JP2003184874A - リニアガイドレール及びリニアガイド用転造ダイス - Google Patents

リニアガイドレール及びリニアガイド用転造ダイス

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JP2003184874A JP2001386639A JP2001386639A JP2003184874A JP 2003184874 A JP2003184874 A JP 2003184874A JP 2001386639 A JP2001386639 A JP 2001386639A JP 2001386639 A JP2001386639 A JP 2001386639A JP 2003184874 A JP2003184874 A JP 2003184874A
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ball rolling
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linear guide
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガイドレールの耐久性低下やサイドシールの
機能低下等を招くことなくガイドレール素材にボール転
動溝を転造加工できるようにすることを課題とする。 【解決手段】 ロール状に形成された転造ダイス本体2
1の外周面にボール転動溝転造用の凸条部22を設けて
なるリニアガイド用転造ダイスであって、転造ダイス本
体21の外周面と凸条部22との連接部分に、凸条部2
2によってガイドレール素材に転造加工されるボール転
動溝と反対の曲率を有する曲面部23が形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアガイドのガ
イドレール素材にボール転動溝を転造加工する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】リニアガイドのガイドレールは、鉄鋼材
料からなるガイドレール素材を所定の形状に引抜き加工
した後、ガイドレール素材の表面、例えば側面に形成さ
れたボール転動溝を研削砥石により研削加工して製造さ
れるのが一般的である。しかし、このような方法で精度
の高いガイドレールを得るためには、ボール転動溝を研
削加工する際の研削取代を多めにし、ボール転動溝の研
削加工を繰返し行う必要があることから、加工時間が長
くなり、ガイドレールの製造コストを上昇させる要因と
なっていた。
【0003】そこで、ガイドレールを製造する際に、図
11に示すような転造ダイスDを用いてガイドレール素
材にボール転動溝を転造加工する方法が特開2001−
227539号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した方法によると
ボール転動溝を繰返し研削加工する必要がないので、ガ
イドレールの製造コストを低減することが可能である
が、次のような問題が生じる虞があった。すなわち、図
11に示す転造ダイスDを使用してガイドレール素材に
ボール転動溝のみ(レール側面には、ダイス(転造ロー
ル)が当らない。)を転造加工すると、図12に示すよ
うに、ガイドレール素材Wに転造加工されたボール転動
溝Gとガイドレール素材表面との連接部分(図中A部)
が盛り上がり、角部(エッジ)になり易い。このため、
スライダの負荷部にボールが入り込む際に前述の連接部
分に衝突する可能性があり、ボールとの衝突によって発
生した応力が連接部分の角部に集中することによってガ
イドレールの耐久性を低下させる虞があった。また、ス
ライダに取り付けられたサイドシールの摩耗が促進さ
れ、サイドシールの機能低下につながる虞もあった。
【0005】そこで本発明は、このような問題点に着目
してなされたもので、ガイドレールの耐久性低下やサイ
ドシールの機能低下等を招くことなくガイドレール素材
にボール転動溝を転造加工することのできるリニアガイ
ド用転造ダイスを提供することを目的とする。また、本
発明はレール本体に転造加工されたボール転動溝とレー
ル本体表面との連接部分に応力が集中することを低減す
ることのできるリニアガイドレール及びそのリニアガイ
ドレールを用いたリニアガイド装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、レール本体の表面に直線状のボ
ール転動溝を転造加工して形成されるリニアガイドレー
ルにおいて、前記レール本体の表面と前記ボール転動溝
との連接部分に、前記ボール転動溝と反対の曲率を有す
る曲面部を形成したことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載のリニア
ガイドレールにおいて、前記曲面部の曲率半径をr1
前記ボール転動溝の曲率半径をr2としたとき、前記曲
面部の曲率半径を|r1|<|r2|としたことを特徴と
する。請求項3の発明は、請求項1又は2記載のリニア
ガイドレールにおいて、前記ボール転動溝を転動するボ
ールの直径をDa、前記ボール転動溝のボール径に対す
る曲率半径比をf、前記ボール転動溝と前記ボールとの
接触角をα、前記ボール転動溝の中央位置から前記曲面
部の開始点までの距離をLAとしたとき、前記曲面部が
【0008】
【数3】
【0009】の条件を満たすことを特徴とする。請求項
4の発明は、ロール状に形成された転造ダイス本体の外
周面にボール転動溝転造用の凸条部を設けてなるリニア
ガイド用転造ダイスにおいて、前記転造ダイス本体の外
周面と前記凸条部との連接部分に、前記凸条部によって
ガイドレール素材に転造されるボール転動溝と反対の曲
率を有する曲面部を形成したことを特徴とする。
【0010】請求項5の発明は、請求項4記載のリニア
ガイド用転造ダイスにおいて、前記曲面部の曲率半径を
3、前記ボール転動溝の曲率半径をr2としたとき、前
記曲面部の曲率半径を|r3|<|r2|としたことを特
徴とする。請求項6の発明は、請求項4又は5記載のリ
ニアガイド用転造ダイスにおいて、前記ボール転動溝を
転動するボールの直径をDa、前記ボール転動溝のボー
ル径に対する曲率半径比をf、前記ボール転動溝と前記
ボールとの接触角をα、前記凸条部の先端位置から前記
曲面部の開始点までの距離をLBとしたとき、前記曲面
部は
【0011】
【数4】
【0012】の条件を満たすことを特徴とする。請求項
7の発明に係るリニアガイド装置は、請求項1〜3のい
ずれかに記載のリニアガイドレールを用いたことを特徴
とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図7は本発明に係るリニア
ガイド用転造ダイスの一実施形態を説明するための図
で、図1はリニアガイド用転造ダイスの斜視図、図2は
その一部を示す断面図である。
【0014】図1に示されるように、本実施形態に係る
リニアガイド用転造ダイス10は、ロール状に形成され
た転造ダイス本体11の外周面にボール転動溝転造用の
凸条部12を転造ダイス本体11の全周に設けて構成さ
れており、転造ダイス本体11の外周面と凸条部12と
の連接部分には、図2に示すように、曲面部13が転造
ダイス本体11の全周にわたって形成されている。な
お、図1中14は転動ダイス本体11の中心部に形成さ
れた貫通孔であり、この貫通孔14には転造ダイス本体
11を回転させるための回転軸が挿入されるようになっ
ている。
【0015】上記曲面部13は凸条部12によってガイ
ドレール素材に転造加工されるボール転動溝と反対の曲
率を有しており、曲面部13の曲率半径をr3、凸条部
12によってガイドレール素材に転造加工されるボール
転動溝の曲率半径をr2とすると、曲面部13の曲率半
径r3は|r3|<|r2|となっている。また、ボール
転動溝を転動するボールの直径をDa、ボール転動溝の
ボール径に対する曲率半径比をf、ボール転動溝に対す
るボールの接触角をα(図7参照)、凸条部12の先端
位置Poから曲面部13の開始点Psまでの距離をLB
(図2参照)とすると、曲面部13は
【0016】
【数5】
【0017】の条件を満たしている。なお、ヘルツ係数
μはボール転動溝のボール径に対する曲率半径比fによ
って決まることから、図3に示すグラフから求めること
ができる。また、図4及び図5からわかるように、aO
(ボール転動溝とボールBの接触楕円Cの長円半径をa
としたときの静定格荷重時の長円半径)はボールの径が
決まれば曲率半径比fによってのみ決まるので、式
(2)の右辺を
【0018】
【数6】
【0019】と置き換えることができる。このような転
造ダイス10を用いてガイドレール素材にボール転動溝
を転造加工する場合には、図6に示すように、ガイドレ
ール素材Wの両側に転造ダイス10を配置し、ガイドレ
ール素材Wの側面を転造ダイス10の凸条部12で押圧
しながらガイドレール素材Wを図中矢印方向に移動させ
る。そうすると、ガイドレール素材Wの側面が塑性変形
し、図7に示すようなボール転動溝22がガイドレール
素材Wの側面に転造加工される。
【0020】上述のように、転造ダイス本体11の外周
面と凸条部12との連接部分に、凸条部12によってガ
イドレール素材に転造加工されるボール転動溝と反対の
曲率を有する曲面部13を形成したことにより、図7に
示すように、ガイドレール素材Wの表面とボール転動溝
22との連接部分(図中A部)が曲面となる。これによ
り、スライダの負荷部に入り込むボールとの衝突によっ
てガイドレール素材Wの表面とボール転動溝22との連
接部分に応力が集中することを低減できるため、ガイド
レールの耐久性低下やサイドシールの機能低下等を招く
ことなくガイドレール素材Wにボール転動溝を転造加工
することができる。
【0021】なお、曲面部13の曲率半径r3と凸条部
12によってガイドレール素材に転造加工されるボール
転動溝の曲率半径r2との関係を|r3|<|r2|とし
た理由は、|r3|≧|r2|の場合にはガイドレール素
材の表面とボール転動溝との連接部分がエッジに近い形
状となり、本来設計的に得られる(静定格荷重が作用し
た場合、ボール転動溝に生じる接触楕円が切れることか
ら)耐荷重性能を得ることができなく、応力集中が発生
し易くなるためである。また、凸条部12の先端位置P
oから曲面部13の開始点Psまでの距離LBを式
(2)の右辺以上とした理由は、距離LBが式(2)の
右辺よりも小さい場合には、設計値よりも大きい圧痕が
ボール転動溝に生じるためである。
【0022】また、図8に示すように、ボールの直径が
Da=3.175〜6.350mmで、ボール転動溝のボール径に
対する曲率半径比がf=0.52〜0.58の場合には、曲面部
13の曲率半径r3をr3=0.5〜4.0mmとするのが望ま
しい。さらに、曲面部13の曲率半径r3は転造ダイス
本体11の外周面と接線上で交わる曲率半径であること
が好ましい。また、Da=6.35mm、f=0.54、aO
1.16mmとした場合、距離LBはLB≧3.67mmとなり、
このときの曲面部13の曲率半径r3は、
【0023】
【数7】
【0024】からr3=2.1mm程度となる。図9及び図
10は本発明に係るリニアガイドレールの一実施形態を
説明するための図で、図9はリニアガイドレールの斜視
図、図10はその一部を示す断面図である。図9に示す
ように、本実施形態に係るリニアガイドレール20はレ
ール本体21の両側面に直線状のボール転動溝22を1
条ずつ転造加工して形成されており、レール本体21の
側面とボール転動溝22との連接部分には、図10に示
すように、曲面部23がレール本体21の長手方向に沿
って形成されている。
【0025】曲面部23はボール転動溝22と反対の曲
率を有しており、曲面部23の曲率半径をr1、ボール
転動溝22の曲率半径をr2とすると、曲面部23の曲
率半径r1は|r1|<|r2|となっている。また、ボ
ール転動溝22を転動するボールの直径をDa、ボール
転動溝22のボール径Daに対する曲率半径比をf、ボ
ール転動溝22の中央位置Pcから曲面部23の開始点
Psまでの距離をLA(図10参照)とすると、曲面部
23は
【0026】
【数8】
【0027】で示される条件を満たしている。なお、ヘ
ルツ係数μはボール転動溝のボール径に対する曲率半径
比fによって決まることから、図3に示すグラフから求
めることができる。また、図4及び図5からわかるよう
に、aO(ボール転動溝22とボールBの接触楕円Cの
長円半径をaとしたときの静定格荷重時の長円半径)は
ボールの径が決まれば曲率半径比fによってのみ決まる
ので、式(4)の右辺を
【0028】
【数9】
【0029】と置き換えることができる。上述のよう
に、レール本体21の側面とボール転動溝22との連接
部分に、ボール転動溝22と反対の曲率を有する曲面部
23を形成すると、レール本体21の側面とボール転動
溝22との連接部分が曲面となる。これにより、スライ
ダの負荷部に入り込むボールとの衝突によってレール本
体21の表面とボール転動溝22との連接部分に応力が
集中することを低減することができる。
【0030】なお、曲面部23の曲率半径r1とボール
転動溝22の曲率半径r2との関係を|r1|<|r2
とした理由は、|r1|≧|r2|の場合にはレール本体
21の表面とボール転動溝22との連接部分がエッジに
近い形状となり、本来設計的に得られる(静定格荷重が
作用した場合、ボール転動溝に生じる接触楕円が切れる
ことから)耐荷重性能を得ることができなく、応力集中
が発生し易くなるためである。また、ボール転動溝22
の中央位置Pcから曲面部23の開始点Psまでの距離
Aを式(6)の右辺以上とした理由は、距離LAが式
(6)の右辺よりも小さい場合には、設計値よりも大き
い圧痕がボール転動溝に生じるためである。
【0031】また、図8に示すように、ボールの直径が
Da=3.175〜6.350mmで、ボール転動溝のボール径に
対する曲率半径比がf=0.52〜0.58の場合には、曲面部
23の曲率半径r1をr3=0.5〜4.0mmとするのが望ま
しい。さらに、曲面部23の曲率半径r1はレール本体
21の側面と接線上で交わる曲率半径であることが好ま
しい。また、Da=6.35mm、f=0.54、aO=1.16m
mとした場合、距離LAはLA≧3.67mmとなり、このと
きの曲面部23の曲率半径r1は、
【0032】
【数10】
【0033】からr1=2.1mm程度となる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3の発
明によれば、レール本体の表面とボール転動溝との連接
部分が曲面となるので、スライダの負荷部に入り込むボ
ールとの衝突によってレール本体の表面とボール転動溝
との連接部分に応力が集中することを低減することがで
きる。
【0035】請求項4〜6の発明によれば、ガイドレー
ル素材の表面とボール転動溝との連接部分が曲面とな
り、スライダの負荷部に入り込むボールとの衝突によっ
てガイドレール素材の表面とボール転動溝との連接部分
に応力が集中することを低減できるため、ガイドレール
の耐久性低下やサイドシールの機能低下等を招くことな
くガイドレール素材にボール転動溝を転造加工すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリニアガイド用転造ダイスの一実
施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示されるリニアガイド用転造ダイスの一
部を示す断面図である。
【図3】ボール転動溝のボール径に対する曲率半径比と
ヘルツ係数との関係を示す線図である。
【図4】ボール転動溝のボール径に対する曲率半径比と
静定格荷重時における接触楕円の長円半径との関係を示
す線図である。
【図5】ボール転動溝とボールとの接触楕円の長径半径
を説明するための図である。
【図6】図1に示されるリニアガイド用転造ダイスの使
用方法を説明するための図である。
【図7】図1に示されるリニアガイド用転造ダイスによ
ってガイドレール素材に転造加工されたボール転動溝を
示す図である。
【図8】ボール転動溝のボール径に対する曲率半径比と
曲面部の最適曲率半径との関係を示す線図である。
【図9】本発明に係るリニアガイドレールの一実施形態
を示す斜視図である。
【図10】図9に示されるリニアガイドレールの一部を
示す断面図である。
【図11】従来のリニアガイド用転造ダイスを示す図で
ある。
【図12】従来のリニアガイド用転造ダイスによってガ
イドレール素材に転造加工されたボール転動溝を示す図
である。
【符号の説明】
11 転造ダイス本体 12 凸条部 13 曲面部 W ガイドレール素材 21 レール本体 22 ボール転動溝 23 曲面部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール本体の表面に直線状のボール転動
    溝を転造加工して形成されるリニアガイドレールにおい
    て、 前記レール本体の表面と前記ボール転動溝との連接部分
    に、前記ボール転動溝と反対の曲率を有する曲面部を形
    成したことを特徴とするリニアガイドレール。
  2. 【請求項2】 前記曲面部の曲率半径をr1、前記ボー
    ル転動溝の曲率半径をr2としたとき、前記曲面部の曲
    率半径を|r1|<|r2|としたことを特徴とする請求
    項1記載のリニアガイドレール。
  3. 【請求項3】 前記ボール転動溝を転動するボールの直
    径をDa、前記ボール転動溝のボール径に対する曲率半
    径比をf、前記ボール転動溝と前記ボールとの接触角を
    α、前記ボール転動溝の中央位置から前記曲面部の開始
    点までの距離をLAとしたとき、前記曲面部は 【数1】 の条件を満たすことを特徴とする請求項1又は2記載の
    リニアガイドレール。
  4. 【請求項4】 ロール状に形成された転造ダイス本体の
    外周面にボール転動溝転造用の凸条部を設けてなるリニ
    アガイド用転造ダイスにおいて、 前記転造ダイス本体の外周面と前記凸条部との連接部分
    に、前記凸条部によってガイドレール素材に転造加工さ
    れるボール転動溝と反対の曲率を有する曲面部を形成し
    たことを特徴とするリニアガイド用転造ダイス。
  5. 【請求項5】 前記曲面部の曲率半径をr3、前記ボー
    ル転動溝の曲率半径をr2としたとき、前記曲面部の曲
    率半径を|r3|<|r2|としたことを特徴とする請求
    項4記載のリニアガイド用転造ダイス。
  6. 【請求項6】 前記ボール転動溝を転動するボールの直
    径をDa、前記ボール転動溝のボール径に対する曲率半
    径比をf、前記ボール転動溝と前記ボールとの接触角を
    α、前記凸条部の先端位置から前記曲面部の開始点まで
    の距離をLBとしたとき、前記曲面部は 【数2】 の条件を満たすことを特徴とする請求項4又は5記載の
    リニアガイド用転造ダイス。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3のいずれかに記載のリニア
    ガイドレールを用いたことを特徴とするリニアガイド装
    置。
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