JP2001086367A - 映像表示装置及びその制御方法 - Google Patents

映像表示装置及びその制御方法

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JP2001086367A
JP2001086367A JP25646199A JP25646199A JP2001086367A JP 2001086367 A JP2001086367 A JP 2001086367A JP 25646199 A JP25646199 A JP 25646199A JP 25646199 A JP25646199 A JP 25646199A JP 2001086367 A JP2001086367 A JP 2001086367A
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display device
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JP25646199A
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English (en)
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Takaharu Matsuura
隆治 松浦
Akira Okamoto
暁 岡本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各映像の倍率に合わせた画質補正が可能であ
って、さらに映像が表示される画面の位置を考慮した画
質補正も可能な映像表示装置を提供する。 【解決手段】 プレーン4、4、5に格納された映像
は、水平・垂直スケーリング部7、8、9によって、そ
れぞれ、水平及び垂直方向に所望の倍率に変換される。
所望の倍率に変換された映像は、画質補正部10、11
によって画質補正を施され、補正された複数の映像は、
合成部12によって合成され、表示部13に表示され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の映像を合成
して表示する映像表示装置とその制御方法、及びその制
御プログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、2つの画面を同時に表示で
き、一方の画面の倍率を変化させることができるテレビ
ジョン受信機が知られている。特公平7−48822号
では、一方の画面を縮小できる二画面表示装置が開示さ
れている。図10は、二画面表示装置を説明するための
説明図であり、図11は、特公平7−48822号によ
る二画面表示装置1000の構成を示すブロック図であ
る。
【0003】二画面表示装置1000は、異なる入力端
子1001、1002から入力される2つの画面の一方
を親画面1010、他方を子画面1011とすると、親
画面の一部に子画面をはめ込んだ映像1012を合成部
1004で合成し、モニタに合成された映像を表示でき
る装置である。子画面1011の縮小率は、水平・垂直
スケーリング部1003で任意に変化させることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
二画面表示できるテレビジョン受信機では、入力信号を
所定倍率に変換する際、拡大縮小用のフィルタ特性によ
り、映像データの周波数特性が劣化し、映像がボケて見
えるという問題が生じる。特に、映像をCRT(Cathod
e Ray Tube)上に表示する場合、CRTの両端はフォー
カスが合わせにくいので、両端に表示される映像を拡大
縮小すると、さらにボケ感が増す。
【0005】また、ボケ感を解消するために、画面の合
成後に画質補正を行う方法もあるが、合成された映像の
入力信号の倍率が異なる場合は、一方の入力信号の倍率
に合わせて画質補正を行うため、他方の入力信号の画質
劣化を招く。さらに、3画面以上の映像を表示する場
合、各画面の拡大縮小率が異なると、画質劣化は更に深
刻になる。
【0006】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、各映像の倍率に合わせた画質補
正ができ、さらに映像が表示される画面の位置を考慮し
た画質補正も行える、複数映像を合成して表示する映像
表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る映像表示装置は、複数の映像を合成
して表示する映像表示装置において、複数の映像毎に情
報を格納するプレーンと、プレーン毎に格納された映像
を水平及び垂直方向に所望の倍率に変換する水平・垂直
スケーリング部と、所望の倍率に変換された映像毎に画
質補正を行う画質補正部と、画質補正部によって補正さ
れた複数の映像を合成する合成部と、合成部により合成
された映像を表示する表示部と、映像表示装置内の動作
を制御する制御部と、を備えることを特徴とするもので
ある。
【0008】また、請求項2に係る映像表示装置は、複
数の映像を合成して表示する映像表示装置において、複
数の映像毎に情報を格納するプレーンと、プレーン毎に
格納された映像を水平及び垂直方向に所望の倍率に変換
する水平・垂直スケーリング部と、所望の倍率に変換さ
れた複数の映像を合成する合成部と、合成部により合成
された映像に含まれる複数の映像に対してそれぞれ画質
補正を行う画質補正部と、画質補正部により補正された
映像を表示する表示部と、映像表示装置内の動作を制御
する制御部と、を備えることを特徴とするものである。
【0009】また、請求項3に係る映像表示装置は、請
求項1又は2に係る映像表示装置において、プレーン
が、動画に関する情報を格納するプレーンと、静止画に
関する情報を格納するプレーンと、文字及び図形に関す
る情報を格納するプレーンとを含むことを特徴とするも
のである。
【0010】また、請求項4に係る映像表示装置は、請
求項3に係る映像表示装置において、画質補正部が、動
画及び静止画に画質補正をすることを特徴とするもので
ある。
【0011】また、請求項5に係る映像表示装置は、請
求項1から4のいずれかに係る映像表示装置において、
画質補正部が、輪郭補正をすることを特徴とするもので
ある。
【0012】また、請求項6に係る映像表示装置は、請
求項5に係る映像表示装置において、画質補正部が、倍
率に応じて、輪郭補正を行う周波数成分を切り替えるこ
とを特徴とするものである。
【0013】また、請求項7に係る映像表示装置は、請
求項5又は6に係る映像表示装置において、画質補正部
が、表示部における映像が表示される位置に応じて、輪
郭補正を行うゲインを切り替えることを特徴とするもの
である。
【0014】請求項8に係る映像表示装置の制御方法
は、複数の映像を合成して表示する映像表示装置の制御
方法において、複数の映像毎に情報を格納し、格納され
た映像を水平及び垂直方向に所望の倍率に変換し、所望
の倍率に変換された映像毎に画質補正を行い、画質補正
部によって補正された複数の映像を合成し、合成部によ
り合成された映像を表示する、ことを特徴とするもので
ある。
【0015】また、請求項9に係る映像表示装置の制御
方法は、複数の映像を合成して表示する映像表示装置の
制御方法において、複数の映像毎に情報を格納し、格納
された映像を水平及び垂直方向に所望の倍率に変換し、
所望の倍率に変換された複数の映像を合成し、合成部に
より合成された映像に含まれる複数の映像に対してそれ
ぞれ画質補正を行い、画質補正部により補正された映像
を表示する、ことを特徴とするものである。
【0016】また、請求項10に係る映像表示装置の制
御方法は、請求項8又は9に係る映像表示装置の制御方
法において、映像が、動画と、静止画と、文字及び図形
とを含むことを特徴とするものである。
【0017】また、請求項11に係る映像表示装置の制
御方法は、請求項10に係る映像表示装置の制御方法に
おいて、画質補正が、動画及び静止画に対して行われる
ことを特徴とするものである。
【0018】また、請求項12に係る映像表示装置の制
御方法は、請求項8から11のいずれかに係る映像表示
装置の制御方法において、画質補正が、輪郭補正である
ことを特徴とするものである。
【0019】また、請求項13に係る映像表示装置の制
御方法は、請求項12に係る映像表示装置の制御方法に
おいて、画質補正が、倍率に応じて、輪郭補正を行う周
波数成分を切り替えることを特徴とするものである。
【0020】また、請求項14に係る映像表示装置の制
御方法は、請求項12又は13に係る映像表示装置の制
御方法において、画質補正が、映像が表示される位置に
応じて、輪郭補正を行うゲインを切り替えることを特徴
とするものである。
【0021】請求項15に係る記憶媒体は、複数の映像
を合成して表示する映像表示装置を制御するプログラム
を記憶したコンピュータ可読の記憶媒体において、複数
の映像毎に情報を格納し、格納された映像を水平及び垂
直方向に所望の倍率に変換し、所望の倍率に変換された
映像毎に画質補正を行い、画質補正部によって補正され
た複数の映像を合成し、合成部により合成された映像を
表示する、プログラムを記憶したことを特徴とするもの
である。
【0022】請求項16に係る記憶媒体は、複数の映像
を合成して表示する映像表示装置を制御するプログラム
を記憶したコンピュータ可読の記憶媒体において、複数
の映像毎に情報を格納し、格納された映像を水平及び垂
直方向に所望の倍率に変換し、所望の倍率に変換された
複数の映像を合成し、合成部により合成された映像に含
まれる複数の映像に対してそれぞれ画質補正を行い、画
質補正部により補正された映像を表示する、プログラム
を記憶したことを特徴とするものである。
【0023】また、請求項17に係る記憶媒体は、請求
項15又は16に係るプログラムを記憶した記憶媒体に
おいて、複数の映像が、動画と、静止画と、文字及び図
形とを含むことを特徴とするものである。
【0024】また、請求項18に係る記憶媒体は、請求
項17に係るプログラムを記憶した記憶媒体において、
画質補正は、動画及び静止画に対して行われることを特
徴とするものである。
【0025】また、請求項19に係る記憶媒体は、請求
項15から18のいずれかに係るプログラムを記憶した
記憶媒体において、画質補正が、輪郭補正であることを
特徴とするものである。
【0026】また、請求項20に係る記憶媒体は、請求
項19に係るプログラムを記憶した記憶媒体において、
画質補正は、倍率に応じて、輪郭補正を行う周波数成分
を切り替えることを特徴とするものである。
【0027】また、請求項21に係る記憶媒体は、請求
項19又は20に係るプログラムを記憶した記憶媒体に
おいて、画質補正が、映像が表示される位置に応じて、
輪郭補正を行うゲインを切り替えることを特徴とするも
のである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態によ
る映像表示装置について、図面を用いて説明する。 実施の形態1.図1は、実施の形態1による映像表示装
置の概略構成を示すブロック図である。映像表示装置
は、外部から入力される映像信号に後述する所定の処理
を施し映像を表示する映像信号処理部100と、映像信
号処理部100の動作を制御する制御部101と、外部
から映像信号処理部100の設定を指示する信号を受信
する外部設定受信部102とを備える。
【0029】映像信号処理部100は、さらに、外部か
ら入力される映像信号を受信する受信部1、受信された
映像信号を映像情報と映像制御信号とに分離する信号分
離部2、映像情報にデコード処理を施す入力部3、動画
情報を格納する動画プレーン4、静止画情報を格納する
静止画プレーン5、文字及び図形情報を格納する文字・
図形プレーン6、各プレーン(4、5、6)に格納され
た情報に対して水平及び垂直方向に倍率を変換(スケー
リング)する第1から第3の水平・垂直スケーリング部
7、8、9、倍率変換された画像の画質補正を行う第1
および第2の画質補正部10、11、映像の合成を行う
合成部12、及び合成された映像を表示する表示部13
を備える。
【0030】制御部101は、信号分離部2からの映像
制御信号及び外部設定受信部102からの信号に基づい
て、映像信号処理部100の動作を制御する制御信号を
生成及び出力する。例えば、映像の縮小拡大の倍率(等
倍を含む)を指示する倍率信号16を生成し、第1から
第3の水平・垂直スケーリング部7、8、9へ出力し、
画質補正部制御信号17を生成し、第1及び第2の画質
補正部10、11へ出力し、合成部制御信号18を生成
し、合成部12へ出力する。倍率信号16には、動画の
倍率を指示する信号16−1、静止画の倍率を指示する
信号16−2、及び文字・図形の倍率を指示する信号1
6−3が含まれる。また、画質補正制御信号17は、各
映像の倍率及び表示位置に従って画質補正を制御する信
号であり、動画の画質補正を制御する信号17−1、及
び静止画の画質補正を制御する信号17−2が含まれ
る。
【0031】外部設定受信部102は、ユーザが外部か
ら設定した映像表示装置の設定条件を受信し、受信した
条件を制御部101へ送信する。外部からの設定には、
映像の縮小あるいは拡大の倍率や、映像の表示位置が含
まれる。
【0032】受信部1は、外部から映像信号を受信し、
信号分離部2に映像信号を送信する。信号分離部2は、
受信部1で受信した映像信号を、映像表示を制御する映
像制御信号14と、映像情報15とに分離し、映像制御
信号14を制御部101へ出力し、映像情報15を入力
部3へ出力する。映像制御信号14には、例えば、映像
の縮小あるいは拡大の倍率や映像の表示位置を指示する
信号が含まれる。また、映像情報15には、複数の映像
情報、例えば、動画情報、静止画情報、文字及び図形情
報が含まれる。
【0033】入力部3は、受信した映像情報にデコード
処理を施し、映像情報をプレーンと呼ばれるバッファに
格納する。ここでは、動画情報を動画プレーン4へ、静
止画情報を静止画プレーン5へ、文字及び図形情報を文
字・図形プレーン6へ格納する。
【0034】第1から第3の水平・垂直スケーリング部
7、8、9は、動画プレーン4、静止画プレーン5、文
字・図形プレーン6毎に設けられ、各水平・垂直スケー
リング部7、8、9は、水平スケーリング部、及び垂直
スケーリング部(図示せず)をさらに備える。
【0035】水平スケーリング部は、例えば、入力信号
から折り返し歪みを除去するLPF(Low Pass Filte
r)と、任意の複数個の画素が入力されると各画素に対
して倍率信号16によって指示された係数値を乗算する
演算部と、ラインメモリと、複数のスイッチとを備え、
スイッチの選択制御により、水平縮小と、水平拡大と、
スルーの信号処理のいずれかを行うように構成すること
ができる。
【0036】垂直スケーリング部は、例えば、入力信号
から折り返し歪みを除去するLPFと、任意の複数個の
ラインが入力されると各画素に対して倍率信号16によ
って指示された係数値を乗算する演算部と、フィールド
メモリと、複数のスイッチとを備え、スイッチの選択制
御により、垂直縮小と、垂直拡大と、スルーとの信号処
理のいずれかを行うように構成することができる。
【0037】なお、文字・図形情報は、一般的に画質補
正により画質が劣化しやすいので、本実施形態では、文
字・図形情報をスケーリングする第3の水平・垂直スケ
ーリング部9に対して画質補正部を設けていない。が、
文字・図形情報に対して画質補正を行う必要のある場合
は、第3の水平・垂直スケーリング部9に対して画質補
正部を設けることができるのは言うまでもない。
【0038】第1及び第2の画質補正部10、11の詳
細については、後述する。合成部12は、第1及び第2
の画質補正部10、11によって画質補正されたデータ
と、第3の水平・垂直スケーリング部9によってスケー
リングされたデータとを合成部制御信号18に基づいて
合成し、表示部13へ出力する。
【0039】第1及び第2の画質補正部10、11につ
いて、図2を用いて説明する。図2は、第1あるいは第
2の画質補正部10、11の構成を示すブロック図であ
る。第1及び第2の画質補正部10、11は、それぞ
れ、入力信号を遅延する遅延素子21、輪郭成分を抽出
する輪郭成分抽出BPF(Band Pass Filter)22、利
得を補償する乗算器24、加算器25、BPF係数レジ
スタ27、及び乗算係数レジスタ28を備える。輪郭成
分抽出BPF22の詳細については、後述する。
【0040】乗算器24は、輪郭成分抽出BPF22の
出力に、乗算係数レジスタ28から得られる係数値を乗
算して、利得を補償する。利得の係数は、例えば、映像
の表示部13として用いられる画面の種類や、映像が表
示される画面上での位置によって変更すれば、画質の劣
化を解消することができる。例えば、映像の表示デバイ
スがCRTの場合、フォーカスを管面中心に合わせるた
め、画面の両端のフォーカスが合いにくく、両端の映像
がボケてしまう。従って、スケーリングの倍率が同じ映
像を画面中央に表示する場合と、画面の端に表示する場
合とでは、BPF22で抽出する帯域成分は変えず、利
得係数を変えることによって、CRTのフォーカスによ
るボケ感を解消することができる。この場合、端に表示
する場合の利得係数は、中央に表示する場合よりも大き
くするとよい。利得係数の制御は、画質補正部制御信号
17によって制御すれば、容易に実現できる。
【0041】加算器25は、遅延素子21で遅延させた
映像データと、乗算器24からのデータとを加算し、合
成部12へ出力する。BPF係数レジスタ27は、画質
補正部制御信号17によって指示されるBPF22の係
数を格納するレジスタである。乗算係数レジスタ28
は、画質補正部制御信号17によって指示される乗算器
24の係数を格納するレジスタである。
【0042】図3は、輪郭成分抽出BPF22の構成を
示すブロック図である。輪郭成分抽出BPF22は、複
数の画素を入力信号とする遅延素子(フリップフロッ
プ)51〜54と、各画素に対して係数値を乗算するB
PF乗算部55〜59と、BPF乗算部55〜59の出
力を加算する加算器60とを備える非巡回型フィルタで
ある。
【0043】BPF乗算部55〜59は、遅延素子51
〜54の各タップの出力に対してBPF係数レジスタ2
7から出力される係数を乗算し、加算器60は、乗算部
55〜59の各出力の荷重和を算出する。このとき、抜
き取るタップ数、及びBPF係数レジスタ27から出力
される係数を変更することにより、周波数特性を変える
ことができる。
【0044】画質補正部10、11内の乗算器24で利
得を補償する帯域は、動画プレーン4からの出力を補正
する場合でも、また静止画プレーン5からの出力を補正
する場合でも、スケーリングの倍率により異なるので、
BPF22で抽出する帯域成分は、スケーリングの倍率
に応じて切り替える必要がある。従って、BPF乗算部
55〜59の係数値、すなわちBPF係数レジスタ27
に格納される係数値を、制御部101から出力される画
質補正部制御信号17によって制御して帯域成分の切替
えを行う。
【0045】なお、図3に示した遅延素子とBPF乗算
部との個数は、任意に変更できる。図4は、実施の形態
1による映像表示装置の処理動作を説明するためのフロ
ーチャートである。説明を簡単にするため、映像表示装
置で処理される映像データは、動画と静止画と文字と
し、動画は3/4に水平縮小するものとし、静止画は1
/4に水平縮小すると仮定する。また、図中、点線より
左側は映像信号処理部100の動作を示し、点線より右
側は制御部101の動作を示す。
【0046】まず、映像信号処理部100の動作につい
て説明する。ステップS1で、受信部1は外部から映像
信号を受信する。ステップS2で、信号分離部2が映像
信号を映像情報15と映像制御信号14とに分離する。
ステップS3で、入力部3が映像情報にデコード処理を
施す。ステップS4で、動画を動画プレーン4に格納
し、静止画を静止画プレーン5に格納し、文字・図形を
文字・図形プレーン6で格納する。ステップS5で、第
1から第3の水平・垂直スケーリング部7、8、9が、
制御部101から出力された倍率信号16に基づき、映
像の倍率変換を行う。例えば、上記の仮定では、第1の
水平・垂直スケーリング部7が動画の3/4の水平縮小
を行い、第2の水平・垂直スケーリング部8が静止画の
1/4の水平縮小を行い、第3の水平・垂直スケーリン
グ部9は、文字・図形の縮小拡大を行わない。
【0047】ステップS6では、第1及び第2の画質補
正部10、11が、制御部101から出力された画質補
正部制御信号17に基づき、映像の補正を行う。ステッ
プS7では、合成部12が、制御部101から出力され
た合成部制御信号18に基づき、画質補正した動画及び
静止画と、文字映像とを合成する。ステップS8では、
表示部13が、ステップS7で合成された画像を表示す
る。
【0048】次に、制御部101の動作について説明す
る。ステップS10では、ステップS2で分離された映
像制御信号14を受信する。また、ユーザが外部から画
像表示装置の設定を行った場合、ステップS11で設定
された条件を受信する。ステップS12では、映像制御
信号14及び外部設定された条件に基づいて倍率信号1
6を生成し、第1から第3の水平・垂直スケーリング部
7、8、9へ出力する。ステップS13では、制御信号
及び外部設定された条件に基づいて画質補正部制御信号
17を生成し、第1及び第2の画質補正部10、11へ
出力する。ステップS14では、制御信号及び外部設定
された条件に基づいて合成部制御信号18を生成し、合
成部12へ出力する。
【0049】図5は、動画を3/4に水平縮小した場合
の第1の画質補正部10における画質補正について説明
するための説明図である。利得と周波数の関係を、
(1)第1の水平・垂直スケーリング部7で水平スケー
リングをした後、(2)第1の画質補正部10の輪郭成
分抽出BPF22で輪郭成分を抽出した後、(3)抽出
した輪郭成分の補正をした後、(4)動画の輪郭補正が
完了した後、の4つについて示した。縦軸が利得で、横
軸が周波数である。説明しやすくするために、映像信号
を水平方向に標本化するためのサンプリング周波数(以
下、pixelクロックと呼ぶ)を74MHzとすると、サ
ンプリング周波数は、通常74/2=37MHzなの
で、カットオフ周波数は、37×3/4=27.75M
Hzとなり、利得がフラットで通過できる範囲、つまり
通過帯域は、22.5MHzとなる。
【0050】第1の水平・垂直スケーリング部7で水平
スケーリングをした場合、フィルタの特性上、通過帯域
22.5MHzまでの利得をフラット(0dB)に維持
することは困難である。図5の(1)では22.5MH
zのとき矢印Aで示す減衰が生じている。利得が−1d
B以上低下すると、ボケとなって画面上に現れる。つま
り、利得を通過帯域までフラットに維持することは、画
質補正で特に重要である。
【0051】減衰した利得、特に通過帯域22.5MH
z近傍の利得、を補償するために、輪郭成分抽出BPF
22で、まず水平スケーリング後の動画情報から輪郭成
分を抽出する。図5の(2)は、輪郭成分抽出BPF2
2で輪郭成分を抽出した場合の周波数と利得の関係を示
す図である。
【0052】次に輪郭成分抽出BPF22は、抽出され
た輪郭成分に所定の係数を乗算し、減衰した利得を補償
する。図5の(3)は、乗算後の周波数と利得の関係を
示す図である。
【0053】続いて、加算器25が、遅延素子21によ
って遅延された3/4縮小した動画に、利得補償した輪
郭成分を加算し、図5の(1)で示した利得低下を輪郭
補正する。図5の(4)は、輪郭補正後の周波数と利得
との関係を表し、減衰した利得が補償されていることが
わかる。以上のように、減衰した利得を補償することに
よって、ボケ感を防止することができる。
【0054】図6は、静止画を1/4に水平縮小した場
合の第2の画質補正部11における画質補正について説
明するための説明図である。利得と周波数の関係を、
(1)第2の水平・垂直スケーリング部8で水平スケー
リングをした後、(2)第2の画質補正部11の輪郭成
分抽出BPF22で輪郭成分を抽出した後、(3)抽出
された輪郭成分に係数を乗算した後、(4)静止画の輪
郭補正が完了した後、の4つについて示した。縦軸が利
得で、横軸が周波数である。図5と同様、説明しやすく
するために、pixelクロックを74MHzとすると、カ
ットオフ周波数は、37×1/4=9.25MHzとな
り、通過帯域は、7.5MHzとなる。
【0055】第1の水平・垂直スケーリング部7と同
様、第2の水平・垂直スケーリング部8でも、通過帯域
7.5MHzまでの利得をフラット(0dB)に維持す
ることは困難である。図6の(1)では7.5MHzの
とき矢印Bで示す減衰が生じている。利得が−1dB以
上低下すると、ボケとなって画面上に現れる。
【0056】減衰した利得、特に通過帯域7.5MHz
近傍の利得、を補償するために、輪郭成分抽出BPF2
2で、まず水平スケーリング後の静止画情報から輪郭成
分を抽出する。図6の(2)は、輪郭成分抽出BPF2
2で輪郭成分を抽出した場合の周波数と利得の関係を示
す図である。
【0057】次に輪郭成分抽出BPF22が、抽出され
た輪郭成分に所定の係数を乗算し、減衰した利得を補償
する。図6の(3)は、乗算後の周波数と利得の関係を
示す図である。
【0058】続いて、加算器25が、遅延素子21によ
って遅延された1/4に縮小した静止画に、利得補償し
た輪郭成分を加算し、図6の(1)で示した利得低下を
輪郭補正する。図6の(4)は、輪郭補正後の周波数と
利得との関係を表し、減衰した利得が補償されているこ
とがわかる。以上のように、減衰した利得を補償するこ
とによって、ボケ感を防止することができる。
【0059】図7は、静止画を1/4に水平縮小した映
像を画面上端側に表示させる場合の第2の画質補正部1
1における画質補正について説明するための説明図であ
る。利得と周波数の関係を、(1)第2の水平・垂直ス
ケーリング部8で水平スケーリングをした後、(2)第
2の画質補正部11の輪郭成分抽出BPF22で輪郭成
分を抽出した後、(3)抽出された輪郭成分に係数を乗
算した後、(4)第2の画質補正部11の乗算器24に
より輪郭成分に係数を乗算した後、(5)第2の画質補
正部11の加算器25により遅延素子21からの信号と
乗算器24からの信号とを加算した後、すなわち輪郭補
正が完了した後、の5つについて示した。縦軸が利得
で、横軸が周波数である。
【0060】図7の(1)〜(3)は、図6の(1)〜
(3)のそれぞれと同様であるので、ここでは、その説
明を省略する。図7の(3)に示すような輪郭成分抽出
BPF22によって抽出及び利得補償された輪郭成分
を、1/4に縮小された静止画に加算し、表示部13の
画面の上端に加算された映像を表示しても、画面の両端
ではフォーカスがあわせにくいため、ボケた映像が表示
されてしまう。
【0061】そこで、画面端でも高画質な映像を得るた
めに、乗算器24において、輪郭成分抽出BPF22に
よって抽出及び利得補償された抽出された輪郭成分に、
乗算係数レジスタ28から得られる係数を乗算し、輪郭
成分を強調するよう調整する。図7の(4)は、乗算器
24で輪郭成分の利得を調整した場合の周波数と利得の
関係を示す図である。
【0062】続いて、加算器25が、遅延素子21によ
って遅延された1/4縮小した静止画に、乗算器24で
利得補償した輪郭成分を加算する。図7の(5)は、輪
郭補正後の周波数と利得との関係を表し、輪郭成分が強
調されていることがわかる。以上のように、輪郭成分を
狭長することによって、ボケ感を防止することができ
る。
【0063】以上説明したように、実施の形態1によれ
ば、各映像の倍率に合わせた画質補正が可能なので、映
像データの周波数特性の劣化を抑え、高画質な映像を得
ることができる。また、画面の種類や、映像が表示され
る画面での位置を考慮して画質補正を行うことができる
ので、特に、映像をCRT上に表示する場合、フォーカ
スが合わせにくいCRTの両端に表示される映像でも、
高画質な映像を得ることができる。
【0064】実施の形態2.図8は、実施の形態2によ
る映像表示装置200の概略構成を示すブロック図であ
る。図1と同様の構成については同じ参照符号を付与す
る。実施の形態1による映像表示装置は、水平・垂直ス
ケーリングを行った後、画質補正をし、映像の合成を行
ったが、実施の形態2による映像表示装置は、水平・垂
直スケーリングを行った後に映像を合成し、合成した映
像に対して画質補正を行う。
【0065】映像表示装置は、信号処理部200、制御
部101、及び外部設定受信部102を備え、信号処理
部200は、受信部1、信号分離部2、入力部3、動画
プレーン4、静止画プレーン5、文字・図形プレーン
6、第1から第3の水平・垂直スケーリング部7、8、
9、第1から第3の水平・垂直スケーリング部7、8、
9でスケーリングされた映像を合成する合成部70、合
成部70により合成された映像について画質補正を行う
画質補正部71、及び表示部13を備える。制御部10
1は、信号分離部2によって分離された映像制御信号1
4及び外部設定受信部102から出力される信号に従っ
て、合成部70に合成部制御信号75を出力し、画質補
正部71に画質補正部制御信号76を出力する。図1と
同じ参照符号の構成については、図1の説明と同様であ
り、ここではその説明を省略する。
【0066】図9は、合成部70及び画質補正部71の
構成を示すブロック図である。図2と同様の構成につい
ては同じ参照符号を付与する。合成部70は、第1のス
ケーリング部7から出力される動画と第2のスケーリン
グ部8から出力される静止画との切替えを行う第1のス
イッチSW1と、スイッチSW1の出力と第3のスケー
リング部9から出力される文字・図形との切替えを行う
第2のスイッチSW2とを備え、合成部制御信号75−
1に従って、スイッチSW1の切替えを行い、合成部制
御信号75−2に従ってスイッチSW2の切替えを行
い、映像を合成する。合成部制御信号75−1には、動
画と静止画のそれぞれが、合成画面のどの位置に現れる
のかを示す位置情報が含まれ、合成制御部信号75−2
には、文字・図形が合成画面のどの位置に現れるのかを
示す情報が含まれている。なお、スイッチSW1の端子
Aに動画情報が入力し、スイッチSW1の端子Bに静止
画情報が入力し、スイッチSW2の端子AにスイッチS
W1の出力が入力し、スイッチSW2の端子Bに文字・
図形情報が入力するものとする。
【0067】画質補正部71は、遅延素子21、輪郭成
分抽出BPF22,乗算器24、加算器25、第1のB
PF係数レジスタ271、第2のBPF係数レジスタ2
72、乗算係数レジスタ28、第3のスイッチSW1
1、及び第4のスイッチSW22を備える。図2と同じ
参照符号の構成については、図2の説明と同様であり、
ここではその説明を省略する。
【0068】輪郭成分抽出BPF22は、スイッチSW
2が端子Aで受信したデータ、すなわち動画及び静止画
に対して輪郭成分を抽出する。輪郭成分抽出の際のBP
F係数は、第3のスイッチSW11から動画及び静止画
それぞれに対して出力される係数を用いる。
【0069】第1のBPF係数レジスタ271は、画質
補正部制御信号76−1に含まれる、動画用のBPF係
数を格納する。第2のBPF係数レジスタ272は、画
質補正部制御信号76−2に含まれる、静止画用のBP
F係数を格納する。
【0070】第3のスイッチSW11は、画質補正部制
御信号76−3に含まれる、動画と静止画のそれぞれが
合成画面のどの位置に現れるのかを示す情報を受け取
り、輪郭成分抽出BPF22に入力されるデータが動画
であれば、端子Aすなわち第1のBPF係数レジスタ2
71側に回路を切替え、BPF22に入力されるデータ
が静止画であれば、端子Bすなわち第2のBPF係数レ
ジスタ272側に回路を切り替える。第3のスイッチS
W11は、第1のスイッチSW1と連動しており、SW
1が端子Aと接続していれば、SW11も端子Aと接続
し、SW1が端子Bと接続していれば、SW11も端子
Bと接続する。係数レジスタ28は、画質補正部制御信
号76−4によって指示される乗算器24の係数を格納
するレジスタである。
【0071】第4のスイッチSW22は、画質補正部制
御信号76−5に含まれる映像の位置情報を受け取り、
画質補正部71に入力されるデータが動画又は静止画で
あれば、端子Aすなわち加算器25側に回路を切替え、
画質補正部71に入力されるデータが文字・図形であれ
ば、端子Bすなわち遅延素子21側に回路を切り替え
る。第4のスイッチSW22は、第2のスイッチSW2
と連動しており、スイッチSW2が端子Aと接続してい
れば、スイッチSW22も端子Aと接続し、スイッチS
W2が端子Bと接続していれば、スイッチSW22も端
子Bと接続する。
【0072】以上説明したように、実施の形態2によれ
ば、実施の形態1と同様の効果を有する映像表示装置を
得ることができる。すなわち、実施の形態2による映像
表示装置は、各映像の倍率に合わせた画質補正が可能な
ので、映像データの周波数特性の劣化を抑え、高画質な
映像を得ることができる。また、画面の種類や、映像が
表示される画面での位置を考慮して画質補正を行うこと
ができる。特に、映像をCRT上に表示する場合、フォ
ーカスが合わせにくいCRTの両端に表示される映像で
も、高画質な映像を得ることができる。
【0073】また、デジタル方式のテレビジョン放送や
デジタル方式のCATV(ケ−ブルテレビジョン)放送
の発展に伴い、放送局から映像の縮小拡大を指定する信
号を映像データとともに送信するような状況になって
も、実施の形態1及び2によれば、指定された縮小拡大
率に合わせた画質補正を施し、高画質な映像を表示する
ことができる。このとき、倍率信号16、画質補正部制
御信号17、76、合成部制御信号18、75といった
映像表示装置の制御信号は、例えばテレビジョン受信機
の制御部が、放送局から受信したデータを解析して得ら
れる信号である。なお、実施の形態1及び2では、説明
を簡単にするために、映像情報を動画、静止画、及び文
字・図形に限って説明したが、映像情報の種類はこれに
限らない。
【0074】他の実施形態.なお、本発明は、実施の形
態1及び2を実現するソフトウェアのプログラムコード
を記録した記憶媒体をシステム或いは装置に供給するこ
とによって達成されることは言うまでもない。従って、
上記プログラムを格納した記憶媒体は、本発明を構成す
る。
【0075】また、上記プログラムを格納した記憶媒体
をシステム或いは装置に読み出すことによって、そのシ
ステム或いは装置が、本発明方法の効果を享受すること
ができる場合も、本発明を構成することになる。
【0076】
【発明の効果】以上のように本発明による映像表示装置
は、複数の映像毎に情報を格納するプレーンと、プレー
ン毎に格納された映像を水平及び垂直方向に所望の倍率
に変換する水平・垂直スケーリング部と、所望の倍率に
変換された映像毎に画質補正を行う画質補正部と、画質
補正部によって補正された複数の映像を合成する合成部
と、合成部により合成された映像を表示する表示部と、
映像表示装置内の動作を制御する制御部と、を備える。
【0077】また、本発明による映像表示装置の制御方
法は、複数の映像を合成して表示する映像表示装置の制
御方法であって、複数の映像毎に情報を格納し、格納さ
れた映像を水平及び垂直方向に所望の倍率に変換し、所
望の倍率に変換された映像毎に画質補正を行い、画質補
正部によって補正された複数の映像を合成し、合成部に
より合成された映像を表示する方法である。
【0078】また、本発明による記憶媒体は、複数の映
像を合成して表示する映像表示装置を制御するプログラ
ムを記憶したコンピュータ可読のプログラムを記憶した
記憶媒体において、複数の映像毎に情報を格納し、格納
された映像を水平及び垂直方向に所望の倍率に変換し、
所望の倍率に変換された映像毎に画質補正を行い、画質
補正部によって補正された複数の映像を合成し、合成部
により合成された映像を表示する、プログラムを記憶す
る。
【0079】従って、本発明を用いれば、各映像の倍率
に合わせた画質補正が可能なので、映像データの周波数
特性の劣化を抑え、高画質な映像を得ることができる。
また、画面の種類や、映像が表示される画面での位置を
考慮して画質補正を行うことができる。特に、映像をC
RT上に表示する場合、フォーカスが合わせにくいCR
Tの両端に表示される映像でも、高画質な映像を得るこ
とができる。
【0080】また、デジタル方式のテレビジョン放送や
デジタル方式のCATV(ケ−ブルテレビジョン)放送
の発展に伴い、放送局から映像の縮小拡大を指定する信
号を映像データとともに送信するような状況になって
も、本発明によれば、指定された縮小拡大率に合わせた
画質補正を施し、高画質な映像を表示することができ
る。すなわち、縮小拡大の指示が映像データとともに送
信されても、映像毎に縮小拡大が可能であり、映像デー
タの周波数特性の劣化を抑え、高画質な映像を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1による映像表示装置の概略構成を
示すブロック図である。
【図2】第1あるいは第2の画質補正部10、11の構
成を示すブロック図である。
【図3】輪郭成分抽出BPF22の構成を示すブロック
図である。
【図4】映像表示装置の処理動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図5】動画を3/4に水平縮小した場合の画質補正に
ついて説明するための説明図である。
【図6】静止画を1/4に水平縮小した場合の画質補正
について説明するための説明図である。
【図7】1/4に水平縮小した静止画を画面上端に表示
する場合の画質補正について説明するための説明図であ
る。
【図8】実施の形態2による映像表示装置の概略構成を
示すブロック図である。
【図9】合成部70及び画質補正部71の構成を示すブ
ロック図である。
【図10】従来の二画面表示装置を説明するための説明
図である。
【図11】従来の二画面表示装置1000の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 受信部 2 信号分離部 3 入力部 4 動画プレーン 5 静止画プレーン 6 文字・図形プレーン 7 第1の水平・垂直スケーリング部 8 第2の水平・垂直スケーリング部 9 第3の水平・垂直スケーリング部 10 第1の画質補正部 11 第2の画質補正部 12 合成部 13 表示部 14 映像制御信号 15 映像情報 16 倍率信号 16−1 動画の倍率を指示する信号 16−2 静止画の倍率を指示する信号 16−3 文字・図形の倍率を指示する信号 17 画質補正制御信号 17−1 動画の画質補正を制御する信号 17−2 静止画の画質補正を制御する信号 18 合成部制御信号 21 遅延素子 22 輪郭成分抽出BPF 24 乗算器 25 加算器 27 BPF係数レジスタ 28 乗算係数レジスタ 51〜54 遅延素子 55〜59 BPF乗算部 60 加算器 70 合成部 71 画質補正部 75、75−1〜2 合成部制御信号 76、76−1〜5 画質補正部制御信号 271 第1のBPF係数レジスタ 272 第2のBPF係数レジスタ SW1 第1のスイッチ SW2 第2のスイッチ SW11 第3のスイッチ SW22 第4のスイッチ 100 映像信号処理部 101 制御部 102 外部設定受信部 200 映像信号処理部 1000 二画面表示装置 1001、1002 入力端子 1003 水平・垂直スケーリング部 1004 合成部 1010 親画面 1011 子画面 1012 映像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C021 PA17 PA18 PA66 PA79 RB00 XB02 XB03 XC00 ZA04 5C082 BA02 BA12 BA20 BA27 BA41 CA32 CA55 CA85 CB01 DA87 MM10

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の映像を合成して表示する映像表示
    装置において、 上記複数の映像毎に情報を格納するプレーンと、 上記プレーン毎に格納された映像を水平及び垂直方向に
    所望の倍率に変換する水平・垂直スケーリング部と、 上記所望の倍率に変換された映像毎に画質補正を行う画
    質補正部と、 上記画質補正部によって補正された上記複数の映像を合
    成する合成部と、 上記合成部により合成された映像を表示する表示部と、 上記映像表示装置内の動作を制御する制御部と、を備え
    ることを特徴とする映像表示装置。
  2. 【請求項2】 複数の映像を合成して表示する映像表示
    装置において、 上記複数の映像毎に情報を格納するプレーンと、 上記プレーン毎に格納された映像を水平及び垂直方向に
    所望の倍率に変換する水平・垂直スケーリング部と、 上記所望の倍率に変換された複数の映像を合成する合成
    部と、 上記合成部により合成された映像に含まれる上記複数の
    映像に対してそれぞれ画質補正を行う画質補正部と、 上記画質補正部により補正された映像を表示する表示部
    と、 上記映像表示装置内の動作を制御する制御部と、を備え
    ることを特徴とする映像表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に係る映像表示装置にお
    いて、 上記プレーンは、動画に関する情報を格納するプレーン
    と、静止画に関する情報を格納するプレーンと、文字及
    び図形に関する情報を格納するプレーンとを含むことを
    特徴とする映像表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に係る映像表示装置において、 上記画質補正部は、上記動画及び静止画に画質補正をす
    ることを特徴とする映像表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに係る映像表
    示装置において、 上記画質補正部は、輪郭補正をすることを特徴とする映
    像表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に係る映像表示装置において、 上記画質補正部は、上記倍率に応じて、輪郭補正を行う
    周波数成分を切り替えることを特徴とする映像表示装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に係る映像表示装置にお
    いて、 上記画質補正部は、上記表示部における上記映像が表示
    される位置に応じて、輪郭補正を行うゲインを切り替え
    ることを特徴とする映像表示装置。
  8. 【請求項8】 複数の映像を合成して表示する映像表示
    装置の制御方法において、 上記複数の映像毎に情報を格納し、 上記格納された映像を水平及び垂直方向に所望の倍率に
    変換し、 上記所望の倍率に変換された映像毎に画質補正を行い、 上記画質補正部によって補正された上記複数の映像を合
    成し、 上記合成部により合成された映像を表示する、ことを特
    徴とする映像表示装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 複数の映像を合成して表示する映像表示
    装置の制御方法において、 上記複数の映像毎に情報を格納し、 上記格納された映像を水平及び垂直方向に所望の倍率に
    変換し、 上記所望の倍率に変換された複数の映像を合成し、 上記合成部により合成された映像に含まれる上記複数の
    映像に対してそれぞれ画質補正を行い、 上記画質補正部により補正された映像を表示する、こと
    を特徴とする映像表示装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9に係る映像表示装置の
    制御方法において、 上記映像は、動画と、静止画と、文字及び図形とを含む
    ことを特徴とする映像表示装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に係る映像表示装置の制御
    方法において、 上記画質補正は、上記動画及び静止画に対して行われる
    ことを特徴とする映像表示装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項8から11のいずれかに係る映
    像表示装置の制御方法において、 上記画質補正は、輪郭補正であることを特徴とする映像
    表示装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に係る映像表示装置の制御
    方法において、 上記画質補正は、上記倍率に応じて、輪郭補正を行う周
    波数成分を切り替えることを特徴とする映像表示装置の
    制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項12又は13に係る映像表示装
    置の制御方法において、 上記画質補正は、上記映像が表示される位置に応じて、
    輪郭補正を行うゲインを切り替えることを特徴とする映
    像表示装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 複数の映像を合成して表示する映像表
    示装置を制御するプログラムを記憶したコンピュータ可
    読の記憶媒体において、 上記複数の映像毎に情報を格納し、 上記格納された映像を水平及び垂直方向に所望の倍率に
    変換し、 上記所望の倍率に変換された映像毎に画質補正を行い、 上記画質補正部によって補正された上記複数の映像を合
    成し、 上記合成部により合成された映像を表示する、プログラ
    ムを記憶した記憶媒体。
  16. 【請求項16】 複数の映像を合成して表示する映像表
    示装置を制御するプログラムを記憶したコンピュータ可
    読の記憶媒体において、 上記複数の映像毎に情報を格納し、 上記格納された映像を水平及び垂直方向に所望の倍率に
    変換し、 上記所望の倍率に変換された複数の映像を合成し、 上記合成部により合成された映像に含まれる上記複数の
    映像に対してそれぞれ画質補正を行い、 上記画質補正部により補正された映像を表示する、プロ
    グラムを記憶した記憶媒体。
  17. 【請求項17】 請求項15又は16に係るプログラム
    を記憶した記憶媒体において、 上記複数の映像は、動画と、静止画と、文字及び図形と
    を含むことを特徴とするプログラムを記憶した記憶媒
    体。
  18. 【請求項18】 請求項17に係るプログラムを記憶し
    た記憶媒体において、 上記画質補正は、上記動画及び静止画に対して行われる
    ことを特徴とするプログラムを記憶した記憶媒体。
  19. 【請求項19】 請求項15から18のいずれかに係る
    プログラムを記憶した記憶媒体において、 上記画質補正は、輪郭補正であることを特徴とするプロ
    グラムを記憶した記憶媒体。
  20. 【請求項20】 請求項19に係るプログラムを記憶し
    た記憶媒体において、 上記画質補正は、上記倍率に応じて、輪郭補正を行う周
    波数成分を切り替えることを特徴とするプログラムを記
    憶した記憶媒体。
  21. 【請求項21】 請求項19又は20に係るプログラム
    を記憶した記憶媒体において、 上記画質補正は、上記映像が表示される位置に応じて、
    輪郭補正を行うゲインを切り替えることを特徴とするプ
    ログラムを記憶した記憶媒体。
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