JP2003191202A - 卓上切断機の加工材支持装置 - Google Patents
卓上切断機の加工材支持装置Info
- Publication number
- JP2003191202A JP2003191202A JP2001398760A JP2001398760A JP2003191202A JP 2003191202 A JP2003191202 A JP 2003191202A JP 2001398760 A JP2001398760 A JP 2001398760A JP 2001398760 A JP2001398760 A JP 2001398760A JP 2003191202 A JP2003191202 A JP 2003191202A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- base
- fence
- groove
- cutting machine
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加工材支持装置を具備した卓上切断機におい
て、加工材支持装置による作業性の不具合を改善する。 【解決手段】 ベース1上面に前後に連通する溝12を
設け、溝12の一部をおおうようにフェンス3を固着
し、ベースの溝12に沿って前後に移動可能で、一方が
フェンス面3aと平行でかつベース上面から立設する加
工材支持面14と、他方がベース1上面の溝に埋設する
帯部から成り、フェンス3に設けたノブボルト11によ
って固定するL字形のサポート13を設けたことで解決
できる。
て、加工材支持装置による作業性の不具合を改善する。 【解決手段】 ベース1上面に前後に連通する溝12を
設け、溝12の一部をおおうようにフェンス3を固着
し、ベースの溝12に沿って前後に移動可能で、一方が
フェンス面3aと平行でかつベース上面から立設する加
工材支持面14と、他方がベース1上面の溝に埋設する
帯部から成り、フェンス3に設けたノブボルト11によ
って固定するL字形のサポート13を設けたことで解決
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、卓上切断機のクラ
ウンモールディング材(天井と壁との隅部に沿って斜め
に取付けられる化粧長押材)等の切断加工に用いる卓上
切断機の加工材支持装置に関するものである。
ウンモールディング材(天井と壁との隅部に沿って斜め
に取付けられる化粧長押材)等の切断加工に用いる卓上
切断機の加工材支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として特開平9-174501号が開
示されている。これは、サポートの支持および固定部材
をベース上面手前に設け、サポートを斜め方向に移動さ
せ、クラウンモールディング材などの加工材を支持する
ものである。
示されている。これは、サポートの支持および固定部材
をベース上面手前に設け、サポートを斜め方向に移動さ
せ、クラウンモールディング材などの加工材を支持する
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平9-174501号
の加工材支持装置では、サポートの支持および固定部材
がベース上面手前にあるため、加工材をサポートで支持
するとサポートの一部がベース前方に出張るため、ター
ンテーブルの回転角度を大きくした場合、ターンテーブ
ルの回転ハンドルを握った手とサポートが近づき操作性
が悪くなる。
の加工材支持装置では、サポートの支持および固定部材
がベース上面手前にあるため、加工材をサポートで支持
するとサポートの一部がベース前方に出張るため、ター
ンテーブルの回転角度を大きくした場合、ターンテーブ
ルの回転ハンドルを握った手とサポートが近づき操作性
が悪くなる。
【0004】また、幅広材をベース面に載せた場合、サ
ポートの支持部材や固定部材に乗り上げてしまい邪魔に
なる。さらに、通常の切断加工(角材などの安定した材
料の切断加工)においては、サポートを使用する必要が
なく、またベース上面にサポート部材が突出しているの
で、作業性が悪くなることから、サポート部材をベース
より外して作業をする。このため、外したサポートは、
切断機本体と別に保管する必要があり、部品の紛失につ
ながる。
ポートの支持部材や固定部材に乗り上げてしまい邪魔に
なる。さらに、通常の切断加工(角材などの安定した材
料の切断加工)においては、サポートを使用する必要が
なく、またベース上面にサポート部材が突出しているの
で、作業性が悪くなることから、サポート部材をベース
より外して作業をする。このため、外したサポートは、
切断機本体と別に保管する必要があり、部品の紛失につ
ながる。
【0005】本発明の目的は、上記した従来の欠点をな
くし、作業性の良い加工材支持装置を提供することであ
る。
くし、作業性の良い加工材支持装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ベース上面
に前後に連通する溝を設け、ベースの溝の一部をおおう
ように、加工材を支持するフェンスを固着させ、一方が
フェンスの加工材支持面と平行でかつベース上面から立
設する加工材支持部と他方がベース上面の溝に埋設する
帯部から成るL字形のサポートを、ベースの溝に沿って
前後移動自在に設けることにより達成される。
に前後に連通する溝を設け、ベースの溝の一部をおおう
ように、加工材を支持するフェンスを固着させ、一方が
フェンスの加工材支持面と平行でかつベース上面から立
設する加工材支持部と他方がベース上面の溝に埋設する
帯部から成るL字形のサポートを、ベースの溝に沿って
前後移動自在に設けることにより達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態について図1
〜図7を用いて説明する。
〜図7を用いて説明する。
【0008】図1はクラウンモールディング材をサポー
トで支持した側面図、図2はサポートを備えた卓上切断
機の正面図、図3は図1の上面一部断面図、図4はサポ
ートをベース前方より収納した側面の一部断面図、図5
はサポートをベース後方より収納した側面の一部断面
図、図6は板材を立ててサポートで支持した側面の一部
断面図、図7はフェンスに前面側にサポートを収納させ
た側面の一部断面図である。
トで支持した側面図、図2はサポートを備えた卓上切断
機の正面図、図3は図1の上面一部断面図、図4はサポ
ートをベース前方より収納した側面の一部断面図、図5
はサポートをベース後方より収納した側面の一部断面
図、図6は板材を立ててサポートで支持した側面の一部
断面図、図7はフェンスに前面側にサポートを収納させ
た側面の一部断面図である。
【0009】図において、ベース1の中央にターンテー
ブル2を水平方向へ回動自在に埋設し、ターンテーブル
2の上面は、ベース1の上面と同一面となっている。タ
ーンテーブル2後部上方にはシャフト5を介してベース
1上面に対し上下揺動自在に丸のこ部24を軸支してい
る。シャフト5外周部には、丸のこ部24を上方に付勢
するスプリング6が設けられている。丸のこ部24に
は、切断加工時に丸のこ部24を押し下げるためのハン
ドル9や駆動モータ20、丸のこ7が設けられ、これら
をギヤケース8で保持している。
ブル2を水平方向へ回動自在に埋設し、ターンテーブル
2の上面は、ベース1の上面と同一面となっている。タ
ーンテーブル2後部上方にはシャフト5を介してベース
1上面に対し上下揺動自在に丸のこ部24を軸支してい
る。シャフト5外周部には、丸のこ部24を上方に付勢
するスプリング6が設けられている。丸のこ部24に
は、切断加工時に丸のこ部24を押し下げるためのハン
ドル9や駆動モータ20、丸のこ7が設けられ、これら
をギヤケース8で保持している。
【0010】図2に示すように、ギヤケース8には、水
平方向に丸のこ軸22を設け、丸のこ軸22の一端にボ
ルト21で丸のこ7を固定している。また、駆動モータ
20には図示しないが、駆動モータ20から丸のこ7へ
動力を伝達するため、ギヤなどの動力伝達機構を有して
いる。
平方向に丸のこ軸22を設け、丸のこ軸22の一端にボ
ルト21で丸のこ7を固定している。また、駆動モータ
20には図示しないが、駆動モータ20から丸のこ7へ
動力を伝達するため、ギヤなどの動力伝達機構を有して
いる。
【0011】ベース1上面に溝12を設け、溝12に、
ベース1後方に突起するL形の形状で、クラウンモール
ディング材10を支持するサポート13が着脱・前後移
動自在に埋設され、溝12の一部をおおうように、加工
材を支持するフェンス3をボルト4で固着している。フ
ェンス3にノブボルト11を設け、該ノブボルト11は
溝12および、サポート13の真上に位置し、ノブボル
ト11を締めると、ノブボルト11先端がサポート13
を押付けサポート13を固定することができる。
ベース1後方に突起するL形の形状で、クラウンモール
ディング材10を支持するサポート13が着脱・前後移
動自在に埋設され、溝12の一部をおおうように、加工
材を支持するフェンス3をボルト4で固着している。フ
ェンス3にノブボルト11を設け、該ノブボルト11は
溝12および、サポート13の真上に位置し、ノブボル
ト11を締めると、ノブボルト11先端がサポート13
を押付けサポート13を固定することができる。
【0012】サポート13の加工材支持面14は、フェ
ンス面3aに対し、平行を保持した状態でスライドし、
クラウンモールディング材10を押付けて支持すること
ができる。クラウンモールディング材10は、図3に示
す2点鎖線のように、ターンテーブル2を回転させての
切断加工が多く、この場合においても、上記同様サポー
ト13を移動させ、クラウンモールディング材10を押
付けて支持することができる。
ンス面3aに対し、平行を保持した状態でスライドし、
クラウンモールディング材10を押付けて支持すること
ができる。クラウンモールディング材10は、図3に示
す2点鎖線のように、ターンテーブル2を回転させての
切断加工が多く、この場合においても、上記同様サポー
ト13を移動させ、クラウンモールディング材10を押
付けて支持することができる。
【0013】また、サポート13の加工材支持面14を
高く設け、図6に示すような板材26を支持する場合に
用いれば、より安定した材料の支持ができる。
高く設け、図6に示すような板材26を支持する場合に
用いれば、より安定した材料の支持ができる。
【0014】さらに、通常の切断加工(角材25などの
安定した加工材の切断加工)においては、ベース1上面
に突出しているサポート13があると作業性が悪くなる
ので、サポート13を上下反転させ溝12に挿入し、サ
ポート13の加工材支持面14をベース1に当接する位
置でノブボルト11により固定するか、図5のようにサ
ポート13をベース1後方より溝12に挿入することで
収納できる。もしくは、図7に示すように、フェンス面
3aに加工材支持面形状14に合わせた凹部を設け、該
凹部にサポート13を押し込むことで収納ができる。
安定した加工材の切断加工)においては、ベース1上面
に突出しているサポート13があると作業性が悪くなる
ので、サポート13を上下反転させ溝12に挿入し、サ
ポート13の加工材支持面14をベース1に当接する位
置でノブボルト11により固定するか、図5のようにサ
ポート13をベース1後方より溝12に挿入することで
収納できる。もしくは、図7に示すように、フェンス面
3aに加工材支持面形状14に合わせた凹部を設け、該
凹部にサポート13を押し込むことで収納ができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、ベースに設けた溝にサ
ポートを着脱可能に挿入し、サポートの加工材支持面が
フェンス面に対し平行を保持したままベース溝に沿って
移動するので加工材を支持する作業が簡単で、安定した
支持がおこなえる。
ポートを着脱可能に挿入し、サポートの加工材支持面が
フェンス面に対し平行を保持したままベース溝に沿って
移動するので加工材を支持する作業が簡単で、安定した
支持がおこなえる。
【0016】また、サポートの形状はベース後方に突起
するL形の形状とし、サポートの固定部材をフェンスに
設けたことにより、ベース前方に大きく出張る部材がな
く、特にターンテーブルを回転させたときの切断加工時
の作業性が向上する。
するL形の形状とし、サポートの固定部材をフェンスに
設けたことにより、ベース前方に大きく出張る部材がな
く、特にターンテーブルを回転させたときの切断加工時
の作業性が向上する。
【0017】また、板材を立てて切断加工する場合、サ
ポートの加工材支持面を高く設けることで、より安定し
た材料の支持がおこなえる。
ポートの加工材支持面を高く設けることで、より安定し
た材料の支持がおこなえる。
【0018】さらに、サポートが不要な場合は、サポー
トを上下反転させ、またはベース後方よりベース溝に挿
入することにより、サポートを収納することができる。
もしくは、フェンス前面にサポートの材料支持面形状に
合わせて設けた凹部に、サポートを押し込むことで、前
記同様サポートを製品本体に収納・保管することがで
き、部品の紛失がない。
トを上下反転させ、またはベース後方よりベース溝に挿
入することにより、サポートを収納することができる。
もしくは、フェンス前面にサポートの材料支持面形状に
合わせて設けた凹部に、サポートを押し込むことで、前
記同様サポートを製品本体に収納・保管することがで
き、部品の紛失がない。
【図1】本発明の一実施形態を示す切断機でクラウンモ
ールディング材をサポートで支持した側面図。
ールディング材をサポートで支持した側面図。
【図2】クラウンモールディング材を省略した図1の正
面図。
面図。
【図3】図1の上面の一部断面図。
【図4】サポートをベース前方より収納した側面の一部
断面図。
断面図。
【図5】サポートをベース後方より収納した側面の一部
断面図。
断面図。
【図6】板材を立ててサポートで支持した側面の一部断
面図。
面図。
【図7】フェンスに前面側にサポートを収納させた側面
の一部断面図。
の一部断面図。
1…ベース、2…ターンテーブル、3…フェンス、10
…クラウンモールディング材、11…ノブボルト、12
…溝、13…サポート、17…回転ハンドル、24…丸
のこ部。
…クラウンモールディング材、11…ノブボルト、12
…溝、13…サポート、17…回転ハンドル、24…丸
のこ部。
Claims (5)
- 【請求項1】 ベース中央に水平方向へ回動自在なター
ンテーブルを埋設し、ターンテーブル上部にベース部に
対し上下揺動自在な丸のこ部を有する卓上切断機におい
て、 ベース上面に前後に連通する溝を設け、該ベース上面の
溝の一部をおおうように、加工材を支持するフェンスを
ベース部に固着させ、一方がフェンスの加工材支持面と
平行でかつベース上面から立設する加工材支持部と他方
が前記ベース上面の溝に埋設する帯部から成るL字形の
サポートを、前記ベース上面の溝に沿って前後移動自在
に設け、フェンスとサポートで加工材を支持できるよう
にしたことを特徴とする卓上切断機の加工材支持装置。 - 【請求項2】前記サポートの帯部を、前後移動時に前記
ベース後方に突出する形状とし、サポートの固定部材を
前記フェンスに設けたことを特徴とする請求項1記載の
卓上切断機の加工材支持装置。 - 【請求項3】前記ベース上面の溝を、ベースの左右でか
つ前記フェンス面に対し直角方向に設け、前記サポート
をベースの左右に装着可能にしたことを特徴とする請求
項1、または2記載の卓上切断機の加工材支持装置。 - 【請求項4】前記サポートの加工材支持部は、加工材を
支持できる高さとしたことを特徴とする請求項1、2、
または3記載の卓上切断機の加工材支持装置。 - 【請求項5】前記フェンス正面に凹部を形成し、凹部に
前記サポートの加工材支持部が埋設可能にしたことを特
徴とした請求項1、2、3、または4記載の卓上切断機
の加工材支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001398760A JP2003191202A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 卓上切断機の加工材支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001398760A JP2003191202A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 卓上切断機の加工材支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003191202A true JP2003191202A (ja) | 2003-07-08 |
JP2003191202A5 JP2003191202A5 (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=27604055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001398760A Pending JP2003191202A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 卓上切断機の加工材支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003191202A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7757593B2 (en) | 2005-05-27 | 2010-07-20 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Miter saw having fence unit |
DE102015002455A1 (de) * | 2015-02-25 | 2016-08-25 | Thomas Allmendinger | Gehrungssäge |
-
2001
- 2001-12-28 JP JP2001398760A patent/JP2003191202A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7757593B2 (en) | 2005-05-27 | 2010-07-20 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Miter saw having fence unit |
DE102015002455A1 (de) * | 2015-02-25 | 2016-08-25 | Thomas Allmendinger | Gehrungssäge |
DE102015002455B4 (de) | 2015-02-25 | 2024-02-08 | Thomas Allmendinger | Gehrungssäge |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20040909 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040909 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050906 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060117 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |