JP2003179851A - 番組信号記録方法 - Google Patents
番組信号記録方法Info
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Abstract
確保する装置では、多くの番組を録画予約することがで
きず、使い勝手が悪い。 【解決手段】 S107において予約する番組の録画終
了日時と既に録画予約されている番組のうち最初に録画
実行される番組の録画開始日時とを比較し、予約する番
組の録画終了日時が早ければ一時録画として録画を受け
付ける。一時録画により記録された番組は、通常録画予
約された番組のために記録領域が不足した時点で上書き
消去される。確保されている記録容量を条件付きで利用
可能にしたため、より多くの番組を録画予約することが
可能となる。
Description
番組が記録されている記録済領域や番組の録画予約によ
って消費が見込まれている予約領域を除いた空き領域が
少ない場合であっても、より多くの番組録画を行えるよ
うにした番組信号記録方法に関する。
するハードディスクレコーダが製品化され、普及しつつ
あるが、その1つの問題点としてハードディスクの容量
が十分でなく、記録時間が充分に確保できない事が挙げ
られる。そして、このハードディスクレコーダの中に
は、番組の録画予約時に、予約した番組の記録に必要と
なる記録容量を確保しておき、予約した番組を確実に録
画できるように配慮したものがある。
番組の録画予約時に、予約した番組の記録に必要となる
記録容量を確保する装置の場合、記録媒体上にごくわず
かな時間の番組しか記録されていなくても新たな番組を
録画できなくなることがある。つまり、多くの番組が録
画予約されている場合、これらの番組の記録のために記
録容量が確保されてしまうため、未記録領域が多く存在
しても新たな番組が録画できないという問題があった。
明する。表1は、録画予約されている番組の録画予約情
報を示しており、ここでは、番組B1から番組B3まで
の3つの番組が録画予約されているものとする。また、
番組B1の録画開始日時は、7月10日の22時00
分、番組B2の録画開始日時は、7月9日の19時00
分、番組B3の録画開始日時は、7月5日の16時00
分となっており、番組信号の記録に利用できる記録媒体
の総容量から既に番組が記録されている記録済容量及び
番組B1乃至B3の記録に必要な予約容量を差し引いた
空き容量がSPモード換算で70分であるものとする。
とLPモードとが設けられ、SPモードによる記録はL
Pモードによる記録に比して単位時間あたり2倍の記録
容量を消費する一方、より高画質な番組記録が可能にな
るものとする。つまり、LPモードによる記録はSPモ
ードによる記録に比して、単位時間あたりの記録容量の
消費が半分であり、番組B2の録画予約情報として示さ
れる如く、LPモードにより番組を記録した場合、1時
間の番組を記録するにも拘らず、SPモード換算で30
分に相当する記録容量のみを消費する。
しかない状態において、SPモードで番組録画を行う場
合、従来の番組記録方法では既に予約されている番組の
録画予約情報を変更又は取り消さない限り、70分を超
えて番組を録画することはできなかった。つまり、番組
B1乃至B3のために確保されている領域が未記録状態
のまま存在するにも拘らず、70分を超えての録画はで
きなかった。
画予約されているこれらの番組のうち最初に録画が開始
されるのは番組B3(7月5日の16時00分に番組開
始)であり、この番組B3の番組開始日時以前に他の番
組を録画し、且つ視聴を終えていれば番組B1乃至B3
を録画する上で全く問題はないが、このような場合でも
70分を超える録画時間の番組を録画予約することがで
きなかった。
記録に必要な記録容量を確保する従来の番組記録方法で
は、録画予約をした時点でその番組の記録に必要な予約
容量が既に消費されたものと見なされるため、録画開始
日時が先になればなるほど空き容量を圧迫している期間
が長くなってしまう。従って、例えば、1ヶ月先の番組
まで録画予約可能な装置であっても、1ヶ月先の番組を
録画予約すれば、予約時点から1ヶ月の間は予約される
容量が無駄に確保されることになり、使い勝手がよくな
いといった問題があった。
組の記録に必要な記録容量を確保せずに、注意を促すメ
ッセージのみを表示する装置も存在するが、このような
装置では、録画予約した番組が確実に記録されることが
保証されていないという問題があった。
ものであり、記録媒体上の番組の空き容量が存在しなか
ったり、この空き容量が少ない状態であっても、他の番
組を確実に記録することができる番組信号記録方法を提
供することをその目的とする。
めに、本発明に係る番組信号記録方法は、番組信号の記
録予約時に、前記番組信号の記録に必要な記録容量を予
約容量として記録媒体上に確保した上で、前記番組信号
の記録予約を受付ける第1の記録予約受付モードと、前
記第1の記録予約受付モードにより番組信号の記録予約
が受付けられている状態において、他の番組信号の記録
に必要な記録容量が、前記記録媒体の記録容量から番組
信号が既に記録されている記録済容量と前記第1の記録
予約受付モードにより確保されている予約容量とを除い
た空き容量よりも大であり、且つ前記空き容量と前記第
1の記録予約受付モードにより確保されている予約容量
との合計容量以下である場合に、前記他の番組信号の記
録が前記第1の記録予約受付モードにより予約受付され
ている番組信号の録画開始日時以前に完了することを条
件として、前記他の番組信号の記録予約を受付ける第2
の記録予約受付モードとを有することを特徴とするもの
である。
2の記録予約受付モードにより記録予約された前記他の
番組信号は、前記第1の予約受付モードにより記録予約
が受け付けられた番組信号の記録実行時点で、前記未記
録容量が不足することに応答して、前記第1の予約受付
モードにより記録予約された番組信号により書き換えが
行われることを特徴とするものである。
き、好ましい実施例により説明する。 (第1の実施例)第1の実施例に係る番組信号記録方法
は、ハードディスクレコーダ等、比較的記録容量の制限
が大きい記録装置に好適な番組信号記録方法であり、番
組の録画予約時に充分な空き容量が存在しない場合であ
っても、この番組の録画日時と既に予約済の番組の録画
日時とを比較することで、これらの番組を確実に録画で
きるようにしたことを特徴としており、以下その詳細に
ついて説明する。
SPモードとLPモードとが設けられ、SPモードによ
る記録はLPモードによる記録に比して単位時間あたり
2倍の記録容量を消費する一方、より高画質な番組記録
ができるものとする。また、記録媒体上には図1に示す
如く記録済の番組が存在し、更に、表1及び図1に示す
如く、番組B1、番組B2、番組B3が既に録画予約さ
れているものとする。そして、これら3つの番組につい
ては、番組の記録に必要な記録容量が予約容量として確
保されているものとする。また、空き容量とは図1で示
す如く、番組信号の記録に利用できる記録媒体の総容量
から既に番組が記録されている記録済容量及び番組B1
乃至B3の記録に必要な予約容量を差し引いた容量とす
る。
を説明するための流れ図であり、これらの処理がハード
ディスクレコーダ等の記録装置に設けられるマイクロプ
ロセッサで実行される。本実施例に係る番組信号記録方
法では、まず、記録装置を録画予約の受付モードへと移
行させ(S101)、予約する番組の情報、つまり、録
画開始日時、録画終了日時、録画チャンネル、記録モー
ド等の情報を入力する(S102)。
直接手入力しても良いが、いわゆるGコードの数字をリ
モコンから記録装置に転送し、記録装置がこれを解読す
ることによりこの情報を入力させたり、また、EPG
(エレクトリック・プログラム・ガイド)の画面から選
択することによりこの番組の情報を取り込まれるような
手法を用いても良い。
次に、入力された録画開始日時と録画終了日時と記録モ
ードとに基づき、この番組の記録に必要な記録容量が算
出され、この記録容量と記録媒体上に存在する空き容量
とが比較される(S103)。
要な記録容量が空き容量以下であれば、通常録画として
録画予約が実行され(S104)、番組の記録に必要な
記録容量が空き容量を越える場合には、S105のステ
ップへと進む。S105では、既に予約されている番組
B1乃至B3の予約内容を変更可能となっており、例え
ば、番組B1又はB3等の記録モードをLPモードへと
変更したり、また、特定の番組の予約を取り消したりす
ることにより、空き容量を増加させることができる(S
106)。
更することなく、新たな番組の録画予約を行いたい場合
にはS107に進み、一時録画予約が行えるか否かが判
別される。なお、ここで、一時録画とは、記録が行われ
た後は消去動作が行われない限りそのまま記録媒体上に
保持される通常録画とは異なり、他の番組の記録に際し
て充分な領域が確保できなければ適宜消去されることが
認められている録画であり、本発明ではこの様な一時録
画を通常録画と区別して扱う。
画終了日時に所定時間を加えた日時と、表1で示した録
画予約されている番組のうち、1番最初に録画が開始さ
れる予定の番組の録画開始日時とを比較して、S102
で入力された録画終了日時に所定時間分を加えた日時が
1番最初に録画が実行される予定の番組の録画開始日時
よりも早ければS108に進んで一時録画としての予約
が実行され、同一又は遅ければS109に進んで一時録
画の予約が実行されずに処理を終了する(S110)。
加えられる所定時間とは、番組の記録を完了してからこ
の一時録画予約した番組を視聴し終えるための時間であ
り、例えば、24時間、36時間、48時間等、予め時
間数を設定できるようにしても良い。なお、ハードディ
スクレコーダのように、記録と再生とを同時に行うこと
ができる装置においては、一時録画による番組の録画
中、又は録画完了直後にこの番組の視聴を開始させ、番
組の視聴済部分に新たな番組を記録することも可能であ
るため、この所定時間は実質ゼロとすることも可能であ
る。
図である。表1に示す番組B1乃至B3が録画予約され
ている状態で、録画開始日時が7月3日の20時00
分、録画終了日時が7月3日の22時00分の番組D1
をSPモードで録画予約する場合、図3(a)に示す如
く、これから録画予約する番組D1の録画終了日時に所
定時間(ここでは、24時間に設定されている)を加え
た日時が1番最初に録画実行される予定の番組B3の録
画開始日時よりも早いか否かを確認する。
番組D1の録画終了日時に所定時間を加えた日時が1番
最初に録画実行される予定の番組B3の録画開始日時よ
りも早いため、この番組を一時録画として予約できる。
なお、一時録画予約を行う際、予約する番組の記録に必
要な記録容量が番組記録に割り当てられた記録媒体の総
容量から記録済容量を差し引いた未記録容量を超える場
合には、一時録画予約を行えないことは言うまでもな
い。
て複数の番組の記録を予約することもできる。その際、
既に一時録画予約されている番組は、S107の処理に
おいて通常録画予約されている既予約番組と同等に扱わ
れ、これから一時録画を行おうとする番組の録画完了日
時に所定時間を加えた日時が一時録画予約されている番
組を含めた全ての予約番組の中で1番最初に録画実行さ
れる予定の番組の録画開始日時よりも早ければ、一時録
画予約として録画予約受付される。
時間的に近接した番組であっても、これらのうち最後に
録画される一時予約番組の録画終了日時から、通常予約
番組の録画開始日時までの時間が、これら複数の一時予
約番組の視聴に要する所定時間に対して充分余裕がある
ときには、これら時間的に近接した複数の番組を一時予
約できる様にする等の変形例も考えられる。
開始日時になると空き容量又は予約容量として存在する
未記録領域に記録が行われる。こうして一時録画として
記録された番組は、番組選択のために用いられる一覧画
面においては、色や文章の表示等で通常録画と区別され
て表示される。
上書き消去される動作について説明する。なお、ここで
は、表1に示す番組B1乃至B3が通常録画として録画
予約されている状態において、図3(a)で示した番組
D1が一時録画として予約される際の動作やこの番組D
1の記録後に番組D1が上書き消去される際の動作につ
いて説明する。なお、ここでは、番組B1乃至B3の予
約内容が変更されたり、他の番組の記録が行われること
はないものとする。
みが録画予約されている状態において、番組D1を一時
録画として録画予約すると、図4(a)に示す如く空き
容量が無くなり、番組B1乃至B3と番組D1の記録に
必要な記録容量の合計が予約容量として扱われる。この
状態では、図示の如く、記録済容量と予約容量とを合わ
せた合計が、番組記録に割り当てられた総容量を超えて
いる。
録画が完了すると、図4(b)に示す如く番組D1の分
だけ記録済容量が増加し、これとは逆に予約容量が減少
する。この状態では、依然として番組B3全体を記録す
ることができるだけの未記録領域が記録媒体上に存在す
るため、7月5日の16時00分に開始される番組B3
は番組D1を上書き消去することなく記録媒体上の未記
録領域に記録され、図4(c)に示す状態となる。
記録に必要な記録容量との合計が番組記録に割り当てら
れた記録媒体の総容量を超えており、記録済番組の一部
を消去しない限り、番組B2全体を記録することはでき
ない。そこで、7月9日の19時00分に番組B2の録
画が開始されと、記録媒体上の未記録領域がまず使用さ
れるが、その後未記録領域が無くなると番組D1の一部
を上書き消去しつつ番組B2全体が記録され、図4
(d)に示す状態となる。
B1の記録が開始されるが、この時点では、記録媒体上
に未記録領域は存在しないため、番組B1の記録により
番組D1の一部が上書き消去され、番組B1全体が図4
(e)に示す如く記録される。
去する際にこの番組のどの部分から上書き消去するかに
ついては、番組の頭の部分或いは最後の部分など、予め
定められた部分から消去すれば良い。また、番組の付加
情報等から判別される重要部分を残してそれ以外の部分
を先に消去する、CM(コマーシャル)の部分を見つけ
て優先的に消去する等も考えられる。また、部分的に消
去することは行わず、一時録画した一つの番組の全体を
消去しても良い。
ない残りの部分を視聴可能にした場合には、その再生時
に「これ以前の部分は他の記録のために消去されました
(本記録は一時録画として記録されたものです)」とい
ったメッセージを表示することにより、例えば巻き戻し
再生でその個所まで戻ったときにユーザーに消去されて
いることがわかるようにすることができる。
方法では、これから録画予約する番組の録画終了日時に
所定時間を加えた日時が1番最初に録画実行される予定
の番組の録画開始日時よりも早ければ、一時録画予約と
して録画予約受付されるため、非常に簡単な処理で録画
予約可能な番組の数を増加させることができる。
記録方法は、第1の実施例に係る番組信号記録方法より
も更に多くの場合において一時予約による記録ができる
ようにしたことを特徴としている。第2の実施例に係る
番組信号記録方法における処理は、図2で示した第1の
実施例に係る番組信号記録方法における処理とほぼ同一
であるが、図1のS107における処理のみ異なる。以
下、第2の実施例に係る番組信号記録方法に関して、第
1の実施例に係る番組信号記録方法と相違する点のみ説
明する。
は、録画予約される各番組に予約番号kが付与される。
この予約番号kは、現在予約中である全番組のうち、録
画開始日時が遅い番組から順に小さい数字が与えられ、
例えば、図5(a)で示す如く番組B1及びB3のみが
録画予約されている状態では、番組B1の予約番号kが
1、番組B3の予約番号kが2とされる。また、現在予
約中である番組の総数Nが予約番号kと共にメモり内に
保持されているものとする。
2が追加予約された際には、番組B3の予約番号kが繰
り下げられて、番組B1の予約番号kが1、番組B2の
予約番号kが2、番組B3の予約番号kが3とされると
共に、予約番組の総数Nが3とされる。また、予約済の
番組の予約が取り消された場合や録画が実行された場合
には、この取り消しや録画の実行に合わせて予約番号k
及び予約番号の総数Nが都度変更されるものとする。
例に係る番組信号記録方法の動作を説明する。図2に示
されるS105にて、既予約番組の予約内容を変更する
ことなく、新たな番組の録画予約を行いたい場合には、
まず、図6のS201において予約番組の総数Nと1と
を比較し、予約番組の総数Nが1以上であれば少なくと
も1つの番組が録画予約中であるためS202の処理へ
と進む一方、予約番組の総数Nが0、つまり現在予約中
の番組が存在しなければ、一時予約のために提供できる
記録容量は無いということになり、一時予約はできない
のでS208の処理へと進み、一時予約が出来ない旨の
メッセージを表示した後にS109の処理へと進む。
約番号kのパラメータをk=1に設定すると共に、変数
bbをbb=0に設定する。S203において、B
(k)は、予約番組がkである番組の記録のために予約
されている予約容量、Cは図1で示した記録媒体上の空
き容量、Dはこれから録画予約する番組の記録に必要な
記録容量であり、この状態では、k=1、bb=0であ
るため、これから録画予約する番組の記録に必要な記録
容量D(SP換算)と、予約番号kが1である番組、つ
まり番組B1の記録のために予約されている予約容量4
0分(SP換算)と空き容量Cとの合計とが比較され、
記録容量Dがこの合計以下であればS207に進む一
方、この合計を越える場合には、S204の処理へと進
む。
予約番組がkである番組の記録のために予約されている
予約容量B(k)との合計を新たに変数bbとするた
め、ここでは、bb=40分(SP換算)となる。ま
た、S205では、パラメータkが1つ繰り上げられて
k=2となり、更にS206でパラメータkが予約番組
の総数N以下であればS203の処理に戻る一方、パラ
メータkが予約番組の総数Nを越えた場合には、S20
8で一時予約が出来ない旨のメッセージを表示した後に
S109の処理へと進む。
数N以下で、S203の処理に戻った場合には、今度は
k=2、bb=40分(SP換算)となっており、再び
録画予約する番組の記録に必要な記録容量D(SP換
算)と、番組B2の記録のために予約されている予約容
量30分(SP換算)とbb=40分(SP換算)と空
き容量Cとの合計とが比較される(S203)。そし
て、S203の処理にてYとなるか、あるいはS206
の処理にてNとなるまで、S203からS206によっ
て形成されるループが繰り返される。
合には、前述の如く一時予約が出来ない旨のメッセージ
を表示した後にS109の処理へと進むものの、S20
3でYとなった場合には、S207の処理へと進む。そ
して、以上のような処理にて、録画開始日時が最も遅い
番組から遡り、どの番組までの記録のために予約されて
いる予約容量を利用すれば、これから予約する番組の記
録に充分な容量となるかが判別される。
kの値が2であれば、予約番号kが1である番組B1と
予約番号kが2である番組B2のために予約されている
予約容量を利用すれば、これから録画予約する番組の記
録に充分な容量であることを意味しており、また、パラ
メータkの値が1であれば、予約番号kが1である番組
B1のために予約されている予約容量のみで、これから
録画予約する番組の記録に充分な容量であることを意味
している。
Yとなった際のパラメータkの予約番号を持つ番組の録
画開始日時、EDは図2のS102で入力されたこれか
ら予約する番組の録画終了日時、αは第1の実施例で説
明した所定時間、つまり、番組の記録を終了してからこ
の番組を視聴し終えるための時間であり、入力された録
画終了日時EDに所定時間αを加えた日時と、予約番号
がkである番組の録画開始日時STとが比較される。
間αを加えた日時が、予約番号がkである番組の録画開
始日時STより早ければS108に進んで一時録画とし
ての予約が完了し、同一又は遅ければS208で一時予
約が出来ない旨のメッセージを表示した後にS109の
処理へと進む。
方法では、録画開始日時が最も遅い番組から遡り、どの
番組までの記録のために予約されてい予約容量を利用す
れば、これから予約する番組の記録に充分な容量となる
かを判別し、その後でこれから録画予約する番組の録画
終了日時との間の時間差を比較するようにしたため、第
1の実施例に係る番組信号記録方法の判断基準では一時
録画予約できなかった番組に対しても予約可能となるこ
とがある。
る番組の番組終了日時に所定時間αを加えた日時よりも
時間的に前に通常予約により録画される番組が存在した
としても、一時予約しようとする番組の番組終了日時に
所定時間αを加えた日時よりも時間的に後に通常予約さ
れている別の番組が存在すれば、この別の番組のために
確保されている予約容量の範囲内で一時予約を行うこと
が可能となる。なお、第2の実施例に係る番組信号記録
方法においても、複数の番組を一時録画予約可能に構成
しても構わない。
済である場合に、これらの番組が上書き消去される際の
動作を説明する。ここで、図7(a)は一時録画予約に
よって録画を終えた番組(D1及びD2)と通常録画予
約によってこれから録画される予定の番組(B1及びB
2)の番組情報とを示すものであり、各番組の番組情報
として、一時録画であるか否かを示す一時録画判別情報
(1は一時録画、0は通常録画)、記録モード、録画開
始日時、録画終了日時、チャンネル、録画状態(1は録
画済、0は録画待)、視聴状態(1は視聴済、0は未視
聴)、消去優先度情報がメモリーやハードディスクに保
持される。
際には通常録画によって録画された番組の番組情報も格
納されるが、ここでは、通常録画による録画済番組の記
載は省略する。また、消去優先度情報は、後述の如く、
未記録容量が充分でない場合に一時録画された番組の視
聴状態に基づき付加される情報であるため、番組B1及
びB2に関してはこの情報は付加されないものとする。
番組の容量割り当てを示しており、番組D1及びD2は
記録済容量の一部として扱われている一方、番組B1及
びB2は予約容量として扱われている。そして、番組記
録に割り当てられる総容量から記録済容量を差し引いた
容量が未記録容量として扱われている。
画実行に際して番組D1の一部が上書き消去される動作
について説明する。番組B2の録画開始日時が迫ると
(S301)、まずこれから録画を実行する番組B2の
記録に必要な記録容量と記録媒体上の未記録容量とが比
較される(S302)。そして、番組B2の記録容量が
未記録容量以下である場合には、一時録画で記録済の番
組を上書き消去することなく番組記録が可能であるため
未記録容量のみを用いて番組を記録するが、番組B2の
記録容量が未記録容量を超えている場合には、未記録容
量のみではこの番組全体を記録できないため、一時録画
で記録した番組を一時録画判別情報に基づき抽出する
(S303)。
録画開始時に、この番組の記録容量分だけ未記録容量が
存在しないということは、少なくとも1つの番組が一時
録画予約により記録されていることを意味するため、S
303の処理においては一時録画の番組が少なくとも1
つは抽出される。
出された場合には、この抽出された番組の消去優先度情
報が最も優先度の高い1とされるが、例えば、図7
(a)に示す如く、一時録画として複数の番組が記録さ
れており、複数の番組が抽出された場合には各番組の視
聴状態の情報に基づき消去優先度情報が付与される(S
304)。つまり、視聴済の番組から順に高い消去優先
度情報が付与される。
同一である番組が複数ある場合には、先に録画された番
組から順に消去優先度を高めれば良い。また、消去優先
度を決定する方法としては、これに限らず、例えばEP
G等を介して入手した番組ジャンル情報に基づき番組の
消去優先度を決定し、例えば、ニュースの消去優先度を
高める一方、ドラマの消去優先度を低くしても良い。
の消去優先度情報が確定すると、この情報が保存され
(S305)、番組B2の録画が実行される。番組B2
の録画実行時には、図7(b)に示される未記録容量を
利用して番組の記録が開始されるが、その後未記録容量
が無くなると、高い消去優先度が与えられている番組D
1が記録されている領域の一部が番組記録のために使用
される。
方法によれば、一時録画予約を利用することで、より多
くの番組録画予約を行えるようにしたが、一時録画を予
約録画以外の録画に利用しても良い。つまり、既に録画
予約されている番組のために予約容量が確保されている
場合には、この予約容量の範囲内で他の番組を一時録画
できるように制御しても良い。
組を追加して通常予約したい時に、以前に通常予約した
番組について、その予約モードを通常予約から一時予約
に変更できる機能を設けてもよい。そして、このよう
に、予約モードを通常予約から一時予約に変更できるよ
うにすることで、優先度の高い番組を通常予約できるよ
うにしても良い。
る場合には、録画終了日時が不定であるため、図2のS
107や図6で示した一時録画が可能か否かの判別は行
わず、図7(a)で示した如く一時録画判別情報が記録
され、上書き消去される対象となる。
ディスクを想定して説明を行ったが、DVD−RAMや
DVD−RWといった光記録媒体等、他の記録媒体を用
いた装置にも適用でき、また、音楽情報を記録する装置
にも適用できる。
ば、番組信号の記録のために未記録状態で確保されいる
記録容量を、これよりも先に記録が完了する番組の記録
予約に割り当てることができるため、記録媒体の記録容
量が限られている場合でもより多くの番組を録画予約す
ることが可能となる。
図である。
説明するための流れ図である。
る。
説明するための図である。
説明するための流れ図である。
に保持されている番組情報を示す図である。
の上書き消去の動作を説明するための図である。
Claims (2)
- 【請求項1】番組信号の記録予約時に、前記番組信号の
記録に必要な記録容量を予約容量として記録媒体上に確
保した上で、前記番組信号の記録予約を受付ける第1の
記録予約受付モードと、 前記第1の記録予約受付モードにより番組信号の記録予
約が受付けられている状態において、他の番組信号の記
録に必要な記録容量が、前記記録媒体の記録容量から番
組信号が既に記録されている記録済容量と前記第1の記
録予約受付モードにより確保されている予約容量とを除
いた空き容量よりも大であり、且つ前記空き容量と前記
第1の記録予約受付モードにより確保されている予約容
量との合計容量以下である場合に、前記他の番組信号の
記録が前記第1の記録予約受付モードにより予約受付さ
れている番組信号の録画開始日時以前に完了することを
条件として、前記他の番組信号の記録予約を受付ける第
2の記録予約受付モードとを有することを特徴とする番
組信号記録方法。 - 【請求項2】前記第2の記録予約受付モードにより記録
予約された前記他の番組信号は、前記第1の予約受付モ
ードにより記録予約が受け付けられた番組信号の記録実
行時点で、前記未記録容量が不足することに応答して、
前記第1の予約受付モードにより記録予約された番組信
号により書き換えが行われることを特徴とする請求項1
記載の番組信号記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001375445A JP3807298B2 (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 番組記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001375445A JP3807298B2 (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 番組記録方法 |
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