JP2003188699A - 電流制御型半導体素子用駆動回路 - Google Patents

電流制御型半導体素子用駆動回路

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JP2003188699A JP2001381194A JP2001381194A JP2003188699A JP 2003188699 A JP2003188699 A JP 2003188699A JP 2001381194 A JP2001381194 A JP 2001381194A JP 2001381194 A JP2001381194 A JP 2001381194A JP 2003188699 A JP2003188699 A JP 2003188699A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ターンオフする際に、ベース端子−エミッタ端
子間電圧が振動することを防止するようにした電流制御
型半導体素子用駆動回路を提供する。 【解決手段】トランジスタTr1をターンオフする際、
低インピーダンスのキャリア引き抜き経路M21、D2
2でトランジスタTr1のベース端子からキャリアを引
き抜き、トランジスタTr1がターンオフする直前に、
高インピーダンスのキャリア引き抜き経路R、M23で
トランジスタTr1のベース端子からキャリアを引き抜
く。ターンオフ直前にキャリア引き抜き経路のRLC共
振現象のダンピングファクタのR成分を大きくすること
で、トランジスタTr1は、ベース端子−エミッタ端子
間電圧Vbeが徐々に低下してターンオフする。これに
より、ターンオフ後に再び誤ってターンオンすることが
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御端子に流入す
る電流を制御してターンオン/ターンオフする電流制御
型半導体素子に用いられる駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】誘導性負荷を駆動する電流制御型スイッ
チングトランジスタ素子として、たとえば、特開平6−
252408号公報に開示されているものが知られてい
る。図7は、このような電流制御型半導体素子を使用し
て誘導性負荷を駆動する従来の駆動回路を示している。
トランジスタTr1は、駆動回路からベース端子に流さ
れる電流に応じてオン/オフされ、トランジスタTr1
に接続されている不図示の誘導性負荷を駆動する。
【0003】駆動回路は、パルス電源と、制御回路92
と、N型MOSトランジスタ93および94とによって
構成される。パルス電源は、パルス発生回路91と、直
流電源Vsと、ダイオードDs1およびDs2と、スイ
ッチSW1およびSW2と、トランスTとによって構成
される。トランスTには、一次巻き線Pと二次巻き線S
とが巻かれている。
【0004】トランスTの一次巻き線P側の回路には、
直流電源Vsの電圧を一次巻き線Pに正の向き(図中ド
ットに向かう上向き)に印加するためにスイッチSW1
およびSW2が直列に接続されている。また、一次巻き
線Pに流れる電流を環流させる向きに、ダイオードDs
1およびDs2が直列に接続されている。パルス発生回
路91は、スイッチSW1およびSW2の組を所定の周
期でオン/オフするようにパルス状の制御信号Vg91
を出力する。
【0005】トランスTの二次巻き線S側の回路には、
内蔵されるボディダイオードの極性が互いに逆になるよ
うに、N型MOSトランジスタ93および94が直列に
接続されている。ボディダイオードD93は、N型MO
Sトランジスタ93に内蔵される。ボディダイオードD
94は、N型MOSトランジスタ94に内蔵される。制
御回路92は、N型MOSトランジスタ93および94
のいずれか一方をオンし、他方をオフするように制御信
号Vg93およびVg94を出力する。なお、トランジ
スタTr1のベース端子に電流を供給する二次巻き線S
側の電流経路には、寄生インダクタンスLsが存在す
る。
【0006】上述した駆動回路の動作タイミングを説明
する。図8は、図7の駆動回路各部の動作タイミングを
説明するタイミングチャートである。図8において、パ
ルス発生回路91から出力される制御信号Vg91、二
次巻き線Sに誘起される電圧V2、N型MOSトランジ
スタ94のゲート端子に印加される制御信号Vg94、
N型MOSトランジスタ93のゲート端子に印加される
制御信号Vg93、トランジスタTr1のベース端子に
流れ込む電流I2、トランジスタTr1のベース端子−
エミッタ端子間電圧Vbe、およびトランジスタTr1
のコレクタ端子−エミッタ端子間電圧Vceの波形がそ
れぞれ示されている。
【0007】制御信号Vg91は、上述したように、所
定の周期でオン/オフが繰り返される。制御信号Vg9
1がHレベルになると、スイッチSW1およびSW2が
オンされる。このとき、トランスTの一次巻き線Pに流
れる電流が増加し、二次巻き線Sに誘起される電圧V2
は正の向きになる。制御信号Vg91がLレベルになる
と、スイッチSW1およびSW2がオフされる。このと
き、トランスTの一次巻き線Pに流れる電流は、ダイオ
ードDs1およびDs2を介して環流されて減少し、二
次巻き線Sに誘起される電圧V2は負の向きになる。
【0008】タイミングt1において、制御回路92が
制御信号Vg94をHレベルにするとともに制御信号V
g93をLレベルにすると、N型MOSトランジスタ9
4がオン、N型MOSトランジスタ93がオフされる。
二次巻き線S側の回路には、N型MOSトランジスタ9
3のボディダイオードD93で半波整流された電流が、
N型MOSトランジスタ94を介してトランジスタTr
1のベース端子へ流れ込む。これにより、トランジスタ
Tr1は、トランジスタTr1内にキャリア注入されて
ターンオンする。上述した寄生インダクタンスLsの存
在により、トランジスタTr1のベース端子に流れる電
流I2は徐々に増加し、その波形は右上がりの傾きを有
するパルス状波形になる。
【0009】タイミングt2において、制御回路92が
制御信号Vg94をLレベルにするとともに制御信号V
g93をHレベルにすると、N型MOSトランジスタ9
4がオフ、N型MOSトランジスタ93がオンされる。
二次巻き線S側の回路には、N型MOSトランジスタ9
4のボディダイオードD94で半波整流された電流が、
N型MOSトランジスタ93を介して二次巻き線Sのド
ット側(図7)へ流れる。これにより、トランジスタT
r1はベース端子からキャリアを抜かれてターンオフす
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】トランジスタTr1が
ターンオフするとき、次の理由によりベース端子−エミ
ッタ端子間電圧Vbeが図8に示すように振動し、トラ
ンジスタTr1が誤ってターンオンすることがある。一
般に、ベース電流を流す電流経路には寄生インダクタン
スLsの他、たとえばN型MOSトランジスタ93およ
び94のオン抵抗や配線抵抗、および寄生の容量成分が
存在する。トランジスタTr1が電流駆動型素子である
場合は、大きなベース電流を流している状態から極めて
短い時間でターンオフさせるため、寄生インダクタンス
Lsにたまったエネルギを急激に放出する必要がある。
このエネルギ放出の際に寄生要素によるRLC共振現象
が発生すると、ベース電圧端子−エミッタ端子間電圧V
beが激しく振動する。ベース電圧がトランジスタTr
1のオン電圧(約0.7V)まで上昇すると、トランジ
スタTr1は誤ってターンオンしてコレクタ電流を流
す。この結果、コレクタ端子−エミッタ端子間電圧Vc
eも大きく振動する。図8において、電流I2はベース
電流の波形を表し、+側はベース端子へ流れ込む電流、
−側はベース端子からキャリアが引き抜かれるときに流
れる電流である。
【0011】なお、ベース端子からのキャリア引き抜き
が急激に行われないように、N型MOSトランジスタ9
3のオン抵抗を大きくするとベース電圧の振動を抑制で
きるが、タイミングt2でトランジスタTr1のターン
オフ制御を開始してから実際にトランジスタTr1がタ
ーンオフするまでの時間(ストレージ時間ts)が長く
なってしまう。
【0012】本発明の目的は、ストレージ時間を長くす
ることなくターンオフ時の制御端子の信号の振動を抑制
し、誤ってターンオンすることを防止するようにした電
流制御型半導体素子用駆動回路を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1に記載の
発明による電流制御型半導体素子用駆動回路は、正のパ
ルス状電流および負のパルス状電流を交互に発生するパ
ルス電流発生手段と、パルス電流発生手段と電流制御型
トランジスタの制御端子との間に介挿され、制御端子に
正のパルス状電流を供給する第1のスイッチ手段と、パ
ルス電流発生手段と電流制御型トランジスタの制御端子
との間に介挿され、制御端子に負のパルス状電流を供給
するとともに、制御端子から電流制御型トランジスタ内
の電荷を引き抜く第2のスイッチ手段と、電流制御型ト
ランジスタの制御端子から第2のスイッチ手段を介さず
に電流制御型トランジスタ内の電荷を引き抜く電荷引き
抜き手段と、電流制御型トランジスタのターンオフの兆
候を検出する検出手段と、(1)電流制御型トランジスタ
をオンする期間に、第1のスイッチ手段に正のパルス状
電流の供給を指示し、(2)電流制御型トランジスタをオ
フする期間に、第2のスイッチ手段に負のパルス状電流
の供給および電荷の引き抜きを指示するとともに、電荷
引き抜き手段に電荷の引き抜きを指示し、検出手段で兆
候が検出されたとき、第2のスイッチ手段に負のパルス
電流の供給および電荷の引き抜きの停止を指示する制御
回路とを備えることにより、上述した目的を達成する。 (2)請求項2に記載の発明による電流制御型半導体素
子用駆動回路は、正のパルス状電流および負のパルス状
電流を交互に発生するパルス電流発生手段と、パルス電
流発生手段と電流制御型トランジスタの制御端子との間
に介挿され、制御端子に正のパルス状電流を供給する第
1のスイッチ手段と、パルス電流発生手段と電流制御型
トランジスタの制御端子との間に介挿され、制御端子に
負のパルス状電流を供給するとともに、制御端子から電
流制御型トランジスタ内の電荷を引き抜く第2のスイッ
チ手段と、第2のスイッチ手段より高インピーダンスで
あって電流制御型トランジスタの制御端子から第2のス
イッチ手段を介さずに電流制御型トランジスタ内の電荷
を引き抜く電荷引き抜き手段と、電流制御型トランジス
タのターンオフの兆候を検出する検出手段と、(1)電流
制御型トランジスタをオンする期間に、第1のスイッチ
手段に正のパルス状電流の供給を指示し、(2)電流制御
型トランジスタをオフする期間に、第2のスイッチ手段
に負のパルス状電流の供給および電荷の引き抜きを指示
し、検出手段で兆候が検出されたとき、第2のスイッチ
手段に負のパルス電流の供給および電荷の引き抜きの停
止を指示するとともに、電荷引き抜き手段に電荷の引き
抜きを指示する制御回路とを備えることにより、上述し
た目的を達成する。 (3)請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記
載の電流制御型半導体素子用駆動回路において、検出手
段は、電流制御型トランジスタの主電流端子の電圧もし
くは電流に応じて兆候を検出することを特徴とする。 (4)請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記
載の電流制御型半導体素子用駆動回路において、検出手
段は、電流制御型トランジスタの制御端子の電圧もしく
は電流に応じて兆候を検出することを特徴とする。
【0014】
【発明の効果】(1)請求項1、3、4に記載の発明に
よれば、正負のパルス状電流を交互に発生するパルス電
流発生手段からのパルス状電流を、電流制御型トランジ
スタをオンする期間に第1のスイッチ手段で整流して電
流制御型トランジスタの制御端子に正のパルス状電流を
供給し、電流制御型トランジスタをオフする期間に第2
のスイッチ手段で整流して電流制御型トランジスタの制
御端子に負のパルス状電流を供給する。電流制御型トラ
ンジスタをオフする期間は、第2のスイッチ手段と電荷
引き抜き手段とで電流制御型トランジスタの制御端子か
ら電荷引き抜きを行い、電流制御型トランジスタのター
ンオフが検出されると、第2のスイッチ手段による負の
パルス状電流の供給と第2のスイッチ手段による電荷引
き抜きとを停止させる。この結果、電流制御型半導体素
子の制御端子における振動を防止できる。 (2)請求項2〜4に記載の発明によれば、正負のパル
ス状電流を交互に発生するパルス電流発生手段からのパ
ルス状電流を、電流制御型トランジスタをオンする期間
に第1のスイッチ手段で整流して電流制御型トランジス
タの制御端子に正のパルス状電流を供給し、電流制御型
トランジスタをオフする期間に第2のスイッチ手段で整
流して電流制御型トランジスタの制御端子に負のパルス
状電流を供給する。電流制御型トランジスタをオフする
期間は、第2のスイッチ手段で電流制御型トランジスタ
の制御端子から電荷引き抜きを行い、電流制御型トラン
ジスタのターンオフが検出されると、第2のスイッチ手
段による負のパルス状電流の供給と第2のスイッチ手段
による電荷引き抜きとを停止させ、電荷引き抜き手段に
電流制御型トランジスタの制御端子から電荷を引き抜か
せる。この結果、電流制御型半導体素子の制御端子にお
ける振動を防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 −第一の実施の形態− 図1は、本発明の第一の実施の形態による電流制御型半
導体素子の駆動回路を示す図である。トランジスタTr
1は、駆動回路からベース端子に流されるパルス電流I
Bに応じてオン/オフされ、トランジスタTr1に接続
されている不図示の誘導性負荷を駆動する。駆動回路
は、パルス電源と、制御回路12と、N型MOSトラン
ジスタM21、M22およびM23と、Vce検知回路
13とによって構成される。パルス電源は、パルス発生
回路11と、直流電源Vsと、ダイオードDs1および
Ds2と、スイッチSW1およびSW2と、トランスT
とによって構成される。トランスTには、一次巻き線P
と二次巻き線Sとが巻かれている。
【0016】トランスTの一次巻き線P側の回路には、
直流電源Vsの電圧を一次巻き線Pに正の向き(図中ド
ットに向かう上向き)に印加するためにスイッチSW1
およびSW2が一次巻き線Pと直列に接続されている。
また、一次巻き線Pに流れる電流を環流させる向きに、
ダイオードDs1およびDs2が一次巻き線Pと直列に
接続されている。パルス発生回路11は、スイッチSW
1およびSW2を所定の周期でオン/オフするようにパ
ルス状の制御信号Vg11を出力する。
【0017】トランスTの二次巻き線S側の回路には、
内蔵されるボディダイオードの極性が互いに逆になるよ
うに、N型MOSトランジスタM21およびM22が直
列に接続されている。ボディダイオードD21は、N型
MOSトランジスタM21に内蔵される。ボディダイオ
ードD22は、N型MOSトランジスタM22に内蔵さ
れる。トランジスタTr1のベース端子−エミッタ端子
間には、抵抗器RおよびN型MOSトランジスタM23
が直列に接続されている。制御回路12は、N型MOS
トランジスタM21およびM22のいずれか一方をオン
し、他方をオフするように制御信号Vg21およびVg
22を出力する。制御回路12はさらに、N型MOSト
ランジスタM23をオン/オフする制御信号Vg23を
出力する。Vce検知回路13は、トランジスタTr1
のコレクタ端子−エミッタ端子間電圧Vceを検出す
る。なお、トランジスタTr1のベース端子に電流を供
給する二次巻き線S側の電流経路には、寄生インダクタ
ンスLsが存在する。
【0018】上述した駆動回路の動作タイミングを説明
する。図2は、図1の駆動回路各部の動作タイミングを
説明するタイミングチャートである。図2において、パ
ルス発生回路11から出力される制御信号Vg11、二
次巻き線Sに誘起される電圧V2、N型MOSトランジ
スタM22のゲート端子に印加される制御信号Vg2
2、N型MOSトランジスタM23のゲート端子に印加
される制御信号Vg23、N型MOSトランジスタM2
1のゲート端子に印加される制御信号Vg21、トラン
ジスタTr1のベース端子に流れ込む電流IB、トラン
ジスタTr1のベース端子−エミッタ端子間電圧Vb
e、およびトランジスタTr1のコレクタ端子−エミッ
タ端子間電圧Vceの波形がそれぞれ示されている。
【0019】制御信号Vg11は、上述したように、所
定の周期でオン/オフが繰り返される。制御信号Vg1
1がHレベルになると、スイッチSW1およびSW2が
オンされる。このとき、トランスTの一次巻き線Pに流
れる電流が増加し、二次巻き線Sに誘起される電圧V2
は正の向きになる。制御信号Vg11がLレベルになる
と、スイッチSW1およびSW2がオフされる。このと
き、トランスTの一次巻き線Pに流れる電流は、ダイオ
ードDs1およびDs2を介して環流されて減少し、二
次巻き線Sに誘起される電圧V2は負の向きになる。
【0020】タイミングt1において、制御回路12が
制御信号Vg22をHレベルにするとともに、制御信号
Vg23およびVg21をLレベルにすると、N型MO
SトランジスタM22がオン、N型MOSトランジスタ
M23およびM21がそれぞれオフされる。二次巻き線
S側の回路には、N型MOSトランジスタM21のボデ
ィダイオードD21で半波整流された電流が、N型MO
SトランジスタM22を介してトランジスタTr1のベ
ース端子へ流れ込む。この結果、トランジスタTr1は
キャリア注入されてターンオンする。
【0021】トランジスタTr1がターンオンして不図
示の負荷に対する駆動電流がトランジスタTr1のコレ
クタ端子からエミッタ端子へ流れると、トランジスタT
r1のコレクタ−エミッタ間電圧Vceが低下する。
【0022】なお、上述した寄生インダクタンスLsの
存在により、トランジスタTr1のベース端子に流れる
電流IBは徐々に増加し、その波形は右上がりの傾きを
有するパルス状波形になる。パルス発生回路11による
制御信号Vg11のパルス周期は、トランジスタT1の
中のキャリアのライフタイムより十分小さくされるの
で、トランジスタT1のベース端子に流れる電流IBが
パルス状の駆動電流であっても、トランジスタT1をタ
ーンオンさせることができる。
【0023】タイミングt2において、制御回路12が
制御信号Vg22をLレベルにするとともに、制御信号
Vg23およびVg21をHレベルにすると、N型MO
SトランジスタM22がオフ、N型MOSトランジスタ
M23およびM21がオンされる。二次巻き線S側の回
路には、N型MOSトランジスタM22のボディダイオ
ードD22で半波整流された電流が、N型MOSトラン
ジスタM21を介して二次巻き線Sのドット側(図1)
へ流れる。これにより、トランジスタTr1のベース端
子からトランジスタTr1内のキャリアの引き抜きが開
始される。このとき、抵抗器RおよびN型MOSトラン
ジスタM23を介する経路によるキャリア引き抜きも行
われる。
【0024】トランジスタTr1内のキャリアが枯渇し
てくると、トランジスタTr1のコレクタ端子−エミッ
タ端子間電圧Vceが徐々に上昇する。トランジスタT
r1がターンオフする直前のタイミングt3において、
Vce検知回路13は、コレクタ端子−エミッタ端子間
電圧Vceが所定値まで上昇するとこれを検知して検出
信号を制御回路12へ出力する。制御回路12が入力さ
れた検出信号に応じて制御信号Vg21をLレベルにす
ると、N型MOSトランジスタM21がオフされる。こ
れにより、ボディダイオードD22およびN型MOSト
ランジスタM21を介する経路によるトランジスタTr
1内のキャリア引き抜きが停止され、抵抗器RおよびN
型MOSトランジスタM23を介する経路によるキャリ
ア引き抜きが継続される。抵抗器RおよびN型MOSト
ランジスタM23を介するキャリア引き抜き経路のイン
ピーダンスは、ボディダイオードD22およびN型MO
SトランジスタM21を介するキャリア引き抜き経路の
インピーダンスに比べて抵抗器Rによって高くされてい
るので、ベース端子から流れ出る電流IBは、タイミン
グt3以前よりタイミングt3以降の方が小さく絞られ
る。
【0025】タイミングt3以降にトランジスタTr1
のベース端子から流れ出るキャリア引き抜き電流IBを
制限することは、RLC共振現象のダンピングファクタ
のR成分を大きくしてベース端子における電圧振動を抑
えることにつながる。これにより、トランジスタTr1
は、ベース端子−エミッタ端子間電圧Vbeが徐々に低
下してターンオフし、ターンオフ後に再び誤ってターン
オンすることがない。
【0026】以上説明した第一の実施の形態によれば、
以下の作用効果が得られる。 (1)トランジスタTr1をターンオンさせるとき、ト
ランスTの二次巻き線Sのドット側から流れ出る正の向
き(順バイアス方向)のパルス電流を用いて、トランジ
スタT1内にキャリアを注入する。トランジスタTr1
をターンオフさせるとき、トランスTの二次巻き線Sの
ドット側に流れ込む負の向き(逆バイアス方向)のパル
ス電流を用いて、トランジスタT1内に蓄積されている
キャリアを引き抜く。二次巻き線Sから正のパルス電流
を出力させるには、N型MOSスイッチM22をオン、
N型MOSスイッチM21をオフしてボディダイオード
D21で半波整流する。二次巻き線Sから負のパルス電
流を出力させるには、N型MOSスイッチM21をオ
ン、N型MOSスイッチM22をオフしてボディダイオ
ードD22で整流する。この結果、1組のトランスTお
よび従出力回路から時分割で正負両方向のパルス電流を
出力させることができるので、回路の小型化およびコス
ト削減の効果がある。 (2)トランジスタTr1のターンオフ直前の状態(タ
イミングt3)を、Vce検知回路13によってコレク
タ端子−エミッタ端子間電圧Vceの上昇から検出す
る。トランジスタTr1をターンオフする際、タイミン
グt2からタイミングt3までの間、トランジスタTr
1のベース端子から低インピーダンスのキャリア引き抜
き経路(ボディダイオードD22およびN型MOSトラ
ンジスタM21を介する経路)を介してトランジスタT
r1内のキャリアを抜き、タイミングt3以降は、トラ
ンジスタTr1のベース端子から高インピーダンスのキ
ャリア引き抜き経路(抵抗器RおよびN型MOSトラン
ジスタM23を介する経路)を介してトランジスタTr
1内のキャリアを抜くようにした。したがって、タイミ
ングt2からタイミングt3までの間にキャリア引き抜
きを速やかに行い、タイミングt3以降はキャリア引き
抜き電流IBを抑えてトランジスタTr1のベース端子
における電圧振動を抑制できる。この結果、トランジス
タTr1がターンオフするまでのストレージ時間Tsを
長くすることなく、ターンオフ時の誤ターンオンを防止
できる。
【0027】抵抗器RおよびN型MOSトランジスタM
23を介するキャリア引き抜き経路は、抵抗器Rによっ
てインピーダンスを高めるようにしたが、抵抗器Rを省
略してN型MOSトランジスタM23のオン抵抗を高め
るようにしてもよい。N型MOSトランジスタM23の
オン抵抗は、印加する制御信号Vg23のHレベル時の
電圧値を下げることによって高められる。
【0028】Vce検知回路13でコレクタ端子−エミ
ッタ端子間電圧Vceを検知する代わりに、コレクタ電
流を検知してトランジスタTr1のターンオフ直前の状
態(タイミングt3)を検出するようにしてもよい。こ
の場合には、トランジスタTr1のコレクタ端子に流れ
込むコレクタ電流の値が所定値以下になると検出信号を
制御回路12へ出力すればよい。
【0029】タイミングt2からタイミングt3までの
間、トランジスタTr1のベース端子から低インピーダ
ンスのキャリア引き抜き経路(ボディダイオードD22
およびN型MOSトランジスタM21を介する経路)
と、高インピーダンスのキャリア引き抜き経路(抵抗器
RおよびN型MOSトランジスタM23を介する経路)
との両方を介してトランジスタTr1内のキャリアを抜
くようにした。この代わりに、低インピーダンスのキャ
リア引き抜き経路のみを用いるようにしてもよい。この
場合には、タイミングt2からタイミングt3までの
間、低インピーダンスのキャリア引き抜き経路のみをオ
ンさせ、タイミングt3以降、高インピーダンスのキャ
リア引き抜き経路のみをオンさせるようにキャリア引き
抜き経路を切り換えてトランジスタTr1内のキャリア
を抜くようにする。
【0030】−第二の実施の形態− 図3は、第二の実施の形態による電流制御型半導体素子
の駆動回路を示す図である。図3において、図1と共通
するものは図1と同じ符号を記して説明を省略する。第
二の実施の形態では、第一の実施の形態に比べてVce
検知回路13が省略され、IB検知回路13Bが追加さ
れる。また、制御回路12の代わりに制御回路12Bが
設けられる。IB検知回路13Bは、トランジスタTr
1のベース端子から流れ出る負の向きの電流IBの減少
を検出し、検出信号を制御回路12Bへ出力する。
【0031】図4は、図3の駆動回路各部の動作タイミ
ングを説明するタイミングチャートである。パルス発生
回路11から出力される制御信号Vg11、二次巻き線
Sに誘起される電圧V2、N型MOSトランジスタM2
2のゲート端子に印加される制御信号Vg22、N型M
OSトランジスタM23のゲート端子に印加される制御
信号Vg23、N型MOSトランジスタM21のゲート
端子に印加される制御信号Vg21、トランジスタTr
1のベース端子に流れ込む電流IB、トランジスタTr
1のベース端子−エミッタ端子間電圧Vbe、およびト
ランジスタTr1のコレクタ端子−エミッタ端子間電圧
Vceの波形がそれぞれ示されている。
【0032】タイミングt1〜タイミングt2までは、
上述した図2の場合と同じである。タイミングt2にお
いて、トランジスタTr1のベース端子からキャリアの
引き抜きが開始され、トランジスタTr1内のキャリア
が枯渇してくると、トランジスタTr1のベース端子か
ら流れ出るベース電流IBが徐々に減少する。トランジ
スタTr1がターンオフする直前のタイミングt3にお
いて、IB検知回路13Bは、ベース電流IBが所定値
まで減少するとこれを検知して検出信号を制御回路12
Bへ出力する。制御回路12Bが入力された検出信号に
応じて制御信号Vg21をLレベルにすると、N型MO
SトランジスタM21がオフされる。これにより、トラ
ンジスタTr1のベース端子から流れ出る電流IBは、
タイミングt3以前よりタイミングt3以降の方が小さ
く絞られる。
【0033】以上説明したように第二の実施の形態によ
れば、トランジスタTr1をターンオフする際、ベース
端子から流れ出る電流IBの減少をIB検知回路13B
で検出することにより、トランジスタTr1のターンオ
フ直前の状態(タイミングt3)を検出するようにし
た。この結果、第一の実施の形態と同様に、ストレージ
時間Tsを長びかせることなく、ターンオフ時の誤ター
ンオンを防止できる。
【0034】−第三の実施の形態− 図5は、第三の実施の形態による電流制御型半導体素子
の駆動回路を示す図である。図5において、図1と共通
するものは図1と同じ符号を記して説明を省略する。第
三の実施の形態では、第一の実施の形態に比べてVce
検知回路13が省略され、Vbe検知回路13Cが追加
される。また、制御回路12の代わりに制御回路12C
が設けられる。Vbe検知回路13Cは、トランジスタ
Tr1のベース端子−エミッタ端子間電圧Vbeの減少
を検出し、検出信号を制御回路12Cへ出力する。
【0035】図6は、図5の駆動回路各部の動作タイミ
ングを説明するタイミングチャートである。パルス発生
回路11から出力される制御信号Vg11、二次巻き線
Sに誘起される電圧V2、N型MOSトランジスタM2
2のゲート端子に印加される制御信号Vg22、N型M
OSトランジスタM23のゲート端子に印加される制御
信号Vg23、N型MOSトランジスタM21のゲート
端子に印加される制御信号Vg21、トランジスタTr
1のベース端子−エミッタ端子間電圧Vbe、トランジ
スタTr1のベース端子に流れ込む電流IB、およびト
ランジスタTr1のコレクタ端子−エミッタ端子間電圧
Vceの波形がそれぞれ示されている。
【0036】タイミングt1〜タイミングt2までは、
上述した図2の場合と同じである。タイミングt2にお
いて、トランジスタTr1のベース端子からキャリアの
引き抜きが開始され、トランジスタTr1内のキャリア
が枯渇してくると、トランジスタTr1のベース端子−
エミッタ端子間電圧Vbeが徐々に減少する。トランジ
スタTr1がターンオフする直前のタイミングt3にお
いて、Vbe検知回路13Cは、ベース端子−エミッタ
端子間電圧Vbeが所定値まで減少するとこれを検知し
て検出信号を制御回路12Cへ出力する。制御回路12
Cが入力された検出信号に応じて制御信号Vg21をL
レベルにすると、N型MOSトランジスタM21がオフ
される。これにより、トランジスタTr1のベース端子
から流れ出る電流IBは、タイミングt3以前よりタイ
ミングt3以降の方が小さく絞られる。
【0037】以上説明したように第三の実施の形態によ
れば、トランジスタTr1をターンオフする際、ベース
端子−エミッタ端子間電圧Vbeの減少をVbe検知回
路13Cで検出することにより、トランジスタTr1の
ターンオフ直前の状態(タイミングt3)を検出するよ
うにした。この結果、第一の実施の形態および第二の実
施の形態と同様に、ストレージ時間Tsを長びかせるこ
となく、ターンオフ時の誤ターンオンを防止できる。
【0038】本発明による駆動回路は、一般的なバイポ
ーラトランジスタだけに使用されるものではなく、ベー
ス端子からキャリアを引き抜いてターンオフさせるとき
に、キャリア引き抜き速度が速すぎてベース信号が振動
を起こすような種々の半導体素子に適用できる。とく
に、トランジスタの動作が速く、電流の時間的変化が大
きいことによるサージが発生しやすい半導体素子に対し
て本発明による駆動方法が有効である。
【0039】特許請求の範囲における各構成要素と、発
明の実施の形態における各構成要素との対応について説
明する。パルス電流発生手段は、たとえば、パルス発生
回路11と、直流電源Vsと、ダイオードDs1および
Ds2と、スイッチSW1およびSW2と、トランスT
とによって構成される。制御端子は、たとえば、ベース
端子が対応する。第1のスイッチ手段は、たとえば、ボ
ディダイオードD21およびN型MOSトランジスタM
22によって構成される。第2のスイッチ手段は、たと
えば、ボディダイオードD22およびN型MOSトラン
ジスタM21によって構成される。電荷は、キャリアが
対応する。電荷引き抜き手段は、たとえば、抵抗器Rお
よびN型MOSトランジスタM23によって構成され
る。検出手段は、たとえば、Vce検知回路13(IB
検知回路13BもしくはVbe検知回路13C)によっ
て構成される。主電流端子は、たとえば、コレクタ端子
が対応する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない
限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態による電流制御型半導体素子
の駆動回路を示す図である。
【図2】図1の駆動回路各部の動作タイミングを説明す
るタイミングチャートである。
【図3】第二の実施の形態による電流制御型半導体素子
の駆動回路を示す図である。
【図4】図3の駆動回路各部の動作タイミングを説明す
るタイミングチャートである。
【図5】第三の実施の形態による電流制御型半導体素子
の駆動回路を示す図である。
【図6】図5の駆動回路各部の動作タイミングを説明す
るタイミングチャートである。
【図7】従来の技術による電流制御型半導体素子の駆動
回路を示す図である。
【図8】図8の駆動回路各部の動作タイミングを説明す
るタイミングチャートである。
【符号の説明】
11…パルス発生回路、 12…制御回
路、13…Vce検知回路、 13B…I
B検知回路、13C…Vbe検知回路、 L
…誘導性負荷、M21〜M23…N型MOSトランジス
タ、Tr1…トランジスタ、 Vs…直流
電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H740 AA04 BA11 BC01 BC02 JB01 LL01 MM01 NN05 5J055 AX04 AX55 AX66 BX16 CX13 DX04 DX22 DX55 EX01 EX06 EX07 EX11 EY01 EY12 EY17 EY21 EZ00 FX12 FX17 FX36 GX00 GX01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正のパルス状電流および負のパルス状電流
    を交互に発生するパルス電流発生手段と、 前記パルス電流発生手段と電流制御型トランジスタの制
    御端子との間に介挿され、前記制御端子に前記正のパル
    ス状電流を供給する第1のスイッチ手段と、 前記パルス電流発生手段と前記電流制御型トランジスタ
    の制御端子との間に介挿され、前記制御端子に前記負の
    パルス状電流を供給するとともに、前記制御端子から前
    記電流制御型トランジスタ内の電荷を引き抜く第2のス
    イッチ手段と、 前記電流制御型トランジスタの制御端子から前記第2の
    スイッチ手段を介さずに前記電流制御型トランジスタ内
    の電荷を引き抜く電荷引き抜き手段と、 前記電流制御型トランジスタのターンオフの兆候を検出
    する検出手段と、(1)前記電流制御型トランジスタをオ
    ンする期間に、前記第1のスイッチ手段に前記正のパル
    ス状電流の供給を指示し、(2)前記電流制御型トランジ
    スタをオフする期間に、前記第2のスイッチ手段に前記
    負のパルス状電流の供給および前記電荷の引き抜きを指
    示するとともに、前記電荷引き抜き手段に前記電荷の引
    き抜きを指示し、前記検出手段で前記兆候が検出された
    とき、前記第2のスイッチ手段に前記負のパルス電流の
    供給および前記電荷の引き抜きの停止を指示する制御回
    路とを備えることを特徴とする電流制御型半導体素子用
    駆動回路。
  2. 【請求項2】正のパルス状電流および負のパルス状電流
    を交互に発生するパルス電流発生手段と、 前記パルス電流発生手段と電流制御型トランジスタの制
    御端子との間に介挿され、前記制御端子に前記正のパル
    ス状電流を供給する第1のスイッチ手段と、 前記パルス電流発生手段と前記電流制御型トランジスタ
    の制御端子との間に介挿され、前記制御端子に前記負の
    パルス状電流を供給するとともに、前記制御端子から前
    記電流制御型トランジスタ内の電荷を引き抜く第2のス
    イッチ手段と、 前記第2のスイッチ手段より高インピーダンスであって
    前記電流制御型トランジスタの制御端子から前記第2の
    スイッチ手段を介さずに前記電流制御型トランジスタ内
    の電荷を引き抜く電荷引き抜き手段と、 前記電流制御型トランジスタのターンオフの兆候を検出
    する検出手段と、(1)前記電流制御型トランジスタをオ
    ンする期間に、前記第1のスイッチ手段に前記正のパル
    ス状電流の供給を指示し、(2)前記電流制御型トランジ
    スタをオフする期間に、前記第2のスイッチ手段に前記
    負のパルス状電流の供給および前記電荷の引き抜きを指
    示し、前記検出手段で前記兆候が検出されたとき、前記
    第2のスイッチ手段に前記負のパルス電流の供給および
    前記電荷の引き抜きの停止を指示するとともに、前記電
    荷引き抜き手段に前記電荷の引き抜きを指示する制御回
    路とを備えることを特徴とする電流制御型半導体素子用
    駆動回路。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の電流制御型半導
    体素子用駆動回路において、 前記検出手段は、前記電流制御型トランジスタの主電流
    端子の電圧もしくは電流に応じて前記兆候を検出するこ
    とを特徴とする電流制御型半導体素子用駆動回路。
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載の電流制御型半導
    体素子用駆動回路において、 前記検出手段は、前記電流制御型トランジスタの制御端
    子の電圧もしくは電流に応じて前記兆候を検出すること
    を特徴とする電流制御型半導体素子用駆動回路。
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JP2017085318A (ja) * 2015-10-27 2017-05-18 ローム株式会社 スイッチ駆動回路、スイッチ回路、および電源装置

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