JP2008085614A - デジタルテレビジョン受信機及びデジタルテレビジョン受信システム - Google Patents

デジタルテレビジョン受信機及びデジタルテレビジョン受信システム Download PDF

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Abstract

【課題】デジタル放送のデータ放送において、高解像度な受信機で表示する際に、コンテンツ中の文字品位について、同受信機のパネルや信号の解像度に準じたサイズを生成することにより、視聴者がオリジナルのコンテンツ品位よりもより読みやすい表示を行なう。
【解決手段】スケーラブルフォント生成部14は、受信信号に含まれる文字コードで指定された文字またはキャラクターについて、要求される画面表示モードのアスペクトに合わせたスケーラブルフォントを生成する。文字用OSD表示部11は、放送信号から分離した文字コードと、生成したスケーラブルフォントとを使用して、上記画面表示モードのアスペクトに合わせた文字またはキャラクターを描画して、スケーリングされたイメージデータと合成する。これにより、表示の解像度に合った品位で文字またはキャラクターの表示を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルテレビジョン受信機及びデジタルテレビジョン受信システムに関し、より詳細には、BS,CS,地上波デジタル放送のデータ放送において、高い解像度を表示可能な受信機を用いた場合、特に文字描画に関して、視聴者に読みやすいコンテンツ表示を行なうようにしたデジタルテレビジョン受信機と、そのデジタルテレビジョン受信機を用いたデジタルテレビジョン受信システムに関する。
BS,CS,地上波デジタル放送のデータ放送において、標準(SD)(例えば480i,480p)の低解像度のコンテンツを、受信機でハイビジョン(HD)(例えば1080i,720p)の画質で表示する際には、通常、ハードウェアやソフトウェアで表示プレーンを単純に拡大して表示している。
例えば特許文献1には、テレビモニタにEPG等を表示させる際に、モニタの表示能力(解像度)に応じてEPG等の文字フォントを変更するようにした表示制御装置が開示されている。ここでは、例えば、テレビチューナは、モニタの解像度が縦ライン480である場合は、表示項目を「番組名のみ」として小さいフォントを選択し、縦ライン数720である場合は、表示項目を「番組名」及び「番組内容説明」として小さいフォントを選択し、縦ライン数1080である場合は、表項目を「番組名」及び「番組内容説明」として大きいフォントを選択する。そしてこれによりモニタの表示可能な領域を有効に使用して見やすい表示を行うようにしている。
特開2002−247474号公報
例えば、上記のようにBS,CS,地上波デジタル放送のデータ放送において、低解像度のコンテンツを受信機にて高解像度で表示する際に、もともと低解像度のコンテンツを高解像度に拡大するため、特に文字については、少ないドット数のイメージを単純なビット追加によって拡大してしまい、ガタツキの多いイメージになってしまう場合がある。またハードウェアスケーリング等のフィルターを使って拡大する場合には、文字が滲んでしまい、読みやすい文字にはならないという問題が生じていた。
図8は、低解像度のコンテンツを高解像度で表示する際の従来の処理例について説明するための図で、低解像度の一例としてSDコンテンツの画像例を図8(A)に、そのSDコンテンツを拡大した高解像度(ここではHDコンテンツ)の画像例を図8(B)に示すものである。
上述したように、従来は、図8(A)に示すような低解像度のコンテンツを高解像度で出力する際、出力フォーマット(ディスプレイの解像度や最終出力解像度)に合わせて、ソフトウェアやハードウェアを使用してSDコンテンツを単純に拡大して、図8(B)に示すような高解像度のコンテンツを得ていた。従って、結果として、拡大した後の文字ががたついたり滲んだりして、画質が劣化するという問題があった。
またさらに映像信号の表示画面サイズを切り換える機能(例えば、オートワイド機能と呼ばれる)に対応する場合に、その表示画面サイズに応じて画像の拡大比率を変化させる必要が生じる。
図9は、オートワイド機能による画面表示切り換え例を示す図で、図9(A)〜図9(D)はそれぞれオートワイド機能に設定されるノーマルモード、ワイドモード、シネマモード、フルモードを説明するための図である。
図9(A)のノーマルモードでは、16:9型の表示パネルにおいて有効画素のアスペクト4:3の映像信号を表示する際に、4:3映像信号201をそのままのアスペクト比率をもつ映像202に変倍して表示し、さらに映像202の左右に黒帯202a,202bを付けて表示する。
図9(B)のワイドモードでは、4:3映像信号203を16:9の映像204になるように変倍して表示する。また図9(C)のシネマモードでは、上端及び下端に黒帯205a,205bをもつレターボックス型あるいはシネマ型の4:3映像信号205から、黒帯205a,205bを除いた部分をそのままのアスペクト(16:9)で変倍して映像206として表示する。図9(D)のフルモードでは、4:3の映像信号207を16:9の映像208に拡大して表示する。この場合、16:9映像信号から4:3に圧縮された映像信号207を16:9の映像208に戻して表示することができる。これら各モードでの映像表示は、リモートコントローラなどによりユーザ選択可能となっている。
上記のような各モードに本発明を適用する場合に、例えば入力映像信号が4:3のアスペクトを有し、表示パネルが16:9であって、上記のようなオートワイド機能が搭載されている場合には、選択されたオートワイド機能のモードに応じて表示すべき映像のアスペクトが変化し、これに応じて入力映像信号に対する拡大率が変化する。このような場合においてもその拡大率に応じて文字が滲んでしまい、読みやすい文字にはならないという問題が生じる。
またこの他、映像表示装置では、画面を2分割して複数のデータ放送を表示するような設定も可能であり、このような2画面表示も画面表示モードの一つといえる。このような場合にも、映像信号を分割画面に表示する際に、入力映像信号の変倍が行われ、その変倍率に応じて文字が滲んで読みにくくなるという問題が生じる。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、BS,CS,地上波デジタル放送のデータ放送において、低解像度のコンテンツを、受信機で高解像度で表示する際に、コンテンツ中の文字の画質劣化を防いで、視聴者が読みやすい表示を行なうデジタルテレビジョン受信機、及びそのデジタルテレビジョン受信機と外部ディスプレイよりなるデジタルテレビジョン受信システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、デジタル放送信号によるコンテンツを受信する受信手段と、受信手段で受信したコンテンツのイメージデータを、表示のために要求される画面表示モードに合わせてスケーリングするスケーラとを有し、スケーラでスケーリングされたイメージデータをディスプレイに対して出力することにより、イメージデータをディスプレイで表示するようにしたデジタルテレビジョン受信機において、デジタルテレビジョン受信機は、デジタル放送信号に含まれる文字コードで指定された文字またはキャラクターについて、文字コードをデジタル放送信号から分離し、要求される画面表示モードのアスペクトに合わせたスケーラブルフォントを生成し、分離した文字コードと、生成したスケーラブルフォントとを使用して、ディスプレイに応じて要求される画面表示モード時のアスペクトに応じた文字またはキャラクターを描画して、スケーラでスケーリングされたイメージデータと合成することにより、要求される画面表示モードに合った品位で文字またはキャラクターの表示を行うことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、スケーラが、デジタル放送信号のうち、文字コードで指定された文字またはキャラクター以外のコンテンツのイメージデータをスケーリングし、スケーリングしたイメージデータの同一プレーン上に、文字またはキャラクターを描画して合成することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1の技術手段において、スケーラが、デジタル放送信号のうち、文字コードで指定された文字またはキャラクター以外のコンテンツのイメージデータを図形専用プレーン上にスケーリングし、文字コードで指定された文字またはキャラクターを背景が透明な文字専用プレーン上で描画し、図形専用プレーンと文字専用プレーンとを重ね合わせて合成することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1ないし第3のいずれかの技術手段において、ディスプレイの表示画面を分割して分割画面の一つにデータ放送を表示する場合、分割画面に表示すべき画像の表示領域のアスペクトを、要求される画面表示モードのアスペクトとすることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1ないし第4のいずれかの技術手段において、テレビジョン受信機は、ディスプレイを有し、ディスプレイで要求される解像度に合った品位で文字またはキャラクターの表示を行うことを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1ないし第4のいずれかの技術手段と、デジタルテレビジョン受信機から出力されるイメージデータを表示するディスプレイとを有し、ディスプレイが、入力するイメージデータをディスプレイの表示解像度に変換するスケーラを有し、デジタルテレビジョン受信機から出力された文字またはキャラクターのイメージ信号を、ディスプレイが有するスケーラによってスケーリングされたイメージデータに合成することにより、ディスプレイの解像度に合った最適な品位で文字またはキャラクターの表示を行うことを特徴としたものである。
本発明によれば、低解像度のコンテンツを、受信機で高解像度の画質で表示する際に、文字やキャラクターのイメージを、精細なドット数で最終出力段の高い解像度(例えば1920×1080)に合わせて表示することができるので、視聴者にとっては常に高解像度で品位の高い文字やキャラクターを見ることができ、文字の視認性等も良好なものにすることができる。
また逆に高解像度のコンテンツを低解像度のサイズに縮小する場合も、専用のサイズ(この場合小さくなる)の文字やキャラクターを生成することができるので、バランスの取れた表示が可能になる。
通常データ放送は、背景の静止画、手前の図形、及び文字やキャラクターが、各々個別に送信されており、文字やキャラクターについては、イメージではなく例えばXML言語で記載された文字コードで送信されているのが一般的である。
本実施形態では、受信機側において、送信された文字コードに応じた文字またはキャラクターイメージを生成して表示する。このときに受信機側においては、要求される解像度と、そのときに設定されている画面表示モードのアスペクトとに応じて、文字やキャラクターイメージを独自に生成する。
ここでは低解像度から高解像度に拡大した後のプレーン中のイメージ(この場合、静止画と図形)に、高いドット数の文字またはキャラクターを貼り付けるようにしたり、もしくは文字またはキャラクター専用の高解像度の(背景透明の)プレーンを設けて、静止画及び図形の上にそのプレーンを重ねることで文字やキャラクターを表示することができる。
本発明によるデジタル放送受信機の一実施形態として、BS,CS,地上波デジタル放送を受信可能なデジタルテレビジョン受信機を例に、以下、図面とともに説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョン受信機の構成図である。
本実施形態のデジタルテレビジョン受信機100は、BS/CS系アンテナ1a及びBS/CS系のフロントエンド部110aと、地上波デジタル系アンテナ1b及び地上波デジタル系のフロントエンド部110bとを備えている。これらBS/CS系フロントエンド部110aと、地上波デジタル系フロントエンド部110bとによって、フロントエンド部110が構成される。
BS/CS系フロントエンド部110aは、チューナ部2a,復調回路部3a,誤り訂正部4aを有し、また地上波デジタル系フロントエンド部110bも、チューナ部2b,復調回路部3b,誤り訂正部4bを有している。
デジタルテレビジョン受信機100は、さらにトランスポートデコーダ部5を備えたトランスポート部120と、MPEG(Moving Picture Experts Group)デコーダ部6,OSD(On Screen Display)表示部7,ビデオエンコーダ部8,及び音声DAC(Digital to Analog Converter)部9を備えたMPEGデコード部130と、重畳部10及び文字用OSD表示部11を備えた文字用OSD部140と、映像出力を行うディスプレイ12と、CPU13と、任意の文字サイズのフォントを生成可能なスケーラブルフォント生成部14と、フラッシュメモリによるROM(Read Only Memory)15と、RAM(Random Access Memory)16と、不揮発性補助記憶装置17と、赤外線通信等を行うための入出力I/F(Interface)18と、リモコン装置や操作パネルからの操作入力を受け付けるための入力I/F19と、ローカル通信を行うためのLANポート(Port)20と、インターネット網22に接続するためのモデムポ−ト(Modem)21とを備えて構成されている。
BS/CS系のフロントエンド部110aが備えるBS/CS系チューナ部2aには、BS/CS系アンテナ1aによって受信された放送衛星(BS)や通信衛星(CS)から送信されるデジタル衛星放送信号が入力される。BS/CS系チューナ部2aは、ユーザの選局指示に従って、所定のデジタル放送ネットワークの放送チャンネルに関するデジタル衛星放送信号を選局受信し、BS/CS系復調回路部3aに供給する。BS/CS系復調回路部3aは、BS/CS系チューナ部2aで選局受信したデジタル衛星放送信号をデジタル復調する。BS/CS系誤り訂正部4aは、デジタル復調されたデジタル衛星放送信号の誤りに関する修復や訂正を施し、トランスポートストリームデータとして再生する。
一方、地上波デジタル系フロントエンド部110bが備える地上波デジタル系チューナ部2bには、地上波デジタル系アンテナ1bによって受信された地上波デジタル放送信号が入力される。地上波デジタル系チューナ部2bは、後述するユーザの選局指示に従って、所定の放送チャンネルに関する地上波デジタル放送信号を選局受信し、地上波デジタル系復調回路部3bに供給する。地上波デジタル系復調回路部3bは、地上波デジタル系チューナ部2bで選局受信した地上波デジタル放送信号をデジタル復調する。地上波デジタル系誤り訂正部4bは、デジタル復調された地上波デジタル放送信号の誤りに関する修復や訂正を施し、トランスポートストリームデータとして再生する。
トランスポート部120が備えるトランスポートデコーダ部5は、MPEG符号化されたデジタル衛星放送信号及び地上波デジタル放送信号のトランスポートストリームデータから、放送映像信号,放送音声信号と、データ信号とを分離する。トランスポートデコーダ部5には、視聴者が選択受信したデジタル放送信号のデジタル放送ネットワークに応じて、BS/CS系フロントエンド部110aまたは地上波デジタル系フロントエンド部110bの中の対応する側から、誤り訂正されたデジタル放送信号のトランスポートストリームデータが供給される。
そして、トランスポート部120で分離されたMPEG符号化されている放送映像信号及び放送音声信号は、MPEGデコーダ部6に供給される。また、トランスポートデコーダ部5で分離されたデータ信号は、CPU13に供給され、ROM15に保持されたシステムソフトウェア基づいて処理される。
MPEGデコーダ部6は、トランスポートデコーダ部5によって分離されたMPEG符号化されている放送映像信号及び放送音声信号それぞれのデータ復調(復号)を行い、ビデオエンコーダ部8及び音声DAC部9に供給する。
OSD表示部7は、受信した放送チャンネルのデジタル衛星放送信号や地上波デジタル放送信号のトランスポートストリームデータに含まれるデータ信号のうち、文字コードで指定されている文字及びキャラクター以外のOSD用情報について、テレビジョン受像機の画面上に表示するためのOSD信号を生成し、ビデオエンコーダ部8に供給する。
ビデオエンコーダ部8は、MPEGデコーダ部6でデータ復調された放送映像信号とOSD表示部7から供給されるOSD信号とを重畳して、文字用OSD部140に出力する。
またビデオエンコーダ部8では、ディスプレイ12の解像度(もしくは最終出力解像度)及びそのときの画面表示モードと、映像信号のフォーマットとの関係から、必要に応じて水平方向/垂直方向のスケーリングを行うスケーラが含まれている。スケーラでは、映像走査線数をディスプレイ解像度(もしくは最終出力解像度)に合わせるために、上下に隣接する水平走査線信号を所定比率で加算/平均化等の演算を行って新たな水平走査信号を作り出す演算処理を伴う垂直スケーリングや、水平方向の映像信号の拡大または縮小を行う水平スケーリングが行われる。またここでは、ディスプレイ12の解像度(もしくは最終出力解像度)及び画面表示モードと映像信号のフォーマットとの関係から、オーバースキャン、I/P変換等の処理が適宜行われる。またビデオエンコーダ部8には、これらのスケーリング処理を行うために映像信号を保持しておくための図示しないフレームメモリやラインメモリなどが備えられる。
音声DAC部9は、MPEGデコーダ部6でデータ復調された放送音声信号を、音声出力として接続されるオーディオ装置に適した音声信号に生成して出力する。
スケーラブルフォント生成部14は、受信した放送チャンネルのデジタル衛星放送信号や地上波デジタル放送信号のトランスポートストリームデータに含まれるデータ信号のうち、文字コードで指定されている文字及びキャラクターについて、ディスプレイ12の解像度及びそのとき設定されている画面表示モード(すなわち表示映像のアスペクト)に応じて最適な文字サイズを生成させるスケーラブルフォントを生成する。画面表示モードとしては、上述のようなノーマル,ワイド,シネマ,フルなどのモードがあり、また2画面表示などのような画面分割表示モードも含まれる。またスケーラブルフォントは、例えば、文字外周の軌跡をベクトルで表したものであり、任意の文字ポイント数で文字を表示することができるようにしたものである。
文字用OSD部140の文字用OSD表示部11は、CPU13の制御に従って、スケーラブルフォント生成部14において生成されたスケーラブルフォントと、トランスポートデコーダ部5で分離されたデータ信号に含まれる文字コードとから、ディスプレイ12の解像度(もしくは最終出力解像度(例えば1920×1080))と同等の解像度で、かつ画面表示モード(表示映像のアスペクト)に応じて文字またはキャラクターのイメージ信号を生成する。
このイメージ信号は、例えば、ROM15に予め格納されたフォントラスタライザープログラムに従って、スケーラブルフォントによって指定された文字ポイント数に基づいて文字またやキャラクターをビットマップデータに展開したものである。
上記文字用OSD表示部11で生成されたイメージ信号は、重畳部10にて映像信号に重畳され、ディスプレイ12に出力される。
CPU13は、デジタルテレビジョン受信機100のフロントエンド部110,トランスポート部120,MPEGデコード部130,及び文字用OSD部140のそれぞれに接続されるとともに、ROM15,RAM16,不揮発性補助記憶装置17,入出力I/F18,入力I/F19,LANポート20のそれぞれに接続されている。
CPU13は、通常、ユーザのリモコン操作に基づきリモコンから入力I/F19を介して供給されるコントロール信号に基づき、ROM15に記憶されたシステムソフトウェアによってその処理を管理・制御され、デジタルテレビジョン受信機100の上述した各部の制御を行う。例えば、CPU13は、受信した放送チャンネルのデジタル衛星放送信号や地上波デジタル放送信号のトランスポートストリームデータにデータ信号として含まれている番組配列情報(SI:Service Information)のPATやPMT等の情報をトランスポートデコーダ部5から取得してRAM16内に貯え、これら情報を用いて電子番組表を生成する。
またCPU13は、受信した放送チャンネルのデジタル衛星放送信号や地上波デジタル放送信号のトランスポートストリームデータにデータ信号として含まれているデータ放送用コンテンツのXML言語等の情報をトランスポートデコーダ部5から取得してRAM16内に貯える。
そして、上記データ信号のうち、文字コードで指定されている文字及びキャラクターについては、文字用OSD部140でディスプレイ12の解像度(もしくは最終出力解像度)及び画面表示モードに応じた最適な文字サイズの文字またはキャラクターを表示させる。ここでは、CPU13は、ROM15に記憶させたフォントラスタライザープログラムによってスケーラブルフォント生成部14を制御して、ディスプレイ12に解像度(もしくは最終出力解像度)及び画面表示モードに応じたスケーラブルフォントを生成させ、そのスケーラブルフォントにより文字用OSD表示部11で文字またはキャラクターを描画させて、そのイメージ信号を重畳部10に出力させる。
またCPU13は、上記文字コードで指定された文字やキャラクター以外のOSD表示情報については、MPEGデコード部130のOSD表示部7にてOSD信号を生成させる。
また、CPU13は、LANポート20を介し、インターネット網22に接続されたモデムポート21を介して、BS,CS,または地上波デジタル放送の放送局との間で各種データの送・受信を行う。さらに、ユーザのリモコン操作に基づき、BS/CS系チューナ部2aまたは地上波デジタル系チューナ部2bを制御して、BS,CS,または地上波デジタル放送における所定の放送チャンネルを選局させたり、メニュー画面や電子番組表をOSD表示部7及びビデオエンコーダ部8を介して接続されたテレビジョン受像機の画面上に映像出力したりする。
上記の構成により、本実施形態のテレビジョン受信機は、受信したコンテンツの表示イメージをスケーリングして表示する際に、スケーリングによって文字やキャラクターの画質が劣化しないように、文字やキャラクターについてはディスプレイ12の解像度(もしくは最終出力解像度)及び画面表示モードに合わせてスケーラブルフォントを用いてイメージを生成し、映像信号にスケーリング処理を施した後にその文字やキャラクターのイメージ信号を映像信号に重畳する。これによって、ディスプレイ12では、そのディスプレイの解像度(もしくは最終出力解像度)及び画像表示モードに合った最適な品位での文字表示が可能となる。
図2は、本発明の他の実施形態に係るデジタルテレビジョン受信機の構成図である。図2に示す実施形態のデジタルテレビジョン受信機100は、文字用OSD表示部11で生成した文字やキャラクターのイメージ信号を、重畳部10に入力させることなく、外部ディスプレイ12´に出力する。また他の要素の機能については、図1のデジタルテレビジョン受信機と同様であるので、繰り返しの説明は省略する。
この場合、外部ディスプレイ12´には、入力映像を表示映像の解像度及び画面表示モード(表示映像のアスペクト)に応じた映像信号に変換するスケーラが含まれている。そして、外部ディスプレイ12´は、さらにデジタルテレビジョン受信機100の文字用OSD表示部11から出力された文字やキャラクターのイメージ信号を、スケーリング後の映像信号にOSDとして重畳する重畳部を備えている。
また、デジタルテレビジョン受信機100のビデオエンコーダ部8には、MPEGデコーダ部6から出力された映像信号と、OSD表示部7で生成された文字やキャラクター以外のOSD信号とが入力され、これらを最終出力解像度に変換するスケーラとが含まれている。
上記のような構成によって、文字用OSD表示部11から外部ディスプレイ12´に対して文字やキャラクターのイメージ信号を出力させることにより、外部ディスプレイ12´では、そのディスプレイの解像度(もしくは最終出力解像度)及び画面表示モードに合った最適な品位での文字表示が可能となる。
また上記のデジタルテレビジョン受信機100と、外部ディスプレイ12´とによって、本発明のデジタルテレビジョン受信システムの一実施形態が構成される。
次に上記の実施形態のデジタルテレビジョン受信機において、文字コードで指定された文字またはキャラクターと、それ以外のコンテンツ(例えば図形)との合成処理例について以下に説明する。
図3は、ディスプレイの解像度及びの画面表示モードに応じたスケーラブルフォントの生成例を説明するための図で、低解像度の例としてSDコンテンツの画像例を図3(A)に、そのSDコンテンツを拡大した高解像度の画像例を図3(B)に示すものである。ここでは例えば720×480の有効サンプル数を持つSDコンテンツを1920×1080の解像度を持つパネルに表示させるものとする。このときディスプレイ側の画面表示モードはノーマルであるものとする。
このようなSDコンテンツ(図3(A))を表示する場合、デジタルテレビジョン受信機100のビデオエンコーダ部8では、そのSDコンテンツの静止画や図形部分(すなわち、文字コードで指定された文字またはキャラクター以外のコンテンツ)だけをプレーン上でスケーリングして出力する。この場合、画面表示モードはノーマルであるため、入力したSDコンテンツの映像信号31のアスペクト(4:3)を変更することなくディスプレイ12の解像度に合わせて拡大スケーリングが行われる。そして映像32の左右両側に黒帯32a,32bの映像信号が付与されて、ディスプレイ12にて表示が行われる。
なお実際の処理例では、4:3の映像信号は、映像の上下端部及び左右端部に発生しやすい映像の乱れ等を表示させないようにするために、有効サンプル数(720×480)のうち例えば95%程度が切り出され、スケーリングされて表示される処理が行われる。切り出された除外部分がオーバースキャン領域となる。他の画像表示モードでも同様の処理を行うことができる。
一方、SDコンテンツから分離されたデータ信号に含まれる文字コードについては、文字用OSD表示部11にて、フォントラスタライザープログラムを使用して、スケーラブルフォントと文字コードとから、ディスプレイの解像度及びディスプレイに設定された画面表示モード(ここではノーマル)に合わせた最適な文字またはキャラクターのビットマップイメージを生成する。そして文字用OSD部140の重畳部10において、文字用OSD表示部11で生成された文字またはキャラクターを、上記スケーリングされたコンテンツと同一プレーン上に描画する。
文字用OSD部140で得られた映像信号は、図3(B)に示すようなイメージでディスプレイ12に表示される。本例では、有効サンプル数が720×480のSDコンテンツにおける16×16dotの文字“亜”は、1920×1080の解像度を持つディスプレイにおいて、ノーマルモードのときに36×36dotの文字“亜”として表示される。ここでは、文字用OSD表示部11で生成される文字またはキャラクターのイメージ信号は、ディスプレイ12の解像度(または最終出力解像度)及び画面表示モードに合わせたスケーラブルフォントにより生成されているため、ディスプレイ12に表示される文字またはキャラクターは、スケーリングの影響を受けることなく、高品質の画像として表示される。
図4は、ディスプレイの解像度及びの画面表示モードに応じたスケーラブルフォントの他の生成例を説明するための図で、低解像度の例としてSDコンテンツの画像例を図4(A)に、そのSDコンテンツを拡大した高解像度の画像例を図4(B)に示すものである。ここでは720×480の有効サンプル数を持つSDコンテンツを1920×1080の解像度を持つパネルに表示させ、このときパネル側の画面表示モードがフルであるものとする。
この場合、デジタルテレビジョン受信機100のビデオエンコーダ部8では、図3の例と同様にそのSDコンテンツ(図4(A))の映像信号31の静止画や図形部分(すなわち、文字コードで指定された文字またはキャラクター以外のコンテンツ)だけをプレーン上でスケーリングして出力する。ここで本例では、画面表示モードはフルであるため、4:3のアスペクトのSDコンテンツを16:9のアスペクトの映像32となるように拡大して表示する。
一方、SDコンテンツから分離されたデータ信号に含まれる文字コードについては、文字用OSD表示部11にて、フォントラスタライザープログラムを使用して、スケーラブルフォントと文字コードとから、ディスプレイの解像度及びディスプレイに設定された画面表示モード(ここではフル)に合わせた最適な文字またはキャラクターのビットマップイメージを生成する。そして文字用OSD部140の重畳部10において、文字用OSD表示部11で生成された文字またはキャラクターを、上記スケーリングされたコンテンツと同一プレーン上に描画する。
文字用OSD部140で得られた映像信号は、図4(B)に示すようなイメージでディスプレイ12に表示される。本例では、有効サンプル数が720×480のSDコンテンツにおける16×16dotの文字“亜”は、1920×1080の解像度を持つディスプレイにおいて、フルモードのときに42×36dotの文字“亜”として表示される。ここでは、文字用OSD表示部11で生成される文字またはキャラクターのイメージ信号は、ディスプレイ12の解像度(または最終出力解像度)及び画面表示モードに合わせたスケーラブルフォントにより生成されているため、ディスプレイ12に表示される文字またはキャラクターは、スケーリングの影響を受けることなく、高品質の画像として表示される。
また映像表示装置に設定される他の画面表示モード、例えばシネマやワイド等のモードにおいても、同様に文字コードで指定される文字またはキャラクターについて、ディスプレイの解像度(または最終出力解像度)及び画面表示モードに合わせたスケーラブルフォントを生成することにより、スケーリングの影響を受けることなく、高品質の画像として表示させることができる。
図5は、上記図3及び図4の処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。デジタルテレビジョン受信機でデータ放送信号を受信すると(ステップS1)、受信したデータ放送信号のコンテンツのXML解析を行う(ステップS2)。そして、受信したデータ放送信号から、静止画イメージと図形イメージと文字コードとを分離する(ステップS3)。
静止画イメージ及び図形イメージについては、要求される解像度(ディスプレイの解像度または最終出力解像度)と画面表示モード(ノーマル,フル,ワイド、シネマ等)に合わせてこれらイメージを拡大する(ステップS4,S5)。また文字コードについては、フォントラスタライザープログラムを取得し(ステップS6)、スケーラブルフォントと文字コードとから、上記出力解像度と画面表示モードに合わせた最適なビットマップイメージを生成する(ステップS7)。
そして上記拡大された静止画イメージ及び図形イメージと、文字コードから生成されたビットマップイメージとが1プレーン上で合成され(ステップS8)、これにより最終出力解像度上のイメージが完成する。
なお上述の例では、文字用OSD表示部11で生成した文字またはキャラクターを、スケーリングされたコンテンツと同一プレーン上に描画するようにしていたが、他の例として、SDコンテンツの静止画や図形を図形専用プレーン上にスケーリングして描画し、文字コードで指定された文字またはキャラクターを文字専用プレーン上に描画して、これらのプレーンを重ね合わせるようにしてもよい。
この場合、デジタルテレビジョン受信機100のビデオエンコーダ部8では、静止画及び図形の部分(すなわち、文字コードで指定された文字またはキャラクター以外のコンテンツ)だけを図形専用プレーン上でスケーリングして出力する。そして、文字用OSD表示部11で生成された文字またはキャラクターは、文字専用のプレーン上に描画される。そして重畳部10において、上記図形専用プレーンと文字専用プレーンとを重ね合わせて出力する。
図6は、上記図3及び図4の処理の流れの他の例を説明するためのフローチャートである。デジタルテレビジョン受信機でデータ放送信号を受信すると(ステップS11)、受信したデータ放送信号のコンテンツのXML解析を行う(ステップS12)。そして、受信したデータ放送信号から、静止画イメージと図形イメージと文字コードとを分離する(ステップS13)。
静止画イメージ及び図形イメージについては、出力解像度(ディスプレイの解像度または最終出力解像度)及び画面表示モードに合わせてこれらイメージを拡大する(ステップS14,S15)。そしてこれらの拡大した静止画イメージ及び図形イメージを1プレーン上で合成する(ステップS16)。これにより、静止画イメージ及び図形イメージに関しては、最終出力画像上のイメージが完成する(ステップS17)。またこの後、必要によりディスプレイサイズにスケーリングを行う場合もある(ステップS18)(例えば、図2に示す外部ディスプレイ12´によるスケーリング)。
一方、分離された文字コードについては、フォントラスタライザープログラムを取得し(ステップS19)、スケーラブルフォントと文字コードとから、上記出力解像度及び画面表示モードに合わせた最適サイズのビットマップイメージを生成する(ステップS20)。そして、文字専用プレーン上にディスプレイの解像度に合わせて文字(またはキャラクター)イメージを描画する(ステップS21)。
そして上記1プレーン上で合成された静止画イメージ及び図形イメージと、文字専用プレーン上に描画された文字またはキャラクターイメージとが合成され(ステップS22)、これにより最終出力解像度上のイメージが完成する。
また、上記のごとくの構成を有するテレビジョン受信機において、ディスプレイ中に複数のデータ放送を表示(一般的には2画面表示など)する場合、表示領域の解像度に合わせて、上記図3または図4に示す処理を適用することにより、ディスプレイに実表示される表示領域内の解像度に合った最適な品位での文字表示を可能にすることができる。
図7は、ディスプレイの解像度及びの画面表示モードに応じたスケーラブルフォントの他の生成例を説明するための図で、低解像度のSDコンテンツの画像例を図4(A)に、そのSDコンテンツを拡大した高解像度の画像例を図4(B)に示すものである。ここでは例えば720×480の有効サンプル数を持つSDコンテンツを1920×1080の解像度を持つパネルに表示させるものとする。このときパネル側の画面表示モードが2画面表示であるものとする。
このようなSDコンテンツを表示する場合、デジタルテレビジョン受信機100のビデオエンコーダ部8では、そのSDコンテンツ(図7(A))の映像信号31の静止画や図形部分(すなわち、文字コードで指定された文字またはキャラクター以外のコンテンツ)だけをプレーン上でスケーリングして出力する。この場合、画面表示モードは2画面表示であるため、入力したSDコンテンツの映像信号のアスペクトを変更することなく、ディスプレイ12の分割された一方の画面の解像度に合わせて拡大スケーリングが行われる。そしてこの場合、映像32の上下両側に黒帯32c,32dの映像信号が付与されて、ディスプレイ12にて表示が行われる。
一方SDコンテンツから分離されたデータ信号に含まれる文字コードについては、文字用OSD表示部11にて、フォントラスタライザープログラムを使用して、スケーラブルフォントと文字コードとから、ディスプレイの解像度及びディスプレイに設定された画面表示モード(ここでは2画面)に合わせた最適な文字またはキャラクターのビットマップイメージを生成する。この場合、ディスプレイの解像度とは、分割された2画面のうちの1画面分の解像度となる。そして文字用OSD部140の重畳部10において、文字用OSD表示部11で生成された文字またはキャラクターを、上記スケーリングされたコンテンツと同一プレーン上に描画する。
文字用OSD部140で得られた映像信号は、図7(B)に示すようなイメージでディスプレイ12に表示される。本例では、有効サンプル数が720×480のSDコンテンツにおける16×16dotの文字“亜”は、1920×1080の解像度を持つディスプレイの2画面表示において、21×21dotの文字“亜”として表示される。ここでは、文字用OSD表示部11で生成される文字またはキャラクターのイメージ信号は、ディスプレイ12の解像度(または最終出力解像度)及び画面表示モードに合わせたスケーラブルフォントにより生成されているため、ディスプレイ12に表示される文字またはキャラクターは、スケーリングの影響を受けることなく、高品質の画像として表示される。
本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョン受信機の構成図である。 本発明の他の実施形態に係るデジタルテレビジョン受信機の構成図である。 ディスプレイの解像度及びの画面表示モードに応じたスケーラブルフォントの生成例を説明するための図である。 ディスプレイの解像度及びの画面表示モードに応じたスケーラブルフォントの他の生成例を説明するための図である。 図3及び図4の処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。 図3及び図4の処理の流れの他の例を説明するためのフローチャートである。 ディスプレイの解像度及びの画面表示モードに応じたスケーラブルフォントの他の生成例を説明するための図である。 低解像度のコンテンツを高解像度で表示する際の従来の処理例について説明するための図である。 オートワイド機能による画面表示切り換え例を示す図である。
符号の説明
1a…BS/CS系アンテナ、1b…地上波デジタル系アンテナ、2a…BS/CS系チューナ部、2b…地上波デジタル系チューナ部、3a…BS/CS系復調回路部、3b…地上波デジタル系復調回路部、4a…誤り訂正部、4b…誤り訂正部、5…トランスポートデコーダ部、6…MPEGデコーダ部、7…OSD表示部、8…ビデオエンコーダ部、9…音声DAC部、10…重畳部、11…文字用OSD表示部、12…ディスプレイ、12´…外部ディスプレイ、13…CPU、14…スケーラブルフォント生成部、15…ROM、16…RAM、17…不揮発性補助記憶装置、18…入出力I/F、19…入力I/F、20…LANポート、21…モデムポート、22…インターネット網、31…映像信号、32…映像、32a,32b…黒帯、32c,32d…黒帯、100…デジタルテレビジョン受信機、110…フロントエンド部、110a…BS/CS系フロントエンド部、110b…地上波デジタル系フロントエンド部、120…トランスポート部、130…MPEGデコード部、140…文字用OSD部、201…映像信号、202…映像、202a,202b…黒帯、203…映像信号、204…映像、205…映像信号、205a,205b…黒帯、206…映像、207…映像信号、208…映像。

Claims (6)

  1. デジタル放送信号によるコンテンツを受信する受信手段と、該受信手段で受信したコンテンツのイメージデータを、表示のために要求される画面表示モードに合わせてスケーリングするスケーラとを有し、該スケーラでスケーリングされたイメージデータを前記ディスプレイに対して出力することにより、該イメージデータを前記ディスプレイで表示するようにしたデジタルテレビジョン受信機において、
    該デジタルテレビジョン受信機は、前記デジタル放送信号に含まれる文字コードで指定された文字またはキャラクターについて、該文字コードを前記デジタル放送信号から分離し、前記要求される前記画面表示モードのアスペクトに合わせたスケーラブルフォントを生成し、該分離した文字コードと、前記生成したスケーラブルフォントとを使用して、前記ディスプレイに応じて要求される前記画面表示モード時のアスペクトに応じた文字またはキャラクターを描画して、前記スケーラでスケーリングされたイメージデータと合成することにより、前記要求される前記画面表示モードに合った品位で前記文字またはキャラクターの表示を行うことを特徴とするデジタルテレビジョン受信機。
  2. 請求項1記載のデジタルテレビジョン受信機において、前記スケーラは、前記デジタル放送信号のうち、前記文字コードで指定された文字またはキャラクター以外のコンテンツのイメージデータをスケーリングし、該スケーリングしたイメージデータの同一プレーン上に、前記文字またはキャラクターを描画して合成することを特徴とするデジタルテレビジョン受信機。
  3. 請求項1記載のデジタルテレビジョン受信機において、前記スケーラは、前記デジタル放送信号のうち、前記文字コードで指定された文字またはキャラクター以外のコンテンツのイメージデータを図形専用プレーン上にスケーリングし、前記文字コードで指定された文字またはキャラクターを背景が透明な文字専用プレーン上で描画し、前記図形専用プレーンと前記文字専用プレーンとを重ね合わせて合成することを特徴とするデジタルテレビジョン受信機。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1に記載のデジタルテレビジョン受信機において、ディスプレイの表示画面を分割して該分割画面の一つにデータ放送を表示する場合、前記分割画面に表示すべき画像の表示領域のアスペクトを、前記要求される画面表示モードのアスペクトとすることを特徴とするデジタルテレビジョン受信機。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1に記載のデジタルテレビジョン受信機において、該テレビジョン受信機は、ディスプレイを有し、該ディスプレイで要求される解像度に合った品位で前記文字またはキャラクターの表示を行うことを特徴とするデジタルテレビジョン受信機。
  6. 請求項1ないし4のいずれか1に記載のデジタルテレビジョン受信機と、該デジタルテレビジョン受信機から出力されるイメージデータを表示するディスプレイとを有し、該ディスプレイは、入力するイメージデータを該ディスプレイの表示解像度に変換するスケーラを有し、前記デジタルテレビジョン受信機から出力された前記文字またはキャラクターのイメージ信号を、該ディスプレイが有するスケーラによってスケーリングされたイメージデータに合成することにより、前記ディスプレイの解像度に合った最適な品位で文字またはキャラクターの表示を行うことを特徴とするデジタルテレビジョン受信システム。
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