JP2003185144A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2003185144A
JP2003185144A JP2003003805A JP2003003805A JP2003185144A JP 2003185144 A JP2003185144 A JP 2003185144A JP 2003003805 A JP2003003805 A JP 2003003805A JP 2003003805 A JP2003003805 A JP 2003003805A JP 2003185144 A JP2003185144 A JP 2003185144A
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weight
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chamber housing
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Yoshiaki Yamauchi
良明 山内
Hideyuki Kimura
秀行 木村
Mitsuru Honma
満 本間
Satoru Sannomaru
悟 山王丸
Minoru Endo
実 遠藤
Sei Ozawa
聖 小沢
Yukitoshi Sugaya
幸年 菅谷
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Hitachi Appliances Inc
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Hitachi Home Tech Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ターンテーブルレスの食品載置台に載置され
た食品の重量を検出し、加熱時間の短縮と省エネを図
る。 【解決手段】 食品4を収納する加熱室2と、食品4を
加熱するマグネトロン5および回転アンテナ7等で構成
した加熱手段17と、食品4を載置する食品載置台3を
備えた加熱調理器において、前記回転アンテナ7の回転
範囲より外側に位置した食品載置台3の下部に重量検出
手段20を備え、この重量検出手段20により食品載置
台3に載置した食品4の重量情報と位置情報を検出して
加熱手段17を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ターンテーブルレ
スの電子レンジや電子オーブンレンジ等の加熱調理器に
関し、特に食品を載置する食品載置台を利用して食品の
重量を検出する手段に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の加熱調理器においては、加熱室内
の調理有効スペース確保や清掃性を考慮して、食品載置
台を固定した方式(従来の載置台が回転するターンテー
ブル方式に対して、ターンテーブルレスと呼ぶ)の加熱
調理器がある。該従来の加熱調理器では、特開2001
−250672号公報に開示されているように、加熱室
の上部に設置した赤外線センサにより食品載置台上の食
品の温度と概略の位置を検出し、食品載置台の下部に設
けたマイクロ波を撹拌する回転アンテナを回転、停止さ
せて加熱制御を行っているものであった。 【0003】また、特開平8−75172号公報に開示
されているように加熱調理器(例えば、電子レンジ全
体)を別装置となる重量検知部上に設置し、食品投入前
後の加熱調理器全体の重量を検出して、その相対値
(差)を食品の重量として検出し、検出した食品の重量
情報を基に加熱時間を自動設定して加熱制御を行ってい
るものであった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の加熱調理器において特開2001−250
672号公報に示すものでは、食品の温度と位置情報検
出手段に赤外線センサを用いており、検出される温度情
報は食品の表面温度情報である。例えば、流動性の小さ
なカレーやシチューなどでは表面温度に対して内部が冷
えた状態であったり、ラップで覆った食品等では、精度
の高い温度情報検出が難しい場合がある。 【0005】さらに、食品を投入した庫内温度が食品の
温度と同じか、または近い場合は、赤外線センサによる
食品の位置情報が正確に得られないことも懸念される。 【0006】また、特開平8−75172号公報に示す
ものでは、加熱調理器本体の重量(一般的な電子レンジ
は約20kg)に対する加熱調理する食品の重量(パン
など軽量の食品では約50g)の比が大きく、正確な重
量検出が困難である。 【0007】さらに、重量検出時には、加熱調理器や重
量検出装置に手を触れることも、食品以外の物を加熱調
理器に載せることもできず、完全な非接触状態に保持し
なければならないという問題があった。 【0008】本発明は、前記課題の少なくとも一つを解
決するためになされたものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明では、食品を収納する加熱室と、食品を加熱する
マグネトロンおよび回転アンテナ等で構成した加熱手段
と、食品を載置する食品載置台を備えた加熱調理器にお
いて、前記回転アンテナの回転範囲より外側に位置した
食品載置台の下部に重量検出手段を備え、この重量検出
手段により食品載置台に載置した食品の重量情報と位置
情報の少なくともいずれか一方を検出して加熱手段を制
御するようにしたものである。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、加熱調理器による本発明の
一実施例を、電子レンジあるいは電子オーブンレンジを
例にとって説明するが、本発明は他の加熱調理器にも適
用できるものである。 【0011】図1は本発明の一実施例である加熱室2の
食品4の重量情報を検出する重量検出手段20と、その
手段より得られた情報を基に、加熱調理を制御するコン
トローラ21を備えた電子レンジ1を示したものであ
る。この電子レンジ1には調理する食品4を収納する加
熱室2と、加熱室2の側面部(図中、右側)に機械室1
6が設けられている。これらの加熱室2や機械室16は
キャビネット1aで覆われている。 【0012】加熱室2は左右の側面、奥面、天井面およ
び底面が薄板状の鋼材で一体に組み立てられた加熱室筐
体12と、前面部は外部から加熱室2内の食品4が確認
できると共に電磁波を外部へ透過させないようにガラス
とパンチング状の小さな多数の孔を設けた薄板で構成し
た食品4の出し入れ用ドア(図示せず)で構成してい
る。 【0013】また、加熱室2の底部には食品4を載置す
るターンテーブルレスの食品載置台3がシール部材13
(図2に図示)により弾性支持されている。 【0014】機械室16は一般的に加熱室2の側面にあ
り、加熱室筐体12の薄板により加熱室2と熱的、ある
いは電磁波を遮断するように分離されている。また、機
械室16内には食品4の加熱に必要な電磁波を発生させ
るマグネトロン5や加熱制御回路基板(図示せず)、冷
却用のファン(図示せず)等が収納されている。 【0015】この機械室16に備えたマグネトロン5か
ら発生する電磁波は、導波管6を介して食品載置台3の
下方より加熱室2の食品4に照射される。食品載置台3
の下部には電磁波を撹拌して食品4に照射するための回
転アンテナ7が備えられている。回転アンテナ7は回転
駆動手段9(回転モータ)により回転軸8を介して駆動
される。前記マグネトロン5および前記回転アンテナ7
を総称して加熱手段17と称す。 【0016】また、食品4の重量を検出する重量検出手
段20を回転アンテナ7の回転範囲より外側に位置した
食品載置台3の四隅の下部に設けている。重量検出手段
20で食品載置台3の食品4の重量情報を検出し、この
情報を処理するコントローラ21に送られる。このコン
トローラ21はマグネトロン5や回転駆動手段9などの
動作なども制御するところである。 【0017】また、加熱室2の上部(図では右上)に
は、食品4の温度を検出する検温手段10と該検温手段
10を任意の方向に駆動可能な駆動手段11を備えてい
る。 【0018】本発明は上記構成からなり、以下電子レン
ジ1における食品4の重量検出手段20とその構造およ
び重量検出、位置検出方法について詳細に説明する。 【0019】図2、図3は本発明の一実施例である食品
載置台3に載置された食品4の重量を検出する重量検出
手段20の設置構造を示したものである。 【0020】図2は加熱室筐体12部および導波管6、
回転アンテナ7と重量検出手段20の設置断面図であ
る。 【0021】この図から明らかなように、重量検出手段
20は回転アンテナ7の回転範囲より外側に位置した食
品載置台3の四隅の下部に備えられている。重量検出手
段20としては食品載置台3に載置された食品4の重量
により一部の構造体、例えば食品載置台3や加熱室筐体
12の変位、変形による距離の変化分、圧力変動、構造
体内部の応力や歪等を検出すると良い。 【0022】例えば、具体的な重量検出手段20とし
て、食品4の重量による構造体の位置(距離)の変化分
を検出する静電容量式重量検出手段(20f)あるい
は、光学式の光学変位式重量検出手段などを用いるとよ
い。 【0023】また、食品4の重量による構造体の一部に
生じる応力や歪などを検出する例えば、歪ゲージなどに
よる歪ゲージ式重量検出手段(20h)を用いてもよ
い。 【0024】本実施例ではまず、歪ゲージ式重量検出手
段20h(以下、センサと呼ぶ。)を用いた場合につい
て説明する。加熱室筐体12は箱型形状(天井部は図示
せず)をしており、加熱室筐体12の底部は平面部であ
る底面12aと二段の段差12b、12cの構造で中央
に電磁波透過と回転アンテナ7用の回転軸8が通る孔1
5を設けている。また、底部の外側にはマグネトロン5
から電磁波を誘導する箱型状の導波管6が接合され、加
熱室筐体12の底部に設けた孔15により電磁波が放射
される構造となっている。 【0025】加熱室筐体12の底部の段差12c部に回
転アンテナ7が備えられており、導波管6の下部外側に
備えた回転アンテナ7を回転駆動させる回転駆動手段9
により回転軸8と一体に回転アンテナ7を回転させてい
る。回転アンテナ7の上方には、四角形の平板状で材質
がガラスあるいは、セラミックなどでできた電磁波を透
過するターンテーブルレスの食品載置台3が加熱室筐体
12の底部の第一の段差12bに、食品載置台3の四隅
に対応する位置に設けた支持部14(凸部)で支持され
ている。 【0026】また、加熱室筐体12の底部と食品載置台
3の隙間29は、ユーザが加熱室2内で食品4をこぼし
た場合などに食品4の進入を防いだり、防水や防塵対策
用にシリコンゴム等のシール部材13で食品載置台3の
全周がシールされている。食品載置台3に載置された食
品4より食品載置台3を介して加熱室筐体12部の四隅
の支持部14に食品4の重量に相当する力が加わり、加
熱室筐体12部の一部に応力(僅かな変形)が生じる。
この部位にセンサ20hを貼り付けておくと食品4の重
量に対応した歪、応力および変形量が検出できる。 【0027】図3はセンサ20hを設置する加熱室筐体
12の底部を、食品載置台3を外した状態で上方から見
た構造図であり、食品4の重量に対応した歪、応力およ
び変形量を高精度検出でき、さらに、出力の線形性を向
上させるための構造を示した一実施例である。食品載置
台3の四隅に対応する加熱室筐体12の支持部14周辺
に図に示すような切込み23を設けた。これにより支持
部14の構造を片持ち梁30とした。 【0028】図4および図5は、図3で示した食品載置
台3の四隅の支持部14の構造とセンサ20hの貼付け
位置および、そのセンサ20hの食品4の重量に対応す
る出力信号を示したものである。図4に示すように加熱
室筐体12部に切込み23を入れ、支持部14は片持ち
梁30の構造としている。図の切込み23は、M字型に
しているが基本的にはコの字形状でも、Uの字形状の切
込みでもよい。食品載置台3が接触する支持部14は突
起状として点接触とした。言うまでもなく、支持部14
は梁幅の中心である。 【0029】支持部14に食品載置台3を介して食品4
の重量(食品4全体の分重量)が加わると、切込み23
の両端部を結ぶ線上が略片持ち梁30の拘束領域とな
る。この線上でかつ、梁幅中心線上にセンサ20hを設
置すると図5に示すように梁に作用する食品4の重量と
センサ20hからの出力(歪)の関係は線形となる。言
うまでもなくセンサ20hによる出力方向は梁幅中心線
方向である。 【0030】図6、図7および図8は本発明の他の実施
例である食品載置台3に載置された食品4の重量を検出
するセンサ20hの設置構造を示した断面図である。 【0031】この図においても、センサ20hは回転ア
ンテナ7の回転範囲より外側に位置した食品載置台3の
四隅の下部に備えられている。箱型形状の加熱室筐体1
2部の一部にセンサ20hを直接設置する方法では、例
えばセンサ20hの貼付け条件が加圧、高温状態で数時
間放置等の場合設置作業が困難である。そのためにセン
サ20hをセンサ取付けベース25に設置した後に加熱
室筐体12に取付ける方法が有効である。 【0032】図6は食品載置台3の設置部の四隅に支持
部材孔31を設け、この支持部材孔31を通してセンサ
20hを設置したセンサ取付けベース25に支持部材2
6から食品4の重量を伝える構造である。センサ20h
を設置したセンサ取付けベース25は平板状で片側を外
部から拘束し、他端で食品4の重量を支持するものであ
る。 【0033】図7と図8は本発明の他の実施例であるセ
ンサ20hの設置構造を示した断面図である。図7は四
角い平板状のセンサ取付けベース25にコの字形状の切
込み23を入れることで片持ち梁30を内部に形成し、
切込み部23の両端を結ぶ線上でかつ、梁幅中心線上に
センサ20hを貼付けた重量検出の一実施例である。 【0034】加熱室筐体12の底部の第一の段差12b
部には食品載置台3を支持するため四隅に支持部材孔3
1を設け、この支持部材孔31を貫通するように棒状の
支持部材26が挿入されている。さらに、加熱室筐体1
2の底部の段差12bには、支持部材26の動きを上下
方向に規制して摺動させる摺動部材27として例えば、
すべり軸受などを備えている。これにより支持部材26
に斜めの力が作用した場合でも、摩擦等の影響なく強制
的に上下方向に摺動でき、安定化が図れる。 【0035】言うまでもなく、上下方向に摺動可能な構
成の場合、該摺動部材27はなくてもよい。そして、支
持部材26の先端がセンサ取付けベース25に設けた片
持ち梁30の先端部と点接触するように加熱室筐体12
部に取付けている。この支持部材26は、導波管6内の
電磁波を引き寄せないように非磁性の材質で例えば、フ
ッ素樹脂やセラミックを用いるとなおよい。 【0036】図8は食品4のセンサ20hの設置構造と
して設置体積(特に薄型化)を小さく、さらに少ない部
品点数の構造を図った本発明の一実施例である。四角い
平板状のセンサ取付けベース25にコの字形状の切込み
23を入れることで片持ち梁30を内部に形成し、切込
み部23の両端を結ぶ線上でかつ、梁幅中心線上にセン
サ20hを貼付けた。このセンサ取付けベース25を直
接、加熱室筐体12の底部の段差12bに取付けた。加
熱室筐体12の底部の段差12bには食品載置台3を支
持するため四隅に支持部材孔31を設け、この支持部材
孔31部に支持部材26となる球26aを入れている。
この球26aは、導波管6内の電磁波を引き寄せないよ
うに非磁性の材質で、例えばフッ素樹脂やセラミックを
用いるとなおよい。この球26aは上部で食品載置台3
を支持し、下部ではセンサ取付けベース25に形成した
片持ち梁30の先端部を支持している。 【0037】すなわち、食品載置台3にかかる食品4の
重量を直接、片持ち梁30へ伝える構造である。 【0038】次に、加熱室筐体12の底部と食品載置台
3とのシール構造について説明する。 【0039】図9は食品載置台3と加熱室筐体12の底
部との隙間29に用いる従来のシール構造の断面であ
り、図10はこのシール構造による食品載置台3の垂直
方向、水平方向の剛性支持状態を示したモデルである。
図ではシール部の剛性について述べるため重量検出手段
20は図示せず、単なる突起状の支持構造としている。
シール部材13はゴム系の弾性部材を食品載置台3と加
熱室筐体12の底部との隙間29に充填する構造であ
る。このシール部材13により食品載置台3は、水平方
向の剛性Khと垂直方向の剛性Kvで支持されることに
なる。食品載置台3に載置された食品4の重量検出に
は、食品4の重量が損失なく直接、食品載置台3の支持
部14に作用することが望まれる。 【0040】しかし、前記シール部材13により、特に
食品載置台3の垂直方向の動きを拘束する垂直方向の剛
性Kvの影響が生じ、シール部での力の損失によって食
品載置台3の支持部14に食品4の重量による力が直
接、作用しなくなる。 【0041】従って、図9のシール構造では食品4の重
量を精度良く検出することは困難である。 【0042】そこで、食品載置台3の垂直方向の支持剛
性Kvを極力小さくする構造について図11から図15
で説明する。 【0043】図11は食品4の重量情報を極力食品載置
台3から支持部14に伝えることが可能な本発明の一実
施例であるシール構造を示したものである。加熱室筐体
12の底部と食品載置台3との隙間29に断面がCの字
状の低剛性支持部材28を開口部28aが下方になるよ
うに挿入し、この状態で低剛性支持部材28の上部を除
いた加熱室筐体12側と食品載置台3側をシール部材1
3で接着固定した構造である。 【0044】この構造により食品載置台3の垂直方向の
剛性は低剛性支持部材28の上部(薄い部分)のみで作
用するため小さくすることができる。この低剛性支持部
材28には、例えばシリコンやフッ素系のゴム等を用い
ると熱的な環境下でも使用が可能である。実施例ではC
の字状としたが、開口部28aのない管状チューブ(図
示せず)を用いてもよい。 【0045】また、接着固定に用いるシール部材13に
は同様にシリコンゴム接着剤等を用いるとよい。 【0046】図12は、加熱室筐体12の底部と食品載
置台3との隙間29を極力狭くして、この隙間29の上
部にシール部材13を直接設ける構造である。隙間29
部のシール部材13の断面積を小さくすることで食品載
置台3の垂直方向の剛性Kvを小さくする方法である。
シール部材13の塗布時の流動性を考慮して、加熱室筐
体12の底部と食品載置台3の隙間29の寸法を決める
ことでシールの成形が容易となる。 【0047】また、図12に示すように、加熱室筐体1
2の底面12aに段差12dを設けることでシール部材
13の接着面積を大きくしている。言うまでもなく、加
熱室筐体12部側に限らず、食品載置台3側にも同様の
段差(図示せず)を設けてもよいし、その両方に設けて
もよい。 【0048】図13は、加熱室筐体12の底部と食品載
置台3との隙間29に下方に開口した開口部28aを有
する断面形状の低剛性支持部材28を挿入したシール部
の実施例である。食品載置台3は低剛性支持部材28の
上部の断面積が小さな部分で支持するため、食品載置台
3の垂直方向の支持剛性Kvを小さくすることができ
る。低剛性支持部材28は、シリコンゴムやフッ素系の
ゴムあるいはシリコンスポンジ等の材質を用いると耐熱
性に優れたシールが可能となる。 【0049】また、低剛性支持部材28は型成形品と
し、食品載置台3あるいは加熱室筐体12部に一体成形
してもよい。図示していないが食品載置台3と食品載置
台3を加熱室筐体12に取付ける別部材を用い、食品載
置台3と別部材間に前記シールを一体成形した後、これ
を加熱室筐体12に取付ける構造としてもよい。 【0050】図ではシール性を向上させるために低剛性
支持部材28の上にシール部材13を覆う構成としてい
るが、図11のように食品載置台3側、加熱室筐体12
側だけでもよい。低剛性支持部材28でシール性が確保
できる場合はシール部材13を用いなくともよい。 【0051】図14は加熱室筐体12と食品載置台3と
の隙間29に平板状の低剛性支持部材28を橋渡しした
構造である。加熱室筐体12側および食品載置台3側の
低剛性支持部材28の両端部はシール部材13により接
着固定している。加熱室筐体12、食品載置台3の支持
部となる部位には、低剛性支持部材28の接着強度を考
慮して加熱室筐体12の底面12aの段差12dと食品
載置台3側の段差3aをそれぞれ設け、接着面積を大き
くしている。このような構造では食品載置台3の上下方
向の支持剛性Kvを低剛性支持部材28の厚みと幅寸法
(隙間29の間隔)で容易に決定することができる。 【0052】低剛性支持部材28はシリコンゴムやフッ
素系のゴムあるいは、シリコンスポンジ等の材質を用い
ると耐熱性に優れたシールが可能となる。シール部材1
3にはシリコンあるいは、フッ素系のゴムを用いるとよ
い。 【0053】図15は,加熱室筐体12の底部と食品載
置台3との隙間29に一体成形された低剛性支持部材2
8を用いた本発明の一実施例である。該低剛性支持部材
28は図11や図13と同様に食品載置台3の上下方向
の支持剛性Kvを小さくするために下方に開口した開口
部28aを有する断面形状としている。一体成形された
該低剛性支持部材28は食品載置台3の外周部にはめ込
まれ、この状態で加熱室筐体12部側の底面12a部に
パッキンのようにはめ込む構造である。低剛性支持部材
28は、シリコンゴムやフッ素系のゴムあるいは、シリ
コンスポンジ等の材質を用いると耐熱性に優れたシール
が可能となる。 【0054】これらのシール構造により、食品載置台3
に載置された食品4の重量を加熱室筐体12部に備えた
センサ20hにシールの影響を極力抑えて伝えることが
できるため精度よい食品4の重量検出が可能となる。 【0055】次に、静電容量の変化による静電容量式重
量検出手段20fを用いた本発明の一実施例について以
下説明する。図16は食品4の重量検出手段20に静電
容量式を用いたものである。静電容量式重量検出手段2
0fの設置形態は、歪ゲージ式のセンサ20hと同様に
食品載置台3の四隅を支持する構造である。加熱室筐体
12には、センサ取付けベース25を介して電極面33
を有する回路基板32と電極兼用の平行ばね34が取付
けられている。該電極兼用の平行ばね34は中心の四角
い部分を回路基板32に備えた電極33とがほぼ同形
状、同面積で、平行になるよう設置されている。センサ
取付けベース25、回路基板32および加熱室筐体12
には同軸上に支持部材孔31が設けられており、食品載
置台3の食品4の重量を受ける棒状の支持部材26が支
持部材孔31を貫通して支持部材26の先端で平行ばね
34を押し付ける構造となっている。これにより、回路
基板32に備えた電極面33と平行ばね34の電極部の
間隔が変化することによる静電容量の変化分を検出する
ものである。電子レンジ1として用いるため実際の食品
4の重量はせいぜい5kg程度を想定して平行ばね34
の設計を行っており、それ以上の重量が加わった場合の
平行ばね34の塑性変形を防止するために、支持部材2
6には突起部26aを備え、加熱室筐体12あるいはセ
ンサ取付けベース25部で強制的にそれ以上の変形が起
きないようストッパー機能を備えている。 【0056】図17は静電容量式重量検出手段20fの
設置体積(特に薄型化)を小さく、さらに少ない部品点
数の構造を示したものである。加熱室筐体12部に直
接、電極面33を有する回路基板32と電極兼用の平行
ばね34が取付けられている。該電極兼用の平行ばね3
4は中心の四角い部分を回路基板32に備えた電極33
とがほぼ同形状、同面積で、平行になるよう設置されて
いる。回路基板32および加熱室筐体12には同軸上に
支持部材孔31が設けられており、食品載置台3の食品
4の重量を受ける支持部材26が支持部材孔31を貫通
して支持部材26の先端で平行ばね34を押し付ける構
造となっている。該支持部材26は、ほぼ球状としても
よい。図示していないが平行ばね34は図16と同様の
ものでよい。 【0057】図18は本発明の一実施例である電子レン
ジ1において食品載置台3に載置された食品4の重量と
位置情報を求めるための信号処理系を説明するものであ
る。食品載置台3の四隅に重量検出手段20a、20
b、20c、20dが備えられており、食品載置台3の
食品4の重量情報はこの四つの重量検出手段20a、2
0b、20c、20dで検出する。 【0058】次に、食品4の重量の検出と、食品載置台
3における食品4の位置検出について説明する。 【0059】食品載置台3に載置された食品4の重量が
四つの重量検出手段20a、20b、20c、20d
(食品載置台3の支持部14)に分重量として作用する
とする。各重量検出手段20a、20b、20c、20
dからの重量情報(加わる重量に対して線形性を持つ情
報の場合、重量信号に限ることはない)の総和は食品4
の食品載置台3への搭載位置によらず一定である。すな
わち、重量検出手段20a、20b、20c、20dに
よる重量情報出力をWa、Wb、Wc、Wdとすると、
食品載置台3の食品4の重量Wは、 重量W=(Wa+Wb+Wc+Wd) で求めることができる。 【0060】次に食品載置台3での食品4の搭載位置に
ついて説明する。食品載置台3で食品4の重心位置Oに
対して食品載置台3の各辺までの距離を図に示すように
Lab、Lcd、Lad、Lbcとする。距離Lab、
Lcdは図中の食品4の重心Oから左側の辺、右側の辺
までの距離であり、Lad、Lbcは食品4の重心Oか
ら上側の辺、下側の辺までの距離である。 【0061】まず、左右方向の位置関係は、 (Wa+Wb):(Wc+Wd)=Lcd:Lab で示すように図中の左右の重量比で求めることができ
る。また、上下方向の位置関係は、 (Wa+Wd):(Wb+Wc)=Lbc:Lad となる。 【0062】ここで、Lab+Lcd=Lx La
d+Lbc=Ly とすると 【0063】 【式1】 【0064】 【式2】 【0065】となる。すなわち、食品載置台3の食品4
の位置を座標で表すことができる。 【0066】このように食品載置台3の四隅の重量検出
手段20からの重量情報により食品4の重量Wと位置を
検出することが可能となる。これらの処理は各重量検出
手段20から情報を入力したコントローラ21で行う。 【0067】また、食品4の重量情報より電子レンジ1
内ではコントローラ21にて食品4の加熱時間を設定
し、食品4の位置情報によりマグネトロン5からの電磁
波を食品4に撹拌照射する回転アンテナ7の回転制御を
行い、食品4が搭載されている位置に電磁波を集中照射
して加熱時間を早く、無駄な空間への電磁波照射を省く
ことで省エネ化を図る。 【0068】また、食品4の位置情報を基にコントロー
ラ21にて駆動手段11を制御することで、加熱中の食
品4の温度を計測する検温手段10の観測方向が定ま
り、食品4が搭載された位置のみを検温することで検温
の応答性を向上させるとともに検温精度の向上を図る。 【0069】食品載置台3のシール部材13による上下
方向の支持剛性Kvの影響が大きな場合は、まず、各重
量検出手段20の出力を比較し、食品4の位置を推定し
た後に重量検出手段20の出力にシール部材13による
支持剛性の影響度を補正することで食品4の重量の検出
が可能となる。具体的には、シール構造のない状態での
重量検出出力とシール構造がある状態での重量検出出力
との比率をあらかじめデータベース化し、その比率を補
正係数とするものである。 【0070】シール構造による上下方向の支持剛性Kv
が小さい場合は、食品載置台3のどの位置に食品4を載
置しても、この補正係数を用いることで補正が可能であ
る。支持剛性Kvが大きな場合は、シール構造の有無に
よる食品4の載置位置での補正係数をデータベース化す
る必要があり、この場合は前述したように食品4の位置
を推定した後に該食品4の位置による補正係数を用いて
重量を検出する。 【0071】図19は、重量検出手段20を二つ用いた
場合の本発明による食品4の重量検出構成を示したもの
である。 【0072】図示されていないが、重量検出手段20は
回転アンテナ7の回転範囲より外側に位置した食品載置
台3の四隅の下部に備えられており、また、食品載置台
3の外周部は加熱室筐体12部にシール部材13で取付
けられている。 【0073】食品載置台3の四隅を支持部14として、
食品載置台3の2箇所の支持部14を支持部材26で受
け、該支持部材26を重量検出手段20で受ける構造で
ある。図では左右に重量検出手段20を分けた構成を示
しており、それぞれの重量検出情報を総和することで食
品4の重量を検出し、左右の重量検出情報の大きさで図
中X方向の概略食品4の位置を検出する。 【0074】図20は、重量検出手段20を三つ用いた
場合の本発明による食品4の重量検出構成を示したもの
である。図19と同様に食品載置台3の外周部は図示し
ていない加熱室筐体12部にシール部材13で取付けら
れている。食品載置台3の外周部の3箇所で支持し、直
接支持からの重量情報を三つの重量検出手段20で受け
る構造である。それぞれの重量検出情報を総和すること
で食品4の重量を検出し、三つの重量検出情報の大きさ
で図中X方向およびY方向の概略食品4の位置を検出す
る。 【0075】このように、食品載置台3を支持する部位
に重量検出手段20を備えることにより、食品載置台3
に載置した食品4の重量情報や位置情報を検出でき、食
品4の位置にマグネトロン5からの電磁波を集中的に食
品4に照射できるようコントローラ21で回転アンテナ
7を駆動する回転駆動手段9を制御して、食品4の加熱
時間を短縮し省エネを図ることができる。 【0076】 【発明の効果】本発明によれば、請求項1のように構成
したので、加熱室内の調理有効スペースの確保や清掃性
の向上を図った上で、ターンテーブルレスの食品載置台
に載置された食品の重量を正確に検出することができ、
自動加熱時間の設定が可能となるものである。 【0077】また、食品載置台の食品の位置を推定する
ことができるため、マグネトロンからの電磁波を回転ア
ンテナ制御により食品の位置に集中加熱することが可能
となる。これにより加熱時間の短縮化、省エネ化が図れ
るものである。 【0078】さらに、食品の位置情報により加熱中の食
品の温度測定を行なう検温手段の観測方向を測定できる
ため、食品の検温の応答性と精度が向上する。 【0079】これらの機能向上により、使い勝手がより
よくなるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施例である重量検出手段および
その情報により食品の加熱制御を行う加熱調理器を示し
た図である。 【図2】 本発明の一実施例である食品の重量を検出す
る重量検出手段の設置構造を示した図である。 【図3】 本発明の一実施例である加熱室の底部を上面
から示した図である。 【図4】 本発明の一実施例である支持部の構造と重量
検出手段の貼付け位置および作用を説明する図である。 【図5】 重量検出手段からの出力信号を示した図であ
る。 【図6】 本発明の他の一実施例である食品の重量を検
出する重量検出手段の設置構造の断面図である。 【図7】 本発明の一実施例である重量検出手段の断面
図である。 【図8】 本発明の他の実施例である重量検出手段の断
面図である。 【図9】 従来の食品載置台のシール構造を示した断面
図である。 【図10】 従来のシール部の剛性を示したモデル図で
ある。 【図11】 本発明の一実施例であるシール構造を示し
た断面図である。 【図12】 本発明の他の実施例であるシール構造を示
した断面図である。 【図13】 本発明の他の実施例であるシール構造を示
した断面図である。 【図14】 本発明の他の実施例であるシール構造を示
した断面図である。 【図15】 本発明の他の実施例であるシール構造を示
した断面図である。 【図16】 本発明の他の実施例である重量検出手段の
断面図である。 【図17】 本発明の他の実施例である重量検出手段の
断面図である。 【図18】 本発明の一実施例である食品の重量と位置
情報を求めるための信号処理系を説明する図である。 【図19】 本発明の一実施例である二つの重量検出手
段による重量検出構成を示した図である。 【図20】 本発明の一実施例である三つの重量検出手
段による重量検出構成を示した図である。 【符号の説明】 2・・・加熱室 3・・・食品載置台 4・・・食品 5・・・マグネトロン 7・・・回転アンテナ 10・・・検温手段 12a・・底面 14・・・支持部 17・・・加熱手段 20・・・重量検出手段 20f・・静電容量式重量検出手段 20h・・歪ゲージ式重量検出手段 28a・・開口部 29・・・隙間 30・・・片持ち梁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山王丸 悟 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内 (72)発明者 遠藤 実 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内 (72)発明者 小沢 聖 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内 (72)発明者 菅谷 幸年 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内 Fターム(参考) 3K090 AA02 AA03 BA01 DA04 3L086 AA01 BA08 BB07 CB04 CB16 CC08 DA08 DA24 DA27

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 食品(4)を収納する加熱室(2)と、
    食品(4)を加熱するマグネトロン(5)および回転ア
    ンテナ(7)等で構成した加熱手段(17)と、食品
    (4)を載置する食品載置台(3)を備えた加熱調理器
    において、前記回転アンテナ(7)の回転範囲より外側
    に位置した食品載置台(3)の下部に重量検出手段(2
    0)を備え、この重量検出手段(20)により食品載置
    台(3)に載置した食品(4)の重量情報と位置情報の
    少なくともいずれか一方を検出して加熱手段(17)を
    制御することを特徴とする加熱調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013250031A (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 Hitachi Appliances Inc 加熱調理器
CN106439943A (zh) * 2016-08-31 2017-02-22 广东美的厨房电器制造有限公司 加热烹调器

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JP2013250031A (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 Hitachi Appliances Inc 加熱調理器
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