、リングオシレータ41が発振動作を開
始し、2相のパルス信号が容量43に供給される。そし
て、容量43に供給されるパルス信号が"H"レベルに変
化するとき、容量43を介してトランジスタ42の各直
列接続ノードの電圧が以前の電圧よりも高くなり、この
ような動作が繰り返し行われることによりVddよりも
高い昇圧電圧Vppfが得られる。そしてこの昇圧電圧
Vppfは複数個のダイオードからなる直列回路44に
よって一定値に制限される。降圧回路15では、一定値
に制限された昇圧電圧Vppfに対し、Nチャネルトラ
ンジスタ45の2個分のしきい値電圧の和よりも低い電
圧が降圧電圧Vaafとして得られる。
【0034】図6は、図5に示したものとは異なる構成
の降圧回路15を示している。この降圧回路15は、昇
圧電圧Vppfのノードにソース、ドレインの一方とゲ
ートとが接続されたI型のNチャネルトランジスタ51
と、このトランジスタ51のソース、ドレインの他方と
接地電圧Vssのノードとの間に接続され、複数個のダ
イオードからなる直列回路52と、昇圧電圧Vppfの
ノードと降圧電圧Vaafのノードとの間にソース、ド
レイン間が接続され、ゲートが上記トランジスタ51と
直列回路52との直列接続ノードに接続されたNチャネ
ルトランジスタ53とから構成されている。
【0035】図6の回路において、例えば昇圧電圧Vp
pfが3.4Vのとき、トランジスタ51と直列回路5
2との直列接続ノードの電圧が例えば2.9Vとなるよ
うに直列回路52を構成するダイオードの数や各ダイオ
ードの順方向降下電圧が設定されていると仮定すると、
降圧電圧Vaafの値はトランジスタ53のゲート電圧
である2.9Vからトランジスタ53のしきい値電圧
(例えば0.4Vとする)だけ下がった2.5Vとな
る。
【0036】図7は、この発明の第2の実施の形態によ
る半導体記憶装置の要部の構成を示すブロック図であ
る。
【0037】この実施の形態は半導体記憶装置として強
誘電体メモリにこの発明を実施したものであり、図1と
対応する箇所には同じ符号を付してその説明は省略し、
図1と異なる箇所についてのみ以下に説明する。
【0038】強誘電体メモリでは、メモリセアレイ内の
メモリセルとして強誘電体キャパシタを有するメモリセ
ルが設けられており、フューズ回路16にもフューズ素
子として本体セルと同じ構造のメモリセルが設けられて
いる。
【0039】そして、フューズ回路16には降圧回路1
5から出力される降圧電圧Vaafに加えて、昇圧回路
14から出力される昇圧電圧Vppfが供給される。そ
して、フューズ回路16は、フューズ素子に記憶された
データを読み出す際に、降圧電圧Vaafと昇圧電圧V
ppfとを使用する。
【0040】図8は、図7中のフューズ回路16に設け
られたフューズ素子の一例を示している。このフューズ
素子は、セルトランジスタ61と、これに直列接続され
た強誘電体キャパシタ62とから構成されている。
【0041】このような構成のフューズ素子からデータ
の読み出しを行う場合には、図8に示すようにセルトラ
ンジスタ61のゲートに昇圧電圧Vppfを印加し、強
誘電体キャパシタ62の一端に降圧電圧Vaafをパル
ス状に印加する。
【0042】この実施の形態においても、電源投入後
に、電源電圧の立ち上がりがゆっくりで、まだ十分に上
昇していない時にフューズ回路16からデータが読み出
されるとしても、フューズ回路16には、電源電圧Vd
dが上昇し切って安定状態のときの値とほぼ同じ一定の
降圧電圧Vaafとこれよりも高い昇圧電圧Vppfと
が安定して供給されるため、フューズ素子から確実にデ
ータを読み出し、かつラッチすることができる。すなわ
ち、電源電圧の立ち上がり速度に関らずに、電源投入後
にフューズ回路から確実にデータを読み出すことがで
き、信頼性の向上を図ることができる。
【0043】なお、この発明は、上記実施の形態に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々
に変形することが可能である。
【0044】例えば、パワーオンリセット回路11、遅
延回路13、昇圧回路14及び降圧回路15は、必ずし
も図示したような構成にされている必要はなく、同様の
機能を有するものであればどのような構成のものであっ
ても良いことはいうまでもない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
電源投入時の電源電圧の立ち上がり速度に関らずに、フ
ューズデータを確実に読み出すことのできる半導体記憶
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態による半導体記憶
装置の要部の構成を示すブロック図。
【図2】図1の装置の要部の信号の概略的な電圧変化を
示す波形図。
【図3】図1中のパワーオンリセット回路11の回路構
成例及び要部の信号波形を示す図。
【図4】図1中の遅延回路13の回路構成例及び要部の
信号波形を示す図。
【図5】図1中の昇圧回路14と降圧回路15の具体的
な回路構成の一例を示す図。
【図6】図5に示したものとは異なる構成の降圧回路1
5を示す図。
【図7】この発明の第2の実施の形態による半導体記憶
装置の要部の構成を示すブロック図。
【図8】図7中のフューズ回路16に設けられたフュー
ズ素子の一例を示す回路図。
【図9】従来の半導体メモリにおいて電源電圧をゆっく
り立ち上げた場合の要部の電圧変化を示す波形図。
【符号の説明】
11…パワーオンリセット回路 12…周辺回路 13…遅延回路 14…周辺回路 15…降圧回路 16…フューズ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11C 17/00 632Z (72)発明者 大脇 幸人 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 Fターム(参考) 5B025 AA07 AB03 AC01 AD02 AD09 AD10 AD13 AE08 5J055 AX37 BX41 CX27 DX12 DX63 EX07 EX12 EY01 EY12 EY21 EZ00 EZ07 EZ25 EZ28 EZ29 EZ31 EZ50 EZ54 FX20 GX01 GX02 GX04 GX05 5L106 CC04 FF08 GG07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源投入時に動作し、電源電圧を昇圧す
    る昇圧回路と、 前記昇圧回路で昇圧された電圧を降圧して、前記電源電
    圧が安定状態のときとほぼ同じ電圧を生成する降圧回路
    と、 フューズ素子を有し、上記降圧回路で降圧された電圧が
    供給され、電源投入後の所定期間内にフューズ素子に記
    憶されたデータを読み出すデータ記憶回路とを具備した
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 電源投入時に動作し、電源電圧を昇圧す
    る昇圧回路と、 前記昇圧回路で昇圧された電圧を降圧して、前記電源電
    圧が安定状態のときとほぼ同じ電圧を生成する降圧回路
    と、 フューズ素子を有し、上記昇圧回路の電圧と、上記降圧
    回路で降圧された電圧とが供給され、電源投入後の所定
    期間内にフューズ素子に記憶されたデータを読み出すデ
    ータ記憶回路とを具備したことを特徴とする半導体記憶
    装置。
  3. 【請求項3】 前記昇圧回路は、電源投入後の所定期間
    内に動作して電源電圧を昇圧し、前記所定期間が経過し
    た後は昇圧動作を停止することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記フューズ素子は、リダンダンシー用
    のアドレスデータまたは電圧オプションの切り替えなど
    を制御するための制御用データを記憶することを特徴と
    する請求項1または2記載の半導体記憶装置。
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