JP2002178302A - 卓上丸鋸のフェンス機構 - Google Patents

卓上丸鋸のフェンス機構

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JP2002178302A
JP2002178302A JP2000381832A JP2000381832A JP2002178302A JP 2002178302 A JP2002178302 A JP 2002178302A JP 2000381832 A JP2000381832 A JP 2000381832A JP 2000381832 A JP2000381832 A JP 2000381832A JP 2002178302 A JP2002178302 A JP 2002178302A
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JP
Japan
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fence
sub
circular saw
holder
vice
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JP2000381832A
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English (en)
Inventor
Hiromi Ozawa
広身 小沢
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェンス高さを簡単に変更できるようにす
る。 【解決手段】 フェンス3の上部適所に凸部3a及び凹
部3bを設け、凸部3a及び凹部3bに嵌合可能な形状
を有し、取り外し可能なサブフェンス4をフェンス3の
上部または側部に配設しノブボルト5で固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通常一般の断面が矩
形の被切断材(以下矩形材という)はもちろんのこと化
粧長押材(クラウンモールディング材:天井と壁との隅
部に沿って取付けられる化粧長押材。天井への取付け角
度θが38度から〜45度のものがある。以下クラウン
材という)を支持するのに好適な卓上丸鋸のフェンス機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】かかるクラウン材を支持する卓上丸鋸の
フェンス機構はアメリカ特許5297463号に記載の
ものがある。クラウン材の切断時にはスライド式の高い
フェンスをブレード側に位置させてクラウン材を実際の
取付け状態と同じように斜めに支持し切断する。また、
丸鋸部を傾斜させて切断作業を行う時にはフェンスをブ
レード側から退避させるようにしたものである。またフ
ェンス高さを変えるためフェンス下部にピンを設けた差
込式のフェンスもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記アメリカ特許の構
成を卓上丸鋸に適用するにはスライドフェンス移動部の
溝を精度良く機械加工する必要があるため、価格が高く
なる。またスライドフェンスを追加したため本体重量が
重くなり運搬性が低下する等の問題があった。さらに差
込式のフェンスに関しては、フェンス高さを変えるため
フェンスを本体の横に移動させると本体とフェンスの取
付け面積が少なくなりピンの嵌合数を十分に確保できず
フェンスが前後に動きやすいなどの問題があった。
【0004】本発明の目的は、上記した従来技術の欠点
をなくし、安価なフェンス機構を提供し、運搬時はフェ
ンスを取り外すことにより本体重量を軽くして運搬性を
向上させた丸鋸を提供すると共に差込式のフェンスのよ
うに、フェンス高さを変えるためフェンスを本体の横に
移動させた場合でも、フェンスが前後に動かないよう安
定して取付けできるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、フェンス上
部適所に凸部及び凹部を設け、凸部及び凹部に嵌合可能
な形状を有し、取り外し可能なサブフェンスを上部また
は側部に配設しノブボルトで固定し、フェンス高さを変
えられるようにすると共にサブフェンスをフェンスの横
に移動する場合フェンスとサブフェンスの側部及び下部
を嵌合しサブフェンスの前後方向の動きを規制すること
により達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1〜図9
を用いて説明する。
【0007】ベース1の中央にターンテーブル2を水平
方向に回動可能に埋設し、ターンテーブル2の上面はベ
ース1の上面と同一面となっている。ベース1及びター
ンテーブル2の上面にはクラウン材23等の被切断材が
載置される。本発明においては被切断材が載置される部
材(本実施形態においてはベース1とターンテーブル
2)を総称してベース部という。ベース1上面には被切
断材の端面を支持するフェンス3が固定され、上部には
凸部3aを設け、端部には凹部3bを設けている。フェン
ス3上部にはサブフェンス4をフェンス3上部の凸部3
aをガイドにして取付けノブボルト5にて固定する。な
お、サブフェンス4にはフェンス3の凸部3aに嵌合す
るための凹部4a及び端面にはフェンス3の凹部3bに嵌
合する凸部4bが設けられている。ターンテーブル2後
端にはホルダシャフト6を介してホルダ7が立設され、
ホルダシャフト6の軸心は、ターンテーブル2上面とほ
ぼ一致するように位置され、ホルダ7はホルダシャフト
6を支点にターンテーブル2の上面を中心に左右傾斜可
能なごとくベース1に支持されている。図4に示すよう
に、ホルダ7の背部にはホルダシャフト6を中心とする
長穴7aが形成され、長穴7aにクランプレバー8を貫
通させ、クランプレバー8の先端に形成したねじ部がタ
ーンテーブル2背面に形成したねじ穴部にねじ嵌合して
いる。クランプレバー8を緩めると、ホルダ7はホルダ
シャフト6を支点に長穴7aの範囲内で傾斜し、クラン
プレバー8を締め付けると、ホルダ7はターンテーブル
2とクランプレバー8間に締め付けられ、任意位置で固
定される。長穴7aはホルダ7が左右45度に傾斜でき
る範囲内で形成されている。
【0008】ホルダ7上方にはシャフト9を介してベー
ス1上面に対し上下揺動可能に丸鋸部10が支持されて
いる。ホルダ7と丸鋸部10の間には、丸鋸部10を上
方に付勢するスプリング11が設けられている。丸鋸部
10は、鋸軸12、鋸刃13、鋸刃13の上半部を覆う
鋸カバー14と一体となっているギヤケース15、鋸刃
13を回転駆動するモーター16、モーター16を収容
支持するモーターハウジング17、ハンドル18等によ
り構成されている。図1に示すように、ギヤケース15
には、水平方向に延びた鋸軸12が設けられ、鋸軸12
の先端にボルト19を介して鋸刃13が装着されてい
る。モーターハウジング17には、図示を省略したが、
モーター16から鋸刃13へ動力を伝達するためのギヤ
等の動力伝達機構が内蔵されている。
【0009】ホルダ7前面には図1に示す2個の突起部
7bが装着され、ターンテーブル2上面後方には突起部
7bの移動軌跡上に位置するようにストッパボルト2
0、21が直角方向にねじ嵌合している。クランプレバ
ー8を緩め、ホルダ7を傾斜させると、所定の傾斜角度
で突起部7bがストッパボルト20またはストッパボル
ト21の頭部に係合し、丸鋸部10の傾斜位置を設定す
る。通常、ストッパボルト20、21は、ホルダ7が左
右方向に45度の位置に傾斜した時に、突起部7bに係
合するように設けられている。
【0010】ターンテーブル2上面には、周知の如く、
中央に鋸刃13が侵入する溝部を有する図示しない刃口
板が固定され、切断時、鋸刃13下端がターンテーブル
2上面よりも下降した時、刃口板の溝部に侵入し、被切
断材の仕上面へのけば立ちを防止するようにしている。
フェンス3にはストッパシャフト22を固着し、ストッ
パシャフト22は、フェンス3の左右方向外側に位置す
ると共にベース1の上面より下がった位置に取り付け
る。ストッパシャフト22にはクラウン材23をサブフ
ェンス4に斜めにたてかけて支持する時、クラウン材2
3が倒れないようにクラウン材23の前端を支持する逆
L形のストッパ24を、前後移動、回転可能に配設しノ
ブボルト25にて固定する。バイスシャフト26はフェ
ンス3後部に配設した取付け穴3cに嵌合しノブボルト
27にてフェンス3に固定される。バイスシャフト26
上端には、バイスホルダ28を嵌合して取り付け、ノブ
ボルト29にて固定する。バイスホルダ28には、クラ
ンプスクリュー30がネジ嵌合し、クランプスクリュー
30の先端にはバイスプレート31が取り付けられる。
【0011】上記構成において、クラウン材23を斜め
にたてかけて切断する方法について図2〜図4を用いて
説明する。
【0012】最初にクラウン材23の上端を支持角度に
従いサブフェンス4に当接させる。次にノブボルト25
をゆるめストッパ24を移動し、ストッパ24をクラウ
ン材23下端部に当接させ、ノブボルト25によりスト
ッパシャフト22に固定する。次にクランプスクリュー
30をクラウン材23側に進めバイスプレート31によ
りクラウン材23を押し付け固定する。これにより、ク
ラウン材23は支持角度が決定された状態で固定され、
安定に支持される。この状態で、ハンドル18により丸
鋸部10を押し下げ、鋸刃13によりクラウン材23を
切断する。
【0013】次に丸鋸部10を傾斜させて被切断材を加
工する場合について、図6〜図9を用いて説明する。
【0014】最初にノブボルト5をゆるめ、フェンス3
からサブフェンス4を上方に取り外す。次にフェンス3
の端部にある凸部及び溝部をガイドにサブフェンス4を
フェンス3に取り付けノブボルト5にて固定する。さら
にクランプレバー8を緩め、丸鋸部10を適宜傾斜させ
た後再度クランプレバー8を締め付け丸鋸部10を固定
する。これにより、丸鋸部10は傾斜状態で固定され
る。この状態で、ハンドル17により丸鋸部10を押し
下げてもサブフェンス4に丸鋸部10が当接することは
なく、鋸刃13により被切断材を切断することができ
る。
【0015】上記実施形態によれば、フェンス3の凸部
3aにサブフェンス4の凹部4aを嵌合させるだけで簡
単にサブフェンス4の取り付けができると共に運搬時は
ノブボルト5を外せばサブフェンス4を簡単に取り外す
ことができ、本体重量を軽減でき運搬性を向上すること
ができる。またサブフェンス4を横に移動する場合は、
フェンス3とサブフェンス4端面の凹部3bと凸部4b
を嵌合させることによりサブフェンス4を固定するため
の、十分な嵌合面積を確保でき、さらにそれぞれの上下
面に設けた凸部3a、凹部4aも嵌合させるようにした
のでサブフェンス4を安定してベース1に固定できるよ
うになる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フェンス
の上部適所に凸部及び凹部を設け、凸部及び凹部に嵌合
可能な形状を有し、取り外し可能なサブフェンスをフェ
ンスの上部または側部に配設しノブボルトで固定するよ
うにしたので、簡単な構造で部品を製作できるようにな
り、安価な丸鋸を提供できる。また、運搬時はサブフェ
ンスを取り外すことにより本体重量を軽減して運搬性を
向上することができる。さらにサブフェンスを横に移動
した場合は、フェンスとサブフェンスの側部及び下部を
嵌合し前後の動きを規制するようにしたのでサブフェン
スが前後に動かないようベースに固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明フェンス機構を具備した卓上丸鋸の一実
施形態を示す正面図。
【図2】本発明フェンス機構を具備しクラウン材をたて
かけた卓上丸鋸を示す正面図。
【図3】図2の側面図。
【図4】図3のB方向から見た部分側面図。
【図5】図1のA方向から見た時のフェンス機構の拡大
図。
【図6】フェンスを横に取り付ける状態を示す卓上丸鋸
の正面図。
【図7】丸鋸を傾斜した時の正面図
【図8】図7の側面図。
【図9】図7のC方向から見た時のフェンス機構拡大平
面図。
【符号の説明】
3はフェンス、4はサブフェンス、5はノブボルト、2
3はクラウン材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に被切断材を載置するベース部と、
    ベース部の上面に支持され、被切断材の端面を支持する
    フェンスと、ベース部の後方に設けられたホルダと、モ
    ータにより駆動される鋸刃を有し、ホルダ上端に上下方
    向に回動可能に支持された丸鋸部と、フェンスの背面に
    設けられた穴に嵌合されるバイスシャフトと、バイスシ
    ャフトに取り付けられたバイスホルダと、バイスホルダ
    に進退可能に取り付けられ、先端にバイスプレートが装
    着されたバイス取付体とを備え、丸鋸部を下方に押し下
    げ鋸刃によりベース部上面に載置されフェンス及びバイ
    スプレートにより支持固定された被切断材を切断する卓
    上丸鋸において、 前記フェンスの上部適所に凸部及び凹部を設け、凸部及
    び凹部に嵌合可能な形状を有し、取り外し可能なサブフ
    ェンスをフェンスの上部または側部に配設しノブボルト
    で固定することにより、フェンス高さを変えられるよう
    にすると共にサブフェンスをフェンスの横に移動する場
    合フェンスとサブフェンスの側部及び下部を嵌合しサブ
    フェンスの前後方向の動きを規制するようにしたことを
    特徴とする卓上丸鋸のフェンス機構。
JP2000381832A 2000-12-15 2000-12-15 卓上丸鋸のフェンス機構 Withdrawn JP2002178302A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7757593B2 (en) 2005-05-27 2010-07-20 Hitachi Koki Co., Ltd. Miter saw having fence unit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7757593B2 (en) 2005-05-27 2010-07-20 Hitachi Koki Co., Ltd. Miter saw having fence unit

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080304