JP2003192995A - 可塑剤移行防止用水性被覆材 - Google Patents

可塑剤移行防止用水性被覆材

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JP2003192995A
JP2003192995A JP2001391893A JP2001391893A JP2003192995A JP 2003192995 A JP2003192995 A JP 2003192995A JP 2001391893 A JP2001391893 A JP 2001391893A JP 2001391893 A JP2001391893 A JP 2001391893A JP 2003192995 A JP2003192995 A JP 2003192995A
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meth
mass
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Tatsushi Fukuzumi
達志 福住
Masatoshi Ura
正敏 浦
Motomi Tanaka
基巳 田中
Takaaki Ito
隆明 伊藤
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可塑剤含有樹脂の表面に被覆して、可塑剤
含有樹脂から可塑剤が他のものに移行することを抑制
し、一液で安定に貯蔵することを可能とした可塑剤移行
防止用水性被覆材を提供する。 【解決手段】 計算溶解性パラメーターが9.4以上で
あり、ヒドロキシル基を有する共重合体(X)を含有す
る本発明の可塑剤移行防止用水性被覆材を可塑剤含有樹
脂に塗布すると、長期間経過しても、可塑剤が他のもの
に移行することを防止することができる。また、上記可
塑剤移行防止用水性被覆材は、貯蔵安定性にも非常に優
れており、工業上極めて有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ポリ塩化ビニルゾ
ルやアクリルゾル等の可塑剤含有樹脂に塗布することに
より、可塑剤のブリードアウトを抑制することができる
可塑剤移行防止用水性被覆材に関するものである。 【0002】 【従来の技術】ポリ塩化ビニルゾルやアクリルゾル等の
可塑剤含有樹脂は、現在、幅広い用途で使用されてい
る。しかしながら、この可塑剤含有樹脂は、経時的に、
可塑剤が樹脂内部から表面に移行してブリードアウトす
るため、その成形品は、長期間経過すると、表面のべた
つき、それによる塵埃の付着、又はそれを置いた場所が
汚染される等の問題を発生することがあった。 【0003】この問題点を解決するために、現在、汎用
的に使用されている可塑剤含有ポリ塩化ビニル樹脂に対
しては、各種の可塑剤移行防止用組成物が提案されてい
る。例えば、特公平8−19250号公報では、メタク
リル酸メチルとカルボキシル基含有エチレン性不飽和単
量体よりなる共重合体と、アルキレンイミンを反応させ
ることを特徴とする可塑剤含有ポリ塩化ビニル樹脂用可
塑剤移行防止剤が提案されており、特開平8−4800
9号公報には(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルを
含有するアクリル系樹脂に架橋性化合物、有機系酸触媒
を配合した可塑剤移行防止剤を塗布した可塑剤含有ポリ
塩化ビニル系樹脂成形体が提案されている。 【0004】しかしながら、これらの可塑剤移行防止剤
は全て溶剤に樹脂が溶解している溶液型の可塑剤移行防
止剤であるため、取り扱いに注意する必要があり、さら
に、揮発性の溶剤が大量に含まれているためVOC対策
の面でも好ましくなかった。 【0005】また、特開2000−169788号公報
では、カルボキシル基含有共重合体水性エマルション
に、オキサゾリン基含有水溶性樹脂を架橋剤として配合
し、アンモニア等のアミン類を反応抑制剤として配合し
た可塑剤移行防止用水性塗料が提案されており、特開2
001−106943号公報では、第3級アミン塩基及
びまたは第4級アミン塩基を有し、共重合体のガラス転
移温度が−5〜50℃である可塑剤移行防止用水性塗料
が提案されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
も可塑剤移行防止性能や貯蔵安定性等の面で満足できる
ものではなかった。本発明は上記事情に鑑みてなされた
ものであり、可塑剤含有樹脂の表面に被覆して可塑剤が
他のものに移行することを抑制し、一液で安定に貯蔵す
ることを可能とした可塑剤移行防止用水性被覆材を提供
することを目的とするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の可塑剤移行防止
用水性被覆材は、計算溶解性パラメーターが9.4以上
であり、ヒドロキシル基を有する共重合体(X)を含有
することを特徴とする。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の可塑剤移行防止用水性被
覆材は、ヒドロキシル基を有する共重合体(X)を含有
する。上記共重合体(X)は、その構成成分として、ヒ
ドロキシル基含有エチレン性不飽和単量体を用いること
により、共重合体(X)にヒドロキシル基を導入するこ
とができる。上記ヒドロキシル基含有エチレン性不飽和
単量体としては、例えば、(メタ)アクリル酸2−ヒド
ロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロ
ピル等の(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキル、(メ
タ)アクリル酸ポリエチレングリコール、(メタ)アク
リル酸ポリプロピレングリコール等の(メタ)アクリル
酸ポリオキシアルキレングリコールエステルや、カプロ
ラクトン変性(メタ)アクリル酸エステル等を挙げるこ
とができる。これらは、単独または2種類以上を組み合
わせて使用することができる。このように、共重合体
(X)がヒドロキシル基を有することによって、本発明
の可塑剤防止用水性被覆材から形成される塗膜の可塑剤
移行防止性能や、耐アルカリ基材性が良好になる。 【0009】上記ヒドロキシル基含有エチレン性不飽和
単量体以外の構成成分としては、炭素数1〜2のアルキ
ル基を有する(メタ)アクリル酸エステル単量体を使用
するのが好ましい。これを用いることによって、可塑剤
移行防止性能等が向上する傾向にあるためである。上記
炭素数1〜2のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸
エステル単量体としては、(メタ)アクリル酸メチルや
(メタ)アクリル酸エチルを挙げることができるが、中
でもメタクリル酸メチルが好ましい。 【0010】また、上記以外のエチレン性不飽和単量体
としては、例えば、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、
シトラコン酸、マレイン酸、マレイン酸モノメチル、マ
レイン酸モノブチル、イタコン酸モノメチル、イタコン
酸モノブチル、ビニル安息香酸、(メタ)アクリル酸2
−ヒドロキシエチル−シュウ酸付加体、(メタ)アクリ
ル酸2−ヒドロキシエチル−テトラヒドロフタル酸無水
物付加体等のカルボキシル基含有エチレン性不飽和単量
体、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル
酸i−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メ
タ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸2
−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メ
タ)アクリル酸ステアリル等の炭素数3〜18の(メ
タ)アクリル酸アルキルエステル、(メタ)アクリル酸
2−メトキシエチル、(メタ)アクリル酸2−エトキシ
エチル等の(メタ)アクリル酸アルコシキアルキルエス
テル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(メタ)アクリル
酸イソボルニル、ジ(メタ)アクリル酸エチレングリコ
ール、ジ(メタ)アクリル酸ブチレングリコール等のジ
(メタ)アクリル酸グリコールエステル、トリ(メタ)
アクリル酸トリメチロールプロパン等のトリ(メタ)ア
クリル酸エステル、アクリル酸2,2,2−トリフルオ
ロエチル等の(メタ)アクリル酸フルオロアルキルエス
テル、(メタ)アクリル酸アリル、(メタ)アクリル酸
グリシジル、スチレン、α−メチルスチレン、p−メチ
ルスチレン等の芳香族ビニル化合物、酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)
アクリルアミド、ダイアセトン(メタ)アクリルアミド
等の化合物を挙げることができる。 【0011】さらに、共重合体(X)の構成成分とし
て、ダイアセトン(メタ)アクリルアミド等のカルボニ
ル基含有エチレン性不飽和単量体を使用し、可塑剤移行
防止用水性被覆材中に、2個以上のヒドラジル残基を有
する有機ヒドラジド化合物を添加しておくことで、塗膜
形成時に、共重合体(X)が有するカルボニル基とヒド
ラジル残基の間で架橋反応を起こさせることができ、可
塑剤移行防止性能をさらに向上させることができる。こ
の場合、2個以上のヒドラジル残基を有する有機ヒドラ
ジン化合物としては、アジピン酸ジヒドラジド、セバシ
ン酸ジヒドラジド等の2塩基酸ジヒドラジド、1,3−
ビス(ヒドラジノカルボエチル)−5−イソプロピルヒ
ダントイン(商品名「アミキュアVDH」味の素ファイ
ンテクノ(株))等の有機ヒドラジン化合物を挙げるこ
とができる。 【0012】上記共重合体(X)の構成成分は、必要に
応じて適宜選択して使用することができるが、中でも2
0℃における単量体の水への溶解度が1g/100ml
(水)以上である単量体を使用するのが、可塑剤移行防
止性能の面から好ましい。20℃における単量体の水へ
の溶解度が1g/100ml(水)以上であるエチレン
性不飽和単量体としては、(メタ)アクリル酸2−メト
キシエチル、(メタ)アクリル酸2−エトキシエチル、
(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキ
シエチル−シュウ酸付加体、(メタ)アクリル酸2−ヒ
ドロキシエチル−テトラヒドロフタル酸無水物付加体等
のカルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体、(メ
タ)アクリルアミド、ダイアセトン(メタ)アクリルア
ミド等が挙げられる。 【0013】本発明の可塑剤移行防止用水性被覆材に含
有される共重合体(X)は、計算溶解性パラメーター
(Sp値)が9.4以上であり、より好ましくは9.4
5以上であり、更に好ましくは9.5以上である。これ
は、計算溶解性パラメーター(Sp値)が9.4以上で
あれば、共重合体(X)の可塑剤に対する溶解性が低下
し、本発明の可塑剤移行防止用水性被覆材から形成され
る塗膜の可塑剤移行防止性能が良好となるためである。 【0014】以下、溶解性パラメーター(Sp値)及
び、その算出方法を説明する。溶解性パラメーター(S
p値)は、凝集エネルギー密度、すなわち1分子の単位
体積当たりの蒸発エネルギーを1/2乗したもので、単
位体積当たりの極性の大きさを示す数値である。また、
その算出方法は、共重合体(X)の構成成分である単量
体のsmallの式による溶解性パラメーター(Sp
値)から算出することができる。ここで、smallの
式による溶解性パラメーター(Sp値)とは、溶剤ハン
ドブック(第1版)(講談社刊)p91〜p97に記載
されているように、単量体を構成する化学構造毎に決め
られた値の合計に密度を掛けたものを当該単量体の分子
量で割ることで得られるものであり、物質の化学構造と
密度に基づいて算出されるものである。なお、共重合体
の計算溶解性パラメーター(Sp値)は、上記のように
して求めた各単量体の計算溶解性パラメーター(Sp
値)を用いて、以下の計算式により算出されるものであ
る。 【0015】 【数1】 (ただし、Sp(i)は単量体iの計算溶解性パラメー
ター(Sp値)、W(i)は単量体iの質量分率を示
す。) 【0016】共重合体(X)は、その水酸基価が20〜
90mgKOH/gの範囲となるように、ヒドロキシル
基を有するのが好ましく、更に好ましくは、30〜85
mgである。これは、水酸基価を20mgKOH/g以
上とすることによって、充分な可塑剤移行防止性能や耐
アルカリ基材性が得られる傾向にあるためである。ま
た、90mgKOH/g以下とすることによって、塗膜
の耐水性が良好となる傾向にあるためである。 【0017】共重合体(X)は、Foxの式より算出さ
れる計算ガラス転移温度(Tg)が15〜70℃の範囲
にあることが好ましく、20〜65℃の範囲にあること
がより好ましい。なお、Foxの式とは、共重合体のT
gについての下記の関係式である。なお、共重合体
(X)を得る際に多段重合を行った場合は、共重合体
(X)を構成する全単量体量を100質量%として各層
を構成する単量体の質量分率を算出し、Foxの式を用
いて算出したものを共重合体(X)のTgとする。 【0018】 【数2】 ただし、Wiは単量体iの質量分率、Tgiは単量体i
のホモポリマーのTgを示す。 【0019】共重合体(X)は、上述の構成成分を溶液
重合法、懸濁重合法、乳化重合法等によって共重合させ
て得ることができ、得られた樹脂を水性媒体中に溶解、
又は分散させることで、本発明の可塑剤移行防止用水性
被覆材を得ることができる。例えば、懸濁重合法により
得られた固形樹脂に、塩基性物質等を添加して水性媒体
中に溶解、または分散させたものや、水性媒体中で共重
合体(X)100質量部に対し界面活性剤を0.1〜1
0質量部の範囲で含有させて乳化重合法により得られた
ものであることが好ましい。また、この際使用する乳化
剤や、分散剤は、特に制限されるものではなく、アニオ
ン系乳化剤、ノニオン系乳化剤、カチオン系乳化剤を適
宜選択して使用することができるのみならず、乳化剤分
子中にエチレン性不飽和単量体と共重合可能な二重結合
を有する、いわゆる反応性乳化剤も使用することができ
る。 【0020】また、適用する懸濁重合法や乳化重合法
は、特に制約されるものではなく、例えば乳化重合であ
れば、乳化剤の存在下、単量体混合物を重合系内に供給
し、水溶性開始剤により重合を行わせる方法や、有機過
酸化物とチオ硫酸ナトリウム等の還元剤を組み合わせた
レドックス系開始剤により重合を行わせる等の方法を使
用して共重合体(X)を得ることができる。 【0021】また、単量体の重合系中への供給方法は、
従来公知の手法を用いることができる。さらに、各種重
合法を用いて共重合体(X)を重合する際に、分子量の
調整が必要な場合には、分子量調整剤として、n−ドデ
シルメルカプタン、α−スチレンダイマー等の連鎖移動
剤を用いることにより分子量の調整が可能である。 【0022】共重合体(X)を主成分とする本発明の可
塑剤移行防止用水性被覆材は、その性能をさらに向上さ
せるために、必要に応じて、各種水分散型樹脂、各種水
溶性樹脂、酸化防止剤、中和剤、紫外線吸収剤、光安定
剤、帯電防止剤、顔料、染料、防カビ剤、防藻剤、発泡
剤、滑剤等を配合することもできる。 【0023】このようにして得られた可塑剤移行防止用
水性被覆材は、ドクターブレードコート法、グラビアロ
ールコート法、エアナイフコート法、ディップコート
法、スプレーコート法、カーテンロール法、ロッド法等
の公知の方法により、可塑剤含有樹脂に塗装することが
できる。 【0024】また、上記方法により可塑剤移行防止用水
性被覆材を塗装した場合は、分散媒である水を揮発させ
るために、公知の自然乾燥法、熱風乾燥法、赤外線乾燥
法、遠赤外線乾燥法等の各種の乾燥方法により、塗膜を
乾燥させて、可塑剤含有樹脂に可塑剤移行防止用水性被
覆材を被覆することができる。 【0025】また、可塑剤移行防止用水性被覆材を被覆
する方法として、予め可塑剤移行防止用水性被覆材より
なる塗膜を形成した後、これを可塑剤含有樹脂に被覆す
ることもでき、この場合には、共押出しラミネート法、
押出しコーティング法、押出しラミネート法、ラミネー
ト法等を適宜選択して行うことができる。 【0026】以上、説明したように、本発明の可塑剤移
行防止用水性被覆材によれば、可塑剤含有樹脂の表面に
被覆して、長期間経過しても、可塑剤がブリードアウト
して他のものに移行することを防止することができる。
また、貯蔵安定性にも非常に優れている。 【0027】 【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。 (可塑剤含有アクリル樹脂(1)の製造)乳化重合法に
より、下記に示す単量体組成のコア/シェル型アクリル
系エマルションを製造した。そして、これを入り口温度
220℃、出口温度95℃、アトマイザー回転数250
00rpmの条件で、スプレードライを行い、アクリル
樹脂粉体を製造した。 【0028】(エマルション単量体組成) コア部:メタクリル酸メチル40質量%、アクリル酸n
−ブチル60質量% シェル部:メタクリル酸メチル100質量% コア/シェル比:50/50(質量比) 【0029】次いで、上記アクリル樹脂粉体100g、
可塑剤としてフタル酸ジイソノニル120gをホモディ
スパーで攪拌混合し、アクリル樹脂粉体が均一に分散さ
れたゾルを作製した。このゾルを減圧脱泡したものを乾
燥後の膜厚が約2mmになるように、ガラス板に塗装
し、150℃で10分間加熱乾燥して、評価用の可塑剤
含有アクリル樹脂からなる被膜を形成した。 【0030】(可塑剤含有アクリル樹脂(2)の製造)
乳化重合法により、上記可塑剤含有アクリル樹脂(1)
の製造に用いたエマルションと同様の単量体組成のコア
/シェル型アクリル系エマルションを製造した。そし
て、これを入り口温度220℃、出口温度95℃、アト
マイザー回転数25000rpmの条件で、スプレード
ライを行い、アクリル樹脂粉体を製造した。次いで、上
記アクリル樹脂粉体100g、炭酸カルシウム100
g、可塑剤としてフタル酸ジオクチル120gをホモデ
ィスパーで攪拌混合し、アクリル樹脂粉体が均一に分散
されたゾルを作製した。このゾルを減圧脱泡したものを
乾燥後の膜厚が約2mmになるように、ガラス板に塗装
し、150℃で10分間加熱乾燥して、評価用の可塑剤
含有アクリル樹脂からなる被膜を形成した。 【0031】(可塑剤含有ポリ塩化ビニル樹脂の製造)
ポリ塩化樹脂粉体(「ゼオン121」、日本ゼオン
(株)製)100gに、炭酸カルシウム100g、可塑
剤としてフタル酸ジオクチル120gをホモディスパー
で攪拌混合し、ポリ塩化ビニル樹脂粉体が均一に分散さ
れたゾルを作製した。このゾルを減圧脱泡したものを乾
燥後の膜厚が約2mmとなるように、ガラス板に塗装
し、150℃で10分間加熱乾燥して、評価用の可塑剤
含有ポリ塩化ビニル樹脂からなる被膜を形成した。 【0032】(可塑剤移行防止用水性被覆材の調製) (実施例1)攪拌機、冷却器、温度計を備えた重合容器
に脱イオン水60質量部を仕込み、内温を60℃に昇温
した。次に、表1に示される組成の単量体混合物100
質量部、界面活性剤、及び脱イオン水35質量部を十分
に混合し、均一な乳化状態のプレエマルション(以下
「PE液」と略す)を作製した。作製したPE液5質量
部を上記重合容器内へ入れ、重合容器の内温を80℃ま
で昇温し、内温が安定した段階で過硫酸ナトリウム0.
1質量部を脱イオン水5質量部に溶解したものを添加し
1時間放置した。1時間経過後からPE液の残りと、過
硫酸ナトリウム0.2質量部を脱イオン水10質量部に
溶解したものを重合容器の内温を80℃に維持しながら
3時間かけて重合容器中に滴下し、滴下完了後、内温を
80℃に2時間維持して反応を完結した。反応完結後、
冷却を行い、エマルションのpHが7.5〜10の間に
なるように、28質量%アンモニア水溶液を添加し、加
熱残分が45%となるように脱イオン水を加えた。 【0033】 【表1】 以下、表中の略語を説明する。MMAはメタクリル酸メ
チル、EMAはメタクリル酸エチル、MAはアクリル酸
メチル、EAはアクリル酸エチルであり、これらを
(A)群とする。2HEAはアクリル酸2−ヒドロキシ
エチル、2HEMAはメタクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル、2HPMAはメタクリル酸2−ヒドロキシプロピ
ル、FM2はプラクセルFM2(ダイセル化学工業
(株)製)であり、これらを(B)群とする。Stはス
チレン、n−BMAはメタクリル酸n−ブチル、2−M
TAはアクリル酸2−メトキシエチル、DAAmはダイ
アセトンアクリルアミド、MAAはメタクリル酸、AE
−HHはアクリエステルHH(三菱レイヨン(株)
製)、AAmはアクリルアミドであり、これらを(C)
群とする。NP−203はアニオン系乳化剤(「サンノ
ールNP−2030」、ライオン(株)製)、TD−3
13はアニオン系乳化剤(「サンノールTD−313
0」、ライオン(株)製)、SE−10Nはアニオン系
反応性乳化剤(「アデカリアソープSE−10N」、旭
電化(株)製)、TD−120はノニオン系乳化剤
(「レオコールTD−120」、ライオン(株)製)、
TD−700はノニオン系乳化剤(「レオコールTD−
700」、ライオン(株)製)、APDHはアジピン酸
ジヒドラジド、VDHは1,3−ビス(ヒドラジノカル
ボエチル)−5−イソプロピルヒダントイン(「アミキ
ュアVDH」、味の素ファインテクノ(株)製)を示
す。 【0034】上記エマルション100gに対し、20℃
で造膜できるように、表2に従って造膜助剤を添加して
十分に攪拌した後、増粘剤としてアデカノール(「UH
−420」、旭電化(株)製)を1.5g、消泡剤とし
てサーフィノール(「DF−58」、日信化学工業
(株))を0.2g添加して、再度十分に攪拌したもの
を100メッシュナイロン紗でろ過したものを、評価用
の可塑剤移行防止用水性被覆材とした。この可塑剤移行
防止用水性被覆材を上述した可塑剤含有アクリル樹脂
(1)、(2)、及び可塑剤含有ポリ塩化ビニル樹脂か
らなる被膜上に、乾燥後の膜厚が10μmになるよう
に、アプリケーターを用いて塗装した。それを15分間
室温で放置してから、90℃の乾燥機中で60分乾燥さ
せ、可塑剤移行防止用水性被覆材を被覆した試験片を作
製した。また、得られたアクリル系エマルションの固形
分(加熱残分)、粘度、pHは、表1の通りであった。 【0035】 【表2】 【0036】(実施例2)実施例1と同様の方法で、表
1に示される単量体混合物、乳化剤を使用して乳化重合
を行い、アクリル系エマルションを製造した。次いで、
このエマルションを用い、実施例1と同様の方法で、可
塑剤移行防止用水性被覆材を製造し、それを上述した可
塑剤含有アクリル樹脂(1)、(2)、及び可塑剤含有
ポリ塩化ビニル樹脂からなる被膜上に被覆して試験片を
作製した。なお、VDH(「アミキュアVDH」、味の
素ファインテクノ(株)製)は同量の脱イオン水に溶解
して添加した。また、得られたアクリル系エマルション
の固形分(加熱残分)、粘度、pHは、表2の通りであ
った。 【0037】(実施例3)本実施例は、2段滴下法を用
いてアクリル系エマルションを重合した。まず、実施例
1と同様な重合容器内に、脱イオン水60質量部を仕込
み、60℃に昇温した。そして、1段目として、表1に
示される組成の単量体混合物のうち、メタクリル酸メチ
ル47.5質量部、アクリル酸エチル2.5質量部を、
アニオン系反応性乳化剤(「アデカリアソープSE−1
0N」、旭電化(株)製)1.5質量部、及び脱イオン
水17.5質量部を十分に混合し、均一な乳化状態のP
E液(1)を作製した。作製したPE液(1)5質量部
を重合容器内へ入れ、重合容器の内温を80℃まで昇温
し、内温が安定した段階で、過硫酸ナトリウム0.1質
量部を脱イオン水5質量部に溶解したものを添加し1時
間放置した。1時間経過後からPE液(1)の残りと、
過硫酸ナトリウム0.1質量部を脱イオン水5質量部に
溶解したものを重合容器の内温を80℃に維持しながら
1.5時間かけて重合容器中に滴下し、滴下完了後、内
温を80℃に3時間維持した。次いで2段目として、残
りのメタクリル酸メチル12質量部、アクリル酸エチル
24質量部、メタクリル酸2−ヒドロキシプロピル11
質量部、ダイアセトンアクリルアミド3質量部と、アニ
オン系反応性乳化剤(「アデカリアソープSE−10
N」、旭電化(株)製)1.5質量部、及び脱イオン水
17.5質量部を十分に混合し、均一な乳化状態のPE
液(2)を作製し、PE液(2)と、過硫酸ナトリウム
0.1質量部を脱イオン水5質量部に溶解したものを重
合容器の内温を80℃に維持しながら1.5時間かけて
重合容器中に滴下し、滴下完了後、内温を80℃に2時
間維持して反応を完結した。反応完結後、冷却を行い、
エマルションのpHが7.5〜10の間になるように2
8質量%アンモニア水溶液を添加し、アジピン酸ジヒド
ラジド1.9質量部を添加した後に、ノニオン系乳化剤
(「レオコールTD−700」、ライオン(株)製)の
50%水溶液6質量部を添加し、加熱残分が45%とな
るように脱イオン水を加えた。 【0038】上記エマルション100gに対し、20℃
で造膜できるように、表2に従って造膜助剤を添加して
十分に攪拌した後、増粘剤としてアデカノール(「UH
−420」、旭電化(株)製)を1.5g、消泡剤とし
てサーフィノール(「DF−58」、日信化学工業
(株))を0.2g添加して、再度十分に攪拌したもの
を100メッシュナイロン紗でろ過したものを、評価用
の可塑剤移行防止用水性被覆材とした。この可塑剤移行
防止用水性被覆材を上述した可塑剤含有アクリル樹脂
(1)、(2)、及び可塑剤含有ポリ塩化ビニル樹脂か
らなる被膜上に、乾燥後の膜厚が10μmになるよう
に、アプリケーターを用いて塗装した。それを15分間
室温で放置してから、90℃の乾燥機中で60分乾燥さ
せ、可塑剤移行防止用水性被覆材を被覆した試験片を作
製した。また、得られたアクリル系エマルションの固形
分(加熱残分)、粘度、pH、は表1の通りであった。 【0039】(実施例4)実施例3と同様に、2段滴下
法を用いてアクリル系エマルションを製造した。次い
で、このエマルションを用い、実施例1と同様の方法
で、可塑剤移行防止用水性被覆材を製造し、それを上述
した可塑剤含有アクリル樹脂(1)、(2)、及び可塑
剤含有ポリ塩化ビニル樹脂からなる被膜上に被覆して試
験片を作製した。なお、1段目と2段目の単量体組成は
下記の通りである。また、得られたアクリル系エマルシ
ョンの固形分(加熱残分)、粘度、pH、は表1の通り
であった。 【0040】 1段目:メタクリル酸メチル 47.5質量部 アクリル酸エチル 2.5質量部 2段目:メタクリル酸メチル 21質量部 アクリル酸エチル 15質量部 メタクリル酸2−ヒドロキシプロピル 11質量部 ダイアセトンアクリルアミド 3質量部 【0041】(実施例5)実施例1と同様の方法で、表
1に示される単量体混合物、乳化剤を使用して乳化重合
を行い、アクリル系エマルションを製造した。次いで、
このエマルションを用い、実施例1と同様の方法で、可
塑剤移行防止用水性被覆材を製造し、それを上述した可
塑剤含有アクリル樹脂(1)、(2)、及び可塑剤含有
ポリ塩化ビニル樹脂からなる被膜上に被覆して試験片を
作製した。また、得られたアクリル系エマルションの固
形分(加熱残分)、粘度、pHは、表1の通りであっ
た。 【0042】(実施例6)実施例3と同様に、2段滴下
法を用いてアクリル系エマルションを製造した。次い
で、このエマルションを用い、実施例1と同様の方法
で、可塑剤移行防止用水性被覆材を製造し、それを上述
した可塑剤含有アクリル樹脂(1)、(2)、及び可塑
剤含有ポリ塩化ビニル樹脂からなる被膜上に被覆して試
験片を作製した。なお、1段目と2段目の単量体組成は
下記の通りである。また、得られたアクリル系エマルシ
ョンの固形分(加熱残分)、粘度、pH、は表1の通り
であった。 【0043】 1段目:メタクリル酸メチル 38質量部 スチレン 12質量部 2段目:メタクリル酸メチル 27質量部 メタクリル酸n−ブチル 3質量部 メタクリル酸2−ヒドロキシエチル 18質量部 プラクセルM2 2質量部 【0044】(比較例1〜4)実施例1と同様の方法
で、表3に示される単量体混合物、乳化剤を使用して乳
化重合を行い、アクリル系エマルションを製造した。次
いで、このエマルションを用い、実施例1と同様の方法
で、可塑剤移行防止用水性被覆材を製造し、それを上述
した可塑剤含有アクリル樹脂(1)、(2)、及び可塑
剤含有ポリ塩化ビニル樹脂からなる被膜上に被覆して試
験片を作製した。なお、比較例1及び比較例4のアジピ
ン酸ジヒドラジドは同量の脱イオン水に分散して添加し
た。また、得られた各々のアクリル系エマルションの固
形分(加熱残分)、粘度、pH、は表3の通りであっ
た。 【0045】 【表3】 以下、表中の略語を説明する。MMAはメタクリル酸メ
チル、EAはアクリル酸エチルであり、これらを(A)
群とする。2HEMAはメタクリル酸2−ヒドロキシエ
チル、2HPMAはメタクリル酸2−ヒドロキシプロピ
ルであり、これらを(B)群とする。Stはスチレン、
n−BMAはメタクリル酸n−ブチル、2−EHAはア
クリル酸2−エチルヘキシル、2−MTAはアクリル酸
2−メトキシエチル、DAAmはダイアセトンアクリル
アミド、MAAはメタクリル酸、AE−HHはアクリエ
ステルHH(三菱レイヨン(株)製)であり、これらを
(C)群とする。NP−203はアニオン系乳化剤
(「サンノールNP−2030」、ライオン(株)
製)、TD−313はアニオン系乳化剤(「サンノール
TD−3130」、ライオン(株)製)、SE−10N
はアニオン系反応性乳化剤(「アデカリアソープSE−
10N」、旭電化(株)製)、TD−120はノニオン
系乳化剤(「レオコールTD−120」、ライオン
(株)製)、TD−700はノニオン系乳化剤(「レオ
コールTD−700」、ライオン(株)製)、APDH
はアジピン酸ジヒドラジドを示す。 【0046】各実施例、比較例で得られた試験片につい
て、可塑剤移行防止性能、及び耐アルカリ基材性の評価
を行った。以下、評価方法を述べる。 【0047】(可塑剤移行量評価方法)試験片の可塑剤
移行防止用水性被覆材で被覆された面に、あらかじめ重
量(W−1(単位g))を測定しておいた5cm×5c
mの塩化ビニル樹脂シートを載せ、その上にガラス板を
置き、さらにガラス板の上に500g/cm2となるよ
うに重りを置いて、80℃の乾燥機中に入れ、24時間
経過後乾燥機より取り出し、室温まで自然冷却した。冷
却後、塩化ビニル樹脂シートを評価用可塑剤含有アクリ
ル樹脂より剥離し、その重量(W−2(単位g))を測
定した。この結果をもとに、下記の式により塩化ビニル
樹脂シートの単位重量当たりの可塑剤移行量を算出し
た。これを表4に示す。 【0048】 【数3】 なお、この可塑剤移行量(g/g)の値が小さいほど被
覆した可塑剤移行防止用水性被覆材の可塑剤移行防止性
能が優れていることを示す。 【0049】 【表4】 【0050】また、算出した可塑剤移行量をもとに可塑
剤移行性を以下の基準で評価した。これを表4に示す。 ◎ :可塑剤移行量が未被覆の場合の10%未満に減
少。 ○ :可塑剤移行量が未被覆の場合の10%以上20%
未満に減少。 △ :可塑剤移行量が未被覆の場合の20%以上30%
以下に減少。 ×:可塑剤移行量が未被覆の場合の30%より多い。 【0051】(耐アルカリ基材試験)試験片の可塑剤移
行防止用水性被覆材を被覆した面の上に、縦×横×高が
各々70mm×70mm×20mmのJIS A 69
10に準拠したモルタル板を載せ、脱イオン水で満たし
たビーカーに浸漬し、ビーカーごと50℃の恒温水槽に
入れた。1週間経過後、試験片を取り出し、可塑剤移行
防止用水性被覆材を被覆した面の変化(ブリスターの有
無等)を目視で確認し、以下の基準で判断した。これを
表4に示す。 ◎ :外観の変化が全く見られない。 ○ :若干白化が見られるが、ブリスター等は見られな
い。 △ :ブリスターがわずかに見られる。 ×:ブリスターが著しい、または塗膜が溶出している。 【0052】表4から明らかなように、実施例で得られ
た可塑剤移行防止用水性被覆材で被覆された可塑剤含有
樹脂は、可塑剤移行防止性能、及び耐アルカリ基材性に
非常に優れていた。一方、比較例1では、可塑剤移行防
止用水性被覆材の製造に使用されている共重合体中に、
ヒドロキシル基が導入されているものの、計算溶解性パ
ラメーター(Sp値)が9.4以下であるため、実施例
に比べて、可塑剤移行防止性能が劣っている。また、比
較例2では、可塑剤移行防止用水性被覆材の製造に使用
されている共重合体の計算溶解性パラメーター(Sp
値)は、9.4以上であるが、共重合体中にヒドロキシ
ル基が導入されていないため、実施例に比べ、可塑剤移
行防止性能、及び耐アルカリ基材性の点で劣っている。
また、比較例3では、可塑剤移行防止用水性被覆材の製
造に使用されている共重合体中に、ヒドロキシル基は導
入されているものの、計算溶解性パラメーター(Sp
値)が9.4以下であるため、実施例に比べて、可塑剤
移行防止性能が劣っている。また、比較例4では、可塑
剤移行防止用水性被覆材の製造に使用されている共重合
体中に、ヒドロキシル基が導入されておらず、共重合体
の計算溶解性パラメーター(Sp値)も9.4以下であ
るため、実施例に比べ、可塑剤移行防止性能、及び耐ア
ルカリ基材性の点で劣っている。 【0053】 【発明の効果】本発明の可塑剤移行防止用水性被覆材に
よれば、可塑剤含有樹脂の表面に被覆して、長期間経過
しても、可塑剤が他のものに移行することを防止するこ
とができる。また、貯蔵安定性にも非常に優れており、
工業上極めて有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 基巳 愛知県名古屋市東区砂田橋四丁目1番60号 三菱レイヨン株式会社商品開発研究所内 (72)発明者 伊藤 隆明 愛知県名古屋市東区砂田橋四丁目1番60号 三菱レイヨン株式会社商品開発研究所内 Fターム(参考) 4J038 CG141 CH121 GA03 MA08 MA10 NA05 NA26

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 計算溶解性パラメーターが9.4以上で
    あり、ヒドロキシル基を有する共重合体(X)を含有す
    ることを特徴とする可塑剤移行防止用水性被覆材。
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