JP2003190332A - ソリッドゴルフボール - Google Patents

ソリッドゴルフボール

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JP2003190332A
JP2003190332A JP2001399864A JP2001399864A JP2003190332A JP 2003190332 A JP2003190332 A JP 2003190332A JP 2001399864 A JP2001399864 A JP 2001399864A JP 2001399864 A JP2001399864 A JP 2001399864A JP 2003190332 A JP2003190332 A JP 2003190332A
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golf ball
core
air bleeding
solid golf
cover
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JP2001399864A
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English (en)
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Hirotaka Shimozaka
浩貴 下坂
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Bridgestone Sports Co Ltd
Original Assignee
Bridgestone Sports Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ゴムのコアと、カバーとを具備するゴル
フボールにおいて、コアの硬さが、コアに5kgから1
30kgの荷重を負荷した時の変形量として2.0mm
以上、カバーが、射出成形用の金型として上下割型の各
極から半径10mmの領域にエア抜き部を有すると共
に、エア抜き部の隙間長さが総計で90mm以上、各エ
ア抜き隙間幅が0.01〜0.08mm、エア抜き隙間
の全面積が1〜5mm2である金型を使用して、熱可塑
性ウレタン樹脂を主材とするカバー材料を0.9〜1.
7mmの厚さに射出成形することにより形成されたソリ
ッドゴルフボール。 【効果】 本発明のソリッドゴルフボールは、軟らかい
パターフィーリングを保ちながら、高反発で、コントロ
ール性、耐久性も良好なものであり、またカバーが薄く
ても安定して射出成形できるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム製のコアに熱
可塑性ウレタン樹脂を比較的薄く射出成形してカバーを
形成したソリッドゴルフボールに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】熱可塑
性ウレタン樹脂のカバー(以下、単にウレタンカバーと
略す場合がある)を用いたゴルフボールは従来より提案
されている。この場合、ウレタンカバーの成形法として
は射出成形法が容易にカバー成形し得る点から推奨され
るが、ウレタンカバーは、アイオノマー樹脂やポリエス
テルエラストマー等の比較的平滑な樹脂表面に対して
は、比較的容易に射出成形し得るものの、表面が粗いゴ
ムの上にウレタンカバーを薄く射出成形することは困難
である。この場合、ウレタンカバーを比較的厚く(例え
ば厚さ1.9mm以上)に射出成形することは容易であ
るが、0.8mm以下の薄いウレタンカバーを射出成形
することは難しい。
【0003】このように、表面の粗いコアに薄くウレタ
ンカバーを射出成形する時にカバー材がうまく入らない
ことが多々ある。これは、溶融したウレタンカバー材が
コア表面の影響を受け、均一にコア周りに注入できない
ためである。この場合、均一にカバー材がコア周りに注
入できないため、金型内に残存するエアがゴルフボール
表面に残ってしまう現象も起こっている。また、コアの
変形が大きい場合にも均一なカバー材の注入が困難とな
る。
【0004】本発明は、上記事情を改善するためなされ
たもので、ゴム製コアに薄いウレタンカバーを射出成形
により形成し、軟らかいフィーリングで十分な初速を得
ることができ、コントロール性、フィーリング性が良好
で、耐擦過傷性にも優れたソリッドゴルフボールを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記の目的を達成するため鋭意検討を行った
結果、下記の特定の射出成形用金型を使用することによ
り、ゴム製コア上に直接、容易にウレタンカバーを薄く
射出成形することができ、更にこのコアの硬さ、カバー
の厚さを適正化することにより、軟らかいパターフィー
リングを保ちながら、高反発のボールを得ることがで
き、このボールは、コントロール性、耐擦過傷性も優れ
ていることを見出し、本発明をなすに至ったものであ
る。
【0006】従って、本発明は、下記のソリッドゴルフ
ボールを提供する。 請求項1:ゴム組成物により形成されたコアと、これを
直接被覆するカバーとを具備するゴルフボールにおい
て、上記コアの硬さが、コアに5kgから130kgの
荷重を負荷した時の変形量として2.0mm以上であ
り、カバーが、射出成形用の金型として上下割型からな
り、これら上下割型の合わせ面を赤道とする上下割型の
各極から半径10mmの領域にエア抜き部を有すると共
に、これらエア抜き部の隙間長さが総計で90mm以上
であり、各エア抜き隙間幅が0.01〜0.08mmで
あり、かつエア抜き隙間の全面積(赤道面に沿って測定
した場合)が1〜5mm2である金型を使用して、熱可
塑性ウレタン樹脂を主材とするカバー材料を0.9〜
1.7mmの厚さに射出成形することにより形成された
ものであることを特徴とするソリッドゴルフボール。 請求項2:上下割型の各極周辺に、第1のエア抜き隙間
内に周長が5mm以上の専用エア抜きピンをエア抜き隙
間幅が0.01〜0.08mmとなるように配設するこ
とにより第1のエア抜き部をそれぞれ形成した請求項1
記載のソリッドゴルフボール。 請求項3:上下割型の各極周辺に、第2のエア抜き隙間
内にコア支持兼用エア抜き可動ピンをエア抜き隙間幅が
0.01〜0.08mmとなるように進退可能に配設し
た第2のエア抜き部を、上下割型それぞれにおける上記
可動ピンの周長の合計が30mm以上となるように複数
個設けた請求項1又は2記載のソリッドゴルフボール。 請求項4:第2のエア抜き部を各極から半径3〜9mm
の領域に形成した請求項3記載のソリッドゴルフボー
ル。 請求項5:エア抜き隙間幅が0.03〜0.07mmで
ある請求項1乃至4のいずれか1項記載のソリッドゴル
フボール。 請求項6:エア抜き隙間の全面積が1.8〜3.4mm
2である請求項1乃至5のいずれか1項記載のソリッド
ゴルフボール。 請求項7:コアが内層コアと外層コアの2層構造を有す
るものである請求項1乃至6のいずれか1項記載のソリ
ッドゴルフボール。
【0007】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明のソリッドゴルフボールは、コアをゴム組成物に
より形成する。この場合、ゴム組成物は、ポリブタジエ
ンを主材としたものが好ましい。ポリブタジエンは、シ
ス−1,4結合を40%以上、特に90%以上含むもの
が好ましい。また、ポリブタジエンに加え、ポリイソプ
レン、スチレンブタジエンゴム、天然ゴム等のジエン系
ゴムも配合し得るが、ポリブタジエンは、基材ゴム中5
0重量%以上、特に70重量%以上含有されていること
が好ましい。
【0008】本発明のゴム組成物は、上記基材ゴム以外
に、アクリル酸亜鉛、メタクリル酸亜鉛等の不飽和脂肪
酸の亜鉛塩、不飽和脂肪酸のマグネシウム塩、その他の
金属塩やトリエタノールプロパンメタクリレート等のエ
ステル化合物、メタクリル酸等の不飽和脂肪酸などの架
橋剤を上記基材ゴム100部(重量部、以下同じ)に対
して好ましくは15〜50部の範囲で含有する。
【0009】また、ジクミルパーオキサイド等の有機過
酸化物を上記基材ゴム100部に対して好ましくは0.
1〜3部の範囲で含有する。更に、反発性を向上させる
ため、ペンタクロロチオフェノール亜鉛塩やジフェニル
ジスルフィド等の有機硫黄化合物などの加硫剤を基材ゴ
ム100部に対して0.1〜5部、特に0.2〜3部の
範囲で配合することが好ましい。
【0010】更に、必要に応じて、2,2−メチレンビ
ス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール)等
の老化防止剤、比重調整用等として酸化亜鉛、硫酸バリ
ウム、炭酸カルシウム等の充填剤を配合することができ
る。この場合、充填剤の配合量は、基材ゴム100部に
対して130部以下とすることができるが、好ましくは
反発性等の点で50部より少なくすることがよく、より
好ましくは45部以下、特に40部以下とすることが好
ましい。なお、充填剤を配合する場合の下限配合量は1
部以上、特に3部以上が好ましく、10部を超えてもよ
く、特に比重調整用に硫酸バリウムと酸化亜鉛がよく用
いられるが、反発性向上の点から、酸化亜鉛を主に使用
し、硫酸バリウムを10部以下、特に0部にすることが
好ましい。
【0011】上記ゴム組成物は、通常の混練機、例えば
バンバリーミキサー、ニーダー、ロール等を用いて混練
し、得られたコンパウンドをコンプレッション成形、イ
ンジェクション成形等によって所望形状に成形する。こ
の場合、加硫は130〜180℃で10〜60分の条件
とすることができる。
【0012】本発明において、コアは単層コアであって
も、内層コアと外層コアとからなる二層コア又はそれ以
上の多層コアであってもよいが、コア全体の硬さとして
は、コアに5kgから130kgの荷重を負荷した時の
変形量で、2.0mm以上、好ましくは2.5mm、よ
り好ましくは2.8mm以上、上限として好ましくは
4.0mm以下、より好ましくは3.0mm以下とす
る。これにより、軟らかいフィーリングを保ちながら高
反発のボールを得ることができる。
【0013】コアの直径は、38.5mm以上、特に3
9.0mm以上であり、上限として40.5mm以下で
あることが好ましい。直径が小さすぎると、カバーが厚
くなりすぎ、反発性が低下して十分な飛距離が得られな
くなる場合があり、直径が大きすぎると、カバーが薄く
なりすぎて、耐擦過傷性が悪くなるおそれがある。ま
た、カバーの射出成形が困難ともなる。
【0014】なお、コアを内層コアと外層コアとの二層
コアとする場合、内層コアは、コア直径が29〜36m
m、特に31〜34mmであることが好ましい。
【0015】一方、外層コアは、上記内層コアを被覆し
た状態での直径が38.5mm以上、特に39.0mm
以上であり、上限として40.5mm以下とすることが
好ましい。
【0016】また、内層コアと外層コアの硬度は、外層
コアの硬度の方が内層コアの硬度よりも高いことが好ま
しい。
【0017】比重については、より反発性を上げるた
め、外層コアに配合される充填剤を小さくして、外層コ
アの比重が内層コアよりも小さく設定されることが好ま
しい。
【0018】本発明のソリッドゴルフボールは、カバー
としてポリウレタン系エラストマーを主材としたものを
使用するもので、これにより本発明の目的を効果的に達
成し得たものである。この場合、ポリウレタン系エラス
トマーとしては、公知のいずれのものでもよいが、特に
本発明においては、下記のカバー成形材料によりカバー
を形成することが好ましい。 (A)熱可塑性ポリウレタン材料 (B)1分子中に官能基として2つ以上のイソシアネー
ト基を持つイソシアネート化合物(b−1)を、イソシ
アネートと実質的に反応しない熱可塑性樹脂(b−2)
中に分散させたイソシアネート混合物 本発明において、カバーを上述したカバー成形材料によ
って形成した場合には、より優れたフィーリング、コン
トロール性、耐カット性、耐擦過傷性、繰り返し打撃し
たときの割れ耐久性を有するゴルフボールを得ることが
できる。
【0019】次に、上記成分(A)、(B)について説
明する。 (A)熱可塑性ポリウレタン材料 熱可塑性ポリウレタン材料の構造は、高分子ポリオール
(ポリメリックグリコール)からなるソフトセグメント
と、ハードセグメントを構成する鎖延長剤及びジイソシ
アネートからなる。ここで、原料となる高分子ポリオー
ルとしては、従来から熱可塑性ポリウレタン材料に関す
る技術において使用されるものはいずれも使用でき、特
に制限されるものではないが、ポリエステル系とポリエ
ーテル系があり、反発弾性率が高く、低温特性に優れた
熱可塑性ポリウレタン材料を合成できる点で、ポリエー
テル系の方がポリエステル系に比べて好ましい。ポリエ
ーテルポリオールとしてはポリテトラメチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール等が挙げられるが、反発
弾性率と低温特性の点でポリテトラメチレングリコール
が特に好ましい。また、高分子ポリオールの平均分子量
は1000〜5000であることが好ましく、特に反発
弾性の高い熱可塑性ポリウレタン材料を合成するために
は2000〜4000であることが好ましい。
【0020】鎖延長剤としては、従来の熱可塑性ポリウ
レタン材料に関する技術において使用されるものを好適
に用いることができ、例えば1,4−ブチレングリコー
ル、1,2−エチレングリコール、1,3−ブタンジオ
ール、1,6−ヘキサンジオール、2,2−ジメチル−
1,3−プロパンジオール等が挙げられるが、これらに
限定されるものではない。これら鎖延長剤の平均分子量
は20〜15000であることが好ましい。
【0021】ジイソシアネートとしては、従来の熱可塑
性ポリウレタン材料に関する技術において使用されるも
のを好適に用いることができ、例えば4,4’−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート、2,4−トルエンジイソ
シアネート、2,6−トルエンジイソシアネートなどの
芳香族ジイソシアネートや、ヘキサメチレンジイソシア
ネートなどの脂肪族ジイソシアネート等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。但し、イソシア
ネート種によっては射出成形中の架橋反応をコントロー
ルすることが困難なものがある。本発明では、後述する
イソシアネート混合物(B)との反応性の安定性から、
芳香族ジイソシアネートである4,4’−ジフェニルメ
タンジイソシアネートが最も好ましい。
【0022】上述した材料からなる熱可塑性ポリウレタ
ン材料としては、市販品を好適に用いることができ、例
えばディーアイシーバイエルポリマー(株)製パンデッ
クスT−8290、T−8295、T−8260や、大
日精化工業(株)製レザミン2593、2597などが
挙げられる。
【0023】(B)イソシアネート混合物 イソシアネート混合物(B)は、1分子中に官能基とし
て2つ以上のイソシアネート基を持つイソシアネート化
合物(b−1)を、イソシアネートと実質的に反応しな
い熱可塑性樹脂(b−2)中に分散させたものである。
ここで、上記イソシアネート化合物(b−1)として
は、従来の熱可塑性ポリウレタン材料に関する技術にお
いて使用されるものを好適に用いることができ、例えば
4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4
−トルエンジイソシアネート、2,6−トルエンジイソ
シアネートなどの芳香族ジイソシアネートや、ヘキサメ
チレンジイソシアネートなどの脂肪族ジイソシアネート
等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
但し、反応性、作業安全性の面から、4,4’−ジフェ
ニルメタンジイソシアネートが最適である。
【0024】また、前記熱可塑性樹脂(b−2)として
は、吸水性が低く、熱可塑性ポリウレタン材料との相溶
性に優れた樹脂が好ましい。このような樹脂として、例
えばポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ABS樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステルエラストマー
(ポリエーテル・エステルブロック共重合体、ポリエス
エル・エステルブロック共重合体等)が挙げられるが、
反発弾性、強度の点からポリエステルエラストマー、中
でもポリエーテル・エステルブロック共重合体が特に好
ましい。
【0025】イソシアネート混合物(B)における熱可
塑性樹脂(b−2):イソシアネート化合物(b−1)
の配合比は、重量比で100:5〜100:100、特
に100:10〜100:40であることが好ましい。
熱可塑性樹脂(b−2)に対するイソシアネート化合物
(b−1)の配合量が少なすぎると、熱可塑性ポリウレ
タン材料(A)との架橋反応に十分な添加量を得るため
にはより多くのイソシアネート混合物(B)を添加しな
くてはならず、熱可塑性樹脂(b−2)の影響が大きく
作用することでカバー成形材料(C)の物性が不十分と
なる。熱可塑性樹脂(b−2)に対するイソシアネート
化合物(b−1)の配合量が多すぎると、イソシアネー
ト化合物(b−1)が混練り中にすべり現象を起こし、
イソシアネート混合物(B)の合成が困難となる。
【0026】イソシアネート混合物(B)は、例えば、
熱可塑性樹脂(b−2)にイソシアネート化合物(b−
1)を配合し、これらを温度130〜250℃のミキシ
ングロール又はバンバリーミキサーで十分に混練して、
ペレット化又は冷却後粉砕することにより得ることがで
きる。イソシアネート混合物(B)としては、市販品を
好適に用いることができ、例えば大日精化工業(株)製
クロスネートEM30などが挙げられる。
【0027】(C)カバー成形材料 カバー成形材料(C)は、前述した熱可塑性ポリウレタ
ン材料(A)及びイソシアネート混合物(B)を主成分
とするものである。カバー成形材料(C)における熱可
塑性ポリウレタン材料(A):イソシアネート混合物
(B)の配合比は、重量比で100:1〜100:10
0、特に100:5〜100:50、中でも100:1
0〜100:30であることが好ましい。熱可塑性ポリ
ウレタン材料(A)に対するイソシアネート混合物
(B)の配合量が少なすぎると架橋効果が十分に発現せ
ず、多すぎると未反応のイソシアネートが成形物に着色
現象を起こさせるので好ましくない。
【0028】カバー成形材料(C)には、上述した成分
に加えて他の成分を配合することができる。このような
他の成分として、例えば熱可塑性ポリウレタン材料以外
の熱可塑性高分子材料を挙げることができ、例えばポリ
エステルエラストマー、ポリアミドエラストマー、アイ
オノマー樹脂、スチレンブロックエラストマー、ポリエ
チレン、ナイロン樹脂等を配合することができる。この
場合、熱可塑性ポリウレタン材料以外の熱可塑性高分子
材料の配合量は、必須成分である熱可塑性ポリウレタン
材料100重量部に対して0〜100重量部、好ましく
は10〜75重量部、更に好ましくは10〜50重量部
であり、カバー材料の硬度の調整、反発性の改良、流動
性の改良、接着性の改良などに応じて適宜選択される。
更に、カバー成形材料(C)には、必要に応じて種々の
添加剤を配合することができ、例えば顔料、分散剤、酸
化防止剤、耐光安定剤、紫外線吸収剤、離型剤等を適宜
配合することができる。
【0029】カバー成形材料(C)を用いたカバーの成
形では、例えば、熱可塑性ポリウレタン材料(A)にイ
ソシアネート混合物(B)を添加してドライミキシング
し、この混合物を用いて射出成形機によりコアの周囲に
カバーを成形することができる。成形温度は熱可塑性ポ
リウレタン材料(A)の種類によって異なるが、通常1
50〜250℃の範囲で行われる。
【0030】上記のようにして得られたゴルフボールカ
バーの反応形態、架橋形態としては、熱可塑性ポリウレ
タン材料の残存OH基にイソシアネート基が反応してウ
レタン結合を形成したり、熱可塑性ポリウレタン材料の
ウレタン基にイソシアネート基の付加反応が生じ、アロ
ファネート、ビュレット架橋形態を形成したりすると考
えられる。この場合、カバー成形材料(C)の射出成形
直後は架橋反応が十分に進んでいないが、成形後にアニ
ーリングを行うことにより架橋反応が進行し、ゴルフボ
ールカバーとして有用な特性を保持するようになる。ア
ニーリングとは、カバーを一定温度、一定時間で加熱熟
成したり、室温で一定期間熟成したりすることを言う。
【0031】本発明において、カバーは、上記のように
ポリウレタン系エラストマーを主材として形成される
が、その硬度(カバー材料をシート状に形成した時の硬
度)をショアD硬度で45以上、好ましくは48以上、
上限として60以下、好ましくは52以下とすることが
好ましい。
【0032】本発明において、カバーの厚さは、0.9
mm以上、特に1.2mm以上、上限として1.7mm
以下、特に1.5mm以下である。カバーの厚さが薄す
ぎると、耐擦過傷性が悪くなったり、スピン性能がばら
つき、逆にカバーの厚さが厚すぎると、十分な反発が得
られなくなる。
【0033】本発明においては、このカバーの形成を射
出成形法によって行うものであり、この場合、射出成形
用の金型として、上下割型からなり、図1に示したよう
に、これら上下割型の合わせ面を赤道1とする上下割型
の各極2から半径10mmの領域3に、エア抜き部4
a,4bを有する金型を使用する。
【0034】この場合、エア抜き部は、単なるスリット
であってもよく、またピンが挿入されるエア抜きピン穴
であってもよい。このエア抜き部のエア抜き隙間5(単
なるスリットの隙間やエア抜きピン穴の場合はピン穴に
挿入されるピンとピン穴との間の隙間)の幅は、0.0
1mm以上、特に0.02mm以上、上限として0.0
8mm以下、特に0.04mm以下であることが必要で
ある。また、上記エア抜き隙間長さは、上下割型を合わ
せた総計で90mm以上、好ましくは120mm以上
で、上限が好ましくは200mm以下、特に180mm
以下のものであり、更に上記エア抜き隙間の全面積(赤
道面に沿って測定した場合)が1mm2以上、特に1.
8mm2以上、上限として5mm2以下、特に3.4mm
2以下とすることが必要である。
【0035】上記隙間長さが短すぎると、エアの抜けが
悪くなり、薄層ウレタンカバーを有するゴルフボールを
射出成形する過程において多くの成形不良を生じること
となる。なお、隙間長さが長すぎると、ディンプルの形
成において、ディンプル形状が変形する部分が多くなっ
てしまい、これによりボールの飛び性能及びボール外観
に悪影響を及ぼす場合が生じる。
【0036】また、エア抜き隙間幅が狭すぎると、エア
抜けが悪くなってしまい、薄層ウレタンカバーを有する
ゴルフボールを射出成形する過程において多くの成形不
良を生じ易くなる。一方、エア抜き隙間幅が広すぎる
と、1個あたりのディンプルのエッジ形状に悪影響を及
ぼすこととなり、飛び性能、ボール外観が悪くなってし
まう。更に、エア抜き隙間の全面積が小さすぎると、薄
層ウレタンカバーを有するゴルフボールを射出成形する
過程において多くの成形不良を生じ易くなる。逆に、エ
ア抜き隙間の全面積が大きすぎると、ディンプルの形成
において、ディンプル形状が変形する部分が多くなって
しまい、これによりボールの飛び性能及びボール外観に
悪影響を及ぼすこととなる。
【0037】上記エア抜き部としては、上下割型の各極
の周辺、好ましくは極に、第1のエア抜き隙間6a内に
周長が5mm以上、特に12mm以上で、上限が好まし
くは24mm以下、特に15mm以下の専用エア抜きピ
ン7を固定又は可動状態に挿入、配設した第1のエア抜
き部4aをそれぞれ設けることが好ましい。なお、エア
抜きピン穴の形状はどのような形でもよいが、円形のも
の、又はディンプルを避けるようにした形のものが好ま
しく、またピンの先端形状は、エア抜きピン形状に応じ
て選定され、例えばディンプル形状でも土手形状でもよ
い。
【0038】また、上下割型の各極周辺、好ましくは極
から半径3〜9mmの領域に、第2のエア抜き隙間6b
内にコア支持兼用エア抜き可動ピン8を進退可能に挿
入、配設した第2のエア抜き部4bを好ましくは上記第
1のエア抜き部4aを取り囲むように、互いにほぼ等間
隔離間して複数個(好ましくは3〜8個、特に4〜5
個)それぞれ設けることが好ましい。この場合、各上下
割型において、それぞれ配設した可動ピンの周長の合計
は、30mm以上、特に48mm以上、上限として好ま
しくは90mm以下、特に72mm以下とすることが好
ましい。なお、上記第1のエア抜き部と同様、エア抜き
ピン穴の形状はどのような形でもよいが、円形のもの、
又はディンプルを避けるようにした形のものが好まし
く、またピンの先端形状は、エア抜きピン形状に応じて
選定され、例えばディンプル形状でも土手形状でもよ
い。
【0039】なお、射出成形の条件としては、カバー材
を200〜250℃で溶融し、1段階又は2以上の多段
階の射出速度にて、2.0×104〜2.5×105mm
3/secの射出率とすることができる。この場合、保
圧は1〜4.5MPaとすることができる。なお、コア
支持ピンは、カバー材がコア支持ピンに到達する頃に引
き抜かれることが望ましい。
【0040】本発明のゴルフボールは、上記のようにカ
バーを射出成形する以外は、常法に従って製造すること
ができ、カバー成形後の研磨、塗装なども常法に従って
行うことができる。
【0041】また、本発明のゴルフボールは、その直
径、重さはゴルフ規則に従い、例えば直径42.67m
m以上、重量45.93g以下に形成することができ
る。
【0042】
【発明の効果】本発明のソリッドゴルフボールは、ツー
ピースゴルフボール、スリーピースゴルフボール等とし
て適用でき、軟らかいパターフィーリングを保ちなが
ら、高反発で、コントロール性、耐久性も良好なもので
あり、またカバーが薄くても安定して射出成形できるも
のである。
【0043】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。 [実施例1〜5、比較例1〜3]表1に示す組成のゴム
組成物を使用し、表4に示すコアを製造した。なお、比
較例3においては、その上にアイオノマー樹脂からなる
中間層を形成した。このコアに、表2の態様の射出成形
金型を用いて表3に示すカバー材を225℃に溶融し、
射出速度を3段階(1速;1.5×105mm3/se
c、2速;1.0×105mm3/sec、3速;5.0
×104mm3/sec)に設定し、この射出率で上記カ
バー材を金型のキャビティー内に充填、射出成形し、図
2に示すディンプル配列(ディンプル数合計432個)
のゴルフボールを得た。この場合、保圧は2MPaと
し、上記カバー材がコア支持ピンに到達する時に該支持
ピンを引き抜くこととした。ここで、図2において、符
号20はディンプルであり、22は専用エア抜きピン
跡、24はコア支持兼用エア抜きピン跡を示す。
【0044】得られたゴルフボールにつき、初速、スピ
ン、アプローチスピン、パター衝撃力、耐擦過傷性を下
記方法で評価した。結果を表4に示す。初速,スピン ドライバー(W#1)、HS(ヘッドスピード)=45
m/sにて打撃した時の初速及びスピン量を測定した。
なお、クラブとしてはブリヂストンスポーツ社製Too
rStage X500(ロフト角8°)を用いた。アプローチスピン サンドウェッジ,HS=22m/sにて打撃した時のス
ピン量を測定した。なお、クラブとしてはブリヂストン
スポーツ社製、J’rクラシカルエディションサンドウ
ェッジを使用した。パター衝撃力 パターに加速度センサーを取り付けて、ボールを該パタ
ーで打撃した際のピーク加速度を測定した。なお、比較
例3のピーク加速度を100として各実施例、比較例を
相対評価した。耐擦過傷性 常温でサンドウェッジを用いてボールをカット気味に打
撃し、その跡を以下の基準で観察した。 ○:傷が気にならない △:我慢すれば使用することができる ×:もはや使用することができない
【0045】
【表1】 *1 JSR BR11 *2 過酸化物(1) ジクミルパーオキサイド、商品
名パークミルD(日本油脂製) *3 過酸化物(2) 1,1−ビス(t−ブチルパー
オキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、商
品名パーヘキサ3M−40(日本油脂製) *4 ノクラックNS−6(大内新興化学工業社製)
【0046】
【表2】
【0047】
【表3】
【0048】なお、表中に記載した商品名、材料は以下
の通りである。 ・「パンデックス」シリーズ:ディーアイシーバイエル
ポリマー社製,熱可塑性ポリウレタンエラストマー ・「サーリン」:デュポン社製,アイオノマー樹脂 ・「ハイミラン」シリーズ:三井・デュポンポリケミカ
ル社製,アイオノマー樹脂 ・「AN4311」:三井・デュポンポリケミカル社
製,エチレン−メタクリル酸−アクリル酸エステル三元
共重合体 「イソシアネート混合物」:商品名クロスネートEM3
0:大日精化工業(株)製のイソシアネートマスターバ
ッチを使用[4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネ
ートを30重量%含有(JIS−K1556によるアミ
ン逆滴定イソシアネート測定濃度5〜10重量%)、マ
スターバッチベース樹脂はポリエステルエラストマ
ー]。イソシアネート混合物は、インジェクション時に
事前に混練して使用された。
【0049】
【表4】
【0050】[実施例1,6〜8、比較例4,5]表5
に示す態様の射出成形用金型を用いてカバーを射出成形
した以外は実施例1と同様にしてゴルフボールを得、こ
のときのエア入りの程度を下記方法により評価した。結
果を表5に示す。エア入りの程度 カバー表面に長さ1mm以上の筋又は面積1mm2以上
のエアによる窪みを認知した場合をエア入りとした。
【0051】
【表5】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられる射出成形用金型の一例を示
す概略説明図である。
【図2】実施例1のディンプル配列を示す平面図であ
る。
【図3】実施例6のディンプル配列を示す平面図であ
る。
【図4】実施例7のディンプル配列を示す平面図であ
る。
【図5】実施例8のディンプル配列を示す平面図であ
る。
【図6】比較例4のディンプル配列を示す平面図であ
る。
【図7】比較例5のディンプル配列を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 赤道 2 極 4 エア抜き部 5 エア抜き隙間
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年12月25日(2002.12.
25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム組成物により形成されたコアと、こ
    れを直接被覆するカバーとを具備するゴルフボールにお
    いて、上記コアの硬さが、コアに5kgから130kg
    の荷重を負荷した時の変形量として2.0mm以上であ
    り、カバーが、射出成形用の金型として上下割型からな
    り、これら上下割型の合わせ面を赤道とする上下割型の
    各極から半径10mmの領域にエア抜き部を有すると共
    に、これらエア抜き部の隙間長さが総計で90mm以上
    であり、各エア抜き隙間幅が0.01〜0.08mmで
    あり、かつエア抜き隙間の全面積(赤道面に沿って測定
    した場合)が1〜5mm2である金型を使用して、熱可
    塑性ウレタン樹脂を主材とするカバー材料を0.9〜
    1.7mmの厚さに射出成形することにより形成された
    ものであることを特徴とするソリッドゴルフボール。
  2. 【請求項2】 上下割型の各極周辺に、第1のエア抜き
    隙間内に周長が5mm以上の専用エア抜きピンをエア抜
    き隙間幅が0.01〜0.08mmとなるように配設す
    ることにより第1のエア抜き部をそれぞれ形成した請求
    項1記載のソリッドゴルフボール。
  3. 【請求項3】 上下割型の各極周辺に、第2のエア抜き
    隙間内にコア支持兼用エア抜き可動ピンをエア抜き隙間
    幅が0.01〜0.08mmとなるように進退可能に配
    設した第2のエア抜き部を、上下割型それぞれにおける
    上記可動ピンの周長の合計が30mm以上となるように
    複数個設けた請求項1又は2記載のソリッドゴルフボー
    ル。
  4. 【請求項4】 第2のエア抜き部を各極から半径3〜9
    mmの領域に形成した請求項3記載のソリッドゴルフボ
    ール。
  5. 【請求項5】 エア抜き隙間幅が0.03〜0.07m
    mである請求項1乃至4のいずれか1項記載のソリッド
    ゴルフボール。
  6. 【請求項6】 エア抜き隙間の全面積が1.8〜3.4
    mm2である請求項1乃至5のいずれか1項記載のソリ
    ッドゴルフボール。
  7. 【請求項7】 コアが内層コアと外層コアの2層構造を
    有するものである請求項1乃至6のいずれか1項記載の
    ソリッドゴルフボール。
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