JPH05135165A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH05135165A
JPH05135165A JP3296965A JP29696591A JPH05135165A JP H05135165 A JPH05135165 A JP H05135165A JP 3296965 A JP3296965 A JP 3296965A JP 29696591 A JP29696591 A JP 29696591A JP H05135165 A JPH05135165 A JP H05135165A
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JP
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image
enlargement
reduction
processing
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JP3296965A
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English (en)
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Gururajiyu Rao
グルラジユ ラオ
Hiroki Sugano
浩樹 菅野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 文字画像と写真画像の混在した文字画像に対
しても、文字部の解像性と写真領域の滑らかさを同時に
満足した拡大/縮小処理を行うことができ、各種画像処
理における処理効率の向上を図る。 【構成】 拡大/縮小アドレス発生部3が、ラインバッ
ファ(LB)4および5に対して変倍率に応じたアドレ
スXAおよびMAを発生し、ラインバッファ(LB)5
から注目画素、ラインバッファ(LB)4から対応する
特徴量(△D MAX)を読み出す。同時に、拡大/縮小ア
ドレス発生部3は、補間処理部7に対して、変倍率から
算出した再標本化点位置情報RADを出力する。拡大/
縮小補間パラメータ算出部6は、特徴量(△D MAX)か
ら補間パラメータFPを算出し、補間処理部7に出力す
る。拡大/縮小処理の補間特性は、拡大/縮小補間パラ
メータ算出部6によって算出された補間パラメータFP
によって制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理装置に係り、
特に拡大/縮小処理を行うことのできる画像処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コード情報だけでなくイメージ
情報をも扱える文書画像処理装置においては、スキャナ
等の読み取り手段で読み取った原稿に対して、文字や線
図などのコントラストのある画像情報は固定閾値により
単純二値化を行い、写真等の階調を有する画像情報は、
ディザ法などの疑似階調化手段によって二値化を行って
いる。
【0003】これは、読み取った画像情報を固定閾値に
より単純二値化処理を行うと、文字、線画像の領域は解
像性が保存されるため画質劣化は生じないが、写真画像
の領域では、階調性が保存されないため画質劣化が生じ
た画像になってしまい、一方、読み取った画像情報を組
織ディザ法等で階調化処理を行うと、写真画像の領域は
階調性が保存されるため画質劣化は生じないが、文字、
線画像の領域では解像性が低下するため画質の劣化した
画像となってしまうためである。
【0004】すなわち、読み取った画像情報に対して、
単一の二値化処理では、特徴の異なるそれぞれの領域の
画質を同時に満足することは不可能である。そこで、文
字画像と写真画像の混在した原稿を処理する場合は、対
象画像を文字領域と写真領域に像域分離し、文字領域と
写真領域で、単純二値化処理とディザ処理を適応的に切
り替える処理がなされている。
【0005】ところで、画像情報を拡大あるいは縮小し
て出力する場合は、スキャナなどで入力した多値の画像
情報を予め拡大/縮小した後、前述した二値化処理を行
う。この理由は、二値化処理後に拡大/縮小処理を行う
と、多値画像での処理と比べて拡大/縮小処理の精度が
落ちるためである。
【0006】このような拡大/縮小処理としては、線型
補間法や投影法等の方式が知られている。しかしなが
ら、これらの方式では周辺の画素の画像情報を補間する
ため、画像の濃度変化を忠実に再現できない欠点があ
る。一方、前述した像域分離処理は、画像の濃度変化を
用いる。このため、拡大/縮小処理を行った画像に対し
ては、正確に像域分離を行うことができず、文字画像と
写真画像が混在した画像に対して、文字部の解像性と写
真領域の滑らかさを同時に満足した拡大/縮小処理を行
うことができなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の画像処理装置では、拡大/縮小処理を行う場合、周辺
画素の画像情報を補間処理するため、画像の濃度変化を
忠実に再現することができず、像域分離処理の精度が落
ち、文字領域と写真領域に対して適応的な二値化処理を
行うことができないという問題があった。
【0008】本発明は、かかる従来の事情に対処してな
されたもので、文字画像と写真画像の混在した文字画像
に対しても、文字領域の解像性と写真領域の滑らかさを
同時に満足した拡大/縮小処理を行うことができ、各種
画像処理における処理効率の向上を図ることのできる画
像処理装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の画像
処理装置は、処理対象画像の所定範囲内の画像情報か
ら、文字や線図等のコントラストのある画像情報である
か、写真等の階調を有する画像であるかを評価するため
の特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、画像情報を任意
の変倍率で拡大/縮小するための補間処理を行う補間処
理手段であって、補間パラメータを変更することによっ
て補間特性を変更可能に構成された補間処理手段と、前
記特徴量抽出手段によって抽出した特徴量を入力し、こ
の特徴量に対応する前記補間パラメータを求め、この補
間パラメータを前記補間処理手段に送出して該補間処理
手段の補間特性を変更する補間特性パラメータ算出手段
とを具備したことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成の本発明の画像処理装置では、画像情
報の特徴量、例えば、注目画素を含む所定範囲のウィン
ドウ内における最大濃度差は、文字領域については大き
く、写真領域については、小さいといった特徴量を利用
する。
【0011】補間処理手段は、補間パラメータを変更す
ることによって補間特性を変更可能に構成されており、
例えば補間パラメータが小さいときは線型補間法(写真
領域に適する)、大きいときはSPC法(文字領域に適
する)に相当するように補間パラメータの大きさによっ
て補間特性が変化するよう構成されている。
【0012】特徴量抽出手段によって、特徴量として例
えば所定範囲内の画像の最大濃度差等を算出し、この値
から補間パラメータ算出手段によって好適な補間パラメ
ータを算出して、補間処理手段の補間特性を変更し、最
適な補間特性に設定する。例えば、特徴量を最大濃度差
とした場合、特徴量は、文字領域の場合は大きく、写真
領域の場合は小さい値を取る。したがって、この場合、
特徴量の増減に応じて、例えば補間パラメータも、文字
の場合は大きく、写真領域の場合は小さい値を取るよう
に設定しておく。
【0013】その結果、領域に応じた拡大/縮小処理が
可能となり、文字の場合は解像性、写真の場合は滑らか
さを保った画像処理を行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の画像処理装置の詳細を、一実
施例について図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例に係わる画像処
理装置の要部構成を概略的に示すもので、図において、
1はラインバッファ(LB)、2は特徴量抽出部、3は
拡大/縮小アドレス発生部、4および5はラインバッフ
ァ(LB)、6は拡大/縮小補間パラメータ算出部、7
は補間処理部、8はラインバッファ(LB)である。こ
の画像処理装置は、イメージ・スキャナ等の読み取り装
置にて読み取った画像情報を、例えば1画素当り8ビッ
トのデジタル・データとして入力し、予め設定された変
倍率に応じて拡大あるいは縮小処理するものである。
【0016】ラインバッファ(LB)1は、このような
読み取り装置にて読みとった画像情報を一時的に格納し
て以下に示す画像処理(拡大/縮小処理)に供する。
【0017】特徴量抽出部2は、上記ラインバッファ
(LB)1から所定のクロックに同期して画像情報を入
力し、その画像情報から注目画素を含む局所領域におけ
る最大濃度(D MAX)および最小濃度(D MIN)を求
め、最大濃度(D MAX)と最小濃度(D MIN)の差を、
特徴量(△D MAX)として出力する。この特徴量抽出部
2の出力(△D MAX)は、ラインバッファ(LB)4に
一時的に格納される。また、注目画素を含んだラインの
画像データは、ラインバッファ(LB)5に一時的に格
納される。
【0018】拡大/縮小処理は次のように実行される。
【0019】まず、拡大/縮小アドレス発生部3が、ラ
インバッファ(LB)4、5に対して変倍率に応じたア
ドレス(拡大時は変倍率に応じた繰り返しアドレス、縮
小時は逐次アドレス)XAおよびMAを発生し、ライン
バッファ(LB)5から注目画素、ラインバッファ(L
B)4から対応する特徴量(△D MAX)を読み出す。同
時に、拡大/縮小アドレス発生部3は、補間処理部7に
対して、変倍率から算出した再標本化点位置情報RAD
を出力する。
【0020】拡大/縮小補間パラメータ算出部6は、特
徴量(△D MAX)から補間パラメータFPを算出し、補
間処理部7に出力する。この補間パラメータFPは、後
述するように、拡大/縮小の補間特性を制御するもので
ある。
【0021】補間処理部7は、注目画素DIおよび再標
本化点位置情報RADを入力し、該再標本化点の前後2
つの原画素から再標本化点濃度IDRを出力する。この
時、拡大/縮小処理の補間特性は、拡大/縮小補間パラ
メータ算出部6によって算出された補間パラメータFP
によって制御される。また、再標本化点濃度IDRは拡
大/縮小アドレス発生部3が変倍率に応じて発生するア
ドレス(拡大時は逐次アドレス、縮小時は変倍率に応じ
た繰り返しアドレス)RAによりラインバッファ(L
B)8へ格納される。
【0022】以上の処理された画像データは、図示しな
い出力装置からの同期信号に同期して、ラインバッファ
(LB)8から逐次読み出され、この出力装置により階
調処理等の処理を施された後出力される。このような拡
大/縮小処理は、スキャナで読みとった画像データの主
走査方向に対して実行され、副走査方向に対しての拡大
/縮小はスキャナに搭載されたラインセンサーのキャリ
ッジの移動速度を変化させて行なう。
【0023】次に、各ブロックの詳細について説明す
る。
【0024】まず、特徴量抽出部2について説明する。
特徴量抽出部2は、図2に示すように、最大濃度検出部
21と、最小濃度検出部22と、減算器23とから構成
されている。同図において、LBD2が注目画素を含む
ラインの画像データであり、LBD0,LBD1,LB
D3,LBD4は、注目画素を含むラインの前後2ライ
ンの画像データである。ここで、最大濃度検出部21お
よび最小濃度検出部22の構成例を図3および図4に示
す。
【0025】図3の最大濃度検出部21は、比較回路
(CMP1)30およびフリップフロップ(FF)31
等から構成されている。比較回路(CMP1)30は、
2つのデータを所定のクロックに同期して入力し、入力
したデータの大小を比較して、値の大きいデータを次の
クロックで出力する。この比較回路(CMP1)30
は、出力段にフリップフロップ(FF)を一段内蔵して
いる。また、図4の最小濃度検出部22は、比較回路
(CMP2)40およびフリップフロップ(FF)41
等から構成されている。比較回路(CMP2)40は、
上述した比較回路(CMP1)30と同様の構成である
が、入力したデータのうち値の小さいデータを出力す
る。このような最大濃度検出部21および最小濃度検出
部22は、8段のパイプラインステージで構成され、注
目画素を中心として(5×5)のマトリックスサイズの
中で最大濃度(D MAX)および最小濃度(DMIN)を抽
出し、減算器23に入力する。減算器23は最大濃度
(D MAX)と最小濃度(D MIN)の差を算出し、それを
注目画素の特徴量(△D MAX)として出力する。
【0026】次に、拡大/縮小補間パラメータ算出部6
について説明する。拡大/縮小補間パラメータ算出部6
は、以下に示す(1)式のように、注目画素の特徴量
(△DMAX)から適当な関数f()を用いて拡大/縮小
の補間パラメータFP1を算出する。
【0027】 FP1=f(△D MAX) (1) ここで、関数f(△D MAX)は、例えば、KS をある係
数として、 FP1=△D MAX*KS (2) のように表すことができる。
【0028】このような補間パラメータFP1は、簡略
的には、例えば図5および図6に示すように、予めRO
Mに用意されたルックアップテーブルを利用して、求め
ることもできる。ここで、図5において、△D MAXの値
A、B、C、……は、例えば0から255の8ビットの
値であり、0〜20、21〜30等のあるレンジを示す
ものである。また、対応する補間パラメータFP1の値
a、b、c、……は、例えば1.0、1.25等の後述
するような関係を満たす値であり、少なくとも、A<B
<Cの場合、a<b<cである。
【0029】また、出力FPは、後述の(7)式の係数
K(i)とK(i+1)が書かれているROM(A)7
4とROM(B)75の選択アドレスになっている。つ
まりFPは特徴量(D MAX)に適した補間パラメータF
P1に対応する係数K(i)とK(i+1)を選択する
ものである。
【0030】次に、補間処理部7について説明する。補
間処理部7は、図7に示すように、フリップフロップ7
1、乗算器72、73、ROM(A)74、ROM
(B)75、加算器76等から構成されている。
【0031】ここで、読み取り装置によって読み取った
画像のライン方向(主走査方向)原画像の位置を i、i+
1 、……、また、変倍率に応じた再標本化位置を、p 、
p+1、……で表わし、原画像位置における画像濃度を、
D( i)、D(i+1 )、……、また、補間処理による再
標本化点での画像濃度をΓ(p )、Γ(p+1 )、……で
表わした時の補間処理部7における再標本化点pの濃度
Γ(p )の算出式を以下に示す。
【0032】 Γ(p )=D( i)*{(1-d)FP1 /((d)FP1 *(1-d) FP1 )} +D(i+1 )*{dFP1 /((d)FP1 *(1-d) FP1 )} (3) ここで、 d =p-i (4) (3)式において、 (1-d)FP1 /((d)FP1 *(1-d) FP1 ) =K( i) (5) dFP1 /((d)FP1 *(1-d) FP1 ) =K(i+1 ) (6) に置き換えると次の(7)式が得られる。
【0033】 Γ(p )=D( i)*K( i)+D(i+1 )*K(i+1 ) (7) ここで、係数K( i)とK(i+1 )を、図7に示すRO
M(A)74とROM(B)75に予め収容しておき、
再標本化位置情報RADと補間パラメータFPによって
K1とK2として選択される。図7において乗算器回路
72は(7)式におけるD( i)*K( i)を算出し、
同様に乗算器回路73は(7)式におけるD(i+1 )*
K(i+1 )を算出する。
【0034】乗算器72は、DIをフリップフロップ7
1を通すことによって1クロック遅延したもの、つまり
注目画素と係数K1を入力とし、乗算の結果ID1を出
力とする。同様に乗算器73は、DIと係数K2を入力
とし、乗算の結果ID2を出力する。加算器76は、乗
算器72と73の出力ID1とID2を入力とし、加算
の結果、再標本化点の濃度Γ(p )(IDR)を出力す
る。
【0035】図8は、上述した補間処理部7の補間特性
が、パラメータFP1によってどのように変わるかを示
すものである。この図に示すように、FP1が1に近い
ときは、補間処理はほぼ線型補間となり、FP1が大き
くなるほど最近傍(SPC)法に近づいていく。
【0036】次に、拡大/縮小アドレス発生部3につい
て説明する。拡大/縮小アドレス発生部3は、図9に示
すように、ラインバッファ(LB)5に格納された注目
画素を読み出す注目画素READアドレスカウンタ9
1、ラインバッファ(LB)8に再標本化点濃度IDR
を書き込む拡大/縮小データWRITEアドレスカウン
タ92、ラインバッファ(LB)4に格納された特徴量
(△D MAX)を読み出す特徴量READアドレスカウン
タ93、再標本化点位置情報を算出する再標本化点演算
部94、そして変倍率に応じて上記3つのアドレスカウ
ンタのカウントを制御するカウンタ制御部95等から構
成されている。
【0037】本実施例の場合、注目画素READアドレ
スカウンタ91および拡大/縮小データWRITEアド
レスカウンタ92は、カウント・イネーブル付きの13
ビットカウンタ、特徴量READアドレスカウンタ93
はカウント・イネーブル付きの11ビットアドレスカウ
ンタである。また、再標本化点演算部94は10ビット
加算器で構成されている。
【0038】上記再標本化点演算部94の詳細を図10
に示す。同図において、100はラッチ・イネーブル
(CE)付きのフリップフロップでCEが“0”のとき
出力Qは変化しない。また、101は、10ビットの加
算器であり、8ビット半加算器と2ビット全加算器で構
成され、FCOは8ビット半加算器のキャリーアウト出
力、ICOは2ビット全加算器のキャリーアウト出力で
あり、FCOはまた2ビット全加算器のキャリーイン入
力へ接続されている。加算器101のDA入力には、予
め設定した変倍率(m)の逆数の値(MD)が出力して
いる。
【0039】MDの算出式を以下に示す。
【0040】MD=256/m (8) 再標本化点演算部94は、画像処理が開始されると上記
のMDを所定のクロックに同期して加算した値をMF9
〜0として出力する。ここで、初期値は“0”である。
MFの下位8ビット(MF7〜0)は再標本化点の位置
情報RADとして補間処理部7へ送られ補間処理に供さ
れる。また、MFの上位2ビット(MF9〜8)は、縮
小処理時の拡大/縮小データWRITEアドレスカウン
タ92のカウント制御信号としてカウンタ制御部95へ
送られる。また、FCO1は、拡大時の注目画素REA
Dアドレスカウンタ91のカウント制御信号として、I
CO1は拡大/縮小時の特徴量データREADアドレス
カウンタ93のカウント制御信号としてカウンタ制御部
95へ送られる。
【0041】図11はカウンタ制御部95の注目画素R
EADアドレスカウンタ制御信号MAEと拡大/縮小デ
ータWRITEアドレスカウンタ制御信号RAEを生成
する回路の一実施例の構成を示すものであり、この回路
は、比較器110、遅延回路111、AND回路11
2、113、NAND回路114、OR回路115等か
ら構成されている。
【0042】同図において、R1は拡大処理(MD≦2
56)時“1”、縮小処理(MD>256)時“0”と
なる。注目画素READアドレスカウンタ制御信号MA
Eは拡大処理においては再標本化点演算部94の8ビッ
ト加算器のキャリーアウト出力FCO1を出力、縮小処
理時は主走査画像転送イネーブル信号HDENを出力す
る。HDENは画像転送中は“1”を出力する。従って
注目画素READアドレスカウンタ91は、拡大時は再
標本化点演算部94の8ビット加算器がキャリーアウト
を出力したときのみカウントアップし、縮小時は画像転
送中は所定のクロックに同期して逐次カウントアップす
る。
【0043】拡大/縮小データWRITEアドレスカウ
ンタ制御信号RAEは、拡大処理時はHDENを出力
し、縮小処理時は再標本化点演算部94の10ビット加
算器の出力上位2ビット(MF9〜8)と注目画素RE
ADアドレスカウンタの出力下位2ビット(MA1〜
0)の比較結果を出力する。比較器110は、MF9〜
8とMA1〜0が等しいとき“1”を出力する。また遅
延回路111は、補間処理を施した再標本化点濃度ID
Rをラインバッファ(LB)8の所定のアドレスに格納
するための時間調整を行っている。CE1はRAEと同
等の信号で再標本化点演算部94内のフリップフロップ
100のCE端子に接続される。従って再標本化点演算
部94の出力MF9〜0は、拡大時は画像転送中所定の
クロックに同期して逐次MDが加算されるが、縮小時は
上記MF1〜0とMA1〜0が等しくなるまで加算を停
止する。同様に拡大/縮小データアドレスカウンタ92
は、拡大時は画像転送中所定のクロックに同期して逐次
カウントアップし、縮小時は上記MF1〜0とMA1〜
0が等しい時のみカウントアップを実行する。
【0044】図12は、特徴量データREADアドレス
カウンタ制御信号XAE生成回路の一実施例の構成を示
すもので、この回路は、四捨五入回路120、キャリー
補正回路121等から構成されている。四捨五入回路1
20は、再標本化点演算部94の出力上位2ビット(M
F9〜8)と第8ビット(MF7)を加算する。この四
捨五入回路120の出力(XA1〜0)が当該再標本化
点画素に最も近接した原画素の位置情報の下位2ビット
を表している。キャリー補正回路121は、上記四捨五
入回路120のキャリーアウト出力RCOと再標本化点
演算部94の10ビット加算器のキャリーアウト出力I
CO1から特徴量READアドレスカウンタ制御信号X
AEを生成する。
【0045】図13は、上記キャリー補正回路121の
一実施例の構成を示すもので、このキャリー補正回路1
21は、フリップフロップ130、131、AND回路
132、133、134、135、NAND回路13
6、OR回路137、138等から構成されている。こ
れはICO1あるいはRCOが“1”のときに1クロッ
ク幅のパルスを発生し、かつRCOが“1”の状態の次
のICO1の“1”の状態を無視する順序回路で構成さ
れている。HSYNC0はプリンタから出力するアクテ
ィブ・ローの主走査同期信号である。この特徴量REA
Dアドレスカウンタ制御信号XAEが“1”のとき最大
最小READアドレスカウンタ91はカウントアップす
る。特徴量バッファ(LB)4は、11ビットの特徴量
READアドレスカウンタ93の出力(XA12〜2)
と四捨五入回路120の2ビット出力(XA1〜0)に
よってアクセスされる。
【0046】かくして、このように構成された本実施例
の画像処理装置によれば、補間処理を用いた拡大処理に
おいて、局所領域における特徴量(最大濃度差)から補
間特性を制御することによって、文字領域ではSPC法
に近い方式の補間が行われ、写真領域では線型補間法に
近い方式の補間が行われる。これによって、文字領域の
解像性、写真領域の滑らかさが満足できるような処理を
行うことができる。
【0047】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、最大最小検出範囲の領域は(5×
5)に限定されるものではなく、最大最小検出範囲の領
域を処理対象画像に応じて可変設定するように構成する
こともできる。また、本実施例では、所定範囲内の最大
濃度差を画素特徴情報として用いたが、特徴情報はこれ
に限定されるものではなく、いわゆる文字領域および写
真領域を識別することのできる情報であれば、同様にし
て使用することができる。さらに、拡大/縮小補間パラ
メータ算出部6では、ROM(A)74、ROM(B)
75等にテーブルとして、特徴量と補間パラメータの関
係を収容しておく代わりに、適当な論理回路等を用いて
特徴量と補間パラメータの関係を導くこともできる。
【0048】また、本発明では、特徴情報の値は読み取
り手段で読み取った画像信号つまり画像情報の反射率に
対応した量を基に算出しているが、この量を画像濃度
(反射率の逆数の対数)に変換した値で、さらには人間
の視覚特性を考慮した変換信号をもとに識別を行っても
よい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、文
字、写真等の混在する画像の拡大処理において画像情報
の局所領域における特徴量により補間特性を制御するこ
とによって、文字領域の解像性と写真領域の滑らかさを
同時に保つことができる。この結果、各種の画像処理の
基礎となる拡大/縮小画像を高品質化することができ、
その処理効率の向上を図ることが可能となる等の多大な
る効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる画像処理装置の概略
構成を示す図。
【図2】図1の特徴量抽出回路の構成例を示す図。
【図3】図2の最大濃度検出部の構成例を示す図。
【図4】図2の最小濃度検出部の構成例を示す図。
【図5】補間パラメータ算出部のルックアップテーブル
の例を示す図。
【図6】補間パラメータ算出部の構成例を示す図。
【図7】補間処理部の構成例を示す図。
【図8】補間パラメータと補間の特性の関係を示す図。
【図9】図1の拡大/縮小アドレス発生部の構成例を示
す図。
【図10】図9の再標本化点演算部の構成例を示す図。
【図11】図9のカウンタ制御部の要部構成例を示す
図。
【図12】図9のカウンタ制御部の要部構成例を示す
図。
【図13】図12のキャリー補正回路の構成例を示す
図。
【符号の説明】
1…………ラインバッファ 2…………特徴量抽出部 3…………拡大/縮小アドレス発生部 4…………ラインバッファ 5…………ラインバッファ 6…………拡大縮小補間パラメータ算出部 7…………補間処理部 8…………ラインバッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/393 8839−5C 1/40 F 9068−5C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象画像の所定範囲内の画像情報か
    ら、文字や線図等のコントラストのある画像情報である
    か、写真等の階調を有する画像であるかを評価するため
    の特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、 画像情報を任意の変倍率で拡大/縮小するための補間処
    理を行う補間処理手段であって、補間パラメータを変更
    することによって補間特性を変更可能に構成された補間
    処理手段と、 前記特徴量抽出手段によって抽出した特徴量を入力し、
    この特徴量に対応する前記補間パラメータを求め、この
    補間パラメータを前記補間処理手段に送出して該補間処
    理手段の補間特性を変更する補間特性パラメータ算出手
    段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
JP3296965A 1991-11-13 1991-11-13 画像処理装置 Withdrawn JPH05135165A (ja)

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