JP2003186477A - 演奏データ再生装置、及びプログラム - Google Patents

演奏データ再生装置、及びプログラム

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JP2003186477A
JP2003186477A JP2001386287A JP2001386287A JP2003186477A JP 2003186477 A JP2003186477 A JP 2003186477A JP 2001386287 A JP2001386287 A JP 2001386287A JP 2001386287 A JP2001386287 A JP 2001386287A JP 2003186477 A JP2003186477 A JP 2003186477A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 演奏データの編集中であっても簡単に他の演
奏データを再生する。 【解決手段】 演奏データ再生装置は、複数の演奏デー
タを記憶する演奏データ記憶手段と、編集対象の演奏デ
ータを一時的に記憶する編集対象記憶手段と、再生対象
の演奏データを一時的に記憶する再生対象記憶手段と、
前記編集対象の演奏データを編集するための編集モード
と、前記再生対象の演奏データを再生するための再生モ
ードとを切り替える切替え手段と、編集モードである時
に、前記編集対象の演奏データを編集する編集手段と、
再生モードである時に、前記再生対象の演奏データを再
生する再生手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演奏データ再生装
置に関し、より詳しくは、演奏データの編集と再生をす
ることが出来る演奏データ再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の演奏データの編集と再生をするこ
とが出来る演奏データ再生装置では、通常演奏データを
再生するための再生モードと編集を行うための編集モー
ドがある。再生や編集の対象として選択された演奏デー
タは、RAM等に設けられる一時記憶領域に一旦記憶さ
れる。
【0003】この一時記憶領域は、再生モードと編集モ
ードの双方で共有されている。編集モードで演奏データ
を編集している時に、再生モードに移行して演奏データ
を再生しようとする場合は、一旦編集を終了して、一時
記憶領域内の演奏データを一旦セーブするように促され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の演奏データ再生
装置では、通常1つの演奏データしかロードすることが
出来なかったので、例えば、演奏データの編集中に他の
演奏データを再生したい場合は、まず編集を一旦終了し
て、編集した演奏データをセーブし、その後、再生した
い演奏データを改めてロードして、再生する必要があっ
た。
【0005】このため、他の演奏データの再生を開始す
るためには、煩わしい操作が必要であり、時間がかかる
という問題があった。
【0006】本発明の目的は、演奏データの編集中であ
っても簡単に他の演奏データを再生することが出来る演
奏データ再生装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、演奏データ再生装置は、複数の演奏データを記憶す
る演奏データ記憶手段と、編集対象の演奏データを一時
的に記憶する編集対象記憶手段と、再生対象の演奏デー
タを一時的に記憶する再生対象記憶手段と、前記編集対
象の演奏データを編集するための編集モードと、前記再
生対象の演奏データを再生するための再生モードとを切
り替える切替え手段と、編集モードである時に、前記編
集対象の演奏データを編集する編集手段と、再生モード
である時に、前記再生対象の演奏データを再生する再生
手段とを有する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本実施例による演奏デー
タ再生装置1を構成する電子楽器のハードウェア構成を
示すブロック図である。
【0009】演奏データ再生装置(電子楽器)1のバス
2には、ROM3、RAM4、CPU5、タイマ6、検
出回路7、表示回路9、外部記憶装置11、音源回路1
2、MIDIインターフェイス14、通信インターフェ
イス16が接続される。
【0010】ROM3には、演奏データ、各種パラメー
タ及び制御プログラム、又は本実施例を実現するための
プログラム等を記憶することができる。また、ROM3
内には、演奏データメモリ領域31が設けられている。
演奏データメモリ領域31には、複数の演奏データ32
が記憶されている。なお、演奏データメモリ領域31
は、ROM3に限らずRAM4又は外部記憶装置11等
に設けても良い。
【0011】演奏データ32は、例えば、SMF(St
andard MIDI File)フォーマットに準
拠した、自動演奏データであり、先頭に記録される設定
情報と、複数のパートで構成されている。それぞれのパ
ートには、処理タイミングを表すタイミングデータと、
各タイミング毎のイベントを表すイベントデータとを含
んで構成されている。なお、演奏データ32は、上記の
ようなMIDIデータに限らず、オーディオデータ等の
楽曲を再生するためのデータであればどのようなもので
もよい。
【0012】RAM4は、フラグ、レジスタ又はバッフ
ァ、各種パラメータ等を記憶するCPU5のワーキング
エリアを有する。また、RAM4には、編集メモリ領域
41及び再生メモリ領域42が設けられている。編集メ
モリ領域41及び再生メモリ領域42は、いずれも少な
くとも一曲分の演奏データ32(編集対象の演奏データ
32a、再生対象の演奏データ32b)を一時的に記憶
することの出来る記憶容量を有する。
【0013】編集メモリ領域41には、ROM3の演奏
データメモリ領域31から読み出される演奏データ32
が編集対象の演奏データ32aとして一時的に記憶され
る。ユーザは、操作子8等を操作することにより編集メ
モリ領域41内の編集対象の演奏データ32aに対して
編集を行うことが出来る。また、ユーザは、操作子8等
を操作することにより再生の指示をして、編集中の編集
対象の演奏データ32aを再生させることも出来る。
【0014】再生メモリ領域42には、ROM3の演奏
データメモリ領域31から読み出される演奏データ32
が再生対象の演奏データ32bとして一時的に記憶され
る。ユーザは、操作子8等を操作することにより再生の
指示をして、再生メモリ領域42内の再生対象の演奏デ
ータ32bを再生させることが出来る。
【0015】CPU5は、ROM3又は、外部記憶装置
11に記憶されている制御プログラム等に従い、演算又
は制御を行う。さらに、本実施例を実現するためのプロ
グラム等の指示に従い、演奏データ32をROM3の演
奏データメモリ領域31から読み出して、RAM4の編
集メモリ領域41又は再生メモリ領域42に書き込む。
タイマ6は、バス2に接続されており、基本クロック信
号、再生処理タイミング等をCPU5に供給する。
【0016】操作子8は、例えば、演奏用の鍵盤、複数
のスイッチ、文字入力用キーボード、マウス等であり、
検出回路7に接続される。操作子8は、ユーザの入力に
応じた信号を出力できるものならどのようなものでもよ
い。なお、本実施例では、操作子8として、少なくとも
演奏用の鍵盤、演奏データを再生するための再生モード
及びユーザが演奏データに対して編集操作を行うための
編集モードを切り替えるためのモード切替えスイッチ、
再生を指示する為の再生スイッチ(通常再生スイッチ及
び補助再生スイッチを含む)及び演奏データの選択・編
集を行うためのスイッチが設けられている。
【0017】表示回路9は、ディスプレイ10に接続さ
れ、各種情報をディスプレイ10に表示することができ
る。ユーザは、このディスプレイ10に表示される情報
を参照して、各種情報の入力及び各種設定を行う。
【0018】外部記憶装置11は、外部記憶装置用のイ
ンターフェイスを含み、そのインターフェイスを介して
バス2に接続される。外部記憶装置11は、例えばフロ
ッピー(登録商標)ディスクドライブ(FDD)、ハー
ドディスクドライブ(HDD)、光磁気ディスク(M
O)ドライブ、CD−ROM(コンパクトディスク−リ
ードオンリィメモリ)ドライブ、DVD(Digita
l VersatileDisc)ドライブ、半導体メ
モリ等である。
【0019】外部記憶装置11には、複数の演奏データ
32、各種パラメータ、各種データ、及び本実施例を実
現するためのプログラム等を記憶することができる。
【0020】外部記憶装置11からRAM4に制御プロ
グラム又は本実施例を実現するためのプログラム等を読
み出すことにより、ROM3に制御プログラム等を記憶
させている場合と同様の動作をCPU5にさせることが
できる。このようにすると、制御プログラム等の追加や
バージョンアップ等が容易に行える。
【0021】通信インターフェイス16は、LAN(ロ
ーカルエリアネットワーク)やインターネット、電話回
線等の通信ネットワーク17に接続可能であり、該通信
ネットワーク17を介して、サーバコンピュータと接続
し、HDD等外部記憶装置11、又はRAM4等内に、
サーバコンピュータから演奏データ、制御プログラムや
本実施例を実現するためのプログラム等をダウンロード
することができる。
【0022】なお、通信インターフェイス16及び通信
ネットワーク17は、有線のものに限らず無線でもよ
い。また双方を備えていてもよい。
【0023】音源回路12は、外部記憶装置11又はR
AM4等に記録された演奏データ若しくはMIDIイン
ターフェイス14に接続されたMIDI楽器15等から
供給される演奏信号、MIDI信号等に応じて楽音信号
を生成し、サウンドシステム13に供給する。
【0024】サウンドシステム13は、D/A変換器及
びスピーカを含み、供給されるデジタル形式の楽音信号
をアナログ形式に変換し、発音する。
【0025】MIDIインターフェイス(MIDI I
/F)14は、MIDI楽器15、その他の楽器、音響
機器、コンピュータ等に接続できるものであり、少なく
ともMIDI信号を送受信できるものである。
【0026】図2は、図1のCPU5で行う本実施例に
よるメイン処理を表すフローチャートである。このメイ
ン処理は、演奏データ再生装置(電子楽器)1の電源が
投入されてから切断されるまでの間、繰り返し起動され
る。
【0027】ステップSA1では、メイン処理を開始し
て、次のステップSA2に進む。
【0028】ステップSA2では、再生する楽曲の選択
操作を検出したら、選択された楽曲の演奏データ32を
図1のROM3の演奏データメモリ領域31からRAM
4の再生メモリ領域42へ、コピーする。再生する楽曲
の選択操作は、例えば、演奏データメモリ領域31に記
憶されている再生可能な演奏データ32をディスプレイ
10にリスト表示し、それを参照して、ユーザが、操作
子8を操作することにより行う。その後、次のステップ
SA3に進む。
【0029】ステップSA3では、楽曲再生の指示操作
を検出したら、再生モードの画面をディスプレイ10に
表示して、再生メモリ領域42にある再生対象の演奏デ
ータ32bの再生を設定し、図4に示す再生処理を起動
する。その後、次のステップSA4に進む。
【0030】ステップSA4では、編集モード開始の指
示操作を検出したか否かを判断する。本実施例では、演
奏データメモリ領域31に記憶された演奏データ32を
再生するための再生モードと、編集するための編集モー
ドが用意されており、ユーザはモード切替えスイッチと
して割り当てられる操作子8を操作して、各モードの切
替え指示を行う。初期モードは再生モードであり、切替
えスイッチが操作された場合は編集モードに移行する。
編集モード開始の指示操作を検出した場合は、YESの
矢印で示すステップSA5に進む。編集モード開始の指
示操作を検出しない場合は、NOの矢印で示すステップ
SA6に進む。
【0031】なお、楽曲の再生中(図4に示す再生処理
の起動中)に編集モードへの移行が指示された場合は、
楽曲の再生を停止(図4に示す再生処理の起動を停止)
して、編集モードに移行する。なお、楽曲の再生中に編
集モードへの移行が指示された場合に、その指示を無視
するようにしても良い。また、再生を停止することをユ
ーザに問い合わせ、楽曲再生の停止が指示された場合の
み編集モードに移行するようにしても良い。
【0032】ステップSA5では、編集モードに移行し
て、図3に示す編集モード処理を行う。編集モード処理
では、ユーザは、操作子8を用いて、編集メモリ領域4
1内の演奏データ32aを編集する。編集モード処理が
終了したら、次のステップSA6に進む。
【0033】ステップSA6では、各種スイッチ等の操
作の検出に応じて、各スイッチに割り当てられたその他
の処理を行う。その後次のステップSA7に進みステッ
プSA2の処理へ戻る。
【0034】図3は、図2のステップSA5で行われる
編集モード処理を表すフローチャートである。
【0035】ステップSB1では、編集モード処理を開
始して次のステップSB2に進む。
【0036】ステップSB2では、編集対象の楽曲の選
択指示を検出したら、選択された楽曲に対応する演奏デ
ータ32を図1のROM3の演奏データメモリ領域31
からRAM4の編集メモリ領域41及び再生メモリ領域
42へコピーする。その後、編集モード画面をディスプ
レイ10に表示して、次のステップSB3に進む。
【0037】なお、既に編集メモリ領域41に演奏デー
タ32aが存在する場合は、その演奏データのセーブを
促す画面が表示される。
【0038】このように、編集する演奏データを読み出
して編集メモリ領域41及び再生メモリ領域42の双方
にコピーすることで、後に、編集中又は編集後の演奏デ
ータと編集前の演奏データを簡単に聞き比べることが出
来る。
【0039】なお、本実施例では、編集モードにおいて
編集メモリ領域41内の演奏データ32aを再生するこ
とを「通常再生」と呼び、それ以外の演奏データ32
(例えば、再生メモリ領域42内の演奏データ32b)
を再生することを「補助再生」と呼ぶ。
【0040】ステップSB2で表示する編集モード画面
には、「通常再生スイッチ」と「補助再生スイッチ」と
が表示され、ユーザはそれらを操作することにより再生
指示を行う。
【0041】ステップSB3では、編集対象の演奏デー
タ32aの再生指示(通常再生スイッチが操作されたこ
と)を検出したか否かを判断する。再生指示を検出した
らYESの矢印で示すステップSB4に進む。再生指示
を検出しない場合は、NOの矢印で示すステップSB5
に進む。
【0042】ステップSB4では、ディスプレイ10に
再生モード画面を表示して、編集メモリ領域41にある
編集対象の演奏データ32aの再生を設定し、図4の再
生処理を起動する。その後、ステップSB7に進む。
【0043】ステップSB5では、編集中以外の演奏デ
ータの再生指示(補助再生スイッチが操作されたこと)
を検出したか否かを判断する。再生指示を検出した場合
は、YESの矢印で示すステップSB6に進む。再生指
示を検出しない場合は、NOの矢印で示すステップSB
8に進む。
【0044】ステップSB6では、ディスプレイ10に
再生モード画面を表示し、再生メモリ領域42にある演
奏データ32bの再生を設定して、図4の再生処理を起
動する。その後、ステップSB7に進む。
【0045】ステップSB7では、編集モードから再生
が開始されたことを設定して、再生が終了するまで、こ
の編集モード処理を待機させる。再生が終了したら(図
4の再生処理が停止したら)次のステップSB8に進
む。
【0046】ステップSB8では、再生楽曲の選択操作
を検出した場合、選択された楽曲に対応する演奏データ
32を再生メモリ領域42にコピーする。その後、次の
ステップSB9に進む。
【0047】ステップSB9では、鍵盤や各種スイッチ
等の操作を検出した場合に、その操作に応じて編集メモ
リ領域41内の演奏データ32aの編集や、その他処理
を行う。その他処理としては、例えば、編集メモリ領域
41内の演奏データ32aのセーブなどがある。演奏デ
ータ32aのセーブは、演奏データメモリ領域31内の
元の演奏データ32を上書きするようにしても良いし、
別の演奏データ32として記憶するようにしても良い。
その後、次のステップSB10に進む。
【0048】なお、編集モード画面には、上述した再生
スイッチに加えて、編集対象の演奏データの内容が表示
されるので、ユーザはそれを参照して、各種スイッチや
鍵盤等を用いて演奏データ32aの編集を行う。
【0049】ステップSB10では、編集モード終了の
指示がなされたか否かを検出する。編集モード終了の指
示がなされた場合は、YESの矢印で示すステップSB
11に進み編集モード処理を終了する。編集モード終了
の指示がなされない場合は、NOの矢印で示すステップ
SB2に戻る。
【0050】図4は、CPU5で行われる本実施例によ
る再生処理を表すフローチャートである。この再生処理
は、所定のタイミング(例えば、演奏データのクロック
タイミング)毎に起動される割り込み処理である。
【0051】図2のメイン処理によりこの再生処理が起
動された場合は、メイン処理の動作と並行して再生処理
が起動される。また、図3の編集モード処理により起動
された場合は、編集モード処理を待機させ、再生モード
画面を表示した状態で再生処理が起動される。なお、再
生モード画面には、少なくとも再生の停止指示スイッチ
が設けられている。
【0052】ステップSC1では、再生処理を開始し
て、次のステップSC2に進む。
【0053】ステップSC2では、再生対象のメモリ領
域(編集メモリ領域41又は再生メモリ領域42)内に
ある再生対象となっているの今回のタイミングに処理す
べきデータを音源回路12などに送信して処理する。そ
の後、次のステップSC3に進む。
【0054】ステップSC3では、再生中の演奏データ
の停止指示がなされたか否かを判断する。停止指示があ
った場合は、YESの矢印で示すステップSC4に進
む。停止指示がない場合は、NOの矢印で示すステップ
SC8に進む。
【0055】なお、ここで停止指示とは、ユーザによる
再生停止の指示操作(停止指示スイッチが操作されたこ
と)が検出された場合に加えて、処理すべきデータがエ
ンドデータである場合も含む。
【0056】ステップSC4では、編集モードから再生
が開始されたか否かを判断する。すなわち、図3のステ
ップSB7の設定内容を確認する。編集モードから再生
が開始された場合は、YESの矢印で示すステップSC
5に進み、それ以外の場合は、NOの矢印で示すステッ
プSC6に進む。
【0057】ステップSC5では、再生を停止して、編
集メモリ領域41の演奏データ32aを編集するための
編集モード画面を表示し、編集モード処理(図3のステ
ップSB8)へ復帰する。その後、ステップSC7に進
む。
【0058】ステップSC6では、画面を再生モード画
面にしたまま、再生を停止する。その後、ステップSC
7に進む。
【0059】ステップSC7では、再生処理の割り込み
を停止し、次のステップSC8に進み再生処理を終了す
る。
【0060】以上、本発明の実施例によれば、RAM4
内に編集メモリ領域41と再生メモリ領域42をそれぞ
れ独立して設けているので、編集メモリ領域41内の演
奏データ32aを編集中でも、再生メモリ領域42内の
他の演奏データ32bの再生を行うことが出来る。
【0061】また、演奏データの編集中に他の演奏デー
タの再生を行った場合は、再生終了後に自動的に編集モ
ードに復帰することが出来る。よって、編集中の演奏デ
ータをいちいちセーブしなくても他の演奏データを再生
することが出来る。
【0062】また、本発明の実施例によれば、編集対象
として選択した演奏データ32は、編集メモリ領域41
と再生メモリ領域42のそれぞれに読み込まれ、その後
のユーザによる演奏データ32の編集は編集メモリ領域
41内の演奏データ32aにのみ反映されるので、簡単
に編集中又は編集後の演奏データ32aと編集前の演奏
データ32bを比較することが出来る。
【0063】なお、実施例では、編集モード処理から楽
曲の再生を開始した場合には、その楽曲の再生が停止し
た後自動的に編集モードに復帰したが、編集モードに復
帰させずに再生モードを持続(メイン処理へ復帰)させ
るようにしても良い。
【0064】その場合には、編集メモリ領域41内の編
集中若しくは編集後の演奏データ32aをセーブするこ
とを促すようにする。また、楽曲の再生停止時に編集モ
ードへ復帰するか、メイン処理へ復帰する(編集モード
を終了して再生モードを維持する)か、のいずれかを選
択できるようにしても良い。
【0065】また、実施例では、編集モード開始時に演
奏データ32を編集メモリ領域41及び再生メモリ領域
42にコピーしたが、編集モードで補助再生スイッチが
操作された時点で、編集メモリ領域41から再生メモリ
領域42にコピーするようにしても良い。
【0066】さらに、補助再生スイッチとして、演奏デ
ータメモリ領域31内の複数の演奏データ32のそれぞ
れに対応したスイッチを設けるようにしても良い。例え
ば、複数のデモ曲の再生を開始させるためのスイッチを
用意する。
【0067】その場合には、いずれかの補助再生スイッ
チが操作されると、その補助再生スイッチに対応した演
奏データ32を演奏データメモリ領域31から、再生メ
モリ領域42にコピーして再生を開始させるようにす
る。
【0068】また、実施例では、再生メモリ領域42に
は、1曲分の演奏データ32bが記憶されるようにした
が、再生メモリ領域42内に、編集中の演奏データの原
型を記憶する領域とそれ以外の新たな演奏データを記憶
する領域との2つの領域を設けるようにしてもよい。
【0069】その場合には、各メモリ領域に対応した再
生開始指示スイッチを設けるようにすると良い。例え
ば、編集中の編集メモリ領域41内に記憶されている演
奏データ32の再生を開始するためのスイッチと、編集
中の演奏データの原型を記憶する領域に記憶された演奏
データ32の再生を開始するためのスイッチと、それ以
外の新たな演奏データを記憶する領域に記憶された演奏
データ32の再生を開始するためのスイッチとをそれぞ
れ別々に設けるようにする。
【0070】また、編集メモリ領域も同様に、編集対象
の演奏データを複数記憶できるようにしてもよいし、演
奏データごとに編集メモリ領域と再生メモリ領域を設け
るようにしても良い(予め複数の編集メモリ領域と再生
メモリ領域を用意しておくと良い)。この方法は、複数
のメモリ領域が必要となるため、RAM4に十分な容量
がある場合か、外部記憶装置11をRAM4として利用
できる場合にのみ有効である。
【0071】なお、本発明の実施例の演奏データ再生装
置1は電子楽器、パソコン+アプリケーションソフトウ
ェアの形態、携帯電話等の携帯型通信端末の他、カラオ
ケ装置や、ゲーム装置、自動演奏ピアノなどどのような
形態をとってもよい。
【0072】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組合せ等が可能なことは当業者に自明
であろう。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
演奏データの編集中であっても簡単に他の演奏データを
再生することが出来る演奏データ再生装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例による演奏データ再生装置1
のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施例によるメイン処理を表すフロ
ーチャートである。
【図3】 本発明の実施例による編集モード処理を表す
フローチャートである。
【図4】 本発明の実施例による再生処理を表すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1…演奏データ再生装置、2…バス、3…ROM、4…
RAM、5…CPU、6…タイマ、7…検出回路、8…
操作子、9…表示回路、10…ディスプレイ、11…外
部記憶装置、12…音源回路、13…サウンドシステ
ム、14…MIDII/F、15…MIDI機器、16
…通信インターフェイス、17…通信ネットワーク、3
1…演奏データメモリ領域、32…演奏データ、41…
編集メモリ領域、42…再生メモリ領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の演奏データを記憶する演奏データ
    記憶手段と、 編集対象の演奏データを一時的に記憶する編集対象記憶
    手段と、 再生対象の演奏データを一時的に記憶する再生対象記憶
    手段と、 前記編集対象の演奏データを編集するための編集モード
    と、前記再生対象の演奏データを再生するための再生モ
    ードとを切り替える切替え手段と、 編集モードである時に、前記編集対象の演奏データを編
    集する編集手段と、 再生モードである時に、前記再生対象の演奏データを再
    生する再生手段とを有する演奏データ再生装置。
  2. 【請求項2】 さらに、演奏データの再生を指示する再
    生指示手段と、 編集モードである時に、前記再生指示手段による再生指
    示を検出した場合は編集モードから再生モードへ切り替
    えるように前記切替え手段を制御し、前記再生手段によ
    る前記再生対象記憶手段に記憶された演奏データの再生
    終了後は再生モードから編集モードへ復帰するように前
    記切替え手段を制御する制御手段とを有する請求項1記
    載の演奏データ再生装置。
  3. 【請求項3】 演奏データを前記演奏データ記憶手段に
    記憶された複数の演奏データから選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された演奏データを前記演奏デ
    ータ記憶手段から読み出して前記編集対象記憶手段と再
    生対象記憶手段との双方に記憶させる読み出し手段とを
    有する請求項1記載の演奏データ再生装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記編集対象記憶手段に記憶さ
    れた演奏データを再生する通常再生又は前記再生対象記
    憶手段に記憶された演奏データを再生する補助再生のい
    ずれか1つを指示する指示手段を有し、 前記再生手段は、前記指示手段の指示に従い演奏データ
    を再生する請求項1記載の演奏データ再生装置。
  5. 【請求項5】 編集対象の演奏データを編集対象記憶手
    段に一時的に記憶する編集対象記憶手順と、 再生対象の演奏データを再生対象記憶手段に一時的に記
    憶する再生対象記憶手順と、 前記演奏データを編集するための編集モードと、前記演
    奏データを再生するための再生モードとを切り替える切
    替え手順と、 編集モードである時に、演奏データを編集する編集手順
    と、 再生モードである時に、演奏データを再生する再生手順
    とを有する演奏データ再生手順をコンピュータに実行さ
    せるためのプログラム。
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