JP2003191141A - 加工クランプ装置 - Google Patents

加工クランプ装置

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JP2003191141A
JP2003191141A JP2001388894A JP2001388894A JP2003191141A JP 2003191141 A JP2003191141 A JP 2003191141A JP 2001388894 A JP2001388894 A JP 2001388894A JP 2001388894 A JP2001388894 A JP 2001388894A JP 2003191141 A JP2003191141 A JP 2003191141A
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hole
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pressing plate
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Norio Shirasu
典雄 白須
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Kawaguchiko Seimitsu KK
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Kawaguchiko Seimitsu Co Ltd
Kawaguchiko Seimitsu KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工精度を向上し、平坦度の調整作業を容易
にし、加工コストも低減することができる加工クランプ
装置を提供することにある。 【解決手段】 押板12をベース14にネジ22を用い
て固定すると、可動部12dの内側端部12fで且つ加
工用穴12a周縁に位置するワーク接触部12hがワー
ク16に当接する。これにより、ワーク16の加工部分
周囲は押板12とベース14との間に挟まれて固定され
る。ネジ22の締め具合を調整することで、ワーク接触
部12hがワーク16を押圧する力を各可動部12d毎
に調整することができ、ワーク16の平坦度を高い精度
で調整し設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金型における薄物
積層キャビティ等を加工する際に、ワークを固定する加
工クランプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】積層キャビティ等を固定する従来のクラ
ンプ構造としては、図6に示すものがあった。このクラ
ンプ構造においては、角板からなるブランク2に位置決
め穴2aを2箇所に設け、この位置決め穴2aを基準に
して治具本体に位置決めし、2枚(又は4枚)のクラン
プ板4を治具本体に取り付けることによりブランク2の
一部を押圧してブランク2を固定していた。上記のよう
に固定されたブランク2には、ワイヤー加工を施して穴
部6を形成し、次に、外径部8に沿ってワイヤー加工を
施して切り落とし、図7に示すような金型部品10を形
成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のクランプ構
造においては、穴部6の形成と外径部8の切り落としを
行うために、それぞれワイヤー加工を施していたので、
穴部6と外径部8との相互の位置精度があまり良くない
という問題があった。通常、金型の形成には数μ単位の
精度が求められるため、精度を向上するこことが課題と
なっていた。
【0004】また、金型部品10の外径部8の外側をク
ランプ板4で挟んで固定することが必要であるため、外
径部8の外側を大きくとらなければならず、ブランク2
の外形を大きくしなければならなかった。特に、加工し
た金型部品10の平坦度を設定した基準に対して±1〜
2μ以内に収めるという高精度で形成するには、外径部
8を形成するのに必要な寸法(例えば9mm,10m
m,11mm等)に対して4〜5倍の寸法を有するブラ
ンクを使用しなければならなかった。このため、材料費
が高くなり、コストを下げることが課題となっていた。
【0005】また、材料費を低減するために、大型のブ
ランクを使用せずに加工を施すワークの一部を直接クラ
ンプ板4等で押えて固定すると、ワークに反りが生じて
平坦度が著しく低下し、使用することができなくなると
いう問題があった。
【0006】また、図6に示すようなブランク2を使用
する場合であっても、その外周付近の一部を2枚又は4
枚のクランプ板4で挟んで固定するものであるため、各
クランプ板4の締め具合によって平坦度が大きく変わ
る。このため、各クランプ板4の締め具合を微調整して
平坦度を精度良く設定することが必要であった。しかし
ながら、複数のクランプ板4を微調整して平坦度を出す
には、熟練を要するため、より簡単に平坦度を出すこと
が課題となっていた。
【0007】また、穴部6の加工と外径部8の切り落と
しのために、2回のワイヤー加工が必要であったため、
加工費が高くなるという問題もあった。更に、近年では
加工費をより一層低減するため、一度に多くのワークを
固定して加工する多数個取りすることも求められてい
た。
【0008】本発明は、上記従来技術の課題に鑑みなさ
れたもので、加工精度を向上し、平坦度の調整作業を容
易にし、加工コストも低減することができる加工クラン
プ装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の加工クランプ装
置は、請求項1に示すように、ワークを載置するベース
と、前記ワークの外径よりも径小となる加工用穴と、該
加工用穴と外周より内側の領域に形成される割溝によっ
て形成されている複数の可動部と、該可動部にそれぞれ
設けられたネジ取付穴とを有する押板と、該押板のネジ
取付穴を介してそれぞれ前記ベースに取り付けられ、前
記押板をベースに固定する複数のネジと、を備え、前記
押板とベースとの間に前記ワークを挟んで固定するもの
である。また、請求項2に示すように、この加工クラン
プ装置においては、前記割溝により挟まれるきょう角が
均等になるように設定したものとなっている。また、請
求項3に示すように、この加工クランプ装置において
は、前記ネジ取付穴は等間隔に配設されている。
【0010】また、請求項4に示すように、この加工ク
ランプ装置における前記可動部は、その内側端部の前記
ベースに対向する面に前記ワークに接触するワーク接触
部を有するものとなっている。また、請求項5に示すよ
うに、前記押板の前記ベースに対向する面には、前記ワ
ーク接触部から外周付近にかけて凹状部が設けられてい
る。また、請求項6に示すように、前記ベースには複数
のガイドピンが取り付けられ、前記押板の割溝上には前
記ガイドピンに適合する複数のガイドピン逃げ穴が設け
られている。
【0011】また、請求項7に示すように、この加工ク
ランプ装置における前記加工用穴の内径は前記ワークの
外径に対して0.5〜2.0mm小さく形成されている
ものとなっている。また、請求項8に示すように、前記
割溝は、少なくとも3本設けられている。また、請求項
9に示すように、前記ネジ取付穴は、前記割溝間の中央
で且つ前記押板の凹状部を貫くように形成されている。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の加工クランプ装置におい
ては、ベース上に載置されたワークを、ベースにネジで
固定される押板で押圧することによりベースと押板で挟
んで固定している。この押板は、ワークの外径より径小
となる加工用穴と、この加工用穴から押板の外周より内
側の領域に形成される割溝により切離されて形成される
複数の可動部と、この可動部にそれぞれ設けられた複数
のネジ取付穴を有している。割溝は、その割溝に挟まれ
るきょう角が均等となるように位置が設定されている。
また、ネジ取付穴は、割溝の間に等間隔に設けられてい
る。
【0013】この押板をベースに固定すると、可動部の
内側端部で且つ加工用穴周縁に位置するワーク接触部が
ワークに当接し、ベースとの間にワークの加工部分周囲
を挟んで固定する。可動部の内側端部は、割溝により隣
の可動部の内側端部から切り離されているため、可動部
毎にそれぞれワークを押圧する力を設定することが可能
となる。このため、各可動部にそれぞれ対応するネジの
締め具合を調整することで、ワーク接触部がワークを押
圧する力を各可動部毎に調整することができ、ワークの
平坦度を高い精度で調整し設定することができる。この
ようにして固定したワークには、押板の加工用穴から加
工を施すことで穴部が形成される。
【0014】また、ワークを押板とベースで直接クラン
プしても、ワークに加工を施す部分の周囲全周を均等又
は平坦度を調整するため部分的に偏った状態で挟むこと
ができるので、ワークに反りが発生して平坦度が低下す
ることがない。従って、外形寸法を予め仕上げたワーク
を固定して加工を施せば、ワークの外形及び穴部の位置
関係や形状を一工程で精度良く加工、形成することがで
きる。
【0015】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例に係る加工クランプ装置の
押板を示す平面図、図2は図1に示す押板のA−A断面
図、図3は本発明の一実施例に係る加工クランプ装置の
ベースを示す平面図、図4は図3に示すベースの部分拡
大図、図5は図1及び図3に示す押板とベースによりワ
ークをクランプしたときの状態を示す加工クランプ装置
の断面図である。尚、本実施例においては、外径9m
m、厚さ0.2mmのワーク16をクランプするときの
状態を示している。
【0016】押板12は円板形状をなすものであり、そ
の中心部に加工用穴12aを有している。この加工用穴
12aの内径は、ワーク16(図5)の外径に対して
0.5〜2.0mm小さく設定されている。ワーク16
はこの加工用穴12aの周縁部分で押圧されると共に加
工用穴12aを通して加工されるため、0.5mm以下
であるとワーク16を確実に固定することが難しくな
り、2.0mm以上であると加工時に工具等が押板12
に干渉することがあるため、加工用穴12aの内径を上
記範囲に設定している。また、この加工用穴12aに
は、ワーク方向決めピン18(図4)を逃げるためのワ
ーク方向決めピン逃げ穴12bが4箇所に連設されてい
る。このワーク方向決めピン逃げ穴12bは、加工用穴
12aの中心軸と同方向の中心軸を有し、その一部が加
工用穴12aに重なるように形成されている。尚、ワー
ク方向決めピン18は、後述するベース14にワーク1
6を載置する際にワーク16の向きを規定するために必
要に応じてベース14に取り付けられるものである。
【0017】また、押板12は、加工用穴12aから外
周より内側の領域に、径方向に沿った直線状の割溝12
cを3本有している。この割溝12cは、それらに挟ま
れたきょう角が均等(120度)になるように放射状に
形成されている。このように割溝12c間のきょう角を
均等に設定することにより、後述する3つのワーク接触
部12hの形状や面積を等しく設定してワーク16を容
易にバランス良く押えることができるようにしている。
また、割溝12cは、ワイヤー放電加工方法にて形成す
るので、その溝幅は0.2〜0.5mmでの比較的加工
形成し易い寸法に設定されている。可動部12dは、上
記割溝12cにより切離された扇形状をなし、その外方
に位置する円弧状部12eが一体となり、内側端部12
fが解放された状態になっている。また、割溝12cの
間には等間隔に3個のネジ取付穴12gが設けられてい
る。このネジ取付穴12gは、可動部12dの略中央、
即ち、割溝12cと割溝12cとの中間で且つ加工用穴
12aから押板12の外周までの寸法の1/3〜2/5
となる距離だけ加工用穴12aから離れた所に形成され
ている。このようにネジ取付穴12gの位置を設定して
いるので、ネジを締めると可動部12dがワーク16に
対してほぼ平行に可動し、後述するワーク接触部12h
をワーク16に均一に接触させることができる。また、
上記1/3の距離より加工用穴12aに近い所にネジ取
付穴12gを設けると、加工時にネジが工具等に干渉す
る可能性があり、上記2/5の距離より加工用穴12a
から離れた所にネジ取付穴12gを設けるとネジの締め
付けに応じた可動部12dの内側端部12fの可動量が
大きくなって微細な調整が難しくなるため、上記範囲の
位置に形成している。
【0018】また、可動部12dの内側端部12fのベ
ース14に対向する面には、ワーク16に接触するワー
ク接触部12hが設けられている。また、押板12のベ
ース14に対向する面には、ワーク接触部12hから外
周付近にかけて凹状部12iが形成されており、可動部
12dにバネ性を持たせる構造となっている。尚、この
凹状部12iを貫くように前述したネジ取付穴12gが
形成されている。
【0019】また、この押板12には、後述するように
ベース14に取り付けられたガイドピン20(図5)に
適合するガイドピン逃げ穴12jが割溝12c上に形成
されている。
【0020】一方、ベース14には、4つのワーク16
を一度に加工することができるように、4箇所にワーク
固定部14aが設けられている。また、穴部14bに
は、ワーク方向決めピン18を取り付けるためのワーク
方向決めピン取付穴14dが4箇所に連設されている。
このワーク方向決めピン取付穴14dは、穴部14bの
中心軸と同方向の中心軸を有し、その一部が穴部14b
に重なるように形成されている。このため、穴部14b
とワーク方向決めピン取付穴14dはその内周壁の一部
が欠けて連結したものとなっている。ここに取り付けら
れるワーク方向決めピン18は、その外周壁の一部が穴
部14b内に突出することになり、これにワーク16の
外周に必要に応じて形成した凹部を適合させることによ
り、ワーク16の方向を決めることができる。
【0021】また、ワーク固定部14aには、穴部14
bと押板12の中心を合致させたときに押板12のネジ
取付穴12gに対応する位置にネジ穴14eが設けられ
ている。また、このネジ穴14eの間にはガイドピン2
0(図5)を圧入するガイドピン取付穴14fが3個設
けられて、それぞれのガイドピン取付穴14fにガイド
ピン20が各々圧入される。そして、この3本のガイド
ピン20の内側にワーク16を載置することによってワ
ークの位置決めがなされる。
【0022】また、ベース14のワーク固定部14aと
前述した押板12には、互いに対応する位置に位置精度
を良く設定するために用いる基準穴14g,12kがそ
れぞれ設けられている。
【0023】図5に示すネジ22は、押板12のネジ取
付穴12gを通してベース14のネジ穴14eに螺合さ
れるものである。このネジ22を取り付けることによ
り、押板12はベース14に固定され、そのときに押板
12の可動部12dによってワーク16を押圧して固定
する。
【0024】上記構成からなる加工クランプ装置を用い
てワーク16を固定すると次のようになる。図5に示す
ように、はじめにベース14の3本のガイドピン20の
内側にワーク16を載置する。このときに、ワーク16
の方向決めが必要な場合には予めベース14のワーク方
向決めピン取付穴14dにワーク方向決めピン18を取
り付けておき、これにワーク16の凹部が合致するよう
に嵌め込む。このようにベース14にワーク16を載置
した後、押板12をベース14に重ねる。これにより、
ベース14のガイドピン取付穴14fに圧入されたガイ
ドピン20が押板12のガイドピン逃げ穴12jに入る
ことになる。また、ワーク方向決めピン18がある場合
には、ワーク方向決めピン18も押板12のワーク方向
決めピン逃げ穴12bに入ることになる。
【0025】このように、ベース14に押板12を重ね
た後、ネジ22を押板12のネジ取付穴12gを通して
ベース14のネジ穴14eに螺合する。このときに、ワ
ーク16は、ベース14と押板12のワーク接触部12
hとの間に挟まれ、ネジ22を締めることによりワーク
接触部12hにより押圧されて固定される。このワーク
接触部12hは、前述したように、可動部12dの内側
端部12fに設けられており、また可動部12dは、凹
状部12iによりバネ性を有している。このため、ネジ
22の締め具合により、ワーク接触部12hの押圧力を
ワーク16の厚さに対応して弾性をもって微細に調整す
ることができる。また、平面方向から見ると割溝12c
により可動部12d及びワーク接触部12hは3つに分
割されているため、それらの押圧力をネジ22の締め具
合によってそれぞれ調整することができる。これによ
り、ワーク16の加工を施す部分の周囲全周をバランス
良く均等に又はあえて偏った状態で押圧して、平坦度を
高め、精度良く固定することができる。
【0026】尚、本実施例においては、押板12の割溝
12cを3本設けているが、その数を限定するものでは
なく、ワーク16の大きさや形状によって変更し、設定
することができるものである。
【0027】また、ワーク16の平面形状に関しても、
円形だけでなく、円形と矩形が組み合わされた異形のも
のであっても固定することが可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、ベースと押板との間に
ワークを挟み込んで固定する際に、割溝によって均等に
分割形成された可動部のワーク接触部によりワーク全体
をバランス良く且つ微細に押圧力を調整しながら固定す
ることができるので、ワークの平坦度を高め、高精度で
固定し加工することができる。
【0029】また、ワークを適度なバランスと押圧力で
固定することができるので、反りや曲がりの発生がな
い。このため、大型のブランクを使用することなく、予
め外形を高精度に仕上げたワークを直接クランプして固
定することができ、材料コストを大幅に低減することが
でき、しかも外形と加工部分との形状及び位置精度を高
めることができる。
【0030】また、押板の可動部はバネ性を有している
ので、ワークの厚みや形状に応じて適度にワークを押圧
固定することができ、ワークの反りや曲がりの発生をよ
り確実に防ぐことができる。
【0031】また、ベースに多数のワーク固定部を設
け、それらにそれぞれ押板を取り付けることで多数個取
りが可能であり、簡素な構造で精度良く多数個取りする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る加工クランプ装置の押
板を示す平面図である。
【図2】図1に示す押板のA−A断面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る加工クランプ装置のベ
ースを示す平面図である。
【図4】図3に示すベースの部分拡大図ある。
【図5】図1及び図3に示す押板とベースによりワーク
をクランプしたときの状態を示す加工クランプ装置の断
面図である。
【図6】従来のクランプ構造を示す平面図である。
【図7】図6に示すクランプ構造によって固定されて形
成された金型部品を示す断面図である。
【符号の説明】
12 押板 12a 加工用穴 12b ワーク方向決めピン逃げ穴 12c 割溝 12d 可動部 12f 内側端部 12g ネジ取付穴 12h ワーク接触部 12i 凹状部 12j ガイドピン逃げ穴 14 ベース 14a ワーク固定部 14b 穴部 14d ワーク方向決めピン取付穴 14e ネジ穴 14f ガイドピン取付穴 16 ワーク 18 ワーク方向決めピン 20 ガイドピン 22 ネジ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを載置するベースと、 前記ワークの外径よりも径小となる加工用穴と、該加工
    用穴と外周より内側の領域に形成される割溝によって形
    成されている複数の可動部と、該可動部にそれぞれ設け
    られたネジ取付穴とを有する押板と、 該押板のネジ取付穴を介してそれぞれ前記ベースに取り
    付けられ、前記押板をベースに固定する複数のネジと、 を備え、前記押板とベースとの間に前記ワークを挟んで
    固定することを特徴とする加工クランプ装置。
  2. 【請求項2】 前記割溝により挟まれるきょう角が均等
    になるように設定したことを特徴とする請求項1記載の
    加工クランプ装置。
  3. 【請求項3】 前記ネジ取付穴は等間隔に配設されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の加工クランプ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記可動部は、その内側端部の前記ベー
    スに対向する面に前記ワークに接触するワーク接触部を
    有することを特徴とする請求項1乃至3の一つに記載の
    加工クランプ装置。
  5. 【請求項5】 前記押板の前記ベースに対向する面に
    は、前記ワーク接触部から外周付近にかけて凹状部が設
    けられていることを特徴とする請求項4記載の加工クラ
    ンプ装置。
  6. 【請求項6】 前記ベースには複数のガイドピンが取り
    付けられ、前記押板の割溝上には前記ガイドピンに適合
    する複数のガイドピン逃げ穴が設けられていることを特
    徴とする請求項1乃至5の一つに記載の加工クランプ装
    置。
  7. 【請求項7】 前記加工用穴の内径は前記ワークの外径
    に対して0.5〜2.0mm小さく形成されていること
    を特徴とする請求項1乃至6の一つに記載の加工クラン
    プ装置。
  8. 【請求項8】 前記割溝は、少なくとも3本設けられて
    いることを特徴とする請求項1乃至6記載の加工クラン
    プ装置。
  9. 【請求項9】 前記ネジ取付穴は、前記割溝間の中央で
    且つ前記押板の凹状部を貫くように形成されていること
    を特徴とする請求項5記載の加工クランプ装置。
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