JP3981260B2 - 階調補正装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、デジタル映像信号を自動的に最適な画像に調整するための階調補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、デジタル映像信号の階調補正装置としては、例えば特開昭60−84084号公報に記載されたものが知られている。図13に該公報開示の従来の階調補正装置の構成を示し、図14にその動作を説明するためのヒストグラムを示す。輝度信号ヒストグラム作成手段100 に画像信号が入力されると、輝度信号ヒストグラム作成手段100 はヒストグラム(輝度分布)を作成する。作成されたヒストグラムは、例えば図14で曲線105 で示されるようになるものとする。次に、このヒストグラムデータを、累積輝度分布曲線設定手段101 で累積し、入力輝度レベルが0〜255 であれば、累積度数も0〜255 になるように正規化して、累積輝度分布曲線とする(図14中の曲線106 )。この曲線106 が、V=F(U)という関数であるとすれば、Vは入力輝度レベルUを階調変換(特開昭60−84084号公報の場合はガンマ変換)した値となる。そこで、R,G,B信号ガンマ補正手段 102〜104 では、R,G,B入力信号を累積輝度分布曲線に従って変換し、階調変換(ガンマ変換)された値を出力する。
【0003】
また、特開平10−210323号公報に記載された階調変換装置では、図15の(A)で示すヒストグラム検出手段が使用されている。このヒストグラム検出手段は、入力輝度レベルを複数区間に分割し、この分割区間を基本単位とするヒストグラムを作成している。ここで、入力映像信号を8ビット( 256階調)、分割数を16とすると、例えば輝度が0〜15のデータは同一データとして計数されることとなる。このヒストグラム検出手段は、レベル検出手段110 と、マルチプレクサ111 と、セレクタ112 と、輝度レベルの分割数に応じた数のレジスタ113 と、加算器114 を含む。
【0004】
レベル検出回路110 は、デジタル信号からなる入力映像信号の上位4ビット(入力映像信号8ビット、16分割の場合)を、マルチプレクサ111 とセレクタ112の制御信号として出力する。マルチプレクサ111 とセレクタ112 は、前記抽出された4ビットの制御信号により、例えば16個のレジスタ113 の中から、入力した信号のレベルに応じた1つを選択する。加算器114 は、前記選択された1つのレジスタ113 の出力信号に“1”を加算し、再び同じレジスタ113 に格納する。この動作を入力映像信号の1フィールドに渡って行うことで、図15の(B)の棒グラフで示すような離散的なヒストグラムデータが得られる。このようにして求められたヒストグラムは、特開昭60−84084号公報に記載の階調変換装置と同様に、累積、正規化され、更に補間されて図15の(B)中の折れ線で示すような階調変換特性データとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記特開昭60−84084号公報開示の階調変換装置では、メモリ使用量の削減という観点については考慮がなされていない。すでにデジタルカメラ等では4,096 階調(12ビット)、総画素数200 万画素クラスの製品が当たり前のように販売されている。上記公報開示の従来技術では、入力画像信号の全階調でヒストグラムを作成しているが、このクラスの画像データのヒストグラムを作成するには、約86kビット(21ビット×4,096 )が必要となる。ここで、21ビットとは、1 画面の全画素が同じ輝度である場合に備えて確保した数字である。例示されているNTSC信号( 640×480 ,8 ビットで、19ビット×256 )の場合と比較すると、約18倍のメモリ容量が必要である。
【0006】
一方、特開平10−210323号公報開示の階調変換装置では、入力信号の輝度レベルを複数区間に分割し、その区間を基本単位としてヒストグラムを作成しているため、その分割数に比例したメモリ削減効果が得られるが、どのような画像データに対しても最適な階調変換特性を実現するという観点については考慮がなされていない。ここで、図16の(A)に示すようなヒストグラムの場合について考察する。図16の(A)は、入力輝度レベルを分割しないで累積ヒストグラムを作成した場合の例である。図16の(B)に、図16の(B)中の符号200 で示す分割ステップにより輝度レベルを分割した場合の累積ヒストグラムを示す。同図中の網掛け部分が累積ヒストグラムに相当する。この累積ヒストグラムを基に補間を行った結果、図16の(B)中の201 で示す階調変換特性が得られる。しかし、この階調変換特性201 を、輝度レベルの分割がない場合〔図16の(A)〕と比較すると、本来丸みを帯びるべき箇所が直線になってしまっている。よって、この領域に属する入力信号の変換には、不自然さが生じる可能性がある。
【0007】
本発明は、従来の階調補正装置における上記問題点を解消するためになされたもので、変換時の不自然さを極力排除しつつ、なお且つメモリ使用量を削減することのできる階調補正装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、請求項1に係る発明は、フレーム単位で入力される動画像を処理する階調補正装置であって、入力画像信号の信号値が取り得る範囲を複数に分割して設定された複数のエリアの各エリアに相当する信号値を持つ入力画像信号の頻度を、各エリア毎に求めて全画像に対するヒストグラムを作成するヒストグラム作成手段と、前記ヒストグラムから正規化した累積ヒストグラムを作成する累積ヒストグラム作成手段と、前記累積ヒストグラムに基づいて、入力画像信号の階調特性を、入力画像全体の画像特性に応じて変換する階調変換テーブルを作成する階調変換テーブル作成手段と、前記階調変換テーブルを用いて入力画像信号の階調特性を変換して出力する階調変換手段と、隣接するエリアに係る、現フレームの前記階調変換テーブルの出力レベルの差が均等となるエリアの幅を各エリア毎に求め、求めた各エリアの幅を次フレームの前記ヒストグラム作成手段における各エリアの幅として更新する分割レベル更新手段とを設けて階調補正装置を構成するものである。
【0009】
この請求項1に係る発明に関する実施の形態には、第1及び第3の実施の形態が対応する。そして、上記のように構成された階調補正装置においては、まず入力画像信号は、ヒストグラム作成手段に入力される。このヒストグラム作成手段は、入力画像信号を信号レベルにより複数のエリアに分割し、その各エリア毎にヒストグラムを作成する手段である。例えば、入力信号の取り得る範囲が0〜8とし、この範囲を0〜3,4〜5,6〜8の3 エリアに分割し、ぞれぞれをエリア0,エリア1,エリア2と呼称するものとする。なお、このエリアの幅は固定されておらず、任意に変更することができる。このときに、0,1,2,3,4,5,6,7,8,8,8,8,8という画像信号が入力されたとすると、各エリアのヒストグラムはエリア0=4、エリア1=2、エリア2=7となる。
【0010】
入力画像信号の全画像に渡って作成されたヒストグラムは、累積ヒストグラム作成手段に入力される。累積ヒストグラム作成手段は、ヒストグラム作成手段が作成したヒストグラムを累積した累積ヒストグラムを作成し、累積ヒストグラムの累積値の最大値を、入力信号が取り得る最大値と等しくなるように正規化する手段である。前述の例では、累積後のヒストグラムはエリア0=4,エリア1=6,エリア2=13となる。次に正規化により、エリア2の値が入力信号の取り得る最大値と等しくなるように調整されるが、この場合はエリア0〜エリア2にそれぞれ8/13を乗ずることで正規化が行われる。よって、正規化後の各エリアの累積ヒストグラムは、エリア0=2,エリア1=4,エリア2=8となる。
【0011】
次に、正規化された累積ヒストグラムは、階調変換テーブル作成手段に入力されるが、この階調変換テーブル作成手段は、正規化された累積ヒストグラムの補間を行い、入力画像信号に対する出力画像信号を規定する階調変換テーブルを作成する手段である。前述の例では、入力信号の取り得る値は0〜8の9通りであるが、正規化累積ヒストグラムから直接変換できるのは、エリア0の上限である3,エリア1の上限である5,エリア2の上限である8のみである。よって、他の値を変換するため、線形補間により全ての入力信号値に対する階調変換テーブルを作成する。
【0012】
階調変換テーブルの作成が完了すると、入力信号の階調変換処理に移行する。階調変換手段は、入力画像信号を階調変換テーブル作成手段で作成した階調変換テーブルに従って階調変換する。入力信号を全て階調変換し終わると、次フレームのヒストグラム作成のために、分割エリアの更新を行う。分割レベル更新手段は、ヒストグラム作成手段のエリア分割を更新する手段である。このとき、階調変換テーブルの階調変換値を、分割エリア数に応じて均等に分割し、その値(エリア分割判定点)に対応する入力信号値を新エリア範囲の上限値とする。前述の例のように3エリアに分割するには、0〜8の9レベルを3等分すればよいので、階調変換値が2,5,8のときの入力信号を探せばよい。階調変換値が2になるのは、入力が3のときであり、同様に5のときは6,8 のときは8となる。よって、新エリアは0〜3,4〜6,7〜8となる。分割エリア更新手段は、0から入力信号が取り得る最大値までの信号を階調変換テーブルに入力し、その出力をエリア分割判定点と比較してエリア分割を行う。
【0013】
このように、請求項1に係る発明においては、現フレームの階調変換値に基づいて次フレームのヒストグラム作成時の分割エリアの幅変更させるように構成しているので、階調変換値の変化が急峻な部分のエリア分割間隔を狭くし、且つ、次フレームの階調変換に適した階調変換テーブルを容易に作成することを可能とし、これにより、従来はメモリ削減のための犠牲になっていた良好な階調変換を行える階調補正装置を実現することができる。
【0014】
請求項2に係る発明は、フレーム単位で入力される動画像を処理する階調補正装置であって、入力画像信号の信号値が取り得る範囲を複数に分割して設定された複数のエリアの各エリアに相当する信号値を持つ入力画像信号の頻度を、各エリア毎に求めて全画像に対するヒストグラムを作成するヒストグラム作成手段と、前記ヒストグラムから正規化した累積ヒストグラムを作成する累積ヒストグラム作成手段と、前記累積ヒストグラムを用いて、入力画像信号の階調特性を、入力画像全体の画像特性に応じて変換して出力する階調変換手段と、隣接するエリアに係る、現フレームの前記正規化した累積ヒストグラムを用いた前記階調変換手段の出力レベルの差が均等となるエリアの幅を各エリア毎に求め、求めた各エリアの幅を次フレームの前記ヒストグラム作成手段における各エリアの幅として更新する分割レベル更新手段とを設けて階調補正装置を構成するものである。
【0015】
この請求項2に係る発明に関する実施の形態には、第2及び第3の実施の形態が対応する。そして、上記のように構成された階調補正装置においては、入力画像信号のヒストグラムを作成し、累積、正規化するまでは、請求項1に係る発明における動作と同じであり、その説明は省略する。本請求項における階調変換手段は、入力画像信号と正規化累積ヒストグラムから、階調変換テーブルを介さずにそのつど補間処理を施すことで階調変換を実行する。階調変換後は、分割レベル更新手段により、ヒストグラム作成手段の分割エリアが更新される。本請求項に係る発明においては、上記のように階調変換テーブルを持たない。そこで、分割レベルの更新にあたっては、分割レベル更新手段は、0から入力信号が取り得る最大値までの信号をヒストグラム作成手段に入力する。ヒストグラム作成手段は、分割レベル更新手段からの入力信号が属するエリアのアドレスを累積ヒストグラム作成手段に出力する。該当するアドレスの正規化累積ヒストグラムデータが累積ヒストグラム作成手段から読み出され、読み出された正規化累積ヒストグラムデータは階調変換手段により補間されて、階調変換値として分割レベル更新手段に入力される。以降の分割レベル更新手段でのエリア決定処理は、上記請求項1に係る発明と同じであるため説明を省略する。以上のように、請求項2に係る発明においては、階調変換テーブルを持たないため、大幅なメモリ削減効果が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
次に、実施の形態について説明する。図1は、本発明に係る階調補正装置の第1の実施の形態を示す概略ブロック構成図である。図1において、1はヒストグラム作成手段で、該ヒストグラム作成手段1は、入力画像信号6を信号レベルにより複数のエリアに分割し、その各エリア毎にヒストグラム作成する手段である。累積ヒストグラム作成手段2は、ヒストグラム作成手段1が作成したヒストグラムを累積した累積ヒストグラムを作成し、累積ヒストグラムの累積値の最大値を、入力の最大値と等しくなるように正規化する手段である。階調変換テーブル作成手段3は、正規化された累積ヒストグラムの補間を行い、入力画像信号に対する出力画像信号を規定する階調変換テーブルを作成する手段である。階調変換手段4は、入力画像信号6を入力階調変換テーブル作成手段3で作成した階調変換テーブルに従って階調変換する手段である。分割レベル更新手段5は、全画像の変換終了後に、次フレーム画像のヒストグラム作成のために、ヒストグラム作成手段1の各エリアに対応する入力信号値の幅を、各エリアに対応する階調変換テーブルの階調変換信号値の幅が均等となるように、すなわち、階調変換テーブルの出力レベルが、全エリア間で均等となるように更新する手段である。
【0017】
次に、図1の概略ブロック構成図で示した第1の実施の形態の詳細なブロック構成図を図2に示す。図1に示したヒストグラム作成手段1は、図2に示すようにメモリアドレス決定手段11と、インクリメント手段12,及びヒストグラムメモリ15により構成されている。入力信号は、まずメモリアドレス決定手段11に入力される。
【0018】
図3は、メモリアドレス決定手段11の詳細な構成を示すブロック図である。このメモリアドレス決定手段11は、分割レベル設定レジスタブロック30,比較器ブロック31,アドレスデコーダ32により構成されている。分割レベル設定レジスタブロック30は、複数のレジスタ(図3ではR0〜Rmax )により構成されており、このレジスタの個数は入力信号のエリア分割数と等しい。同様に、比較器ブロック31も複数の比較器により構成されており、この比較器の個数も入力信号のエリア分割数と等しい。なお、図3では、例えば分割レベル設定レジスタR0に格納されているデータをTR0と表現している。これらの分割レベル設定レジスタブロック30の各データと、入力信号ImgXが比較器ブロック31でそれぞれ比較され、比較結果がアドレスデコーダ32により、ヒストグラムメモリ15のアドレスADDRn に変換される。アドレスデコーダ32は、例えば入力信号ImgXが、ImgX≦TR0であればメモリアドレスを“0”とし、TR0<ImgX≦TR1であればメモリアドレスを“1”とする、というように動作する。
【0019】
ヒストグラムメモリ15の、メモリアドレス決定手段11が指定するアドレスADDRn に格納されているヒストグラムデータは、インクリメント手段12に入力される。インクリメント手段12では、このデータに“1”を加算し、再び同じメモリアドレスにデータを書き戻す。
【0020】
ここまでの動作の一例を、図4の(A)〜(D)に示す。図4の(A)は、入力信号のエリア分割を行わない場合のヒストグラムであり、この場合のヒストグラムメモリの内容は、図4の(C)に示すようになる。ここで、TR0=2,TR1=7,TR2=9,・・・というように設定すると、ヒストグラムメモリのアドレスは、入力信号ImgX≦2であれば“0”、2<ImgX≦7であれば“1”となり、ヒストグラムは図4の(B)に示すようになり、ヒストグラムメモリの内容は図4の(D)に示すようになる。なお、図3に示したメモリアドレス決定手段からは、出力信号としてメモリアドレスADDRn の他に、分割レベル設定レジスタのデータTRn-1 ,TRn も出力されているが、後者の信号は補間手段16で使用されるので後述する。
【0021】
このようにして作成されたヒストグラムは、図1の累積ヒストグラム作成手段2に入力される。累積ヒストグラム作成手段2は、図1のヒストグラム作成手段1で作成したヒストグラムを累積加算して正規化する手段であり、図2に示すように累積ヒストグラム作成部13,正規化手段14及びヒストグラムメモリ15により構成されている。累積加算の方法は、例えばヒストグラムデータをH(0) 〜H(7) とすると、累積ヒストグラムAHは、AH(n) =ΣH(k) ,k=0,1,2,・・・nで表わすことができる。
【0022】
累積ヒストグラム作成部13は、ヒストグラムメモリ15よりヒストグラムを読み出し、前述の演算を行って再びヒストグラムメモリ15の同じアドレスにデータを書き戻す。正規化手段14は、ヒストグラムメモリ15に格納されている累積ヒストグラムの累積値の最大値を、入力信号の取り得る最大値と等しくすることで、正規化する手段である。例えば、入力画像の階調が 256階調だった場合の正規化累積ヒストグラムNAHは、累積ヒストグラムをAHとすると、NAH(n) =AH(n) ×( 256/AH(255) )となる。
【0023】
正規化された累積ヒストグラムは、図1の階調変換テーブル作成手段3に入力される。階調変換テーブル作成手段3は、図2に示すように補間手段16,階調変換テーブル17及びヒストグラムメモリ15により構成されている。
【0024】
補間手段16は、ヒストグラムメモリ15に格納されている間引いて作成された正規化累積ヒストグラムから、補間により全ての入力画像信号に対する階調変換値を算出し、階調変換テーブル17に格納する。補間手段16の動作を、図5及び図6に基づいて説明する。図5は補間手段16の構成を示す図である。この補間手段16は、3つの減算器と、単一の除算器、乗算器及び加算器とで構成されている。図6の網掛け部は、正規化手段14により正規化された正規化累積ヒストグラムの例であり、横軸は入力信号、縦軸は階調変換値となる。同図中の折れ線は、補間により得られる階調変換特性である。
【0025】
ここで、入力信号ImgXに対する階調変換値OImgXを算出する場合、図6より、OImgX=ORn-1 +{(ORn −ORn-1 )×(ImgX−TRn-1 )}/(TRn −TRn-1 )となる。なお、TRn ,TRn-1 は入力信号ImgXが含まれるエリアの下限値と上限値であり、ORn ,ORn-1 は、TRn ,TRn-1 をそれぞれ階調変換した結果である。したがって、ORn ,ORn-1 はヒストグラムメモリ15の出力となる。また、TRn ,TRn-1 は、前述の通りメモリアドレス決定手段11から出力される。
【0026】
補間手段16は、メモリアドレス決定手段11に、階調変換値を算出するデータ(ImgX)を入力すると、メモリアドレス決定手段11はTRn ,TRn-1 及びメモリアドレスを出力する。ヒストグラムメモリ15は、このアドレスに該当するデータを出力するが、補間作業にはORn ,ORn-1 の2つのデータが必要であるため、ヒストグラムメモリ15は図7に示すように、同時に2つのデータが読み出せる構成になっていることが望ましい。補間手段16は、このようにしてTRn ,TRn-1 ,ORn ,ORn-1 を得て補間作業を行う。
【0027】
図5に示した補間手段の構成からも分かるように、補間作業には除算が必要となる。除算器はハードウェア規模が大きくなる傾向があるため、正規化手段14で使用する除算器と兼用にするのが望ましい。なお、正規化の際の除算は、本発明に限らず必要であるため、正規化手段を有するからといって、本発明のハードウェア規模が従来例と比較して大きくなるというわけではない。
【0028】
これまで述べてきたように、階調変換テーブル17を作成するには、1フレームの全画像データの情報が必要になる。よって、階調変換作業を行う際には、変換対象となる入力画像が保存されている必要があるため、入力画像信号は図2の画像メモリ18に保存されて階調変換テーブルの完成を待つ。階調変換手段4は、画像メモリ18からデータを読み出し、読み出しデータをアドレスとして階調変換テーブル17に入力し、階調変換結果を得る。
【0029】
以上のようにして階調変換が行われた後、次フレームの画像ヒストグラムを作成するために、分割レベル更新手段5によりメモリアドレス決定手段11の分割レベル設定レジスタブロック30の値を更新する。
【0030】
分割レベル更新手段5の詳細な構成を、図8に示す。まず、カウンタ40が、0から入力信号が取り得る最大値までの数値をカウントする。カウント出力は階調変換テーブル17に入力され、入力値に対応する階調変換値が比較器41に入力される。比較器41には比較値レジスタ42からのデータが入力されており、例えば階調変換値が比較値レジスタ42のデータ以上であったら、比較器41はイネーブル信号を出力する。このイネーブル信号は、新エリア格納メモリ43と比較値レジスタ42に入力される。新エリア格納メモリ43では、イネーブルが入力されたときのカウンタ40の出力を格納し、自身のアドレスをインクリメントする。
【0031】
一方、比較値レジスタ42の出力は、加算器44によりオフセット値との加算が行われており、イネーブル信号が入力された場合には、この加算結果が比較値レジスタ42に取り込まれる。カウンタ40が入力信号の最大値までのカウントを終了すると、新エリア格納メモリ43には分割レベル設定レジスタブロック30に書き込まれる更新データが格納されている。分割レベル更新手段5は、次のフレームの画像信号が入力される前に、新エリア格納メモリ43に格納されたデータを分割レベル設定レジスタブロック30に格納する。
【0032】
以上の動作を図9を用いて説明する。図9は、図16で示された分割エリア200を更新する場合について図示している。図9の50で示す点線が、現在の階調変換テーブルの特性であるとする。まず、比較値レジスタ42には、図9の52で示す値が入力されているものとする。カウンタ40の出力が、図9の51で示すレベルに到達すると、比較器41では、入力信号レベル51のときの階調変換値53と、比較値レジスタ42の内容(この時点ではレベル52)との比較が行われる。図9ではこの値が等しいため、比較器41からはイネーブル信号が出力される。すると、新エリア格納メモリ43には、入力信号レベル51(カウンタ40の出力)の値が保持され、比較値レジスタ42には、オフセット値54を加算した値(図9でのレベル55)が保持される。すなわち、次フレームにおける最初の分割エリアは、0〜レベル51の範囲となる。以下、交点56,57,58についても同様な処理を行うことで、階調変換テーブルの出力レベルが各エリアで均等(=オフセット値)となる新エリア59,60,61,62が決定される。図16に示す場合と同じ画像信号が入力されたとすると、新エリア59,60,61,62により、新階調変換特性63が得られる。旧階調変換特性50と比較して、カーブの滑らかさが飛躍的に向上している。なお、旧分割エリアは細い2点鎖線で示されている。
【0033】
なお、現実的には次フレームで全く同じ画像信号が入力されることはないが、動画の場合は急激な場面変化が起こることは考えにくく、連続する2フレーム間での画像の類似性はかなり高いと考えられる。処理時間に余裕のある静止画の場合については、ヒストグラムの作成からエリア再構築のループを、処理時間が許す限り繰り返すようにすれば、階調変換テーブルの精度がかなり向上すると考えられる。
【0034】
ここで、本実施の形態に必要なメモリ容量について考察する。12ビットで 200万画素の画像を、入力信号を32エリアに分割して処理すると仮定すると、ヒストグラムメモリには21×32=672 ビット、階調変換テーブルには12×4,096 =49,152ビットとなり、合計で49,824ビットとなる。一方、分割を行わない場合に必要なメモリ容量は、21×4,096 =86,016であり、約4割の削減が見込まれる。単純な分割を行う場合と比較すると、メモリ削減効果は小さいが、本発明により得られる処理結果の方が優れているのは明らかである。逆に、処理結果の精度を同程度にするのであれば、より少ないメモリで実現可能である。
【0035】
なお、この発明の実施の形態の各構成は、当然、各種の変形、変更が可能である。例えば、図8の比較器41は、階調変換テーブルの出力が比較値レジスタ42以上であったら、新エリア格納メモリの内容を更新するようになっているが、その前後の値を参照して、より比較値レジスタ42に格納されている数値と近いものを選択するようにしてもよい。その場合には、より詳細なエリア分割が可能になる。
【0036】
また、本実施の形態では、画像データを保持するために画像メモリを使用している。しかし、動画の連続性を考慮すると、連続画像間では画像の特徴にそれほど大きな変化がないことが考えられる。そこで、画像メモリを省略し、現フレームの画像データを基に作成した階調変換デーブルで、次フレームの画像データの階調変換をするようにしてもよい。
【0037】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図10に本発明の第2の実施の形態の概略構成を示す。図1に示した第1の実施の形態における構成要素と同じ機能をもつものには同一符号を付して、説明を省略する。本実施の形態は、第1の実施の形態とは階調変換テーブル作成手段を有していない点で異なる。本実施の形態の詳細な構成を図11に示す。図11において、図10の階調変換手段70に相当するのが補間手段71である。本実施の形態においても、正規化累積ヒストグラム作成までは第1の実施の形態と同様なので、その説明は省略する。
【0038】
補間手段71は、階調変換の際に画像メモリ18から画像データを読み出し、メモリアドレス決定手段11に読み取りデータを出力する。読み出したデータが含まれるエリアの正規化累積ヒストグラムデータがヒストグラムメモリ15から読み出され、補間手段71に入力される。補間手段71は、図5に示したと同様な演算を行い、入力データの階調変換を行って、階調変換された信号を出力する。
【0039】
全画像の階調変換終了後、分割エリアの更新を行うが、分割レベル更新手段5の動作は、第1の実施の形態と同様でよい。ただし、本実施の形態は階調変換テーブルをもたないため、分割レベル更新手段5はメモリアドレス決定手段11に0から入力信号の最大値までの数値を入力し、補間手段51により補間された階調変換値を基に、分割エリアの再構築を行う。
【0040】
本実施の形態の階調変換時には、テーブル参照という形式をとらないため、高速な演算が必要となるが、必要なメモリはヒストグラムメモリ15のみでよいため、大幅なメモリ容量削減が可能になる。なお、本実施の形態でも、第1の実施の形態と同様な変形が可能である。
【0041】
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態の基本構成は、第1の実施の形態、又は第2の実施の形態と同じでよい。本実施の形態は、図2,又は図11に示した補間手段を、図12に示すように除算器をテーブルで置き換えた構成にすることを特徴としている。
【0042】
入力信号をImgX,入力信号を含むエリアをTRn-1 からTRn とし、TRn-1 ,TRn のそれぞれを階調変換テーブルにより変換した値をORn-1 ,ORnとすると、求める補間結果が、ORn-1 +{(ORn −ORn-1 )×(ImgX−TRn-1 )}/(TRn −TRn-1 )で表わされることは、すでにに述べた通りである(図6参照)。ここで、この計算式の(ORn −ORn-1 )の項に着目する。図9で示すように、本発明の入力信号のエリア分割は、階調変換特性を均等に分割することで設定することを特徴としている。すなわち、理想的な場合では、この(ORn −ORn-1 )は固定値として扱えることになる。
【0043】
また、(ORn −ORn-1 )は、入力信号のレベル分割数を決定した時点で決定する。例えば、入力信号の取り得る範囲が0〜4,096 で、この範囲を32分割する場合には、(ORn −ORn-1 )は128 となる。よって、(ORn −ORn-1)/(TRn −TRn-1 )の取り得る結果は、前述の場合には、 128/1〜 128/4,096 の4,096 通りに限定できる。ただし、これは最悪の場合であり、 128/1〜128/200 程度の範囲が現実的であると思われる。ただし、実際には(ORn−ORn-1 )が全て同じ値になることは希であると考えられるため、本実施の形態による演算は若干の誤差を含むことになる。
【0044】
本実施の形態によれば、除算結果を小規模なテーブルにより置換できるため、ハードウェア除算よりも高速な演算が可能になる。また本実施の形態と第2の実施の形態とを組み合わせることで、省メモリ且つ高速な階調変換装置が実現できる。
【0045】
【発明の効果】
以上実施の形態に基づいて説明したように、請求項1に係る発明によれば、現フレームの階調変換値に基づいて次フレームのヒストグラム作成時の分割エリアの幅変更させるように構成しているので、階調変換値の変化が急峻な部分のエリア分割間隔を狭くし、且つ、次フレームの階調変換に適した階調変換テーブルを容易に作成することを可能とし、これにより従来はメモリ削減のための犠牲になっていた良好な階調変換を行える階調補正装置を実現することができる。また請求項2に係る発明によれば、請求項1に係る発明における階調変換テーブルを持たないように構成しているので、大幅なメモリ削減効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る階調補正装置の第1の実施の形態の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した第1の実施の形態に係る階調補正装置の詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示したメモリアドレス決定手段の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図4】図2に示したヒストグラム作成手段の動作を説明するための説明図である。
【図5】図2に示した補間手段の構成例を示すブロック図である。
【図6】図2に示した正規化手段で正規化された正規化累積ヒストグラムの例を示す図である。
【図7】図2に示したヒストグラムメモリの構成例を示すブロック図である。
【図8】図1に示した第1の実施の形態に係る分割レベル更新手段の詳細な構成を示すブロック図である。
【図9】図8に示した分割レベル更新手段の動作を説明するための説明図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態の概略構成を示すブロック図である。
【図11】図10に示した第2の実施の形態の詳細な構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態における補間手段の構成を示すブロック図である。
【図13】従来の階調補正装置の構成例を示すブロック図である。
【図14】図13に示した従来の階調補正装置の動作を説明するためのヒストグラム説明図である。
【図15】従来の階調補正装置の他の構成例を示すブロック図である。
【図16】入力輝度レベルを分割しないで作成した累積ヒストグラムの例、及び分割ステップにより輝度レベルを分割した場合の累積ヒストグラムの例を示す図である。
【符号の説明】
1 ヒストグラム作成手段
2 累積ヒストグラム作成手段
3 階調変換テーブル作成手段
4 階調変換手段
5 分割レベル更新手段
6 入力画像信号
11 メモリアドレス決定手段
12 インクリメント手段
13 累積ヒストグラム作成部
14 正規化手段
15 ヒストグラムメモリ
16 補間手段
17 階調変換テーブル
18 画像メモリ
30 分割レベル設定レジスタブロック
31 比較器ブロック
32 アドレスデコーダ
40 カウンタ
41 比較器
42 比較値レジスタ
43 新エリア格納メモリ
44 加算器
70 階調変換手段
71 補間手段

Claims (2)

  1. フレーム単位で入力される動画像を処理する階調補正装置であって、 入力画像信号の信号値が取り得る範囲を複数に分割して設定された複数のエリアの各エリアに相当する信号値を持つ入力画像信号の頻度を、各エリア毎に求めて全画像に対するヒストグラムを作成するヒストグラム作成手段と、
    前記ヒストグラムから正規化した累積ヒストグラムを作成する累積ヒストグラム作成手段と、
    前記累積ヒストグラムに基づいて、入力画像信号の階調特性を、入力画像全体の画像特性に応じて変換する階調変換テーブルを作成する階調変換テーブル作成手段と、
    前記階調変換テーブルを用いて入力画像信号の階調特性を変換して出力する階調変換手段と、
    隣接するエリアに係る、現フレームの前記階調変換テーブルの出力レベルの差が均等となるエリアの幅を各エリア毎に求め、求めた各エリアの幅を次フレームの前記ヒストグラム作成手段における各エリアの幅として更新する分割レベル更新手段とを有することを特徴とする階調補正装置。
  2. フレーム単位で入力される動画像を処理する階調補正装置であって、入力画像信号の信号値が取り得る範囲を複数に分割して設定された複数のエリアの各エリアに相当する信号値を持つ入力画像信号の頻度を、各エリア毎に求めて全画像に対するヒストグラムを作成するヒストグラム作成手段と、
    前記ヒストグラムから正規化した累積ヒストグラムを作成する累積ヒストグラム作成手段と、
    前記累積ヒストグラムを用いて、入力画像信号の階調特性を、入力画像全体の画像特性に応じて変換して出力する階調変換手段と、
    隣接するエリアに係る、現フレームの前記正規化した累積ヒストグラムを用いた前記階調変換手段の出力レベルの差が均等となるエリアの幅を各エリア毎に求め、求めた各エリアの幅を次フレームの前記ヒストグラム作成手段における各エリアの幅として更新する分割レベル更新手段とを有することを特徴とする階調補正装置。
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