JP2000263502A - 卓上切断機の傾斜フェンス装置 - Google Patents
卓上切断機の傾斜フェンス装置Info
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- JP2000263502A JP2000263502A JP11075844A JP7584499A JP2000263502A JP 2000263502 A JP2000263502 A JP 2000263502A JP 11075844 A JP11075844 A JP 11075844A JP 7584499 A JP7584499 A JP 7584499A JP 2000263502 A JP2000263502 A JP 2000263502A
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Abstract
る。 【解決手段】 支持部材9に傾斜フェンス1をボルト4
を支点として回動自在に支持し、ベース10上面に対し
直角位置から任意の傾斜位置で固定可能な固定ボルト5
を設けることにより、複合切断(角度+傾斜)を必要と
する切断を角度切断だけで容易に加工できる。
Description
ィング材を加工する卓上切断機に関するものである。
する。卓上切断機で加工材を切断する方法として、加工
材の切断面に任意の角度を付ける角度切断、加工材の切
断面に任意の傾斜角度を付ける傾斜切断及び角度切断と
傾斜切断を組み合わせた複合切断がある。
ると、ホルダ15と切断工具部18とが一体で水平方向
へ回動し、切断工具部18の回転角度位置が設定され、
切断工具部18を支持するホルダ15を左右方向へ回動
させると、切断工具部18が傾斜し、切断工具部1の傾
斜角度位置が設定される角度切断と傾斜切断を組み合わ
せた複合切断(図12参照)の加工例として、図9のよ
うなクラウンモ−ルディング材27(天井と壁との隅部
に沿って設けられる化粧材、以下加工材27という)が
あり、θ角度が「45度」と「38度」の代表的なもの
について説明する。θが「45度」の加工材27の場
合、加工材27aは「右回転角度35.3度、左傾斜角
度30度」の位置へ切断工具部18を設定し(図13、
図14参照)、加工材27bは「左回転角度35.3
度、左傾斜角度30度」の位置へ切断工具部18を設定
する(図15、図16参照)。
材27aは「右回転角度31.6度、左傾斜角度33.
9度」の位置へ切断工具部18を設定する。加工材27
bは「左回転角度31.6度、左傾斜角度33.9度」
の位置へ切断工具部18を設定する。
を設定する場合、ターンテーブル11を右回転させ、タ
ーンテーブル11側に設けたインジケータ24とベース
10に設けた角度目盛の「35.3」とを合わせる。傾
斜角度の設定は、ホルダ15を左傾斜させ、ホルダ15
側に設けたインジケータ13とターンテーブル11に設
けた傾斜目盛の「30」とを合わせる。図13に示すよ
うに加工材27aの天井側に位置する面をフェンス28
側に位置するよう、加工材27aをベース10上に載
せ、切断する。
を設定する場合、ターンテーブル11を左回転させ、イ
ンジケータ24と前記角度目盛の「35.3」とを合わ
せる。傾斜角度の設定は、加工材27aと同様、ホルダ
15を左傾斜させ、ホルダ15側に設けたインジケータ
13とターンテーブル11に設けた傾斜目盛の「30」
とを合わせる。図15に示すように加工材27bの反天
井側に位置する面をフェンス28側に位置するよう、加
工材27bをベース10上に載せ、切断する。
と「38度」以外もあり、その場合には任意のθ角度が
得られるように、加工材27a、加工材27bを切断す
る各々の回転角度と傾斜角度を設定する必要がある。
7を切断する場合,上記したように切断工具部18の回
転角度と傾斜角度を設定しなければならないという面倒
さが生じていた。また、回転角度と傾斜角度の設定の際
には、換算表などを参照しなければならない煩わしさが
あった。
をなくし、クラウンモ−ルディング材の加工を容易にす
ることである。
設けた支持部材に傾斜フェンスを回動自在に設けること
により達成される。
より説明する。図1は卓上切断機の左側面図、図2は図
1の側面図、図3は傾斜フェンス装置の左側面図、図4
は傾斜フェンス装置の左側面図、図5は傾斜フェンス装
置の正面図、図6はクラウンモ−ルディング材の加工例
を示す側面図、図7は加工材27a切断時の図6の上面
図、図8は加工材27b切断時の図6の上面図、図9は
クラウンモ−ルディング材の施工例を示す斜視図であ
る。
ンテーブル11を水平方向へ回動自在に埋設している。
ターンテーブル11後部にホルダシャフト12を水平方
向に埋設し、ホルダシャフト12の軸心はターンテーブ
ル11上面とほぼ一致するように位置させている。ホル
ダ15はホルダシャフト12を支点として外周に傾斜目
盛(図示せず)を有するターンテーブル11に対し左右
傾斜自在に軸支されている。ターンテーブル11を水平
方向に回動させると、ホルダ15と後述する切断工具部
18とが一体的に水平方向へ回動することになる。ホル
ダ15には傾斜目盛の傾斜角度を指示するインジケータ
13を設けている。ターンテーブル11にはホルダシャ
フト12を中心とする長穴11aを形成し、長穴11a
にはクランプレバー14が貫通し、クランプレバー14
の先端に形成したねじ部をホルダ15後部に形成したね
じ穴部にねじ嵌合させている。クランプレバー14を緩
めると、ターンテーブル11とホルダ15の固定状態が
解除され、ホルダ15はホルダシャフト12を支点とし
て長穴11aの範囲内で左右回動自在となり、クランプ
レバー14を締め付けると、ターンテーブル11とホル
ダ15が固定され、ホルダ15を任意の傾斜角度に設定
することができる。ホルダ15上端に設けたシャフト1
7には、これを中心としてベース10上面に対し上下動
する切断工具部18が支持されている。切断工具部18
にはモートル19、切り込み用ハンドル20、モートル
19から軸21を介して回転駆動する丸のこ等の切断工
具22が保持されている。
ボルト25、26が垂直方向にねじ嵌合している。一
方、ホルダ15の前面にはストッパ16が設けられてい
る。ホルダ15を左右傾斜させると、所定の傾斜角度で
ストッパ16の当接面16a又は当接面16bがアジャ
ストボルト25又はアジャストボルト26の頭部に当接
し、切断工具部18の左右傾斜位置を設定する。
びターンテーブル11上面に対し直角をなす壁面を持っ
た支持部材9と、支持部材9と対向する位置に支持部材
9に向けて移動自在なストッパ6をストッパボルト7で
固定する。支持部材9側面の上端には、傾斜フェンス1
がボルト4を支点として回動自在に固定されている。傾
斜フェンス1にはボルト4を中心とする長穴3が形成さ
れており、ベース10上面に対し直角位置を0度とした
傾斜目盛2を有している。支持部材9には傾斜目盛2の
傾斜角度を指示する指針8を設けている。傾斜フェンス
1の長穴3には固定ボルト5が貫通し、固定ボルト5の
先端に形成したねじ部(図示せず)を支持部材9側面に
形成したねじ穴部(図示せず)にねじ嵌合させている。
固定ボルト5を緩めると、傾斜フェンス1と支持部材9
の固定状態が解除され、傾斜フェンス1はボルト4を支
点として長穴3の範囲内で回動自在となる。固定ボルト
5を締め付けると、傾斜フェンス1が支持部材9に固定
され、傾斜フェンス1を任意の傾斜角度に設定できる。
傾斜フェンス1、ストッパ6、ベース10、ターンテー
ブル11により加工材27の支持面を形成している。
ェンス1をベース10上面に対し直角位置、すなわち傾
斜角度を0度とする場合は、支持部材9の側面に傾斜フ
ェンス1を突当て固定する。これにより、傾斜フェンス
1は通常の直角切断に対応することができる。
ず、図3に示すように、所望のθ角度になるよう傾斜フ
ェンス1の傾斜目盛2のθに指針8を合わせ、固定ボル
ト5を締め傾斜フェンス1を固定する。次に,図9の加
工材27aと加工材27bの組み合わせる角度から加工
材27aを「右回転角度α」、加工材27bを「左回転
角度α」とする。
設定するには、図7に示すように、サイドハンドル23
を緩め、サイドハンドル23を右方向に移動させて反時
計回りにターンテーブル11を回動させ、ベース10の
角度目盛(図示せず)の右回転角度αにインジケータ2
4を合わせ、サイドハンドル23を締めターンテーブル
11の位置を固定する。そして、加工材27の底面を傾
斜フェンス1の上面に載せ、加工材27の側面をストッ
パ6に突当て、その状態でストッパボルト7を締めスト
ッパ6を固定する。次に、ハンドル20を握り切断工具
部18を下方に揺動させ切断工具22で切込みを与え
る。
設定するには、図8に示すように、サイドハンドル23
を左方向に移動させてターンテーブル11を時計回りに
回動させ、前記角度目盛の左回転角度αにインジケータ
24を合わせ、サイドハンドル23を締めターンテーブ
ル11の位置を固定する。以下、加工材27aと同様の
方法で切断する。
にすれば,加工材27を支持する範囲が大きくなるた
め、より安定した切断が可能となる。
在に設けたことにより、クラウンモ−ルディング材など
複合切断(角度+傾斜)を必要とする切断を角度切断だ
けで容易に加工することができる。
押さえるストッパを併用すれば、クラウンモ−ルディン
グ材をより安定して保持することができる。
図。
を示す側面図。
図。
面図。
図。
ト、5…固定ボルト、6…ストッパ、7…ストッパボル
ト、8…指針、9…支持部材、10…ベース、11…タ
ーンテーブル、27…クラウンモ−ルディング材(加工
材)。
Claims (2)
- 【請求項1】 加工材を載置するベースと、ベースに水
平方向へ回動自在なターンテーブルを嵌合し、ターンテ
ーブル上方に切断工具を有する切断工具部を上下揺動自
在に設けた卓上切断機において、ベース上に設けた支持
部材に傾斜フェンスを回動自在に設けたことを特徴とす
る卓上切断機の傾斜フェンス装置。 - 【請求項2】 前記ベース上面で傾斜フェンスに対向
し、かつ傾斜フェンスに向けて前後移動自在なストッパ
を設けたことを特徴とする請求項1記載の卓上切断機の
傾斜フェンス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11075844A JP2000263502A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 卓上切断機の傾斜フェンス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11075844A JP2000263502A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 卓上切断機の傾斜フェンス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000263502A true JP2000263502A (ja) | 2000-09-26 |
JP2000263502A5 JP2000263502A5 (ja) | 2004-08-26 |
Family
ID=13587935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11075844A Pending JP2000263502A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 卓上切断機の傾斜フェンス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000263502A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2459362A (en) * | 2008-04-22 | 2009-10-28 | Black & Decker Inc | Mitre saw with variable angle fence |
US7866240B2 (en) | 2005-10-19 | 2011-01-11 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Miter saw having cut angle display device |
US8122803B2 (en) | 2007-11-22 | 2012-02-28 | Makita Corporation | Vise assembly |
WO2012146214A1 (zh) * | 2011-04-29 | 2012-11-01 | 苏州宝时得电动工具有限公司 | 斜断锯 |
US20130269497A1 (en) * | 2008-03-21 | 2013-10-17 | Makita Corporation | Table saws |
-
1999
- 1999-03-19 JP JP11075844A patent/JP2000263502A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7866240B2 (en) | 2005-10-19 | 2011-01-11 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Miter saw having cut angle display device |
US8122803B2 (en) | 2007-11-22 | 2012-02-28 | Makita Corporation | Vise assembly |
US20130269497A1 (en) * | 2008-03-21 | 2013-10-17 | Makita Corporation | Table saws |
GB2459362A (en) * | 2008-04-22 | 2009-10-28 | Black & Decker Inc | Mitre saw with variable angle fence |
WO2012146214A1 (zh) * | 2011-04-29 | 2012-11-01 | 苏州宝时得电动工具有限公司 | 斜断锯 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041109 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050107 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050405 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050428 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20050526 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20050715 |