JP2003182487A - 外面展開型エアバッグ装置の設置構造 - Google Patents

外面展開型エアバッグ装置の設置構造

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JP2003182487A
JP2003182487A JP2001381872A JP2001381872A JP2003182487A JP 2003182487 A JP2003182487 A JP 2003182487A JP 2001381872 A JP2001381872 A JP 2001381872A JP 2001381872 A JP2001381872 A JP 2001381872A JP 2003182487 A JP2003182487 A JP 2003182487A
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Tadahiro Ikawa
忠弘 居川
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Takata Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグ膨出用開口と蓋との合わせ目から
の水の侵入が確実に防止されると共に、ケース内への水
の侵入も確実に防止される外面展開型エアバッグ装置の
設置構造を提供する。 【解決手段】 自動車のフード1に、エアバッグ膨出用
開口2が設けられており、平常時には、この開口2は蓋
3によって閉鎖されている。蓋3の縁部と開口2の縁部
と間には、これらの合わせ部を水密的にシールするシー
ル部材8が介在されている。シール部材8は蓋3の縁部
に固着されており、開口2の縁部に対しては離脱可能に
係合している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車が走行時に
歩行者、自転車、バイク等と衝突した際に歩行者や自転
車、バイク等の乗員(以下、歩行者等という。)がボン
ネットフード等に直接に当ることを防止して歩行者等を
保護するための外面展開型エアバッグ装置の設置構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車が走行中に歩行者や自転車、バイ
ク等に衝突すると、衝突された歩行者等は、下半身を該
自動車の車体前部によって払われて、車体前部上面を覆
うフード上にはね上げられ、ウィンドシールド下部やボ
ンネットフード後端部やピラー部等の剛性の高い部分等
に二次衝突することがある。
【0003】実開平6−74533号公報には、フード
後部からウィンドシールドの外面に沿ってエアバッグを
展開させ、このエアバッグによって歩行者等がウィンド
シールドに直接に当ることを防止する歩行者等保護用エ
アバッグ装置としての外面展開型エアバッグ装置が記載
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この外面展開型エアバ
ッグ装置を設置した車体に、膨張するエアバッグを通過
させる開口を設けると共に、この開口に蓋を装着するこ
とがある。
【0005】本発明は、この開口と蓋との合わせ目から
の水の侵入を防止することを第1の目的とする。また、
本発明は、外面展開型エアバッグ装置のケース内に水が
侵入することを防止することを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)の外
面展開型エアバッグ装置の設置構造は、自動車の車体外
面に沿って展開可能なエアバッグと、該エアバッグを収
容したケースと、該ケースを覆うリッドと、該エアバッ
グを膨張させるガス発生器とを備え、該エアバッグが膨
張するときに該リッドが該エアバッグに押されて外側に
開き出す外面展開型エアバッグ装置を車体に設置した構
造において、該車体に開口が設けられ、該開口に臨んで
前記外面展開型エアバッグ装置が設置され、該開口に該
エアバッグの膨張時に開き出す蓋が設けられており、該
開口と該蓋との合わせ部分をシールするシール部材を設
けたことを特徴とするものである。
【0007】かかる外面展開型エアバッグ装置の設置構
造にあっては、開口と蓋との間から水が侵入することが
防止される。
【0008】このシール部材は蓋に固着されており、蓋
が開き出すときに前記開口の縁部から離脱するものであ
ってもよく(請求項2)、また、シール部材は前記開口
の縁部に固着されており、該蓋が開き出すときに該蓋の
縁部が該シール部材から離脱するものであってもよい
(請求項3)。
【0009】本発明(請求項4)の外面展開型エアバッ
グ装置の設置構造は、自動車の車体外面に沿って展開可
能なエアバッグと、該エアバッグを収容したケースと、
該ケースを覆うリッドと、該エアバッグを膨張させるガ
ス発生器とを備え、該エアバッグが膨張するときに該リ
ッドが該エアバッグに押されて外側に開き出す外面展開
型エアバッグ装置を車体に設置した構造において、該外
面展開型エアバッグ装置は自動車のグリルに臨んで設け
られており、該グリルは該エアバッグの膨張時に外方に
開き出すものであり、該リッドは前記ケースに離脱可能
に且つ水密的に装着されており、該リッドは該グリルに
取り付けられており、該エアバッグが膨張するときに該
リッド及びグリルがケースから離反する方向に移動し、
該リッドが該ケースから離脱することを特徴とするもの
である。
【0010】かかる外面展開型エアバッグ装置の設置構
造にあっては、リッドがケースに水密的に取り付けられ
ており、ケース内に水が侵入することが防止される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。第1図(a)は本発明の実
施の形態に係る外面展開型エアバッグ装置を備えた自動
車の斜視図であり、第1図(b)はこの外面展開型エア
バッグ装置の蓋の取付構造を示す分解斜視図、第1図
(c)はこの外面展開型エアバッグ装置の設置構造を示
す平常時における断面図である。また、第2図は、この
外面展開型エアバッグ装置の設置構造のエアバッグ膨張
時における断面図である。なお、以下の説明において、
前方とは車両前方であって、第1図(c)及び第2図の
左方をいう。
【0012】この実施の形態では、自動車のフード(ボ
ンネットフード)1に、後述の外面展開型エアバッグ装
置10のエアバッグ12が膨張するときに通過する開口
(以下、このような開口をエアバッグ膨出用開口と称す
ることがある。)2が設けられており、平常時には、こ
の開口2は蓋3によって閉鎖されている。
【0013】フード1の該開口2の前縁付近の下面から
該開口2内にブラケット4が突設されている。このブラ
ケット4の先端部は、第1図(c)に示すように、開口
2の前縁の近傍であって該開口2の前縁から離隔した位
置に配置されている。このブラケット4の先端部と重な
るように蓋3の前縁付近の下面から脚片部5が突設され
ている。蓋3は、この脚片部5とブラケット4の先端部
とを車両幅方向に貫通したボルト6によって該ブラケッ
ト4に枢着されている。このボルト6は先端に螺着され
たナット7によって固定されている。
【0014】該蓋3の縁部と開口2の縁部と間には、こ
れらの合わせ部を全周にわたって水密的にシールするシ
ール部材8が介在されている。このシール部材8は該蓋
3の縁部に固着されており、該開口2の縁部に対しては
離脱可能に係合している。
【0015】このように蓋3によって閉鎖された開口2
に臨むように外面展開型エアバッグ装置10が設置され
ている。この実施の形態では、該エアバッグ装置10
は、上面が該開口2に対し開放したケースとしてのリテ
ーナ11と、折り畳まれた状態で該リテーナ2内に収容
されたエアバッグ12と、該エアバッグ12を膨張させ
るためのガス発生器13と、該エアバッグ12の折り畳
み体を覆うように該リテーナ11の上面に装着されたリ
ッド14とから主として構成されている。該エアバッグ
12は、ガス発生器13と共に該リテーナ11の底部に
留め付けられている。また、該リッド14の裏面中央部
付近には、エアバッグ12が膨張するときにその膨張圧
により該リッド14を開裂させるためのテアライン(開
裂促進用脆弱部)14aが設けられている。
【0016】このエアバッグ装置10においては、ガス
発生器13が作動し、このガス発生器13からのガスに
よりエアバッグ12の膨張が開始されると、該エアバッ
グ12は、まず、その膨張圧によりリッド14をテアラ
イン14aに沿って開裂させ、これを押し開く。次い
で、該エアバッグ12は蓋3を上方へ押し開いて開口2
からフード1の外面に膨出しようとする。該蓋3は、こ
のエアバッグ12からの押圧力によりブラケット4の先
端部を回動中心として扉状に回動して上方へ開き出し、
該開口2を開放する。この際、該蓋3と開口2の縁部同
士の合わせ目をシールしたシール部材8は、該蓋3の開
き出しに伴って開口2の縁部から離脱する。
【0017】なお、この実施の形態では、リッド14は
熱可塑性エラストマー樹脂やウレタン樹脂等の成形体か
ら成り、第2図に示すように、該エアバッグ12の膨張
圧によりテアライン14aに沿って開裂し、該テアライ
ン14aよりも前半側と後半側とに分かれたリッド14
の各半体が該エアバッグ12に随伴するように外側に開
き出し、開口2の前縁及び後縁にそれぞれ重なるように
なっている。このため、エアバッグ12は、該開口2の
角縁部や該開口2の前縁付近に配置されたブラケット4
等に引掛かることなく極めてスムーズに該開口2から膨
出する。
【0018】また、この実施の形態では、蓋3は合成樹
脂や厚みの小さい金属板等の比較的変形しやすい材質か
ら構成されており、エアバッグ12によって押し開かれ
たときにフード1の角縁部やブラケット4等に当って
も、これらに沿って変形可能となっている。これによ
り、該蓋3が開き出しの途中でフード1の角縁部やブラ
ケット4等に引掛かってエアバッグ12の膨張展開を妨
げることがないようになっている。
【0019】この外面展開型エアバッグ装置の設置構造
にあっては、平常時には、フード1のエアバッグ膨出用
の開口2と蓋3との合わせ目がシール部材8によって水
密的に閉鎖されているので、この合わせ目から車体内部
領域に水が侵入することが確実に防止される。そのた
め、エアバッグ装置10の各部及び車体内部の機器の腐
食や劣化が大幅に抑制される。しかも、この実施の形態
においては、開口2を閉鎖する蓋3に加え、リテーナ1
1の上面開口を覆うようにリッド14が装着されている
ので、該リテーナ11内への水の侵入は極めて確実に防
止される。
【0020】これにより、エアバッグ装置10を構成す
る各部材は耐候性がさほど高くなくても足り、各部材を
比較的廉価な材質で構成することができ、極めて低コス
トにてエアバッグ装置10を製造することが可能であ
る。
【0021】また、この外面展開型エアバッグ装置の設
置構造にあっては、蓋3が開き出すときにはシール部材
8がエアバッグ膨出用開口2の縁部から離脱するため、
該シール部材8が蓋3の開き出しの妨げとなることはな
い。
【0022】なお、この実施の形態においては、蓋3
は、第1図(c)に示すように、上面がフード1の外面
から台地状に張り出した形状となっているが、蓋3の形
状はこれに限られるものではない。例えば、第3図で
は、この蓋3をあたかも前部が開放したエアインテーク
フードの如き形状としている。このような形状としたこ
とにより、自動車のデザイン性が向上している。もちろ
ん、この第3図の蓋3の前部は壁状部3aによって閉鎖
されており、車体内部に水が侵入することはない。な
お、この壁状部3aにはエアインテークグリルの如きイ
ミテーションモールドが施されており、極めてデザイン
性の高いものとなっている。
【0023】上記の実施の形態では、シール部材8を蓋
3の縁部に固着し、エアバッグ12が膨張するときには
該シール部材8が開口2の縁部から離脱するように構成
しているが、これとは逆に、第4図の外面展開型エアバ
ッグ装置の設置構造のように、シール部材をエアバッグ
膨出用開口の縁部に固着し、エアバッグが膨張するとき
には該シール部材が蓋の縁部から離脱するように構成し
てもよい。以下に、この第4図の外面展開型エアバッグ
装置の設置構造について説明する。なお、第4図は本発
明の別の実施の形態に係る外面展開型エアバッグ装置の
設置構造の蓋部分の断面図であり、同(a)は該蓋がエ
アバッグ膨出用開口を閉鎖した状況を示しており、同
(b)は該蓋がエアバッグが膨張するときに開き出した
状況を示している。
【0024】この実施の形態では、エアバッグ膨出用開
口に設けられた蓋20は、前記の第3図の蓋3と同様、
あたかも前部が開放したエアインテークフードの如き外
観を有している。もちろん、この蓋20の前部は、壁状
部21によって閉鎖されている。
【0025】この蓋20により覆われたフード1のエア
バッグ膨出用開口の周縁部にシール部材22が固着され
ている。このシール部材22は、平常時には蓋20の縁
部に対し離脱可能に係合している。このシール部材22
により、該蓋20の縁部と該エアバッグ膨出用開口の縁
部との合わせ目が水密的にシールされている。第4図
(b)に示すように、蓋20が開き出そうとするときに
は、このシール部材22は該蓋20の縁部から離脱して
該蓋20の開き出しを許容する。
【0026】この第4図の外面展開型エアバッグ装置の
設置構造のその他の構成は前述の第1,2図の外面展開
型エアバッグ装置の設置構造と同一となっており、同一
部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0027】上記の各実施の形態は、いずれも自動車の
ボンネットフード部分に外面展開型エアバッグ装置を設
置した構造を示しているが、本発明の外面展開型エアバ
ッグ装置の設置構造は、上記以外の車体各所に外面展開
型エアバッグ装置を設置する構造としても適用可能であ
る。
【0028】第5図は本発明のさらに別の実施の形態に
係る外面展開型エアバッグ装置の設置構造を示す自動車
前端部付近の断面図であり、同(a)は平常時の状況を
示しており、同(b)はエアバッグ膨出時の状況を示し
ている。
【0029】この実施の形態では、自動車のフード(ボ
ンネットフード)30の前端部の下面にグリル(フロン
トグリル)31の上端部が枢着されており、これによ
り、該グリル31は第5図(b)に示すように該上端部
を回動中心として扉状に前方且つ上方に回動可能となっ
ている。なお、平常時には、該グリル31は第5図
(a)に示すように下方に垂下した姿勢で該フード30
の前端部とバンパー(フロントバンパー)32との間を
閉鎖している。
【0030】このグリル31に臨むように、車体内部領
域に外面展開型エアバッグ装置40が設置されている。
この外面展開型エアバッグ装置40は、該グリル31に
対して前面が開放したケースとしてのリテーナ41と、
第5図(b)の如く該フード30の前端部とバンパー3
2との間から外方に膨出してこれらを覆うように車体前
端面に沿って上下方向に膨張可能なエアバッグ42と、
該エアバッグ42を膨張させるためのガス発生器43等
から構成されている。該リテーナ41は、ブラケット3
5を介してフード30の前端部付近に固定されている。
また、エアバッグ42は、平常時には、膨張状態におけ
る上半側と下半側とがそれぞれロール状に折り畳まれて
該リテーナ41内に収容されている。該エアバッグ42
は、該ガス発生器43と共に該リテーナ41の後部に留
め付けられている。
【0031】該リテーナ41の前面開口は、平常時に
は、リッドとしてのシール部材50によって水密的に閉
鎖されている。第5図(a)に示すように、このシール
部材50は、熱可塑性エラストマー樹脂やウレタン樹脂
の成形体、又はゴム等の材質より構成され、該リテーナ
41の前部に被さる略キャップ形状の蓋状体として構成
されており、該リテーナ41に対し離脱可能に装着され
ている。また、該シール部材50の前部はグリル30に
固着されている。このグリル30は、ウレタン樹脂や熱
可塑性エラストマー樹脂等の屈曲性を有する樹脂材料の
他厚みの小さい金属板等の比較的変形しやすい材質から
構成されても良いが、シール部材50と同じ材質として
一体に成形してもよい。
【0032】なお、グリル31の背面には、このシール
部材50の前部の外縁に沿うように枠状片51が突設さ
れており、この枠状片51に該シール部材50の前部が
嵌め込まれている。これにより、該シール部材50がグ
リル31に対し位置固定され、該シール部材50の脱落
が防止されている。
【0033】この外面展開型エアバッグ装置40におい
ては、ガス発生器43が作動し、このガス発生器43か
らのガスによりエアバッグ42の膨張が開始されると、
該エアバッグ42は、シール部材50を前方に押圧して
リテーナ41の前部から離脱させると共に、該シール部
材50を介してグリル31を前方に押圧してこれらを押
し開き、フード30の前端部とバンパー32の上部との
間から膨出して車体前端面に沿って膨張展開しようとす
る。この際、グリル31がこのエアバッグ42の膨張に
随伴して第5図(b)に示すように上方に開き出し、フ
ード30の前縁に重なる。このため、該エアバッグ42
はフード30の角縁部に引掛かることなく極めてスムー
ズに膨張展開するようになる。
【0034】なお、この実施の形態では、エアバッグ4
2の膨張時の前面と後面とがテザーストラップ42aに
よって連結されており、これにより、該エアバッグ42
が前方に過度に膨らみ出すことが防止されている。
【0035】この外面展開型エアバッグ装置の設置構造
にあっては、平常時には、シール部材50がリテーナ4
1の前面開口を水密的に閉鎖しているので、リテーナ4
1内に水が侵入することが確実に防止されており、リテ
ーナ41内の各部材の腐食又は劣化が著しく抑制された
状態となっている。そのため、該リテーナ41内の各部
材を比較的耐候性の低い廉価な材質で構成することがで
き、これにより極めて低コストにて外面展開型エアバッ
グ装置を製造することが可能となる。
【0036】また、この外面展開型エアバッグ装置の設
置構造においては、エアバッグ42が膨張するときに
は、該エアバッグ42の膨張圧によりシール部材50が
リテーナ41の前部から離脱し、該リテーナ41の前面
開口を開放することから、該シール部材50がエアバッ
グ42の膨張の妨げとなることは全くない。
【0037】
【発明の効果】以上の通り、本発明の外面展開型エアバ
ッグ装置の設置構造によると、エアバッグ膨出用開口と
蓋との合わせ目からの水の侵入が確実に防止される。ま
た、本発明の外面展開型エアバッグ装置の設置構造によ
ると、ケース(リテーナ)内への水の侵入も確実に防止
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る外面展開型エアバッ
グ装置の設置構造を示す説明図である。
【図2】第1図の外面展開型エアバッグ装置の設置構造
のエアバッグ膨張時の態様を示す断面図である。
【図3】蓋の他の構成例を示す斜視図である。
【図4】本発明の別の実施の形態に係る外面展開型エア
バッグ装置の設置構造を示す断面図である。
【図5】本発明のさらに別の実施の形態に係る外面展開
型エアバッグ装置の設置構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1,30 フード 2 開口 3,20 蓋 4 ブラケット 8,22 シール部材 10,40 外面展開型エアバッグ装置 11,41 リテーナ(ケース) 12,42 エアバッグ 13,43 ガス発生器 14 リッド 31 グリル 32 バンパー 50 シール部材(リッド)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体外面に沿って展開可能なエ
    アバッグと、該エアバッグを収容したケースと、該ケー
    スを覆うリッドと、該エアバッグを膨張させるガス発生
    器とを備え、 該エアバッグが膨張するときに該リッドが該エアバッグ
    に押されて外側に開き出す外面展開型エアバッグ装置を
    車体に設置した構造において、 該車体に開口が設けられ、該開口に臨んで前記外面展開
    型エアバッグ装置が設置され、 該開口に該エアバッグの膨張時に開き出す蓋が設けられ
    ており、 該開口と該蓋との合わせ部分をシールするシール部材を
    設けたことを特徴とする外面展開型エアバッグ装置の設
    置構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該シール部材は蓋に
    固着されており、蓋が開き出すときに前記開口の縁部か
    ら離脱するものであることを特徴とする外面展開型エア
    バッグ装置の設置構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、該シール部材は前記
    開口の縁部に固着されており、該蓋が開き出すときに該
    蓋の縁部が該シール部材から離脱することを特徴とする
    外面展開型エアバッグ装置の設置構造。
  4. 【請求項4】 自動車の車体外面に沿って展開可能なエ
    アバッグと、該エアバッグを収容したケースと、該ケー
    スを覆うリッドと、該エアバッグを膨張させるガス発生
    器とを備え、 該エアバッグが膨張するときに該リッドが該エアバッグ
    に押されて外側に開き出す外面展開型エアバッグ装置を
    車体に設置した構造において、 該外面展開型エアバッグ装置は自動車のグリルに臨んで
    設けられており、 該グリルは該エアバッグの膨張時に外方に開き出すもの
    であり、 該リッドは前記ケースに離脱可能に且つ水密的に装着さ
    れており、 該リッドは該グリルに取り付けられており、該エアバッ
    グが膨張するときに該リッド及びグリルがケースから離
    反する方向に移動し、該リッドが該ケースから離脱する
    ことを特徴とする外面展開型エアバッグ装置の設置構
    造。
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