JP2001101793A - 消去選択機能付録画再生装置 - Google Patents

消去選択機能付録画再生装置

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JP2001101793A
JP2001101793A JP27244499A JP27244499A JP2001101793A JP 2001101793 A JP2001101793 A JP 2001101793A JP 27244499 A JP27244499 A JP 27244499A JP 27244499 A JP27244499 A JP 27244499A JP 2001101793 A JP2001101793 A JP 2001101793A
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English (en)
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Takanobu Mikoshi
剛宣 美越
Kazuyuki Tanaka
一行 田中
Tatsuo Koga
達雄 古賀
Takayoshi Abe
孝義 阿部
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視聴する可能性の低い番組から順に消去を行
うことのできる消去選択機能付録画再生装置を提供す
る。 【解決手段】 映像信号及び音声信号から成る番組を録
画する記憶部13と、録画された複数の各番組の重要度
を記憶する重要度メモリ22と、記憶部13の空容量を
検出する容量検出部15を有し、番組の録画時において
記憶部13の空容量が不足する際に記憶部13に記憶さ
れた番組の内、重要度の低い番組から順に消去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、HDD(ハードデ
ィスク装置)を用いてデジタルテレビ放送を録画再生す
るHDDレコーダーやVTR等の録画再生装置に関し、
特に録画された番組の消去選択機能を有する録画再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビ放送等を録画再生するVT
Rは、番組が録画された磁気テープに新たな番組を上書
きすることで古い番組の消去が行われる。この方法によ
ると、複数の番組が1つの磁気テープに録画され、消去
したくない番組が含まれているている場合に、消去して
も良い番組を頭出ししてその上に新たな録画を行う必要
があり操作性が悪い問題があった。
【0003】この問題を解決するために、特開平9−9
1927号公報には録画された番組の消去を簡単に行う
ことのできるVTRが開示されている。このVTRは、
録画された複数の各番組に対応する磁気テープ上の記録
位置が記憶手段に記憶される。そして、各番組に対して
消去しても良いか否かを設定できるようになっている。
【0004】消去を行っても良い番組は、記憶手段に消
去可と設定すると直ちに消去され、磁気テープ上に空き
領域を生成する。そして、新たな録画を行う際には空き
領域を検知して録画が行われるようになっている。
【0005】また、近年実用化の研究が進められている
デジタルテレビ放送は、テレビ信号がデジタル化して配
信される。このため、低価格化及び大容量化が著しいH
DDを用いてテレビ信号を記録再生するHDDレコーダ
ーが開発されている。HDDレコーダーは大容量である
ため、1台で多数の番組録画を行うことができる。
【0006】そして、HDDはランダムアクセスが可能
であるため、多数の番組を録画しても簡単に頭出しを行
うことができる。また、HDD上に連続した空き領域が
なくても録画を行うことができる利点がある。このよう
なHDDレコーダーにおいても上記と同様に、録画され
た番組を消去しても良いか否かを設定可能にすることが
できる。その結果、消去したくない番組を残して新たな
録画ができるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記V
TRやHDDレコーダーにおいて、使用者から録画命令
が出された際に録画時間に対して空き領域が少ないと、
消去したくない番組に上書きされてしまう場合がある。
このため、使用者は予め多くの空き領域を確保しておく
ために、まだ視聴する可能性のある番組まで消去しなけ
ればならない問題がある。
【0008】また、番組の録画時に空き領域が不足した
場合に、予め消去しても良いと設定した番組の領域上に
上書きさせることも可能である。しかし、この場合にお
いてもまだ視聴する可能性のある番組まで消去しても良
いと設定しておく必要がある。その結果、新たな録画を
した際に、全く視聴する予定のない番組が残されて視聴
する可能性のある番組が消去されてしまう問題がある。
【0009】本発明は、新たな録画をした際に、全く視
聴する予定のない番組が残されて視聴する可能性のある
番組が消去されてしまう不具合を解消することのできる
消去選択機能付録画再生装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載された発明は、映像信号及び音声信号
から成る番組を録画する記憶部と、録画された複数の各
番組の重要度を記憶する重要度メモリとを備え、前記記
憶部に記憶された番組を前記重要度に応じて消去するこ
とを特徴としている。
【0011】この構成によると、記憶部に番組が録画さ
れると、該番組に対応する重要度が重要度メモリに記憶
される。記憶部内の番組の消去が行われる際に各番組の
重要度が参照され、例えば重要度の低い番組から順に消
去される。
【0012】また請求項2に記載された発明は、請求項
1に記載された消去選択機能付録画再生装置において、
前記重要度の既定値を記憶する既定値メモリを備え、前
記既定値が各番組の録画時に該番組の重要度として設定
されることを特徴としている。この構成によると、記憶
部に番組が録画された際に、該番組に対応する重要度と
して既定値メモリに記憶される既定値が使用され、重要
度メモリに記憶される。
【0013】また請求項3に記載された発明は、請求項
1または請求項2に記載された消去選択機能付録画再生
装置において、使用者により前記重要度を設定可能な入
力部を備えたことを特徴としている。この構成による
と、記憶部に既に録画された番組或は新たに録画を行う
番組の重要度が使用者により入力部から設定される。
【0014】また請求項4に記載された発明は、請求項
1〜請求項3に記載された消去選択機能付録画再生装置
において、使用者による消去命令があった際に前記記憶
部に記憶された番組の消去を前記重要度に応じて行うよ
うにしたことを特徴としている。この構成によると、使
用者により消去命令があると、記憶部に記憶された番組
の重要度が参照され、例えば所定の空容量を確保するた
めに重要度の低い番組から順に消去される。
【0015】また請求項5に記載された発明は、請求項
1〜請求項4のいずれかに記載された消去選択機能付録
画再生装置において、前記記憶部の空容量を検出する容
量検出部を有し、番組の録画時において前記記憶部の空
容量が不足する際に前記記憶部に記憶された番組の消去
を前記重要度に応じて行うことを特徴としている。
【0016】この構成によると、番組の録画を行う際に
容量検出部により空容量の検出が行われる。そして、録
画時間に対して空容量が不足する際に録画された番組の
重要度が参照され、例えば重要度の低い番組から順に消
去される。
【0017】また請求項6に記載された発明は、請求項
5に記載された消去選択機能付録画再生装置において、
新たに録画される番組の重要度よりも前記記憶部に既に
録画された各番組の重要度が大きいときに消去及び録画
を中止することを特徴としている。
【0018】この構成によると、既定値や使用者の入力
により設定される新たに録画される番組の重要度より
も、記憶部に記憶され番組の重要度の方が大きいと、新
たな録画が中止され、既に録画された各番組の消去が行
われない。
【0019】また請求項7に記載された発明は、請求項
1〜請求項6のいずれかに記載された消去選択機能付録
画再生装置において、前記記憶部に録画された番組の視
聴履歴に応じて該番組の前記重要度を可変することを特
徴としている。
【0020】また請求項8に記載された発明は、請求項
7に記載された消去選択機能付録画再生装置において、
前記視聴履歴は該番組を視聴した回数であることを特徴
としている。この構成によると、例えば、一の番組が視
聴される毎に該番組の重要度が1段階上がる。
【0021】また請求項9に記載された発明は、請求項
7に記載された消去選択機能付録画再生装置において、
前記視聴履歴は該番組を前回視聴してからの期間である
ことを特徴としている。この構成によると、例えば、一
の番組の前回の視聴日から所定期間が経過する毎に該番
組の重要度が1段階下がる。
【0022】また請求項10に記載された発明は、請求
項1〜請求項9のいずれかに記載された消去選択機能付
録画再生装置において、前記記憶部に記憶された番組を
録画した日時により前記重要度を可変することを特徴と
している。この構成によると、例えば、一の番組の録画
日から所定期間が経過する毎に該番組の重要度が1段階
下がる。
【0023】また請求項11に記載された発明は、請求
項1〜請求項10のいずれかに記載された消去選択機能
付録画再生装置において、前記重要度を可変する条件を
使用者が設定する条件設定部を設けたことを特徴として
いる。この構成によると、条件設定部により、例えば、
期間や重要度の増減量の設定を行うことができる。
【0024】また請求項12に記載された発明は、請求
項11に記載された消去選択機能付録画再生装置におい
て、前記記憶部に記憶された複数の番組の重要度が同じ
際に消去される番組を選択する条件を前記条件設定部に
より設定できるようにしたことを特徴としている。この
構成によると、消去対象となる番組の重要度が同じ際
に、例えば録画日時の古い番組が消去されるように設定
できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は一実施形態の録画再生装置の
構成を示すブロック図である。録画再生装置1はアンテ
ナ10により受信したテレビ放送を制御部14の制御に
よりチューナ11で所望のチャンネルを同調選択する。
そして、次段の復号部16により復号された後、音声信
号と映像信号は表示装置12に表示される。これによ
り、テレビ放送の視聴が行われる。
【0026】また、チューナ11で同調選択された信号
は制御部14の制御により記憶部13に取り込まれる。
これにより、テレビ放送の録画が行われる。記憶部13
に記憶された番組は制御部14の制御により復号部16
を介して再生信号が表示装置12に送られて該番組を視
聴できるようになっている。
【0027】記憶部13の空容量を検出する容量検出部
15は、制御部14により駆動されるようになってい
る。記憶部13に記憶された各番組には重要度が設定さ
れており、制御部14を介して番組毎の重要度を記憶す
る重要度メモリ22が設けられている。本実施形態では
録画された番組を視聴する可能性が低いほど重要度の数
値が低くなるようにしている。そして、重要度は1〜4
の4段階に設定できるようになっており、重要度が1〜
3の場合は消去しても良く、重要度が4の場合は消去対
象とならない。
【0028】重要度は操作キー等を有する入力部21に
より使用者が設定可能になっている。また、入力部21
からの入力により、番組の録画命令、再生命令、消去命
令等を行うことができるようになっている。更に、入力
部21からテレビ放送以外のDVD等による番組を入力
して記憶部13に記憶できるようになっている。
【0029】記憶部13に記憶された各番組は、視聴す
る毎に視聴日や視聴回数等の視聴履歴が視聴者履歴メモ
リ23に記憶されるようになっている。また、重要度を
可変する条件や、後述する重要度の既定値等を使用者が
設定する条件設定部25が設けられている。
【0030】条件設定部25により設定される条件は判
断条件メモリ24に記憶される。重要度の既定値は、判
断条件メモリ24内に設けられる既定値メモリ24aに
記憶される。また、制御部14にはタイマ26が接続さ
れ、所定の時期に割込み処理が行われるようになってい
る。
【0031】上記構成の録画再生装置において、予め、
条件設定部25により条件設定が行われる。使用者によ
り入力部21から条件設定の命令が行われると、表示装
置12には図2に示す条件設定画面が表示され、以下の
第1〜第5の条件が設定される。第1に、録画される番
組毎に付加される重要度は入力部21により録画を行う
毎に入力できるが、操作の簡略化のため入力を行わない
場合に該番組に付加される重要度の既定値を設定する。
ここでは、2が入力されている。
【0032】第2に、録画する番組の重要度(この重要
度は入力部21により入力した値または上記既定値にな
る。)よりも、記憶部13に録画されている番組の重要
度の方が大きい場合の処理を指定する。この場合、記憶
部13内の番組を消去せずに録画を中止する「録画を禁
止する」と、いずれかの番組を消去して録画を行う「録
画を禁止しない」とを選択できるようになっている。こ
こでは、「録画を禁止する」が選択されている。
【0033】第3に、「重要度変更条件」で重要度が自
動的に可変される条件を指定する。(a)の条件は番組
を最後に視聴してからの期間に応じて重要度を下げるこ
とができる。ここでは、7日毎に重要度が1づつ下がる
ように入力されている。これにより、長期間視聴しない
番組は重要度が低くなる。
【0034】(b)の条件は、2回以上視聴した番組は
1回の視聴毎に重要度を上げることができる。ここで
は、視聴毎に重要度が1づつ上がるように入力されてい
る。これにより、2回以上のよく視聴される番組は重要
度が高くなる。ここで、録画した番組は通常1回は視聴
されるので、「2回以上」としている。
【0035】(c)の条件は番組を録画してからの期間
に応じて重要度を下げることができる。これにより、録
画日時の古い番組は重要度が低くなる。ここでは、重要
度の入力値が0になっているので、(c)の条件により
重要度は可変されない。
【0036】第4に、記憶部13に録画された番組の消
去が行われる場合、その中から重要度の低い番組が消去
対象となる。この時に、同じ重要度の番組が複数あった
場合、どの番組を消去するかの選択方法を指定する。こ
の場合、重要度の低い番組の中で最も以前に録画された
番組を消去する「録画日時の古い方を消去する」と、
「使用者により選択する」を選択できる。ここでは、
「録画日時の古い方を消去する」が選択されている。
【0037】第5に、「手動消去条件」では使用者から
番組の消去命令が出された場合に、番組を消去する条件
を指定する。記憶部13に所定の空容量を確保する「空
容量をXGB確保」(Xは容量を指定する。)と、所定
の重要度より重要度が低い番組を全て消去する「重要度
がY以下を消去」(Yは重要度1〜3を指定する。)と
を選択できるようになっている。ここでは、「空容量を
2GB確保」が選択され、記憶部13に2GBの空き領
域を確保するようになっている。
【0038】次に、番組の録画時の動作について説明す
る。入力部21より録画命令が出されると、図3に示す
録画処理が行われる。まず、#101では録画命令と同
時に入力部21から録画する番組の重要度が入力された
かどうかが判断される。入力された場合は、入力値が該
番組の重要度としてRAM(不図示)に一時記憶され
る。入力されていない場合は、#102で既定値メモリ
24aから既定値が呼び出され、重要度としてRAMに
一時記憶される。
【0039】#103では容量検出部15により記憶部
13の空容量が検出される。#104では、新たに録画
する番組の録画時間が、検出された空容量では不足する
かどうかがが判断される。記憶部13に充分な空容量が
あり、録画可能な場合は#113へ移行して録画が行わ
れる。空容量が不足する場合は、記憶部13に録画され
た番組を消去するため、#105で、記憶部13に既に
録画された番組の重要度と新たに録画する番組の重要度
とが比較される。
【0040】#106では、記憶部13に録画された番
組の重要度が新たに録画する番組の重要度より大きいか
どうかが判断される。新たに録画する番組の重要度と同
一または低い重要度の番組を消去すれば録画できるだけ
の空容量を確保できる場合は、その番組が消去対象とな
り、#108に移行する。
【0041】録画予定の番組の重要度より記憶部13に
録画された全ての番組の重要度が大きい場合や、録画予
定の番組の重要度と同一または低い重要度の番組を消去
するだけでは録画するのに充分な空容量が確保できない
場合は、#107に移行する。#107では、前述の図
2に示す条件設定画面における第2の条件で「録画を禁
止する」が選択されているかどうかが判断される。
【0042】「録画を禁止する」が選択されている場合
は、録画が中止され、記憶部13に録画された番組の消
去が行われず終了する。「録画を禁止しない」が選択さ
れている場合は、新たに録画する番組より重要度の大き
い番組も消去対象となる。
【0043】#108では、重要度が最も大きな消去対
象の番組の中で重要度が同一の番組があるかどうかが判
断される。重要度が同一の番組が無い場合は、#112
に移行して消去対象の番組が全て消去される。重要度が
同一の番組がある場合は、消去対象の番組を全て消去し
なくても録画可能な場合があるので、#109で前述の
図2に示す条件設定画面における第4の条件で「使用者
が選択する」が選択されているかどうかが判断される。
【0044】「使用者が選択する」が選択されている場
合は、#110で消去対象の番組の一覧が表示装置12
に表示され、使用者によって消去する番組が選択され
る。「使用者が選択する」が選択されていない場合は、
#111で消去対象の番組の録画日時が比較され、録画
日時の古い番組が消去する番組として選択される。
【0045】そして、#112で選択された番組が記録
部13から消去されて空容量が確保され、#113で記
憶部13に録画が行われる。録画が終了すると、#11
4で該番組の録画日時が視聴履歴メモリ23に記憶さ
れ、一時記憶されていた重要度が重要度メモリ22に記
憶される。
【0046】次に、番組の消去時の動作について説明す
る。入力部21より消去命令が出されると、図4に示す
消去処理が行われる。まず、#201では消去命令と同
時に入力部21から消去する番組が指定されたかどうか
が判断される。指定された場合は#210に移行して該
番組の消去が行われる。
【0047】指定されない場合は、#202で前述の図
2に示す条件設定画面における第5の条件で「容量をX
GB確保」が選択されているかどうかが判断される。
「容量をXGB確保」が選択されていない場合は、#2
10に移行して第5の条件で指定される重要度以下の番
組が消去される。
【0048】「容量をXGB確保」が選択されている場
合は、#203で容量検出部15により記憶部13の空
容量が検出される。#204では、第5の条件で入力さ
れた必要な空容量が、検出された空容量より多いかどう
かが判断される。充分な空容量がある場合は消去を行わ
ず終了する。空容量が不足する場合は、#205で、記
憶部13に録画された各番組の重要度が比較される。そ
して、重要度の低い番組から順に消去対象として抽出さ
れる。
【0049】#206では、重要度が最も大きな消去対
象の番組の中で重要度が同一の番組があるかどうかが判
断される。重要度が同一の番組が無い場合は、#210
に移行して消去対象の番組が全て消去される。重要度が
同一の番組がある場合は、消去対象の番組を全て消去し
なくても録画可能な場合があるので、#207で前述の
図2に示す条件設定画面における第4の条件で「使用者
が選択する」が選択されているかどうかが判断される。
【0050】「使用者が選択する」が選択されている場
合は、#208で消去対象の番組の一覧が表示装置12
に表示され、使用者によって消去する番組が選択され
る。「使用者が選択する」が選択されていない場合は、
#209で消去対象の番組の録画日時が比較され、録画
日時の古い番組が消去する番組として選択される。そし
て、#210で選択された番組が記録部13から消去さ
れて所定の空容量が確保される。
【0051】次に、番組の視聴時の動作について説明す
る。入力部21より再生命令が出されると、図5に示す
再生処理が行われる。まず、#301で記憶部13に録
画された番組の一覧が表示装置12に表示され、使用者
の入力部21の操作によって視聴する番組が指定され
る。
【0052】#302では、指定された番組の重要度が
3または4であるかが判断される。重要度が3または4
の場合は#305に移行して指定された番組が再生され
る。重要度が1または2の場合は、#303で、視聴履
歴メモリ23から該番組の視聴回数が呼び出され、視聴
回数が今回で2回目以上かどうかが判断される。
【0053】視聴回数が1回目の時は#305に移行し
て指定された番組が再生される。視聴回数が今回で2回
目以上の時は、前述の図2に示す条件設定画面における
重要度変更条件の(b)の条件から、指定された値だけ
重要度を上げる。ここで、重要度の最大値は3を超えな
い範囲で上げられる。この時指定された値が0の場合は
重要度はそのまま維持される。
【0054】そして、#305で指定された番組が再生
されて視聴が行われる。視聴が終了すると視聴日と今回
の視聴を含めた視聴回数が視聴履歴メモリ23に記憶さ
れ、重要度が重要度メモリ22に記憶される。
【0055】また、前述の図2に示す条件設定画面にお
ける重要度変更条件の(a)、(c)の各条件から、各
番組の記憶部13に録画した日、及び各番組の最後の視
聴日から、タイマ26により所定の日数が経過したこと
検知すると図6に示すタイマ割込み処理が行われる。
【0056】図6において、#401では所定の日数が
経過した番組の重要度が1又は4かどうかが判断され、
重要度が1又は4の場合は終了する。重要度が2又は3
の場合は、#402で重要度変更条件で指定した値だけ
重要度が下げられる。ここで重要度の最小値は1より小
さくならないように下げられる。そして、#403で重
要度メモリ22に該番組の重要度が記憶される。
【0057】次に、前述の図2に示した設定条件による
重要度の変化を図7〜図12を参照して具体的に説明す
る。説明をわかりやすくするため、記憶部13は4時間
の録画を可能とし、録画される番組は各1時間とする。
まず、図7に示すように、記憶部13には番組A、B、
Cが録画されている。1時間分は空き領域になってい
る。重要度メモリ22には番組Aが重要度1、番組Bが
重要度4、番組Cが重要度3で夫々記憶されている。こ
れにより、番組Bは消去されない。
【0058】入力部21より番組Dの録画命令が出され
ると、図8に示すように空き領域に番組Dが録画され、
既定値より重要度は2に設定される。次に、入力部21
より番組Eの録画命令が出されると、記憶部13の空容
量がチェックされる。そして、図9に示すように重要度
の最も低い番組Aが消去され、空き領域に番組Eが重要
度2で録画される。
【0059】次に、入力部21より番組Fの録画命令が
出され、番組Fの重要度を1と入力すると、上記第2の
条件により録画が禁止され、図9の状態が維持される。
次に、入力部21より番組Gの録画命令が出されると、
重要度の最も低い番組D、Eが消去対象となる。そし
て、図10に示すように、上記第4の条件により録画日
時の古い番組Dが消去され、空き領域に番組Gが重要度
2で録画される。
【0060】次に、番組Eを録画してから1度も視聴せ
ずに7日が経過すると、図11に示すように、上記第3
の条件の(a)の条件により番組Eの重要度が1にな
る。その後、番組Eを2回視聴すると上記重要度変更条
件の(b)の条件により番組Eの重要度が2になり、更
に1回視聴すると図12に示すように番組Eの重要度が
3になる。
【0061】本実施形態において、録画再生装置1はチ
ューナ11及び表示装置12を含んでいるが、これらを
別に設け、前述の図1に示す符号1’で示す範囲を録画
再生装置としても良い。
【0062】
【発明の効果】本発明によると、新たな番組の録画時や
使用者により消去命令があった場合に、使用者にとって
重要度の低い番組から順に消去することができる。これ
により、全く視聴する予定のない番組等が消去されて、
視聴する可能性の高い番組が消去されずに記憶部に残さ
れ、記憶部の空き領域を有効に使用することができる。
【0063】また本発明によると、重要度の既定値を記
憶する既定値メモリを備えるので、録画毎に重要度を入
力する必要がなく、操作性を向上させることができる。
【0064】また本発明によると、重要度を設定可能な
入力部を備えるので、番組に応じて所望の重要度に変更
することが可能になる。
【0065】また本発明によると、記憶部の空容量を検
出する容量検出部を有し、番組録画時に空容量が不足す
る際に消去を行うので、使用者は空容量を気にすること
なく録画を行うことができ、記憶部の空き領域を有効に
利用できる。
【0066】また本発明によると、新たに録画される番
組の重要度よりも記憶部に既に録画された各番組の重要
度が大きいときに消去及び録画を中止されるので、重要
度の高い番組が使用者の意に反して消去されることを防
止することができる。
【0067】また本発明によると、記憶部に録画された
番組を最後に視聴してからの期間や視聴回数等の視聴履
歴や、録画日時に応じて重要度が可変されるので、例え
ば長期間視聴しない番組、あまり視聴しない番組、古い
番組の重要度が低くなるように可変できる。従って、記
憶部には最近視聴又は録画した番組や、よく視聴する番
組等を保存しておくことができる。
【0068】また本発明によると、重要度を可変する条
件を使用者が設定する条件設定部を有するので、所望の
重要度に変更することができ、記憶部にできるだけ残し
ておきたい番組を必要に応じて変更することができる。
【0069】また本発明によると、記憶部に記憶された
複数の番組の重要度が同じ際に消去される番組を選択で
きるので、無駄な消去を行うことなく必要な記憶部の空
容量を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の消去選択機能付録画
再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施形態の消去選択機能付録画
再生装置の条件設定画面を示す図である。
【図3】 本発明の実施形態の消去選択機能付録画
再生装置の録画処理を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の実施形態の消去選択機能付録画
再生装置の消去処理を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の実施形態の消去選択機能付録画
再生装置の再生処理を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の実施形態の消去選択機能付録画
再生装置のタイマ割込み処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】 本発明の実施形態の消去選択機能付録画
再生装置の録画された番組の重要度の変化を説明する図
である。
【図8】 本発明の実施形態の消去選択機能付録画
再生装置の録画された番組の重要度の変化を説明する図
である。
【図9】 本発明の実施形態の消去選択機能付録画
再生装置の録画された番組の重要度の変化を説明する図
である。
【図10】 本発明の実施形態の消去選択機能付録画
再生装置の録画された番組の重要度の変化を説明する図
である。
【図11】 本発明の実施形態の消去選択機能付録画
再生装置の録画された番組の重要度の変化を説明する図
である。
【図12】 本発明の実施形態の消去選択機能付録画
再生装置の録画された番組の重要度の変化を説明する図
である。
【符号の説明】
1 録画再生装置 10 アンテナ 11 チューナ 12 表示装置 13 記憶部 14 制御部 15 容量検出部 21 入力部 22 重要度メモリ 23 視聴履歴メモリ 24 判断条件メモリ 24a 既定値メモリ 25 条件設定部 26 タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古賀 達雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 阿部 孝義 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5C018 HA08 5C053 FA21 FA23 GB06 HA29 JA30 KA05 KA24 5D044 AB05 AB07 BC01 CC03 CC04 DE48 GK12

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号及び音声信号から成る番組を録
    画する記憶部と、録画された複数の各番組の重要度を記
    憶する重要度メモリとを備え、前記記憶部に記憶された
    番組を前記重要度に応じて消去することを特徴とする消
    去選択機能付録画再生装置。
  2. 【請求項2】 前記重要度の既定値を記憶する既定値メ
    モリを備え、前記既定値が各番組の録画時に該番組の重
    要度として設定されることを特徴とする請求項1に記載
    の消去選択機能付録画再生装置。
  3. 【請求項3】 使用者により前記重要度を設定可能な入
    力部を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の消去選択機能付録画再生装置。
  4. 【請求項4】 使用者による消去命令があった際に前記
    記憶部に記憶された番組の消去を前記重要度に応じて行
    うようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項3のい
    ずれかに記載の消去選択機能付録画再生装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶部の空容量を検出する容量検出
    部を有し、番組の録画時において前記記憶部の空容量が
    不足する際に前記記憶部に記憶された番組の消去を前記
    重要度に応じて行うことを特徴とする請求項1〜請求項
    4のいずれかに記載の消去選択機能付録画再生装置。
  6. 【請求項6】 新たに録画される番組の重要度よりも前
    記記憶部に既に録画された各番組の重要度が大きいとき
    に消去及び録画を中止することを特徴とする請求項5に
    記載の消去選択機能付録画再生装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶部に録画された番組の視聴履歴
    に応じて該番組の前記重要度を可変することを特徴とす
    る請求項1〜請求項6のいずれかに記載の消去選択機能
    付録画再生装置。
  8. 【請求項8】 前記視聴履歴は該番組を視聴した回数で
    あることを特徴とする請求項7に記載の消去選択機能付
    録画再生装置。
  9. 【請求項9】 前記視聴履歴は該番組を前回視聴してか
    らの期間であることを特徴とする請求項7に記載の消去
    選択機能付録画再生装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶部に録画された番組を録画し
    た日時により前記重要度を可変することを特徴とする請
    求項1〜請求項9のいずれかに記載の消去選択機能付録
    画再生装置。
  11. 【請求項11】 前記重要度を可変する条件を使用者が
    設定する条件設定部を設けたことを特徴とする請求項1
    〜請求項10のいずれかに記載の消去選択機能付録画再
    生装置。
  12. 【請求項12】 前記記憶部に記憶された複数の番組の
    重要度が同じ際に消去される番組を選択する条件を前記
    条件設定部により設定できるようにしたことを特徴とす
    る請求項11に記載の消去選択機能付録画再生装置。
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