JPH11127249A - インターホン装置 - Google Patents

インターホン装置

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JPH11127249A
JPH11127249A JP29289597A JP29289597A JPH11127249A JP H11127249 A JPH11127249 A JP H11127249A JP 29289597 A JP29289597 A JP 29289597A JP 29289597 A JP29289597 A JP 29289597A JP H11127249 A JPH11127249 A JP H11127249A
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JP
Japan
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call
level
illuminance
ringing
speaker
Prior art date
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Pending
Application number
JP29289597A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Miyazaki
啓之 宮崎
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Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】室内親機が設置される室内の照度の高低に応じ
て、親機スピーカから発生される呼出音の出力レベルを
切り替えることを可能にする。 【解決手段】玄関子機で呼出ボタンを押したとき、室内
親機2で呼出検出回路31において呼出検出を行なって
制御部32の制御により呼出音発生回路33から呼出音
を親機スピーカ21から鳴動するインターホン装置であ
って、室内親機は、室内の照度を監視する可視光センサ
24と、制御部に低照度信号f4が入力されたとき制御
部により制御されて親機スピーカから鳴動するための低
レベル呼出音を発生させる低レベル呼出音発生回路34
とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はインターホン装置
に係わり、特に、室内の照度の高低に応じて呼出音の出
力レベルを切り替えることが可能なインターホン装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のインターホン装置と
して、図3に示す方式が提案されている。図3に示すイ
ンターホン装置は、玄関に設置された玄関子機51と、
居室に設置された室内親機52とが、伝送路L51を介し
て接続されている。
【0003】玄関子機51には、来訪者が室内の居住者
を呼び出すために押下操作する呼出ボタン61と、来訪
者が居住者との通話のための音声信号f52の送受を行う
ために用いる子機スピーカ62および子機マイク63と
が備えられている。室内親機52には、前述の呼出ボタ
ン61が押下操作されたとき鳴動することにより来訪者
の存在を居住者に知らせる親機スピーカ71と、呼出音
の音量を調節する呼出音量切替スイッチ72と、居住者
が来訪者との通話のための音声信号f52の送受を行うた
めに用いるハンドセット73とが備えられている。
【0004】このように構成されたインターホン装置に
おいて、来訪者が室内の居住者を呼び出すために、玄関
子機51の呼出ボタン61を押下操作することにより呼
出信号f51が送出される。この呼出信号f51は伝送路L
51を介して室内親機52に入力され親機スピーカ71が
鳴動し呼出音が発生することから、居住者は呼出音によ
り来訪者の存在を確認することができる。
【0005】尚、居住者は、呼出音の出力レベルを呼出
音量切替スイッチ72を操作することにより、大小、自
由に選択し調節することができる。また、居住者は、呼
出音の確認後にハンドセット73を取り上げるような応
対操作を行うことにより、ハンドセット73と、伝送路
L51を介して来訪者が用いる玄関子機51の子機スピー
カ62および子機マイク63間において、通話のための
音声信号f52の送受が可能となり通話が成立する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インターホン装置は以上のように構成されているので、
来訪者が玄関子機51の呼出ボタン61を押下するよう
な呼出操作時に、室内親機52の親機スピーカ71から
発生する呼出音の出力レベルは、呼出音量切替スイッチ
72を操作することにより調節可能であるが、常に事前
に調節しておかなければならず、特に、幼児等が寝てい
るために事前に該出力レベルを小さくしておくと、実際
には来訪者の呼出操作により呼出音が発生されているの
にもかかわらず、呼出音が聞き取れずに来訪者の存在を
確認できないといった難点があり、一方、事前に該出力
レベルを大きくしておくと、呼出音をより鮮明に聞き取
ることは可能であるが、昼寝および就寝時等においては
睡眠を妨害してしまうなどの難点があった。
【0007】本発明は、このような難点を解消するため
になされたもので、来訪者が玄関子機にて呼出操作を行
った際、室内親機が設置された室内の照度の高低に応じ
て、呼出音の出力レベルを切り替えることが可能なイン
ターホン装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため本発明のインターホン装置は、玄関子機で呼出ボ
タンを押したとき、室内親機で呼出検出回路において呼
出検出を行なって制御部の制御により呼出音発生回路か
ら呼出音信号を生成し親機スピーカを鳴動させるインタ
ーホン装置であって、室内親機は、室内の照度を監視す
る可視光センサと、可視光センサからの低照度信号が出
力されたとき制御部により制御されて親機スピーカを鳴
動させ低レベルの呼出音を発生させる低レベル呼出音発
生回路とを備えたものである。
【0009】このようなインターホン装置において、室
内の照度を常時監視(感知)する可視光センサから出力
され制御部に入力される異なる出力レベル(High/Low)の
照度感知信号のうち、室内暗時に感知され該照度感知信
号がHighレベルの低照度信号であった場合には、メロデ
ィ音等の低レベルの呼出音が親機スピーカから発生さ
れ、一方、室内明時に感知され該照度感知信号がLowレ
ベルの高照度信号であった場合には、通常レベルの呼出
音が親機スピーカから発生されることにより、居住者は
来訪者の呼出操作の有無を、室内の照度の高低に応じて
夫々異なった出力レベルの該呼出音により、不快を感じ
ずに確認することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインターホン装置
の一実施例について、図面を参照して説明する。図1に
示すインターホン装置は、玄関に設置された玄関子機1
と、居室に設置された室内親機2とが、伝送路L1を介
して接続されている。
【0011】玄関子機1には、来訪者が室内の居住者を
呼び出すために押下操作する呼出ボタン11と、来訪者
が居住者との通話のための音声信号f2の送受を行うた
めに用いる子機スピーカ12および子機マイク13とが
備えられている。室内親機2には、前述の呼出ボタン1
1が押下操作されたとき鳴動することにより来訪者の存
在を居住者に知らせる親機スピーカ21と、呼出音の音
量を調節する呼出音量切替スイッチ22と、居住者が来
訪者との通話のための音声信号f2の送受を行うために
用いるハンドセット23と、室内親機2が設置された室
内の照度を常時監視(感知)し、照度感知信号(高照度
信号f3、低照度信号f4)を出力する可視光センサ24
と、親機スピーカ21から発生される呼出音を切り替え
る呼出音の切替機能をオン/オフさせるセンサ動作切替
スイッチ25と、呼出音の切替機能がオンされることで
点灯する切替作動表示灯26とが備えられている。
【0012】また、上述の室内親機2は、図2に示すよ
うな回路ブロック図としても表すことができる。図2に
示す室内親機2は図1に示した各部の他に、玄関子機1
の呼出ボタン11が押下操作されたことを検出する呼出
検出回路31と、制御部32と、制御部32から送出さ
れる信号により能動にされる呼出音発生回路33および
低レベル呼出音発生回路34と、前述の呼出音発生回路
33および低レベル呼出音発生回路34が能動になるこ
とにより生成送出される呼出音信号f13および低レベル
呼出音信号f14を夫々増幅して親機スピーカ21に送出
する呼出音アンプ35と、抵抗R1、R2、R3、R4と、
NPN形トランジスタTr1とが備えられている。
【0013】図2に示す室内親機2を構成する各部(回
路)、および図1に示す伝送路L1を介した玄関子機1
を構成する各部(回路)は電源+Bに接続されており、
常時給電されている。呼出検出回路31の入力側は伝送
路L1に接続されており、出力側は制御部32の入力側
に接続されている。
【0014】NPN形トランジスタTr1のコレクタは抵
抗R3を介して電源+Bに接続されている。NPN形ト
ランジスタTr1のベース−コレクタ間には抵抗R1、セ
ンサ動作切替スイッチ25、可視光センサ24、および
抵抗R3が接続されており、NPNトランジスタTr1の
コレクタと抵抗R3との接続点は制御部32の入力側に
接続されている。また、NPN形トランジスタTr1のベ
ース−エミッタ間には抵抗R2が接続されており、NP
N形トランジスタTr1のエミッタは基準電位点に接続さ
れている。
【0015】制御部32の出力側は呼出音発生回路33
および低レベル呼出音発生回路34の入力側と、抵抗R
4を介して切替作動表示灯26のアノードに夫々接続さ
れており、切替作動表示灯26のカソードは基準電位点
に接続されている。また、呼出音発生回路33および低
レベル呼出音発生回路34の出力側は呼出音アンプ35
を介して親機スピーカ21に接続されている。
【0016】このように構成されたインターホン装置に
おいて、以下、その動作について説明する。居住者が親
機スピーカ21から発生される呼出音の出力レベルを、
室内の照度の高低により切り替えるような呼出音の切替
機能をオンさせるために、予めセンサ動作切替スイッチ
25を押下しオンさせることにより、室内親機2の可視
光センサ24は常時室内の照度を監視(感知)する。ま
た、センサ動作切替スイッチ25がオンされたことを連
動スイッチ(図示せず)により検知した制御部32は、
切替作動表示灯26を制御することから該表示灯が点灯
される。
【0017】ここで、例えば、室内親機2が設置された
室内が明るい昼間や、室内照明が点灯している夜間時で
は、可視光センサ24の抵抗値は低くなることから、可
視光センサ24から多電流の照度感知信号が出力され
る。この照度感知信号はセンサ動作切替スイッチ25→
抵抗R1を介してNPN形トランジスタTr1のベースに
印加され、NPN形トランジスタTr1をオンして制御
部32にはLowレベルの高照度信号f3が入力される。
【0018】また、制御部32にて高照度信号f3が入
力検知された際に、来訪者が玄関子機1の呼出ボタン1
1を押下操作するような呼出操作を行うことにより生成
送出される呼出信号f1は、図1に示す伝送路L1を介し
て室内親機2の呼出検出回路31にて検出された後、制
御部32に送出される。上述のように、高照度信号f3
および呼出信号f1を入力検知した制御部32は切替作
動表示灯26を消灯させるとともに呼出音発生回路33
を能動にすることから、呼出音発生回路33より呼出音
信号f13が生成送出される。この呼出音信号f13は呼出
音アンプ35を介し増幅されて親機スピーカ21から通
常レベルの呼出音で発生される。よって、居住者は親機
スピーカ21から発生される通常レベルの呼出音により
来訪者の存在を確認することができる。また、居住者は
通常レベルの呼出音の確認後にハンドセット23を取り
上げるような応対操作を行うことにより、ハンドセット
23と、伝送路L1を介して来訪者が用いる玄関子機1
の子機スピーカ12および子機マイク13間において、
通話のための音声信号f2の送受が可能となり通話が成
立する。
【0019】一方、昼間であっても室内親機2が設置さ
れた室内が乳幼児の昼寝のためにカーテンで閉じられた
暗い状態であったり、夜間に就寝のために室内照明を消
灯したりする時では、可視光センサ24の抵抗値は高く
なり、可視光センサ24から少電流の照度感知信号が出
力される。この照度感知信号はセンサ動作切替スイッチ
25→抵抗R1を介してNPN形トランジスタTr1のベ
ースに印加されるが、NPN形トランジスタTr1はオ
フのままなので、制御部32にはHighレベルの低照度信
号f4が入力される。
【0020】また、制御部32にて低照度信号f4が入
力検知された際に、来訪者が玄関子機1の呼出ボタン1
1を押下操作するような呼出操作を行うことにより生成
送出される呼出信号f1は、図1に示す伝送路L1を介し
て室内親機2の呼出検出回路31にて検出された後、制
御部32に送出される。上述のように、低照度信号f4
および呼出信号f1を入力検知した制御部32は切替作
動表示灯26を点灯させたまま低レベル呼出音発生回路
34を能動にすることから、低レベル呼出音発生回路3
4より低レベル呼出音信号f14が生成送出される。この
低レベル呼出音信号f14は呼出音アンプ35を介し増幅
されて親機スピーカ21からメロディ音のような低レベ
ルの呼出音で発生される。よって、居住者は親機スピー
カ21から発生される低レベルの呼出音により、来訪者
の存在を確認することができる。また、居住者は低レベ
ルの呼出音の確認後にハンドセット23を取り上げるよ
うな応対操作を行うことにより、ハンドセット23と、
伝送路L1を介して来訪者が用いる玄関子機1の子機ス
ピーカ12および子機マイク13間において、通話のた
めの音声信号f2の送受が可能となり通話が成立する。
【0021】また、上述の説明では、居住者が予めセン
サ動作切替スイッチ25を押下しオンさせた呼出音の切
替機能がオンの場合について説明したが、センサ動作切
替スイッチ25がオフされている場合では切替作動表示
灯26は常時消灯されており、来訪者が玄関子機1の呼
出ボタン11を押下するような呼出操作を行なった際に
は、制御部32により能動にされた呼出音発生回路33
から呼出音信号f13が生成送出される。この呼出音信号
f13は呼出音アンプ35を介し増幅されて親機スピーカ
21から通常レベルの呼出音で発生される。
【0022】尚、居住者は、呼出音の切替機能のオン/
オフによる異なる呼出音(通常レベル、低レベル)の出
力レベルを呼出音量切替スイッチ22を操作することに
より、大小、自由に選択し調節することができる。上記
実施例では、室内親機が設置された室内の照度の高低に
より、呼出音の出力レベルを切り替えて(高照度時:通
常レベルの呼出音、低照度時:メロディ音のような低レ
ベルの呼出音)親機スピーカから発生させて居住者に来
訪者の存在を知らせるものを示したが、より確実に来訪
者の存在を知り得る必要性から、室内が低照度時におい
て親機スピーカから鳴動される該呼出音を、メロディ音
のような低レベルから数十秒の時間を介して高照度時と
同等な通常レベルに段階的に音圧をレベルアップさせる
ものであっても、上記実施例と同様な効果を奏する。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のインターホン装置によれば、室内の照度の高低により
呼出音の出力レベルを切り替えるように構成したので、
特に、乳幼児等の昼寝時や就寝時における睡眠を妨害す
ることなく、更に、日常時においても来訪者の呼出操作
時における呼出音を聞き逃すことなく、来訪者の存在を
確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインターホン装置の一実施例を示すブ
ロック図。
【図2】図1に示す室内親機の回路ブロック図。
【図3】従来のインターホン装置を示すブロック図。
【符号の説明】
1・・・・・玄関子機 2・・・・・室内親機 11・・・・・呼出ボタン 21・・・・・親機スピーカ 24・・・・・可視光センサ 31・・・・・呼出検出回路 32・・・・・制御部 33・・・・・呼出音発生回路 34・・・・・低レベル呼出音発生回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】玄関子機(1)で呼出ボタン(11)を押
    したとき、室内親機(2)で呼出検出回路(31)にお
    いて呼出検出を行なって制御部(32)の制御により呼
    出音発生回路(33)で呼出音信号を生成し親機スピー
    カ(21)を鳴動させるインターホン装置であって、 前記室内親機は、室内の照度を監視する可視光センサ
    (24)と、前記可視光センサからの低照度信号が出力
    されたとき前記制御部により制御されて前記親機スピー
    カを鳴動させ低レベルの呼出音を発生させる低レベル呼
    出音発生回路(34)とを備えたことを特徴とするイン
    ターホン装置。
JP29289597A 1997-10-24 1997-10-24 インターホン装置 Pending JPH11127249A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106487449A (zh) * 2016-10-17 2017-03-08 深圳市先通网信息科技有限公司 一种光通信数字对讲机及其信号强度显示系统、方法

Cited By (2)

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