JP2003189266A - 画像処理装置、テレビ受信機及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、テレビ受信機及び画像処理方法

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JP2003189266A
JP2003189266A JP2001388940A JP2001388940A JP2003189266A JP 2003189266 A JP2003189266 A JP 2003189266A JP 2001388940 A JP2001388940 A JP 2001388940A JP 2001388940 A JP2001388940 A JP 2001388940A JP 2003189266 A JP2003189266 A JP 2003189266A
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Kazuhiro Kozai
和浩 古財
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Renesas Micro Systems Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0117Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
    • H04N7/0122Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal the input and the output signals having different aspect ratios

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Abstract

(57)【要約】 【課題】アスペクト比4:3の映像ソースをアスペクト
比16:9の映像表示装置向けに水平方向拡大を行う
際、リニアに拡大する領域とノンリニアに拡大する領域
の境界で拡大率の不連続性を起こさず、低コストで拡大
を可能とする。 【解決手段】第1アスペクト比の表示装置用の第1画像
データ41を記憶する記憶部44と、第1画像データ4
1を第1アスペクト比と異なる第2アスペクト比の表示
画面で表示すべき水平表示位置と、水平表示位置に基づ
き、第1画像データ41をノンリニアに拡大する第1拡
大率及び第1画像データ41をリニアに拡大する第2拡
大率から選択された第3拡大率とを出力する画像演算部
46と、第3拡大率と水平表示位置とに基づき、記憶部
44から第3拡大率で拡大されるべき第1画像データ4
1を読み出し、第3拡大率で拡大し、水平表示位置に表
示可能な第2画像データ43を出力する画像出力部45
とを備える画像処理装置を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置、テ
レビ受信機及び画像処理方法に関し、特に、画面アスペ
クト比4:3の現行テレビジョンの画像データを16:
9に例示される他のアスペクト比に変換して全面表示す
る画像処理装置、テレビ受信機及び画像処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現行テレビジョン用の画像データを、ワ
イドテレビジョン用の映像表示装置で全面表示する際、
画像データを変換する技術が知られている。アスペクト
比4:3(現行テレビジョン)の映像表示装置用の画像
データを、アスペクト比16:9(ワイドテレビジョ
ン)の映像表示装置で全面表示する際、画像データを水
平方向に拡大する技術が知られている。このような、画
像データの水平方向への拡大を行う為の画像処理方法
は、一般的に、画面中央付近はリニアな拡大、画面両端
付近はノンリニアに拡大が行われる。
【0003】図14を用いて、画像データの水平方向へ
の拡大について説明する。図14は、画像データの水平
方向への拡大における各部の伸張の様子を示す図であ
る。図の下側に、現行のテレビジョンの映像表示装置で
表示した場合の映像100を、画面中央付近の円形映像
110と、画面両端付近の円形映像120−1〜4で示
している。それらを、ワイドテレビジョンの映像表示装
置で全面表示したとき、全面をリニアに拡大した場合を
上部左側の映像101に、画面中央付近はリニアな拡
大、画面両端付近はノンリニアに拡大した場合を上部右
側の映像102に示す。円形映像110に対応するのが
円形映像111及び円形映像112、円形映像120−
1〜4に対応するのが円形映像121−1〜4及び円形
映像122−1〜4である。図14に示されるように、
映像101では、全体にリニアに拡大しているため、画
面中央付近の円形映像111が歪んでおり、視覚上問題
のある画面となる。しかし、映像102では、画面中央
付近の円形映像はきれいな円形をしており、映像110
と比較しても違和感を覚えることは無い。従って、現行
テレビジョン用の画像データを、ワイドテレビジョン用
の映像表示装置で全面表示する際、画面中央付近と両端
付近とで、拡大率を変化させることが望ましい。すなわ
ち、水平方向へリサンプリングを行う際に各リサンプリ
ングポイントにより拡大率を変化させることが要求され
る。
【0004】関連する技術として、特開2000−14
8128号公報に、画像拡大処理回路の技術が開示され
ている。この技術の画像拡大処理回路は、表示画面を水
平方向に拡大して表示するために、標本化されて入力さ
れた画像データを水平方向に伸張処理する。そして、画
像メモリと、係数記憶部と、ノンリニア拡大率制御部
と、フィルタとを具備することを特徴とする。ここで、
画像メモリは、入力画像データを記憶する。係数記憶部
は、複数の拡大率に対応したフィルタ係数を予め記憶し
ている。ノンリニア拡大率制御部は、表示画面をn等分
(nは2以上の整数)するために設定された領域幅wと
n個の各領域に設定された拡大率に基づいて、画像メモ
リから対応した画像データを読み出すためのイネーブル
信号を出力する。それとともに、係数記憶部から対応し
たフィルタ係数を読み出すための係数選択アドレスを出
力する。フィルタは、係数記憶部から読み出されフィル
タ係数に基づいて画像メモリから読み出された画像デー
タをフィルタリングし、水平方向に非線型に拡大処理さ
れた画像データを出力する。
【0005】図12及び図13を用いて、上記画像拡大
処理回路の技術を更に説明する。図12は、アスペクト
比16:9の表示画面を設定領域に分割した場合を示す
図である。表示画面は、水平方向に、設定された領域幅
wでn分割(図では、16分割)される。それぞれの領
域には、拡大率パラメータ(図では、m0〜m7)が設
定される。そして、水平方向のリサンプリングは、それ
ぞれの領域に対応した拡大率パラメータを使用して行な
われる。パラメータは8つ(m0〜m7)準備してお
き、領域選択信号はリサンプリングポイントをカウント
して、各領域の境界を比較器により一致検出することで
切り替える。この時、領域0〜7まではアップカウン
ト、領域8〜15ではダウンカウントを行うことが提案
されている。
【0006】図13は、設定領域と拡大率との関係の一
例を示す図である。縦軸は、拡大率を示す拡大率パラメ
ータの逆数、横軸は、画面の水平方向の位置である。こ
の手法による拡大率パラメータの変化は、図に示すよう
に領域毎に異なる値を取ることができる。しかし、各領
域内においては、一定の値を取ることとなる。従って、
画面両端付近のノンリニアな拡大率パラメータの変化
は、滑らかなカーブを描くために適した構成を有してい
ない。すなわち、画面両端付近のノンリニアな拡大率パ
ラメータは、画面分割数に依存して、階段状に変化する
という動作となる。その結果、拡大率パラメータが階段
状に変化する境界で、拡大率パラメータの変化量が大き
い場合、ソース画像に対して不自然な出力画像となる可
能性がある。さらに、拡大率パラメータを滑らかに変化
させる為に画面分割数nを大きくすることで対応しよう
とすると、拡大率パラメータ数とその選択の為のマルチ
プレクサの回路規模が増大する。
【0007】また、特開平7−15661号公報に、画
像拡大圧縮回路の技術が開示されている。この技術の画
像拡大圧縮回路は、入力された映像信号に補間フィルタ
処理を施して、画像が拡大又は圧縮された映像信号を得
る。そして、第1の遅延手段と、高域成分抽出手段と、
非線型変換手段と、第1の加算手段と、第1の乗算手段
と、第2の乗算手段と、第2の加算手段と、第3の加算
手段と、補間手段とを具備することを特徴とする。
【0008】ここで、第1の遅延手段は、入力された映
像信号を所定時間遅延して第1の遅延映像信号として出
力すると共に、第1の遅延映像信号を所定時間遅延して
第2の遅延映像信号として出力する。高域成分抽出手段
は、入力された映像信号と第1の遅延映像進号と第2の
遅延映像信号とを用いて、第1の遅延映像信号の高域成
分である第1の高域成分と第2の遅延映像信号の高域成
分である第2の高域成分とを抽出して出力する。非線型
変換手段は、画像を拡大又は圧縮する際の拡大率又は圧
縮率に応じた補間係数を順次入力し、補間係数を非線型
変換特性に基づいて変換して出力する。第1の加算手段
は、オフセット量を入力し、オフセット量を非線型変換
手段から出力された係数に加算して、補正係数として出
力する。第1の乗算手段は、第1の高域成分と補正係数
とを乗算して出力する。第2の乗算手段は、第2の高域
成分と補正係数とを乗算して出力する。第2の加算手段
は、第1の乗算手段からの出力信号を第1の遅延映像信
号に加算して出力する。第3の加算手段は、第2の乗算
手段からの出力信号を第2の遅延映像信号に加算して出
力する。補間手段は、補間係数を順次入力し第2の加算
手段からの出力信号と第3の加算手段からの出力信号と
から、補間係数に従って補間画素を作成して、画像が拡
大又は圧縮された映像信号として出力する。
【0009】この技術は、画像を補間フィルタ処理によ
り拡大又は縮小する場合に、周波数特性の劣化の補正と
画像の輪郭の強調を行なうことが出来る。
【0010】このようなアスペクト比4:3の映像ソー
スをアスペクト比16:9の映像表示装置向けに水平方
向拡大を行う際、映像表示装置の表示画面全体に連続性
のある、より自然な拡大処理を行なうことが可能な技術
が求められている。リニアに拡大する領域とノンリニア
に拡大する領域の境界における、拡大率の不連続性の起
こらない技術が求められている。映像表示装置の使用者
が、水平拡大による不自然さを感じない技術が望まれて
いる。また、回路規模に影響を与えず、コスト増になら
ずに、より自然な水平方向拡大処理を行なうことが可能
な技術が求められている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、アスペクト比4:3の映像ソースをアスペクト比1
6:9の映像表示装置向けに水平方向拡大を行う際、映
像表示装置の表示画面全体に連続性のある、より自然な
拡大処理を行なうことが可能な画像処理装置、テレビ受
信機及び画像処理方法を提供することである。
【0012】また、本発明の他の目的は、アスペクト比
4:3の映像ソースをアスペクト比16:9の映像表示
装置向けに水平方向拡大を行う際、リニアに拡大する領
域とノンリニアに拡大する領域の境界における、拡大率
の不連続性の起こらない画像処理装置、テレビ受信機及
び画像処理方法を提供することである。
【0013】本発明の更に他の目的は、アスペクト比
4:3の映像ソースをアスペクト比16:9の映像表示
装置向けに水平方向拡大を行う際、回路規模に影響を与
えず、コスト増にならずに、より自然な水平方向拡大処
理を行なうことが可能な画像処理装置、テレビ受信機及
び画像処理方法を提供することである。
【0014】本発明の別の目的は、アスペクト比4:3
の映像ソースをアスペクト比16:9の映像表示装置向
けに水平方向拡大を行う際、映像表示装置の使用者が、
水平拡大による不自然さを感じない画像処理装置、テレ
ビ受信機及び画像処理方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用される番号・符号を用いて、課題を解決す
るための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特
許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]との対応
関係を明らかにするために付加されたものである。ただ
し、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載
されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならな
い。
【0016】従って、上記課題を解決するための、本発
明の画像処理装置は、記憶部(44)と、画像演算部
(46)と、画像出力部(45)とを具備する。記憶部
(44)は、所定のアスペクト比としての第1アスペク
ト比を有する表示装置用の画像データとしての第1画像
データ(41)を記憶する。画像演算部(46)は、そ
の第1アスペクト比と異なるアスペクト比としての第2
アスペクト比を有する表示画面において第1画像データ
(41)を表示すべき水平方向の位置としての水平表示
位置(DDA)と、水平表示位置(DDA)に基づい
て、第1画像データ(41)をノンリニアに拡大する拡
大率としての第1拡大率(1/delta1:端部)及
び第1画像データ(41)をリニアに拡大する拡大率と
しての第2拡大率(1/delta1:中央)から選択
された第3拡大率(1/delta1)とを出力する。
画像出力部(45)は、第3拡大率(1/delta
1)と水平表示位置(DDA)とに基づいて、記憶部
(44)から第3拡大率(1/delta1)で拡大さ
れるべき第1画像データ(41)を読み出し、第3拡大
率(1/delta1)で拡大し、水平表示位置(DD
A)に表示可能な画像データとしての第2画像データ
(43)を出力する。
【0017】更に、本発明の画像処理装置は、画像演算
部(46)が、関数演算部(1)と、位置演算部(2,
3,4)と、演算制御部(8)とを具備する。関数演算
部(1)は、第3拡大率(1/delta1)の逆数と
してのデルタ値(delta1)を算出する。位置演算
部(2,3,4)は、次回のデルタ値(delta1:
次回)と前回の水平表示位置(DDA:前回)とに基づ
いて、次回の水平表示位置(DDA:次回)と次回のデ
ルタ値(delta1:次回)の逆数である次回の第3
拡大率(1/delta1:次回)とを出力する。演算
制御部(8)は、その次回の水平表示位置(DDA:次
回)が、表示画面の端部に達した時、関数演算部(1)
と位置演算部(2,3,4)とにリセット信号(R
、R )を出力する。ただし、関数演算部(1)
は、前回のデルタ値(delta1:前回)、及び、前
回のデルタ値(delta1:前回)の算出の過程で求
まる数値(delta2、delta3)を用いて、次
回のデルタ値(delta1:次回)を算出し、リセッ
ト信号(R、R)が入力された時、予め設定された
初期値としての第1初期値(delta1、delt
a2、delta3 )に基づいて、デルタ値(de
lta1:次回)の算出を再開する。また、位置演算部
(2、3、4)は、リセット信号(R)が入力された
時、予め設定された初期値としての第2初期値(DDA
)に基づいて、水平表示位置(DDA)の出力を再開
する。
【0018】更に、本発明の画像処理装置は、演算制御
部(8)が、関数演算部(1)へデルタ値(delta
1)の算出を行なうイネーブル信号(WE)を出力す
る。そして、関数演算部(1)は、イネーブル信号(W
E)の入力がある場合にのみ、デルタ値(delta
1)の算出を行なう。
【0019】更に、本発明の画像処理装置は、画像演算
部(46)が、予め設定された上限拡大率(1/D
を有する。そして、第1拡大率(1/delta1:端
部)が上限拡大率(1/D)に達した時、第1画像デ
ータ(41)の拡大率を上限拡大率(1/D)にす
る。
【0020】更に、本発明の画像処理装置は、画像演算
部(46)が、予め設定された基準水平表示位置を有す
る。そして、水平表示位置(DDA)がその基準水平表
示位置に達した時、第1画像データ(41)の拡大率を
予め設定された基準拡大率(1/C)とする。
【0021】更に、本発明の画像処理装置は、画像演算
部(46)が、予め設定された複数の基準拡大率(1/
〜1/C)を有する。そして、外部からの選択信
号(HDS)の入力に基づいて、複数の基準拡大率(1
/C〜1/C)のいずれか一つを選択可能である。
【0022】上記課題を解決するために、本発明のテレ
ビ受信機は、画像処理装置(33)と、表示装置(2
4)とを具備する。画像処理装置(33)は、上記各項
のいずれか一項に記載されている。表示装置(24)
は、その第2アスペクト比を有するその表示画面を含
み、第2画像データ(43)を表示する。ただし、画像
処理装置(33)は、表示装置(24)の中央付近
(B)に表示されるべき第1画像データ(41)を第2
拡大率(1/delta1:中央)で拡大し、両端付近
((A)、(C))に表示されるべき第1画像データ
(41)を左右対称に第1拡大率(1/delta1:
端部)で拡大する。
【0023】また、本発明のテレビ受信機は、中央付近
(B)と両端付近((A)、(C))との境界で、第1
拡大率(1/delta1:端部)と、第2拡大率(1
/delta1:中央)とが等しくなる。
【0024】また、本発明のテレビ受信機は、第1拡大
率(1/delta1:端部)が、表示部(24)の水
平方向の位置の関数である。
【0025】また、本発明のテレビ受信機は、第1拡大
率の逆数(delta1:端部)は、二次関数である。
【0026】上記課題を解決するために、本発明の画像
処理方法は、所定のアスペクト比としての第1アスペク
ト比で表示可能な画像データとしての第1画像データ
(41)を含むデータを受信するステップと、第1画像
データ(41)を含むデータから第1画像データ(4
1)を抽出するステップと、第1画像データ(41)
を、その第1アスペクト比と異なるアスペクト比として
の第2アスペクト比で表示可能な第2画像データ(4
3)に変換するステップと、第2画像データ(43)を
表示装置(24)に表示するステップとを具備する。
【0027】また、本発明の画像処理方法は、第2画像
データ(43)に変換するステップが、表示装置(2
4)の中央付近(B)に表示されるべき第1画像データ
(41)をリニアに拡大し、両端付近((A)、
(C))に表示されるべき第1画像データ(41)を、
表示装置(24)の中心に対して左右対称にノンリニア
に拡大するステップを具備する。
【0028】また、本発明の画像処理方法は、そのノン
リニアに拡大する場合の拡大率としての第1拡大率(1
/delta1:端部)が、表示装置(24)の水平方
向の位置の関数である。
【0029】また、本発明の画像処理方法は、中央付近
(B)と両端付近((A)、(C))との境界で、第1
拡大率(1/delta1:端部)と、そのリニアに拡
大する場合の拡大率としての第2拡大率(1/delt
a1:中央)とが等しくなる。
【0030】上記課題を解決するために、本発明に関わ
るプログラムは、以下の方法をコンピュータに実行させ
る。すなわち、所定のアスペクト比としての第1アスペ
クト比で表示可能な画像データとしての第1画像データ
(41)を含むデータから第1画像データ(41)を抽
出するステップと、その第1アスペクト比と異なるアス
ペクト比としての第2アスペクト比を有する表示装置
(24)の中央付近(B)に表示されるべき第1画像デ
ータ(41)をリニアに拡大し、表示装置(24)の両
端付近((A)、(C))に表示されるべき第1画像デ
ータ(41)を表示装置(24)の中心に対して左右対
称にノンリニアに拡大した第2画像データ(43)を形
成するステップと、第2画像データ(43)を表示装置
(24)に表示するステップとを具備する方法である。
ただし、中央付近(B)と両端付近((A)、(C))
との境界で、そのノンリニアに拡大する場合の拡大率と
しての第1拡大率(1/delta1:端部)と、その
リニアに拡大する場合の拡大率としての第2拡大率(1
/delta1:中央)とが等しくなる。
【0031】ただし、上記各項に記載の画像処理方法及
びプログラムの各ステップは、互いに矛盾が生じない限
り、順番の変更が可能である。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明である画像処理装
置、テレビ受信機及び画像処理方法の実施の形態に関し
て、添付図面を参照して説明する。本実施例において、
画面アスペクト比4:3の現行テレビジョンの画像デー
タをアスペクト比16:9の画像データに変換する画像
処理装置、画像処理方法及びそれらを適用したテレビ受
信機を例に示して説明するが、他の画像データの変換を
行なうことが必要な映像表示装置においても、適用可能
である。なお、各実施の形態において同一又は相当部分
には同一の符号を付して説明する。
【0033】本発明は、アスペクト比4:3の現行テレ
ビジョンの映像ソースをアスペクト比16:9のワイド
テレビジョン等の映像表示装置で全面表示する為の画像
の水平方向拡大において、拡大率パラメータ値(DDA
のdelta増分値)の計算の部分に2次曲線演算回路
を用いることにより、連続性のある、より自然な拡大処
理を行なう画像処理装置及び画像処理方法を特徴として
いる。
【0034】図2は、本発明である画像処理装置、テレ
ビ受信機及び画像処理方法の実施の形態における構成を
示す図である。テレビ受信機20は、アンテナ端子2
1、チューナ22、増幅部31と検波部32と画像変換
部33とを有する信号処理部23、受像部24、音声部
25及びスピーカ26を具備する。
【0035】アンテナ端子21は、受信アンテナ27で
受信される電波(ここでは、画面アスペクト比4:3の
現行テレビジョンの画像データを含む)をテレビ受信機
20に入力するためのケーブルを接続する入力端子であ
る。受信された電波は、アンテナ端子21経由でチュー
ナ22に入力される。チューナ22は、受信された電波
について、増幅・周波数変換と、選局とを行ない、中間
周波データを出力する。信号処理部23は、増幅部31
において中間周波データを画像及び音声について各々増
幅する。次に、そのデータを検波部32で検波し、画像
データを画像変換部33へ、音声中間周波データを音声
部25へ出力する。画像処理装置としての画像変換部3
3は、画面アスペクト比4:3の現行テレビジョンの画
像データをアスペクト比16:9のワイドテレビジョン
の映像表示装置で全面表示可能なように、然るべき変換
方法(後述)を用いて(受像部24における)水平方向
に拡大し、変換画像データとして出力する。表示装置と
しての受像部24は、ワイドテレビジョンの映像表示装
置であり、アスペクト比16:9の表示画面を有する。
変換画像データを画面表示する。電子管、プラズマディ
スプレイパネル、液晶ディスプレイパネル、有機ELデ
ィスプレイパネル等に例示される。音声部25は、音声
中間データを復調して音声データを出力する。スピーカ
26は、音声データに基づいて、音声を再生する。
【0036】画像処理装置としての画像変換部33につ
いて更に説明する。図3は、図2における画像変換部3
3の構成を示す図である。記憶部44、リサンプリング
部45及びDDA演算部46を具備する。記憶部44
は、検波部32から出力された画像データ41を、FI
FO(First−in First−out)動作
で、記憶及び出力する。画像演算部としてのDDA演算
部46は、画面アスペクト比4:3の現行テレビジョン
の画像データをアスペクト比16:9のワイドテレビジ
ョンの映像表示装置で全面表示可能なように、然るべき
変換方法(後述)を用いて(受像部24における)水平
方向の拡大率パラメータ及びDDA(後述)を計算し、
リサンプリング部45へ出力する。画像出力部としての
リサンプリング部45は、記憶部44の画像データ42
(記憶部44に格納されていた画像データ41)を読み
出し、DDA演算部46から出力される(今回の)DD
A(映像表示装置の水平方向の位置、本実施例では、表
示画面左端からの距離)に基づいて、拡大率パラメータ
を求める。そして、拡大率パラメータに基づいて、前回
のDDAと今回のDDAとの間の画像データについて水
平方向に拡大し、変換画像データ43として出力する。
【0037】DDA演算部46について更に説明する。
図1は、図3におけるDDA演算部46の構成を示す図
である。関数演算部1、加算部A2、多重化部A3、同
期部A4及び演算制御部8を具備する。ここで、加算部
A2、多重化部A3及び同期部A4は、位置演算部を構
成する。関数演算部1は、変数delta1(=1/拡
大率パラメータ(拡大率を示す))を加算部A2へ出力
する。加算部A2は、前回のDDA(Digital
DifferentialAmplitude)とde
lta1とを加算し、DDAとして多重化部A3へ出力
する。多重化部A3は、画像データを水平方向の端部か
ら新たに走査する時点では、リセット信号Rを入力さ
れる。そして、それに基づいて、新たに入力されたDD
Aの初期値であるDDAを、DDAとして出力する。
それ以外の時点では、加算部A2からの出力をそのまま
DDAとして出力する。多重化部A3は、マルチプレク
サに例示される。同期部A4は、多重化部A3からの出
力信号(DDA)を保持し、クロック信号に合わせてD
DAとして、リサンプリング部45及び加算部A2へ出
力する。同期部A4は、DFF(D Flip−Flo
p)に例示される。演算制御部8は、DDA演算部46
の動作を制御する。また、自身の有するリサンプリング
ポイント位置(加算回数)を示すカウンタ(coun
t)のリセット及びカウント、リセット信号R
、Rの出力、初期値DDA、delta3
delta2、delta1)の設定及び出力、ノ
ンリニア中断位置(P1:point1、後述)とノン
リニア再開位置(P2:point2、後述)の設定を
行なう。ただし、テレビ受信機20を制御する多の制御
部(図示せず)に含まれていてもよい。あるいは、演算
制御部8が、テレビ受信機20の他の制御を含めて、各
種制御を行なっても良い。
【0038】関数演算部1について更に説明する。図4
は、図1における関数演算部1の構成を示す図である。
関数演算部1は、同期部D11、加算部B12、多重化
部B13、同期部B14、加算部C15、多重化部C1
6及び同期部C17を具備する。同期部D11は、変数
delta3の初期値delta3を入力され、内部
に格納する。そして、クロック信号に合わせて、del
ta3をdelta3として加算部B12に出力す
る。同期部D11は、DFFに例示される。加算部B1
2は、前回の同期部B14の出力delta2とdel
ta3とを加算し、delta2として多重化部B13
へ出力する。多重化部B13は、画像データを水平方向
の端部から新たに走査する時点では、リセット信号R
を入力される。そして、それに基づいて、新たに入力さ
れた変数delta2の初期値delta2を、de
lta2として出力する。それ以外の時点では、加算部
B12からの出力をそのままdelta2として出力す
る。多重化部B13は、マルチプレクサに例示される。
同期部B14は、DFFである。多重化部B13からの
出力信号を保持し、クロック信号に合わせて、delt
a2として加算部B12及び加算部C15へ出力する。
同期部B14は、DFFに例示される。加算部C15
は、前回の同期部C17の出力delta1と同期部B
14の出力delta2とを加算し、多重化部C16へ
出力する。多重化部C16は、画像データを水平方向の
端部から新たに走査する時点では、リセット信号R
入力される。そして、それに基づいて、新たに入力され
た変数delta1の初期値delta1を、del
ta1として出力する。それ以外の時点では、加算部C
15からの出力をそのままdelta1として出力す
る。多重化部C16は、マルチプレクサに例示される。
同期部C17は、多重化部C16からの出力信号を保持
し、クロック信号に合わせて、delta1として加算
部C15及び加算部A2へ出力する。同期部C17は、
DFFに例示される。
【0039】次に、本発明である画像処理装置、テレビ
受信機及び画像処理方法の実施の形態における動作をに
ついて図1〜図4の既述の構成図、図5のフロー図、図
10のdelta1のグラフを用いて説明する。
【0040】図10は、本発明である画像処理装置、テ
レビ受信機及び画像処理方法の実施の形態に関わるde
lta1(=delta=1/拡大率パラメータ)と映
像表示装置の位置との関係を示すグラフである。横軸
は、映像表示装置(受像部24)の水平方向の位置を示
し、左端は映像表示装置の左端であり、右端は、映像表
示装置の右端である。縦軸は、delta1である。こ
こで、リサンプリングポイントは画面左から右へ移動す
るものとする(本実施例において同じ)。曲線GaはA
1−P1−A2を通る2次曲線、線分Qは二点左端P1
−右端P2を結ぶ線分(delta1一定)、曲線Gb
はB1−P2−B2を通る2次曲線である。曲線Ga及
び曲線Gbは、それぞれ点P1及び点P2において線分
Qと接する。delta1は、左端A1より曲線Ga上
を増加し、点P1から点P2まで一定値(線分Q上)と
なり、点P2から曲線Gb上を減少し右端B2に至る。
【0041】画像処理方法における画像データの画像変
換部33までの処理は、図2及び図3を参照して以下の
ようになる。 (1)放送データを載せた電波(ここでは、画面アスペ
クト比4:3の現行テレビジョンの画像データを含む)
は、受信アンテナ27で受信され、アンテナ端子21経
由でチューナ22に入力される。受信された電波は、チ
ューナ22により増幅・周波数変換と、選局を行なわ
れ、中間周波データとなる。 (2)中間周波データは、増幅部31において画像及び
音声について各々増幅される。次に、それらのデータ
は、検波部32において検波され、画像を示す画像デー
タ41と音声中間周波データとなる。 (3)音声中間周波数データは、音声部25において音
声を示す音声データに変換される。音声データは、スピ
ーカ26において音声として再生される。 (4)画像データ41は、画像変換部33の記憶部44
に格納される。
【0042】次に、画像変換部33での処理について、
図5、図1、図3及び図4を用いて説明する。図5は、
本発明である画像処理装置、テレビ受信機及び画像処理
方法の実施の形態における画像変換部33のDDA演算
部46の動作を示すフロー図である。 (5)ステップS1:演算制御部8により、各初期値が
設定される。必要な設定は、以下の(a)〜(d)であ
る。 (a)関数演算部におけるdelta3、delta
2、delta1の初期値(delta3、delt
a2、delta1)の設定。 (b)多重化部A3におけるDDAの初期値(DD
)の設定。 (c)演算制御部8における画面左端領域(図10:画
面水平方向において左端をA1、右端をP1(poin
t1)とするノンリニア拡大部分A)、画面中央付近領
域(図10:画面水平方向において左端をP1、右端を
P2(point2)とするリニア拡大部分B)、画面
右端領域(図10:画面水平方向において左端をP2、
右端をB2とするノンリニア拡大部分C)の境界を示す
ノンリニア中断位置(P1)とノンリニア再開位置(P
2)の設定及びそれらの各位置となるcount数(P
1のときstart、P2のときend)の算出。 (d)演算制御部8におけるリサンプリングポイント位
置(加算回数)を示すカウンタ(count)のリセッ
ト。 (6)ステップS2:演算制御部8は、クロック信号の
立上がりがあるかどうかを監視する。クロック信号の立
上がりがある場合、ステップS3へ進む。 (7)ステップS3:クロック信号に同期して、DDA
の加算を行う。この時、関数演算部1はcountの値
により、動作が異なる。count値がノンリニア再開
位置(end)以下の場合、ステップS4へ向かう。ノ
ンリニア再開位置(図5中、end)よりも大きい場
合、ステップS7へ向かう。 (8)ステップS4:更に、count値がノンリニア
中断位置(start)以上の場合、ステップS6へ向
かう。count値がノンリニア中断位置(star
t)未満の場合、ステップS5へ向かう。 (9)ステップS5:count値がノンリニア中断位
置(start)未満、すなわちcount<star
tの場合、演算制御部8は、同期部D11、同期部B1
4及び同期部C17の出力動作を制御し、 delta3=delta3(初期値のまま、同期部
D11から出力)、 delta2=delta2+delta3(加算部B
12−多重部B13経由で同期部B14から出力、但し
count=0でdelta2=delta2 )、 delta1=delta1+delta2(加算部C
15−多重部C16経由で同期部C17から出力、但し
count=0の場合には、delta1=delta
)、を出力させる。そして、関数演算部1は、算出
されたdelta1を出加算部A2へ出力する。 (10)ステップS6:count値がノンリニア中断
位置(start)以上、ノンリニア再開位置(図5
中、end)以下、すなわちstart≦count≦
endの場合、演算制御部8は、同期部D11及び同期
部B14の出力動作を停止する。そして、 delta2=delta2×(−1)(同期部B14
に格納されたdelta2を負数に変換)、とする。ま
た、同期部C17を制御し、 delta1=delta1(同期部C17に格納され
たdelta1そのまま)、を出力させる。そして、関
数演算部1は、delta1を変化させないままで加算
部A2へ出力する。 (11)ステップS7:count値がノンリニア再開
位置(end)を超える、すなわちend<count
の場合、演算制御部8は、同期部D11、同期部B14
及び同期部C17の出力動作を制御し、 delta3=delta3(初期値のまま、同期部
D11から出力)、 delta2=delta2+delta3(加算部B
12−多重部B13経由で同期部B14から出力、ただ
し、delta2はステップS6で負数となってい
る)、 delta1=delta1+delta2(加算部C
15−多重部C16経由で同期部C17から出力)、を
出力させる。そして、関数演算部1は、算出されたde
lta1を出加算部A2へ出力する。 (12)ステップS8:演算制御部8は、カウンタにお
いてcount=count+1、とする。 (13)ステップS9:加算部A2において、DDA=
DDA+delta1、とする。このようにして生成さ
れた2次関数演算結果delta1の値がDDAのde
lta(増分)として加算されていく。そして、cou
ntの増加(クロック信号)に基づいて、同期部A4か
らDDAがリサンプリング部45へ出力される。このと
き、delta1も同時に出力する。画像データの拡大
率を示す拡大率パラメータは、delta1の逆数で求
められる。 (14)ステップS10:演算制御部8は、DDA値が
表示画面幅(図10における右端)に達したら、1フレ
ーム(一画面)分の処理を終了し、ステップS2に戻
る。
【0043】なお、delta3、delta2、de
lta1の初期値(delta3、delta2
delta1)と2次関数y=ax+bx+cとの
関係は、delta1=c、delta2=a+
b、delta3=2aという関係から設定が可能で
ある。そのとき、y=ax+bx+cは、図10に示
すように、曲線Ga及び曲線Gbとなる。
【0044】(15)次に、図2及び図3を参照して、
リサンプリング部45は、DDA演算部46から出力さ
れるDDAに基づいて、記憶部44の画像データ42
(記憶部44に格納されていた画像データ41)を読み
出し、拡大率パラメータ(=1/delta1)分だけ
画像データ42を水平方向に拡大し、前回のDDAと今
回のDDAとの間の画像データである変換画像データ4
3として出力する。 (16)受像部24は、画面アスペクト比4:3の現行
テレビジョンの画像データ41がアスペクト比16:9
のワイドテレビジョンの映像表示装置で全面表示可能な
ように拡大率パラメータ(=1/delta1)分だけ
水平方向に拡大された前回のDDAと今回のDDAとの
間の画像データである変換画像データ43を画面表示す
る。
【0045】上記動作の結果、delta1の変化を図
10を参照して説明する。図10に示すように、表示画
面の左端からリサンプリングポイント1(P1)に達す
るまではdelta(=delta1)値を2次関数で
増加させる。P1からリサンプリングポイント2(P
2)までは、delta値の増分を0とする。従って、
この期間はリニアなDDA計算が行われる。P2に達す
ると、今度は、左端−P1間で変化させたdelta値
をマイナス時間軸方向折り返す。つまり、左端−P1間
のdelta値変化とP2−右端間のdelta値変化
は左右対称となる。このように、画面両端は2次曲線
(ノンリニア)による第1拡大率としての拡大率パラメ
ータ(1/delta1:端部)で、画像拡大処理を行
なう。画面中央付近はリニアな第2拡大率としての拡大
率パラメータ(1/delta1:中央、一定値)にて
画像拡大処理を行なう。そして、ノンリニアとリニアに
変化する箇所は傾き0で連続するという動作となる。従
って、急激な拡大率の増減はなくなり、元のソース映像
に対して、より自然な拡大処理が行われるという効果が
得られる。
【0046】従来例(図13:特開2000−1481
28号公報)に関するdelta値の変化と比較して、
本発明のdelta値の変化(図10)は連続性があ
り、より自然な拡大処理が可能である。また、回路規模
に関しても、従来例(図13:特開2000−1481
28号公報)の場合、拡大率パラメータ数によって回路
規模が増大するが、本発明の場合、拡大率パラメータ数
に依存しない。例えば、表示画面幅720pix(NT
SC)、拡大率パラメータ19bitの場合でノンリニ
アスケーリング行う際、従来例の場合、360(720
/2)のパラメータを折り返して使用するため、360
Word×19bitのF/FもしくはRAM+360
to1のマルチプレクサで、およそ20Kgrid(6
Kgate)に対して、本発明では、2次関数演算回路
+マルチプレクサで、およそ3Kgrid(1Kgat
e)で実現可能である。
【0047】また、上記2次関数のa、b、cの値の変
化(=delta1〜delta3の変化)によ
り、P1及びP2の位置及び拡大率パラメータを所望の
値に変更することが可能である。また、2次関数だけで
なく、更に他の微分係数がゼロとなる点を有する関数を
用いても、同様に急激な拡大率の増減はなくなり、元の
ソース映像に対して、より自然な拡大処理を行なうこと
が可能である。その場合、A1−P1及びP2−B2の
区間で上に凸の関数が好ましい。拡大率の変化の傾向が
一定となり、視覚的に自然である。
【0048】本発明の他の実施例として、その基本的構
成は上記の通りであるが、図1のDDA演算部46の画
像データの処理アルゴリズムを変更した場合の例を示
す。図6は、図3におけるDDA演算部46の他の構成
を示す図である。関数演算部1、加算部A2、多重化部
A3、同期部A4、多重化部D5及び演算制御部8を具
備する。関数演算部1、加算部A2、多重化部A3、同
期部A4は、既述の通りなのでその説明を省略する。多
重化部D5は、演算制御部8からDL信号(delta
値limit信号)が入力された場合、関数演算部1で
算出された2次関数値delta1と、予め設定された
制限値であるDを示すL信号とを比較する。そして、
delta1≧Dの場合、delta1ではなく、D
を加算部A2へ出力する。演算制御部8は、既述の機
能の他、外部からの指令又は処理アルゴリズムに基づい
て、DL信号及びL信号を多重化部D5へ出力する。
【0049】上記構成の動作は、多重化部D5の上記の
機能が加わった以外は既述の通りなので、その説明を省
略する。
【0050】図11は、この場合のdelta1値と映
像表示装置における画面位置との関係を示すグラフであ
る。横軸は、映像表示装置における画面位置(水平方
向)、縦軸は、delta1(=1/拡大率パラメー
タ)である。これにより、拡大率パラメータ(1/de
lta1)が予め設定していた、あるリミット値(=1
/D)に達した時点(P3)からリニアな拡大を行う
こととなる。すなわち、リニアな拡大を行なう拡大率パ
ラメータの範囲を予め設定した範囲にすることが可能で
ある。
【0051】この場合には、Dの値を変化させること
により、画面左端のノンリニア拡大領域(A’)、画面
中央のリニア拡大領域(B’)、画面右端のノンリニア
拡大領域(C’)の大きさ及び各領域の拡大率を制御す
ることができる。
【0052】本発明の更に他の実施例として、その基本
的構成は上記の通りであるが、図1のDDA演算部46
の画像データの処理アルゴリズムを更に変更した場合の
例を示す。図7は、図3におけるDDA演算部46の更
に他の構成を示す図である。関数演算部1、加算部A
2、多重化部A3、同期部A4、多重化部E6及び演算
制御部8を具備する。関数演算部1、加算部A2、多重
化部A3、同期部A4は、既述の通りなのでその説明を
省略する。多重化部E6は、演算制御部8から予め設定
しておいたリサンプリングポイントの水平方向位置を示
す水平方向位置信号(HDS信号、複数設定可)が入力
された場合、関数演算部1で算出された2次関数値de
lta1と、定数値(C値)を示すC信号とを比較
しする。そして、delta1≧C値の場合、del
ta1ではなく、C値を加算部A2へ出力する。演算
制御部8は、既述の機能の他、外部からの指令又は処理
アルゴリズムに基づいて、HDS信号及びC信号を多
重化部E6へ出力する。この場合の拡大率としての拡大
率パラメータは、1/Cとなる。
【0053】上記構成の動作は、多重化部E6の上記の
機能が加わった以外は既述の通りなので、その説明を省
略する。
【0054】上記構成により、予め設定していた表示画
面上の水平位置において、リニアな拡大を行なう範囲を
設定することが可能となる。図10又は図11を参考に
すると、P1及びP2あるいはP3及びP4の水平位置
を決めることにより、画面左端のノンリニア拡大領域
(A、A’)、画面中央のリニア拡大領域(B、
B’)、画面右端のノンリニア拡大領域(C、C’)の
大きさ及び各領域の拡大率を制御することができる。
【0055】本発明の別の実施例として、その基本的構
成は上記の通りであるが、図1のDDA演算部46の画
像データの処理アルゴリズムを更に変更した場合の例を
示す。図8は、図3におけるDDA演算部46の他の構
成を示す図である。関数演算部1、加算部A2、多重化
部A3、同期部A4及び演算制御部8を具備する。関数
演算部1、加算部A2、多重化部A3、同期部A4は、
既述の通りなのでその説明を省略する。演算制御部8
は、外部からの指令又は処理アルゴリズムに基づいて、
既述の機能の他、関数演算部1へライトイネーブル信号
(WE)を出力する。そして、2次関数演算を中断させ
る場合には、WE=0とする。
【0056】上記構成の動作は、多重化部E6の上記の
機能が加わった以外は既述の通りなので、その説明を省
略する。
【0057】これにより、意図的に階段状にdelta
値を変化させることが可能である。また、一連の画像処
理を行う上での画像データのアンダーフローにも対応が
可能である。
【0058】本発明の更に別の実施例として、その基本
的構成は上記の通りであるが、図1のDDA演算部46
の画像データの処理アルゴリズムを更に変更した場合の
例を示す。図9は、図3におけるDDA演算部46の他
の構成を示す図である。関数演算部1、加算部A2、多
重化部A3、同期部A4、多重化部F7及び演算制御部
8を具備する。関数演算部1、加算部A2、多重化部A
3、同期部A4は、既述の通りなのでその説明を省略す
る。多重化部F7は、演算制御部8から予め設定してお
いた複数のデータ値(C〜C)及び関数演算部1で
算出された2次関数値delta1の中から一つを選択
する信号であるDS信号が入力された場合、DS信号に
基づいて、然るべき選択された信号(C〜Cを示す
信号及びdelta1の内の一つ)を加算部A2へ出力
する。演算制御部8は、既述の機能の他、外部からの指
令又は処理アルゴリズムに基づいて、C〜Cのいず
れか1つを選択するDS信号及びC〜Cを示す信号
を多重化部F7へ出力する。この場合の拡大率としての
拡大率パラメータは、1/C〜1/Cのいずれか1
つ(選択されたもの)となる。
【0059】上記構成の動作は、多重化部F7の上記の
機能が加わった以外は既述の通りなので、その説明を省
略する。
【0060】delta値に2次関数値に加え、複数の
固定値の選択肢を追加し、多様な画像処理方法に利用が
可能である。
【0061】
【発明の効果】本発明により、リニアに拡大する領域と
ノンリニアに拡大する領域の境界における拡大率の不連
続性を起こさずに、アスペクト比4:3の映像ソースを
アスペクト比16:9の映像表示装置向けに水平方向拡
大を行うことが、低コストで可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である画像処理装置、テレビ受信機及び
画像処理方法を適用したテレビ受信機の実施の形態にお
けるDDA演算部の構成を示す図である。
【図2】本発明である画像処理装置、テレビ受信機及び
画像処理方法を適用したテレビ受信機の実施の形態にお
ける構成を示す図である。
【図3】図2における画像変換部の構成を示す図であ
る。
【図4】図1における関数演算部1の構成を示す図であ
る。
【図5】、本発明である画像処理装置、テレビ受信機及
び画像処理方法の実施の形態における動作フローを示す
図である。
【図6】図3におけるDDA演算部46の他の構成を示
す図である。
【図7】図3におけるDDA演算部46の更に他の構成
を示す図である。
【図8】図3におけるDDA演算部46の別の構成を示
す図である。
【図9】図3におけるDDA演算部46の更に別の構成
を示す図である。
【図10】本発明である画像処理装置、テレビ受信機及
び画像処理方法の実施の形態に関わるdelta1値と
映像表示装置の水平位置との関係を示すグラフである。
【図11】本発明である画画像処理装置、テレビ受信機
及び画像処理方法の実施の形態に関わる他のdelta
1値と映像表示装置の水平位置との関係を示すグラフで
ある。
【図12】従来例におけるアスペクト比16:9の表示
画面を設定領域に分割した図である。
【図13】従来例における設定領域と拡大率との関係の
一例を示す図である。
【図14】画像データの水平方向への拡大における各部
の伸張の様子を示す図である。
【符号の説明】
1 関数演算部 2 加算部A 3 多重化部A 4 同期部A 5 多重化部D 6 多重化部E 7 多重化部F 8 演算制御部8 11 同期部D 12 加算部B 13 多重化部B 14 同期部B 15 加算部C 16 多重化部C 17 同期部C 21 アンテナ端子 22 チューナ 23 信号処理部 24 受像部 25 音声部 26 スピーカ 31 増幅部 32 検波部 33 画像変換部 41 画像データ(入力) 42 画像データ(出力) 43 変換画像データ 44 記憶部 45 リサンプリング部 46 DDA演算部 100 映像 101 映像 102 映像 110 円形映像 111 円形映像 112 円形映像 120−1〜4 円形映像 121−1〜4 円形映像 122−1〜4 円形映像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/46 H04N 5/66 D 5C082 5/66 G09G 5/36 520F Fターム(参考) 5B057 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CD06 CD11 5C025 BA02 CA02 5C058 BA22 BB11 BB17 BB25 5C063 AA01 AC01 AC05 BA08 BA14 5C076 AA21 CB04 CB05 5C082 AA02 BA12 BA29 BA41 BB03 BB42 CA33 CB01 DA42 DA63 DA86 MM07 MM10

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のアスペクト比としての第1アスペク
    ト比を有する表示装置用の画像データとしての第1画像
    データを記憶する記憶部と、 前記第1アスペクト比と異なるアスペクト比としての第
    2アスペクト比を有する表示画面において前記第1画像
    データを表示すべき水平方向の位置としての水平表示位
    置と、前記水平表示位置に基づいて、前記第1画像デー
    タをノンリニアに拡大する拡大率としての第1拡大率及
    び前記第1画像データをリニアに拡大する拡大率として
    の第2拡大率から選択された第3拡大率とを出力する画
    像演算部と、 前記第3拡大率と前記水平表示位置とに基づいて、前記
    記憶部から前記第3拡大率で拡大されるべき前記第1画
    像データを読み出し、前記第3拡大率で拡大し、前記水
    平表示位置に表示可能な画像データとしての第2画像デ
    ータを出力する画像出力部と、 を具備する、 画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記画像演算部は、前記第3拡大率の逆数
    としてのデルタ値を算出する関数演算部と、 次回の前記デルタ値と前回の前記水平表示位置とに基づ
    いて、次回の前記水平表示位置と次回の前記デルタ値の
    逆数である次回の前記第3拡大率とを出力する位置演算
    部と、 前記次回の前記水平表示位置が、前記表示画面の端部に
    達した時、前記関数演算部と前記位置演算部とにリセッ
    ト信号を出力する演算制御部と、 を具備し、 前記関数演算部は、前回の前記デルタ値、及び、前回の
    前記デルタ値の算出の過程で求まる数値を用いて、次回
    の前記デルタ値を算出し、前記リセット信号が入力され
    た時、予め設定された初期値としての第1初期値に基づ
    いて、前記デルタ値の算出を再開し、 前記位置演算部は、前記リセット信号が入力された時、
    予め設定された初期値としての第2初期値に基づいて、
    前記水平表示位置の出力を再開する、 請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記演算制御部は、前記関数演算部へ前記
    デルタ値の算出を行なうイネーブル信号を出力し、 前記関数演算部は、前記イネーブル信号の入力がある場
    合にのみ、前記デルタ値の算出を行なう、 請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記画像演算部は、予め設定された上限拡
    大率を有し、 前記第1拡大率が前記上限拡大率に達した時、前記第1
    画像データの拡大率を前記上限拡大率にする、 請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】前記画像演算部は、予め設定された基準水
    平表示位置を有し、 前記水平表示位置が前記基準水平表示位置に達した時、
    前記1画像データの拡大率を予め設定された基準拡大率
    とする、 請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】前記画像演算部は、予め設定された複数の
    基準拡大率を有し、外部からの選択信号の入力に基づい
    て、前記複数の基準拡大率のいずれか一つを選択可能で
    ある、 請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれか一項に記載の前
    記画像処理装置と、 前記第2アスペクト比を有する前記表示画面を含み、前
    記第2画像データを表示する表示装置と、 を具備し、 前記画像処理装置は、前記表示画面の中央付近に表示さ
    れるべき前記第1画像データを前記第2拡大率で拡大
    し、前記表示画面の両端付近に表示されるべき前記第1
    画像データを左右対称に前記第1拡大率で拡大する、 テレビ受信機。
  8. 【請求項8】前記中央付近と前記両端付近との境界で、
    前記第1拡大率と、前記第2拡大率とが等しくなる、 請求項7に記載のテレビ受信機。
  9. 【請求項9】前記第1拡大率は、前記表示画面の水平方
    向の位置の関数である、 請求項8に記載のテレビ受信機。
  10. 【請求項10】前記第1拡大率の逆数は、二次関数であ
    る、 請求項9に記載のテレビ受信機。
  11. 【請求項11】所定のアスペクト比としての第1アスペ
    クト比で表示可能な画像データとしての第1画像データ
    を含むデータを受信するステップと、 前記第1画像データを含むデータから前記第1画像デー
    タを抽出するステップと、 前記第1画像データを、前記第1アスペクト比と異なる
    アスペクト比としての第2アスペクト比で表示可能な第
    2画像データに変換するステップと、 前記第2画像データを表示装置に表示するステップと、 を具備する、画像処理方法。
  12. 【請求項12】前記第2画像データに変換するステップ
    は、 前記表示装置の中央付近に表示されるべき前記第1画像
    データをリニアに拡大し、両端付近に表示されるべき前
    記第1画像データを、前記表示装置の中心に対して左右
    対称にノンリニアに拡大するステップ、 を具備する、 請求項11に記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】前記ノンリニアに拡大する場合の拡大率
    としての第1拡大率は、前記表示装置の水平方向の位置
    の関数である、 請求項12に記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】前記中央付近と前記両端付近との境界
    で、前記第1拡大率と、前記リニアに拡大する場合の拡
    大率としての第2拡大率とが等しくなる、 請求項13に記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】所定のアスペクト比としての第1アスペ
    クト比で表示可能な画像データとしての第1画像データ
    を含むデータから前記第1画像データを抽出するステッ
    プと、 前記第1アスペクト比と異なるアスペクト比としての第
    2アスペクト比を有する表示装置の中央付近に表示され
    るべき前記第1画像データをリニアに拡大し、前記表示
    装置の両端付近に表示されるべき前記第1画像データを
    前記表示装置の中心に対して左右対称にノンリニアに拡
    大した第2画像データを形成するステップと、 前記第2画像データを前記表示装置に表示するステップ
    と、 を具備し、 前記中央付近と前記両端付近との境界で、前記ノンリニ
    アに拡大する場合の拡大率としての第1拡大率と、前記
    リニアに拡大する場合の拡大率としての第2拡大率とが
    等しくなる、 方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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