JP2003188999A - インターホン装置 - Google Patents

インターホン装置

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JP2003188999A JP2001388186A JP2001388186A JP2003188999A JP 2003188999 A JP2003188999 A JP 2003188999A JP 2001388186 A JP2001388186 A JP 2001388186A JP 2001388186 A JP2001388186 A JP 2001388186A JP 2003188999 A JP2003188999 A JP 2003188999A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】玄関先に居る来訪者の位置と玄関子機のスピー
カとの間の距離に応じて、スピーカにて鳴動される受話
音声の音量を調節する。 【解決手段】親機2を呼び出して通話を行なうことがで
きる玄関子機1において、制御部21は、電流変化部1
8を制御して子機電源部10から赤外照明灯17に流す
電流を変化させ、赤外照明灯の照射距離を変えることが
できる。また、玄関子機の赤外受光部19は、赤外照明
灯から照射され来訪者を介して反射された赤外線が入射
することによりオン状態となり、制御部は、赤外受光部
がオン状態となるタイミングと電流変化部の制御タイミ
ングに基づき、来訪者の位置とスピーカ14との間の距
離を検出し、この距離に応じて音量変化部20を制御す
ることにより、スピーカにて鳴動される受話音声の音量
は、来訪者にとって聴き易い最適な音量となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインターホン装置に
係り、特に、住戸内の居住者からの受話音声を、玄関先
に居る来訪者にとって聴き易い最適な音量で鳴動させる
ことができるインターホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のインターホン装置と
して、図4の回路ブロック図に示す構成のインターホン
装置が提案されている。
【0003】同図に示す玄関子機101は、通常、玄関
先に設置されている。この玄関子機101には、子機電
源部110、呼出部111、カメラ112、マイク11
3、スピーカ114、マイクアンプ115、スピーカア
ンプ116、赤外照明灯117、インターフェース部
(以下、子機I/Fという。)118、抵抗R101が備
えられている。
【0004】同図に示す親機102は、通常、住戸内に
設置され、伝送線路L101を介して玄関子機101に接
続されている。この親機102には、親機電源部12
0、呼出検出部121、子機電源供給部122、呼出報
知部123、表示部124、通話部125、インターフ
ェース部(以下、親機I/Fという。)126が備えら
れている。
【0005】このように構成された従来例のインターホ
ン装置において、図4の回路ブロック図に示す親機10
2の構成各部には、親機電源部120からの直流電源の
供給に基づき、動作電源として電流が流れている。
【0006】ここで、玄関先に居る来訪者が、住戸内の
居住者を呼び出すために玄関子機101の呼出部111
を操作すると、呼出部111からの呼出信号が子機I/
F118、伝送線路L101、親機102の親機I/F1
26を介して呼出検出部121に伝送される。
【0007】玄関子機101からの呼出信号を検出した
親機102の呼出検出部121は、呼出報知部123を
制御して呼出音を鳴動させるとともに、子機電源供給部
122、表示部124をそれぞれオン状態に制御する。
また、子機電源供給部122は、親機電源部120から
の直流電源を、親機I/F126、伝送線路L101、玄
関子機101の子機I/F118を介して子機電源部1
10に供給する。
【0008】玄関子機101の子機電源部110は、親
機102からの直流電源の供給に基づき、カメラ11
2、マイクアンプ115、スピーカアンプ116にそれ
ぞれ電流を流して動作電源とするとともに、抵抗R101
を介した電流を赤外照明灯117に流し赤外照明灯11
7を一定の明度で点灯させる。また、カメラ112は、
赤外照明灯117の点灯により一定の明度が確保された
来訪者の映像を撮像することができる。この映像は、映
像信号に信号処理された後、子機I/F118、伝送線
路L101、親機102の親機I/F126を介して表示
部124に伝送されることにより、視認性の高い来訪者
の映像を表示部124にて表示させることができる。
【0009】親機102の表示部124に表示された映
像に基づき、来訪者が誰なのかを確認した居住者が、通
話部125を使用して呼出応答すると、この通話部12
5と、親機I/F126、伝送線路L101、玄関子機1
01の子機I/F118、マイクアンプ115およびス
ピーカアンプ116を介して来訪者が使用するマイク1
13およびスピーカ114との間の通話ラインが形成さ
れ、形成された通話ラインを介して音声信号を送受信さ
せることにより通話(双方向通話)が成立する(詳述せ
ず)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
のインターホン装置において、住戸内の居住者により親
機102の通話部125に入力された送話音声をなす音
声信号は、親機I/F126、伝送線路L101、玄関子
機101の子機I/F118、スピーカアンプ116を
介してスピーカ114から受話音声として鳴動される
が、この受話音声の音量は、玄関先に居る来訪者の位置
とスピーカ114との間の距離に関係なく一定であり、
この距離が遠い場合には、来訪者にとって受話音声の音
量が小さすぎる、一方、上述の距離が近い場合には、来
訪者にとって受話音声が大きすぎ、何れの場合において
も受話音声を聴き難く良好な通話(双方向通話)を成立
させることができない難点があった。
【0011】本発明は、上述の難点を解消するためにな
されたもので、玄関先に居る来訪者の位置と玄関子機の
スピーカとの間の距離に応じて、スピーカにて鳴動され
る受話音声の音量を調節することができるインターホン
装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によるインターホン装置は、玄関子機から来
訪者により呼び出された親機にて呼び出しを検出し、玄
関子機のカメラにて撮像された来訪者を親機の表示部に
て確認し、親機の応答により親機の通話部と玄関子機の
マイク、スピーカとの間で通話を行なうとともに、赤外
照明灯により来訪者を照射してカメラにて撮像可能とす
るインターホン装置であって、玄関子機に、制御部の制
御により赤外照明灯に流す電流を変化させて赤外照明灯
の照射距離を変えるための電流変化部と、赤外照明灯か
ら照射された赤外線が来訪者により反射されて入射し、
オン状態となることにより制御部にて来訪者の位置を検
出させるための赤外受光部と、検出された来訪者の位置
とスピーカとの間の距離に応じて制御部により音量を変
化させてスピーカへ最適な音量を送出するための音量変
化部とを備えたことを特徴としている。
【0013】また、本発明によるインターホン装置を構
成する玄関子機の電流変化部は、赤外照明灯に流す電流
を変化させて赤外照明灯の照射距離を変えるために直列
接続された複数組の抵抗およびトランジスタを有し、音
量変化部は、スピーカへの音量を変化させるための抵抗
および音量を切り替えるための音量切替回路を有するこ
とを特徴としている。
【0014】このようなインターホン装置によれば、親
機を呼び出して通話を行なうことができる玄関子機にお
いて、制御部は、電流変化部を制御して子機電源部から
赤外照明灯に流す電流を変化させ、赤外照明灯の照射距
離を変えることができる。また、玄関子機の赤外受光部
は、赤外照明灯から照射され来訪者を介して反射された
赤外線が入射することによりオン状態となり、制御部
は、赤外受光部がオン状態となるタイミングと電流変化
部の制御タイミングに基づき、来訪者の位置とスピーカ
との間の距離を検出し、この距離に応じて音量変化部を
制御することにより、スピーカにて鳴動される受話音声
の音量は、来訪者にとって聴き易い最適な音量となる。
【0015】また、本発明によるインターホン装置は、
玄関子機から来訪者により呼び出された親機が呼び出し
を検出し、玄関子機のカメラにて撮像された来訪者を親
機の表示部にて確認し、親機の応答により親機の通話部
と玄関子機のマイク、スピーカとの間で通話を行なうと
ともに、赤外照明灯により来訪者を照射してカメラにて
撮像可能とするインターホン装置であって、玄関子機
に、赤外照明灯に一定の電流値を流し、赤外照明灯から
照射された赤外線が来訪者により反射されて入射し赤外
受光信号を出力するための赤外受光部と、赤外受光信号
のレベルにより来訪者の位置を検出するための位置検出
部と、検出された来訪者の位置とスピーカとの間の距離
に応じて制御部により音量を変化させてスピーカへ最適
な音量を送出するための音量変化部とを備えたことを特
徴としている。
【0016】また、本発明によるインターホン装置を構
成する玄関子機の位置検出部は、赤外受光信号を所定の
閾値と比較して制御部により来訪者の位置を検出するた
めのコンパレータを有し、音量変化部は、スピーカへの
音量を変化させるための抵抗および音量を切り替えるた
めの音量切替回路を有することを特徴としている。
【0017】また、本発明によるインターホン装置を構
成する玄関子機の位置検出部は、赤外受光信号をA/D
変換し制御部にて来訪者の位置を検出させるためのA/
D変換器を有することを特徴としている。
【0018】このようなインターホン装置によれば、親
機を呼び出して通話を行なうことができる玄関子機にお
いて、子機電源部から赤外照明灯に流す電流値は一定で
あり赤外照明灯の照射距離も一定とされる。また、玄関
子機の赤外受光部は、赤外照明灯から照射され来訪者を
介して反射された赤外線が入射することによりオン状態
となり、位置検出部は、オン状態の赤外受光部からの赤
外受光信号のレベルと所定の閾値レベルとを比較し、そ
の比較結果に基づき、来訪者の位置を検出することがで
きる。さらに、制御部は、位置検出部にて検出された来
訪者の位置とスピーカとの間の距離に応じて音量変化部
を制御することにより、スピーカにて鳴動される受話音
声の音量は、来訪者にとって聴き易い最適な音量とな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるインターホン
装置を適用した好ましい形態の実施例について、図面を
参照して説明する。
【0020】図1は、本発明の第1の実施例によるイン
ターホン装置の構成を示す回路ブロック図であり、通
常、玄関先に設置される玄関子機1と、伝送線路L1を
介して玄関子機1に接続され、通常、住戸内に設置され
る親機2とで構成されている。
【0021】同図に示す玄関子機1には、後述する親機
2からの直流電源の供給に基づき、当該玄関子機の構成
各部に動作電源として電流を流すための子機電源部10
と、玄関先に居る来訪者が、住戸内の居住者を呼び出す
ための呼出操作を行なう呼出部11と、呼出操作を行な
った来訪者の映像を撮像するためのカメラ12と、来訪
者が呼出相手先の居住者との間で通話(双方向通話)を
成立させるために使用するマイク13およびスピーカ1
4と、マイク13に入力され、信号処理された音声信号
の音圧レベルを増幅させるためのマイクアンプ15と、
親機2から送出された音声信号の伝送線路L1の線路長
の長さに比例して減衰する音圧レベルの当該減衰分を増
幅させるためのスピーカアンプ16と、アノードが後述
する電流変化部18を介して子機電源部10に、カソー
ドが基準電位点にそれぞれ接続された発光ダイオードか
らなり、子機電源部10から電流変化部18を介した電
流が流れることに基づき、来訪者の明度を確保するため
に点灯される赤外照明灯17と、子機電源部10から赤
外照明灯17に流れる電流を変化させて赤外照明灯17
の点灯に起因した赤外線の照射距離を変えるための電流
変化部18と、コレクタが子機電源部10に、エミッタ
が後述する制御部21にそれぞれ接続されたトランジス
タ(NPN形トランジスタ)からなり、赤外照明灯17
から照射され来訪者を介して反射された赤外線を入射す
ることにより、制御部21にて来訪者の位置を検出させ
るための赤外受光部19と、制御部21にて検出される
来訪者の位置とスピーカ14との間の距離に応じて、ス
ピーカアンプ16からの音声信号の音圧レベルを変化さ
せるための音量変化部20と、電流変化部18、音量変
化部20をそれぞれ制御するための制御部21と、伝送
線路L1と子機電源部10、呼出部11、カメラ12、
マイクアンプ15、スピーカアンプ16との間の給電ラ
イン、信号伝送ラインをそれぞれ形成するためのインタ
ーフェース部(以下、子機I/Fという。)22とが備
えられている。
【0022】なお、玄関子機1の赤外照明灯17と赤外
受光部19は、フォトカプラを形成する。
【0023】また、玄関子機1の電流変化部18は、子
機電源部10から赤外照明灯17に流す電流を変化させ
て赤外照明灯17の照射距離を変えるための複数の抵
抗、ここでは、抵抗値がr1a<r1b<r1cの関係を有す
る抵抗R1a、R1b、R1cと、ベースが制御部21に、エ
ミッタが子機電源部10に、コレクタが各抵抗R1a、R
1b、R1cを介して赤外照明灯17にそれぞれ接続された
複数のトランジスタ(PNPトランジスタ)Q1a、Q1
b、Q1cとを有しており、以下、子機電源部10から電
流変化部18のトランジスタQ1a、抵抗R1aを介して赤
外照明灯17への接続ラインを第1の給電ラインL2aと
し、トランジスタQ1b、抵抗R1bを介して赤外照明灯1
7への接続ラインを第2の給電ラインL2bとし、トラン
ジスタQ1c、抵抗R1cを介して赤外照明灯17への接続
ラインを第3の給電ラインL2cとする。
【0024】さらに、玄関子機1の音量変化部20は、
スピーカ14にて鳴動される受話音声の音量を変化させ
るために設けられた複数の抵抗、ここでは、抵抗値がr
2a<r2b<r2cの関係を有する抵抗R2a、R2b、R2c
と、制御部21により制御され、スピーカアンプ16か
ら各抵抗R2a、R2b、R2cを介してスピーカ14への信
号伝送ライン、ここでは、第1、第2、第3の音声ライ
ンL3a、L3b、L3cをそれぞれ切り替えるための音量切
替回路30とを有する。
【0025】同図に示す親機2には、商用電源の供給に
基づき、当該親機の構成各部に動作電源として電流を流
すための親機電源部40と、玄関先に居る来訪者からの
呼び出し、すなわち、呼出部11が操作された玄関子機
1からの呼び出しを検出するための呼出検出部41と、
呼出検出部41により制御され、玄関子機1に動作電源
を供給するための子機電源供給部42と、呼出検出部4
1により制御され、玄関子機1からの呼び出しを示す呼
出音を鳴動するための呼出報知部43と、呼出検出部4
1により制御され、玄関子機1のカメラ12にて撮像さ
れた来訪者の映像を表示するための表示部44と、居住
者が呼出元の来訪者との間で通話(双方向通話)を成立
させるために使用する通話部45と、伝送線路L1と呼
出検出部41、子機電源供給部42、表示部44、通話
部45との間の給電ライン、信号伝送ラインをそれぞれ
形成するためのインターフェース部(以下、親機I/F
という。)46とが備えられている。
【0026】このように構成された本発明の第1の実施
例によるインターホン装置において、以下、その動作を
具体的に説明する。
【0027】図1の回路ブロック図に示す親機2の構成
各部には、親機電源部40からの直流電源の供給に基づ
き、動作電源として電流が流れている。
【0028】ここで、玄関先に居る来訪者が、住戸内の
居住者を呼び出すために玄関子機1の呼出部11を操作
すると、呼出部11からの呼出信号が子機I/F22、
伝送線路L1、親機2の親機I/F46を介して呼出検
出部41に伝送される。
【0029】玄関子機1からの呼出信号を検出した親機
2の呼出検出部41は、呼出報知部43を制御して呼出
音を鳴動させるとともに、子機電源供給部42、表示部
44をそれぞれオン状態に制御する。また、子機電源供
給部42は、親機電源部40からの直流電源を、親機I
/F46、伝送線路L1、玄関子機1の子機I/F22
を介して子機電源部10に供給する。
【0030】玄関子機1の子機電源部10は、親機2か
らの直流電源の供給に基づき、カメラ12、マイクアン
プ15、スピーカアンプ16、電流変化部18、赤外受
光部19、音量変化部20、制御部21にそれぞれ電流
Iを流して動作電源とする。また、制御部21は、子機
電源部10からの電流が流れ始めた時を始期として後述
する通話(双方向通話)が終了するまでの間、電流変化
部18のトランジスタQ1a、Q1b、Q1cを所定の順序、
ここでは、トランジスタQ1a→Q1b→Q1cを1サイクル
として繰り返しオン状態に制御することにより、子機電
源部10からの電流Iは、第1の給電ラインL2a上の抵
抗R1a、第2の給電ラインL2b上の抵抗R1b、第3の給
電ラインL2c上の抵抗R1c、・・・を順次介して当該抵抗
の抵抗値の大きさr1a<r1b<r1cの相違に起因した異
なる電流値の電流Ia、Ib、Ic(I>Ia>Ib>Ic)
で赤外照明灯17に流れ、この電流Ia、Ib、Icの大
きさの相違に起因して赤外線の照射距離を変えることが
でき、以下、電流Iaが流れている場合の点灯を第1の
モード、電流Ibが流れている場合の点灯を第2のモー
ド、電流Icが流れている場合の点灯を第3のモードと
する。
【0031】なお、玄関子機1の赤外照明灯17は、第
1、第2、第3の各モードにおいて、来訪者を照射する
に充分な明度で点灯されており、カメラ12にて撮像さ
れた来訪者の映像は、映像信号に信号処理された後、子
機I/F22、伝送線路L1、親機2の親機I/F46
を介して表示部44に伝送されることにより、視認性の
高い来訪者の映像を表示部44にて表示させることがで
きる。
【0032】親機2の表示部44に表示された映像に基
づき、玄関先に居る来訪者が誰なのかを確認した住戸内
の居住者が、通話部45を使用して呼出応答すると、こ
の通話部45から親機I/F46、伝送線路L1、玄関
子機1の子機I/F22、スピーカアンプ16、音量変
化部20を介して来訪者が使用するスピーカ14までの
通話ラインと、来訪者が使用するマイク13からマイク
アンプ15、子機I/F22、伝送線路L1、親機2の
親機I/F46を介して居住者が使用する通話部45ま
での通話ラインがそれぞれ形成される。
【0033】以下、玄関先に居る来訪者と住戸内の居住
者との間で成立される通話(双方向通話)について、具
体的に説明する。
【0034】先ず、玄関子機1の制御部21の制御によ
り、赤外照明灯17が第1のモードで点灯されている場
合、すなわち、赤外照明灯17から来訪者への赤外線の
照射距離が、後述する第2、第3の各モード時における
照射距離と比較して長い場合について説明する。
【0035】第1のモードで点灯されている玄関子機1
の赤外照明灯17からの赤外線が、来訪者を介して反射
した後、赤外受光部19に入射されると、赤外受光部1
9はオン状態となる。これを検出した制御部21は、ス
ピーカアンプ16から音量変化部20を介してスピーカ
14への通話ラインを、抵抗R2aを介した第1の音声ラ
インL3aとなるように音量切替回路30を制御する。
【0036】ここで、住戸内の居住者が親機2の通話部
45に入力した送話音声は、音声信号に信号処理された
後、親機I/F46、伝送線路L1、玄関子機1の子機
I/F22、スピーカアンプ16、音量変化部20の音
量切替回路30を介して第1の音声ラインL3a上の抵抗
R2aに伝送され、この抵抗R2aを介して音圧レベルが減
衰された音声信号は、スピーカ14からの距離が遠い位
置に居る来訪者にとって聞き易い最適な音量の受話音
声、ここでは、音量VOLaの受話音声としてスピーカ1
4から鳴動される。
【0037】次に、玄関子機1の制御部21の制御によ
り、赤外照明灯17が第2のモードで点灯されている場
合、すなわち、赤外照明灯17から来訪者への赤外線の
照射距離が、上述の第1のモード時よりも短い、一方、
後述する第3のモード時よりも長い場合について説明す
る。
【0038】第2のモードで点灯されている玄関子機1
の赤外照明灯17からの赤外線が、来訪者を介して反射
した後、赤外受光部19に入射されると、赤外受光部1
9はオン状態となる。これを検出した制御部21は、ス
ピーカアンプ16から音量変化部20を介してスピーカ
14への通話ラインを、抵抗R2bを介した第2の音声ラ
インL3bとなるように音量切替回路30を制御する。
【0039】ここで、住戸内の居住者が親機2の通話部
45に入力した送話音声は、音声信号に信号処理された
後、上述の第1のモード時における音声信号と同様な経
路を介して玄関子機1をなす音量変化部20の音量切替
回路30に伝送された後、第2の音声ラインL3b上の抵
抗R2bに送出され、この抵抗R2bを介して音圧レベルが
減衰された音声信号は、スピーカ14からの距離が上述
の第1のモード時よりも近い、一方、後述する第3のモ
ード時よりも遠い位置に居る来訪者にとって聞き易い最
適な音量の受話音声、ここでは、音量VOLb(<VOLa)
の受話音声としてスピーカ14から鳴動される。
【0040】次に、玄関子機1の制御部21の制御によ
り、赤外照明灯17が第3のモードで点灯されている場
合、すなわち、赤外照明灯17から来訪者への赤外線の
照射距離が、上述の第1、第2の各モード時よりも短い
場合について説明する。
【0041】第3のモードで点灯されている玄関子機1
の赤外照明灯17からの赤外線が、来訪者を介して反射
した後、赤外受光部19に入射されると、赤外受光部1
9はオン状態となる。これを検出した制御部21は、ス
ピーカアンプ16から音量変化部20を介してスピーカ
14への通話ラインを、抵抗R2cを介した第3の音声ラ
インL3cとなるように音量切替回路30を制御する。
【0042】ここで、住戸内の居住者が親機2の通話部
45に入力した送話音声は、音声信号に信号処理された
後、上述の第1、第2の各モード時における音声信号と
同様な経路を介して玄関子機1をなす音量変化部20の
音量切替回路30に伝送された後、第3の音声ラインL
3c上の抵抗R2cに送出され、この抵抗R2cを介して音圧
レベルが減衰された音声信号は、スピーカ14からの距
離が上述の第1、第2の各モード時よりも近い位置に居
る来訪者にとって聞き易い最適な音量の受話音声、ここ
では、音量VOLc(<VOLb<VOLa)の受話音声として
スピーカ14から鳴動される。
【0043】一方、玄関子機1の制御部21の制御によ
り、赤外照明灯17が第1、第2、第3の各モードで点
灯されている場合において、玄関先に居る来訪者がマイ
ク13に入力した送話音声は、音声信号に信号処理され
た後、マイクアンプ15、子機I/F22、伝送線路L
1、親機2の親機I/F46を介して通話部45に伝送
される。また、通話部45は、玄関子機1からの音声信
号を信号処理した後、受話音声として鳴動する。
【0044】なお、本発明の第1の実施例によるインタ
ーホン装置において、玄関子機1の赤外照明灯17に流
す電流を変化させて赤外照明灯17の照射距離を変える
ために直列接続される複数組の抵抗およびトランジスタ
は、3組の抵抗R1a、R1b、R1cおよびトランジスタQ
1a、Q1b、Q1cとしたが、この数は限定されず、例え
ば、4組以上の複数の抵抗およびトランジスタで構成す
ると、赤外照明灯17の照射距離を、より細かく変える
ことができる。
【0045】次に、本発明の第1の実施例によるインタ
ーホン装置と同様な効果、すなわち、来訪者の位置と玄
関子機のスピーカとの距離に応じて、スピーカにて鳴動
される受話音声の音量を調節することができるインター
ホン装置を、以下、本発明の第2の実施例によるインタ
ーホン装置として、図2の回路ブロック図を参照して説
明する。
【0046】同図に示すインターホン装置は、通常、玄
関先に設置される玄関子機51と、伝送線路L51を介し
て玄関子機51に接続され、通常、住戸内に設置される
親機52とで構成されている。
【0047】なお、玄関子機51および親機52におい
て、本発明の第1の実施例によるインターホン装置の玄
関子機1および親機2と同様な構成部については、同一
の符号を付して具体的な構成の説明は省略する。
【0048】同図に示す玄関子機51は、子機電源部1
0、呼出部11、カメラ12、マイク13、スピーカ1
4、マイクアンプ15、スピーカアンプ16、音量変化
部20、子機I/F22と、アノードが抵抗R51を介し
て子機電源部10に、カソードが基準電位点にそれぞれ
接続され、子機電源部10から抵抗R51を介した一定値
の電流が流れることに基づき、玄関先に居る来訪者の明
度を確保するために点灯される赤外照明灯23と、コレ
クタが子機電源部10に、エミッタが抵抗R52を介して
基準電位点にそれぞれ接続されたトランジスタ(NPN
形トランジスタ)からなり、赤外照明灯23から照射さ
れ来訪者を介して反射された赤外線を入射することによ
り赤外受光信号を後述する位置検出部25に出力するた
めの赤外受光部24と、赤外受光部24からの赤外受光
信号のレベル(以下、電圧レベルという。)の相違に基
づき、来訪者の位置を検出するための位置検出部25
と、音量変化部20を制御するために設けられ、位置検
出部25からの出力信号に基づき、音量変化部20を制
御するための制御部26とが備えられている。
【0049】なお、玄関子機51の赤外照明灯23と赤
外受光部24は、フォトカプラを形成する。
【0050】また、玄関子機51の位置検出部25は、
赤外受光部24からの赤外受光信号が(+)端子にそれ
ぞれ入力され、この赤外受光信号の電圧レベルと(−)
端子に予め入力されている基準電圧の電圧レベルとを比
較し、来訪者の位置をするためのコンパレータ、ここで
は、第1、第2のコンパレータOP1、OP2を有する。
【0051】なお、玄関子機51の位置検出部25にお
いて、第1、第2の各コンパレータOP1、OP2の
(−)端子に入力される基準電圧の電圧レベルを、ここ
では、電圧レベルV1、V2とし、この電圧レベルV1、
V2はV1>V2の関係を有する。
【0052】同図に示す親機52は、親機電源部40、
呼出検出部41、子機電源供給部42、呼出報知部4
3、表示部44、通話部45、親機I/F46が備えら
れている。
【0053】このように構成された本発明の第2の実施
例によるインターホン装置において、以下、その動作を
具体的に説明する。
【0054】なお、図2の回路ブロック図において、玄
関先に居る来訪者が玄関子機51の呼出部11を操作し
た後における親機52での呼出報知および玄関子機51
への動作電源の供給に関する動作は、本発明の第1の実
施例に該当する動作と同様であることから、その説明は
省略する。
【0055】図2の回路ブロック図に示す玄関子機51
の子機電源部10は、親機52からの直流電源の供給に
基づき、カメラ12、マイクアンプ15、スピーカアン
プ16、音量変化部20、赤外受光部24、位置検出部
25、制御部26にそれぞれ電流Iを流して動作電源と
するとともに、抵抗R51を介した電流Idを赤外照明灯
23に流し赤外照明灯23を一定の明度で点灯させるこ
とにより、来訪者への赤外線の照射距離も一定となり、
赤外照明灯23からの赤外線は、来訪者を介して反射し
た後、赤外受光部24に入射され、赤外受光部24は、
入力された赤外線量により電圧レベルが異なる赤外受光
信号を出力し、この赤外受光信号は、位置検出部25の
第1、第2の各コンパレータOP1、OP2の(+)端子
にそれぞれ入力される。
【0056】また、玄関子機51の赤外照明灯23は、
来訪者を照射するに充分な明度で点灯されており、カメ
ラ12にて撮像された来訪者の映像は、映像信号に信号
処理された後、子機I/F22、伝送線路L51、親機5
2の親機I/F46を介して表示部44に伝送されるこ
とにより、視認性の高い来訪者の映像を表示部44にて
表示させることができる。
【0057】親機52の表示部44に表示された映像に
基づき、玄関先に居る来訪者が誰なのかを確認した住戸
内の居住者が、通話部45を使用して呼出応答すると、
この通話部45から親機I/F46、伝送線路L51、玄
関子機51の子機I/F22、スピーカアンプ16、音
量変化部20を介して来訪者が使用するスピーカ14ま
での通話ラインと、来訪者が使用するマイク13からマ
イクアンプ15、子機I/F22、伝送線路L51、親機
52の親機I/F46を介して居住者が使用する通話部
45までの通話ラインとがそれぞれ形成される。
【0058】以下、玄関先に居る来訪者と住戸内の居住
者との間で成立される通話(双方向通話)について、具
体的に説明する。
【0059】玄関子機51の位置検出部25において、
第1のコンパレータOP1は、(+)端子に入力された
赤外受光部24からの赤外受光信号の電圧レベルVと
(−)端子に予め入力されている基準電圧の電圧レベル
V1とを比較し、電圧レベルV<V1の場合にはLowレベ
ル(以下、Lレベルという。)の信号を、電圧レベルV
>V1の場合にはHighレベル(以下、Hレベルとい
う。)の信号をそれぞれ制御部26に出力する。また、
第2のコンパレータOP2は、(+)端子に入力された
赤外受光部24からの赤外受光信号の電圧レベルVと
(−)端子に予め入力されている基準電圧の電圧レベル
V2とを比較し、電圧レベルV<V2の場合にはLレベル
の信号を、電圧レベルV>V2の場合にはHレベルの信
号をそれぞれ制御部26に出力する。
【0060】先ず、玄関子機51の位置検出部25にお
いて、第1のコンパレータOP1にて比較される赤外受
光部24からの赤外受光信号の電圧レベルVと第1の基
準電圧の電圧レベルV1とが電圧レベルV<V1の関係を
有し、第2のコンパレータOP2にて比較される赤外受
光部24からの赤外受光信号の電圧レベルVと第2の基
準電圧の電圧レベルV2とが電圧レベルV<V2の関係を
有している場合には、これらの比較結果を示すLレベル
の信号が第1、第2の各コンパレータOP1、OP2から
制御部26にそれぞれ出力される。
【0061】また、玄関子機51の制御部26は、位置
検出部25の第1、第2の各コンパレータOP1、OP2
からのLレベルの信号に基づき、来訪者の位置とスピー
カ14との間の距離が遠いこと、ここでは、第1の位置
を検出し、スピーカアンプ16から音量変化部20を介
してスピーカ14への通話ラインを、抵抗R2aを介した
第1の音声ラインL3aとなるように音量切替回路30を
制御する。
【0062】ここで、住戸内の居住者が親機52の通話
部45に入力した送話音声は、音声信号に信号処理され
た後、親機I/F46、伝送線路L51、玄関子機51の
子機I/F22、スピーカアンプ16、音量変化部20
の音量切替回路30を介して第1の音声ラインL3a上の
抵抗R2aに伝送され、この抵抗R2aを介して音圧レベル
が減衰された音声信号は、スピーカ14からの距離が遠
い第1の位置に居る来訪者にとって聞き易い最適な音量
の受話音声、ここでは、音量VOLaの受話音声としてス
ピーカ14から鳴動される。
【0063】次に、玄関子機51の位置検出部25にお
いて、第1のコンパレータOP1にて比較される赤外受
光部24からの赤外受光信号の電圧レベルVと第1の基
準電圧の電圧レベルV1とが電圧レベルV<V1の関係を
有し、第2のコンパレータOP2にて比較される赤外受
光部24からの赤外受光信号の電圧レベルVと第2の基
準電圧の電圧レベルV2とが電圧レベルV>V2の関係を
有している場合には、これらの比較結果を示すLレベル
の信号が第1のコンパレータOP1から、Hレベルの信
号が第2のコンパレータOP2から制御部26にそれぞ
れ出力される。
【0064】また、玄関子機51の制御部26は、位置
検出部25の第1のコンパレータOP1からのLレベル
の信号、第2のコンパレータOP2からのHレベルの信
号に基づき、来訪者の位置とスピーカ14との間の距離
が、上述の第1の位置よりも近く、後述する第3の位置
よりも遠いこと、ここでは、第2の位置を検出し、スピ
ーカアンプ16から音量変化部20を介してスピーカ1
4への通話ラインを、抵抗R2bを介した第2の音声ライ
ンL3bとなるように音量切替回路30を制御する。
【0065】ここで、住戸内の居住者が親機2の通話部
45に入力した送話音声は、音声信号に信号処理された
後、上述の第1の位置検出時における音声信号と同様な
経路を介して玄関子機51をなす音量変化部20の音量
切替回路30に伝送された後、第2の音声ラインL3b上
の抵抗R2bに送出され、この抵抗R2bを介して音圧レベ
ルが減衰された音声信号は、スピーカ14からの距離が
上述の第1の位置よりも近い、一方、後述する第3の位
置よりも遠い位置に居る来訪者にとって聞き易い最適な
音量の受話音声、ここでは、音量VOLb(<VOLa)の受
話音声としてスピーカ14から鳴動される。
【0066】次に、玄関子機51の位置検出部25にお
いて、第1のコンパレータOP1にて比較される赤外受
光部24からの赤外受光信号の電圧レベルVと第1の基
準電圧の電圧レベルV1とが電圧レベルV>V1の関係を
有し、第2のコンパレータOP2にて比較される赤外受
光部24からの赤外受光信号の電圧レベルVと第2の基
準電圧の電圧レベルV2とが電圧レベルV>V2の関係を
有している場合には、これらの比較結果を示すHレベル
の信号が第1、第2の各コンパレータOP1、OP2から
制御部26にそれぞれ出力される。
【0067】また、玄関子機51の制御部26は、位置
検出部25の第1、第2の各コンパレータOP1、OP2
からのHレベルの信号に基づき、来訪者の位置とスピー
カ14との間の距離が近いこと、ここでは、第3の位置
を検出し、スピーカアンプ16から音量変化部20を介
してスピーカ14への通話ラインを、抵抗R2cを介した
第3の音声ラインL3cとなるように音量切替回路30を
制御する。
【0068】ここで、住戸内の居住者が親機2の通話部
45に入力した送話音声は、音声信号に信号処理された
後、上述の第1、第2の各位置検出時における音声信号
と同様な経路を介して玄関子機51をなす音量変化部2
0の音量切替回路30に伝送された後、第3の音声ライ
ンL3c上の抵抗R2cに送出され、この抵抗R2cを介して
音圧レベルが減衰された音声信号は、スピーカ14から
の距離が近い第3の位置に居る来訪者にとって聞き易い
最適な音量の受話音声、ここでは、音量VOLc(<VOLb
<VOLa)の受話音声としてスピーカ14から鳴動され
る。
【0069】なお、本発明の第2の実施例によるインタ
ーホン装置において、玄関子機51の制御部26では、
来訪者の位置を検出する位置検出部25からの出力信
号、すなわち、第1、第2の各コンパレータOP1、O
P2からのLレベルの信号、またはHレベルの信号に基
づき、来訪者の位置とスピーカ14との間の距離を検出
する信号処理を行なっていたが、本発明の第3の実施例
によるインターホン装置として、図3の回路ブロック図
に示すように、上述の位置検出部25を構成する第1、
第2のコンパレータOP1、OP2の代替として、当該位
置検出部にA/D変換器50を備えることにより、この
A/D変換器50によれば、赤外受光部24からの赤外
受光信号をデジタル信号処理、すなわち、アナログ/デ
ジタル変換(以下、A/D変換という。)し、制御部2
6は、A/D変換された信号の電圧レベルに基づき、来
訪者の位置とスピーカ14との間の距離を検出すること
ができる。また、本発明の第3の実施例によるインター
ホン装置を構成する玄関子機51の制御部26は、検出
された来訪者の位置とスピーカ14との間の距離に応じ
て、スピーカアンプ16から音量変化部20を介してス
ピーカ14への通話ラインを適宜、切り替えることがで
きる(詳述せず)。さらに、本発明の第3の実施例によ
るインターホン装置において、玄関子機51の位置検出
部25を構成するA/D変換器50は、制御部26に備
えることもできる。
【0070】また、本発明の第1、第2、第3の各実施
例によるインターホン装置において、玄関子機1、51
のスピーカ14へ最適な音量を送出するために音量変化
部20に備えられる抵抗は、3個の抵抗R2a、R2b、R
2cとしたが、この数は限定されず、例えば、4個以上の
抵抗で構成すると、スピーカにて鳴動される受話音量の
音量を、より細かい音量差で切り替えることができる。
【0071】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のインターホン装置によれば、玄関先に居る来訪者の位
置と玄関子機のスピーカとの間の距離に応じて、スピー
カにて鳴動される受話音声の音量を調節することによ
り、来訪者にとって聴き易い最適な音量で鳴動させるこ
とができ、良好な通話(双方向通話)が成立する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるインターホン装置
の構成を示す回路ブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例によるインターホン装置
の構成を示す回路ブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施例によるインターホン装置
の構成を示す回路ブロック図である。
【図4】従来例のインターホン装置の構成を示す回路ブ
ロック図である。
【符号の説明】
1、51・・・・・玄関子機 2、52・・・・・親機 12・・・・・カメラ 13・・・・・マイク 14・・・・・スピーカ 17、23・・・・・赤外照明灯 18・・・・・電流変化部 19、24・・・・・赤外受光部 20・・・・・音量変化部 21、26・・・・・制御部 25・・・・・位置検出部 30・・・・・音量切替回路 44・・・・・表示部 45・・・・・通話部 50・・・・・A/D変換器 R1a、R1b、R1c・・・・・(電流変化部の)抵抗 Q1a、Q1b、Q1c・・・・・(電流変化部の)トランジスタ R2a、R2b、R2c・・・・・(音量変化部の)抵抗 OP1、OP2・・・・・(位置検出部の)コンパレータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】玄関子機(1)から来訪者により呼び出さ
    れた親機(2)にて呼び出しを検出し、前記玄関子機の
    カメラ(12)にて撮像された前記来訪者の映像を前記
    親機の表示部(44)にて確認し、前記親機の応答によ
    り前記親機の通話部(45)と前記玄関子機のマイク
    (13)およびスピーカ(14)との間で通話を行なう
    とともに、赤外照明灯(17)により前記来訪者を照射
    して前記カメラにて撮像可能とするインターホン装置で
    あって、 前記玄関子機に、制御部(21)の制御により前記赤外
    照明灯に流す電流を変化させて前記赤外照明灯の照射距
    離を変えるための電流変化部(18)と、前記赤外照明
    灯から照射された赤外線が前記来訪者により反射されて
    入射し、オン状態となることにより前記制御部にて前記
    来訪者の位置を検出させるための赤外受光部(19)
    と、検出された前記来訪者の位置と前記スピーカとの間
    の距離に応じて前記制御部により音量を変化させて前記
    スピーカへ最適な音量を送出するための音量変化部(2
    0)とを備えたことを特徴とするインターホン装置。
  2. 【請求項2】前記電流変化部は、前記赤外照明灯に流す
    電流を変化させて前記赤外照明灯の照射距離を変えるた
    めに直列接続された複数組の抵抗(R1a、R1b、R1c)
    およびトランジスタ(Q1a、Q1b、Q1c)を有し、 前記音量変化部は、前記スピーカへの前記音量を変化さ
    せるための抵抗(R2a、R2b、R2c)および前記音量を
    切り替えるための音量切替回路(30)を有することを
    特徴とする請求項1記載のインターホン装置。
  3. 【請求項3】玄関子機(51)から来訪者により呼び出
    された親機(52)が呼び出しを検出し、前記玄関子機
    のカメラ(12)にて撮像された前記来訪者の映像を前
    記親機の表示部(44)にて確認し、前記親機の応答に
    より前記親機の通話部(45)と前記玄関子機のマイク
    (13)およびスピーカ(14)との間で通話を行なう
    とともに、赤外照明灯(23)により前記来訪者を照射
    して前記カメラにて撮像可能とするインターホン装置で
    あって、 前記玄関子機に、前記赤外照明灯に一定の電流値を流
    し、前記赤外照明灯から照射された赤外線が前記来訪者
    により反射されて入射し赤外受光信号を出力するための
    赤外受光部(24)と、前記赤外受光信号のレベルによ
    り前記来訪者の位置を検出するための位置検出部(2
    5)と、検出された前記来訪者の位置と前記スピーカと
    の間の距離に応じて制御部(26)により音量を変化さ
    せて前記スピーカへ最適な音量を送出するための音量変
    化部(20)とを備えたことを特徴とするインターホン
    装置。
  4. 【請求項4】前記位置検出部は、前記赤外受光信号を所
    定の閾値と比較して前記制御部により前記来訪者の位置
    を検出するためのコンパレータ(OP1、OP2)を有
    し、 前記音量変化部は、前記スピーカへの前記音量を変化さ
    せるための抵抗(R2a、R2b、R2c)および前記音量を
    切り替えるための音量切替回路(30)を有することを
    特徴とする請求項3記載のインターホン装置。
  5. 【請求項5】前記位置検出部は、前記赤外受光信号をA
    /D変換し前記制御部にて前記来訪者の位置を検出させ
    るためのA/D変換器(50)を有することを特徴とす
    る請求項3記載のインターホン装置。
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