JP2003190389A - 遊技機及びプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

遊技機及びプログラム及び記憶媒体

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JP2003190389A
JP2003190389A JP2001397898A JP2001397898A JP2003190389A JP 2003190389 A JP2003190389 A JP 2003190389A JP 2001397898 A JP2001397898 A JP 2001397898A JP 2001397898 A JP2001397898 A JP 2001397898A JP 2003190389 A JP2003190389 A JP 2003190389A
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reel stop
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JP2001397898A
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Takashi Motoki
隆 本木
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Olympia KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常モード時の当選確率を高くする。 【解決手段】 当選役を構成する小役のうち、小役「ベ
ル」を操作順序を入賞に関連付ける小役「ベル1」と、
操作順序に拘わらない小役「ベル2」とから構成する。
当選役決定部で小役「ベル1」が当選されると、操作順
序決定部では操作順序当選テーブルを用いて操作順序を
決定する。そして、操作順序判定部で実際に押圧操作さ
れたストップボタンの押圧順序と、操作順序決定部で決
定された操作順序とを比較する。この比較結果が一致し
た場合に、図柄「ベル」を操作タイミングに合わせて同
一の入賞有効ライン上に揃えるように各リールを停止さ
せる。また、小役「ベル2」が当選した場合には、スト
ップボタンの押圧順序に関係なく小役「ベル」を入賞さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ店などの
遊技場に設置して使用される遊技機及びプログラム及び
記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ店などの遊技場に設置して使用
されるスロットマシンはパチスロ機と称され、その遊技
媒体となっているメダルに一定の価値が与えられて、ゲ
ームを行って獲得したメダルを種々の景品に交換するこ
とができる。このため、遊技者はメダルを大量に獲得す
るということだけを目的とし、ボーナスゲームモードに
移行する権利が得やすい台を選択してゲームを行おうと
するのが一般である。ボーナスゲームモードには例えば
ビッグボーナス(以下BB)モードやレギュラーボーナ
ス(RB)モードなどがあり、特にBBモードは、RB
モードに所定回数移行されるとともに、RBモードに移
行される前に、小役の当選確率が高くなるRB導入モー
ドに移行されるため、短期間で大量のメダルを獲得する
ことができる。
【0003】なお、本明細書中ではパチスロ機を例に挙
げて説明しているため、遊技媒体としてメダルを用いて
説明するが、遊技媒体としてはコインやパチンコ玉など
他の媒体も含む。また、「メダル(遊技媒体)投入」に
は、実際にメダル投入口にメダルを投入することの他
に、クレジットされたメダルをベットボタンなどにより
ベットすることを含む。さらに、本明細書中では、電子
抽選より当選役に当たったことを当選、当選した当選役
に対応したリール絵柄を入賞有効ライン上に揃えること
が可能な状態を内部入賞、内部入賞した当選役に対応し
たリール絵柄が入賞有効ライン上に揃った状態を入賞と
する。
【0004】短期間で大量のメダルを獲得できる期待を
抱かせることは、遊技者をスロットマシンに惹きつける
うえで重要な要素であり、近年、ボーナスゲームモード
の他にメダルの大量獲得を期待できるゲームモードを設
けるなど、遊技者の射幸心を煽るために様々な工夫がな
された機種が数多く提供されている。前記ゲームモード
の1つとして、遊技者のストップボタンの操作を促すア
シスト表示が行われるアシストタイム(AT)モードが
知られている。ATモードでは例えば3つのリールとは
別個に設けられたサブリール、あるいは液晶パネルなど
により、入賞有効ライン上に停止させる絵柄やストップ
ボタンの操作順序などが表示される。遊技者はこの表示
に従ってストップボタンを操作すると、内部入賞してい
る小役を入賞させやすくなるので、ATモード中はメダ
ルを増やしやすくなる。このため、ATモードが設けら
れた機種は、遊技者のメダル獲得への意欲を掻き立てて
ゲームへの興趣を盛り立てることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ATモードを搭載した
スロットマシンの中には、ストップボタンの操作順序に
より入賞の有無が決定される当選役が設けられている。
この当選役がATモード中に当選した場合には、サブリ
ールやランプ等により各リールの停止順序が報知される
ため、遊技者はその報知にしたがってストップボタンを
押圧すれば、その当選役を入賞させることができる。し
かしながら、通常モードのゲームで当選した場合には各
リールの停止順序が報知されないため、遊技者は勘に頼
って各ストップボタンを押圧するようになる。このた
め、この当選役の当選確率を高く設定していても通常モ
ードでのゲームでは入賞確率が低いものとなる。これに
より、通常モードでのゲームではメダルを得ることが難
しくなるので、結果的に遊技者の興趣を低減させてしま
うことになる。
【0006】本発明は、ストップボタンの操作順序が入
賞に関与した当選役を用いた場合でも通常モードでの入
賞確率を引き上げることができるようにした遊技機及び
プログラム及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の遊技機は、遊技開始手段の操作により当選
役を決定する当選役決定手段と、複数のリールごとに対
応して設けられたリール停止操作手段の操作に応答し、
前記当選役決定手段で決められた当選役を構成する図柄
が同一の入賞有効ライン上に停止するように、対応する
リールの停止制御を行うリール停止制御手段とを備えた
ものであり、前記当選役を構成する当選図柄のうち、所
定の当選図柄には、前記リール停止操作手段の操作順序
を抽選で決定する停止操作順序決定手段により決定した
操作順序の通りに停止操作したときのみ、リール停止操
作手段の操作タイミングに応答し入賞有効ライン上に停
止するようにリールの停止制御を行う特定操作順序当選
役と、前記操作順序当選役と同一の組み合わせからな
り、前記操作順序とは拘わりなく、リール停止操作手段
の操作タイミングに基づいて入賞有効ライン上に停止す
るようにリールの停止制御を行う不特定操作順序当選役
とを共に備え、前記当選役決定手段で決定された当選役
が特定操作順序当選役の時に、前記複数のリール停止操
作手段の操作順序が前記停止操作順序決定手段により決
定された操作順序と一致しているか否かを判定する操作
順序判定手段と、前記リール停止操作手段の操作順序が
一致しないときに、前記所定の当選図柄を同一の入賞有
効ライン上に揃えないようにリールの停止制御を変更す
るリール停止制御変更手段とを備えたものである。
【0008】また、前記当選役決定手段で決定された当
選役が前記所定の当選図柄となる当選役の場合に、特定
操作順序当選役であるか不特定操作順序当選役であるか
を報知することが好ましい。また、前記当選役決定手段
で決定された当選役が前記所定の当選図柄となる当選役
で、且つ前記リール停止操作手段の操作による各リール
が停止したときに、前記リール停止操作手段の操作順序
を報知することが好ましい。また、前記所定の当選図柄
は、前記リールの停止時に同一の入賞有効ライン上に引
き込むことのできる図柄であることが好ましい。
【0009】また、プログラムとしては、遊技開始手段
の操作により当選役を決定する当選役決定手段と、複数
のリールごとに対応して設けられたリール停止操作手段
の操作に応答し、前記当選役決定手段で決められた当選
役を構成する図柄が同一の入賞有効ライン上に停止する
ように、対応するリールの停止制御を行うリール停止制
御手段との他に、前記当選役を構成する当選図柄のう
ち、所定の当選図柄には、前記リール停止操作手段の操
作順序を抽選で決定する停止操作順序決定手段により決
定した操作順序の通りに停止操作したときのみ、リール
停止操作手段の操作タイミングに応答し入賞有効ライン
上に停止するようにリールの停止制御を行う特定操作順
序当選役と、前記操作順序当選役と同一の組み合わせか
らなり、前記操作順序とは拘わりなく、リール停止操作
手段の操作タイミングに基づいて入賞有効ライン上に停
止するようにリールの停止制御を行う不特定操作順序当
選役とを共に備えるとともに、前記当選役決定手段で決
定された当選役が特定操作順序当選役の時に、前記複数
のリール停止操作手段の操作順序が前記停止操作順序決
定手段により決定された操作順序と一致しているか否か
を判定する操作順序判定手段と、前記リール停止操作手
段の操作順序が一致しないときに、前記所定の当選図柄
を同一の入賞有効ライン上に揃えないようにリールの停
止制御を変更するリール停止制御変更手段としてコンピ
ュータを機能させるものである。
【0010】また、記憶媒体としては、上記記載のプロ
グラムが記憶されるとともに、そのプログラムをコンピ
ュータで読み取ることのできるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に示すように、スロットマシ
ン2は通常モード、BBモード、RBモード及びATモ
ードが設定されている。BBモードは、RBモードに3
回移行されるか又はRBモードに移行される前に行われ
るRB導入ゲームが30回行われることが終了条件とな
っている。RBモードは1枚がけの役物ゲームを8回入
賞させる又は12回行なわれることが終了条件となって
いる。ATモードは、サブリールでの操作順序の報知が
行われる5回のゲーム又は60回のゲームが行われるこ
とが終了条件となっている。
【0012】このスロットマシン2は、筐体3の前面扉
4に4個の図柄表示窓5〜8が設けられ、各々の表示窓
の奥に第1リール9a,第2リール9b,第3リール9
c及びサブリール10が回転自在に組み込まれている。
周知のように、第1〜第3リール9a〜9cの外周には
様々な絵柄が一定ピッチで配列され、リールが停止した
状態では対応する表示窓を通して1リール当たり3個の
絵柄が観察される。これにより、各リールの絵柄を1個
ずつ組み合わせた直線状の入賞ラインが横3本斜め2本
の合計5本設定されている。
【0013】ゲームの開始に先立ってメダル投入口11
から1枚のメダルを投入したときには中央横一本の入賞
ラインが有効化され、2枚では横3本、3枚ではさらに
斜め2本を加えた5本の入賞ラインが有効化される。以
下、有効化された入賞ラインを入賞有効ラインとする。
また、メダルは50枚を限度に貯留することが可能にな
っており、貯留されているメダルの枚数は、クレジット
枚数表示器12により表示される。
【0014】サブリール10は、ゲーム開始用のスター
トレバー13を操作したときに、他のリール9a〜9c
とともに回転を始め、スタートレバー13の操作時の電
子抽選で、例えばBBモードに移行させるBB移行役が
抽選されたときにBB当選し、「7」を表示し、BB当
選していることを遊技者に告知する。同様に、通常モー
ド下のゲームでRB移行役が抽選された場合には「BA
R」を表示する。また、ATモードに移行した場合に
は、第1〜第3ストップボタン14a〜14cの操作順
序又は当選役に対応する図柄を図柄表示窓8に表示す
る。なお、ATモードでのリールの停止順序の報知をサ
ブリール10を用いる代わりに、例えばストップボタン
の後面に配置されるランプや、リールの内側に設けられ
たランプ等により停止順序毎に発光させて報知するよう
にしてもよい。
【0015】リール停止操作手段であるストップボタン
14a〜14cの上方の操作パネルには、メダルがクレ
ジットされた状態でゲームを行うときに操作される1枚
ベットボタン、2枚ベットボタン、MAXベットボタ
ン、ペイアウトボタンなどの各種の操作ボタンが設けら
れている。これらの操作ボタンの機能はいずれも周知で
あるのでその詳細については省略する。
【0016】図2に示すように、スロットマシン2の作
動は基本的にCPU20及びメモリ21を含むマイクロ
コンピュータによって管制される。メダルセンサ22は
メダル投入口11から投入された適正なメダルを検知
し、CPU20の制御部20aに入力する。メダル投入
口11の奥にはセレクタが組み込まれ、不適正なメダル
はメダル払出口16を介してメダル受け皿17(図1参
照)に排出される。また、セレクタは不適切なタイミン
グでメダルの投入が行われたとき、例えばゲームの途中
や各種の操作ボタンが押されたままの状態で投入された
メダルについても、メダルセンサ22を経由させずにメ
ダル受け皿17に排出する。
【0017】なお、ゲームの開始に先立って投入するメ
ダルの枚数は1〜3枚に限られているため、クレジット
機能を用いていないときには4枚目以降に投入されたメ
ダルもメダルセンサ22で検知されることなくメダル受
け皿17に排出される。クレジット機能のオン/オフは
ペイアウトボタンの1プッシュごとに切替えられる。そ
して、クレジット機能がオン状態のときには4枚目以降
に投入されたメダルもメダルセンサ22で検知され、5
0枚を限度にスロットマシン2の内部に貯留される。貯
留されたメダルの枚数は、クレジット枚数表示器12で
デジタル表示される。クレジット機能を用いているとき
には、前述した1枚ベットボタンやMAXベットボタン
の操作によりメダルの投入操作が行われ、そのベット枚
数がクレジット枚数から逐次に減算される。また、ゲー
ムの結果、当たりが得られたときには配当メダルもクレ
ジットされ、ペイアウトボタンを操作したときにクレジ
ットされたメダルがメダル受け皿17に払い出される。
【0018】制御部20aは、ゲームの開始に先立って
投入された1〜3枚のメダルの枚数をメダルセンサ22
からの検知信号に基づいて計数し、これにより入賞有効
ラインの本数が決定される。また、ゲームの開始ごとに
投入されたメダルのベット枚数は制御部20aの内部に
設けられたカウンタで積算して計数される。なお、クレ
ジット枚数は図示を省略した別のクレジットメダルカウ
ンタで計数される。
【0019】スタートスイッチセンサ23は、スタート
レバー13が操作されたときにオンとなり、ゲームスタ
ート信号を制御部20aに向けて出力する。そして、ゲ
ームスタート信号が出力されるごとに、ゲーム数カウン
タ24のカウント値が「1」だけインクリメントされ
る。したがって、ゲーム数カウンタ24のカウント値を
参照することによって、このスロットマシン2で実行さ
れたゲームの回数を識別することができる。
【0020】ゲームスタート信号を受けて、制御部20
aはメモリ21のROM領域に格納されたゲーム実行プ
ログラムに基づいて第1〜第3リール9a〜9c及びサ
ブリール10を回転させるとともにゲームの処理を開始
する。各リールの駆動及び停止制御は、リール駆動コン
トローラ27によって行われる。それぞれのリールは個
別のステッピングモータ28a〜28dの駆動軸に固着
され、各ステッピングモータ28a〜28dの駆動を制
御することにより各リールの制御が行われる。なお、メ
モリ21のRAM領域はワーキングエリアとなってお
り、毎回のゲームごとに利用されるフラグやデータなど
の一時的保管や書き換えなどに用いられる。
【0021】ステッピングモータ28a〜28dは供給
された駆動パルスの個数に応じた回転角で回転するか
ら、制御部20aにより駆動パルスの供給個数を制御す
ることによって第1〜第3リール9a〜9c及びサブリ
ール10の回転角を制御することができ、また駆動パル
スの供給を絶つことによりリールの停止位置を決めるこ
とができる。また、各リールには、その基準位置に反射
信号部29a〜29dが一体に形成され、その一回転ご
とにフォトセンサ30a〜30dがそれぞれの反射信号
部29の通過を光電検出する。フォトセンサ30a〜3
0dによる検知信号は、リールごとのリセット信号とし
て制御部20aに出力される。
【0022】制御部20aの内部には、ステッピングモ
ータごとにパルスカウンタが設けられ、各々のステッピ
ングモータに供給された駆動パルスの個数を計数する。
このパルスカウンタのカウント値は、リセット信号が入
力されるたびにクリアされ、再びアップカウントされ
る。したがって、それぞれのパルスカウンタには、各リ
ールの1回転内の回転角に対応した駆動パルスの個数が
逐次に更新しながら保存されることになる。
【0023】メモリ21のROM領域には絵柄テーブル
が格納され、絵柄テーブルには、各リールの基準位置か
らの回転角に対応した駆動パルスの個数と、リールに一
定ピッチで配列されたそれぞれの絵柄を表す絵柄コード
とが対応づけられている。したがって、リールごとにパ
ルスカウンタのカウント値を監視することによって、例
えば中央の入賞有効ライン上にどの絵柄が移動してきて
いるのかを識別することができ、また、どの程度リール
を回転させれば目的の絵柄がその入賞有効ライン上に移
動してくるのかを予測することができる。
【0024】ストップボタン14a〜14cの内部には
センサが設けられており、ストップボタン14a〜14
cが押圧されたときに制御部20aに向けてリールごと
のストップ信号を入力する。スタートレバー13を操作
して全リールの回転が始まり、これらの回転が定常速度
に達した時点でストップボタン14a〜14cの操作が
有効化される。その後、これらを押圧操作することによ
ってそれぞれ対応する第1〜第3リール9a〜9cの停
止制御が開始される。以上のように、ストップボタン1
4a〜14cはリール停止操作手段、制御部20aはリ
ール停止制御手段としてそれぞれ機能する。なお、複数
のストップボタン14a〜14cを操作したときにはタ
イミングの早い方のリールだけが停止し、完全に同時操
作したときにはいずれのリールも停止しないようになっ
ている。以下では、実際に行われるストップボタンの操
作をストップボタンの押圧、その操作順序を押圧順序と
する。
【0025】制御部20aは、ゲームスタート信号を受
けて電子抽選部31を作動させる。電子抽選部31は乱
数発生部と乱数値サンプリング回路とを含み、ゲームが
開始されるごとに一つの乱数値を抽選し、当選役決定部
32ではその値に応じて現在実行されているゲームでの
当選役を決定する。このように、制御部20a、電子抽
選部31及び当選役決定部32は当選役決定手段として
機能する。
【0026】当選役決定部32には、複数の当選テーブ
ルが設けられている。この複数の当選テーブルには、通
常モード下での各ゲームにおける当選役の決定に用いら
れる第1当選テーブルと、BB及びRBが内部入賞した
場合に用いられる第2当選テーブルと、BBモード中の
RB導入ゲームで用いられる第3当選テーブルと、RB
モード中に用いられる第4当選テーブルとが設けられて
いる。電子抽選部31で抽選された当選の種類を表す当
選信号は当選役決定部32に送られ、この当選役信号が
制御部20aにフィードバックされる。当選役決定部3
2で決定した当選役は制御部20aに出力されるが、こ
の当選役信号がBB移行役及びRB移行役の場合には、
メモリ21のRAM領域にBB当選フラグ、RB当選フ
ラグを書き込む。
【0027】この当選役決定部32に設けられた各当選
テーブルには、BB移行役及びRB移行役の他に、小役
やハズレ役等が所定の割合で振り分けられている。小役
のうち引き込み確率が100%となる小役(本実施形態
では、小役「ベル」とする)を、ストップボタンの停止
操作順序を入賞の有無に関連付けた特定操作順序有効当
選役となる小役「ベル1」と、ストップボタンの停止操
作順序に拘わらない不特定操作順序当選役となる小役
「ベル2」から構成し、これら「ベル1」と「ベル2」
を各当選テーブルに所定の割合で振り分けている。
【0028】操作順序決定部33は、当選役決定部32
で決定された当選役が特定操作順序有効当選役となる小
役「ベル1」の場合に、制御部20aからの抽選開始信
号を受けて、ストップボタンの操作順序を抽選により決
定する。この操作順序決定部33には、操作順序抽選部
34、操作順序当選テーブル35が設けられている。操
作順序抽選部33は乱数発生部及びサンプリング回路を
含み、サンプリングされた乱数値を操作順序当選テーブ
ル35を参照して、ストップボタンの操作順序を決定す
る。
【0029】操作順序当選テーブル35は、当選役決定
部32で小役「ベル1」が当選した場合に用いられるも
のである。操作順序当選テーブル35では各ストップボ
タンの操作順序が「第1→第2→第3ストップボタ
ン」、「第1→第3→第2ストップボタン」、「第2→
第1→第3ストップボタン」、「第2→第3→第1スト
ップボタン」、「第3→第2→第1ストップボタン」、
「第3→第1→第2ストップボタン」の計6通りに振り
分けられている。この第1確率テーブル35では、振り
分けられた6つに対する当選確率は同一となるように設
定されている。なお、この第1確率テーブル35の当選
確率の振り分けは、上記形態に限定する必要はなく、各
操作順序に対する当選確率を変化させる等、適宜設定し
てよい。
【0030】操作順序比較判定部38は、操作順序決定
部35で決定された操作順序と、実際に行われる各スト
ップボタンの押圧順序とを比較し、その押圧順序が操作
順序と一致しているか否かの判定を行うために設けられ
ている。この操作順序比較判定部38での判定結果に基
づいて、制御部20aでは各リールの停止制御を行う。
例えば、ストップボタンの押圧順序が操作順序と一致し
ないと判定された場合には、制御部20aでは各リール
のリール停止制御を変更し、同一の入賞有効ライン上に
図柄「ベル」を揃えないようにリールを停止させる。こ
れにより、制御部20aはリール停止制御変更手段とし
ても機能する。
【0031】AT移行決定部40は、AT移行抽選部4
1、AT確率テーブル42、AT格上げ抽選部43、第
1格上げ当選テーブル44、第2格上げ当選テーブル4
5とから構成されている。AT移行抽選部40は、当選
役決定部32で「ハズレ」となる場合にAT当選テーブ
ル42を用いて移行抽選を行い、ATモードでのゲーム
へと移行させるか否かを決定するために用いられる。な
お、AT移行抽選部41で移行抽選に当選した場合に
は、次のゲームから5ゲーム間がATモードでのゲーム
となる。なお、「ハズレ」の場合にAT移行抽選を行う
ようにしたが、これに限定することはなく、AT移行抽
選を行う場合の当選役を適宜設定してよい。
【0032】AT格上げ抽選部43では、ATモードで
のゲームが5ゲーム目となる場合に抽選を行って、AT
モードでのゲームを更に60ゲーム行うか否かを決定す
る。第1格上げ当選テーブル44は、通常モードでのゲ
ームでATモードへ移行した場合に、第2格上げ当選テ
ーブル45は、BBモード終了後の例えば100ゲーム
間に用いられる。なお、第2格上げ当選テーブル45
は、第1格上げ当選テーブル44よりも当選確率が高く
設定されている。なお、AT格上げ抽選をATモードの
5ゲーム目に行うようにしたが、これに限定する必要は
なく、ATモード中のゲーム数に関係なくゲーム毎に行
うようにしたり、適宜設定してよい。
【0033】メダルホッパー46は、当選役が入賞した
際に、その当選役に対応する配当メダル数をメダル受け
皿16に払い出し、あるいはクレジットカウンタにその
規定枚数を加算する。なお、当選役の種類ごとに配当メ
ダルの枚数を決めた配当テーブルはメモリ21のROM
領域に格納されており、制御部20aがこれを読み取っ
てメダルホッパー46を駆動する。
【0034】初期設定入力部47は筐体3の内部に設け
られ、前面扉4を開いた状態で操作可能となる。この初
期設定入力部47には、主電源となる電源スイッチ、設
定変更ボタン、BBモードが終了した時点で打ち止めに
するか否かを選択できる選択スイッチ等が設けられる。
なお、ペイアウト率の変更は設定変更ボタンの押圧によ
り行われ、6段階の間でペイアウト率を可変できるよう
になっている。ペイアウト率の変更時には、各当選テー
ブルのグループ割り当ての調整も行われる。
【0035】次に、このように構成されたスロットマシ
ンの作用について図3〜4のフローチャートに基づき説
明する。ゲームの開始に先立って1〜3枚のメダルを投
入操作した後、スタートレバー13を操作すると通常モ
ードでのゲームが開始され、第1〜第3リール9a〜9
c、及びサブリール10が一斉に回転を始める。これと
同時に、電子抽選部31では乱数をサンプリングし、当
選役決定部32に出力する。この乱数値を用いて、当選
役決定部32では第1当選テーブルを参照して当選役を
決定し、その当選信号を制御部20aに出力する。
【0036】当選役決定部32で決定された当選役が例
えば小役「ベル1」となる場合、制御部20aは、操作
順序決定部33に抽選開始信号を出力する。この抽選開
始信号を受けて、操作順序抽選部34では、操作順序当
選テーブル35を用いて抽選を行って、第1〜第3スト
ップボタン14a〜14cの操作順序を決定する。例え
ば、この抽選でストップボタンの操作順序が、「第1→
第2→第3ストップボタン」となる場合に、遊技者が例
えば「第1→第2→第3ストップボタン」の順番で各ス
トップボタンを押圧した場合には、操作順序比較判定部
38では、ストップボタンの押圧順序が操作順序決定部
33で決定された操作順序と一致していると判定し、押
圧タイミングに合わせて、同一の入賞有効ライン上に図
柄「ベル」を揃えるように各リールを停止させる。そし
て、小役「ベル」の入賞に対するメダルの払い出しが行
われる。
【0037】一方、「第1→第3→第2ストップボタ
ン」の押圧順序で各ストップボタンが押圧された場合に
は、操作順序比較判定部38では、押圧順序が操作順序
とは異なると判定し、各リールの停止制御を例えば引き
込み制御から蹴飛ばし制御に変更して、同一の入賞有効
ライン上に図柄「ベル」を揃えないように各リールを停
止させる。これにより、このゲームでは小役「ベル」の
入賞が得られない。
【0038】また、当選役決定部32で決定された当選
役が小役「ベル2」の場合には、第1〜第3ストップボ
タン14a〜14cの押圧順序がどの順序で押圧された
場合でも、同一の入賞有効ライン上に図柄「ベル」が揃
うように各リールの停止制御を引き込み制御で行うの
で、小役「ベル」の入賞を得ることができる。
【0039】引き続き通常モードでのゲームが行われ、
例えば当選役決定部32でハズレとなる場合には、制御
部20aでは、抽選開始信号をAT移行決定部40に向
けて抽選開始信号を出力する。この抽選開始信号を受け
てAT移行抽選部41では、AT当選テーブル42を用
いて、ATモードに移行させるか否かを決定する。この
AT移行抽選部41でATモードに移行すると決定され
た場合、制御部20aは、次のゲームの開始とともにサ
ブリールを回転させて当選役決定部32で決定された当
選役を表示するように停止させる。例えば、決定された
当選役が小役「ベル1」となる場合には、その押し順と
なる図柄を図柄表示窓8に表示させる。なお、当選役決
定部32で決定された当選役が小役「ベル2」の場合に
は、サブリールの表示は図柄「ベル」となる。なお、A
Tモードへと移行しない場合には、通常モードでのゲー
ムが引き続き行われる。
【0040】ATモードでのゲームが5ゲーム目になる
と、制御部20aではAT格上げ抽選部43に抽選開始
信号を出力する。抽選開始信号を受けて、AT格上げ抽
選部43では、第1格上げテーブル44を用いた格上げ
抽選を行う。そして、格上げ抽選に当選すると、次のゲ
ームから60ゲームの間、ATモードが行われる。一
方、格上げ抽選でハズレとなる場合にはATモードが終
了し、次のゲームから通常モードでのゲームとなる。
【0041】また、通常モードでのゲームでBB移行役
が当選すると、制御部20aはメモリ21のRAM領域
にBB当選フラグを書き込む。BB当選フラグが立つ
と、CPU20はサブリール10を駆動しているステッ
ピングモータ28dの停止制御を開始し、サブリール1
0は絵柄「7」を図柄表示窓8に表した状態で停止す
る。これにより、遊技者はBB当選が内部入賞されてい
ることがわかる。この後、メダルが投入され、スタート
レバー14が操作されると、第1〜第3リール9a〜9
c、及びサブリール10が一斉に回転を始める。この
後、ストップボタン14a〜14cの押圧操作が有効化
され、制御部20aはリールごとに設けられた前述のパ
ルスカウンタのカウント値を参照しながらストップボタ
ン14a〜14cの操作タイミングを監視し、BB移行
役を構成する図柄が同一の入賞有効ライン上に揃うよう
に第1〜第3リール9a〜9cを停止させる。
【0042】遊技者がストップボタン14a〜14cを
押圧操作して「7」−「7」−「7」を揃えると、配当
メダルの払い出しが行われBBモードに移行する。BB
モード下でのゲームでは、当選役決定部32で用いられ
る当選テーブルが第2当選テーブルに切り替えられる。
BBモードでは、例えば30回のRB導入ゲーム中に2
〜3回のRBモードを行うことができる。RBモードで
は1枚のメダルベットでのゲームが行われ、最大8回入
賞するか、又は最大12回のゲームを行うことで終了す
る。なお、この場合、ストップボタン14a〜14cを
操作して3個のリールを停止させたときに有効化された
入賞有効ライン上に同じ絵柄が揃うことが多く、絵柄の
組み合わせに応じた枚数の配当メダルを獲得することが
できる。
【0043】このBBモード中のRB導入ゲームで小役
「ベル1」が当選されると、制御部20aでは、操作順
序決定部33に抽選開始信号を出力し、操作順序抽選部
33による第1〜第3ストップボタン14a〜14cの
操作順序を操作順序当選テーブル35を用いて決定す
る。操作順序比較判定部38では、操作順序決定部33
による操作順序と、各ストップボタンの押圧順序が一致
しているかの判定を行い、一致した場合にのみ同一の入
賞有効ライン上に図柄「ベル」が揃うように各リールの
停止制御を行う。なお、小役「ベル2」の場合には、ス
トップボタンの押圧順序に関係なく同一の入賞有効ライ
ン上に図柄「ベル」が揃うように各リールが停止され
る。
【0044】BBモードが終了すると通常モードに移行
するが、BBモードから通常モードに移行した最初の1
00ゲームの間にATモードに移行した場合、AT格上
げ抽選部43による格上げ抽選で用いられる格上げ当選
テーブルは、第2格上げ当選テーブル45となる。この
第2格上げ当選テーブルは、第1格上げ当選テーブルよ
りも格上げ当選される確率が高く設定されている。これ
により、BB終了後の100ゲームの間にATモードに
移行すると格上げされる確率が高くなり、結果的に大量
のメダルを獲得することが可能となる。
【0045】また、図2の機能ブロック図、図3及び図
4のフローチャートで示す手順及び機能をスロットマシ
ンの制御装置で実行するためのプログラムを、例えばフ
レキシブルディスク、光ディスク等の記憶媒体に記憶さ
せてもよい。図5に示すように、記憶媒体50には、当
選役を構成する当選図柄のうち、所定の当選図柄には、
前記リール停止操作手段の操作順序を抽選で決定する停
止操作順序決定手段により決定した操作順序の通りに停
止操作したときのみ、リール停止操作手段の操作タイミ
ングに応答し入賞有効ライン上に停止するようにリール
の停止制御を行う特定操作順序当選役と、前記操作順序
当選役と同一の組み合わせからなり、前記操作順序とは
拘わりなく、リール停止操作手段の操作タイミングに基
づいて入賞有効ライン上に停止するようにリールの停止
制御を行う不特定操作順序当選役とを共に備えるととも
に、前記当選役決定手段で決定された当選役が特定操作
順序当選役の時に、前記複数のリール停止操作手段の操
作順序が前記停止操作順序決定手段により決定された操
作順序と一致しているか否かを判定する操作順序判定手
段と、前記リール停止操作手段の操作順序が一致しない
ときに、前記所定の当選図柄を同一の入賞有効ライン上
に揃えないようにリールの停止制御を変更するリール停
止制御変更手段とが記憶されている。そのプログラムを
スロットマシン51にインストールしたり、読取装置5
2に記憶媒体50を装填した状態でゲームを実行させ
る。なお、符号53はCPU、符号54はメモリであ
る。
【0046】また、前記プログラムを、記憶媒体を利用
してインストールする代わりに、インターネットを利用
して、スロットマシンに配信させることができる。ま
た、上記プログラムに、ゲームを開始させる機能、リー
ルを回す機能、リールを停止させるための機能等のスロ
ットマシンの基本動作を実行させるプログラムを追加す
ることで、パソコンにインストールし、モニタ上でスロ
ットマシンゲームを行うことができる。
【0047】本実施形態では、小役「ベル」を、ストッ
プボタンの操作順序を入賞の有無に関連付けた特定操作
順序当選役となる「ベル1」と、操作順序に拘わらない
不特定操作順序当選役となる「ベル2」とから構成し、
通常モード中に小役「ベル1」又は「ベル2」のいずれ
れか一方が当選役決定部32で決定されたときに小役
「ベル」の報知を行わないようにしたが、特定操作順序
当選役である「ベル1」か不特定操作順序当選役である
「ベル2」かをサブリール10で報知するようにしても
よい。これにより、遊技者が小役「ベル」の時に入賞を
取りこぼすことが少なくなる。
【0048】また、当選役決定部32で小役「ベル1」
又は「ベル2」のいずれかが当選し、且つ各ストップボ
タンの押圧操作による各リールの停止後に、各ストップ
ボタンの操作順序を報知してもよい。この場合、例え
ば、全リールの停止後に、各ストップボタンの内部に配
置されたランプや、リールの内部に配置されたランプ等
を操作順序に合わせて点灯させたりすることで、遊技者
に操作順序を報知することができる。この場合、ストッ
プボタンの操作順序に拘わらない小役「ベル2」の場合
には、遊技者の押圧順序を報知順序とすることで、遊技
者に小役「ベル2」が当選していたことをわからないよ
うにすることができる。
【0049】本実施形態では、小役「ベル」を構成する
特定操作順序当選役「ベル1」の抽選確率と、不特定操
作順序当選役「ベル2」との当選確率については触れて
いないが、通常モードでのゲーム、BBやRBの内部入
賞中のゲーム、BBモードでのRB導入ゲーム等の遊技
状態に応じて、小役「ベル1」の当選確率と、小役「ベ
ル2」の抽選確率の比率を変化させるようにしてもよ
い。このように小役「ベル」の種類に応じて当選確率を
変更させることにより、ゲームに対するさらなる興味と
好奇心を与えることが可能になる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明の遊技機によれ
ば、当選役を構成する当選図柄のうち、所定の当選図柄
には、リール停止操作手段の操作順序を抽選で決定する
停止操作順序決定手段により決定した操作順序の通りに
停止操作したときのみ、リール停止操作手段の操作タイ
ミングに応答し入賞有効ライン上に停止するようにリー
ルの停止制御を行う特定操作順序当選役と、操作順序当
選役と同一の組み合わせからなり、操作順序とは拘わり
なく、リール停止操作手段の操作タイミングに基づいて
入賞有効ライン上に停止するようにリールの停止制御を
行う不特定操作順序当選役とを備えたので、通常モード
でのゲーム中の小役の入賞確率が高くなり、結果的にメ
ダルを得やすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したスロットマシンの外観を示す
斜視図である。
【図2】図1に示したスロットマシン内部の電気的構成
を示す機能ブロック図である。
【図3】ゲームの流れを示すフローチャートである。
【図4】ゲームの流れを示すフローチャートである。
【図5】プログラムが格納された記録媒体を、スロット
マシンにインストールする場合の説明図である。
【符号の説明】
2 スロットマシン 14a 第1ストップボタン 14b 第2ストップボタン 14c 第3ストップボタン 33 操作順序決定部 34 操作順序抽選部 35 操作順序当選テーブル 38 操作順序比較判定部 40 AT移行決定部 41 AT移行抽選部 42 AT当選テーブル 43 AT格上げ抽選部 44 第1格上げ当選テーブル 45 第2格上げ当選テーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技開始手段の操作により当選役を決定
    する当選役決定手段と、複数のリールごとに対応して設
    けられたリール停止操作手段の操作に応答し、前記当選
    役決定手段で決められた当選役を構成する図柄が同一の
    入賞有効ライン上に停止するように、対応するリールの
    停止制御を行うリール停止制御手段とを備えた遊技機に
    おいて、 前記当選役を構成する当選図柄のうち、所定の当選図柄
    には、前記リール停止操作手段の操作順序を抽選で決定
    する停止操作順序決定手段により決定した操作順序の通
    りに停止操作したときのみ、リール停止操作手段の操作
    タイミングに応答し入賞有効ライン上に停止するように
    リールの停止制御を行う特定操作順序当選役と、 前記操作順序当選役と同一の組み合わせからなり、前記
    操作順序とは拘わりなく、リール停止操作手段の操作タ
    イミングに基づいて入賞有効ライン上に停止するように
    リールの停止制御を行う不特定操作順序当選役とを備
    え、 前記当選役決定手段で決定された当選役が特定操作順序
    当選役の時に、前記複数のリール停止操作手段の操作順
    序が前記停止操作順序決定手段により決定された操作順
    序と一致しているか否かを判定する操作順序判定手段
    と、 前記リール停止操作手段の操作順序が一致しないとき
    に、前記所定の当選図柄を同一の入賞有効ライン上に揃
    えないようにリールの停止制御を変更するリール停止制
    御変更手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記当選役決定手段で決定された当選役
    が前記所定の当選図柄となる当選役の場合に、特定操作
    順序当選役であるか不特定操作順序当選役であるかを報
    知することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記当選役決定手段で決定された当選役
    が前記所定の当選図柄となる当選役で、且つ前記リール
    停止操作手段の操作による各リールが停止したときに、
    前記リール停止操作手段の操作順序を報知することを特
    徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記所定の当選図柄は、前記リールの停
    止時に同一の入賞有効ライン上に引き込むことのできる
    図柄であることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載
    の遊技機。
  5. 【請求項5】 遊技開始手段の操作により当選役を決定
    する当選役決定手段と、複数のリールごとに対応して設
    けられたリール停止操作手段の操作に応答し、前記当選
    役決定手段で決められた当選役を構成する図柄が同一の
    入賞有効ライン上に停止するように、対応するリールの
    停止制御を行うリール停止制御手段との他に、前記当選
    役を構成する当選図柄のうち、所定の当選図柄には、前
    記リール停止操作手段の操作順序を抽選で決定する停止
    操作順序決定手段により決定した操作順序の通りに停止
    操作したときのみ、リール停止操作手段の操作タイミン
    グに応答し入賞有効ライン上に停止するようにリールの
    停止制御を行う特定操作順序当選役と、前記操作順序当
    選役と同一の組み合わせからなり、前記操作順序とは拘
    わりなく、リール停止操作手段の操作タイミングに基づ
    いて入賞有効ライン上に停止するようにリールの停止制
    御を行う不特定操作順序当選役とを共に備えるととも
    に、前記当選役決定手段で決定された当選役が特定操作
    順序当選役の時に、前記複数のリール停止操作手段の操
    作順序が前記停止操作順序決定手段により決定された操
    作順序と一致しているか否かを判定する操作順序判定手
    段と、前記リール停止操作手段の操作順序が一致しない
    ときに、前記所定の当選図柄を同一の入賞有効ライン上
    に揃えないようにリールの停止制御を変更するリール停
    止制御変更手段としてコンピュータを機能させるための
    プログラム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のプログラムが記憶される
    とともに、そのプログラムをコンピュータで読み取るこ
    とのできる記憶媒体。
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