JP2916364B2 - 半導体装置の内部電源回路 - Google Patents

半導体装置の内部電源回路

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JP2916364B2
JP2916364B2 JP3039794A JP3039794A JP2916364B2 JP 2916364 B2 JP2916364 B2 JP 2916364B2 JP 3039794 A JP3039794 A JP 3039794A JP 3039794 A JP3039794 A JP 3039794A JP 2916364 B2 JP2916364 B2 JP 2916364B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば記憶データを
一括して消去可能なフラッシュメモリやSRAM(Stati
c Ramdum Access Memory) 及びDRAM(Dynamic Read
Only Memory)等の読出し時に、外部から供給する電源
電圧より大きな電圧を内部で発生させる半導体装置の内
部電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】不揮発性半導体メモリ例えばフラッシュ
メモリ(flash memory)は、データの書込みおよび消去を
電気的に行うことが可能なEEPROM(Electrically
Erasable Programmable Read Only Memory )によって
構成されている。この不揮発性半導体メモリは、図14
に示すように、フローティングゲートFGとコントロー
ルゲートCGを有するスタックゲート型トランジスタを
メモリセルとして使用している。このメモリセルはフロ
ーティングゲートFGに電子を注入したり、フローティ
ングゲートFGから電子を放出することにより、閾値電
圧を変化させデータの書込み、消去を行うものである。
従来のフラッシュメモリは、読出し時に電源電圧Vccを
選択されたメモリセルのコントロールゲートCGに印加
し、この状態において電流が流れるか流れないかによ
り、論理“1”、“0”の判定を行っている。メモリセ
ルのコントロールゲートCGからみた閾値電圧は、メモ
リセルがオン状態の場合約2Vであり、オフ状態の場合
5V以上である。
【0003】従来、電源電圧は5Vであり、読出し時の
ゲート電圧VG は5Vであった。しかも、従来のフラッ
シュメモリは、5Vの電源電圧を読出し電圧として直接
コントロールゲートCGに印加していたため動作に支障
はなかった。しかし、メモリセルの微細化、及び大容量
化に伴い、電源電圧の低電圧化が必要となり、現在、電
源電圧は3Vが一般的となりつつある。
【0004】従来のように、電源電圧が5Vの場合、読
出し時にコントロールゲートCGに印加される電圧VG
とオン状態のメモリセルの閾値電圧VTHの差は、VG
TH=5−2=3Vであった。これに対して、電源電圧
が3Vの場合、VG −VTH=3−2=1Vであり、従来
の1/3の電圧となり、メモリセルに流れる電流の減少
を招くこととなる。セル電流の減少は読出し速度の低下
をもたらすとともに、電源電圧に対するマージンを損な
うこととなる。
【0005】そこで、読出し動作時に、チップ外部より
供給される外部電圧Vccext =3Vをチップ内部で昇圧
して例えば5Vの内部電圧Vccint を生成し、この内部
電圧Vccint をメモリセルのコントロールゲートに印加
する方法が用いられている。
【0006】図15は、従来の昇圧回路(Positive Char
ge Pump Circuit)の一例を示すものである。この昇圧回
路は発振器OSC、インバータ回路IV、複数のダイオ
ードD、複数のキャパシタCpとによって構成されてい
る。この回路において、発振器OSCの出力電圧、及び
インバータ回路IVによって反転された電圧は複数のキ
ャパシタCpとダイオードDに交互に供給され、所定の
昇圧電圧が生成される。この昇圧回路から出力される昇
圧電圧は内部電圧Vccint としてアドレスデコーダを介
してメモリセルのコントロールゲートに印加される。
【0007】図16は、半導体記憶装置を概略的に示す
ものであり、アドレス信号入力からメモリセルアレイの
ワード線選択に至までの一例を示したものである。アド
レス信号ADDを保持するアドレスバッファ(以下、A
DBと称す)21には外部電圧Vccext が供給されてい
る。このADB21の出力信号は、例えばプリデコーダ
を含む行アドレスデコーダ(以下、RDCと称す)22
に供給される。このRDC22には外部電圧Vccext 及
び図15に示す昇圧回路によって生成された内部電圧V
ccint が供給されており、前記ADB21の出力信号
は、RDC22内でデコードされる。このデコードされ
た信号はRDC22内で、外部電圧Vccext 系から内部
電圧Vccint 系の信号レベルに変換され、メモリセルア
レイ(以下、MCAと称す)23の図示せぬワード線に
供給される。このMCA23は例えばマトリクス状に配
置された複数のEEPROMによって構成されている。
尚、列アドレスデコーダ等は省略している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、半
導体記憶装置は、アドレス信号ADDの切替え時にアド
レス信号が一定しない期間、すなわち、所謂スキュー(s
kew)を許容している。このスキューが発生している状態
では、アドレスデコーダの選択状態が一定しないため、
アドレスデコーダに大きな電流が流れる。したがって、
アドレス信号の切替え時はピーク電流が一定しない。こ
のアドレス信号の切替え時におけるピーク電流は、DR
AMの場合それ程大きくないため問題とはならない。な
ぜなら、DRAMは外部から供給されるクロック信号と
同期してアドレス信号を切替えるため、スキューの発生
が僅かであり、デバイスの内部に流れる電流値を一定値
以内に制御できるからである。しかし、フラッシュメモ
リやSRAMのように、外部から供給されるクロック信
号と非同期でアドレス信号を切替えるスタティックなメ
モリの場合、アドレスの切替え時にスキューが発生する
と、アドレスデコーダの選択状態が短時間に目まぐるし
く変化するため、アドレスデコーダに大きな電流が流れ
る。したがって、内部電圧Vccint が大きく低下する要
因となる。
【0009】前述した昇圧回路は、そのパターン面積お
よび消費電流の制約により電流供給能力に限度がある。
このため、上記スキュー時のように大きな電流が流れた
場合、内部電圧Vccint を回復するために長時間を要す
る。具体的には、昇圧回路の電流供給能力は10mA程
度であるのに対して、スキュー時のピーク電流は100
mAにも達する。したがって、内部電圧Vccint が回復
する以前に読出し動作を行った場合、読出しデータの正
確さは期待できない。
【0010】この発明は、上記課題を解決するものであ
り、その目的とするところは、アドレスの切替え時のよ
うに、半導体装置に一時的に大きな電流が流れた場合に
おいても、安定した内部電圧を供給することが可能な半
導体装置の内部電源回路を提供しようとするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体装置の
内部電源回路は、外部電圧をこの外部電圧より高く前記
半導体装置内で使用する第1の内部電圧より高いレベル
の第2の内部電圧に昇圧する昇圧手段と、前記昇圧手段
の出力端に接続され、昇圧手段から出力される第2の内
部電圧を保持する保持手段と、Nチャネルトランジスタ
によって構成され、このトランジスタの電流通路の一端
が前記昇圧手段の出力端と前記保持手段の接続ノードに
接続され、ゲートに前記第1の内部電圧より前記トラン
ジスタの閾値電圧分高い電圧が供給され、前記電流通路
の他端から前記半導体装置に前記第1の内部電圧を供給
する制御手段とを具備している。
【0012】また、この発明の半導体装置の内部電源回
路は、外部電圧をこの外部電圧より高く前記半導体装置
内で使用する第1の内部電圧より高いレベルの第2の内
部電圧に昇圧する昇圧手段と、この昇圧手段によって昇
圧された第2の内部電圧を保持する保持手段と、電流通
路の一端が前記昇圧手段の出力端及び前記保持手段に接
続され、電流通路の他端から前記第1の内部電圧が出力
されるトランジスタと、前記トランジスタの電流通路の
他端に接続され、前記第1の内部電圧から比較用の比較
電圧を生成する生成手段と、前記生成手段によって生成
された比較電圧と基準電圧とを比較し、前記比較電圧が
基準電圧より低下した場合、前記トランジスタを導通状
態とし、前記保持手段に保持された第2の内部電圧を導
通状態の前記トランジスタを介して放電させる制御手段
とを具備している。
【0013】
【0014】また、この発明の半導体装置の内部電源回
路は、半導体装置を活性化する活性化信号に応じて動作
され、外部電圧をこの外部電圧より高く半導体装置内で
使用する第1の内部電圧より高いレベルの第2の内部電
圧に昇圧する第1の昇圧手段と、電流供給能力が前記第
1の昇圧手段より小さく、反転された前記活性化信号に
応じて動作され、前記外部電圧を前記第2の内部電圧に
昇圧する第2の昇圧手段と、前記第1、第2の昇圧手段
によって発生された第2の内部電圧を保持する保持手段
と、前記第1、第2の昇圧手段によって発生された第2
の内部電圧から前記第1の内部電圧を生成し、前記半導
体装置に供給する生成手段とを具備している。
【0015】さらに、この発明の半導体装置の内部電源
回路は、外部電圧をこの外部電圧より高く前記半導体装
置内で使用する第1の内部電圧より高いレベルの第2の
内部電圧に昇圧する昇圧手段と、この昇圧手段によって
昇圧された第2の内部電圧を保持する保持手段と、電流
通路の一端が前記昇圧手段の出力端及び前記保持手段に
接続され、電流通路の他端から前記第1の内部電圧を出
力するトランジスタと、前記トランジスタの電流通路の
他端に接続され、第1の内部電圧から比較用の比較電圧
を生成する生成手段と、アドレス信号の遷移している期
間を検出する検出手段と、前記生成手段によって生成さ
れた比較電圧と基準電圧とを比較し、前記比較電圧が基
準電圧より低下した場合前記トランジスタを導通状態と
し、前記保持手段に保持された第2の内部電圧を導通状
態の前記トランジスタを介して放電させ、前記検出手段
によってアドレス信号の遷移している期間が検出された
場合非動作状態とされる制御手段とを具備している。
【0016】また、この発明の半導体装置の内部電源回
路は、外部電圧をこの外部電圧より高く半導体装置内で
使用する第1の内部電圧より高いレベルの第2の内部電
圧に昇圧する第1の昇圧手段と、前記第1の昇圧手段に
よって発生された第2の内部電圧を保持する保持手段
と、電流供給能力が前記第1の昇圧手段より大きく、前
記外部電圧を前記第1の内部電圧に昇圧し、前記半導体
装置に供給する第2の昇圧手段と、入力端が前記第1の
昇圧手段の出力端と保持手段の接続ノードに接続され、
出力端が前記第2の昇圧手段の出力端に接続され、前記
第2の昇圧手段から出力される第1の内部電圧が低下し
た場合に導通され、前記保持手段に保持された第2の内
部電圧を前記半導体装置に供給する供給手段とを具備し
ている。
【0017】
【作用】この発明は、半導体装置内で使用する内部電圧
を二段階で発生している。すなわち、昇圧手段は外部電
圧からこの外部電圧より高く半導体装置内で使用する第
1の内部電圧より高いレベルの第2の内部電圧を発生
し、保持手段はこの第2の内部電圧を保持し、制御手段
により保持手段に保持された第2の内部電圧を降圧して
第1の内部電圧を生成している。Nチャネルトランジス
タによって構成された制御手段は保持手段に保持された
第2の内部電圧を半導体装置に供給することにより、
1の内部電圧を安定化する。しかも、昇圧回路は大きな
電流供給能力を必要としないため、パターン面積の増大
を防止できる。
【0018】さらに、第1の内部電圧から生成された比
較電圧と基準電圧を比較し、この比較出力により昇圧手
段の動作を制御することにより、昇圧手段を常時動作さ
せる場合に比べて消費電力を削減できる。
【0019】また、第1の昇圧手段と、この第1の昇圧
手段より電流供給能力が小さい第2の昇圧手段を設け、
半導体装置を活性化する活性化信号によって第1の昇圧
手段を動作させ、スタンバイ時は第2の昇圧手段を動作
させることにより、スタンバイ時における消費電力を削
減できる。
【0020】さらに、検出手段がアドレス信号の遷移期
間を検出した場合、この検出手段の検出出力信号に応じ
て制御手段を非動作状態とし、第1の内部電圧の供給を
停止させることにより、アドレススキュー時における無
駄な電流を消費を防止でき、昇圧回路の電流容量を削減
できる。
【0021】また、第1の昇圧手段によって外部電圧を
第1の内部電圧より高いレベルの第2の内部電圧に昇圧
して保持手段に保持させ、通常時は電流供給能力の大き
な第2の昇圧手段から半導体装置に第1の内部電圧を供
給し、アドレススキュー時に供給手段を介して保持手段
に保持された電圧を半導体装置に供給することにより、
第1の内部電圧を速やかに復旧可能でき、消費電力を削
減できる。
【0022】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照して説明する。
【0023】図1は、この発明の第1の実施例を示すも
のである。図1において、昇圧回路30は図15に示す
回路と同様の構成であるが、図15に示す昇圧回路より
高い電圧を出力する。この昇圧回路30の出力端には、
例えば1nF程度の大きな容量を有するキャパシタ31
が接続されている。このキャパシタ31は昇圧回路30
によって内部電圧Vccint より高い内部高電圧Vccint2
に充電される。さらに、昇圧回路30の出力端及びキャ
パシタ31の接続ノードには、Nチャネルトランジスタ
32のドレインが接続されている。このトランジスタ3
2のゲートには電圧VG が供給され、ソースから内部電
圧Vccint が出力される。前記電圧VGは内部電圧Vcci
nt よりトランジスタ32の閾値電圧分高く設定されて
いる。このため、トランジスタ32はソース電位が内部
電圧Vccint に達するとオフするようになっている。
【0024】一方、例えばEEPROMによって構成さ
れたMCA33には例えばプリデコーダを含むRDC3
4、列アドレスデコーダ(以下、CDCと称す)35が
接続されている。これらRDC34、及びCDC35に
は外部電圧Vccext 及び前記トランジスタ32のソース
から出力される内部電圧Vccint が供給されている。こ
れらRDC34及びCDC35には、アドレス信号AD
Dを保持するADB36、37がそれぞれ接続されてい
る。これらADB36、37には外部電圧Vccext が供
給されている。
【0025】図2は、図1の動作を示すものである。ア
ドレス信号ADDの切替え時に例えばRDC34におい
てスキューが発生した場合、昇圧回路30の電流供給能
力を越える大きな電流I(Vccint )がRDC34に流
れ、内部電圧Vccint が低下する。しかし、この場合、
キャパシタ31に充電された内部高電圧Vccint2がトラ
ンジスタ32を介して放電される。このため、RDC3
4に供給される内部電圧Vccint をほぼ一定に保持する
ことができる。したがって、内部電圧Vccintはスキュ
ーが終ると速やかに所定の電位に回復されるため、確定
したアドレス信号ADDに応じて、メモリセルからデー
タを正確に読出すことができる。
【0026】昇圧回路に要求される電流は従来の場合、
アドレススキュー時の電流/スキューの時間t(skew)で
あり、次のように表される。
【0027】
【数1】 これに対して、この実施例の場合、アドレススキュー時
の電流/アドレス信号の切替えサイクルt(cycle) であ
り、次のように表される。
【0028】
【数2】 アドレス信号の切替えサイクルt(cycle) は100ns
であるのに対して、スキューの時間t(skew)は10n程
度である。(1)(2)式から明らかなように、この実
施例の場合、昇圧回路に要求される電流供給能力は1/
10で済むこととなる。
【0029】上記実施例によれば、内部電圧Vccint よ
りも高い内部高電圧Vccint2をキャパシタ31に保持
し、仮想電源としている。したがって、アドレス信号の
切替え時にスキューが発生し、アドレスデコーダに大電
流が流れた場合、キャパシタ31に充電した内部高電圧
Vccint2を放電することにより、内部電圧Vccint の低
下を抑えることができる。しかも、昇圧回路は内部電圧
Vccint のピーク電流と同等の電流供給能力を必要とし
ないため、パターン面積を縮小できる。
【0030】図3は、この発明の第2の実施例を示すも
のであり、図1と同一部分には同一符号を付す。同図に
おいて、昇圧回路30の出力端には、Pチャネルトラン
ジスタ41のソースが接続されている。このトランジス
タ41のドレインと接地間には抵抗42、43が接続さ
れ、内部電圧Vccint はトランジスタ41のドレインか
ら出力される。
【0031】前記抵抗42、43の接続ノードは比較回
路44の非反転入力端に接続され、この非反転入力端に
は内部電圧Vccint を分圧した電圧Vaが供給される。
この比較回路44の反転入力端には基準電圧Vref が供
給され、出力端は電圧変換回路45を介して前記トラン
ジスタ41のゲートに接続されている。比較回路44は
外部電圧Vccext によって動作しており、比較回路44
の出力電圧は、電圧変換回路45によって、外部電圧V
ccext 系から内部高電圧Vccint2系に変換される。ま
た、図3に示す回路はフィードバック系である。このた
め、トランジスタ41のドレインと接地間にはオーバー
シュートを抑えるための例えばダイオード46が逆方向
に接続されている。
【0032】図4は、比較回路44の一例を示すもので
ある。Nチャネルトランジスタ51のゲートには抵抗4
2、43によって発生された電圧Vaが供給され、Nチ
ャネルトランジスタ52のゲートには基準電圧Vref が
供給されている。これらトランジスタ51、52の各ソ
ースは定電流源としてのNチャネルトランジスタ53を
介して接地されている。トランジスタ53のゲートには
一定電圧Vcが供給されている。前記トランジスタ51
のドレインはPチャネルトランジスタ54のドレインに
接続され、トランジスタ52のドレインはPチャネルト
ランジスタ55のドレインに接続されている。これらト
ランジスタ54、55のゲートはトランジスタ52のド
レインに接続され、これらトランジスタ54、55のソ
ースは外部電圧Vccext にそれぞれ接続されている。出
力電圧Vout1はトランジスタ51のドレインから出力さ
れる。
【0033】図5は、電圧変換回路45の一例を示すも
のである。Nチャネルトランジスタ61のゲートには比
較回路44の出力電圧Vout1が供給され、Nチャネルト
ランジスタ62のゲートにはインバータ回路63を介し
て前記出力電圧Vout1が供給されている。これらトラン
ジスタ61、62の各ソースは接地され、各ドレインは
Pチャネルトランジスタ64、65のドレインにそれぞ
れ接続されている。トランジスタ64のゲートはトラン
ジスタ62のドレインに接続され、トランジスタ65の
ゲートはトランジスタ61のドレインに接続されてい
る。これらトランジスタ64、65の各ソースは内部高
電圧Vccext2に接続されている。出力電圧Vout2はトラ
ンジスタ62のドレインから出力される。
【0034】上記構成において、抵抗42、43により
内部電圧Vccint を分圧した電圧Vaは比較回路44に
よって基準電圧Vref と比較される。比較回路44はこ
れらの電圧がVa<Vref である場合、ローレベルの電
圧を出力し、Va>Vref である場合、ハイレベルの電
圧を出力する。比較回路44の出力電圧は電圧変換回路
45によって内部高電圧Vccint2系の電圧に変換され、
トランジスタ41のゲートに供給される。アドレス信号
のスキューに伴って内部電圧Vccint が低下した場合、
トランジスタ41は導通状態にあり、このトランジスタ
41を介してキャパシタ31が放電される。したがっ
て、内部電圧Vccint の低下を抑えることができる。ま
た、ダイオード46の逆方向のブレークダウン電圧Vz
を内部電圧Vccint と一致しておくことにより、オーバ
ーシュートを抑えることができる。図3に示す実施例
は、1つのダイオードによってオーバーシュートを抑え
たが、これに限定されるものではない。図6は、順方向
に接続された複数のダイオード711 〜71n と逆方向
のダイオード72を直列接続し、これらダイオードダイ
オード711 〜71n 、72をトランジスタ41のドレ
インと接地間に接続している。この構成によってもオー
バーシュートを抑えることができる。
【0035】また、図7はトランジスタ41のドレイン
と接地間に、逆方向にダイオード46を接続し、このダ
イオード46のカソードに複数のダイオード731 〜7
nを順方向に直列接続している。この場合、ダイオー
ド73n のカソードから出力される内部電圧Vccint は
Vz−n・VF となる。但し、Vzはダイオード46の
逆方向のブレークダウン電圧、n・VF はn個のダイオ
ード731 〜73n の順方向電圧である。ダイオードの
逆方向のブレークダウン電圧は温度特性を有している。
逆方向のブレークダウン電圧Vzは、Vz<5Vの場
合、ツェナーブレークダウンが支配的であり、Vz>5
Vの場合、アバランシェブレークダウンが支配的であ
る。Vzがほぼ5Vの場合、双方が打消し合い温度特性
は殆どなくなる。したがって、ダイオードとしては、図
3に示す構成が理想的であるが、要求される内部電圧が
例えば4.5Vである場合、図7に示すような構成とす
ればよい。
【0036】図8は、この発明の参考例を示すものであ
る。図3に示す実施例において、昇圧回路30は動作し
続けているがこの必要はない。例えばアドレス信号にス
キューが生じ、アドレスデコーダに大電流が流れて電圧
降下が生じたとき、内部高電圧Vccint2と内部電圧Vcc
int の関係が、最悪でもVccint2>Vccint であればよ
い。このため、この参考例では昇圧回路30を常時動作
させず、必要なとき動作させている。
【0037】すなわち、図8において、抵抗81、82
は昇圧回路30の出力端とキャパシタ31との接続ノー
ドと接地間に直列接続されている。内部電圧Vccint は
接続ノードN1から出力される。前記抵抗81と抵抗8
2との接続ノードN2は比較回路83の反転入力端に接
続され、比較回路83の非反転入力端には基準電圧Vre
f が供給されている。比較回路83の出力端は昇圧回路
30に接続されている。前記比較回路83は内部電圧V
ccint を抵抗81、82によって分圧した分圧電圧と基
準電圧Vref とを比較し、分圧電圧が基準電圧より小さ
い場合、昇圧回路30を動作させ、分圧電圧が基準電圧
より大きい場合、昇圧回路30を停止させている。した
がって、昇圧回路30を常時動作させる場合に比べて消
費電力を削減できる。
【0038】図8に示す回路はフィードバック系であ
る。したがって、接続ノードN1と接地間に図3に示す
ようにダイオード46を接続することにより、オーバー
シュートを抑えることができる。
【0039】図9は、この発明の第の実施例を示すも
のである。図3に示す昇圧回路は常時動作しているが、
スタンバイ時には消費電流が少ないことが望ましい。第
の実施例はスタンバイ時の消費電流を削減するもので
ある。
【0040】図9において、第1の昇圧回路91は電流
供給能力が大きく設定され、第2の昇圧回路92は第1
の昇圧回路91より電流供給能力が小さく設定されてい
る。これら第1、第2の昇圧回路91、92はいずれも
外部電圧Vccext を内部高電圧Vccint2に昇圧する。こ
れら第1、第2の昇圧回路91、92はいずれも図15
に示すような構成であるが、第1の昇圧回路91は第2
の昇圧回路92よりキャパシタCp及びダイオードDが
多く設けられている。前記第1の昇圧回路91の動作、
及び停止はチップイネーブル信号CEによって制御さ
れ、第2の昇圧回路92の動作、及び停止は反転したチ
ップイネーブル信号/CEによって制御されている。こ
れら第1、第2の昇圧回路91、92の出力端と接地間
にはキャパシタ31、及び直列接続された複数のダイオ
ード93が接続されている。これらダイオード93は内
部高電圧Vccint2のオーバーシュートを抑えている。第
1、第2の昇圧回路91、82から出力される内部高電
圧Vccint2は、例えば図1に示すトランジスタ32や、
図3に示すトランジスタ41、抵抗42、43、比較回
路44、電圧変換回路45を用いて内部電圧Vccint に
降圧される。
【0041】上記構成によれば、スタンバイ時はチップ
イネーブル信号/CEによって電流供給能力が小さな第
2の昇圧回路92のみが動作される。このため、スタン
バイ時は消費電流を削減できる。一方、チップイネーブ
ル信号CEがアクティブとなると、第1の昇圧回路91
が動作される。したがって、アドレススキューが発生し
た場合においても、内部電圧Vccint の低下を防止でき
る。
【0042】図10は、この発明の第の実施例を示す
ものであり、図3と同一部分には同一符号を付す。この
実施例は、アドレス信号ADDの遷移を検出するアドレ
ス遷移検出回路(Address Transition Detector:AT
D)の出力信号よって比較回路等の動作を制御するよう
にしたものである。すなわち、ATD100の出力信号
Eは比較回路44に供給されている。また、デプレショ
ンタイプのNチャネルトランジスタ101のソースはト
ランジスタ41のドレインと抵抗42の接続ノードN1
に接続されている。このトランジスタ101のゲートに
は、反転されたATD100の出力信号/Eが供給さ
れ、ソースは外部電圧Vccext に接続されている。
【0043】図11は、ATD100の出力信号を示す
ものである。ATD100の出力信号Eは、アドレス信
号ADDの遷移期間Ttにおいてローレベルとされる。
このため、比較回路44は停止され、トランジスタ10
1は導通状態とされる。したがって、トランジスタ41
は非導通状態とされ、キャパシタ31から内部電圧Vcc
int への電流供給は停止される。一方、アドレス信号A
DDの遷移期間Ttが終了すると、ATD100の出力
信号Eがハイレベルとなり、比較回路44が動作される
とともに、トランジスタ41が導通状態とされ、キャパ
シタ31から内部電圧Vccint へ電流が供給される。
【0044】この実施例によれば、アドレス信号のスキ
ュー時における無駄な電流を削減でき、昇圧回路に要求
される電流量を一層少なくできる。
【0045】図12は、この発明の第の実施例を示す
ものであり、図1と同一部分には同一符号を付す。この
実施例において、第1の昇圧回路111は例えば3Vの
外部電圧Vccext を8Vの内部高電圧Vccint2に昇圧
し、第2の昇圧回路112は例えば3Vの外部電圧Vcc
ext を5Vの内部電圧Vccint に昇圧する。これら第
1、第2の昇圧回路111、112はいずれも図15に
示すような構成であるが、第1の昇圧回路111は第2
の昇圧回路112よりキャパシタCp及びダイオードD
が多く設けられている。また、第2の昇圧回路112は
第1の昇圧回路111より電流駆動能力が大きく設定さ
れている。前記第1の昇圧回路111の出力端はキャパ
シタ31を介して接地されるとともに、トランジスタ3
2のドレインに接続されている。このトランジスタ32
のゲートにはゲート電圧VG が供給され、ソースは前記
第2の昇圧回路112の出力端に接続されている。
【0046】上記構成において、通常の動作時は第2の
昇圧回路112から内部電圧Vccint が出力され、この
内部電圧Vccint は図示せぬRDCやCDCに供給され
る。このとき、トランジスタ32のソース電位は内部電
圧Vccint であるため、トランジスタ32はオフ状態と
なっており、キャパシタ31は第1の昇圧回路111に
よって内部高電圧Vccint2に充電される。
【0047】一方、アドレス信号の切替え時にスキュー
が発生し、内部電圧Vccint がトランジスタ32の閾値
電圧Vth以下に低下すると、トランジスタ32がオン状
態となり、キャパシタ31に充電された内部高電圧Vcc
int2がトランジスタ32を介して放電される。したがっ
て、内部電圧Vccint が速やかに目標値に復帰される。
【0048】図13において、点線は図12に示す実施
例の動作を示し、実線は図12において、第2の昇圧回
路112を省略した場合の動作を示している。図13に
実線で示すように、第2の昇圧回路112を省略した場
合、内部電圧Vccint が低下してから目標値に復帰させ
るまでに時間がかかるため、エネルギーのロスが生じ
る。しかし、この実施例によれば、内部電圧Vccint が
低下してから速やかに目標値に復帰させることができ
る。したがって、この実施例はエネルギーのロスが少な
いものである。
【0049】その他、この発明の要旨を変えない範囲に
おいて、種々変形実施可能なことは勿論である。
【0050】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、アドレスの切替え時のように、半導体装置に一時的
に大きな電流が流れた場合においても、安定した内部電
圧を供給することが可能な半導体装置の内部電源回路を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す回路図。
【図2】図1の動作を示す波形図。
【図3】この発明の第2の実施例を示す回路図。
【図4】図3に示す比較回路の一例を示す回路図。
【図5】図3に示す電圧変換回路の一例を示す回路図。
【図6】図3に示すダイオードの変形例を示す回路図。
【図7】図3に示すダイオードの変形例を示す回路図。
【図8】この発明の参考例を示す回路図。
【図9】この発明の第の実施例を示す回路図。
【図10】この発明の第の実施例を示す回路図。
【図11】図10の動作を説明するために示すタイミン
グチャート。
【図12】この発明の第の実施例を示す回路図。
【図13】図12の動作を示す波形図。
【図14】フラッシュメモリに適用されるセルトランジ
スタの構造を概略的に示す断面図。
【図15】昇圧回路の一例を示す回路図。
【図16】半導体記憶装置を概略的に示す構成図。
【符号の説明】
30、111、112…昇圧回路、91、92…第1、
第2の昇圧回路、31…キャパシタ、Vccint …内部電
圧、Vccext …外部電圧、Vccint2…内部高電圧、41
…Pチャネルトランジスタ、42、43、81、82…
抵抗、44、83…比較回路、45…電圧変換回路、4
6、93…ダイオード、100…アドレス遷移検出回路
(ATD)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11C 16/06 G05F 1/56 310 G11C 11/407 G11C 11/413 H03K 19/00

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部電圧をこの外部電圧より高く前記半
    導体装置内で使用する第1の内部電圧より高いレベルの
    第2の内部電圧に昇圧する昇圧手段と、 前記昇圧手段の出力端に接続され、昇圧手段から出力さ
    れる第2の内部電圧を保持する保持手段と、Nチャネルトランジスタによって構成され、このトラン
    ジスタの電流通路の一端が前記昇圧手段の出力端と前記
    保持手段の接続ノードに接続され、ゲートに前記第1の
    内部電圧より前記トランジスタの閾値電圧分高い電圧が
    供給され、前記電流通路の他端から前記半導体装置に前
    記第1の内部電圧を供給する制御手段と を具備すること
    を特徴とする半導体装置の内部電源回路。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記半導体装置のアド
    レス信号の切替え時に前記第1の内部電圧が低下した場
    合、前記保持手段に保持した第2の内部電圧を放電させ
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の内部電
    源回路。
  3. 【請求項3】 前記保持手段は、キャパシタによって構
    成され、このキャパシタはほぼ1nFの大きな容量を有
    していることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の
    内部電源回路。
  4. 【請求項4】 外部電圧をこの外部電圧より高く前記半
    導体装置内で使用する第1の内部電圧より高いレベルの
    第2の内部電圧に昇圧する昇圧手段と、 この昇圧手段によって昇圧された第2の内部電圧を保持
    する保持手段と、 電流通路の一端が前記昇圧手段の出力端及び前記保持手
    段に接続され、電流通路の他端から前記第1の内部電圧
    が出力されるトランジスタと、 前記トランジスタの電流通路の他端に接続され、前記第
    1の内部電圧から比較用の比較電圧を生成する生成手段
    と、 前記生成手段によって生成された比較電圧と基準電圧と
    を比較し、前記比較電圧が基準電圧より低下した場合、
    前記トランジスタを導通状態とし、前記保持手段に保持
    された第2の内部電圧を導通状態の前記トランジスタを
    介して放電させる制御手段とを具備することを特徴とす
    る半導体装置の内部電源回路。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記生成手段によって
    生成された比較電圧と基準電圧とを比較する比較手段
    と、 前記比較手段の出力信号を前記外部電圧のレベルに変換
    し、この変換出力信号を前記トランジスタのゲートに供
    給する変換手段とを具備することを特徴とする請求項4
    記載の半導体装置の内部電源回路。
  6. 【請求項6】 前記トランジスタの電流通路の他端に接
    続され、前記第1の内部電圧に含まれる振動成分を除去
    するダイオードをさらに具備することを特徴とする請求
    項4記載の半導体装置の内部電源回路。
  7. 【請求項7】 前記トランジスタの電流通路の他端に接
    続され、ブレークダウン電圧によって第2の内部電圧か
    らこれより低い第3の内部電圧を生成する第1のダイオ
    ードと、 この第1のダイオードによって生成された第3の内部電
    圧から順方向電圧によって前記第1の内部電圧を生成す
    る第2のダイオードとをさらに具備することを特徴とす
    る請求項4記載の半導体装置の内部電源回路。
  8. 【請求項8】 前記トランジスタはPチャネルトランジ
    スタであることを特徴とする請求項4乃至7のいずれか
    に記載の半導体装置の内部電源回路。
  9. 【請求項9】 半導体装置を活性化する活性化信号に応
    じて動作され、外部電圧をこの外部電圧より高く半導体
    装置内で使用する第1の内部電圧より高いレベルの第2
    の内部電圧に昇圧する第1の昇圧手段と、 電流供給能力が前記第1の昇圧手段より小さく、反転さ
    れた前記活性化信号に応じて動作され、前記外部電圧を
    前記第2の内部電圧に昇圧する第2の昇圧手段と、 前記第1、第2の昇圧手段によって発生された第2の内
    部電圧を保持する保持手段と、 前記第1、第2の昇圧手段によって発生された第2の内
    部電圧から前記第1の内部電圧を生成し、前記半導体装
    置に供給する生成手段とを具備することを特徴とする半
    導体装置の内部電源回路。
  10. 【請求項10】 外部電圧をこの外部電圧より高く前記
    半導体装置内で使用する第1の内部電圧より高いレベル
    の第2の内部電圧に昇圧する昇圧手段と、 この昇圧手段によって昇圧された第2の内部電圧を保持
    する保持手段と、 電流通路の一端が前記昇圧手段の出力端及び前記保持手
    段に接続され、電流通路の他端から前記第1の内部電圧
    を出力するトランジスタと、 前記トランジスタの電流通路の他端に接続され、第1の
    内部電圧から比較用の比較電圧を生成する生成手段と、 アドレス信号の遷移している期間を検出する検出手段
    と、 前記生成手段によって生成された比較電圧と基準電圧と
    を比較し、前記比較電圧が基準電圧より低下した場合前
    記トランジスタを導通状態とし、前記保持手段に保持さ
    れた第2の内部電圧を導通状態の前記トランジスタを介
    して放電させ、前記検出手段によってアドレス信号の遷
    移している期間が検出された場合非動作状態とされる制
    御手段とを具備することを特徴とする半導体装置の内部
    電源回路。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は前記生成手段によって
    生成された比較電圧と基準電圧とを比較する比較手段
    と、 前記比較手段の出力信号を前記外部電圧のレベルに変換
    し、この変換出力信号を前記トランジスタのゲートに供
    給する変換手段とを具備することを特徴とする請求項1
    0記載の半導体装置の内部電源回路。
  12. 【請求項12】 電流通路が前記外部電圧と前記トラン
    ジスタの電流通路の他端との間に接続され、ゲートに前
    記検出手段の出力信号が供給され、前記検出手段によっ
    てアドレス信号の遷移している期間が検出された場合導
    通されるデプレションタイプのトランジスタをさらに具
    備することを特徴とする請求項10記載の半導体装置の
    内部電源回路。
  13. 【請求項13】 外部電圧をこの外部電圧より高く半導
    体装置内で使用する第1の内部電圧より高いレベルの第
    2の内部電圧に昇圧する第1の昇圧手段と、 前記第1の昇圧手段によって発生された第2の内部電圧
    を保持する保持手段と、 電流供給能力が前記第1の昇圧手段より大きく、前記外
    部電圧を前記第1の内部電圧に昇圧し、前記半導体装置
    に供給する第2の昇圧手段と、 入力端が前記第1の昇圧手段の出力端と保持手段の接続
    ノードに接続され、出力端が前記第2の昇圧手段の出力
    端に接続され、前記第2の昇圧手段から出力される第1
    の内部電圧が低下した場合に導通され、前記保持手段に
    保持された第2の内部電圧を前記半導体装置に供給する
    供給手段とを具備することを特徴とする半導体装置の内
    部電源回路。
  14. 【請求項14】 前記供給手段は電流通路の一端が前記
    第1の昇圧手段の出力端と保持手段の接続ノードに接続
    され、電流通路の他端が前記第2の昇圧手段の出力端に
    接続されたNチャネルトランジスタによって構成され、
    このトランジスタのゲートには前記第1の内部電圧より
    このトランジスタの閾値電圧分高い電圧が供給されてい
    ることを特徴とする請求項13記載の半導体装置の内部
    電源回路。
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