JP2003188795A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP2003188795A
JP2003188795A JP2001383229A JP2001383229A JP2003188795A JP 2003188795 A JP2003188795 A JP 2003188795A JP 2001383229 A JP2001383229 A JP 2001383229A JP 2001383229 A JP2001383229 A JP 2001383229A JP 2003188795 A JP2003188795 A JP 2003188795A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者にバッテリの充電を促すことによ
り、子機のバッテリ切れを抑制することが可能な無線通
信装置を提供する。 【解決手段】 無線通信装置としてのコードレス電話装
置1は、公衆電話回線網3に接続された親機5と、その
親機と無線回線にて接続される複数台の子機7と、から
構成されている。子機は、バッテリ動作するように構成
され、更には、バッテリ電圧検出部を備えている。子機
の制御部は、バッテリ電圧検出部にて検出したバッテリ
電圧が判定値未満となると、子機ID及び残容量情報を
制御信号に格納して親機に送信する。親機は、子機か
ら、子機ID及び残容量情報を受信すると、これを送信
してきた子機とは異なる他子機に送信する。他子機は、
子機ID及び残容量情報を受信すると、残容量情報の種
類に応じて、バッテリが少ない子機が存在することや、
充電の必要がある子機が存在することを表示して利用者
に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部の電話回線網
に接続される親機と、バッテリから供給される電力によ
り動作して親機との間で無線通信を行う複数の子機と、
から構成される無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より親機と子機とを備える無線通信
装置としては、コードレス電話装置が知られている。一
般的なコードレス電話装置の子機は、電源としてバッテ
リ(二次電池)を備えており、バッテリから供給される
電力により動作(即ち、バッテリ動作)して無線回線で
親機と通信を行うことにより、親機を介して、電話回線
網に接続された外部の電話装置と通信することが可能な
構成にされている。
【0003】このようなコードレス電話装置において、
子機は、無線電波が親機に届く範囲内で場所を選ばず外
部の電話装置と通信することが可能であるため、利用者
は、充電器で充電しておいた子機を、通話の際に充電器
から外せば、移動しながら、外部の電話装置を利用する
相手と通話することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記コ
ードレス電話装置においては、子機の持ち運びが自在で
ある結果、利用者が子機を充電器から外して持ち運んだ
後に、子機を充電器に戻し忘れてしまい、結果として、
子機がバッテリ切れによって動作不能になってしまうと
いった問題があった。
【0005】子機は、通話中以外においても、着信待機
等で電力を消費するから、利用者が充電器に子機を戻し
忘れると、子機のバッテリの残り容量は徐々に減少し、
やがて空になってしまう。したがって、バッテリが空に
なる前に、利用者に子機を充電させないと、次の機会に
利用者が子機を利用したいと思っても、利用者に子機を
利用可能な状態で提供できなくなってしまうのである。
【0006】このような問題に対して、特開平11−8
8478号公報に記載の発明では、子機のバッテリ残容
量が所定以下となると、親機が着信時の鳴動音を変更す
るようにコードレス電話装置を構成している。この特開
平11−88478号公報に記載のコードレス電話装置
では、鳴動音を切り換えることによって、子機のバッテ
リ残容量が少ないことを利用者に通知することができる
ので、子機のバッテリが空になる前に、利用者にバッテ
リの充電を促すことが可能である。
【0007】しかし、上記構成のコードレス電話装置で
は、親機による着信時の鳴動音でバッテリ残容量が少な
いことを利用者に通知するだけであるため、親機の周囲
に利用者がいない場合に、子機の着信音(鳴動音)や周
囲の騒音等で親機の鳴動音が掻き消されたりして、利用
者がバッテリ残容量が少ないことを知らせる親機の鳴動
音に気づかないことがあった。
【0008】また、上記コードレス電話装置では、着信
時の鳴動音を利用するために、子機の充電器への戻し忘
れ後長期間次の着信がないと、バッテリ残容量が少なく
なっていることを鳴動音で利用者に通知できないまま、
子機がバッテリ切れで動作不能になってしまう場合があ
った。
【0009】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、利用者にバッテリの充電を効果的に促し、こ
れによって、子機のバッテリ切れを抑制することが可能
な無線通信装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、電話回線網に接
続される親機と、その親機に無線回線にて接続され、バ
ッテリから供給される電力により動作して親機との間で
無線通信を行う複数の子機と、から構成される無線通信
装置の各子機に、バッテリの残容量を検出するための検
出手段と、その検出手段による検出結果に基づきバッテ
リの残容量に関する残容量情報を送信するための送信手
段と、外部から送信されてくる他子機の残容量情報を受
信してその受信結果を通知するための通知手段と、を設
けている。
【0011】つまり、請求項1に記載の無線通信装置に
おいては、親機よりも子機の方が利用者の手元近くに置
かれている場合が多いことに着目し、子機のバッテリの
残容量情報(バッテリ電圧に関する情報や、バッテリ残
容量を段階的に表した情報など)を、その子機とは異な
る他子機から利用者に通知することで、子機のバッテリ
残容量が少なくなっている場合に、その旨を利用者に素
早く気づかせることができるようにしている。
【0012】従来装置においては、親機の近くに利用者
がいない場合に、利用者がバッテリ残容量が少ないこと
を示す通知に気づかないことがあったが、請求項1に記
載の無線通信装置においては、利用者の近くに配置され
ている可能性の高い子機に通知を行うため、利用者が通
知に気づかないことが原因で子機のバッテリが切れてし
まうのを抑制することができる。
【0013】尚、通知手段は、受信結果を音声や着信音
(鳴動音)等の形態で通知する構成にされていてもよい
し、受信結果を文字や図形情報などの形態で液晶ディス
プレイ等の表示手段に表示する構成にされていてもよ
い。また通知手段は、受信結果として、バッテリの残容
量を百分率で表して通知する構成にされていてもよい
し、「バッテリ残容量が少ない」とか、「バッテリが空
である」など、状態を表す用語を用いてバッテリ残容量
を通知する構成にされていてもよい。この他通知手段
は、「充電をしてください」など利用者に充電を促す指
示を出力して、間接的に利用者にバッテリ残容量を通知
する構成にされていてもよい。
【0014】また、送信手段は、所定時間間隔で残容量
情報を送信する構成にされていてもよいし、請求項2に
記載のように、検出結果としてのバッテリの残容量が予
め設定された判定値を下回ると残容量情報を送信する構
成にされていてもよい。請求項2に記載のように送信手
段を構成すると、残容量情報の送信回数を抑えながら、
効率的に、バッテリが少ない等の利用者にとって必要な
バッテリの残容量情報を他子機に提供することができる
ので、結果として、効率よくバッテリの充電を利用者に
促すことが可能である。
【0015】つまり、請求項2に記載の無線通信装置に
おいては、バッテリの残容量が少なくなってきたところ
で送信手段が残容量情報を送信するように判定値を設定
することによって、他子機の通知手段を、充電を促した
方が好ましいと思われる時点でバッテリが少なくなって
きたことを利用者に通知することが可能な構成にするこ
とができる。この結果、請求項2に記載の無線通信装置
においては、効率的に利用者にバッテリの充電を促すこ
とができ、更には、他子機が必要以上にバッテリの残容
量を通知することにより利用者が受信結果の通知をわず
らわしく感じるのを抑制することができる。
【0016】また、送信手段には、上記判定値を一つ設
定しておくだけでもよいが、二以上の判定値を設定して
おくとより一層便利である。例えば、請求項3に記載の
ように、検出結果としてのバッテリの残容量が予め設定
された第一低下判定値を下回ると、残容量情報として、
バッテリの残容量が第一低下判定値未満であることを示
す第一容量情報を送信し、検出結果としてのバッテリの
残容量が予め設定された第一低下判定値より小さい第二
低下判定値を下回ると、残容量情報として、バッテリの
残容量が第二低下判定値未満であることを示す第二容量
情報を送信するように送信手段を構成すれば、通知手段
にて、二段階でバッテリの残容量に関する受信結果を通
知することができるから、効果的に利用者にバッテリの
充電を促すことができる。
【0017】具体的に、請求項3に記載の無線通信装置
においては、送信手段を上記構成にしつつ、通知手段
が、残容量情報として第一容量情報を受信すると、受信
結果として、他子機のバッテリの残容量が少ないことを
通知し、残容量情報として第二容量情報を受信すると、
受信結果として、バッテリの充電が必要であることを通
知するように子機を構成しているため、利用者に、バッ
テリの残容量が少なくバッテリの充電をした方が好まし
いことを通知した後、更に、バッテリ残容量が少なくな
り、子機の通話機能を動作させることが不可能になった
又はなりつつある時点でバッテリの充電が必要であるこ
とを利用者に通知して、効果的にバッテリの充電を促す
ことができる。
【0018】また以上に説明した無線通信装置の送信手
段は、他子機に直接残容量情報を送信するように構成さ
れていてもよいし、請求項4に記載のように構成されて
いてもよい。請求項4に記載の無線通信装置において
は、子機の送信手段が残容量情報を親機に送信する構成
にされ、親機が、子機から残容量情報を受信すると、他
子機残容量情報送信手段にて、残容量情報を送信してき
た子機とは異なる他子機に、受信した残容量情報を送信
する構成にされている。
【0019】請求項4に記載の発明は、子機間で直接通
信を行うことができない無線通信装置にも適用すること
が可能であり、例えば子機間通信を行うことのできない
コードレス電話装置(一般的には、アナログコードレス
電話装置)に本発明を適用すれば、コードレス電話装置
を、子機のバッテリ残容量に関する情報を他子機側で利
用者に通知することが可能な構成にすることができる。
また、請求項4に記載の無線通信装置においては、親機
にて子機の残容量情報を収集することができるので、親
機側で複数の子機の残容量情報を集中管理することがで
き、他子機に残容量情報を通知するための装置構成を簡
素化することができる。
【0020】この他、本発明を、子機を三つ以上備える
無線通信装置に適用する場合には、請求項5に記載のよ
うに親機を構成するのが良い。請求項5に記載の無線通
信装置においては、親機の他子機残容量情報送信手段
が、子機から残容量情報を受信すると、その残容量情報
を、残容量情報を送信してきた子機の識別情報と共に、
残容量情報を送信してきた子機とは異なる他子機に送信
するように構成されている。また、子機の通知手段は、
他子機の残容量情報を親機を介して受信すると、残容量
情報及び残容量情報と共に送信されてきた他子機の識別
情報に基づき、受信結果として、バッテリの残容量を、
バッテリの残容量に対応する子機を利用者が特定可能な
形態で、通知するように構成されている。
【0021】このような構成の無線通信装置において
は、子機が三以上ある場合でも、各子機のバッテリの残
容量情報を、その情報がどの子機のものか理解できるよ
うにして、利用者に通知することができる。したがっ
て、利用者は、通知された情報に基づき、簡単に、充電
の必要な子機を選択して、バッテリの充電を行うことが
できる。
【0022】尚、バッテリの残容量に対応する子機を利
用者が特定可能な形態で、バッテリの残容量を利用者に
通知するためには、例えば、通知手段が受信結果を子機
の識別情報と共に通知するように無線通信装置を構成す
ればよい。この他、請求項4又は請求項5に記載の無線
通信装置においては、残容量情報の受信後所定期間の
み、通知手段が受信結果を通知するように子機を構成す
るのがよい。このようにすれば、利用者に煩わしさを感
じさせることなく、受信結果を通知することが可能な無
線通信装置を提供することができる。尚、通知手段は、
受信後所定時間、受信結果を通知する構成にされていて
もよいし、受信後利用者が子機にて次の操作を行うまで
の期間受信結果を通知する構成にされていてもよい。
【0023】また、通知手段が残容量情報の受信後所定
期間のみ受信結果を通知するように子機を構成した場合
には、無線通信装置の他子機残容量情報送信手段を、請
求項6に記載のように構成するのが良い。請求項6に記
載の無線通信装置の他子機残容量情報送信手段は、子機
から残容量情報を受信すると、その受信内容を記憶する
と共に、第一残容量情報送信手段にて、受信した残容量
情報をすぐさま他子機に送信し、その後、親機と子機と
の間の無線回線接続又は切断の度に、記憶した受信内容
に従い、第二残容量情報送信手段にて残容量情報を、親
機と子機との間で送受信される制御信号に付加して送信
する構成にされている。
【0024】このように構成された無線通信装置におい
ては、親機の第一残容量情報送信手段の動作によって、
ただちにバッテリの残容量が少ない等の情報を子機の通
知手段で利用者に通知することができるから、着信時に
鳴動音でバッテリ残容量を通知する構成の従来装置と比
較して、より早くバッテリの充電を利用者に促すことが
できる。また着信が長期間ないために、バッテリの残容
量情報を利用者に通知できないまま、子機のバッテリが
切れてしまうといった問題を解消することができる。
【0025】また、請求項6に記載の無線通信装置にお
いては、第二残容量情報送信手段にて残容量情報を送信
することによって、無線回線の接続又は切断の度に、利
用者に受信結果(バッテリの残容量)を通知することが
できるので、利用者が初回の通知に気づかなくても、再
度の通知で、利用者にバッテリの残容量が少ないことを
気づかせることができ、より確実に利用者にバッテリの
充電を促すことができる。この結果、請求項6に記載の
無線通信装置によれば、子機がバッテリ切れで通話動作
が不可能な状態になるのを防止することができる。
【0026】この他、請求項6に記載のように他子機残
容量情報送信手段を構成した場合には、請求項7に記載
のように無線通信装置を構成するのがよい。請求項7に
記載の無線通信装置においては、子機の送信手段が、検
出結果としてのバッテリの残容量が予め設定されたバッ
テリ回復値を上回ると、バッテリの残容量がバッテリ回
復値より大きいことを示すバッテリ回復情報を親機に送
信する構成にされている。また、親機の他子機残容量情
報送信手段は、子機からバッテリ回復情報を受信する
と、既に記憶されている残容量情報に関する受信内容を
消去することにより、第二残容量情報送信手段の動作
を、次の残容量情報の受信まで停止する構成にされてい
る。
【0027】このように構成された請求項7に記載の無
線通信装置においては、バッテリが回復した時点で、第
二残容量情報送信手段による残容量情報の通知を停止す
るので、バッテリ容量が少ない時だけに、その旨の情報
を、第二残容量情報送信手段にて、効率的に送信するこ
とができる。換言すると、この無線通信装置において
は、利用者が子機を充電器に接続することによりバッテ
リの充電が完了した時点でバッテリ残容量に関する通知
を停止することができ、バッテリが充電されているのに
もかかわらず通知が継続されてしまうのを防止すること
ができる。
【0028】また、以上に説明した請求項4〜請求項7
のいずれかに記載の無線通信装置においては、請求項8
に記載のように、子機から残容量情報を受信すると受信
結果を通知する子機情報通知手段を親機に設けるのが良
い。このようにすれば、無線通信装置を、子機に加えて
親機からもバッテリの残容量を利用者に通知することが
可能な構成にすることができ、この結果として、バッテ
リの残容量を通知可能な機器数を増やすことができる。
したがって、無線通信装置を、数の効果により一層確実
にバッテリの充電を促すことが可能な構成にすることが
できる。
【0029】この他、請求項1〜請求項8のいずれかに
記載の無線通信装置においては、通知手段が受信結果を
表示手段に表示して通知するように、子機を構成するの
が良い。表示によって受信結果を通知するように装置を
構成すると、音で受信結果を通知する場合と比較して、
利用者にストレスをかけることが少なくて済む。つま
り、請求項9に記載の無線通信装置においては、利用者
が煩わしく感じないように受信結果(バッテリの残容
量)を通知することができる。勿論、このような子機の
構成に加えて、子機情報通知手段が受信結果を表示手段
に表示して利用者に通知するように、親機を構成しても
よい。
【0030】また、請求項1〜請求項9のいずれかに記
載の無線通信装置においては、請求項10に記載のよう
に各子機に無線LANシステムに接続可能な通信手段を
設けて、バッテリの残容量に関する残容量情報を通信手
段を介して無線LANシステム内のLAN端末に送信で
きるように子機を構成してもよい。このようにすれば、
バッテリの残容量情報を、外部の無線LAN端末から利
用者に通知することができるので、より確実に利用者に
バッテリの充電を促すことができる。勿論、親機に上記
通信手段を設けて、子機から送信されてきた残容量情報
を、親機からLAN端末に転送するように無線通信装置
を構成してもよい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例について、
図面とともに説明する。図1は、本発明が適用された無
線通信装置としてのコードレス電話装置1の全体構成を
表す説明図、図2は、親機5の構成を表す概略ブロック
図、図3は、子機7の構成を表す概略ブロック図であ
る。
【0032】図1に示すように、コードレス電話装置1
は、外部の電話回線網としての公衆電話回線網3に電話
線Lを介して接続された親機5と、その親機5と無線回
線にて接続される複数台の子機7と、から構成されてい
る。図2に示すように親機5は、回線制御部11に公衆
電話回線網3に繋がる電話線Lが接続された構成にされ
ている。回線制御部11は、外部の電話装置との間の回
線を接続、切断するための機能を備えており、通話状態
になると、ハンドセット13に組み付けられたスピーカ
(図示せず)に、外部の電話装置から送信されてきた音
声信号を出力すると共に、ハンドセット13に組み付け
られたマイク(図示せず)から入力された音声信号を、
外部の電話装置に送信する。また、子機7が利用者に操
作されて通話状態になると、回線制御部11は、外部の
電話装置からの受信信号を、制御部15を介してその制
御部15に接続された無線部17に送信すると共に、無
線部17からの受信信号を外部の電話装置に送信する。
【0033】一方、制御部15は、CPU15a、メモ
リ(ROM、RAM、EEPROM等)15bなどを備
えており、各種処理をCPU15aにて実行することに
より装置各部を統括制御する構成にされている。例え
ば、制御部15は、着信時に、着信音発生用の信号をア
ラームスピーカ19に入力することにより、アラームス
ピーカ19から着信音を発生させると共に、外部から送
信されてきた発呼側の電話番号を液晶ディスプレイ(L
CD)等からなる表示部21に表示する。
【0034】また、制御部15は、番号キー等からなる
操作部23を利用者が操作することにより操作部23か
ら入力された電話番号をメモリ15b内にアドレス情報
として登録したり、入力された電話番号に基づき、回線
制御部11に電話番号先の外部の電話装置を呼び出させ
る。
【0035】この他、制御部15は、公衆電話回線網3
を介して着信があると、無線部17に子機呼び出し用の
制御信号を入力して、無線電波にてその制御信号を子機
7に送信することにより、子機7を呼び出し、子機7と
の無線回線が接続され通話状態になると、回線制御部1
1と無線部17とを接続して、外部の電話装置と子機7
との間の接続を確立する。
【0036】尚、上記構成の親機5は、コンセントから
供給される家庭用のAC100Vを電源部25にて、変
圧、整流した後に、装置各部へ電力を供給して各部を動
作させる構成にされている。一方、図3に示す子機7
は、主に、制御部31と、無線部33と、アラームスピ
ーカ35と、スピーカ37及びマイク39と、表示部4
1と、操作部43と、バッテリ電圧検出部45と、バッ
テリ47と、から構成されている。
【0037】この子機7は、専用の充電器49に載置さ
れると充電器49から供給される電力によりバッテリ4
7を充電する構成にされている。またこの子機7は、バ
ッテリ47から装置内各部に電力を供給してバッテリ動
作する構成にされている。装置内に設けられた制御部3
1は、上記親機5と同様に、CPU31a、メモリ(R
OM、RAM、EEPROM等)31bなどを備えてお
り、各種処理をCPU31aにて実行し、装置内各部を
統括制御する構成にされている。また、メモリ31b内
には、コードレス電話装置1内で重複しない固有の子機
IDが記憶されている。
【0038】また、この制御部31に接続された無線部
33は、上記親機5の無線部17と同様に、図示しない
RF回路、復調回路、変調回路等を備えている。また更
に、無線部33は、復調した音声信号をスピーカ37に
入力したり、マイク39から入力された音声信号を無線
電波にて親機5に送信可能な構成にされている。
【0039】この他、制御部31には、制御部31から
の入力信号に基づき着信音を発する上記アラームスピー
カ35や、LCD等からなる表示部41、番号キー等か
らなる操作部43が接続されている。また、本実施例の
制御部31には、上記バッテリ電圧検出部45が接続さ
れている。
【0040】バッテリ電圧検出部45は、バッテリ47
に接続されており、バッテリ電圧を検出して、検出結果
を制御部31に入力する構成にされている。つまり本実
施例において、子機7は、バッテリ電圧検出部45にて
検出されたバッテリ電圧を取得することにより、バッテ
リの残容量を把握することができるようにされており、
制御部31は、後述する自己容量送信処理を実行してバ
ッテリ電圧検出部45から検出結果としてのバッテリ電
圧を取得し、そのバッテリ電圧Eが、予め設定されてい
る第一低下判定値Esを下回ると(E<Es)、バッテ
リの残容量に関する残容量情報として、バッテリの残容
量が少ないことを示す残容量少情報を、自身の子機ID
と共に制御信号(図4(b)参照)に格納して送信す
る。また、制御部31は、バッテリ電圧が、予め設定さ
れている第一低下判定値Esより小さい第二低下判定値
Ecを下回ると(E<Ec<Es)、バッテリ47の充
電を必要とする旨の要充電情報を自身の子機IDと共に
制御信号に格納して送信する。
【0041】尚、図4(a)は、バッテリの残容量情報
を送信するタイミングを規定するバッテリ電圧の判定値
に関する説明図であり、図4(b)は、残容量情報を格
納する制御信号のデータ構成を表す説明図である。本実
施例において、上記第二低下判定値Ecは、バッテリ残
容量がわずかで子機7の動作が不安定になるために、子
機7の通話機能が停止されるバッテリ電圧値に設定さ
れ、上記第一低下判定値Esは、子機7のバッテリの残
容量が少なく、利用者にバッテリの充電を促した方が好
ましいバッテリ電圧値に設定されている。
【0042】また、本実施例における親機5と子機7と
の間の無線回線による接続は、250MHz/380M
Hz帯コードレス電話装置の無線局の無線設備標準規格
であるRCR STD−13に基づいて行われており、
残容量情報は、この規格に基づく制御チャンネルで送受
信される図4(b)に示す制御信号の制御データとして
格納されて、子機7から親機5へ、又は親機5から子機
7へと送信される。
【0043】具体的に説明すると、制御信号は、例え
ば、無線回線接続時(呼び出し時や、子機7の着信待機
状態から通話状態への移行時)や、無線回線切断時(即
ち、子機7の通話状態から着信待機状態への移行時)に
親機5と子機7との間で交換される種類の信号であり、
図4(b)に示すように、ビット同期信号、フレーム同
期信号、ID番号(このID番号は、子機IDとは異な
る番号であり、他のコードレス電話の子機との間での混
線を防止するためのコードレス電話装置毎に割り振られ
ているID番号である。)、誤り訂正符号、制御データ
から構成されている。
【0044】当該コードレス電話装置1は、例えば、親
機5にて、制御データ格納領域に子機呼び出し用の制御
コードを格納して、その制御信号を子機7に送信するこ
とにより、子機7に、制御コードに基づく着信音を鳴ら
させる。また、親機5は、通話終了時(即ち、終話時)
に子機7と親機5との間の無線回線を切断して、子機7
を通話状態から着信待機状態に移行させるため、制御デ
ータ格納領域に終話用の制御コードを格納して、その制
御信号を子機7に送信する。
【0045】詳しくは後述するが本実施例のコードレス
電話装置1は、終話時に、終話用の制御コードと共に、
残容量情報を制御信号に格納することによって、その子
機7の通話終了時に残容量情報を送信したり、残容量情
報をただちに送信するために、終話用の制御コード等を
格納することなく残容量情報のみを制御データ格納領域
に格納して、残容量情報を送信する。
【0046】次には、バッテリの残容量が少なくなった
際に残容量情報をただちに送信する機能を果たすため
に、子機7が実行する自己容量送信処理について説明す
る。尚、図5は、子機7のCPU31aが常時繰り返し
実行する自己容量送信処理を表すフローチャートであ
る。また、図6(a)は、子機7の残容量情報の送信履
歴となる通知ステータスの構成を表す説明図である。
【0047】自己容量送信処理を実行すると、子機7の
CPU31aは、S110にて、メモリ31b内に記憶
されている通知ステータスを参照して、既にバッテリの
残容量が少ないことを示す残容量少情報を親機5に送信
した(即ち、残容量少通知をした)か否かを判断する。
【0048】図6に示すように、子機7のメモリ31b
内には、通知ステータスとして、残容量少通知をしたか
否かを示すパラメータSと、後述する要充電通知をした
か否かを示すパラメータCと、充電完了通知をしたか否
かを示すパラメータFと、が記憶されており、各パラメ
ータは、値として1又は0をとるようにされている。
尚、本実施例においては、各パラメータの値が1である
と、対応する通知がなされている(通知済である)こと
を示し、パラメータの値が0であると、対応する通知が
なされていない(未通知である)ことを示すように設定
されている。
【0049】したがって、CPU31aは、S110に
て、パラメータSが、S=1であるか否かを判断し、S
=1でない(即ちS=0である)と判断すると、まだ残
容量少情報を送信していないとして、処理をS113に
移し、S113にて、バッテリ電圧検出部45から検出
結果としてのバッテリ電圧を取得する。そして、バッテ
リ電圧Eが第一低下判定値Es未満且つ第二低下判定値
Ec以上である(Ec≦E<Esである)か否か判断す
る。
【0050】ここで、CPU31aは、バッテリ電圧E
がEc≦E<Esであると判断すると(S113でYe
s)、バッテリ残容量が少ないとして処理をS115に
移し、親機5に残容量少通知を行う。即ち、子機7は、
CPU31aのS115での処理により、制御信号に、
自身の子機ID及び残容量少情報(残容量が少ないこと
示すコード)を格納して、これをすぐさま無線部33を
介して無線電波で親機5に送信する。
【0051】また、この処理を終了すると、CPU31
aは、S117にて、パラメータSを1に設定すると共
に、パラメータCを0に、パラメータFを0に設定す
る。つまり、CPU31aは、S117にて通知ステー
タスのパラメータを、S=1、C=0、F=0にするこ
とにより、残容量少情報を通知済にし、要充電情報及び
充電完了情報を未通知とする。そして、この処理を終え
ると、当該自己容量送信処理を終了する。
【0052】一方、S110でS=1である(即ち、S
110でYes)と判断するか、S113でNoと判断
すると、CPU31aは、処理をS120に移して、パ
ラメータCを参照することにより、既にバッテリ残容量
がわずかでバッテリの充電の必要があることを示す要充
電情報を親機5に送信した(即ち、要充電通知した)か
否か判断する。
【0053】ここで、CPU31aは、要充電通知が行
われていない(C=1ではない)と判断すると(S12
0でNo)、S123にて、バッテリ電圧Eが第二低下
判定値Ec未満である(E<Ecである)か否か判断す
ることにより、バッテリの残容量がほとんど無い状態で
あるかどうかを確認する。
【0054】そして、E<Ecであると判断すると(S
123でYes)、処理をS125に移して、親機5に
要充電通知を行う。即ち、子機7は、CPU31aのS
125での処理により、制御信号に、自身の子機ID及
び要充電情報(残容量がわずかであることを示すコー
ド)を格納して、これをすぐさま無線部33を介して親
機5に送信する。
【0055】また、この処理を終了すると、CPU31
aは、S127にて、通知ステータスのパラメータをS
=1、C=1、F=0に設定することにより、要充電情
報を通知済、充電完了通知を未通知とし、この後に、当
該自己容量送信処理を終了する。
【0056】この他、CPU31aは、S120にてY
esと判断するか、S123にてNoと判断すると、処
理をS130に移して、パラメータF=1であるか否か
を判断することにより、既に親機5に充電完了通知を行
ったかどうかを判断する。ここで、F=1であると判断
すると(S130でYes)、CPU31aは、当該自
己容量送信処理を終了し、F=1でない(S130でN
o)と判断すると、まだ充電完了通知を送信していない
として、処理をS133に移し、S133にて、バッテ
リ電圧が、バッテリ47が十分に充電されていることを
示すバッテリ回復値Efを上回っている(即ち、E>E
fである)か否か判断する。
【0057】そして、E>Efであると判断すると(S
133でYes)、CPU31aは、充電が完了してい
るとして、処理をS135に移し、親機5に対して充電
完了通知を行う。即ち、子機7は、CPU31aのS1
35の処理により、制御信号に、自身の子機ID及び充
電完了情報(充電が完了していること示すコード)を格
納して、これをすぐさま無線部33を介して親機5に送
信する。
【0058】また、この処理を終えると、CPU31a
は、処理をS137に移して、通知ステータスのパラメ
ータをS=0、C=0、F=1に設定することにより、
残容量少情報を未通知、要充電情報を未通知、充電完了
情報を通知済とする。そして、この後に当該自己容量送
信処理を終了する。尚、以上に説明した処理により、子
機7は、バッテリ電圧Eが第一低下判定値Esを下回る
と、残容量少情報を親機5に送信し、バッテリ電圧Eが
第二低下判定値Ecを下回ると、要充電情報を送信し、
この後、バッテリ電圧Eがバッテリ回復値Efを上回る
まで、同一種類の残容量情報(残容量少情報又は要充電
情報)を送信しない構成にされている。
【0059】ところで、この子機7から残容量情報が格
納された制御信号を受信する親機5は、その制御信号を
受信すると、図7に示す子機容量通知処理を実行し、残
容量情報を他子機7に送信しつつ、自身のメモリ15b
内に記憶されている受信内容を表す受信ステータス(図
6(b)参照)を適宜更新する構成にされている。尚、
図6(b)は、親機5が自身のメモリ15b内に記憶す
る受信ステータスの構成を表す説明図であり、図7は、
親機5のCPU15aが実行する子機容量通知処理を表
すフローチャートである。
【0060】図6(b)に示すように、親機5は、受信
ステータスとして、子機7毎に子機IDと関連付けて、
子機7から残容量少情報を受信したか否かを示すパラメ
ータSrと、子機7から要充電情報を受信したか否かを
示すパラメータCrと、子機7から充電完了情報を受信
したか否かを示すパラメータFrとを記憶しており、以
下に説明する子機容量通知処理において、各パラメータ
に、受信済であることを表す値1、又は、未受信である
ことを表す値0を設定する。
【0061】図7に示す子機容量通知処理を実行する
と、親機5のCPU15aは、まずS210にて、制御
信号の制御データ格納領域に格納された子機IDを取得
して、残容量情報を送信してきた子機7を識別すると共
に、その受信ステータスを読み出す。
【0062】続いて、CPU15aは、S220にて、
受信ステータスのパラメータSrがSr=1であるか否
かを判断し、Sr=1ではないと判断すると、前回まで
に残容量少情報が未受信であるとして、S223にて、
今回受信した残容量情報が、残容量少情報である(即
ち、残容量少通知を受信した)か否か判断する。そし
て、残容量少情報を受信していると判断すると(S22
3でYes)、処理をS225に移して、図8(a)に
示す他子機容量少通知処理を実行することにより、残容
量少情報を送信してきた子機7とは異なる他子機7に、
残容量少通知を行う。尚、図8(a)は、親機5のCP
U15aが実行する他子機容量少通知処理を表すフロー
チャートである。
【0063】他子機容量少通知処理を実行すると、CP
U15aは、S310にて、全子機7の中から通知対象
とする子機7を一つ選択し、続くS320にて、選択し
た子機7が残容量少通知をしてきた子機7であるか否か
判断する。ここで、CPU15aは、子機容量通知処理
のS210にて識別した子機7と同一の子機7(即ち、
残容量少通知をしてきた子機7)を選択していると判断
すると(S320でYes)、処理をS350に移し、
選択していないと判断すると(S320でNo)、S3
30にて、制御信号に子機7から受信した残容量少情報
及びその残容量少情報と同時に受信した子機IDを格納
して、選択した子機7に、この制御信号を送信し(S3
40)、その後処理をS350に移す。
【0064】また、S350において、CPU15a
は、S310にて子機選択する動作を、全子機7に対し
て行ったか否か判断し、全子機7に対して行っていなけ
れば(S350でNo)、処理をS310に戻して、前
回のS310で選択した子機7とは異なる子機7を選択
し、全子機7を選択していれば(S350でYes)、
当該処理を終了して、子機容量通知処理のS227に処
理を移行する。
【0065】そして、CPU15aは、S210にて識
別した子機7に対応する受信ステータスのパラメータ
を、Sr=1、Cr=0、Fr=0に設定することによ
り、残容量少通知を受信済とし、要充電通知及び充電完
了通知を未受信とする(S227)。またこの後にCP
U15aは、S229にて、子機7のバッテリの残容量
が少ないことを表示部21に表示する(残容量少表
示)。
【0066】尚、図9は、親機5及び子機7が夫々の表
示部21,41で表示する子機7のバッテリ残容量情報
の表示態様を表した説明図である。図9(a)は、残容
量少表示での表示態様を表した図であり、図9(b)
は、要充電表示(後述)での表示態様を表した図であ
る。
【0067】CPU15aはS229にて、「子機
(1)の充電容量が残り少ないです」等の表示(図9
(a))を行うことにより、子機(1)のバッテリ残容
量が少ないことを利用者に通知する。尚、括弧内の数字
は、子機番号を表すものであり、本実施例においてはこ
のような表示形態で、表示したバッテリ残容量に対応す
る子機7を利用者が特定できるようにしている。また、
この残容量少表示を行うと、CPU15aは、当該子機
容量通知処理を終了する。
【0068】一方、子機容量通知処理のS220にてY
esと判断するか、S223でNoと判断すると、CP
U15aは、処理をS230に移して、受信ステータス
のパラメータCrがCr=1か否かを判断することによ
り、前回までに要充電情報を受信済であるか否か判断す
る。そして、要充電情報が受信済でない(即ち、Cr=
1ではない)と判断すると、処理をS233に移して、
今回受信した残容量情報が要充電情報であるか(即ち、
要充電通知を受けたか)否か判断する。
【0069】ここで、残容量情報が要充電情報であると
判断すると、CPU15aは、S235にて、図8
(b)に示す他子機要充電通知処理を実行することによ
り、要充電情報を送信してきた子機7とは異なる他子機
7に、その要充電情報を送信(転送)する。尚、図8
(b)は、親機5のCPU15aが実行する他子機要充
電通知処理を表すフローチャートである。
【0070】この他子機要充電通知処理を実行すると、
CPU15aは、S410にて、要充電通知の対象とす
る子機7の一つを選択し、S420にて、選択した子機
7が要充電通知をしてきた子機7であるか否かを、選択
子機7が子機容量通知処理のS210にて識別した子機
7と同一の子機7であるか否かにより判断する。
【0071】そして、選択子機7が要充電通知をしてき
た子機7であると判断すると(S420でYes)、処
理をS450に移し、要充電通知をしてきた子機7とは
異なる他子機7であると判断すると(S420でN
o)、S430にて、制御信号に子機7から受信した要
充電情報及びその要充電情報と同時に受信した子機ID
とを格納して、選択子機7に、その制御信号を送信する
(S440)。
【0072】また送信後、CPU15aは、S450に
て、全子機7に対してS410での選択動作を行ったか
否か判断し、全子機7に対して行っていなければ(S4
50でNo)、処理をS410に戻して新たに子機7を
選択して上記S420〜S440までの処理を繰り返
し、全子機7に対して処理を行っていれば(S450で
Yes)、当該処理を終了して、子機容量通知処理のS
237に処理を移行する。
【0073】この後、CPU15aは、S210にて識
別した子機7に対応する受信ステータスのパラメータ
を、Sr=1、Cr=1、Fr=0に設定することによ
り、要充電通知を受信済とし、充電完了通知を未受信と
する(S237)。また、CPU15aは、続くS23
9にて、子機7のバッテリ残容量がわずか(ほぼ空)で
あり、バッテリの充電を必要とすることを表示部21に
表示する(図9(b)に示す要充電表示)。即ち、CP
U15aは、表示部21を制御して、表示部21に「子
機(1)を充電して下さい」等の文字情報を表示するこ
とにより、利用者にバッテリの充電が必要であることを
通知する。
【0074】この他、CPU15aは、S230にてY
esと判断するか、S233でNoと判断すると、S2
40にて、パラメータFrがFr=1であるか否か判断
することにより、前回までに充電完了通知を受信済であ
るか否か判断し、Fr=1であれば、当該子機容量通知
処理を終了する。
【0075】一方、S240にて、Fr=0であると判
断すると、CPU15aは、充電完了通知が未受信であ
るとして処理をS243に移す。そして、今回受信した
残容量情報が充電完了情報であるか否か(即ち、充電完
了通知を受けたか否か)を判断し、そうではないと判断
すると(S243でNo)、当該子機容量通知処理を終
了し、充電完了通知を受けたと判断すると(S243で
Yes)、S210にて識別した子機7に対応する受信
ステータスのパラメータを、Sr=0、Cr=0、Fr
=1に設定することにより、充電完了通知を受信済と
し、要充電通知及び残容量少通知を未受信とする(S2
47)。
【0076】この後CPU15aは、S249にて、充
電完了通知に対応する子機7の残容量少表示又は要充電
表示を消去し、当該処理を終了する。次に、この他子機
容量少通知処理及び他子機要充電通知処理により親機5
から送信されてくる制御信号を受信する子機7がCPU
31aにて実行する図10(a)に示す他子機容量表示
処理について説明する。尚、図10は、子機7のCPU
31aが常時繰り返し実行する他子機容量表示処理を表
すフローチャートである。
【0077】他子機容量表示処理を実行すると、子機7
のCPU31aは、まず、S510にて残容量情報が格
納された制御信号を親機5から受信するまで待機し、受
信したと判断すると(S510でYes)、S520に
て、受信した残容量情報が残容量少情報であるか否か
(即ち、残容量少通知を受けたか否か)判断する。ここ
で、CPU31aは、受信した残容量情報が残容量少情
報であると判断すると(S520でYes)、S525
にて、自身の表示部41に、図9(a)に示した親機5
と同様の残容量少表示を行い、当該他子機容量表示処理
を終了する。
【0078】一方、S520にてNoと判断すると、C
PU31aは、処理をS530に移し、受信した残容量
情報が要充電情報であるか否か(即ち、要充電通知を受
けたか否か)判断し、そうではないと判断すると(S5
30でNo)、当該他子機容量表示処理を終了し、残容
量情報が要充電情報であると判断すると(S530でY
es)、S535にて、自身の表示部41に、図9
(b)に示した親機5と同様の要充電表示を行う。そし
て、この後に当該他子機容量表示処理を終了する。
【0079】尚、子機7のCPU31aは、図10
(b)に示す画面クリア処理を実行することにより、利
用者が操作部43を操作し新たな操作情報を表示部41
に表示しなければならなくなった時点で(S540でY
es)、S525で表示した残容量少情報及びS535
で表示した要充電情報を消去(S550)する構成にさ
れている。図10(b)は、子機7のCPU31aが実
行する画面クリア処理を表すフローチャートである。
【0080】したがって、本実施例において、S525
での残容量少表示及びS535での要充電表示は、利用
者が次の操作を行うまでの期間継続される。このような
表示形態を採用することにより、本実施例においては、
限りある表示部41の表示スペースを有効活用しなが
ら、利用者が操作時に図9(a)の表示情報若しくは図
9(b)の表示情報を、確認したと一応推定できるま
で、表示を継続するようにしている。
【0081】しかしながら、上記表示形態だけでは、利
用者が表示情報に気づかない場合も考えられるため、本
実施例においては、通話終了時(即ち、親機5と子機7
との間の無線回線切断時)に、親機5のCPU15aで
図11に示す第二子機容量通知処理を実行することによ
り、再度、子機7に残容量少表示、要充電表示を行わ
せ、利用者に対してバッテリの充電を促すようにしてい
る。
【0082】図11は、親機5と子機7との間の無線回
線切断時(終話時)に、親機5のCPU15aが実行す
る第二子機容量通知処理を表すフローチャートである。
第二子機容量通知処理を実行すると、親機5のCPU1
5aは、S610にてコードレス電話装置1内の子機7
の一つを選択して、その子機7の受信ステータスを読み
出す。そして、S620にて、読み出した受信ステータ
スに対応する子機7が、当該処理のS670にて送信す
る終話用の制御信号の送信先の子機7であるか否か判断
し、そうであれば(S620でYes)、S630〜S
655までの処理をスキップして、S660に処理を移
行する。尚、この処理は、制御信号送信先の子機7に、
その子機7とは異なる他子機7の残容量情報を選択的に
送信するために設けられているものである。
【0083】一方、S620にて、読み出した受信ステ
ータスに対応する子機7が、終話用の制御信号の送信先
の子機7ではないと判断すると(S620でNo)、C
PU15aは、S630にて、受信ステータスのパラメ
ータFrがFr=1であるか否か判断し、Fr=1であ
れば、その受信ステータスに対応する子機7のバッテリ
は十分に充電されており、残容量情報の通知は必要ない
として、処理をS660に移行する。
【0084】逆に、Fr=0であると判断すると(S6
30でNo)、CPU15aは、続くS640にて、パ
ラメータCr=1であるか否か判断し、Cr=1である
と判断すると(S640でYes)、要充電通知を子機
7に行う必要があるとし、S645にて、受信ステータ
スに対応する子機7の子機IDと要充電情報を、先だっ
て終話用の制御コードが制御データとして格納された終
話用の制御信号の制御データ格納領域に、追加して格納
する。そして、この後に処理をS660に移行する。
尚、終話用の制御コードに加えて、その他の要充電情
報、残容量少情報などが制御データ格納領域に格納され
ている場合には、これらの情報に続けて、上記子機ID
及び要充電情報を格納する。
【0085】また、S640においてCr=0であると
判断すると(S640でNo)、CPU15aは、続く
S650にて、パラメータSr=1であるか否か判断
し、Sr=1であると判断すると(S650でYe
s)、残容量少通知を子機7に行う必要があるとし、S
655にて、上記制御信号の制御データ格納領域に、既
に格納されている情報に加えて、受信ステータスの子機
7に対応する子機ID及び残容量少情報を格納し、その
後に処理をS660に移行する。
【0086】またS660にて、CPU15aは、S6
10における全子機7の受信ステータスの読み出しを終
了しているか否か判断し、終了していなければ(S66
0でNo)、処理をS610に戻して、次の子機7を選
択し、その受信ステータスを読み出し、上述のS620
〜S655までの処理を行う。また、CPU15aは、
S660にて、全子機7に対して上記処理が終了してい
ると判断すると(S660でYes)、S670にて、
終話用の制御コードと、S645、S655にて格納し
た子機ID及び残容量情報と、を含む制御信号を、無線
回線を切断すべき子機7へと送信し、子機7と親機5と
の間の無線回線を切断する。
【0087】尚、この終話用の制御信号を受信する子機
7は、終話用の制御コードに基づいて自身を通話状態か
ら着信待機状態に移行すると共に、図10(a)に示し
た他子機容量表示処理により、制御信号に格納された子
機ID及び残容量情報に基づく残容量情報を表示する
(即ち、図9(a)に示す残容量少表示、図9(b)に
示す要充電表示を行う)。
【0088】以上、本実施例のコードレス電話装置1に
関して説明したが、このコードレス電話装置1では、子
機7が、自身のバッテリ47の残容量に関する残容量情
報を自身の子機IDと共に親機5に送信し、親機5が、
子機7から受信した残容量情報を子機IDと共に、その
子機7とは異なる他子機7に送信する構成にされている
ため、他子機側で、親機5から受信した残容量情報を表
示部41に表示することができて、バッテリ47の残容
量が少ないこと、若しくは残容量がわずかにしかなく子
機の通話機能を動作させることが不可能で充電の必要が
あることを利用者に効果的に通知することができる。こ
の結果、コードレス電話装置1によれば、バッテリ47
の充電を利用者に効果的に促すことができて、利用者が
子機7を利用しようと思った時に、子機7の通話機能が
動作しないなどといった問題を十分に解消することがで
きる。
【0089】具体的に説明すると、従来のコードレス電
話装置のように親機5にてバッテリ47の残容量を通知
するだけでは、親機5の近くに利用者がいない場合、利
用者が通知に気づかない可能性があったが、本実施例で
は、親機よりも利用者の近くに配置されやすい子機にバ
ッテリ残容量を通知するため、利用者が通知に気づかな
い等の問題を十分に解決することができる。
【0090】また、本実施例では、表示によりバッテリ
残容量を通知するように装置を構成し、加えて、バッテ
リ残容量が少なくなった時点でただちにバッテリの残容
量を通知するように装置を構成しているため、通知の際
の音がうるさいとか、長期間着信がなくバッテリの残容
量が少ないことを利用者に通知できないなどといった従
来の問題を解消することができる。
【0091】また更に、本実施例においては、バッテリ
の充電がなされるまで、無線回線切断時にバッテリの残
容量を通知するようにコードレス電話装置1を構成して
いるため、利用者が通知に気づくまで、繰り返しバッテ
リの充電を促すことができる。
【0092】尚、本発明の無線通信装置における検出手
段は、本実施例のバッテリ電圧検出部45に相当する。
また、送信手段は、子機7のCPU31aが実行する自
己容量送信処理にて実現されている。この他、送信手段
が残容量情報として送信する第一容量情報は、本実施例
における残容量少情報に相当し、第二容量情報は、要充
電情報に相当し、バッテリ回復情報は、充電完了情報に
相当する。
【0093】また、本発明の通知手段は、CPU31a
が実行する他子機容量表示処理にて実現されている。ま
た、本発明の表示手段は、子機7の表示部41に相当す
る。この他、他子機残容量情報送信手段の第一残容量情
報送信手段は、親機5のCPU15aが実行する子機容
量通知処理にて実現されており、第二残容量情報送信手
段は、CPU15aが実行する第二子機容量通知処理に
て実現されている。尚、他子機残容量情報送信手段が送
信する子機の識別情報は、制御信号に格納される子機I
Dに相当する。
【0094】また、他子機残容量情報送信手段が子機か
らバッテリ回復情報を受信すると、既に記憶されている
残容量情報に関する受信内容を消去する動作は、親機5
のCPU15aが子機容量通知処理にて受信ステータス
のパラメータSr,Crを1から0に更新する動作にて
実現されている。
【0095】この他、子機情報通知手段は、親機のCP
U15aが子機容量通知処理にて残容量少表示及び要充
電表示を行う動作にて実現されている。また、本発明の
無線通信装置は、上記実施例に限定されるものではな
く、種々の態様を採ることができる。
【0096】例えば、上記実施例では、無線回線の切断
時に第二子機容量通知処理にて残容量情報を格納した終
話用の制御信号を子機7に送信するように親機5を構成
したが、無線回線接続時に残容量情報を回線接続用の制
御信号に格納して子機7に送信するように親機5を構成
してもよい。
【0097】また、上記実施例では、アナログコードレ
ス電話装置1を例に挙げて説明したが、ディジタル通信
方式のコードレス電話装置に本発明を適用することも可
能である。また特に、本発明をディジタル通信方式のコ
ードレス電話装置に適用する場合においては、例えば、
子機7や親機5の無線部17,33をブルートゥース
(近距離無線通信の規格)の標準仕様に基づく無線部に
変更して、子機7や親機5を外部の無線通信装置と接続
(通信)可能な構成にし、親機5や子機7からバッテリ
の残容量情報を外部の無線通信装置に送信するようにし
てもよい。
【0098】ここで図12は、親機5’及び子機7’の
無線部が、ブルートゥース規格により通信可能な通信手
段としての機能を備えるコードレス電話装置1’と、ブ
ルートゥース規格により無線通信を行う無線LAN(ロ
ーカルエリアネットワーク)システム50内の各LAN
端末(無線通信装置)51,53との通信態様を表した
説明図である。
【0099】このコードレス電話装置1’は、ブルート
ゥース規格の無線通信により、親機5’と子機7’との
間の無線回線を接続、切断し、子機7’とその他子機、
子機7’と親機5’との間で双方向通信するように構成
されている。勿論、子機7’は、親機5’に残容量情報
を送信することが可能な構成にされており、親機5’
は、子機7’から受信した残容量情報を他子機に送信し
て、他子機にバッテリの残容量情報を図9に示したよう
に表示することが可能な構成にされている。
【0100】また、このコードレス電話装置1’におけ
る子機7’は、自己容量送信処理にて親機と同時に、外
部の無線LANシステム50のマスターユニット(親
局)であるLAN端末53と無線通信を行うことによっ
て、自身の無線部からLAN端末53に自身の残容量情
報を送信することが可能な構成にされている。
【0101】したがって、コードレス電話装置1’にお
いては、LAN端末51,53にバッテリの残容量情報
を図9に示すような形態で表示させることが可能であ
り、より確実に子機7’のバッテリ残容量が少ないこと
を利用者に気づかせることが可能である。
【0102】また、コードレス電話装置1’と無線LA
Nシステム50とが相互にブルートゥース規格に基づい
ているので、無線LANシステム50内のLAN端末5
1,53のバッテリの残容量を、コードレス電話装置
1’内の親機5’や子機7’に表示するようにしてもよ
い。
【0103】また、ブルートゥース規格に基づく無線通
信が可能な機器であれば、LAN端末に限らずテレビや
時計などの身近な機器に子機7’のバッテリの残容量情
報を表示させるようにすることもできる。更に、無線通
信の形態としては、ブルートゥース規格に基づくものだ
けでなく、IRMC(モバイル通信用の赤外線通信の規
格)などを用いても良い。この方式に基づいて親機5’
と子機7’との間で通信を行うようにすれば、通話だけ
に限らずvCard(電子的な名刺の規格)や、vCa
lender(電子スケジューラの規格)に基づく住所
録やスケジュールなどの情報を相互に交換する機能をコ
ードレス電話装置1’に備えることも可能である。この
場合、同一の規格に準ずるPDA(携帯端末)や携帯電
話との間で、相互にバッテリの残容量情報を送受信して
出力(例えば、表示)することも可能になる。
【0104】また、同一規格に基づく機器間であれば、
バッテリの残容量情報の送受信のタイミングとして、バ
ッテリの残容量が少なくなってきたり、バッテリの充電
が必要な状態になった機器の近くに存在する機器を検出
してその機器に通知を行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例のコードレス電話装置1の構成を表
す説明図である。
【図2】 親機5の電気的構成を表すブロック図であ
る。
【図3】 子機7の電気的構成を表すブロック図であ
る。
【図4】 判定値に関する説明図(a)及び、制御信号
の構成を表す説明図(b)である。
【図5】 子機7のCPU31aが実行する自己容量送
信処理を表すフローチャートである。
【図6】 子機7が記憶する通知ステータスの構成を表
す説明図(a)及び、親機5が記憶する受信ステータス
の構成を表す説明図(b)である。
【図7】 親機5のCPU15aが実行する子機容量通
知処理を表すフローチャートである。
【図8】 親機5のCPU15aが実行する他子機容量
少通知処理を表すフローチャート(a)及び、他子機要
充電通知処理を表すフローチャート(b)である。
【図9】 残容量少表示(a)及び要充電表示(b)に
関する説明図である。
【図10】 子機7のCPU31aが実行する他子機容
量表示処理を表すフローチャート(a)及び、子機7の
CPU31aが実行する画面クリア処理を表すフローチ
ャート(b)である。
【図11】 親機5のCPU15aが実行する第二子機
容量通知処理を表すフローチャートである。
【図12】 コードレス電話装置1’と無線LANシス
テム50との通信態様を表した説明図である。
【符号の説明】
1,1’…コードレス電話装置、3…公衆電話回線網、
5,5’…親機、7,7’…子機、11…回線制御部、
15,31…制御部、15a,31a…CPU、15
b,31b…メモリ、17,33…無線部、21,41
…表示部、23,43…操作部、25…電源部、45…
バッテリ電圧検出部、47…バッテリ、50…無線LA
Nシステム、51,53…LAN端末

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線網に接続される親機と、該親機
    に無線回線にて接続され、バッテリから供給される電力
    により動作して前記親機との間で無線通信を行う複数の
    子機と、から構成される無線通信装置であって、 前記子機の夫々は、 バッテリの残容量を検出するための検出手段と、 検出結果に基づきバッテリの残容量に関する残容量情報
    を送信するための送信手段と、 外部から送信されてくる他子機の前記残容量情報を受信
    し、該受信結果を通知するための通知手段と、 を備えていることを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記送信手段は、前記検出結果としての
    バッテリの残容量が予め設定された判定値を下回ると前
    記残容量情報を送信する構成にされていることを特徴と
    する請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記送信手段は、前記検出結果としての
    バッテリの残容量が予め設定された第一低下判定値を下
    回ると、前記残容量情報として、バッテリの残容量が第
    一低下判定値未満であることを示す第一容量情報を送信
    し、前記検出結果としてのバッテリの残容量が予め設定
    された前記第一低下判定値より小さい第二低下判定値を
    下回ると、前記残容量情報として、バッテリの残容量が
    第二低下判定値未満であることを示す第二容量情報を送
    信する構成にされ、 前記通知手段は、前記残容量情報として前記第一容量情
    報を受信すると、受信結果として、他子機のバッテリの
    残容量が少ないことを通知し、前記残容量情報として前
    記第二容量情報を受信すると、受信結果として、バッテ
    リの充電が必要であることを通知する構成にされている
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記送信手段は、前記残容量情報を前記
    親機に送信する構成にされ、 前記親機は、前記子機から前記残容量情報を受信する
    と、該残容量情報を、該残容量情報を送信してきた子機
    とは異なる他子機に送信する他子機残容量情報送信手
    段、を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項3
    のいずれかに記載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記他子機残容量情報送信手段は、前記
    子機から前記残容量情報を受信すると、該残容量情報
    を、該残容量情報を送信してきた子機の識別情報と共
    に、該残容量情報を送信してきた子機とは異なる他子機
    に送信する構成にされ、 前記通知手段は、他子機の前記残容量情報を親機を介し
    て受信すると、該残容量情報及び該残容量情報と共に送
    信されてきた他子機の前記識別情報に基づき、前記受信
    結果として、バッテリの残容量を、該バッテリの残容量
    に対応する子機を利用者が特定可能な形態で、通知する
    ことが可能な構成にされていることを特徴とする請求項
    4に記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 前記通知手段は、前記残容量情報の受信
    後所定期間のみ、前記受信結果を通知する構成にされ、 前記他子機残容量情報送信手段は、 前記子機から前記残容量情報を受信すると該受信内容を
    記憶すると共に、受信した該残容量情報をすぐさま他子
    機に送信する第一残容量情報送信手段と、 該第一残容量情報送信手段による前記残容量情報の送信
    後、親機と子機との間の無線回線接続又は切断の度に、
    記憶した前記受信内容に従って、前記残容量情報を、親
    機と該子機との間で送受信される制御信号に付加して送
    信する第二残容量情報送信手段と、 を備えていることを特徴とする請求項4又は請求項5に
    記載の無線通信装置。
  7. 【請求項7】 前記送信手段は、前記検出結果としての
    バッテリの残容量が予め設定されたバッテリ回復値を上
    回ると、バッテリの残容量がバッテリ回復値より大きい
    ことを示すバッテリ回復情報を親機に送信する構成にさ
    れており、 前記他子機残容量情報送信手段は、前記子機から前記バ
    ッテリ回復情報を受信すると、既に記憶されている前記
    残容量情報に関する受信内容を消去することにより、前
    記第二残容量情報送信手段の動作を、次の残容量情報の
    受信まで停止することを特徴とする請求項6に記載の無
    線通信装置。
  8. 【請求項8】 前記親機は、前記子機から前記残容量情
    報を受信すると、該受信結果を通知する子機情報通知手
    段、を備えていることを特徴とする請求項4〜請求項7
    のいずれかに記載の無線通信装置。
  9. 【請求項9】 前記通知手段は、前記受信結果を表示手
    段に表示して通知する構成にされていることを特徴とす
    る請求項1〜請求項8のいずれかに記載の無線通信装
    置。
  10. 【請求項10】 前記各子機は、無線LANシステムに
    接続可能な通信手段を備えており、前記バッテリの残容
    量に関する残容量情報を該通信手段を介して前記無線L
    ANシステム内のLAN端末に送信可能に構成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記
    載の無線通信装置。
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