JP2003179839A - 映像記録再生方法及び映像記録再生装置 - Google Patents

映像記録再生方法及び映像記録再生装置

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JP2003179839A
JP2003179839A JP2001378277A JP2001378277A JP2003179839A JP 2003179839 A JP2003179839 A JP 2003179839A JP 2001378277 A JP2001378277 A JP 2001378277A JP 2001378277 A JP2001378277 A JP 2001378277A JP 2003179839 A JP2003179839 A JP 2003179839A
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JP2001378277A
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English (en)
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Tomohide Okumura
友秀 奥村
Yoshinori Watanabe
由則 渡辺
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 番組予約録画が可能な映像記録再生装置にあ
っては、例えば定期的に放映される同種の番組を予約録
画する場合、同じ記録領域に上書きしたり、記録場所を
考慮せずに上書きするため、録画されて保存されている
予約番組が、視聴のための再生が行われないまま消去さ
れてしまう不都合があった。 【解決手段】 ディスク型記録媒体2に、予約番組を記
録するに際して、記録制御部5は、既に記録されている
番組に関する情報を保持する記録情報保持部7の情報に
基づいて、先週の同日時に記録された番組を削除して記
録したり、記録番組数が所定数以上にならないように、
記録された古い予約番組を優先的に削除して記録した
り、再生された番組を優先して削除して記録するように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク型記録媒
体を用いた映像記録再生装置に関し、特にその予約録画
の録画方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、特開平9−63280号公報
に開示された従来の映像/音声情報再生装置の要部構成
を示すブロック図である。同図中、点線枠91はVTR
の内部を示し、101は放送電波を受信するアンテナ、
102はテレビである。VTR91の内部において、1
04は映像と音声の変調と復調を行なう映像音声処理
部、105は再生用増幅回路、106は録画用増幅回
路、107は映像と音声を記録/再生するヘッドを配設
したシリンダ、108はシリンダを回転させるためのシ
リンダ駆動回路、109は磁気記録されるテープ、11
0はテープを走行させるキャプスタンモータ、111は
キャプスタンを回転させるためのキャプスタン駆動回
路、112はテープ内に形成されるリニアコントロール
トラックに、コントロール信号を記録、或いは検出する
CTRヘッドである。
【0003】更に、113はCTRヘッド112から得
られるコントロール信号をカウントし、テープの走行量
を演算するカウンタ演算部、115は時刻をカウントす
る時間演算部、92は録画開始情報を記録、或いは検出
する先頭記録検出部、93はユーザからの入力によって
録画時間とチャンネル番号の情報を受け取り、当該時刻
にシステムコントロール部95に「録画」、「停止」な
どの命令を出力する録画再生管理部、94はこの録画再
生管理部93から録画時間とチャンネル番号とを入力し
て記憶し、また必要に応じて出力するメモリ部である。
【0004】更に、システムコントロール部95は、録
画再生管理部93からの「録画」、「再生」、「停止」
などの命令を受けて、CTRヘッド112の識別信号を
基に、シリンダ駆動回路108とキャプスタン駆動回路
111を制御すると共に、映像音声処理部104の再生
/録画のモードの切り換えを行う。96は映像と文字な
どの情報を合成する映像合成部である。
【0005】以上の構成による従来の映像/音声情報再
生装置の予約更新録画時の動作は、図13に示すフロー
に基づいて行われる。
【0006】まず、ユーザから予約録画入力として、図
14の予約テーブルに示すような各項目が録画再生管理
部93を通してメモリ部94へ記録され、録画開始、終
了の各時間、テレビのチャンネル、及び録画モード(毎
日、月火水木金等の録画日時指定)などがメモリ部94
に記憶された後、録画開始時間及び終了時間を基にテー
プ先頭からのテープ送り量が時間演算部115によって
計算される(ステップ101,102)。
【0007】録画開始直前には、録画開始位置(番組の
先頭)をサーチ(早送りあるいは巻き戻し)するための
テープ送りに、カウンタ演算部113から得られるテー
プ送り量を用いて制御し、サーチ終了直前に先頭信号記
録検出部92の先頭位置情報を用いてより正確な位置を
検出する(ステップ104)。ある番組を初めて録画す
る場合は、先頭記録検出部92を用いて番組の先頭のリ
ニアコントロールトラックに先頭信号を記録して録画を
開始し、2回目からは先頭信号は記録せずに、その検出
のみを行い、検出した時点から録画を開始する(ステッ
プ105,106,107,108)。つまり、2回目
以降の録画は、1回目に記録した領域に上書きする更新
記録となる。
【0008】図15は、テープ上に連続番組を更新記録
(上書き)する様子を模式的に示す概略説明図である。
【0009】同図中、109はテープ、124は図14
の「選択番号1」の番組、125は同じく「選択番号
2」の番組、126は同じく「選択番号3」の番組、そ
して127は同じく「選択番号4」の番組を示す。従っ
て、番組124は月、火、水、木、金の各曜日の1:0
0AMに、番組125は毎日の9:00AMに、番組1
26は日曜日の2:00PMに、そして番組127は金
曜日7:00PMにそれぞれ放送が開始される番組を示
しており、例えば金曜日の1日を見ると、1:00AM
から番組124が、9:00AMから番組125が、そ
して7:00PMから番組127が、順次所定のテープ
位置から録画される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の映
像/音声情報記録再生装置では、予約番組の選択番号に
よる種類毎にテープ上の記録領域が設定されるため、各
番組は逐次更新されることになり、同種類の番組を時間
的に遡って複数保存することができず、例えば時間に余
裕があるときに、まとめて複数回分の同種類の番組を見
るといったことが出来なかった。
【0011】また、上記従来例では、更新記録した番組
をユーザが再生して視聴したか否かに関係なく、単なる
時間経過のみにより消去されてしまうため、せっかく予
約録画しても、視聴者がこれを視聴することなく、見過
ごしてしまうといったケースが頻繁に生じてしまう不都
合があった。
【0012】本発明の目的は、上記のような問題点を解
消するためになされたもので、記録媒体の記録領域を有
効に使うと共に、予約番組の記録や削除を種々の条件下
で管理することによって、記録済みの予約番組を、なる
べくユーザーのすきな時間に再生できるようにした映像
記録再生装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の映像記録再生
方法は、記録日時が予約された予約番組をディスク型記
録媒体に記録する映像記録再生方法であって、現時刻が
予約番組の予約日時になるのを監視する日付監視工程
と、現時刻が予約番組の予約日時に至った現段階で、前
記ディスク型記録媒体にすでに保存されている記録済み
予約番組の中から、所定の条件に合った記録済み予約番
組を削除指定して、その記録領域を記録可能領域とする
記録番組削除工程と、前記ディスク型記録媒体の記録可
能領域に、予約日時となった予約番組を記録する予約番
組記録工程とを有することを特徴とする。
【0014】請求項2の映像記録再生方法は、請求項1
記載の映像記録再生方法において、前記記録番組削除工
程が、前記現段階で、前記ディスク型記録媒体に、これ
らから記録する予約番組を記録するだけの記録可能領域
が存在するか、をチェックする工程と、存在しない場
合、前記記録済み予約番組の中から、所定の優先順位に
従って予約番組を削除指定する優先順位設定工程とを有
することを特徴とする。また、請求項3の映像記録再生
方法は、請求項1記載の映像記録再生方法において、前
記記録番組削除工程が、前記現段階で、前記記録済み予
約番組の中に、所定の保存期間を過ぎた記録済み予約番
組が存在するか、をチェックする保存期間チェック工程
と、存在する場合、該当する記録済み予約番組を削除指
定する工程とを有することを特徴とする。
【0015】請求項4の映像記録再生方法は、請求項1
記載の映像記録再生方法において、前記記録番組削除工
程が、前記現段階で、前記記録済み予約番組の数が所定
の最大数か、をチェックする工程と、前記所定の最大数
である場合、前記記録済み予約番組の中から、所定の優
先順位に従って予約番組を削除指定する優先順位設定工
程とを有することを特徴とする。また、請求項5の映像
記録再生方法は、請求項1記載の映像記録再生方法にお
いて、前記予約番組の前記記録日時が、週毎の所定の曜
日の同時刻に設定され、前記記録番組削除工程が、前記
現段階で、1週間前の同時刻に記録された前記記録済み
予約番組が存在するか、をチェックする工程と、存在す
る場合、該当する記録済み予約番組を削除指定する工程
とを有することを特徴とする。
【0016】請求項6の映像記録再生方法は、請求項2
又は4記載の映像記録再生方法において、前記優先順位
設定工程が、前記記録済み予約番組の中から、最も過去
に記録した番組を優先して削除指定することを特徴とす
る。また、請求項7の映像記録再生方法は、請求項2又
は4記載の映像記録再生方法において、前記優先順位設
定工程が、前記記録済み予約番組の中から、既に再生さ
れた記録済み予約番組が存在するか、をチェックする再
生チェック工程を有し、存在する場合、再生された記録
済み予約番組を優先して削除指定することを特徴とす
る。
【0017】請求項8の映像記憶再生装置は、予約され
た予約番組をディスク型記録媒体に記録する映像記録再
生装置において、書き換え可能なディスク型記録媒体
と、該ディスク型記録媒体に番組を記録するための番組
記録手段と、前記ディスク型記録媒体に記録されている
記録済み予約番組を読み出すための番組読み出し手段
と、前記記録媒体に記録されている前記記録済み予約番
組に関する情報を保存しておく記録情報保持手段と、予
め設定された時刻に、前記番組記録手段に対して記録を
開始する指示を出す記録制御手段と、前記記録済み予約
番組を消去する番組消去手段とを有し、前記記録制御手
段が、記録開始を指示するに先だって、前記番組消去手
段との協働により、前記記録済み予約番組の内、特定の
予約番組が記録された前記ディスク型記録媒体の記録領
域を、記録可能領域とすることを特徴とする。
【0018】請求項9の映像記憶再生装置は、請求項8
記載の映像記憶再生装置において、前記特定の予約番組
として、前記記録済み予約番組の内、既に再生された予
約番組を優先して当てるようにしたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明に
よる実施の形態1の映像記録再生装置1の要部構成を示
すブロック図である。
【0020】同図中、2は磁気ディスク、光ディスク、
或いは光磁気ディスクなどのディスク型記録媒体、3は
前記ディスク型記録媒体2に映像音声信号を記録する番
組記録手段としての番組記録部、4は前記ディスク型記
録媒体2に記録されている番組を読み出す番組読み出し
手段としての番組読み出し部、5はユーザが設定した時
刻に記録を開始する指示を出す記録制御手段としての記
録制御部、6は前記ディスク型記録媒体2に記録されて
いる番組を消去する番組消去手段としての番組消去部、
7は前記ディスク型記録媒体2に記録されている番組に
関する情報を保持する記録情報保持手段としての記録情
報保持部である。
【0021】以上の構成による実施の形態1の映像記録
再生装置1における、番組予約に基づいて実行される予
約番組のディスク型記録媒体2への記録、或いは記録済
み予約番組のディスク型記録媒体2からの削除の各動作
を、月曜日から金曜日までの同時刻に予約番組を記録す
る場合を例にして以下に説明する。尚、番組予約に基づ
いてディスク型記録媒体2に、これから記録される、或
いは既に記録された番組を、以後予約番組と称す。
【0022】図2は、ディスク型記録媒体2への番組記
録の様子を模式的に示した図である。同図において、1
0〜16は、月曜日から翌週の月曜日までの各曜日毎の
ディスク型記録媒体2の記録内容を示しており、番組予
約時からの時間経過に伴う変化を表している。番組予約
を設定した時点におけるディスク型記録媒体2の内容に
ついては、図2の予約時の記録媒体内容10に示したよ
うに、例えば記録媒体中に番組予約によらない一般記録
番組が存在する状態を想定する。
【0023】ここでの、図1に示す映像記録再生装置1
による番組録画の流れは、図3に示すフローチャートに
沿って行われる。
【0024】即ち、現時刻が番組の予約日時になるのを
監視し(ステップ1)、例えば、月曜日の予約された時
刻になると、記録制御部5は、記録情報保持部7からの
情報により、ディスク型記録媒体2に、先週月曜日の記
録があるか否かをチェックし(ステップ2)、ないこと
を確認すると番組記録部3に対し、記録可能領域である
空き領域に予約番組を録画する記録の指示を出す(ステ
ップ3)。番組記録部3はこの指示に基づいて、ディス
ク型記録媒体2の空き領域に番組記録を実行する(ステ
ップ4)。その結果、ディスク型記録媒体2の内容は、
図2に示した月曜日の記録媒体内容11の状態となる。
【0025】次いで、火曜日の予約された時刻になると
(ステップ1)、先の月曜日の場合と同様に、記録制御
部5は記録情報保持部7からの情報により、先週火曜日
の記録がないことを確認し(ステップ2)、番組記録部
3に対して空き領域に予約番組を録画する記録の指示を
出す(ステップ3)。番組記録部3はこの指示に基づい
て、ディスク型記録媒体2の空き領域に番組記録を実行
する(ステップ4)。その結果、ディスク型記録媒体2
の内容は、図2に示した火曜日の記録媒体内容12の状
態となる。
【0026】以下同様にして、水曜日から金曜日までの
予約された時刻に該当する予約番組の記録がなされ、そ
の結果としてのディスク型記録媒体2の内容は、それぞ
れ図2に示した記録媒体内容13から15の状態へと変
化する。
【0027】土、日曜日は番組予約による記録動作はな
い。従って、翌週の月曜日の予約された時刻になると
(ステップ1)、記録制御部5は、記録情報保持部7か
らの情報により、ディスク型記録媒体2に、先週月曜日
に予約更新記録による記録が存在するか否かをチェック
する(ステップ2)。ここで存在することを確認する
と、記録制御部5は、番組消去部6に対して該当する予
約番組を削除するよう指示し(ステップ5)、番組消去
部6は指示された番組記録を削除する(ステップ6)。
この結果、ディスク型記録媒体2の内容は、図2に示し
た翌週月曜日の記録媒体内容16aの状態となる。
【0028】引き続いて、記録制御部5は、番組記録部
3に対して空き領域に予約番組を記録するよう指示を出
す(ステップ3)。番組記録部3はこの指示に基づい
て、ディスク型記録媒体2の空き領域への予約番組の記
録を実行する(ステップ4)。その結果、ディスク型記
録媒体2の内容は、図2に示した翌週月曜日の記録媒体
内容16bの状態となる。
【0029】以下同様にして、翌週火曜日以降の予約時
刻には、先週の当該曜日に記録された番組が削除された
後、その日の予約番組が記録される。この繰り返し動作
により、ディスク型記録媒体2には、常に最新の月曜日
から金曜日までの同時刻の番組が記録されることにな
る。尚、図3のフローチャートにおいて、ステップ1が
日付監視工程に相当し、ステップ2,5,6が記録番組
削除工程に相当し、ステップ3,4が予約番組記録工程
に相当する。
【0030】以上のように、実施の形態1の映像記録再
生装置によれば、1週間分の同種類の予約番組が保存さ
れるため、視聴者は、保存した番組を、保存後の1週間
以内のすきな時間に再生して視聴することができる。ま
た、ディスク型記録媒体への予約番組の保存領域も略限
定されるため、一般記録番組との共存記録をする場合な
どに好適である。
【0031】実施の形態2.実施の形態2の映像記録再
生装置は、実施の形態1の映像記録再生装置1(図1)
に対して、構成的には同じ構成を有するが、記録制御部
5によって指示される録画方法が異なる。従って、図1
のブロック図を参照して、その予約番組の記録或い削除
の各動作を、月曜日から金曜日までの同時刻に番組を記
録する場合を例にして以下に説明する。
【0032】図4は、本実施の形態におけるディスク型
記録媒体2への番組記録の様子を模式的に示した図であ
る。同図において20〜30bは、月曜日から金曜日ま
での2週にわたる各曜日毎のディスク型記録媒体2の記
録内容を示しており、番組予約時からの時間経過に伴う
変化を表している。番組予約を設定した時点におけるデ
ィスク型記録媒体2の内容については、図4の予約時の
記録媒体内容20に示したように、例えば記録媒体中に
番組予約によらない一般記録番組(A)が存在する状態
を想定している。
【0033】ここでの、図1に示す映像記録再生装置1
による番組録画の流れは、図5に示すフローチャートに
沿って行われる。
【0034】即ち、現時刻が番組の予約日時になるのを
監視し(ステップ11)、例えば、月曜日の予約された
時刻になると、記録制御部5は、記録情報保持部7から
の情報により、ディスク型記録媒体2に、予約番組の録
画が実行できるだけの空き領域があるか否かをチェック
し(ステップ12)、あることを確認すると番組記録部
3に対し、記録可能領域である空き領域に予約番組を録
画する記録の指示を出す(ステップ13)。番組記録部
3は、この指示に基づいて、ディスク型記録媒体2の空
き領域に番組記録を実行する(ステップ14)。
【0035】更に、月曜日の記録媒体内容21(図4)
に示すように、ディスク型記録媒体2には、この予約録
画の後、番組予約以外の通常の録画方法により一般記録
番組(B)が記録されているものとする。
【0036】次いで、火曜日の予約された時刻になると
(ステップ11)、先の月曜日の場合と同様に記録制御
部5は、記録情報保持部7からの情報により、ディスク
型記録媒体2に、予約番組の録画が実行できるだけの空
き領域があることを確認し(ステップ12)、番組記録
部3に対し、空き領域に予約番組を録画する記録の指示
を出す(ステップ13)。番組記録部3はこの指示に基
づいて、ディスク型記録媒体2の空き領域に番組記録を
実行する(ステップ14)。その結果、ディスク型記録
媒体2の記録内容は、図4に示した火曜日の記録媒体内
容22の状態となる。
【0037】次いで、水曜日の予約された時刻になると
(ステップ11)、記録制御部5は、記録情報保持部7
からの情報により、ディスク型記録媒体2に、予約番組
の録画が実行できるだけの空き領域があるか否かを確認
する(ステップ12)。そしてないことを確認すると、
記録制御部5は、番組消去部6に対して記録済みの予約
番組の内、最も過去に記録された月曜日の予約番組を削
除するよう指示し(ステップ15)、番組消去部6は指
示された予約番組を削除する(ステップ16)。その結
果、ディスク型記録媒体2の内容は、図4に示した水曜
日の記録媒体内容23aの状態となる。
【0038】引き続いて、記録制御部5は、番組記録部
3に対して空き領域へ予約番組を記録するよう指示を出
す(ステップ13)。番組記録部3はこの指示に基づ
き、ディスク型記録媒体2の空き領域への予約番組の記
録を実行する(ステップ14)。その結果、ディスク型
記録媒体2の内容は、図4に示した水曜日の記録媒体内
容23bの状態となる。
【0039】次に、木曜日の予約時刻以前に、通常に記
録された一般記録番組(A)がディスク型記録媒体21
から削除され、図4に示した記録媒体内容24aになっ
たとする。そして、同日の予約された時刻になると(ス
テップ11)、記録制御部5は、記録情報保持部7から
の情報により、ディスク型記録媒体2に、予約番組の録
画が実行できるだけの空き領域があることを確認し(ス
テップ12)、番組記録部3に対し、番組記録の指示を
出す(ステップ13)。番組記録部3は、この指示に基
づいて、ディスク型記録媒体2の空き領域に番組記録を
実行する(ステップ14)。その結果、ディスク型記録
媒体2の内容は、図4に示した木曜日の記録媒体内容2
4bとなる。
【0040】次いで、金曜日の予約された時刻になると
(ステップ11)、記録制御部5は、記録情報保持部7
からの情報により、ディスク記録媒体2に、予約番組の
録画が実行できるだけの空き領域があることを確認し
(ステップ12)、番組記録部3に対して番組記録の指
示を出す(ステップ13)。番組記録部3はこの指示に
基づいて、ディスク型記録媒体2の空き領域に番組記録
を実行する(ステップ14)。その結果、ディスク型記
録媒体2の記録内容は、図4に示した金曜日の記録媒体
内容25となる。
【0041】土、日曜日は番組予約がなく、翌週の月曜
日から水曜日までの各番組予約された時刻になると、先
の金曜日と同様にディスク型記録媒体2の空き領域に番
組記録が実施され、その時々の各曜日のディスク型記録
媒体2の記録内容は、それぞれ図4に示した記録媒体内
容26〜28の状態となる。
【0042】次いで、同週の木曜日の予約された時刻に
なると(ステップ11)、記録制御部5は、記録情報保
持部7からの情報により、ディスク型記録媒体2に、予
約番組の録画が実行できるだけの空き領域がないことを
確認する(ステップ12)。そして、この記録制御部5
は、番組消去部6に対して記録済みの予約番組の内、最
も過去に記録された先週火曜日の予約番組を削除するよ
う指示を出し(ステップ15)、番組消去部6は指示さ
れた予約番組を削除する(ステップ16)。この動作に
よりディスク型記録媒体2の内容は、図4に示した記録
媒体内容29aの状態となる。
【0043】引き続いて、記録制御部5は、番組記録部
3に対して空き領域へ予約番組を記録するよう指示を出
す(ステップ13)。番組記録部3はこの指示に基づ
き、ディスク型記録媒体2の空き領域への予約番組の記
録を実行する(ステップ14)。その結果、ディスク型
記録媒体2の内容は、図4に示した翌週木曜日の記録媒
体内容29bの状態となる。
【0044】同様にして、同週金曜日には、記録済みの
予約番組の内、最も過去に記録された先週水曜日の記録
を削除することにより、ディスク型記録媒体2の記録内
容は、図4に示す記録媒体内容30aとなり、更に同日
の予約番組を記録することによって記録媒体内容30b
となる。
【0045】尚、図5のフローチャートにおいて、ステ
ップ11が日付監視工程に相当し、ステップ12,1
5,16が記録番組削除工程に相当し、ステップ13,
14が予約番組記録工程に相当し、更にステップ15が
優先順位設定工程に相当する。
【0046】以上のように、実施の形態2の映像記録再
生装置によれば、ディスク型記録媒体2に、予約番組を
録画できるだけの容量があれば予約番組を順次録画保存
し、その容量がない場合には、古い予約番組を消去して
記録するため、ディスク型記録媒体の記録容量を最大限
に利用して予約番組の録画を行なうことができる。
【0047】実施の形態3.実施の形態3の映像記録再
生装置は、実施の形態1の映像記録再生装置1(図1)
に対して、構成的には同じ構成を有するが、記録制御部
5によって指示される録画方法が異なる。従って、図1
のブロック図を参照して、その予約番組の記録或い削除
の各動作を、月曜日から金曜日までの同時刻に番組を記
録する場合を例にして以下に説明する。
【0048】図6は、本実施の形態におけるディスク型
記録媒体2への番組記録の様子を模式的に示した図であ
る。同図において40〜49bは、月曜日から翌週の木
曜日までの各曜日毎のディスク型記録媒体2の記録内容
を示しており、番組予約時からの時間経過に伴う変化を
表している。番組予約を設定した時点におけるディスク
型記録媒体2の内容については、図6の予約時の記録媒
体内容40に示したように、例えば記録媒体中に番組予
約によらない一般記録番組(A)が存在する状態を想定
している。
【0049】ここでの、図1に示す映像記録再生装置1
による録画の流れは、図7に示すフローチャートに従っ
て行われる。
【0050】即ち、現時刻が番組の予約日時になるのを
監視し(ステップ21)、例えば、月曜日の予約された
時刻になると、記録制御部5は、記録情報保持部7から
の情報により、ディスク型記録媒体2に、所定の保存期
間を過ぎた予約番組があるか否かをチェックし(ステッ
プ22)、ないことを確認すると番組記録部3に対し、
記録可能領域である空き領域に予約番組を録画する記録
の指示を出す(ステップ23)。尚、ステップ22での
判断基準となる保存期間は、例えば任意に設定可能と
し、予め記録情報保持部7に保存される。本実施の形態
では、この保存期間を1週間に設定している。
【0051】番組記録部3はこの指示に基づいて、ディ
スク型記録媒体2の空き領域に番組記録を実行する(ス
テップ24)。その結果、ディスク型記録媒体2の内容
は、図6に示した月曜日の記録媒体内容41となる。同
様にして、火曜日から金曜日までの間は、保存期間が終
了する予約番組が存在しないため、ディスク型記録媒体
2の記録内容は、図6に示した各曜日での記録媒体内容
42〜45に示したように、予約番組が順次増加してい
く。
【0052】土、日曜日は番組予約による記録動作はな
い。従って、翌週の月曜日の予約された時刻になると
(ステップ21)、記録制御部5は、記録情報保持部7
からの情報により、ディスク型記録媒体2に、先週月曜
日に記録した予約番組の保存期間が終了したことを確認
する(ステップ22)。そして番組消去部6に対して、
該当する予約番組を削除するよう指示し(ステップ2
5)、番組消去部6は指示された記録を削除する(ステ
ップ26)。その結果、ディスク型記録媒体2の内容
は、図6に示した翌月曜日の記録媒体内容46aの状態
となる。
【0053】引き続いて、記録制御部5は、番組記録部
3に対して空き領域へ予約番組を記録するよう指示を出
す(ステップ23)。番組記録部3はこの指示に基づ
き、ディスク型記録媒体2の空き領域への予約番組の記
録を実行する(ステップ24)。その結果、ディスク型
記録媒体2の内容は、図6に示した同日の記録媒体内容
46bの状態となる。
【0054】以下同様にして、同週の火曜日から金曜日
までの間は、保存期間が終了する1週間前の予約番組が
削除された後、当日の予約番組が記録され、ディスク型
記録媒体2の内容は、図6に示した記録媒体内容47a
〜49bに示したようにその状態が変化する。
【0055】尚、図7のフローチャートにおいて、ステ
ップ21が日付監視工程に相当し、ステップ22,2
5,26が記録番組削除工程に相当し、ステップ23,
24が予約番組記録工程に相当し、更にステップ22が
保存期間チェック工程に相当する。
【0056】以上のように、実施の形態3の映像記録再
生装置によれば、ディスク型記録媒体2に、所定の保存
期間を過ぎた予約番組を削除した上で、新たな予約番組
を記録するので、必要以上に過去のデータを保存するも
ともなく、合理的な予約番組記録を行なうことができ
る。
【0057】実施の形態4.実施の形態4の映像記録再
生装置は、実施の形態1の映像記録再生装置1(図1)
に対して、構成的には同じ構成を有するが、記録制御部
5によって指示される録画方法が異なる。従って、図1
のブロック図を参照して、その予約番組の記録或い削除
の各動作を、月曜日から金曜日までの同時刻に番組を記
録する場合を例にして以下に説明する。
【0058】図8は、本実施の形態におけるディスク型
記録媒体2への番組記録の様子を模式的に示した図であ
る。同図において50〜58bは、月曜日から翌週の水
曜日までの各曜日毎のディスク型記録媒体2の記録内容
を示しており、番組予約時からの時間経過に伴う変化を
表している。番組予約を設定した時点におけるディスク
型記録媒体2の内容については、図8の予約時の記録媒
体内容50に示したように、例えば記録媒体中に番組予
約によらない一般記録番組(A)が存在する状態を想定
している。
【0059】ここでの、図1に示す映像記録再生装置1
による録画の流れは、図9に示すフローチャートに沿っ
て行われる。
【0060】即ち、現時刻が番組の予約日時になるのを
監視し(ステップ31)、例えば、月曜日の予約された
時刻になると、記録制御部5は、記録情報保持部7から
の情報により、ディスク型記録媒体2に、所定数以上の
記録された予約番組があるか否かをチェックし(ステッ
プ32)、ないことを確認すると番組記録部3に対し、
記録可能領域である空き領域に予約番組を録画する記録
の指示を出す(ステップ33)。尚、ステップ32での
判断基準となる予約番組の最大記録数は、例えば任意に
設定可能とし、予め記録情報保持部7に保存される。本
実施の形態では、この最大記録数を4に設定している。
【0061】番組記録部3はこの指示に基づいて、ディ
スク型記録媒体2の空き領域に番組記録を実行する(ス
テップ34)。その結果、ディスク型記録媒体2の内容
は、図8に示した月曜日の記録媒体内容51の状態とな
る。同様にして、火曜日から木曜日までの間は、記録動
作開始時点において、記録されている予約番組の数が設
定された最大記録数4に満たないので、ディスク型記録
媒体2の記録内容は、図8に示した各曜日での記録媒体
内容52〜54に示したように、予約番組が順次増加し
ていく。
【0062】次に、金曜日の予約された時刻になると
(ステップ31)、記録制御部5は、記録情報保持部7
からの情報により、ディスク型記録媒体2に、現在の記
録された予約番組の数が、設定された最大数4であるこ
とを確認する。(ステップ32)。そして番組消去部6
に対して、予約録画で記録された予約番組の内、最も古
い先週月曜日の予約番組を削除するよう指示し(ステッ
プ35)、番組消去部6は指示された予約番組を削除す
る(ステップ36)。その結果、ディスク型記録媒体2
の内容は、図8に示した金曜日の記録媒体内容55aの
状態となる。
【0063】引き続いて、記録制御部5は、番組記録部
3に対して空き領域へ予約番組を記録するよう指示を出
す(ステップ33)。番組記録部3はこの指示に基づ
き、ディスク型記録媒体2の空き領域への予約番組の記
録を実行する(ステップ34)。その結果、ディスク型
記録媒体2の内容は、図8に示した同日の記録媒体内容
55bの状態となる。
【0064】翌週月曜日以降は、ディスク型記録媒体2
に記録された予約番組の数が設定された最大記録数4で
あることから、この金曜日の処理と同様に、新たな予約
番組の記録を開始する前に、すでに記録された番組の
内、最も古い予約番組を一つ削除し、ディスク型記録媒
体2に保存される記録された予約番組数が所定の最大記
録数4を越えないように動作する。この間、ディスク型
記録媒体2の記録内容は、図8に示した記録媒体内容5
6a〜58bに示したように変化する。
【0065】尚、図9のフローチャートにおいて、ステ
ップ31が日付監視工程に相当し、ステップ32,3
5,36が記録番組削除工程に相当し、ステップ33,
34が予約番組記録工程に相当し、更にステップ35が
優先順位設定工程に相当する。
【0066】以上のように、実施の形態4の映像記録再
生装置によれば、ディスク型記録媒体2に記録する予約
番組数の最大数が限定されるため、予約番組の記録領域
も限定することが可能となり、一般記録番組との共存記
録をする場合などに好適な記録方法となる。
【0067】実施の形態5.実施の形態5の映像記録再
生装置は、実施の形態1の映像記録再生装置1(図1)
に対して、構成的には同じ構成を有するが、記録制御部
5によって指示される録画方法が異なる。従って、図1
のブロック図を参照して、その予約番組の記録或い削除
の各動作を、月曜日から金曜日までの同時刻に番組を記
録する場合を例にして以下に説明する。
【0068】本実施の形態の動作は、前記した各実施の
形態の番組除去条件、例えば空き容量の有無(実施の形
態2の場合)や予約番組が最大数以下か(実施の形態4
の場合)等の判定条件に加え、記録された予約番組が再
生されたか否かを更に判定して番組を削除するものであ
る。以下、予約番組の最大数を判定する条件に加えられ
た場合について説明する。
【0069】図10は、本実施の形態におけるディスク
型記録媒体2への番組記録の様子を模式的に示した図で
ある。同図において60〜69bは、月曜日から翌週の
木曜日までの各曜日毎のディスク型記録媒体2の記録内
容を示しており、番組予約時からの時間経過に伴う変化
を表している。番組予約を設定した時点におけるディス
ク型記録媒体2の内容については、例えば予約時の記録
媒体内容60に示したように、記録媒体中に番組予約に
よらない一般記録番組(A)が存在する状態を想定して
いる。
【0070】ここでの、図1に示す映像記録再生装置1
による番組録画の流れは、図9に示すフローチャートに
従って行われる。
【0071】即ち、現時刻が番組の予約日時になるのを
監視し(ステップ41)、例えば、月曜日の予約された
時刻になると、記録制御部5は、記録情報保持部7から
の情報により、ディスク型記録媒体2に、所定数以上の
記録さらた予約番組があるか否かをチェックし(ステッ
プ42)、偽である場合、番組記録部3に対し、記録可
能領域である空き領域に予約番組を録画する記録の指示
を出す(ステップ43)。尚、ステップ42での判断基
準となる予約番組の最大記録数は、例えば任意に設定可
能とし、予め記録情報保持部7に保存される。本実施例
では、この最大記録数を5に設定している。
【0072】もしも、ステップ42での判断が真である
場合、記録制御部5は既に記録されている予約番組の中
から適切な番組を削除する必要があることを確認する。
そのために、まず記録情報保持部7からの情報により、
現在記録されている予約番組の中で既に再生されたもの
を抽出する抽出処理を実施してその有無を判定する(ス
テップ45)。
【0073】ステップ45での判断が真である場合、す
なわち再生済みの予約番組が存在する場合、記録制御部
5は抽出された再生済み予約番組の中から記録時刻の最
も古い番組を抽出し、番組消去部6に対してこの予約番
組の削除を指示する(ステップ46)。指示を受けた番
組消去部6は該当する予約番組を削除する処理を実施す
る(ステップ47)。その後、記録制御部5は、番組記
録部3に対して空き領域へ番組記録を実行するよう指示
を出し(ステップ43)、番組記録部3はこの指示に基
づいてディスク型記録媒体2の空き領域への番組記録を
実行する(ステップ44)。
【0074】上記ステップ45での判断が偽である場
合、すなわち再生済みの予約番組が存在しない場合、記
録制御部5はすべての記録された予約番組の中から記録
時刻の最も古い番組を抽出し、番組消去部6に対して、
この番組の消去を指示する(ステップ48)。指示を受
けた番組消去部6は該当する予約番組を削除する(ステ
ップ47)。その後、記録制御部5は、番組記録部3に
対して空き領域へ予約番組の記録を実行するよう指示を
出し(ステップ43)、番組記録部3はこの指示に基づ
き、ディスク型記録媒体2の空き領域への番組記録を実
行する(ステップ44)。
【0075】次にディスク型記録媒体2の内容変化を、
図10を参照しながら、図11のフローチャートに沿っ
て説明する。
【0076】最初の記録となる月曜日の所定時刻になる
と(ステップ41)、記録制御部5は、ディスク型記録
媒体2に、所定数以上の記録された予約番組があるか否
かをチェックするが(ステップ42)、保存されている
予約番組が0のため、空き領域に予約番組400が記録
される(ステップ43,44)。その結果、ディスク型
記録媒体2の内容は、図10に示した月曜日の記録媒体
内容61の状態となる。
【0077】火曜日も同様に、ステップ42の判定は偽
となるため、予約番組402が新たに記録保存される
(ステップ43,44)。また、このときまでに月曜日
に記録された予約番組400は再生され、再生済み予約
番組401として記録情報保持部7に認識される。この
ときのディスク型記録媒体2の内容は、図10に示した
火曜日の記録媒体内容62となる。
【0078】同様にして、同図記録媒体内容63,6
4,65で示されるように、水曜日には予約番組403
が新たに保存され、木曜日には予約番組405が新規保
存されると共に予約番組403が再生されて再生済み予
約番組404となり、そして金曜日には予約番組406
が新規保存される。
【0079】翌週月曜日には、保存されている予約番組
の数が5となっているため、ステップ42の判断は真と
なる。そのため、ステップ45で再生済み予約番組の抽
出処理が実施され、再生済み番組401、404が抽出
される。これら2つの記録済み予約番組が抽出されたこ
とから、同ステップでの判断は真となる。従って、この
抽出された予約番組の中から記録時刻の最も古い再生済
み番組401が削除すべき予約番組として選定され、番
組消去部6によって消去される(ステップ46,4
7)。
【0080】その結果、ディスク型記録媒体2の内容
は、図10に示した翌月曜日の記録媒体内容66aの状
態となり、引き続いて空き領域に当日の予約番組407
が記録される(ステップ43,44)。このとき、ディ
スク型記録媒体2の内容は、図10に示した翌月曜日の
記録媒体内容66bの状態となる。
【0081】同週火曜日も、保存されている予約番組数
が最大保存数(5)に等しいため、同様にしてステップ
42の判断が真となり、再生済み予約番組404が抽出
されて削除される(ステップ45、46,47)。その
結果、ディスク型記録媒体2の内容は、図10に示した
同火曜日の記録媒体内容67aの状態となり、引き続い
て空き領域に当日の予約番組408が記録される(ステ
ップ43,44)。このとき、ディスク型記録媒体2の
内容は、図10に示した同火曜日の記録媒体内容67b
の状態となる。
【0082】同週水曜日も、保存されている予約番組数
が最大保存数(5)に等しいため、同様にしてステップ
42の判断が真となるが、再生済み予約番組が存在しな
いため、ステップ45での判断は偽となる。そのため、
記録保存されている全ての予約番組の中から、記録時刻
の最も古い予約番組402が削除すべき予約番組として
選定され、番組消去部6によって消去される(ステップ
48,47)。
【0083】その結果、ディスク型記録媒体2の内容
は、図10に示した同水曜日の記録媒体内容68aの状
態となり、引き続いて空き領域に当日の予約番組409
が記録される(ステップ43,44)。このとき、ディ
スク型記録媒体2の内容は、図10に示した同水曜日の
記録媒体内容68bの状態となる。
【0084】同週木曜日も、前日の水曜日と同様に、保
存されている予約番組数が最大保存数(5)に等しいた
め、同様にしてステップ42の判断が真となり、更に再
生済み予約番組が存在しないため、ステップ45での判
断が偽となる。そのため、記録保存されている全ての予
約番組の中から、記録時刻の最も古い予約番組405が
削除すべき予約番組として選定され、番組消去部6によ
って消去される(ステップ48,47)。
【0085】その結果、ディスク型記録媒体2の内容
は、図10に示した同木曜日の記録媒体内容69aの状
態となり、引き続いて空き領域に当日の予約番組410
が記録される(ステップ43,44)。このとき、ディ
スク型記録媒体2の内容は、図10に示した同木曜日の
記録媒体内容69bの状態となる。ちなみに、同日の予
約番組410が記録される段階で、前日記録された予約
番組409が再生されていることが記録情報保持部7に
認識されている。
【0086】尚、図11のフローチャートにおいて、ス
テップ41が日付監視工程に相当し、ステップ42,4
5,46,47,48が記録番組削除工程に相当し、ス
テップ43,44が予約番組記録工程に相当し、ステッ
プ45,46,48が優先順位設定工程に相当し、更に
ステップ45が再生チェック工程に相当する。
【0087】また、本実施の形態5の映像記録再生装置
では、ステップ42の判定条件として実施の形態4で説
明したステップ32の条件を採用したが、前記したよう
にこれに限定されるものではなく、実施の形態2のステ
ップ12の条件を採用してもよい。
【0088】以上のように、実施の形態5の映像記録再
生装置によれば、前記した実施の形態4の効果に加え、
再生して視聴済みの番組を優先して消去するため、視聴
済みの予約番組が存在するにも拘わらず、まだ再生視聴
していない予約番組を先に消去してしまうといった不都
合をなくすことができる。
【0089】尚、前記各実施の形態では、番組消去部6
が、ディスク型記録媒体6の所定の記録済み予約番組の
記録領域の記録情報を物理的に消去するように構成した
が、これに限定されるものではなく、例えばディスク型
記録媒体6への記録がオーバーライトによって実行され
るものでは、番組消去部6に相当する番組消去手段を、
前記記録領域の位置情報を管理し、これを新たな予約番
組のための記録可能な領域として、記録制御手段にその
情報を提供する手段として構成しても良いなど、種々の
態様を取り得るものである。
【0090】
【発明の効果】請求項1の映像記録再生方法又は請求項
8の装置によれば、種々の優先順位に従って、ディスク
型記録媒体上から削除する予約番組を特定することがで
きるので、記録された予約番組の内、所望の予約番組を
優先して保存することが可能となる。
【0091】請求項2の映像記録再生方法によれば、デ
ィスク型記録媒体に、予約番組を録画できるだけの容量
があれば予約番組を順次録画保存し、その容量がない場
合には、所定の予約番組を消去して記録するため、ディ
スク型記録媒体の記録容量を最大限に利用して予約番組
の録画を行なうことができる。
【0092】また、請求項3の映像記録再生方法によれ
ば、所定の保存期間を過ぎた予約番組を削除した上で、
新たな予約番組を記録するので、必要以上に過去のデー
タを保存するもともなく、合理的な予約番組記録を行な
うことができる。
【0093】また、請求項4の映像記録再生方法によれ
ば、ディスク型記録媒体に記録する予約番組数の最大数
が限定されるため、予約番組の記録領域も限定すること
が可能となり、一般記録番組との共存記録をする場合な
どに好適な記録方法となる。
【0094】また、請求項5の映像記録再生方法によれ
ば、1週間分の同種類の予約番組が保存されるため、視
聴者は、保存した番組を、保存後の1週間以内のすきな
時間に再生して視聴することができる。また、ディスク
型記録媒体への予約番組の保存領域も略限定されるた
め、一般記録番組との共存記録をする場合などに好適で
ある。
【0095】また、請求項6の映像記録再生方法によれ
ば、請求項2又は4記載の効果に加えて、記録済み予約
番組の内、まだ再生視聴していない状態の予約番組を、
そのまま削除してしまう確率を減らすことができる。
【0096】また、請求項7の映像記録再生方法によれ
ば、請求項6の映像記録再生方法よりも更に、まだ再生
視聴していない状態の記録済み予約番組を、そのまま削
除してしまう確率を減らすことができる。
【0097】また、請求項9の映像記録再生装置によれ
ば、請求項7の映像記録再生方法と同様に、まだ再生視
聴していない状態の記録済み予約番組を、そのまま削除
してしまう確率を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による実施の形態1の映像記録再生装
置1の要部構成を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1におけるディスク型記録媒体2
への番組記録の様子を模式的に示した図である。
【図3】 実施の形態1における映像記録再生装置1の
録画の流れを示すフローチャートである。
【図4】 実施の形態2におけるディスク型記録媒体2
への番組記録の様子を模式的に示した図である。
【図5】 実施の形態2における映像記録再生装置1の
録画の流れを示すフローチャートである。
【図6】 実施の形態3におけるディスク型記録媒体2
への番組記録の様子を模式的に示した図である。
【図7】 実施の形態3における映像記録再生装置1の
録画の流れを示すフローチャートである。
【図8】 実施の形態4におけるディスク型記録媒体2
への番組記録の様子を模式的に示した図である。
【図9】 実施の形態4における映像記録再生装置1の
録画の流れを示すフローチャートである。
【図10】 実施の形態5におけるディスク型記録媒体
2への番組記録の様子を模式的に示した図である。
【図11】 実施の形態5における映像記録再生装置1
の録画の流れを示すフローチャートである。
【図12】 従来の映像/音声情報再生装置の要部構成
を示すブロック図である。
【図13】 従来の映像/音声情報再生装置の動作の流
れを示すフローチャートである。
【図14】 従来の映像/音声情報再生装置におけるメ
モリー部の予約テーブルを示す図である。
【図15】 従来の映像/音声情報再生装置におけるテ
ープ上に連続番組を更新記録(上書き)する様子を模式
的に示す概略説明図である。
【符号の説明】
1 映像記録再生装置、 2 ディスク型記録媒体、
3 番組記録部、 4番組読出し部、 5 記録制御
部、 6 番組消去部、 7 記録情報保持部10〜1
6,20〜30,40〜49,50〜58,60〜69
記録媒体内容。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C052 AA01 AB02 DD04 5D110 AA13 AA17 AA26 AA28 DA06 DA16 DA17 DB02 DD07 DD16 DE08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録日時が予約された予約番組をディス
    ク型記録媒体に記録する映像記録再生方法であって、 現時刻が予約番組の予約日時になるのを監視する日付監
    視工程と、 現時刻が予約番組の予約日時に至った現段階で、前記デ
    ィスク型記録媒体にすでに保存されている記録済み予約
    番組の中から、所定の条件に合った記録済み予約番組を
    削除指定して、その記録領域を記録可能領域とする記録
    番組削除工程と、 前記ディスク型記録媒体の記録可能領域に、予約日時と
    なった予約番組を記録する予約番組記録工程とを有する
    ことを特徴とする映像記録再生方法。
  2. 【請求項2】 前記記録番組削除工程が、 前記現段階で、前記ディスク型記録媒体に、これらから
    記録する予約番組を記録するだけの記録可能領域が存在
    するか、をチェックする工程と、 存在しない場合、前記記録済み予約番組の中から、所定
    の優先順位に従って予約番組を削除指定する優先順位設
    定工程とを有することを特徴とする請求項1記載の映像
    記録再生方法。
  3. 【請求項3】 前記記録番組削除工程が、 前記現段階で、前記記録済み予約番組の中に、所定の保
    存期間を過ぎた記録済み予約番組が存在するか、をチェ
    ックする保存期間チェック工程と、 存在する場合、該当する記録済み予約番組を削除指定す
    る工程とを有することを特徴とする請求項1記載の映像
    記録再生方法。
  4. 【請求項4】 前記記録番組削除工程が、 前記現段階で、前記記録済み予約番組の数が所定の最大
    数か、をチェックする工程と、 前記所定の最大数である場合、前記記録済み予約番組の
    中から、所定の優先順位に従って予約番組を削除指定す
    る優先順位設定工程とを有することを特徴とする請求項
    1記載の映像記録再生方法。
  5. 【請求項5】 前記予約番組の前記記録日時が、週毎の
    所定の曜日の同時刻に設定され、前記記録番組削除工程
    が、 前記現段階で、1週間前の同時刻に記録された前記記録
    済み予約番組が存在するか、をチェックする工程と、 存在する場合、該当する記録済み予約番組を削除指定す
    る工程とを有することを特徴とする請求項1記載の映像
    記録再生方法。
  6. 【請求項6】 前記優先順位設定工程が、 前記記録済み予約番組の中から、最も過去に記録した番
    組を優先して削除指定することを特徴とする請求項2又
    は4記載の映像記録再生方法。
  7. 【請求項7】 前記優先順位設定工程が、 前記記録済み予約番組の中から、既に再生された記録済
    み予約番組が存在するか、をチェックする再生チェック
    工程を有し、存在する場合、再生された記録済み予約番
    組を優先して削除指定することを特徴とする請求項2又
    は4記載の映像記録再生方法。
  8. 【請求項8】 予約された予約番組をディスク型記録媒
    体に記録する映像記録再生装置において、 書き換え可能なディスク型記録媒体と、 該ディスク型記録媒体に番組を記録するための番組記録
    手段と、 前記ディスク型記録媒体に記録されている記録済み予約
    番組を読み出すための番組読み出し手段と、 前記記録媒体に記録されている前記記録済み予約番組に
    関する情報を保存しておく記録情報保持手段と、 予め設定された時刻に、前記番組記録手段に対して記録
    を開始する指示を出す記録制御手段と、 前記記録済み予約番組を消去する番組消去手段とを有
    し、 前記記録制御手段が、記録開始を指示するに先だって、
    前記番組消去手段との協働により、前記記録済み予約番
    組の内、特定の予約番組が記録された前記ディスク型記
    録媒体の記録領域を、記録可能領域とすることを特徴と
    する映像記憶再生装置。
  9. 【請求項9】 前記特定の予約番組として、前記記録済
    み予約番組の内、既に再生された予約番組を優先して当
    てるようにしたことを特徴とする請求項8記載の映像記
    憶再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100641853B1 (ko) * 2003-08-07 2006-11-03 캐논 가부시끼가이샤 기록장치
JP2008167212A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Mazda Motor Corp 放送受信装置
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